ワゴンの快適性や利便性と、SUVの走破性を持ち合わせたアウトバック。レガシィファミリーの一員として世に送り出されて20年近く経とうとしているが、惜しまれつつ2025年3月に生産終了の予定。そこで今回は、早くからクロスオーバーモデルとして活躍したアウトバックの歴史を振り返ってみよう。 【画像ギャラリー】名車アウトバックの歩みに刮目!(18枚) 文/木内一行、写真/スバル 「アウトバックの基礎を作ったクロスオーバーモデル」 BG/BH レガシィに初めてクロスオーバーモデルが投入されたのは、2代目(BG)の時。北米で「アウトバック」の名で先行して発売されていたが、日本では1995年8月に「グランドワゴン」の名でデビューした。 そのグランドワゴンの特徴は、なんといってもステーションワゴンでは例のないロードクリアランスから生まれる高い悪路走破性と、ツーリングワゴン譲りのスポーティかつ安定した走り。