見積や販売オーダのプロダクトバリアント¶

見積や販売オーダでプロダクトバリアントを使用する方法を詳しく説明する前に、Odooの プロダクトバリアント について学ぶことをお勧めします。

プロダクトバリアントの基本に慣れたら、次は、プロダクトコンフィギュレータ や*オーダグリッド入力* を使って、見積や販売オーダにプロダクトバリアントを追加する方法について説明します。

管理設定¶

プロダクトバリアントを扱う場合、Odooはデフォルトでプロダクトコンフィギュレータを使用します。バリアントグリッド入力オプションを追加するには、Odoo 販売 アプリケーションでその機能を有効にする 必要があります。バリアントグリッド入力オプションは見積/販売オーダ上にポップアップウィンドウを表示し、バリアント選択プロセスを簡素化します。

この設定を有効にするには、 販売アプリ ‣ 設定 ‣ 管理設定 に進み、 プロダクトカタログ セクションまでスクロールします。そして バリアントグリッド入力 オプションの隣にあるボックスにチェックを入れ、 保存 をクリックします。

プロダクト設定¶

一旦 バリアントグリッド入力 設定が有効になると、両方のオプション (プロダクトコンフィギュレータ と オーダグリッド入力) が全てのプロダクトフォームで利用可能になります。

プロダクトコンフィギュレータまたはバリアントグリッド入力のいずれかを使用するようにプロダクトフォームを設定するには、まず 販売アプリ ‣ プロダクト ‣ プロダクト に移動し、データベース内の全てのプロダクトを表示します。

次に、設定したいプロダクトを選択するか、新規 をクリックして、ゼロから新しいプロダクトを作成します。プロダクトフォーム内で、属性 バリアント タブをクリックします。そこでプロダクトバリアントを表示し、変更し、追加することができます。

属性 タブの一番下に、 販売バリアント選択 セクションがあり、 プロダクトコンフィギュレータ と オーダグリッド入力 の2つのオプションがあります。

これらのオプションにより、見積や販売オーダにプロダクトのバリエーションを追加する際に使用される方法が決定されます。

プロダクトコンフィギュレータ は、見積書に追加された特定のプロダクトについて、利用可能なプロダクトバリアントを全て表示するポップアップウィンドウを提供します。ただし、一度に選択/追加できるのは1つのバリアントのみです。

オーダグリッド項目 の情報は、表レイアウトの :guilabel:`プロダクトコンフィギュレータ`と同じ内容であるため、ユーザーは単一の画面でより多くのユニークな詳細オプション項目を選択して見積書/オーダに追加することができます。

プロダクトコンフィギュレータ¶

プロダクトコンフィギュレータ機能は、(少なくとも2つの)バリアントを持つプロダクトが見積や販売オーダに追加されるとすぐに、設定 ポップアップウィンドウとして表示されますが、そのプロダクトフォームで プロダクトコンフィギュレータ オプションが選択されている場合に のみ 表示されます。

プロダクトコンフィギュレータ オプションにより、販売担当者はオンラインショッピングのような形式で、見積や販売オーダに追加するプロダクトバリエーションを正確に選択することができます。

オーダグリット入力¶

オーダーグリッド入力機能は、(少なくとも2つの)バリアントを持つプロダクトが見積または販売オーダに追加されるとすぐに、プロダクトバリアントを選択 ポップアップウィンドウとして表示されますが、そのプロダクトフォームで オーダグリッド入力 オプションが選択されている場合に のみ 表示されます。

プロダクトバリアントを選択する ポップアップウィンドウには、特定のプロダクトのバリアントオプションが全て表示されます。このポップアップウィンドウから、販売担当者は見積/販売オーダに一度に追加したいバリアントの数を指定することができます。

希望する数量とバリエーションが全て選択されたら、販売担当者は 確認 をクリックするだけで、それらのオーダは即座に オーダ明細 タブの見積/販売オーダに追加されます。