トレーナーヒル

トレーナーヒルは、ポケットモンスター エメラルドにおいて、111ばんどうろにある施設。

概要

途中の階にいるトレーナーを倒したり、トラップを回避しながら、できるだけ速く最上階を目指す施設。内部にはポケモンセンターとフレンドリィショップの施設を備える。

システム

基本的なシステムはファイアレッド・リーフグリーンのトレーナータワーと同様。

• 同フロアのトレーナーに個別に話しかければシングルバトルになるが、同時に見つかるとタッグバトルになる。
• 1人のトレーナーは3匹のポケモンを使用する。トレーナーの持つポケモンのレベルはこちらのポケモンの最高レベルに合わせられる。
• トレーナーを倒しても経験値や賞金は得られない。
• バトルフロンティアなどと異なり、アイテムも使用できるが、消費したアイテムはポケモンのもちもの、手持ちにかかわらず復活しない。
• 最上階まで行くと、賞品が貰える。
• ネコにこばんを使ってもお金は得られない。
• トレーナータワーと異なり、ものひろいは発動しない。
• 相手のポケモンからもちものを奪うことはできないが、はたきおとすことは可能。
• スケッチは有効で、戦闘後に技が残る。
• トレーナータワーと異なり、にげるによるギブアップは可能。

カードe+との連携

ポケモンバトルカードe+ エメラルドを読み込ませることで、途中のフロアやトレーナーを追加・変更することができる（一度でも読み込ませると、初期状態には戻せなくなる）。2枚のカードが1フロアに対応し、1フロアに2人のトレーナーが出現、読み込ませたカード枚数が奇数の場合、最後のフロアに補欠としてトレーナーが追加される。さらに、奇数番目に読み込ませたカードによって地形が変化し、ものによっては複雑なパズルマップになる。上限である8枚のカードを読み込ませると、その組み合わせに応じてクリア賞品が手に入る。トレーナータワーと異なり、カードを再読み込みさせなくても何度でも賞品を受け取れる。

同じカードでも読み込ませたのが奇数番目か偶数番目かによってトレーナーの使用するポケモンが変化する。また、地形によっては必然的にタッグバトルを強制される場合もある。

北米版ではカードe+に対応していないため、4種のタワーの中から1つ選び、挑戦する形式。日本版と同じく、何度でも賞品を受け取れる。

商品

出現トレーナー

トレーナーヒルのトレーナー一覧を参照。

北米版

北米版ではカードe+に対応していないため、4種のタワーの中から1つ選び、挑戦する形式。いずれもポケモンバトルカードe+を読み込ませることで日本版でも再現できる。

賞品

日本版ではカードe+の組み合わせによって、12分未満の場合にふしぎなアメ、ゴージャスボール、げんきのかたまり、ピーピーリカバー、ピーピーエイダー、わざマシン05(ほえる)、わざマシン06(どくどく)、わざマシン11(にほんばれ)、わざマシン19(ギガドレイン)、わざマシン26(じしん)、わざマシン31(かわらわり)、わざマシン36(ヘドロばくだん)、わざマシン41(いちゃもん)、わざマシン45(メロメロ)、わざマシン48(スキルスワップ)のいずれかがもらえる。

備考

• No.55のカードの地形にはハマりがある。トレーナーと戦った後に別のフロアに移動してから戻ってくると、トレーナーの位置が初期化されてしまうので滑る床から脱出不可能なエリアに侵入できてしまう。仮にセーブしてしまった場合でも、カードを読み込ませて地形を更新すれば強制的に外に出されるので致命的なハマりにはならないが、データ変更不可能な海外版においてはこの地形が出現しないようにトレーナーの順番が調整されている。

各言語版での名称

関連項目

• ポケモンバトルカードe+ エメラルド
• トレーナータワー