M1カービン(英語: M1 Carbine)は、1941年にアメリカで開発された自動小銃。拳銃よりも射程や威力に優れた補助火器として、後方要員をはじめとする歩兵銃を携行しない兵士に対して配備された。 600万丁以上が製造され、第二次世界大戦から朝鮮戦争、ベトナム戦争頃までアメリカ軍で使用されたほか、友好国の軍隊に向けて多数が輸出された。また、1960年代頃からは警察用・民生用ライフルとしても普及した。 M2カービンはM1カービンにセミオートとフルオートのセレクティブ・ファイア機能を備えたモデル、M3カービンはM2カービンに夜間暗視装置を装着可能にしたモデルである。