Su-9(スホーイ9、スホイ9;ロシア語:Су-9スー・ヂェーヴャチ)は、ソ連のスホーイ設計局で開発された迎撃戦闘機(Истребитель-перехватчик)である。1960年代にソ連の防空軍の主力機として使用された。 高高度で領空に侵入してくる偵察機・の迎撃を主要任務とした。当時のソ連では、最速のそして最も高い高度を飛行できる最高性能の戦闘機であった。運用現場では、その主翼の形状から「三角帽」、「バラライカ」と渾名された。U-2撃墜事件の際に迎撃に上がった機体として話題にのぼることも多い。北大西洋条約機構(NATO)では、識別のためSu-9に対し「フィッシュポット」(Fishpot)というNATOコードネームを割り当てた。