異常性欲(いじょうせいよく、英: abnormal sexuality、hypersexuality)は、性欲に量的または質的な異常があることをいう。 正常性欲とは相互に納得した上で、心身に傷害を残さず性的興奮を伴う性交を目標としたものとされる。ただし、性に関する正常・異常の判断は社会的および文化的背景によって異なり、また、個人差も大きいとされる。精神病理学者の小田晋は異常性欲の対概念としての正常性欲を「成熟した男女が人間的出会いをし、相手の肉体・精神の両面を愛すること」と定義している。