正税(しょうぜい)または大税(たいぜい)とは、日本の律令制の下において令制国国衙の正倉に蓄えられた稲穀・穎稲(えいとう)を指す。734年に統合などに伴い正式名となった。 毎年の田租および出挙による利息分(利稲)から構成されている。特にそのうちの出挙本稲(元本部分)の部分のみを限定して指す場合もある。