この項では日本統治時代の朝鮮における競馬について概説する。現代の韓国の競馬については別項韓国の競馬を参照のこと。 日本人は台湾、樺太、関東州、満州国など太平洋戦争以前に統治下に置いた各地に複数の競馬場を設けたが、1910年(明治43年)に併合した朝鮮では1922年(大正12年)馬券発売を伴う公認競馬が京城(現在のソウル)にて開始されている。朝鮮の公認競馬場は1941年(昭和16年)には9か所になるが、1945年(昭和20年)の日本の敗戦によって日本人による競馬はすべて終了する。