堀氏(ほりし)は、武家・華族だった日本の氏族の一つ。諸姓に属する堀氏があるが、藤原氏利仁流と称し美濃国に出自を持つ堀氏が最も栄えた。同家の堀秀政は織田信長、豊臣秀吉に仕えて台頭し、1585年には越前国北ノ庄18万石を与えられた。その子秀治は1598年に越後国春日山30万石に転封したが、その子忠俊の代の1610年に徳川氏により改易された。一方秀治の弟堀親良の系統は小大名信濃飯田藩主として続き、維新後華族の子爵家に列した。