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各務原鉄道K1-BE形電車(かがみはらてつどうK1-BEがたでんしゃ)は、現在の名鉄各務原線を敷設・運営した各務原鉄道が、同社路線の開業に際して1925年(大正14年)に導入した電車(制御電動車)である。形式称号はKB1形およびKB形とも呼称された。 形式称号の「K1-BE」「KB1」は、Kが「各務原 (Kagamihara) 」を、Bが「2軸ボギー構造 (Boogie) 」を、Eが「イングリッシュ・エレクトリック (English Electric) 製の電装品を搭載した車両」をそれぞれ意味し、各務原鉄道の親会社である美濃電気軌道(美濃電)の保有車両における形式称号付与基準に類似したものである。 当時の美濃電における最新型車両であったBD505形(後の名鉄モ520形)に類似した、前面を丸妻5枚窓構造とした木造車体を備えるが、主要機器についてはBD505形が直接制御車であったのに対して、K1-BE形は総括制御に対応した電動カム軸式の間接自動制御器を採用するなど、製造当時における最新仕様を取り入れた車両として設計された。1925年(大正14年)3月にK1-BE形1 - 8の8両が落成し、製造はいずれも日本車輌製造本店が担当した。

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  • 各務原鉄道K1-BE形電車(かがみはらてつどうK1-BEがたでんしゃ)は、現在の名鉄各務原線を敷設・運営した各務原鉄道が、同社路線の開業に際して1925年(大正14年)に導入した電車(制御電動車)である。形式称号はKB1形およびKB形とも呼称された。 形式称号の「K1-BE」「KB1」は、Kが「各務原 (Kagamihara) 」を、Bが「2軸ボギー構造 (Boogie) 」を、Eが「イングリッシュ・エレクトリック (English Electric) 製の電装品を搭載した車両」をそれぞれ意味し、各務原鉄道の親会社である美濃電気軌道(美濃電)の保有車両における形式称号付与基準に類似したものである。 当時の美濃電における最新型車両であったBD505形(後の名鉄モ520形)に類似した、前面を丸妻5枚窓構造とした木造車体を備えるが、主要機器についてはBD505形が直接制御車であったのに対して、K1-BE形は総括制御に対応した電動カム軸式の間接自動制御器を採用するなど、製造当時における最新仕様を取り入れた車両として設計された。1925年(大正14年)3月にK1-BE形1 - 8の8両が落成し、製造はいずれも日本車輌製造本店が担当した。 K1-BE形(以下「本形式」)は、後年の各務原鉄道の現・名古屋鉄道(名鉄)の母体事業者である名岐鉄道への吸収合併に伴う車籍継承および形式称号改訂を経て、1965年(昭和40年)まで在籍した。 (ja)
  • 各務原鉄道K1-BE形電車(かがみはらてつどうK1-BEがたでんしゃ)は、現在の名鉄各務原線を敷設・運営した各務原鉄道が、同社路線の開業に際して1925年(大正14年)に導入した電車(制御電動車)である。形式称号はKB1形およびKB形とも呼称された。 形式称号の「K1-BE」「KB1」は、Kが「各務原 (Kagamihara) 」を、Bが「2軸ボギー構造 (Boogie) 」を、Eが「イングリッシュ・エレクトリック (English Electric) 製の電装品を搭載した車両」をそれぞれ意味し、各務原鉄道の親会社である美濃電気軌道(美濃電)の保有車両における形式称号付与基準に類似したものである。 当時の美濃電における最新型車両であったBD505形(後の名鉄モ520形)に類似した、前面を丸妻5枚窓構造とした木造車体を備えるが、主要機器についてはBD505形が直接制御車であったのに対して、K1-BE形は総括制御に対応した電動カム軸式の間接自動制御器を採用するなど、製造当時における最新仕様を取り入れた車両として設計された。1925年(大正14年)3月にK1-BE形1 - 8の8両が落成し、製造はいずれも日本車輌製造本店が担当した。 K1-BE形(以下「本形式」)は、後年の各務原鉄道の現・名古屋鉄道(名鉄)の母体事業者である名岐鉄道への吸収合併に伴う車籍継承および形式称号改訂を経て、1965年(昭和40年)まで在籍した。 (ja)
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  • 各務原鉄道K1-BE形電車(かがみはらてつどうK1-BEがたでんしゃ)は、現在の名鉄各務原線を敷設・運営した各務原鉄道が、同社路線の開業に際して1925年(大正14年)に導入した電車(制御電動車)である。形式称号はKB1形およびKB形とも呼称された。 形式称号の「K1-BE」「KB1」は、Kが「各務原 (Kagamihara) 」を、Bが「2軸ボギー構造 (Boogie) 」を、Eが「イングリッシュ・エレクトリック (English Electric) 製の電装品を搭載した車両」をそれぞれ意味し、各務原鉄道の親会社である美濃電気軌道(美濃電)の保有車両における形式称号付与基準に類似したものである。 当時の美濃電における最新型車両であったBD505形(後の名鉄モ520形)に類似した、前面を丸妻5枚窓構造とした木造車体を備えるが、主要機器についてはBD505形が直接制御車であったのに対して、K1-BE形は総括制御に対応した電動カム軸式の間接自動制御器を採用するなど、製造当時における最新仕様を取り入れた車両として設計された。1925年(大正14年)3月にK1-BE形1 - 8の8両が落成し、製造はいずれも日本車輌製造本店が担当した。 (ja)
  • 各務原鉄道K1-BE形電車(かがみはらてつどうK1-BEがたでんしゃ)は、現在の名鉄各務原線を敷設・運営した各務原鉄道が、同社路線の開業に際して1925年(大正14年)に導入した電車(制御電動車)である。形式称号はKB1形およびKB形とも呼称された。 形式称号の「K1-BE」「KB1」は、Kが「各務原 (Kagamihara) 」を、Bが「2軸ボギー構造 (Boogie) 」を、Eが「イングリッシュ・エレクトリック (English Electric) 製の電装品を搭載した車両」をそれぞれ意味し、各務原鉄道の親会社である美濃電気軌道(美濃電)の保有車両における形式称号付与基準に類似したものである。 当時の美濃電における最新型車両であったBD505形(後の名鉄モ520形)に類似した、前面を丸妻5枚窓構造とした木造車体を備えるが、主要機器についてはBD505形が直接制御車であったのに対して、K1-BE形は総括制御に対応した電動カム軸式の間接自動制御器を採用するなど、製造当時における最新仕様を取り入れた車両として設計された。1925年(大正14年)3月にK1-BE形1 - 8の8両が落成し、製造はいずれも日本車輌製造本店が担当した。 (ja)
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  • 各務原鉄道K1-BE形電車 (ja)
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  • 各務原鉄道K1-BE形電車名鉄モ450形電車 (ja)
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