初陣(ういじん)は日本における武士階級の子弟が初めて戦闘行為に参加することをいう。 初陣の年齢は個人差があるが多くの場合、元服前後の10代前半が多く、親は子供の将来の安寧を願い必ず勝てる戦いに参加させる傾向があった。例外的に遅い例としては毛利元就の20歳、長宗我部元親の22歳などがある。 現代では転じて、武士以外の軍人・兵士などが初めて戦闘に参加することや、選手やチームが初めて挑むスポーツなどの試合・競技、未経験の事柄に臨むこと全般を指して使われることもある。