処方箋(しょほうせん、英・仏: prescription, 独: Rezept)とは、診療所や病院などの医療機関にて診察を受け、医師、歯科医師、獣医師が医薬品を処方するために、薬の種類とその服用量、投与方法などが記載された薬剤師が調剤に用いる文書である。一般に、処方箋医薬品はこの処方箋がなければ入手することはできない。 「箋」の字は、2010年に常用漢字となった。そのため、改定前の法令では処方せんと表記されるが、常用漢字になって10年以上が経った現在でも、多くの薬局には「処方せん受付窓口」などの表記がある。