中選挙区制(ちゅうせんきょくせい)とは、大選挙区制のうち、1つの選挙区につき、おおむね3名から5名を選出する制度に対する日本独自の呼称である。有権者が一名の候補に単記で投票し、得票数順に当選者が決まる単記非移譲式が用いられる。第二次世界大戦以前、および戦後の衆議院選挙に用いられたが、1994年に政治改革四法が成立したことに伴い小選挙区比例代表並立制が導入されたため廃止された。