アーニー・ラッド(Ernie Ladd、本名:Ernest L. Ladd、1938年11月28日 - 2007年3月10日)は、アメリカ合衆国のアメリカンフットボール選手、プロレスラー。ルイジアナ州レイビル出身のアフリカ系アメリカ人。ニックネームは "The Big Cat" 。日本では、その長い手足から「黒い毒グモ」と呼ばれた。 ワフー・マクダニエルなどと同じく、アメリカンフットボールのオフシーズンにプロレスのリングに上がるようになり、後に本格的にプロレスラーに転向。超大型の黒人レスラーとして、NWA、AWA、WWWF、WWA、NWFなど、全米の主要テリトリーで活躍した。 ストリートファイトの強さでも知られ、レスリングの強豪だったブリスコ兄弟(ジャック・ブリスコ&ジェリー・ブリスコ)と私闘を起こし、2人まとめて叩きのめしたなどの逸話を残している。