WO2004045409A1

WO2004045409A1 - ランセットおよび穿刺装置

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Publication number: WO2004045409A1
Application number: PCT/JP2003/014398
Authority: WO
Inventors: Tetsuya Sakata
Original assignee: Arkray, Inc.
Priority date: 2002-11-15
Filing date: 2003-11-12
Publication date: 2004-06-03
Also published as: US20060058827A1; CN100360086C; AU2003280756A1; CN1711050A; JP4423473B2; JPWO2004045409A1; CN101152089A; EP1561421A4; EP1561421A1; CN101152089B

Abstract

　本発明は、穿刺要素(１)を有する第１部材(２)と、穿刺要素(１)の先端部(１ａ)を収容する第２部材(３)と、が相対移動可能に構成されたランセット(Ａ１)に関する。このランセット(Ａ１)は、第１および第２部材(２,３)を互いに近接させる方向に所定以上の負荷入力があったときに、第２部材(３)に対して第１部材(２)を相対的に近接させ、第２部材(３)から穿刺要素(１)の先端部(１ａ)が突出した状態とできる。その一方で、第２部材(３)から第１部材(２)を相対的に離間させることによって、穿刺要素(１)の先端部(１ａ)を第２部材(３)から突出させることなく第２部材(３)に収容した状態とできる。

Description

明細書ランセ.ットおよび穿刺装置技術分野

本発明は、 ίお夜に含まれる »知物質の濃度を測定する際などに、皮膚からの術夜採取を行うための技術に関する。背景謹

ランセットとしては、本願の図 18に示すように、針 101およぴネジ部 104を有するランセット本体 100に対して、キヤップ 110が図中の矢印 Ν 1 , Ν 2方向に相対動可能に装着されたものがある（たとえば日本国特開 8- 597号公報参照)。

キヤップ 110は、針 101の tBfe部 101 aを収納できるように中空状に形成されている。このキャップ 110は、覆い部材 111、および覆い部材 111に対して一体成形された針3¾呆護へッド 113を有している。覆いき附 111と針呆護へッド 113との間には、くびれ部 114が形成されており、覆い部材 111から針¾：護へッド 113を取り外し、針 101の針先部 101 aを突出させることができるように構成されてヽる。覆レヽ咅附 111の内面には、ランセット本体 100の係合部 105と係合するネジ係合突起 112が形成されている。したがって、ランセット本体 100に対して覆い部材 111を回転させることにより、ランセット本体 100に対して覆い部材 111が図中の矢印 N l， N 2方向に進退し、針先部 101 aの突出量を調整することができる。

このランセットは、穿刺装置 (図示略)に装着した状態において、覆い部材 111 力 ^針先部 101 aを突出させて使用するものである。針先部 101 aの突出は、針先確者が保護へッド、 113を指で摘んで回転させることにより、くびれ部 114において針 ¾呆護へッド 113を捻り切ることにより行われる。使用者は、必要に応じて覆レ、部材 111を手操作によつて回転させ、覆！/、部材 111からの針先の突出量を調整する。一方、穿朿 U操作は終了した場合には、衛生面および安全性を考慮して、針先部 101 aを覆い部材 111の内部に収容させる。このィ樓は、使用者の ^作によつて覆い咅附 111を回転させ、覆い咅附 111をランセット本体 100から離間する N 2方向に移動させることにより行われる。

しかしながら、上記ランセットでは、突出量の調整や穿刺終了後における針先部 101 aの再収容は、針先部 101 aが突出した状態にお、て、しかも t fe部 101 aの近傍において、使用者が覆い咅附 111を手操作することにより行われる。そのため、使用者が針先で 1圣我をする危険性が少なからずあるので安全性に欠けるとともに、使用者にとっては覆い部材 111を操^る ^が煩わしい。また、針 5¾¾ 護へッド 113を捻り切る f權も金 ·Β¾部 101 aの近傍において行う必要があるために安全性に欠け、不要な物の数が多くなるといつた問題もある。発明の開示

本発明は、 ί 夜採取における使用者の安全性およひ利便性を向上させることを目的としている。

本発明の第 1の側面においては、待機位置から穿刺位置に向けた穿刺方向に穿刺要素を移動させるための穿刺装置に装着して使用するランセットであって、穿刺要素を有する第 1部材と、上記穿刺要素の先を収容する第 2音附と、を備え、力つ上記第 1部材と上記第 2部材とが相動可能に構成されたランセットにおいて、上記第 1および第 2音附を互いに近接させる方向に所定以上の負荷入力があつたときに、上記第 2部材に対して上記第 1部材を相対的に近接させ、上記第 2部材から上記穿刺要素の先が突出した状態とできる一方で、上記第 2 部材から上記第 1部材を相対的に離間させることによって、上記穿刺要素の先端部を上記第 2部材から突出させることなく上記第 2部材に収容した状態とできるように構成されている、ランセットが雕される。

本発明のランセットは、第 2部材によって穿刺要素を収容した状態において、第 1部材に対して第 2部材を固定するための固定手段を備えたものとして構成するのが好ましい。

固定手段は、たとえば第 1部材におレヽて穿刺方向に交差する交向に突出し、力穿刺方向にお!/、て互レ、に離間して設けられた一対の凸部と、第 2部材に設けられ、カゝっ一対の凸部の間に係合させるための係^^と、を有するものとして構成される。一対の凸部は、たとえば第 1凸部と、この第 1凸部よりも上記穿刺方向側に位置し、力第 1凸部よりも突出量の大きな第 2凸部 ¾r ^んだものとして構成ざれる。この：^、第 2凸部は、たとえば第 2部材が第 1咅附に対して相対的に上記穿刺方向に移動したときに、第 2部材の係^^力 S干渉して第 2咅附の移動を規制するためのストッパ部として機能させられる。

一対の凸部およ ^¾のうちの少なくとも一方は、たとえ {纖状に形成される。

第 1部材は、たとえば第 2部材の端部を収容し、力第 2部材の移動を許容するための穴部を有するものとして構成され、一対の凸部は、たとえば穴部の内面に形成される。この齢、穴部の底面は、第 2眘附が第 1部材に対して相対的に上記穿刺方向とは反対方向に移動したときに、第 2部材の係合部が干渉して第 2 部材の移動を規制するためのストッパ部として機能させられる。

第 1部材は、たとえば穴部に連通し、力上記穿刺方向に延びる il¾口の穴部を有するものとして構成され、 ϋ¾οの穴部を介して、上記第 2部材に対して上記穿刺方向に力を作用させることができるように構成される。

第 2部材は、上記穿刺要素の先端部を密閉状態で収容できるように構成され、力つ第 1および第 2部材を互ヽに近接する方向に移動させたときに上記穿刺要素の先 βが貫通する被貫通部を有するものとして構成するのが好ま U 、。

ネ頗通部は、たとえば第 2部材において一体成形される。この：！^、第 2部材における上記穿刺方向側の端面に対して、上記穿刺方向とは反対方向に扁した位置に設けることができる。もちろん、 ¾Μ通部を上記端面に設けてもよい。被貫通部は、シート部材を貼着することにより設けることもできる。

本発明の第 2の側面においては、ランセットを装着して使用し、カゝっ上記ランセットを待樹立置から穿刺位置に向けた穿刺方向に移動させるための穿刺装置であって、上記ランセットが、穿刺要素を有する第 1部材と、上記穿刺要素の先端部を収容する第 2部材と、を備えているとともに、上記第 1部材と上記第 2部材とカ湘対移動可能に構成され、つ、上記第 1および第 2部材を近接させる方向に所定以上の負荷入力があつたときに上記第 2部材に対して上記第 1部材を相対的に近接させて、上記第 2部材から上記穿刺要素の先離! 5を突出させた状態とできる一方で、上記第 2部材から上記第 1部材を相対的に離間させることによって、上記穿刺要素の先端部を上記第 2部材から突出させることなく上記第 2部材に収容できるように構成されているこおいて、上記ランセットを保持し、上記穿刺方向に移動することができるランセットホルダと、このランセットホルダに対して相移動可能であり、上記第 1部材に対して上記第 2部材を相対的に上記穿刺方向に移動させ、上記第 2咅附から突出した状態の穿刺要素の先 15を上記第 2部材に収容させるための移動手段と、を備えている、穿刺装置カ¾1 ^される。移動手段は、上記穿刺方向に移動させることによって第 2部材と干渉し、第 2 部材を第 1眘附に対して相対的に上記穿刺方向に移動させた後に、ランセットホルダからランセットを押し出すように構成するのが好ましレ、。

本発明の第 ³の側面においては、待樹立置から穿刺位置に向けて穿刺要素を移動させるための穿刺装置に装着して使用するランセットであって、上記穿刺要素を有する第 1咅附と、上記穿刺要素の先端部を収容する第 2部材と、を備えたランセットにおいて、上記穿刺装置から与えられる回転力により、上記第 2部材に ¾ "る上記穿刺要素の相対位置を調整することができるように構成されている、ランセット;^ される。

第 1または第 2部材は、たとえば穿刺装置から与えられる回転力により、回転させられるように構成される。この、第 1または第 2部材には、上記穿刺装置からの回転力を入力させるための係合部を設けるのが好まし!/ヽ。

本発明のランセットは、第 1部材に対して穿刺要素の移動方向に相対的に移動可能であり、力つ第 2部材に対して相対的に回転可能な第 3部材をさらに備えており、穿刺装置から与えられる回転力により第 3部材を回転させて、第 2咅附に ¾ "る上記穿刺要素の相対位置が調整されるように構成することもできる。この第 3き附には、上記穿刺装置からの回転力を入力させるための係合部 ¾設けるのが女子ましい。

穿刺要素は、密閉状態で収容するのが好ましい。そうすれば、密閉状態を確保したままで、たとえば τ線照射などにより穿刺要素の滅菌処理を行えば、穿刺時に穿刺要素を露出させるまでは、穿刺要素の滅菌状態を維持することができる。本発明の第 4の側面にお!/、ては、ランセットを装着して使用し、力つ上記ランセットを待樹立置から穿刺位置に向けて移動させるための穿刺装置であって、上記ランセットが、上記穿刺要素を有する第 1部材と、上記穿刺要素の先を収容する第 2部材と、を備え、力、回転力を与えることにより、上記第 2眘附に対する上記穿刺要素の相対位置を調整することができるように構成されてレ、る場合において、上記穿刺要素の相対位置を調整するための回転力を、上記ランセットに対して付与するための回転手段を備えてレ、る、穿刺装置が^^される。

ランセットが、上記穿刺要素を密閉状態で収容した構成とされている;^においては、回転手段は、穿刺前において、上記穿刺要素を上記穿刺方向に移動させて上 15¾閉状態を解除するとともに、上記第 2部材から上記穿刺要素が突出した状態にできるように構成するのが好まし!/ヽ。図面の簡単な説明- 図 1は、本発明の第 1の実施形態に係るランセットの纖断面図である。図 2は、図 1の II一 II線に沿う断面図である。

図 3 Aは図 1の III— III線に沿う断面図、図 3 Bは穿刺針を突出させた状態の断面図、図 3 Cは穿刺針を再収容させた状態の断面図である。

図 4は、穿刺装置にランセットを装着した状態を示す要部断面図である。図 5は、穿刺動作を説明するための要部断面図である。

図 6は、穿刺動作を説明するための要部断面図である。

図 7は、穿刺針を再収容させる動作を説明するための要部断面図である。図 8は、ランセットを取り外す動作を説明するための要部断面図である。図 9 A〜図 9 Cは、ランセットのキヤップにおける小径筒部の他の例を示す斜視断面図である。

図 10は、本宪明の第 2の実施形態こ係るランセットの一部切欠断面図である。図 11 Aは図 10の XI—XI線に沿う断面図、図 11 Bは穿刺針を突出させた状態の断面図、図 11 Cは穿刺針を再収容させた状態の断面図である。

図 12は、穿刺装置にランセットを装着した状態を示す要部断面図である。図 13は、穿刺動作を説明するための要部断面図である。

図 14は、穿刺動作を説明するための要部断面図である。図 15は、穿刺針を再収容させる動作を説明するための要部断面図である。

図 16は、ランセットの他の例を説明するための断面図である。

図 17は、図 16の XVII— XVII線に沿う断面図である。

図 18は、従来のランセットを説明するための断面図である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。まず、本発明の第 1の実施の形態にっヽて、図 1ないし図 8を参照して説明する。

図 1な!/ヽし図 3 Aに示したように、ランセット A 1は、穿刺針 1を有するランセット本体 2、および穿刺針 1を収容するためのキャップ 3を有している。

ランセット本体 2は、円環状の穴部 21および 3つの貫通状の穴部 22を有して^ヽる。

円環状の穴部 21は、図 3 Aおよび図 3 Bによく表れているようにランセット本体 2にるキャップ 3の移動を許容しつつも、キャップ 3の ί¾¾を収容するためのものである。穴部 21の内面 24には、図 1ないし図 3 に示したょぅに半 ¾" 向の内方に向けて突出する第 1および第 2環状凸部 25 a , 25 力 S形成されている。第 1環状凸部 25 aは、その突出量が第 2環状凸部 25bよりも大きくされている。この第 1環状凸部 25 aは、キヤップ 3がランセット本体 2に対して相対的に図中の N 2方向に移動したときに、後述するキャップ 3におけるフランジ部 32を干渉させ、キャップ 3の N 2方向への移動を規制するためのものである。第 1および第 2環状凸部 25 a , 25 bは、矢印 N 1 , N 2方向に一定間隔離間して設けられており、それらの凸部 25 a , 25 bの間に凹部 25 c力形成された格好とされている。凹部 25 cは、後述するキャップ 3におけるフランジ部 32を係合させて、ランセット本体 2に対してキャップ 3を固定するためのものである。

一方、各貫通状の穴部 22は、後述する穿刺装置 B 1における押し部材 6 (図 4参照)の移動を許容するためのものである。各貫通状の穴部 22は、円環状の穴部 21 の底面 21 aにおいて円環状の穴部 21に連通しているとともに、矢印 N 1， N 2方向に延びる貫通穴として形成されている。ただし、貫通状の穴部 22の形状や個数は、図示した形状や個数には限定されなレヽ。

キャップ 3は、ランセット本体 2における穿刺針 1の先端部 1 aを密閉状態で収容するためのものである。このキャップ 3は、小径筒部 30、筒部 3),およびフランジ部 ³2を有している。

筒部 30は、先離 1530 aが封鎖されている一方で基端部が開放した構成とされている。 /J 筒部 30の先 ¾¾30 aは、ランセット本体 2がキヤップ 3に対して相対的に N 2方向に移動したときに、穿刺針 1によって貫通させられる部分である。小径筒部 30の先 ¾ 30 aは、穿刺針 1が貫通しやすいように、たとえば/ i圣筒部 30の他の部分に比べて厚みが小さくなるように一体成形されている。

筒部 31には、小径筒部 30よりも大径に形成されているとともに、 /J 筒部

30に連続する貫通状に形成されてレ、る。

フランジ部 32は、ランセット本体 2に対してキヤップ 3を固定する際に利用される部分である。より具体的には、フランジ部 32は、筒部 31の端部において方向の外方側に突出するように形成されており、フランジ部 32がランセット本体 2における凹部 25 cに嵌まり込むことによって、ランセット本体 2に対してキャップ 3が固定される。穿刺前においては、フランジ部 32は、凹部 25 cに嵌まり込んだ状態とされており、この状態ではキヤップ 3の内部の性が確保されている。そのため、気密状態を確保したままで、たとえば γ線照射などにより針先部 1 aの滅菌処理を行えば、穿刺時に穿刺針 1を露出させるまでは、穿刺針 1 の滅菌状態を維持することができる。フランジ部 32はさらに、キャップ 3の移動範囲を規定する役割をも有している。すなわち、フランジ部 32は、キャップ 3がランセット本体 2に対して相対的に N 1方向に移動したときに円環状の穴部 21の底面 21 aに干渉する一方で、キャップ 3がランセット本体 2に対して相対的に N 2方向に移動したときに第 1環状凸部 25 aに干渉する。

ランセット A 1では、図 3 Bに示したように、キャップ 3に対して矢印 N 1方向に向けて一定値以上の負荷力幼口えられたには、第 2環状凸部 25 bの突出量が第 1環状凸部 25 aの突出量よりも小さくされているために DA部 25 cからフランジ部 32が外れる。これにより、キヤップ 3がランセット本体 2に対して矢印 N 1 方向 (キヤップ 3がランセット本体 2に対して近接する方向）に移動することができる。このとき、ランセット本体 2に対してキャップ 3を一定距離以上矢印 N 1 方向に移動したには、穿刺針 1の先端 1 aがキャップ 3の先端部 30 aを突き破ってキャップ 3から穿刺針 1が突出する。また、ランセット本体 2にるキヤップ 3の相対動は、キャップ 3のフランジ部 32がランセット本体 2における円環状の穴部 21の底面 21 aに干渉することによって停止させられる。

これに対して、図 3 Bに示した状態において、キャップ 3に対して矢印 N 2方向に向けて一定値以上の負荷が加えられた場合には、フランジ部 32が第 2環状凸部 25 bを乗り越える一方で、第 1環状凸部 25 aに干渉しキヤップ 3の移動が停止させられる。これにより、図 3 Cに示したようにフランジ部 32が凹部 25 cに再び嵌まり込んだ状態が達成され、ランセット本体 2に体してキャップ 3が固定される。このとき、キャップ 3から突出させた穿刺針 1が再びキャップ 3の内部に収容される。

次に、ランセット A 1の使用方法おょぴランセット A 1の適用^^となる穿刺装置 B 1について、図 4ないし図 8を参照して説明する。

図 4に示したように、穿刺装置 B 1は、ハウジング 4、ランセットホルダ 5、および 3つの押し部材 6を備えている。

ランセットホルダ 5は、ランセット A 1を保持し、このランセット A 1を矢印 N 2方向に移動させるためのものである。このランセットホルダ 5は、ハウング 4の内部において、矢印 N 1， N 2方向に移動可能に収容されている。ランセットホルダ 5の內部には、ストッノ部 50が設けられている。このストッパ部 50は、ランセットホルダ 5に対してランセット A 1を装着する^に、ランセット A 1 の位置を規制するためのものである。ランセットホルダ 5を矢印 N 2方向に移動させるための構成としては、のラッチ機構、 ¾i 石を用いた機構、あるいは空慨を利用した機構を探用することができる。

3つの押し部材 6は、ランセット A 1のキャップ 3を矢印 N 2方向に移動させるためのものである。各押し咅附 6は、ハウジング 4内に収容されており、ランセットホルダ 5とは独立して矢印 N 1， N 2方向に移動することができる。

ランセット A 1および穿刺装置 B 1を用レヽて術夜採取を行う # ^には、まず、穿刺装置 B 1に対してランセット A 1を装着する。より具体的には、ランセット A 1の装着は、各貫通状の穴部 22に対して、押し部材 6を位置合わせして挿入しつつ、ランセットホルダ 5にランセット本体 2を^させることにより行われる。なお、ランセット A 1およびランセットホルダ 5には、貫通状の穴部 22に対する押し部材 6の揷通を容易ならしめるために、位置決め用マークを形成しておレヽてもよい。

次レヽで、—図 5に示したように、ハウジング 4の先端を皮膚 Sに当接した状態とした後、ランセットホルダ 5を矢印 2方向に移動させる。これにより、ランセット A 1は、ランセットホルダ 5とともに矢印 N 2方向、つまり皮膚 Sに向けて移動する。そうすると、ランセット A 1の先離30 aが皮膚 Sに干渉し、キヤップ 3に対して矢印 N 1方向に向けた力が作用する。このとき、図 6に示したようにランセト本体 2の凹部 25 cからキャップ 3のフランジ部 32が外れ、キヤップ 3がランセット本体 2に対して相対的に近接する方向に移動する。このような移動は、フランジ部 32がランセット本体 2の環状の穴部 21の底面 21 aに干渉するまで行われる。その結果、穿刺針 1は、キャップ 3の先艦30 a力ら突出して皮膚 Sに突き刺さる。これにより、皮膚 Sからは、血液が出液する。

ίお夜採取が終了した後には、穿刺装置 B 1からランセット A 1を取り外す。本実施の形態では、ランセット A 1の取り外しに先んじて、図 7に示したように、キャップ 3に穿刺針 1が収容される。穿刺針 1の収容は、押し部材 6をランセットホルダ 5に対して相対的に N 2方向に移動させることにより行われる。すなわち、押し部材 6を N 2方向に移動させた:^には、押し部材 6の先端がキャップ 3のフランジ部 32を押圧することとなる。これにより、キャップ 3がランセット本体 2に対して離間する方向、すなわち N 2方向に相対的に移動させられる。このような移動にお Vヽては、フランジ部 32は、第 2環状凸部 25 bを乗り越える一方で第 1環状凸部 25 aに干渉し、ランセット本体 2に ¾~Τる相対動が規制される。その結果、フランジ部 32が再ぴ凹部 25 cに嵌め込まれ、キャップ 3が元の位置に復帰して、穿刺針 1がキヤップ 3の内部に再収容される。

この状態では、ランセット本体 2に対するキャップ 3の移動が規制されていること力ゝら、押し部材 6をさらに矢印 N 2方向に移動させた:^には、キャップ 3 とともにランセット本体 2力 S矢印 N 2方向に移動し、図 8に示したようにランセットホルダ 5からランセット A lが押し出される。したがって、本実施の形態では、押し部材 6を単に矢印 N 2方向に移動させるだけで、キャップ 3に対する穿刺針 1を再収容と、ランセットホルダ 5からランセット A 1を取り外しを一連の動作として行うことができる。

なお、穿刺装置 B 1は、押し部材 6の移動をレバー操作などによる手動で行えるように構成してもよい.し、モーターなどを利用した馬睡装置を用いて自動的に行えるように構成してもよい。

本実施の形態では、使用者がランセット A 1に触れることなく安全に、しかも使用者が煩雑な操作を行うことなく、.ランセット A 1カゝら穿刺針 1が突出した状態を達成することができる。

本実施の形態ではさらに、穿刺後におけるランセット A 1の取り外しは、キヤップ 3に穿刺針 1を再収容した状態で行われ、またキヤップ 3への穿刺針 1の再収容ゃランセットホルダ 5からのランセット A 1の取り外しは、使用者がランセット A 1に触れることなく行うことができる。このため、ランセットの取り外しや破棄を衛生的力安全に行うことができる。

本実施の形態においては、キヤップが/ 筒部およぴ大径筒部を有している場合を例にとって説明したが、キャップの形状は上述したものには限定されない。キャップをランセット本体に保持させ、穿刺針を再収容させる構成についても、上述したものには限定されなレ、。キャップの小径筒部については、たとえば図 9 A〜図 9 Cに示したような形態としてもよい。

図 9 Aには、小径筒部 30Aの先端部 30Aaに、先端に開放した凹部 30Abが形成された例を示した。すなわち、小径筒部 30Aにおいては、穿刺針 1を貫通させるベき被貫通部 (凹部 30Abの底部 30Ac)力 S小径筒部 30Aの端面30AdからN 1方向にした位置に設けられている。

この構成では、穿刺時に、 ¾ff通部 (凹部 30Abの底部 30Ac)が皮膚に直接密着しないため、脑通部 (底部 30Ac)を皮膚に密着させる： ^に比べて、より小さな負荷によって、筒部 30 Aから穿刺針 1を突出させることができる。

図 9 Bには、小径筒部 30Bの先端の開放部 30Baをシール部 30Bbにより封鎖した例を示した。シール部 30Bbは、金属製あるいは樹脂製のフィルムを、熱エネルギや超音波エネルギ、あるいは接着材を利用して貼り付けることにより形成されている。

この構成では、被貫通部（シーノ l^|530Bb)を薄膜に形成することができるため、先のと同様に、小さい負荷によって、小径筒部 30Bから穿刺針 1を突出させることができる。

図 9 Cには、小径筒部 30 Cの先端の開放部 30Caを、キヤップ 30Cbより封鎖した例を示した。

この構成では、キヤップ 30Cbを取り外して穿刺を行うことができるため、穿刺時において、穿刺針 1によって小径筒部 30Cに穿孔を形成する必要がなくなる。次に、本発明の第 2の実施の形態について、図 10ないし図 15を参照して説明する。これらの図においては、第' 1の実施の形態において説明したランセット A 1 および穿刺装置 B 1と同様な要素については、同一の符号を付してあり、それらのものについての藤説明は省略するものとする。

図 10に示したように、ランセット A 2は、穿刺針 1を有するランセット本体 2 ' および穿刺針 1を収容するための筒状部 3 ' を備えている。

図 10および図 11Aに示したように、筒状部 3 ' は、両離 15に開口部 38 a，，38 b ' が形成されたものであり、貫通状に形成されている。開口部 38 a ' は、シール部材 37' により閉鎖されている。ただし、筒状部 3 ' は、開口部 38 b ' に相当する開口部のみを有するものとして構成してもよい。筒状部 3，の内面には、ねじ溝 39' が形成されている。

ランセット本体 2，は、穿刺針 1を保持した保持部 27，を有している。麟部 27' の外周面には、筒状部 3 ' のねじ溝 39' に係合する雄ねじ部 28' 力 S形成されている。そのため、ランセット本体 2 ' を筒状部 3 ' に対して相対的に回転させれば、ランセット本体 2 ' に対して職部 27' が図中の矢印 N 1 , N 2方向に進退する。図 11 Bに示したように、穿刺時においては、 ^部 27' を筒状部 3 ' に対して相対的に矢印 N 2方向に移動させることにより、筒状部 3 ' ·カゝら穿刺針 1力 S 突出した状態とすることができる。これに対して、穿刺後においては、図 11 Cに示したように、織部 27' を筒状部 3 ' に対して相対的に矢印 N 1方向に移動させることにより、筒状部 3，內に穿刺針 1を^した状態とすることができる。ランセット本体 2 ' にはさらに、一対の回部 29' 力 S形成されている。これらの凹部 29，は、後述する穿刺装置 B 2の回歸材 6，（図 12参照〉を嵌合させるためのものである。ただし、凹部 29' の形成位置^^状は、図示した例には限定されない。

次に、ランセット A 2の使用方法およびこのランセット A 2の適用纖となる穿刺装置 B.2.につレ、て図 12なヽし図 15を参照して説明する。

図 12に示したように、穿刺装置 B 2は、ハウジング 4、このハウジング 4の内部に収容され、力つランセット A 2^tするためのランセットホルダ 5、および回転部材 6 , を備えている。

回転部材 6 ' は、ランセット A 2のランセット本体 2 ' をハウジングの周方向に回転させるためのものである。この回転部材 6 ' は、ハウジング 4内に収容されており、ランセットホルダ 5とは独立して矢印 N l， N 2方向に移動し、力っハウジング 4の周方向に回転することができる。回! 5¾材6 ' は、レバー操作などにより手動で回転させるように構成してもよいし、モーターなどを利用した β 装置を用いて自動的に回転させるように構成してもよい。

(嫌採取を行う齢には、まず、穿刺装置 Β 2に対してランセット Α 2を装着する。より具体的には、ランセット A 2の装着は、ランセット本体 A 2の凹部 29，に対して回 |5¾材 6，を位置合わせして挿入しつつ、ラシセットホルダ 5にランセット A 2の筒状部 3，を嵌合させることにより行われる。

なお、ランセット A 2およびランセットホルダ 5には、凹部 29' にる回転部材 6，の挿入を容易ならしめるだめに、位置決め用マークを开成しておいてもよい。

次、で、図 13に示したように、ハゥジング 4の先端を皮膚 Sに当接した状態とし、力つ筒状部 3，からシール部材 37，を介して穿刺針 1を突出させる。穿刺針 1の突出は、回転部材 6，を利用して、ランセット本体 2，を筒状部 3，に対して相対的に回転させ、 'ランセット本体 2 ' を Ν 2方向に移動させることにより行われる。なお、穿刺体 1の突出動作は、ハウジング 4を皮膚 Sに当接させる前に行ってもよい。

続いて、図 14に示したように、ランセットホルダ 5を矢印 Ν 2方向に移動させ、穿刺針 1により皮膚 Sを穿刺し、皮膚 Sから血液を出液させる。

ίお夜採取が終了した後には、穿刺装置 Β 2からランセット A 2を取り外す。本実施の形態では、図 15に示すようにランセット A 2の取り外しに先んじて、筒状部 3 , に穿刺針 1が収容される。穿刺針 1の収容は、回歸附 6，を筒状部 3，に対してハウジング 4の周方向に回転させ、ランセット本体 2 ' を N 1方向に移動させることにより行われる。ランセット A 2の取り外しは、ランセットホルダ 5に対して回聿≤¾材6 ' を矢印 N 2方向に移動させることにより行われる。ただし、ランセット A 2の取り外しは、便用者の手操作によつて行つてもよい。本実施の形態においても、使用者がランセット A 2に触れることなく安全に、しかも使用者が煩雑な操作を行うことなく、ランセット A 2から穿刺針 1が突出した状態を達成することができる。力 Πえて、穿刺後におけるランセット A 2の取り外しは、筒状部 3，に穿刺針 1を再収容した状態で行われ、また筒状部 3，に穿刺針 1を再収容させる條は、使用者がランセット A 2に触れることなく行うことができる。このため、ランセットの取り外しゃを衛生的力つ安全に行うことができる。

本実施の形態においては、筒状部をランセットホルダに固定してランセット本体を回転させるように構成した^^を例にとって'説明したが、ランセット本体をランセットホルダに固定し、筒状部を回転させるように構成してもよい。

穿刺装置 B 2においては、図 16および図 17に示したようなランセット A 3を使用することもできる。図 16およぴ図 17においては、先に説明した穿刺装置 B 2またはランセット A 2と同一の要素について同一の符号を付してある。

ランセット A 3は、穿刺針 1を有するランセット本体 2 " 、穿刺針 1を収容するための筒状部 3 "、およびランセット本体 2 "および筒状部 3 " に対して相対的に回転可能であり、力つ上記ランセット本体 2 " に対して穿刺針 1の軸方向に相対動可能な回転部 7 " を備えている。

ランセット本体 2" には、内面にねじ溝が形成された雌ねじ部 28" と、穿刺針 1の軸方向に延びたガイド溝 29" と、を有している。筒状部 3 " は、ガイド¾29" に係合するガイド凸部 39" を有している。

7" は、穿刺装置 B 2の回車≤¾材 6，を挿入するための凹部 70" と、ランセット本体 2 " の雌ねじ部と螺合する雄ねじ部 71" と、を有している。したがつて、回^ §15材 6 ' を利用して回歸 |57 " を回転させることができる。このとき、ランセット本体 2"のガイド溝 29" と、筒状咅! 53 " のガイド凸部 39" とカ係合しているために、ランセット本体 2 " は筒状部 3 " に対して回転することができない。その結果、回転部 7 " はランセット本体 2 " に対して相対的に回転し、その回転方向に応じて、ランセット本体 2 " ひレヽては穿刺針 1が回転部 7 " に対して進退する。このように、ランセット A 3にお V、ても、穿刺装置 B 2の回歸 β材 6，を回転させることによって、穿刺針 1の位置を調整することができる。

Claims

請求の範囲-

1. 待樹 έ置から穿刺位置に向けた穿刺方向に穿刺要素を移動させるための穿刺装置に装着して使用するランセットであって、穿刺要素を有する第 1部材と、上記穿刺要素の先離を収容する第 2部材と、を備え、力上記第 1部材と上記第 2部材とが相動可能に構成されたランセットにおいて、

上記第 1および第 2部材を互！/ヽに近接させる方向に所定以上の負荷入力があつたときに、上記第 2部材に対して上記第 1部材を相対的に近接させ、上記第 2 部材から上記穿刺要素の先^^が突出した状態とできる一方で、上記第 2部材から上記第 1部材を相対的に離間させることによって、上記穿刺要素の先を上記第 2部材から突出させることなく上記第 2部材に収容した状態とできるように構成されている、ランセット。

2. 上記第 2部材によって上記穿刺要素を収容した状態において、上記第 1咅附に対して上記第 2部材を固定するための固定手段を備えている、請求項 1に記載のランセット。

3. 上記固定手段は、上記第 1部材において上記穿刺方向に交差する交勤向に突出し、力上記穿刺方向におレ、て互レ、に離間して設けられた一対の凸部と、上記第 2部材に設けられ、力上記一対の凸部の間に係合させるための係合部と、

を有している、請求項 2に記載のランセット。

4. 上記一対の凸部は、第 1凸部と、この第 1凸部よりも上記穿刺方向側に位置し、力つ上記第 1凸部よりも突出量の大きな第 2凸部を含んでいる、請求項 3に記載のランセット。

5. 上記第 2凸部は、上記第 2音附が上記第 1部材に対して相対的に上記穿刺方向に移動したときに、上記第 2部材の係^ |5が干渉して上記第 2部材の移動を規制するためのストッパ部として機能する、請求項 4に記載のランセット。

6. 上記一対の凸部および上記係 ^¾のうちの少なくとも一方は、環状に形成されている、請求項 3に記載のランセット ₀

7 . 上記第 1部材は、上記第 2部材の端部を収容し、力つ上記第 2部材の移動を許容するための穴部を有し、

上記一対の凸部は、上記穴部の内面に形成されてレ、る、請求項 3に記載のランセット。

8 . 上記穴部の底面は、上記第 2咅附が上記第 1部材に対して相対的に上記穿刺方向とは反対方向に移動したときに、上記第 2部材の係^ ¾が干渉して上記第 2 部材の移動を規制するためのストッパ部として機能する、請求項 7に記載のランセット。

9 . 上記第 1部材は、上記穴部に連通し、力上記穿刺方向に延びる ϋ¾口の穴部を有しており、

上記勒[!の穴部を介して、上記第 2部材に対して上記穿刺方向に力を作用させることができるように構成されている、請求項 7に記載のランセット。

10. 上記第 2部材は、上記穿刺要素の先端部を密閉状態で収容できるように構成され、かつ上記第 1および第 2部材を互いに近接する方向に移動させたときに上記穿刺要素の先端部が貫通するネ頗通部を有している、請求項 1に記載のランセッ

11. 上記ネ頗通部は、上記第 2部材において一体成形されている、請求項 10に記載のランセット。

12. 上記額通部は、上記第 2咅附における上記穿刺方向側の端面に対して、上記穿刺方向とは反対方向に避した位置に設けられている、請求項 11に記載のランセッ

13. 上記ネ頗通部は、シート咅附を貼着することにより設けられている、請求項 10に記載のランセット。

14. ランセットを装着して使用し、カゝっ上記ランセットを待 f維置から穿刺位置に向けた穿刺方向に移動させるための穿刺装置であって、

上記ランセット力穿刺要素を有する第 1部材と、上記穿刺要素の先端部を収容する第 2部材と、を備えているとともに、上記第 1部材と上記第 2部材と力 S 相赚動可能に構成され、カゝつ、上記第 1および第 2咅附を近接させる方向に所定以上の負荷入力があつたときに上記第 2部材に対して上記第 1部材を相対的に近接させ、上記第 2部材から上記穿刺要素の先端部を突出させた状態とできる一方で、上記第 2部材から上記第 1部材を相対的に離間させることによって、上記穿刺要素の先端部を上記第 2部材から突出させることなく上記第 2部材に収容できるように構成されている:^において、

上記ランセットを麟し、上記穿刺方向に移動することができるランセットホノレタと、

このランセットホルダに対して相対移動可能であり、 .上記第 1 "に対して上記第 2部材を相対的に上記穿刺方向に移動させ、上記第 2部材から突出した穿刺要素の先端部を上記第 2部材に収容させるための移動手段と、

を備えている、穿刺装 go

15. 上言動手段は、上記穿刺方向に移動させることによって上記第 2部材に干渉するとともに、上記第 2咅附を上記第 1部材に対して相対的に上記穿刺方向に移動させた後に、上記ランセットホルダから上記ランセットを押し出すように構成されている、請求項 Uに記載の穿刺装

16. 待樹立置から穿刺位置に向けて穿刺要素を移動させるための穿刺装置に装着して使用するランセットであって、上記穿刺要素を有する第 1部材と、上記穿刺要素の先 13を収容する第 2咅附と、を備えたランセットにおいて、

上記穿刺装置から与えられる回転力により、上記第 2部材に対する上記穿刺要素の相対位置を調整することができるように構成されている、ランセット。

17. 上記第 1または第 2部材は、上記穿刺装置から与えられる回転力により、回転させられるように構成されている、請求項 16に記載のランセット。

18. 上記第 1または第 2部材には、上記穿刺装置からの回転力を入力させるための係^^力 S設けられている、請求項 17に記載のランセット。

19. 上記第 1部材に対して上記穿刺要素の移動方向に相対的に移動可能であり、力つ上記第 2部材に対して相対的に回転可能な第 3部材をさらに備えており、上記穿刺装置から与えられる回転力により上記第 3部材を回転させて、上記第 2部材にる上記穿刺要素の相位置が調整されるように構成されている、請求項 16に記載のランセット。

20. 上記第 3部材には、上記穿刺装置からの回転力を入力させるための係^ ¾が設けられている、請求項 19に記載のランセット。

21.上記穿刺要素は、密閉状態で収容されている、請求項 16に記載のランセット。

22. ランセットを装着して使用し、力つ上記ランセットを待樹立置から穿刺位置に向けて移動させるための穿刺装置であって、

上記ランセットが、上記穿刺要素を有する第 1部材と、上記穿刺要素の先端部を収容する第 2部材と、を備え、つ、回転力を与えることにより、上記第 2 部材に ¾~ る上記穿刺要素の相対位置を調整することができるように構成されている場合において、

上記穿刺要素の相対位置を調整するための回転力を、上記ランセットに対して付与するための回転手段を備えている、穿束 ij装置。

23. 上記ランセットが上記穿刺要素を密閉状態で収容した構成とされているにおいて、

上記回転手段は、穿刺前において、上記穿刺要素を上記穿刺方向に移動させて上閉状態を解除するとともに、上記第 2部材から上記穿刺要素が突出した状態にできるように構成されている、請求項 22に記載の穿刺装置。