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JPWO2011142040A1 - 硫黄成分検出装置 - Google Patents

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Abstract

本硫黄成分検出装置は、排気ガス通路を通過する排気ガス中のSOX及びNOXを保持し、SOX保持量が増加するほどNOX保持可能量が減少し、排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチ空燃比とすると保持したNOXだけを放出して還元する保持部と保持部の温度を測定する温度センサとを具備し、温度センサにより放出NOXの還元反応の際の保持部の温度上昇値を測定し、測定された温度上昇値と保持部の熱容量とに基づき放出NOXの還元反応の際の発熱量を算出することによりNOX保持可能量に対応する放出NOX量を算出して現在のSOX保持量を推定し、一定期間の間に前記排気ガス通路を通過したSOXの積算量又は前記積算量に基づく値を検出する硫黄成分検出装置において、保持部を加熱するヒータを具備し、ヒータにより保持部を加熱した時に(ステップ204)温度センサにより測定される保持部の温度上昇値(T2−T1)とヒータの発熱量(QH)とにより保持部の現在の熱容量(C)を決定する(ステップ209)。

Description

本発明は、硫黄成分検出装置に関する。
排気ガス中のSO濃度を検出するためのSO濃度センサが公知である。一般的なSO濃度センサは、固体電解質においてSOが硫酸イオンに変化することにより生じる起電力を測定し、排気ガス中のSO濃度を検出するようにしている。しかしながら、このような瞬時のSO濃度を検出するSO濃度センサでは、排気ガス中のSO濃度が低いと、正確なSO濃度を検出することが難しくなる。
このような瞬時の排気ガス中のSO濃度を検出することはできないが、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量を検出することができる硫黄成分検出装置が提案されている(特許文献1参照)。
この硫黄成分検出装置は、排気ガス中に含まれるSOを保持するSO保持材を有し、SO保持材に保持されたSO量の増大に伴って変化するSO保持材の電気抵抗又は体積等の特性を計測し、計測された特性から一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量を検出するようにしている。
特開2008−175623
電気抵抗又は体積等の特性変化を正確に計測することは困難であり、前述の硫黄成分検出装置では、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量を正確に検出することができないことがある。
また、SO保持部を、排気ガス中のSO及びNOを保持してSO保持量が増加するほどNO保持可能量が減少し、排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチ空燃比とすると保持したNOだけを放出して還元する保持部とすれば、放出NOの還元反応の際の保持部の温度上昇値に基づき放出NOの還元反応の発熱量を算出してNO保持可能量に対応する放出NO量を算出することにより、現在のSO保持量を推定することができ、結果的に、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量を検出することができる。
このように一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量を検出する場合において、放出NOの還元反応の際の保持部の温度上昇値に基づき放出NOの還元反応の発熱量を正確に算出することが必要となるが、そのためには、保持部の熱容量が比較的正確に定められていなければならない。しかしながら、保持部の熱容量は、排気ガス中の炭酸カルシウム又は硫酸カルシウムのようなアッシュ、パティキュレート、及び高沸点炭化水素が保持部に付着することによって変化するために、定められている保持部の熱容量が現在の熱容量に対してかなり異なっていることがあり、その結果、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量を比較的正確に検出することができないことがある。
従って、本発明の目的は、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量又はこの積算量に基づく値を比較的正確に検出することを可能とする硫黄成分検出装置を提供することである。
本発明による請求項1に記載の硫黄成分検出装置は、排気ガス通路を通過する排気ガス中のSO及びNOを保持し、SO保持量が増加するほどNO保持可能量が減少し、排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチ空燃比とすると保持したNOだけを放出して還元する保持部と前記保持部の温度を測定する温度センサとを具備し、前記温度センサにより放出NOの還元反応の際の前記保持部の温度上昇値を測定し、測定された温度上昇値と前記保持部の熱容量とに基づき前記放出NOの還元反応の際の発熱量を算出することにより前記NO保持可能量に対応する放出NO量を算出して現在のSO保持量を推定し、一定期間の間に前記排気ガス通路を通過したSOの積算量又は前記積算量に基づく値を検出する硫黄成分検出装置において、前記保持部を加熱するヒータを具備し、前記ヒータにより前記保持部を加熱した時に前記温度センサにより測定される前記保持部の温度上昇値と前記ヒータの発熱量とにより前記保持部の現在の熱容量を決定することを特徴とする。
本発明による請求項2に記載の硫黄成分検出装置は、排気ガス通路を通過する排気ガス中のSO及びNOを保持し、SO保持量が増加するほどNO保持可能量が減少し、排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチ空燃比とすると保持したNOだけを放出して還元する保持部と前記保持部の温度を測定する第一温度センサとを具備し、前記第一温度センサにより放出NOの還元反応の際の前記保持部の温度上昇値を測定し、測定された温度上昇値と前記保持部の熱容量とに基づき前記放出NOの還元反応の際の発熱量を算出することにより前記NO保持可能量に対応する放出NO量を算出して現在のSO保持量を推定し、一定期間の間に前記排気ガス通路を通過したSOの積算量又は前記積算量に基づく値を検出する硫黄成分検出装置において、前記保持部の近傍の温度を測定するための第二温度センサを具備し、放熱により前記保持部の温度が下降している間の第一時刻から第二時刻までの前記保持部からの放熱量は、一方で、前記第一温度センサにより測定される前記保持部の温度と前記第二温度センサにより測定される前記保持部の近傍の温度との温度差の前記第一時刻から前記第二時刻までの積分値と前記保持部から周囲への熱伝達係数との積で表され、他方で、前記第一温度センサにより測定される前記第一時刻から前記第二時刻までの前記保持部の温度下降値と前記保持部の熱容量との積で表されるために、前記保持部の熱容量と熱伝達係数との現在の関係が決定され、決定された関係に基づき前記保持部の現在の熱容量を決定することを特徴とする。
本発明による請求項1に記載の硫黄成分検出装置によれば、排気ガス通路を通過する排気ガス中のSO及びNOを保持し、SO保持量が増加するほどNO保持可能量が減少し、排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチ空燃比とすると保持したNOだけを放出して還元する保持部と保持部の温度を測定する温度センサとを具備し、温度センサにより放出NOの還元反応の際の保持部の温度上昇値を測定し、測定された温度上昇値と保持部の熱容量とに基づき放出NOの還元反応の際の発熱量を算出することによりNO保持可能量に対応する放出NO量を算出して現在のSO保持量を推定し、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量又は積算量に基づく値を検出する硫黄成分検出装置において、保持部を加熱するヒータを具備し、ヒータにより保持部を加熱した時に温度センサにより測定される保持部の温度上昇値とヒータの発熱量とにより保持部の現在の熱容量を決定するようになっており、それにより、排気ガス中のアッシュ等が保持部に付着して熱容量が変化しても、現在の熱容量を比較的正確に決定することができ、結果的に、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量を比較的正確に検出することができる。
本発明による請求項2に記載の硫黄成分検出装置によれば、排気ガス通路を通過する排気ガス中のSO及びNOを保持し、SO保持量が増加するほどNO保持可能量が減少し、排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチ空燃比とすると保持したNOだけを放出して還元する保持部と保持部の温度を測定する第一温度センサとを具備し、第一温度センサにより放出NOの還元反応の際の保持部の温度上昇値を測定し、測定された温度上昇値と保持部の熱容量とに基づき放出NOの還元反応の際の発熱量を算出することによりNO保持可能量に対応する放出NO量を算出して現在のSO保持量を推定し、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量又は積算量に基づく値を検出する硫黄成分検出装置において、保持部の近傍の温度を測定するための第二温度センサを具備し、放熱により保持部の温度が下降している間の第一時刻から第二時刻までの保持部からの放熱量は、一方で、第一温度センサにより測定される保持部の温度と第二温度センサにより測定される保持部の近傍の温度との温度差の第一時刻から第二時刻までの積分値と保持部から周囲への熱伝達係数との積で表され、他方で、第一温度センサにより測定される第一時刻から第二時刻までの保持部の温度下降値と保持部の熱容量との積で表されるために、保持部の熱容量と熱伝達係数との現在の関係が決定され、決定された関係を満たす熱容量と熱伝達係数とは一義的に定まるために、決定された関係に基づき保持部の現在の熱容量を決定するようになっており、それにより、排気ガス中のアッシュ等が保持部に付着して熱容量が変化しても、現在の熱容量を比較的正確に決定することができ、結果的に、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量を比較的正確に検出することができる。
本発明による硫黄成分検出装置が配置された機関排気系を示す概略図である。 本発明による硫黄成分検出装置の実施形態を示す概略縦断面図である。 本発明による硫黄成分検出装置によりSOの積算量又は積算量に基づく値を検出するための第一フローチャートである。 第一フローチャートで使用する保持部の熱容量を更新するための第二フローチャートである。 本発明による硫黄成分検出装置のもう一つの実施形態を示す概略横断面図である。 SO積算量を検出するためのNO放出還元時における保持部の温度変化と保持部近傍の温度変化とを示すタイムチャートである。
図1は本発明による硫黄成分検出装置が配置された機関排気系を示す概略図であり、同図において、1は内燃機関の排気ガス通路である。内燃機関は、ディーゼルエンジン又は筒内噴射式火花点火内燃機関のような希薄燃焼を実施する内燃機関である。このような内燃機関の排気ガス中には、比較的多くのNOが含まれるために、排気ガス通路1には、NOを浄化するためのNO触媒装置2が配置されている。
NO触媒装置2には、NO保持材と白金Ptのような貴金属触媒とが担持されている。NO保持材は、カリウムK、ナトリウムNa、リチウムLi、セシウムCsのようなアルカリ金属、バリウムBa、カルシウムCaのようなアルカリ土類金属、ランタンLa、イットリウムYのような希土類から選ばれた少なくとも一つである。
NO触媒装置2は、排気ガスがリーン空燃比である時、すなわち、排気ガス中の酸素濃度が高い時に、排気ガス中のNOを良好に保持し、すなわち、硝酸塩として良好に吸収したり、NOとして良好に吸着したりする。しかしながら、無制限にNOを保持することはできず、NO保持量がNO保持可能量に達してさらにNOを保持することができなくなる前に、再生処理として、排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチ空燃比とし、すなわち、排気ガス中の酸素濃度を低下させる。それにより、保持NOは離脱され、すなわち、吸収NOは放出され、また、吸着NOは脱離され、これら離脱NOは排気ガス中の還元物質によりNへ還元浄化される。
このようなNO触媒装置2が排気ガス中のSOを硫酸塩として吸蔵してしまうと、硫酸塩は硝酸塩に比較して安定な物質であるために再生処理では放出させることができず、NO吸蔵可能量が低下してしまう(S被毒)。それにより、排気ガス通路1のNO触媒装置2の上流側には、排気ガス中のSOを吸蔵するSトラップ装置3が配置され、NO触媒装置2のS被毒を抑制している。
本発明による硫黄成分検出装置4は、例えば、Sトラップ装置3とNO触媒装置2との間に配置されて、Sトラップ装置3をすり抜けるSOの積算量を検出し、この積算量が設定値に達した時にはSトラップ装置3の交換時期と判断することができる。
図2は、本発明による硫黄成分検出装置4の実施形態を示す概略縦断面図である。同図において、10は排気ガス通路1の外壁である。41は硫黄成分検出装置4の基板である。基板1の一方側(好ましくは排気上流側)には熱電対等の温度センサ42が配置されている。また、基板1の他方側には電気ヒータ43が配置されている。44は温度センサ42の感温部を覆うように配置されたNO及びSOの保持部である。45は、このように構成された硫黄成分検出装置4を取り囲んで排気ガス通路1の外壁10を貫通する円筒状のケースである。
ケース45には複数の開口穴45aが形成され、開口穴45aを介して排気ガス通路1を通過する排気ガスがケース45内へ流入するようになっている。46はケース45内の保持部44近傍へ酸素(例えば大気中の酸素)を供給するための酸素ポンプであり、一体的な温度センサ42、基板41、及び電気ヒータ43の回りに位置してケース45内の保持部44回りの空間と大気室とを分離する。酸素ポンプ46は、ジルコニア等から形成され、ジルコニア式酸素濃度センサとは逆に電圧が印加されることにより、大気中の酸素をケース45内の保持部44近傍へ移動させることができる。
保持部44は、排気ガス中のNO及びSOを保持するものであり、例えば、前述したNO保持材と白金Ptのような貴金属触媒とを温度センサ42の感温部に塗布することにより形成することができる。
このように形成された保持部44は、前述したように、排気ガス中のNOを硝酸塩として吸蔵し、また、排気ガス中のSOをNOの代わりに硫酸塩として吸蔵する。保持部44は、NO保持材の量に応じて、SOが保持されていない時のNO保持可能量を有し、硝酸塩に比較して硫酸塩は安定な物質であるために、SOが保持されていない時のNO保持可能量を基準として、SO保持量が増加するほど、現在のNO保持可能量は減少することとなる。
このような関係に基づき、一定期間の間に硫黄成分検出装置4の位置において排気ガス通路1を通過したSOの積算量、又は、SOの積算量に基づく値として、一定期間の間に硫黄成分検出装置4の位置において排気ガス通路1を通過した排気ガス中のSO濃度の平均値又は一定期間の間に硫黄成分検出装置4の位置において排気ガス通路1を通過した排気ガス中の平均SO量を検出することができる。
図3は、硫黄成分検出装置4によりSOの積算量又は積算量に基づく値を検出するためのフローチャートであり、電子制御装置(図示せず)において実施される。先ず、ステップ101において、SOの積算量の検出時期であるか否かが判断される。この判断が否定される時にはそのまま終了するが、定期的又は不定期的にSOの積算量の検出が必要となれば、ステップ101の判断は肯定されてステップ102へ進む。
ステップ102において、詳しくは後述される経過時間tが設定時間t’に達したか否かが判断され、この判断は肯定されるまで繰り返される。ステップ102の判断が肯定されると、保持部44近傍の排気ガスの空燃比をリッチにして保持部44近傍の酸素濃度を低下させる。それにより、以下のように保持部44からNOが放出されて還元される。
1/2Ba(NO→1/2BaO+NO+3/4O−309.6kJ/mol
CO+NO→1/2N+2CO+373.2kJ/mol
3/2CO+3/4O→3/2CO+424.5kJ/mol
こうして、1molのNOに対して約490kJの発熱が発生する。それにより、保持部44近傍の排気ガスの空燃比がリッチにされる前の保持部44の温度Tbと保持部44近傍の排気ガスの空燃比がリッチにされた後の最高温度Taとの間の温度上昇値ΔT(Ta−Tb)を温度センサ42により測定し、ステップ103において、この温度上昇値ΔTと保持部44の熱容量Cとを乗算して放出NOの還元反応による発熱量Qを算出し、算出された発熱量Qに基づき保持部44に保持されていたNO保持量(mol)(=Q/490kJ)を算出する。温度上昇値ΔTの測定が完了すれば、排気ガスの空燃比は通常運転時のリーンに戻される。
SOが保持されていない時の保持部44のNO保持可能量よりNO保持量が少ない場合には、保持部44にはSOが保持されていることとなり、ステップ104において、保持部44のNO保持可能量とNO保持量との差に基づき現在のSO保持量を推定する。
硫黄成分検出装置4の位置において排気ガス通路1の通過するSO量の一定割合が硫黄成分検出装置4の保持部44に保持されることに基づき、ステップ105において、現在のSO保持量に基づき、一定期間の間に硫黄成分検出装置4の位置において排気ガス通路1を通過したSOの積算量を検出する。次いで、ステップ106において経過時間tを0にリセットして終了する。
本フローチャートにおいて、ステップ104の保持部44のSO保持量を正確に推定するためには、ステップ103において算出される保持部44のNO保持量が、SOの保持により減少した現在のNO保持可能量と等しくなければならず、すなわち、ステップ104において保持部44のSO保持量を推定する際には、保持部44に現在のNO保持可能量のNOが保持されていることが必要である。もし、保持部に現在のNO保持可能量のNOが保持されていない時のNO保持量に基づきSO保持量が推定されると、推定されたSO保持量は実際より多くなってしまう。
本フローチャートにおいては、経過時間tが設定時間t’に達していない時には、保持部44に現在のNO保持可能量のNOが保持されていない可能性があるとして、ステップ102の判断が否定され、SOの積算量を検出するためのSO保持量の推定を含むステップ103以降の処理は、実施されないようになっている。
経過時間tは、初めて内燃機関を始動する時には0にセットされており、本フローチャートのステップ106において0にリセットされる。それ以外においても、経過時間tは、保持部44から全てのNOが放出された時に0にリセットされる。例えば、NO触媒装置2の再生処理においても、排気ガスの空燃比はリッチにされて、保持部44から全てのNOが放出されるために、再生処理の終了時には経過時間tは0にリセットされる。また、SOの積算量をリセットするために、保持部44から保持された全てのSOを放出させることがある。この時には、保持部44から全てのNOも放出されるために、経過時間tは0にリセットされる。
ところで、保持部44の現在のNO保持可能量は保持部44の温度により変化する。例えばNO保持材(Ba)から形成された保持部44の場合では、SOが保持されていない時のNO保持可能量は、保持部44の温度が例えば350°C以上の時において多くなる。
こうして、SOの積算量を検出するためのSO保持量の推定を正確なものにするためには、保持部44の現在のNO保持可能量を検出する際の保持部44の温度を、基準として定められたSOが保持されていない時のNO保持可能量をもたらす保持部44の設定温度に一致させることが好ましい。また、少なくとも、保持部44の温度が、この設定温度を含む設定温度範囲外である時には、SOの積算量を検出するためのSO保持量の推定を禁止することが好ましい。例えば、保持部44の温度が設定温度範囲外となって保持部44の温度変化によりNO保持可能量が減少した時にNO保持量に基づきSO保持量が推定されると、推定されたSO保持量は実際より多くなってしまう。
ところで、第一フローチャートにおいて、一定期間の間に排気ガス通路を通過したSOの積算量を比較的正確に検出するためには、保持部44から放出されたNOの還元反応の発熱量を正確に算出することが必要となるが、そのためには、算出に使用される保持部の熱容量Cが比較的正確なものでなければならない。
保持部の熱容量Cは、排気ガス中の炭酸カルシウム又は硫酸カルシウムのようなアッシュ等が保持部に付着することによって変化するために、現状に合わせて更新しないと、保持部の熱容量Cを比較的正確なものにすることはできない。
図4は、保持部44の温度Tを設定温度範囲(>=T2)内に維持すると共に、保持部の熱容量を更新するための第二フローチャートである。先ず、ステップ201において、温度センサ42により保持部44の温度Tが測定される。次いで、ステップ202において、保持部44の温度Tが設定温度T2(例えば350°C)以上であるか否かが判断される。この判断が肯定される時には、保持部44の温度Tは設定温度範囲内(>=T2)であり、電気ヒータ43の作動は必要なく、そのまま終了する。
一方、ステップ202の判断が否定される時には、ステップ203において、保持部44の現在の温度TがT1として記憶される。次いで、ステップ204において電気ヒータ43を作動させる。ステップ205では、電気ヒータ43の発熱量QHが積算される。次いで、ステップ206において、温度センサ42により保持部44の温度Tが測定され、ステップ207において、保持部44の温度Tが設定温度T2となったか否かが判断される。この判断が否定される時には、ステップ204から206の処理が繰り返される。
保持部44の温度Tが設定温度T2となると、ステップ207の判断が肯定され、ステップ208において電気ヒータ43を停止し、ステップ209において、保持部44の現在の熱容量Cを、ステップ205において積算された電気ヒータ42により保持部44の温度をT1から設定温度T2へ上昇させた発熱量QHを温度上昇値(T2−T1)で除算することにより算出し、第一フローチャートのステップ103において使用する保持部44の熱容量Cを更新する。
こうして、保持部44に排気ガス中の炭酸カルシウム又は硫酸カルシウムのようなアッシュ等が付着して熱容量を変化させても、電気ヒータ43により実際に保持部44を加熱して、この時の保持部44の温度上昇値(T2−T1)と電気ヒータの発熱量QHとにより保持部44の熱容量Cを算出して更新するようになっているために、保持部44の熱容量Cを比較的正確なものとすることができる。
第二フローチャートによる熱容量Cの更新は、保持部44の温度Tが設定温度T2より低くなっている時に、電気ヒータ43の作動と共に必ず実施されるようにしたが、これは発明を限定するものではなく、更新頻度を低くする(例えば内燃機関の始動毎)ようにしても良い。
図5は本発明による硫黄成分検出装置のもう一つの実施形態を示す概略横断面図である。同図において、図2に示す実施形態と同じ部材には同じ参照番号が付されている。本実施形態と図2に示す実施形態との違いは、本実施形態においては、保持部44の近傍の温度を測定するためのもう一つの温度センサ47が設けられていることである。
SO積算量を検出するために、排気ガスの空燃比をリッチにして時刻t0において保持部44からNOを放出させて還元するようにすると、時刻t0においてTaであった保持部44の温度は図6に実線で示すように変化し、時刻t0においてTaであった保持部近傍の温度は図6に点線で示すように変化する。
ここで、第一フローチャートのステップ103に関して説明したように、NOの放出還元により保持部44の温度は、最高温度Tbとなると、その後は、放熱により保持部44の温度は徐々に下降することとなる。
このように保持部44の温度が下降している間において、温度センサにより保持部44の温度THが測定され、もう一つの温度センサ47により保持部44の近傍の温度TSが測定される。温度センサ42により測定された任意の第一時刻t1の保持部44の温度がTHt1であり、温度センサ42により測定された第一時刻t1より後の任意の第二時刻t2の保持部44の温度がTHt2である場合には、第一時刻t1から第二時刻t2の間の保持部44の放熱量QRは、保持部44から周囲への熱伝達係数Kを使用して、次式(1)に示すように、保持部44の温度THと保持部44の近傍の温度TSとの温度差の第一時刻t1から第二時刻t2までの積分値と保持部回りの熱伝達係数Kとの積で表すことができる。
QR=K・∫(TH−TS)dt ・・・(1)
一方、第一時刻t1から第二時刻t2の間の保持部44の放熱量QRは、保持部44の熱容量Cを使用して、次式(2)に示すように、第一時刻t1から第二時刻t2までの保持部44の温度下降値(THt1−THt2)と保持部44の熱容量Cとの積で表すことができる。
QR=(THt1−THt2)・C ・・・(2)
ここで、式(1)の右辺と式(2)の右辺とが等しくなるために、保持部44の現在の熱容量Cと保持部44から周囲への現在の熱伝達係数Kとの関係として、例えば、C/Kは、次式(3)により表すことができ、既知の値となる。
C/K=(∫(TH−TS)dt)/(THt1−THt2)
・・・(3)
アッシュ等が保持部44へ付着するほど、熱容量Cは大きくなると共に熱伝達係数Kは小さくなり、熱容量Cと熱伝達係数Kとは相関関係を有して変化するために、熱容量Cと熱伝達係数Kとの比C/Kが定まれば、この比C/Kを与える熱容量Cと熱伝達係数Kとが一義的に定まり、例えば、アッシュ等の堆積量により変化する比C/Kの各値に対して、各値を満たす熱容量Cと熱伝達係数Kとの組み合わせを予めマップ化しておくことができる。
こうして、保持部44に排気ガス中の炭酸カルシウム又は硫酸カルシウムのようなアッシュ等が付着して熱容量を変化させても、保持部44の温度が下降している間において、保持部44の温度と保持部の近傍を温度とを測定することにより、保持部44の現在の熱容量Cを決定して更新することができ、保持部44の熱容量Cを比較的正確なものとすることができる。このような熱容量Cの更新は、保持部44からのNOの放出還元毎に実施して、次回のNOの還元反応の発熱量の算出に使用するようにすることが好ましい。また、排気ガスをリッチにしてNOを放出させなくても、電気ヒータ43により保持部44を昇温させた後に保持部44の温度が下降している間においても、前述のようにして現在の熱容量Cを決定することができる。
ところで、硫黄成分検出装置4の保持部44が排気ガス中のNOを硝酸塩として保持する場合には、保持部44近傍に酸素が供給されると、排気ガス中のNOは、供給された酸素によりNOに酸化され、次いで、硝酸塩として保持部44に保持され易くなる。
機関運転状態によっては、ケース45内へ流入する排気ガスの酸素濃度が比較的低くなることがあるために、NO触媒装置2の再生処理及び前述の保持部44からのNOの放出処理等のように意図的に排気ガスの空燃比がリッチにされる間を除いて、酸素ポンプ46を作動させて、保持部44近傍へ酸素を供給して排気ガス中のNOが保持部44に保持され易くすることが好ましく、特に、保持部44近傍の排気ガスの空燃比を約40以上とすることが好ましい。
図3の第一フローチャートにおいて、保持部44にNOを保持させる経過時間tは、走行距離としても良い。NO触媒装置2の再生処理及び保持部44のNO保持量の検出に際して、排気ガスの空燃比をリッチにする場合には、内燃機関の燃焼空燃比をリッチにしたり、排気行程又は膨張行程において気筒内へ追加燃料を供給したり、又は、排気ガス通路1において排気ガス中に燃料を供給したりすれば良い。
1 排気ガス通路
2 NO触媒装置
3 Sトラップ装置
4 硫黄成分検出装置
42 温度センサ
43 電気ヒータ
44 保持部
47 もう一つの温度センサ

Claims (2)

  1. 排気ガス通路を通過する排気ガス中のSO及びNOを保持し、SO保持量が増加するほどNO保持可能量が減少し、排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチ空燃比とすると保持したNOだけを放出して還元する保持部と前記保持部の温度を測定する温度センサとを具備し、前記温度センサにより放出NOの還元反応の際の前記保持部の温度上昇値を測定し、測定された温度上昇値と前記保持部の熱容量とに基づき前記放出NOの還元反応の際の発熱量を算出することにより前記NO保持可能量に対応する放出NO量を算出して現在のSO保持量を推定し、一定期間の間に前記排気ガス通路を通過したSOの積算量又は前記積算量に基づく値を検出する硫黄成分検出装置において、前記保持部を加熱するヒータを具備し、前記ヒータにより前記保持部を加熱した時に前記温度センサにより測定される前記保持部の温度上昇値と前記ヒータの発熱量とにより前記保持部の現在の熱容量を決定することを特徴とする硫黄成分検出装置。
  2. 排気ガス通路を通過する排気ガス中のSO及びNOを保持し、SO保持量が増加するほどNO保持可能量が減少し、排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチ空燃比とすると保持したNOだけを放出して還元する保持部と前記保持部の温度を測定する第一温度センサとを具備し、前記第一温度センサにより放出NOの還元反応の際の前記保持部の温度上昇値を測定し、測定された温度上昇値と前記保持部の熱容量とに基づき前記放出NOの還元反応の際の発熱量を算出することにより前記NO保持可能量に対応する放出NO量を算出して現在のSO保持量を推定し、一定期間の間に前記排気ガス通路を通過したSOの積算量又は前記積算量に基づく値を検出する硫黄成分検出装置において、前記保持部の近傍の温度を測定するための第二温度センサを具備し、放熱により前記保持部の温度が下降している間の第一時刻から第二時刻までの前記保持部からの放熱量は、一方で、前記第一温度センサにより測定される前記保持部の温度と前記第二温度センサにより測定される前記保持部の近傍の温度との温度差の前記第一時刻から前記第二時刻までの積分値と前記保持部から周囲への熱伝達係数との積で表され、他方で、前記第一温度センサにより測定される前記第一時刻から前記第二時刻までの前記保持部の温度下降値と前記保持部の熱容量との積で表されるために、前記保持部の熱容量と熱伝達係数との現在の関係が決定され、決定された関係に基づき前記保持部の現在の熱容量を決定することを特徴とする硫黄成分検出装置。
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