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JPWO2016121572A1 - 駐車場と目的地との関連付け - Google Patents

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JPWO2016121572A1
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Abstract

駐車場と目的地とを関連付けるための方法及び装置には、第1目的地を含む車両特定交通ネットワーク情報と、複数の駐車場を示す駐車場情報とが含まれ、この駐車場情報には、少なくとも一つの駐車場と第1目的地との間の関連性を示す自動生成駐車場関連情報が含まれる。車両は、交通ネットワーク情報に基づき、第1目的地に対して、複数の駐車場から目的駐車場を決定し、交通ネットワーク情報を用いて、車両交通ネットワークにおける出発地点からその目的駐車場までのルートを特定する。車両には、車両がそのルートを用いて出発地点から目的駐車場まで移動するよう操作する軌道コントローラが備えられている。

Description

本開示は、車両のルーティング及びナビゲーションに関する。
車両には、移動ルートの生成及び保持を行い、その移動ルートを移動するよう車両を制御する制御システムが備えられているものがある。自律走行車は、直接的な人間の介入なしに自律的に制御され、出発地点から目的地まで移動ルートを移動することがある。そのため、駐車場と目的地とを関連付けるための方法及び装置は有益となり得る。
本明細書に開示されるのは、駐車場と目的地との関連付けを行う態様、特徴、要素、実施例及び実施形態である。
開示される実施形態の一態様は、駐車場と目的地とを関連付ける車両である。この車両は、非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、第1目的地を含む車両交通ネットワークを示す交通ネットワーク情報であって、該交通ネットワーク情報には複数の駐車場を示す駐車場情報が含まれ、該複数の駐車場の各駐車場は車両交通ネットワークの各位置に対応し、かつ、駐車場情報には、複数の駐車場のうちのうち少なくとも一つの駐車場と第1目的地との間の関連性を示す自動的に生成される駐車場関連情報が含まれるよう交通ネットワーク情報を特定するプロセッサを備える。上記プロセッサは、非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、交通ネットワーク情報に基づき、第1目的地に対して、複数の駐車場から目的駐車場を決定し、交通ネットワーク情報を用いて、車両交通ネットワークにおける出発地点から目的駐車場までのルートを特定する。上記車両は、ルートを用いて出発地点から目的駐車場まで移動するよう車両を操作する軌道コントローラを備える。
開示される実施形態の別の態様は、交通ネットワーク情報を生成するためのシステムである。このシステムは、非一時性コンピュータ可読媒体を含むメモリと、該非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、交通ネットワーク情報を生成するプロセッサとを備える。上記プロセッサは、非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、車両交通ネットワークを示す交通ネットワーク情報を特定し、操作情報をフィルタリングすることで駐車場関連情報を自動的に生成する。操作情報には、複数の車両によって報告される車両操作情報が含まれ、車両操作情報には駐車操作を含む複数の車両操作が含まれ、該複数の車両操作の各車両操作は複数の車両の各車両に関連付けられており、複数の駐車場の各駐車場は複数の車両操作の各車両操作に対応し、車両操作情報には、複数の乗客の各乗客が前記複数の車両の各車両に関連付けられるよう、複数の乗客を特定する乗客情報が含まれる。上記操作情報には、また、複数の車両からの各車両の検出に応じて、複数のインフラ装置から報告された情報である車両位置補足情報が含まれ、複数のインフラ装置の各インフラ装置は、車両交通ネットワークにおける各位置と関連付けられており、車両位置補足情報には複数の補足車両駐車位置が含まれ、複数の補足車両駐車位置の各補足車両駐車位置は、複数の車両の各車両と関連付けられており、複数の補足車両駐車位置の各補足車両駐車位置は、複数の車両操作の各駐車操作に対応する。上記操作情報には、また、複数の非車両操作が含まれる非車両操作情報が含まれ、複数の非車両操作の各非車両操作には、複数の乗客のうちの一人の乗客に関連付けられた携帯機器によって報告される位置情報、又は、ユーザのための第三者コンピュータ・システムに報告される位置情報が含まれ、非車両操作情報には、ユーザと複数の乗客のうちの一人の乗客との間の関連性が含まれる。上記プロセッサは、非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、複数の車両から一つの車両を特定し、車両に対する駐車操作を特定し、駐車操作に対応する位置を駐車位置候補として特定し、車両に関連付けられた乗客を特定し、乗客に対する目的地操作を特定し、目的地操作に対応する位置を目的地として特定し、自動的に生成される駐車場関連情報に、前記目的地を示す位置と前記駐車位置候補に対応する駐車場との関連性を示す自動的に生成される駐車場関連情報を含めることで上記操作情報のフィルタリングを行う。また、上記プロセッサは、非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、自動的に生成される駐車場関連情報に基づき、交通ネットワーク情報を更新する。
開示される実施形態の別の態様は、自動特定された車両操作情報と非車両操作情報との関連性に基づいて、駐車場と目的地とを関連付けるためのシステムである。このシステムはプロセッサを備え、プロセッサは非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、車両交通ネットワークを示す交通ネットワーク情報を特定し、複数の車両に報告される車両操作情報を特定し、車両操作情報には複数の車両操作が含まれ、複数の車両操作の各車両操作は、複数の車両の各車両に関連付けられ、車両操作情報には、複数の乗客識別子を含み複数の乗客識別子の各乗客識別子と、複数の車両のうちの一つの車両とを関連付ける乗客情報を含む。上記プロセッサは、非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することで、複数のユーザに報告される非車両操作情報を特定し、非車両操作情報には複数の非車両操作が含まれ、複数の非車両操作の各非車両操作は、複数のユーザの各ユーザに関連付けられ、非車両操作情報には複数の目的地操作を含み、複数の目的地操作の各目的地操作は複数の目的地の各目的地に対応する。上記プロセッサは、非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することで、車両操作情報と非車両操作情報との関連性を自動特定し、自動特定される車両操作情報と非車両操作情報との関連性に基づき、交通ネットワーク情報を更新する。
本明細書に開示された方法、装置、手順、アルゴリズムのこれら及びその他の態様、特徴、要素、実施例、実施形態における変更について以下にさらに詳細に説明する。
本明細書に開示された方法及び装置の様々な態様が、以下の説明及び図面に記載された実施例を参照することでより明確になるであろう。
図1は、本明細書に開示された態様、特徴、要素を実施可能な自律走行車の一部の例を示す図である。
図2は、本明細書に開示された態様、特徴、要素を実施可能な自律走行車交通通信システムの一部の例を示す図である。
図3は、本開示に係る車両交通ネットワークの一部を示す図である。
図4は、本開示に係る車両交通ネットワークの別の一部を示す図である。
図5は、本開示に係る自律走行車のナビゲーション・ルーティング方法を示す図である。
図6は、本開示に係る駐車場関連情報の自動生成方法を示す図である。
図7は、本開示に係る非車両操作情報と車両操作情報とを関連付ける方法を示す図である。
自律走行車は、人間の介入なしに、車両交通ネットワーク内を出発地点から目的地まで移動する。自律走行車は、自律走行車のルーティングとナビゲーションを行うコントローラを備えている。このコントローラは、車両情報、環境情報、車両交通ネットワークを示す交通ネットワーク情報又はこれらの組み合わせに基づき、出発地点から目的地までの移動ルートを生成する。コントローラは、車両がこの生成されたルートにより出発地点から目的地まで移動するよう操作する軌道コントローラへ、移動ルートを出力する。
いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報からは、目的地の駐車場を明確に特定する情報が除外され、駐車場情報が操作情報に基づいて自動生成される。この操作情報に含まれる情報としては、一つ又は複数の車両によって報告される情報などの車両操作情報、車両インフラ部によって報告される車両の情報などの車両位置補足情報、車両の乗客に関連付けられた携帯機器によって報告される情報などの非車両操作情報、車両の乗客に関連付けられたソーシャルメディア情報が挙げられる。
いくつかの実施形態において、上記操作情報に対してフィルタリングや処理が行われ、車両の駐車場情報と、車両の乗客の目的地情報とが相互に関連付けられる。この相互に関連付けられた駐車場情報は、目的地の周囲でクラスタ化され、一つ又は複数の駐車場が、交通ネットワーク情報の目的地と関連付けられる。
いくつかの実施形態において、車両操作情報は、空間クラスタリングによって、非車両操作情報と関連付けられ、駐車場情報は、車両操作情報と非車両操作情報との関連性に基づき、目的地と関連付けられる。いくつかの実施形態において、空間クラスタリングによる車両操作情報と非車両操作情報との関連付けでは、車両操作情報と非車両操作情報とを一時的にグループ化し、各一時的グループ内で情報を空間的にクラスタ化し、車両操作情報からの操作及び非車両操作情報からの操作のペア又はタプルを特定し、一時的な格納によりタプルを有効化し、複数回発生する専用タプルを特定し、特定された複数回発生する専用タプルに対応する車両操作情報と、それに対応する非車両操作情報とを関連付ける。
本明細書に用いられるように、「コンピュータ」や「コンピュータ装置」という用語は、本明細書に開示される方法やその一つ又は複数の部分を実行可能な装置又は装置の組み合わせを含むものとする。
本明細書に用いられるように、「プロセッサ」という用語は、一つ又は複数の専用プロセッサ、一つ又は複数のデジタルプロセッサ、一つ又は複数のマイクロプロセッサ、一つ又は複数のコントローラ、一つ又は複数のマイクロコントローラ、一つ又は複数の特定用途向け集積回路、一つ又は複数の特定用途向け規格品、一つ又は複数のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、その他の集積回路の組み合わせ、一つ又は複数の状態機械、又は、それらの組み合わせなど、一つ又は複数のプロセッサを含むものとする。
本明細書に用いられるように、「メモリ」という用語は、プロセッサにより又はそれに関連して利用される信号又は情報を明確に格納、記憶、通信、輸送可能なコンピュータ使用可能又はコンピュータ可読媒体又は装置を示すものとする。メモリは、例えば、一つ又は複数の読取専用メモリ(ROM)、一つ又は複数のランダム・アクセス・メモリ(RAM)、一つ又は複数のレジスタ、一つ又は複数のキャッシュ・メモリ、一つ又は複数の半導体メモリ装置、一つ又は複数の磁気媒体、一つ又は複数の光媒体、一つ又は複数の磁気光媒体、又は、それらの組み合わせである。
本明細書に用いられるように、「命令」という用語は、本明細書に開示される方法やその一つ又は複数の部分を実行するための指示や表現を含み、ハードウェア、ソフトウェア又はその組み合わせによって実現される。例えば、命令は、メモリに記憶されたコンピュータプログラムなどの情報として実施され、プロセッサによって実行されることで、本明細書に説明されるような各方法、アルゴリズム、態様又はその組み合わせを実行する。いくつかの実施形態において、命令やその一部は、本明細書に説明されるような方法、アルゴリズム、態様、又はその組み合わせを実行するための特別なハードウェアを含む専用プロセッサや電気回路として実施される。いくつかの実施形態において、命令の部分は、単一の装置や、直接又はローカル・エリア・ネットワーク、広域ネットワーク、インターネット又はその組み合わせなどのネットワークを介して通信を行う複数の装置上で、複数のプロセッサへ分配される。
本明細書に用いられるように、「例」、「実施形態」、「実施例」、「態様」、「特徴」、「要素」という用語は、例、実例、例示として機能することを示す。明示的に別段の定めをした場合を除き、例、実施形態、実施例、態様、特徴、要素は、互いに独立したものであり、その他のいかなる例、実施形態、実施例、態様、特徴、要素と組み合わせて使用してもよい。
本明細書に用いられるように、「決定する」や「特定する」という用語又はそのバリエーションは、選択、確定、算出、調査、受信、判定、確立、取得、又は、本明細書に示され記載される一つ又は複数の装置を用いたいかなる方法による特定や決定を含むものとする。
本明細書に用いられるように、「又は」という用語は、排他的な「又は」よりもむしろ包含的な「又は」を意味することが意図される。すなわち、他に特に規定がなければ、もしくは内容から明白でなければ、「XはA又はBを含む」は、自然な包含的置換を示すものと意図される。つまり、もしXがAを含むなら、XはBを含む、又は、XはAとBを両方含み、その場合、「XはA又はBを含む」が上記のどの場合においても満たされる。また、本明細書及び添付の請求の範囲で使用される各構成要素について、他に特に規定がなければ、もしくは内容から明白でなければ、「一つまたは複数の」構成要素を意味するものと解釈されるべきである。
さらに、説明の便宜上、本明細書における図面や説明には一連の工程や段階が含まれるが、本明細書に開示される方法の要素は、あらゆる順序又は同時に実行されるものであってもよい。又、本明細書に開示される方法の要素は、ここに明確には提示・記載されないその他の要素とともに実行されるものであってもよい。さらに、本開示に係る方法を実施するのに、本明細書に記載の方法のすべての要素が必要なわけではない。本明細書では、態様、特徴、要素が特定の組み合わせで記載されているが、各態様、特徴、要素は、その他の態様、特徴、要素の有無にかかわらず、独立して又はあらゆる組み合わせで使用可能である。
図1は、本明細書に開示された態様、特徴、要素を実施可能な自律走行車の一部の例を示す図である。いくつかの実施形態において、自律走行車1000は、シャーシ1100、パワートレイン1200、コントローラ1300、車輪1400、その他の要素又は自律走行車の要素の組み合わせを含む。便宜上、自律走行車1000は4つの車輪1400を備えるものと図示されているが、プロペラやトレッドなど、その他の一つ又は複数の推進装置が使用されていてもよい。図1において、パワートレイン1200、コントローラ1300、車輪1400などの要素を相互接続する線は、データや制御信号などの情報、電力やトルクなどの動力、又は情報と動力の両方が各要素間でやり取りされることを示す。例えば、コントローラ1300は、パワートレイン1200から動力を受け取り、パワートレイン1200、車輪1400、又はその両方と通信を行い、自律走行車1000を制御する。この制御には、自律走行車1000の加速、減速、操舵、その他の制御が含まれる。
パワートレイン1200は、電源1210、変速機1220、操舵部1230、アクチュエータ1240、その他の要素、又は、サスペンション、ドライブシャフト、アクセル、排気システムなどのパワートレインの要素の組み合わせから構成される。車輪1400は、別々に図示されているが、パワートレイン1200に含まれていてもよい。
電源1210は、エンジン、バッテリー、又はその組み合わせを含む。電源1210は、電気エネルギー、熱エネルギー、運動エネルギーなどのエネルギーを供給するよう機能する装置又はその組み合わせであってもよい。例えば、電源1210は、内燃エンジン、電気モーター又は内燃エンジンと電気モーターの組み合わせなど、エンジンを含み、一つ又は複数の車輪1400に運動エネルギーを原動力として供給するよう機能する。いくつかの実施形態において、電源1210は、一つ又は複数のニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)乾電池、太陽電池、燃料電池又はエネルギーを供給可能なその他の装置などのポテンシャルエネルギー部から構成されてもよい。
変速機1220は、電源1210から運動エネルギーなどのエネルギーを受け取り、そのエネルギーを車輪1400に送って原動力を提供する。変速機1220は、コントローラ1300、アクチュエータ1240又はその両方により制御される。操舵部1230は、コントローラ1300、アクチュエータ1240又はその両方により制御され、車輪1400を制御することで自律走行車の操縦を行う。アクチュエータ1240は、コントローラ1300から信号を受け取り、電源1210、変速機1220、操舵部1230又はその組み合わせを作動させる又は制御することにより自律走行車1000を操作する。
いくつかの実施形態において、コントローラ1300は、位置特定部1310、通信部1320、プロセッサ1330、メモリ1340、ユーザー・インターフェース1350、センサ1360、通信インターフェース1370又はその組み合わせから構成されてもよい。コントローラ1300は、単一の装置として図示されているが、その一つ又は複数の要素を統合することで個別の物理装置としてもよい。例えば、ユーザー・インターフェース1350とプロセッサ1330は第1物理装置に統合し、メモリ1340は第2物理装置に統合してもよい。図1には図示しないが、コントローラ1300は、バッテリーなどの電源を含んでもよい。位置特定部1310、通信部1320、プロセッサ1330、メモリ1340、ユーザー・インターフェース1350、センサ1360、通信インターフェース1370又はその組み合わせは、別々の要素として図示されているが、一つ又は複数の電子装置、回路、チップに統合してもよい。
いくつかの実施形態において、プロセッサ1330は、現時点で存在する又は後に生成される信号又はその他の情報を操作・処理可能な装置又はその組み合わせから構成されてもよく、光プロセッサ、量子プロセッサ、分子プロセッサ又はその組み合わせを含む。例えば、プロセッサ1330は、一つ又は複数の専用プロセッサ、一つ又は複数のデジタル信号プロセッサ、一つ又は複数のマイクロプロセッサ、一つ又は複数のコントローラ、一つ又は複数のマイクロコントローラ、一つ又は複数の集積回路、一つ又は複数の特定用途向け集積回路、一つ又は複数のフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ、一つ又は複数のプログラマブル・ロジック・アレイ、一つ又は複数のプログラマブル・ロジック・コントローラ、一つ又は複数の状態機械、又は、そのいずれかの組み合わせから構成されてもよい。プロセッサ1330は、位置特定部1310、メモリ1340、通信インターフェース1370、通信部1320、ユーザー・インターフェース1350、センサ1360、パワートレイン1200又はそのいずれかの組み合わせと動作可能に接続されてもよい。例えば、プロセッサは、通信バス1380を介してメモリ1340と動作可能に接続されてもよい。
メモリ1340は、機械可読命令又はそれに関連付けられた情報を、プロセッサ1330が利用できるよう又はそれに関連して、例えば、格納、記憶、通信、輸送を行うことが可能な接触型の持続性コンピュータ利用可能又はコンピュータ可読媒体から構成されてもよい。メモリ1340は、例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光ディスク、磁気又は光カード、又は、電子情報の格納に適した各種持続性媒体を含む、一つ又は複数の半導体ドライブ、一つ又は複数のメモリカード、一つ又は複数のリムーバブル・メディア、一つ又は複数の読取専用メモリ、一つ又は複数のランダム・アクセス・メモリ、一つ又は複数のディスク、又は、そのいずれかの組み合わせであってもよい。
通信インターフェース1370は、図示したような無線アンテナ、有線通信ポート、光通信ポート、又は、有線又は無線電子通信媒体1500とインターフェース可能な各種有線又は無線装置であってもよい。通信インターフェース1370は、図1において、単一の通信リンクを介して通信を行うものとして示されているが、通信インターフェースは、複数の通信リンクを介して通信を行うよう構成されてもよい。また、図1には通信インターフェース1370が一つしか示されていないが、自律走行車には通信インターフェースがいくつ含まれていてもよい。
通信部1320は、通信インターフェース1370を介してなど、有線又は無線電子通信媒体1500を介して信号を送受信するよう構成されてもよい。また、通信部1320は、図1には明示されていないが、無線周波数(RF)、紫外線(UV)、可視光、光ファイバー、有線又はその組み合わせなど、各種有線又は無線通信媒体を介して送信、受信又はその両方を行うよう構成されてもよい。また、図1には通信部1320(電子通信部)と通信インターフェース1370がそれぞれ一つずつしか示されていないが、電子通信部と通信インターフェースはいくつ用いられてもよい。
位置特定部1310は、自律走行車1000の経度、緯度、高度、移動方向、速度などの地理位置情報を測定する。例えば、位置特定部は、全地球測位システム(GPS)部、無線三角測量部又はその組み合わせから構成されてもよい。位置特定部1310は、例えば、自律走行車1000の現在の行き先、自律走行車1000の2次元又は3次元における現在位置、自律走行車1000の現在の角度方向又はその組み合わせを示す情報を得るために利用できる。
ユーザー・インターフェース1350は、仮想又は物理キーパッド、タッチパッド、ディスプレイ、タッチ・ディスプレイ、スピーカー、マイク、ビデオカメラ、センサ、プリンター又はそのいずれかの組み合わせなど、人とインターフェース可能ないかなる装置から構成されてもよい。ユーザー・インターフェース1350は、図示のように、プロセッサ1330と動作可能に接続されてもよく、又は、コントローラ1300のその他の要素と接続されてもよい。ユーザー・インターフェース1350は、単一の装置として図示されているが、一つ又は複数の物理装置から構成されてもよい。例えば、ユーザー・インターフェース1350は、人と音声通信を行うための音声インターフェースと、その人とビジュアルとタッチベースの通信を行うためのタッチ・ディスプレイとを含んでいてもよい。
センサ1360は、自律走行車の制御に使用可能な情報を提供するよう機能する数々のセンサなどの一つ又は複数のセンサから構成される。センサ1360は、車両の現在の運転の特徴に関する情報を提供することができる。センサ1360には、例えば、自律走行車1000の現在の動的状況のある面に関する情報を報告するよう機能する、速度センサ、加速センサ、操舵角センサ、けん引関連センサ、ブレーキ関連センサや各種センサ、又は、それらの組み合わせを含んでいてもよい。
いくつかの実施形態において、センサ1360には、自律走行車1000を取り囲む物理的環境に関する情報を入手可能なセンサが含まれる。例えば、一つ又は複数のセンサは、道路形状や、固定障害物、車両、歩行者などの障害物を検出することができる。いくつかの実施形態において、センサ1360は、現在周知の、又は、後に開発される一つ又は複数のビデオカメラ、レーザー検知システム、赤外線検知システム、聴覚検知システム、その他の適切な車載環境検知装置、またはその組み合わせであってもよく、それらを含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、センサ1360と位置特定部1310は統合されてもよい。
別途図示しないが、いくつかの実施形態において、自律走行車1000には軌道コントローラが備えられている。例えば、コントローラ1300は、軌道コントローラにより構成されてもよい。軌道コントローラは、自律走行車1000の現在の状態を示す情報と、自律走行車1000のために設定されたルートとを入手して、自律走行車1000の軌道を決定・最適化することができる。いくつかの実施形態において、軌道コントローラは、自律走行車1000が軌道コントローラによって決定された軌道をたどるように自律走行車1000を制御可能な信号を出力することができる。例えば、軌道コントローラの出力は、パワートレイン1200、車輪1400又はその両方に供給される最適化軌道である。いくつかの実施形態において、最適化軌道は、一連の操舵角などの制御入力であり、各操舵角は、ある時点又は位置に対応する。いくつかの実施形態において、最適化軌道は、一つ又は複数の経路、線、曲線又はその組み合わせである。
一つ又は複数の車輪1400は、操舵部1230の制御下で操舵角に旋回される操舵輪、変速機1220の制御下で自律走行車1000を推進させるトルクが与えられる推進輪、又は、自律走行車1000の操舵・推進を行う操舵推進輪であってもよい。
図1には図示しないが、自律走行車には、筐体、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線部、近距離無線通信(NFC)モジュール、液晶表示(LCD)ディスプレイ、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット、スピーカー又はそのいずれかの組み合わせなど、図1には図示されない装置や要素が含まれてもよい。
図2は、本明細書に開示された態様、特徴、要素を実施可能な自律走行車交通通信システムの一部の例を示す図である。自律走行車交通通信システム2000には、図1に示す自律走行車1000などの一つ又は複数の自律走行車2100が含まれ、それらは、一つ又は複数の車両交通ネットワーク2200の一つ又は複数の部分を介して移動を行い、一つ又は複数の通信ネットワーク2300を介して通信を行う。自律走行車は、図2には明示されないが、オフロード・エリアなど、車両交通ネットワークには明確又は完全には含まれないエリアを横断することもある。
いくつかの実施形態において、上記通信ネットワーク2300は、例えば、多重アクセスシステムであり、自律走行車2100と一つ又は複数の通信装置2400との間において、音声通信、データ通信、ビデオ通信、メッセージ通信又はその組み合わせなどの通信を提供する。例えば、自律走行車2100は、通信ネットワーク2300を介して通信装置2400から車両交通ネットワーク2200を示す情報などの情報を受け取る。
いくつかの実施形態において、自律走行車2100は、有線通信リンク(図示せず)、無線通信リンク2310/2320又はいくつかの有線又は無線通信リンクの組み合わせを介して通信を行う。例えば、図示のように、自律走行車2100は、地上無線通信リンク2310を介して、地球外無線通信リンク2320を介して、又は、その組み合わせを介して通信を行う。いくつかの実施形態において、地上無線通信リンク2310には、イーサネット(登録商標)リンク、シリアルリンク、ブルートゥースリンク、赤外線(IR)リンク、紫外線(UV)リンク、又は、電子通信を提供可能な各種リンクが含まれる。
いくつかの実施形態において、自律走行車2100は、アクセスポイント2330を介して通信ネットワーク2300と通信を行う。コンピュータ装置を含むアクセスポイント2330は、有線又は無線通信リンク2310/2340を介して、自律走行車2100、通信ネットワーク2300、一つ又は複数の通信装置2400又はそれらの組み合わせと通信を行うよう構成されている。アクセスポイント2330は、例えば、基地局、基地送受信局(BTS)、ノードB、拡張ノードB(eNode−B)、ホームノードB(HNode−B)、無線ルータ、有線ルータ、ハブ、リレー、スイッチ、又は、同様の有線又は無線装置である。アクセスポイントは、単一の装置として図示されているが、いくつかの相互接続した要素から構成されてもよい。
いくつかの実施形態において、自律走行車2100は、サテライト2350又はその他の地球外通信装置を介して通信ネットワーク2300と通信を行う。コンピュータ装置を含むサテライト2350は、一つ又は複数の通信リンク2320/2360を介して、自律走行車2100、通信ネットワーク2300、一つ又は複数の通信装置2400又はそれらの組み合わせと通信を行うよう構成されている。サテライトは、単一の装置として図示されているが、いくつかの相互接続した要素から構成されてもよい。
通信ネットワーク2300は、音声通信、データ通信、又は、その他の電子通信を提供するよう構成されたいかなるタイプのネットワークであってもよい。例えば、通信ネットワーク2300は、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、仮想プライベートネットワーク(VPN)、移動/携帯電話ネットワーク、インターネット、又は、その他の電子通信システムを含む。通信ネットワーク2300は、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザー・データグラム・プロトコル(UDP)、インターネット・プロトコル(IP)、リアルタイム・トランスポート・プロトコル(RTP)、ハイパーテキスト・トランスポート・プロトコル(HTTP)又はそれらの組み合わせを使用する。電子通信ネットワークは、単一の装置として図示されているが、いくつかの相互接続した要素から構成されてもよい。
いくつかの実施形態において、自律走行車2100は、車両交通ネットワーク2200の一部やその状態を特定する。例えば、自律走行車には、図1に示すセンサ1360などの一つ又は複数の車載センサ2110が備えられ、それらのセンサには、車両交通ネットワーク2200の一部やその状態を判定・特定可能な速度センサ、車輪速度センサ、カメラ、ジャイロスコープ、光センサ、レーザーセンサ、レーダーセンサ、音響センサ、その他のセンサや装置、又は、それらの組み合わせが含まれる。
いくつかの実施形態において、自律走行車2100は、車両交通ネットワーク2200を示す情報、一つ又は複数の車載センサ2110によって特定される情報、又は、それらの組み合わせなど、通信ネットワーク2300を介してやり取りされる情報を用いて、一つ又は複数の車両交通ネットワーク2200の一つ又は複数の部分を移動する。
図2には、便宜上、自律走行車2100、車両交通ネットワーク2200、通信ネットワーク2300、通信装置2400はそれぞれ一つしか示されていないが、いくつかの自律走行車、ネットワーク、コンピュータ装置が使用されてもよい。いくつかの実施形態において、自律走行車交通通信システム2000には、図2には図示されない機器、装置、要素が含まれてもよい。自律走行車2100は、単一の装置として図示されているが、いくつかの相互接続した要素から構成されてもよい。
図3は、本開示に係る車両交通ネットワークの一部を示す図である。車両交通ネットワーク3000には、ビルなどのナビ不可能なエリア3100、駐車場3200などの一つ又は複数の部分的にナビ可能なエリア、道路3300/3400などの一つ又は複数のナビ可能なエリア、又は、それらの組み合わせが含まれる。いくつかの実施形態において、図1に示す自律走行車1000又は図2に示す自律走行車2100などの自律走行車は、車両交通ネットワーク3000の一つ又は複数の部分を移動する。
車両交通ネットワークには、一つ又は複数のナビ可能又は部分的にナビ可能なエリア3200/3300/3400間における一つ又は複数のインターチェンジ3210が含まれる。例えば、図3に示す車両交通ネットワークの一部には、駐車場3200と道路3400との間のインターチェンジ3210が含まれている。いくつかの実施形態において、駐車場3200には、駐車スロット3220が含まれる。
道路3300/3400などの車両交通ネットワークの一部は、一つ又は複数のレーン3320/3340/3360/3420/3440を含み、図3に矢印で示す一つ又は複数の移動方向と関連付けられている。
いくつかの実施形態において、車両交通ネットワーク又は図3に示す車両交通ネットワークの一部などその一部が、交通ネットワーク情報として示される。例えば、交通ネットワーク情報は、データベースやファイルに保存されるマークアップ言語要素などの要素の階層として表される。便宜上、本明細書における図面は、車両交通ネットワークの部分を図表やマップとして示す交通ネットワーク情報を示すものとするが、交通ネットワーク情報は、車両交通ネットワークやその一部を表すことができれば、コンピュータ使用可能ないかなる形で表現されてもよい。いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報には、移動方向情報などの車両交通ネットワーク制御情報、制限速度情報、通行料金情報、傾斜・角度情報などの勾配情報、表面物質情報、美観情報、又は、それらの組み合わせが含まれる。
いくつかの実施形態において、車両交通ネットワークの一部やその部分の組み合わせは、関心点や目的地として特定される。例えば、交通ネットワーク情報によりエリア3100が関心点として特定され、自律走行車によりその関心点が目的地として特定され、自律走行車は車両交通ネットワークを横切って出発地点からその目的地まで移動する。
いくつかの実施形態において、目的地の特定には、エリア3100の地理的な位置3500などの個別で一意に特定可能な地理位置である、目的地の位置を特定することが含まれる。例えば、車両交通ネットワークには、目的地の番地、郵便番号、車両交通ネットワークアドレス、経度・緯度、又は、GPSアドレスなど、確定した位置が含まれる。
いくつかの実施形態において、目的地は、図3に示す入り口3600など、一つ又は複数の入り口と関連付けられていることもある。いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報には、目的地に関連付けられた入り口の地理位置を特定する情報などの確定/予測入り口位置情報が含まれる。
いくつかの実施形態において、車両交通ネットワークは、歩行者交通ネットワークと関連付けられている、又は、それを含む。例えば、図3には、歩行者用通路である歩行者交通ネットワークの一部3700が含まれる。いくつかの実施形態において、歩行者交通ネットワークや、図3に示す歩行者交通ネットワークの一部3700などのその一部は、歩行者交通ネットワーク情報として示される。いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報には、歩行者交通ネットワーク情報が含まれてもよい。歩行者交通ネットワークには、歩行者がナビ可能なエリアが含まれる。歩行者用通路や歩道などの歩行者がナビ可能なエリアは、車両交通ネットワークのナビ不可能エリアに対応する。図3では別途図示されていないが、歩行者用横断歩道などの歩行者がナビ可能なエリアは、車両交通ネットワークのナビ可能エリアや部分的にナビ可能エリアに対応する。
いくつかの実施形態において、エリア3100などの目的地は、駐車場3200などの駐車場と関連付けられている。例えば、交通ネットワーク情報には、一つ又は複数の駐車場が目的地と関連付けられていることを示す、確定した駐車場情報が含まれる。いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報からは、駐車場3200を特定する情報や、駐車場3200と目的地とを関連付ける情報が除外される。
一例において、交通ネットワーク情報には、車両交通ネットワークのナビ可能又は部分的にナビ可能な部分として駐車場3200を特定する情報と、駐車場3200を駐車場として特定する情報と、エリア3100などの目的地と駐車場3200との関連性を示す確定駐車場関連情報とが含まれる。確定駐車場関連情報は、駐車場関連情報を明確に確定又は作成するユーザ入力に応じて生成される駐車場関連情報である。
別の例において、交通ネットワーク情報には、車両交通ネットワークのナビ可能又は部分的にナビ可能な部分として駐車場3200を特定する情報と、駐車場3200を駐車場として特定する情報と、エリア3100などの目的地と駐車場3200との関連性を示す自動生成駐車場関連情報とが含まれる。自動生成駐車場関連情報は、本明細書で説明するように自動的に生成される駐車場関連情報である。いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報からは、駐車場として場所を特定する情報が除外され、駐車場関連情報の自動生成には、駐車場として場所を特定する情報を自動生成することが含まれる。
図4は、本開示に係る車両交通ネットワークの別の一部を示す図である。図4に示すように、車両交通ネットワークの一部には、ビルなどの一つ又は複数のナビ不可能なエリア4100、道路4200などの一つ又は複数のナビ可能なエリア、駐車場4300/4310/4320/4330などの一つ又は複数の部分的にナビ可能なエリア、又は、それらの組み合わせが含まれる。いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報には、エリア4100の位置4110など、目的地の位置情報が含まれる。
いくつかの実施形態において、駐車場は、目的地に関連付けられる、又は、目的地専用に設けられる。例えば、図3に示す駐車場3200は、図3に示すエリア3100専用に設けられている。いくつかの実施形態において、目的地が、その目的地専用に設けられた駐車場と関連付けられていないこともある。例えば、図4に示す駐車場4300/4310/4320/4330は、ある特定のビル、目的地又は関心点専用に設けられたものではない。
いくつかの実施形態において、ビルと駐車場との関連性又は関係性は、交通ネットワーク情報においては、確定駐車場関連情報として表現される。いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報からは確定駐車場関連情報が除外され、ビルと駐車場との関連性又は関係性は、交通ネットワーク情報においては、自動生成駐車場関連情報として表現される。例えば、図4に示す車両交通ネットワークの一部を示す交通ネットワーク情報には、駐車場4300/4310/4320/4330がエリア4100の駐車場であることを示す自動生成駐車場関連情報が含まれる。
図5は、本開示に係る自律走行車のナビゲーション・ルーティング方法を示す図である。自律走行車のナビゲーションやルーティングは、図1に示す自律走行車1000や図2に示す自律走行車2100などの自律走行車において実施される。例えば、図1に示す自律走行車1000のコントローラ1300のプロセッサ1330は、図1に示す自律走行車1000のコントローラ1300のメモリ1340に格納された命令を実行することによって、自律走行車のナビゲーションやルーティングを行う。自律走行車のナビゲーションやルーティングの実施には、5100において交通ネットワーク情報を特定すること、5200において目的駐車場(目的駐車位置)を決定すること、5300においてルートを特定すること、5400において移動を行うこと、又は、それらの組み合わせが含まれる。
いくつかの実施形態において、図3に示す交通ネットワーク情報や図4に示す交通ネットワーク情報などの交通ネットワーク情報は、5100において特定される。例えば、図1に示すコントローラ1300などの自律走行車制御部は、図1に示すメモリ1340などのデータ記憶部から交通ネットワーク情報を読み取る、又は、図2に示す通信ネットワーク2300などの通信システムを介して、図2に示す通信装置2400などの外部データソースから交通ネットワーク情報を受け取る。いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報の特定には、交通ネットワーク情報をコード変換又は再フォーマットすること、再フォーマットされた交通ネットワーク情報を記憶すること、又は、その両方が含まれる。
いくつかの実施形態において、交通ネットワーク情報には、車両交通ネットワーク内の一つ又は複数の駐車場を示す駐車場情報が含まれる。いくつかの実施形態において、自律走行車は、交通ネットワーク情報に確定駐車場関連情報、自動生成駐車場関連情報、又は、その両方が含まれるよう、交通ネットワーク情報を特定する。
いくつかの実施形態において、5200において目的地が特定される。目的地の特定には、図3に示すエリア3100や図4に示すエリア4100の位置4110などの関心点を第1目的地として特定すること、その関心点に対する目的駐車場を第2目的地として特定すること、又は、第1及び第2目的地を特定することが含まれる。
いくつかの実施形態において、車両交通ネットワーク内の第1目的地に対する目的駐車場は、5200において交通ネットワーク情報に基づき特定される。例えば、図3に示すエリア3100などのビルは、第1目的地として特定され、図3に示す駐車場3200などの駐車場は、確定駐車場関連情報に基づき、目的駐車場として特定される。いくつかの実施形態において、目的駐車場は、自動生成駐車場関連情報に基づき特定される。例えば、図4に示すエリア4100などのビルは、第1目的地として特定され、図4に示す駐車場4300/4310/4320/4330のいずれかなどの目的駐車場は、自動生成駐車場関連情報に基づき、目的駐車場として特定される。
5300において、ルートが生成される。いくつかの実施形態において、ルートの生成には、出発地点を特定することが含まれる。例えば、出発地点は、自律走行車の現在位置など、目的出発点を示す。いくつかの実施形態において、出発地点の特定には、図1に示す位置特定部1310などの位置特定部を制御することで、自律走行車の現在の地理的位置を決定することが含まれる。いくつかの実施形態において、5300における出発地点の特定には、出発地点に対応する交通ネットワーク情報を特定することが含まれる。例えば、出発地点の特定には、道路、道路区分、レーン、ウェイポイント又はそれらの組み合わせを特定することが含まれる。いくつかの実施形態において、自律走行車の現在位置は、ナビ可能なノンロード・エリアや、オフロード・エリアなど、車両交通ネットワークに明確又は完全には含まれていないエリアであり、出発地点の特定には、自律走行車の現在位置に近い又はその近位にある道路、道路区分、レーン、ウェイポイント又はそれらの組み合わせを特定することが含まれる。ルートの生成には、出発地点から5200で特定された目的駐車場までのルートを決定すること、又は、出発地点から第1目的地に関連付けられたドッキング位置までのルートを生成すること、ドッキング位置から5200で特定された目的駐車場までのルートを生成することが含まれる。ここでは、簡単かつ明確にするため、出発地点と目的駐車場間のルーティングとナビゲーションについて説明するが、ルーティングとナビゲーションには、出発地点と第1目的地に関連付けられたドッキング位置との間のルーティングとナビゲーションや、ドッキング位置と一つ又は複数の駐車場との間のルーティングとナビゲーションが含まれてもよい。
いくつかの実施形態において、ルートの生成には、出発地点から目的駐車場までのルート候補を生成することが含まれる。いくつかの実施形態において、ルート候補は、出発地点から目的駐車場までの固有かつ特徴的なルートを示す。例えば、ルート候補としては、道路、道路区分、レーン、ウェイポイント、インターチェンジの固有かつ特徴的な組み合わせが含まれる。
いくつかの実施形態において、ルートの生成には、ルーティング状態を特定することが含まれる。いくつかの実施形態において、ルーティング状態の特定には、各ルート候補に対して、ルート候補における各ウェイポイントに対応するルーティング状態を特定することが含まれる。例えば、第1ルーティング状態は、第1ルート候補における道路、道路区分、レーン、ウェイポイント又はその組み合わせを示し、第2ルーティング状態は、第2ルート候補における道路、道路区分、レーン、ウェイポイント又はその組み合わせを示す。
いくつかの実施形態において、ルートの生成には、あるルーティング状態から他のルーティング状態への移行などのアクションを行うための予定アクションコストを評価することが含まれる。このようなアクションは、あるウェイポイントから他のウェイポイントへの移行に対応し、ルート実行の際、第1ウェイポイントが示すある位置から第2ウェイポイントが示す他の位置へ自律走行車が移動するのにかかる予定コストを示す。いくつかの実施形態において、アクションは、あるルーティング状態から直接隣接したルーティング状態への移行を示し、これは、あるウェイポイントから直接隣接したウェイポイントへ他のウェイポイントと交差せずに移行することに対応し、第1ウェイポイントが示す位置から直接隣接したウェイポイントが示す他の位置へ自律走行車が移動することを示す。
いくつかの実施形態において、アクションコストは、交通ネットワーク情報に基づいて決定される。例えば、ルート候補において、第1ルーティング状態は、車両交通ネットワークにおける第1位置に対応する第1ウェイポイントに対応し、第2ルーティング状態は、車両交通ネットワークにおける第2位置に対応する第2ウェイポイントに対応し、アクションコストは、自律走行車が第1位置から第2位置へと移動するのにかかる推定、予測又は予定コストを示す。いくつかの実施形態において、アクションコストは、コンテキストに依存する。例えば、ある時刻に2つのウェイポイント間を移行するのにかかるアクションコストは、他の時刻にそのウェイポイント間を移行するのにかかるアクションコストよりも大幅に高い。
いくつかの実施形態において、ルート生成には、確率分布の生成が含まれる。いくつかの実施形態において、確率分布の生成には、あるルーティング状態から他のルーティング状態への移行などのアクションを実行するための推定コスト分布を生成することが含まれる。推定コスト分布の生成には、アクションの実行に成功する確率とアクションの実行に失敗する確率を決定すること、そのアクションを実行するのにかかる複数の推定コストを決定すること、確率と想定コストとを関連付ける推定コストを決定すること、又は、それらの組み合わせが含まれる。
いくつかの実施形態において、確率分布の生成には、正規又はガウス分布N(μ,σ)が用いられ、ここで、μは正規分布の平均を示し、σは標準偏差を示す。正規分布の平均と標準偏差は、アクションによって異なる。いくつかの実施形態において、標準偏差は、アクションコストの不確実性の変化を示す、アクションコスト不確実性分散変更子に基づいて増加する。
いくつかの実施形態において、確率分布の生成には、アクションに対する離散コスト確率組み合わせを生成することが含まれる。例えば、ルートにおけるアクションに対して、確率分布の生成には、45などの第1アクションコストと0.05などの第1確率との組み合わせとして、第1推定コストを生成し、50などの第2アクションコストと0.08などの第2確率との組み合わせとして、第2推定コストを生成することが含まれる。
いくつかの実施形態において、確率分布の生成には、リソースとコストの線形モデルを用いることが含まれる。例えば、アクションに関連付けられた移動時間に対する確率分布は、区分的定数関数によって表され、アクションを実行するためのコストは、区分的線形関数によって表される。
いくつかの実施形態において、アクションコストの決定には、距離コスト基準、期間コスト基準、燃料コスト基準、受容性コスト基準又はその組み合わせなどのコスト基準を評価することが含まれる。いくつかの実施形態において、このようなコスト基準は、動的に決定される、又は、生成・記憶され、データベースなどのメモリからアクセスされる。いくつかの実施形態において、アクションコストの決定には、一つ又は複数の上記基準に基づいてコスト関数を算出することが含まれる。例えば、コスト関数は、距離コスト基準に対して最小化し、期間コスト基準に対して最小化し、燃料コスト基準に対して最小化し、受容性コスト基準に対して最大化する。
距離コスト基準は、第1ルーティング状態に対応する第1ウェイポイントが示す第1位置から第2ルーティング状態に対応する第2ウェイポイントが示す第2位置までの距離を示す。
期間コスト基準は、第1ルーティング状態に対応する第1ウェイポイントが示す第1位置から第2ルーティング状態に対応する第2ウェイポイントが示す第2位置まで移動するのにかかる予測期間を示し、自律走行車と車両交通ネットワークの条件情報に基づくものである。その条件情報としては、燃料効率情報、予想初期速度情報、路面情報、又は、移動期間に関係するその他の情報が含まれる。
燃料コスト基準は、第1ルーティング状態から第2ルーティング状態への移行に対する予想燃料利用率を示し、自律走行車と車両交通ネットワークの条件情報に基づくものである。その条件情報としては、燃料効率情報、予想初期速度情報、予想平均速度情報、予想最終速度情報、路面情報、又は、燃料コストに関係するその他の情報が含まれる。
受容性コスト基準は、第1ルーティング状態に対応する第1ウェイポイントが示す第1位置から第2ルーティング状態に対応する第2ウェイポイントが示す第2位置までの移動に対する予測受容性を示し、自律走行車と車両交通ネットワークの条件情報に基づくものである。その条件情報としては、予想初期速度情報、予想平均速度情報、予想最終速度情報、路面情報、美観情報、通行料金情報、又は、移動受容性に関係するその他の情報が含まれる。いくつかの実施形態において、受容性コスト基準は、受容性要因に基づくものである。いくつかの実施形態において、受容性要因は、工業地帯などの特定の道やエリアを含む場所や、未舗装の道路や有料道路などの道路タイプが低い又は負の受容性を有し、また、受容性要因は、景色の良い道路などの場所が高い又は正の受容性要因を有することを示す。
いくつかの実施形態において、コスト基準の評価には、コスト基準の重み付けや、重み付けコスト基準に基づくアクションコストの算出が含まれる。コスト基準の重み付けには、コスト基準に関連付けられた重み付け係数を特定することが含まれる。例えば、重み付け係数の特定には、重み付け係数と、その重み付け係数とコスト基準との関連性を示す記録にアクセスすることが含まれる。いくつかの実施形態において、コスト基準の重み付けには、重み付け係数とコスト基準に基づいて重み付けコスト基準を生成することが含まれる。例えば、重み付けコスト基準は、重み付け係数とコスト基準の積である。いくつかの実施形態において、アクションコストの推定には、コスト基準の合計や重み付けコスト基準の合計を計算することが含まれる。
いくつかの実施形態において、ルート生成には、最適ルートを特定することが含まれる。最適ルートの特定には、確率分布に基づき、ルート候補から一つのルート候補を選択することが含まれる。例えば、最小推定ルートコストを有するルート候補が、最適ルートとして特定される。いくつかの実施形態において、最適ルートの特定には、ハイブリッド・マルコフ決定過程などの一定時間確率制御処理が用いられる。
いくつかの実施形態において、最適ルートの特定には、第1ルーティング状態から第2ルーティング状態への移行に対するアクションコスト確率分布や、第1ルーティング状態から第3ルーティング状態への移行に対するアクションコスト確率分布から、最小推定アクションコストを選択することが含まれる。
いくつかの実施形態において、最適ルートの特定では、ルート内の各アクションに対するアクションコスト確率分布に基づいて、ルート候補に対して、ルートコスト確率分布を生成する。いくつかの実施形態において、最適ルートの特定では、各ルート候補に対してルートコスト確率分布を生成し、最低又は最小推定ルートコストを有するルート候補を最適ルートとして選択する。
いくつかの実施形態において、コントローラは、ルート候補、最適ルート又はその両方を出力又は記憶する。例えば、コントローラは、ルート候補と最適ルートを記憶し、最適ルートを軌道コントローラ、車両アクチュエータ又はその組み合わせに出力することによって、自律走行車が最適ルートを用いて出発地点から目的駐車場へと移動するよう操作する。
いくつかの実施形態において、自律走行車は、5400において、最適ルートを用いて出発地点から目的駐車場へ移動する。例えば、自律走行車は、図1に示すアクチュエータ1240などの車両アクチュエータを備え、車両アクチュエータは、自律走行車が最適ルートを用いて出発地点から目的駐車場へと移動を開始するよう操作する。いくつかの実施形態において、自律走行車は、軌道コントローラを備え、軌道コントローラは、自律走行車が、最適ルート、自律走行車の現在の操作特徴、自律走行車を取り囲む物理的環境とに基づき移動を開始するよう操作する。
いくつかの実施形態において、最適ルートは更新される。いくつかの実施形態において、最適ルートの更新では、ルート候補や確率分布が更新又は再生され、更新又は再生されたルート候補や確率分布から更新最適ルートが特定される。
いくつかの実施形態において、最適ルートは、更新交通ネットワーク情報に基づき、実際の移動コストと選択ルートの推定コストとの差に基づき、又は、更新交通ネットワーク情報と、実際の移動コストと選択ルートの推定コストとの差との組み合わせに基づき更新される。
いくつかの実施形態において、自律走行車は、移動前又は移動中に、現在の車両交通ネットワーク状態情報を受け取る。いくつかの実施形態において、自律走行車は、車両外センサ情報などの現在の車両交通ネットワーク状態情報を、車両外センサから直接、又は、図2に示す通信ネットワーク2300などのネットワークを介して受け取る。いくつかの実施形態において、最適ルートは、現在の車両交通ネットワーク状態情報の受取に応えて更新される。例えば、現在の車両交通ネットワーク状態情報は、最適ルートに含まれる車両交通ネットワークの一部の状態変化、例えば、開から閉への変化を示す。ルート候補の更新では、車両交通ネットワークの閉じられた部分を含むルート候補が除外され、自律走行車の現在位置を出発地点として、新しいルート候補や確率分布が生成される。また、最適ルートの更新では、新しい最適ルートが新しいルート候補から特定される。
いくつかの実施形態において、自律走行車は、更新最適ルートを用いて、自律走行車の現在位置から目的駐車場への移動を完了する。
いくつかの実施において、5100における交通ネットワーク情報の特定では、車両交通ネットワークにおける駐車場を示す駐車場情報と、駐車場と目的地との関連性を示す、確定駐車場関連情報や自動生成駐車場関連情報などの駐車場関連情報が交通ネットワーク情報に含まれるよう、交通ネットワーク情報が特定される。駐車場関連情報の自動生成の例を図6、図7に示す。
図6は、本開示に係る駐車場関連情報の自動生成方法を示す図である。いくつかの実施形態において、駐車場関連情報の自動生成では、6100において車両操作情報が特定され、6200において車両位置補足情報が特定され、6300において非車両操作情報が特定され、6400において位置情報が相互に関連付けられ、6500において位置候補のクラスタ化が行われ、6600において駐車場と目的地とが関連付けられ、又は、それらが組み合わせて行われる。
図6に別途図示しないが、駐車場関連情報の自動生成では、車両操作情報、車両位置補足情報、非車両操作情報又はそれらの組み合わせを含む操作情報が特定される。いくつかの実施形態において、車両駐車場関連情報の特定では、車両操作情報、車両位置補足情報、非車両操作情報又はそれらの組み合わせのフィルタリング又は評価が行われる。
いくつかの実施形態において、車両操作情報は、6100において特定される。いくつかの実施形態において、車両操作情報には、手動操作車両である一つ又は複数の車両に対して生成される操作情報や、車両プローブデータ、車両位置情報、車両状態情報、車両イベント情報、コントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)データなどの車両バスデータ、又は、車両操作に基づいて生成されるその他の情報が含まれる。
いくつかの実施形態において、車両操作情報には、車両又はその操作部により報告される情報が含まれ、操作部としては、パワーアップ操作、開始操作、運転操作条件、停止操作、パワーダウン操作、ドア開放操作、ドア開放操作条件、ドア閉鎖操作、ドア閉鎖操作条件、ドア施錠操作、ドア施錠操作条件、ドア解錠操作、ドア解錠操作条件、又は、車両のその他の操作や操作条件など、車両の操作や操作条件の検出、記憶、報告が可能な、データロギング部、遠隔測定部、プローブ部、操作記録部、又は、その他の装置や装置の組み合わせなどが挙げられる。いくつかの実施形態において、車両操作情報には、一つ又は複数の操作又は操作条件に対する時間、日付、地理的位置又はその組み合わせが含まれる。いくつかの実施形態において、車両操作情報は、複数の車両によって報告される情報である。例えば、車両操作情報には、それぞれが車両識別子に関連付けられる記録が含まれ、その車両識別子に基づき個々の車両が一意的に識別される。
いくつかの実施形態において、車両操作情報には、車両操作を示す情報が含まれる。車両操作には、イベント指標が含まれ、そのイベント指標には、開始、停止、待機、駐車、ドア開放、ドア閉鎖、ロード、アンロードなど、車両操作やイベントの種類が含まれる。車両操作には、日付、時間又はその両方が含まれる。車両操作には、車両交通ネットワーク内でのGPS位置などの位置が含まれる。車両操作には、現在の乗客人数や占有率、占有率の変化、乗客の有無などの車両状態情報が含まれる。例えば、車両操作情報には、車両又はその操作部により報告される情報が含まれ、操作部としては、パワーアップ操作、開始操作、運転操作条件、停止操作、パワーダウン操作、ドア開放操作、ドア開放操作条件、ドア閉鎖操作、ドア閉鎖操作条件、ドア施錠操作、ドア施錠操作条件、ドア解錠操作、ドア解錠操作条件、又は、車両のその他の操作や操作条件など、車両の操作や操作条件の検出、記憶、報告が可能な、データロギング部、遠隔測定部、プローブ部、操作記録部、又は、その他の装置や装置の組み合わせなどが挙げられる。いくつかの実施形態において、車両操作情報には、一つ又は複数の操作又は操作条件に対する時間、日付、地理的位置又はその組み合わせが含まれる。例えば、車両操作情報は、車両停止イベントから次の車両開始イベントまでの期間又は継続期間などの静止期間を含む車両操作を示す。これは駐車操作候補として特定され、対応する位置は駐車位置候補として特定される。
いくつかの実施形態において、駐車場関連情報の自動生成では、車両の車両操作情報に示される一連のイベントが評価される。例えば、車両操作情報には、停止イベントと次の開始イベントを含む一連のイベントを示すイベント指標が含まれる。一連のイベントの評価では、静止期間が、停止イベントと開始イベントとの間の時間差として判定される。
いくつかの実施形態において、車両操作情報には、乗客識別子などの乗客情報が含まれる。例えば、車両操作の車両操作情報には、車両操作と乗客とを関連付ける情報が含まれる。
いくつかの実施形態において、車両操作情報の特定では、車両操作情報をフィルタリングして一つ又は複数の駐車位置候補が特定される。例えば、車両操作情報には複数の車両の車両操作を示す情報が含まれ、各車両操作は各車両に関連付けられる。そして、車両操作情報の特定では、車両操作情報をフィルタリングして、車両、操作又は操作群の期間、日中、夜間、朝、夜などの操作又は操作群の時間帯に関連付けられた操作情報における位置の頻度などの基準に基づき、駐車操作候補や対応する駐車位置候補が特定される。例えば、車両操作に関連付けられた静止期間は最短駐車期間を上回り、その車両操作は駐車操作候補として特定される。
いくつかの実施形態において、駐車場情報は、規定された種類の車両に対して生成された情報を含む車両操作情報に基づいて自動生成される。例えば、操作情報には、車両が私用車か、タクシーや宅配車などのフリート車両かを示す車両タイプ指標が含まれる。そして、操作情報がフィルタリングされて、フリートタイプの車両を除外するなど、操作情報がタイプに基づき除外される。他の例において、操作情報には、車両が、タクシーや宅配車として動作する車両など、占有率が低い輸送車かどうかを示す車両操作タイプ指標が含まれる。そして、操作情報がフィルタリングされて、占有率の低い輸送車として動作する車両の情報を除外するなど、車両の操作情報が操作タイプに基づき除外される。
いくつかの実施形態において、6200では車両位置補足情報が特定される。車両位置補足情報には、各車両の検出に応じてインフラ装置によって報告される情報が含まれる。例えば、インフラ装置は、スマートパーキングメーター、パーキングカメラ、パーキングアクセス装置、又は、駐車場に関連付けられ、車両の規定駐車場を検出可能なその他の車外装置である。車両位置補足情報には、規定駐車場など、車両交通ネットワークにおけるインフラ装置の位置を特定する位置情報が含まれる。例えば、パーキングメーターは、駐車場に進入する車両を特定し、駐車場に進入する車両に関連付けられた時間、日付又はその両方を記録し、駐車場を退出する車両を検出し、インフラ装置の規定位置、車両、進入時間、退出時間又はそれらの組み合わせを示す車両の補足駐車操作を報告する。
いくつかの実施形態において、駐車場候補は、車両操作情報と車両位置補足情報との組み合わせに基づき特定される。例えば、車両位置補足情報は、ある期間に規定駐車場にて車両が検出されたことを示し、その期間の車両の車両操作情報は、車両がその期間にアイドリングしていたことを示し、規定駐車場はフィルタリングされる又は駐車場候補から除外される。
いくつかの実施形態において、6300では非車両操作情報が特定される。非車両操作情報には、非車両操作情報システム又は装置の一人又は複数のユーザに報告される情報が含まれ、非車両操作を示す情報が含まれる。非車両操作情報には、日付、時間又はその両方が含まれる。非車両操作は、GPS位置、目的地、関心点などの位置を示す。
いくつかの実施形態において、非車両操作情報には、車両に関連付けられた携帯機器によって報告された非車両操作情報が含まれる。例えば、車両の乗客が携帯するスマートフォンなどの携帯機器には、その乗客と車両とを関連付ける情報が含まれ、GPS又は補助GPS(AGPS)情報などの地理的位置情報が含まれる。
いくつかの実施形態において、非車両操作情報には、ユーザに対して第三者コンピュータシステムによって報告される情報が含まれる。例えば、非車両操作情報には、規定日時におけるユーザと規定位置との関連性を示すユーザの状態情報を含む、ソーシャル・ネットワークからの情報が含まれる。いくつかの実施形態において、非車両操作情報には、ジオタグ付けされたツイート、ジオタグ付けされた写真、又は、その他のジオタグ付けされた非車両操作情報など、ジオタグ付けされた情報が含まれる。
いくつかの実施形態において、非車両操作情報には、目的地や関心点に関連付けられていないGPS位置などの位置を特定する情報が含まれ、その示された位置に対応する目的地や関心点は、近接に基づき交通ネットワーク情報から特定される。
いくつかの実施形態において、非車両操作情報はフィルタリングされて、又は、処理されて、目的地操作が特定される。例えば、目的地操作は、規定位置内における期間又はその規定位置内での位置を特定する情報の頻度に基づき特定される。いくつかの実施形態において、非車両操作情報には、目的地位置を明確に示す情報が含まれる。例えば、非車両操作情報には、チェックイン情報などの乗客と規定位置との関連付けを示す情報や、レビューなどの位置について言及する情報や、ソーシャル・ネットワーク状態情報を含む状態情報が含まれる。
いくつかの実施形態において、非車両操作情報のフィルタリングでは、非車両操作情報からユーザを特定し、そのユーザに対して一つ又は複数の目的地操作を特定し、その目的地操作に対応する位置を目的地候補として特定し、又は、それらを組み合わせて行う。いくつかの実施形態において、乗客に対する目的地操作の特定では、ユーザに関連付けられた非車両操作を、非車両操作と関連付けられた静止期間に基づく目的地操作として、非車両操作情報から特定する。例えば、ユーザが規定位置内にとどまった期間を示す静止期間は、最低目的地期間を上回り、対応する操作又は操作群を目的地操作として特定する。
いくつかの実施形態において、目的地候補位置は、車両操作情報、非車両操作情報又は車両操作情報と非車両操作情報との組み合わせに基づき特定される。例えば、車両操作情報は目的地を示し、その示された目的地を目的地候補位置として特定する。他の例において、車両操作情報は、複数の特定可能な目的地を含む選択位置を示し、非車両操作情報には、その特定可能な目的地の一つを車両の乗客の目的地として特定する情報が含まれる。
いくつかの実施形態において、非車両操作情報のフィルタリングでは、ソーシャルメディア・ユーザ名などの非車両操作情報ユーザ識別子と、車両に関連付けられた乗客識別子とを関連付ける。いくつかの実施形態において、非車両操作情報ユーザ識別子は、関連性を特定するユーザ入力などのユーザ入力に基づき車両と関連付けられた乗客識別子と関連付けられる。例えば、車両の乗客は、スマートフォンなどの携帯電子機器を使用してアプリケーションなどの非車両操作情報システムを操作し、その機器のユーザ識別子、その機器上で動作する非車両操作情報システムのユーザ識別子、又は、第三者非車両操作情報システムのユーザ識別子と、車両又は乗客や車両と関連付けられた乗客識別子とを関連付ける情報を入力する。いくつかの実施形態において、非車両操作情報ユーザ識別子は、図7に示すように、車両と自動で関連付けられる乗客識別子と関連付けられる。
いくつかの実施形態において、6400では、位置情報が相互に関連付けられる。例えば、6100/6200/6300における操作情報のフィルタリングでは、駐車操作候補と目的地操作候補とを特定する。駐車操作候補情報は、対応する時間的情報、駐車場情報、乗客情報又はそれらの組み合わせを示す。目的地操作候補情報は、対応する時間的情報、目的地位置情報、ユーザ情報又はそれらの組み合わせを示す。駐車操作候補は、時間的類似や、駐車操作候補からの乗客情報と目的地操作候補からのユーザ情報との間の規定の関連性又は自動生成された関連性に基づき、目的地操作候補と関連付けられる。
いくつかの実施形態において、6500では候補位置のクラスタ化が行われる。候補位置のクラスタ化では、例えば、空間クラスタリングによって、一つ又は複数の駐車場群を生成する。例えば、駐車場群には、空間的又は地理的に近接する駐車候補位置群が含まれる。いくつかの実施形態において、駐車場は、駐車場群と交通ネットワーク情報に基づき特定される。例えば、位置、目的地、関心点は、空間的又は地理的に駐車場群に対応する交通ネットワーク情報において特定され、駐車場として特定される。
同様に、候補位置のクラスタ化では、例えば、空間クラスタリングによって、一つ又は複数の目的地位置群を生成する。例えば、目的地位置群には、空間的又は地理的に近接する候補目的地位置群が含まれる。いくつかの実施形態において、目的地は、目的地位置群と交通ネットワーク情報に基づき特定される。例えば、位置、目的地、関心点は、空間的又は地理的に目的地位置群に対応する交通ネットワーク情報において特定され、目的地として特定される。
いくつかの実施形態において、6600では駐車場が目的地と関連付けられる。いくつかの実施形態において、駐車場と目的地との関連付けでは、6500で特定された駐車場群と対応する駐車場を特定し、6500で特定された目的地位置群と対応する目的地を特定し、6400で特定された相関関係に基づき、駐車場と目的地とを関連付け、駐車場関連情報を駐車場と目的地との関連性を示す駐車場情報に含める。
図7は、本開示に係る非車両操作情報と車両操作情報とを関連付ける方法を示す図である。いくつかの実施形態において、非車両操作情報と車両操作情報との関連付けでは、7100において車両操作情報を特定し、7200において非車両操作情報を特定し、7300において情報を一時的にグループ化し、7400において情報を空間的にクラスタ化し、7500においてタプルを特定し、7600において一時的な格納によりタプルを有効にし、7700において専用タプルを特定し、7800においてタプルを関連付ける、又は、それらを組み合わせて行う。
いくつかの実施形態において、7100では、図6に示したような6100における車両操作情報の特定と同様に、車両操作情報を特定する。そして、7200では、図6に示したような6300における非車両操作情報の特定と同様に、非車両操作情報を特定する。簡単かつ明確にするため、図6に示すような6200で特定される車両位置補足情報は図7の説明から省略されているが、非車両操作情報と車両操作情報との関連付けでは、車両位置補足情報を使用してもよい。
いくつかの実施形態において、7300では、車両操作情報と非車両操作情報とを一時的にグループ化する。いくつかの実施形態において、そのような情報の一時的なグループ化では、時間的情報に基づいて、情報群を特定する。車両操作情報と非車両操作情報からの操作やイベントには、日などの規定期間内の時間指標が含まれ、その規定期間に基づき一時的なグループ化が行われる。例えば、ある特定の日付の操作情報群には、その日付の車両操作情報とその日付の非車両操作情報とが含まれる。いくつかの実施形態において、この一時的なグループ化は、車両及び非車両操作情報に示される地理的位置に対応するローカル・タイム・ゾーンに基づき行われる。いくつかの実施形態において、時間的情報は、特定のタイム・ゾーン又は協定世界時(UTC)に正規化される。簡単かつ明確にするため、以下において、車両操作情報及び非車両操作情報をまとめて操作情報と称する。
いくつかの実施形態において、7300で特定された各一時的グループの情報は、7400において、空間的又は地理的にクラスタ化する。いくつかの実施形態において、この空間的クラスタリングは、ドローネー三角分割法に基づく空間的クラスタリングである。例えば、特定の日付の一時的グループの操作情報には複数の空間クラスタが含まれ、一時的グループ内の各空間クラスタには、その日付と地理的位置の車両操作情報とその日付と地理的位置の非車両操作情報とが含まれる。
いくつかの実施形態において、車両操作と非車両操作のペアやタプルは、7500にて特定する。いくつかの実施形態において、タプルは、車両操作情報における車両に関連付けられた乗客識別子と、非車両操作情報からの非車両操作に関連付けられたユーザ識別子とに基づき特定される。例えば、一時的グループ内の空間クラスタの操作情報には、複数の乗客識別子と複数のユーザ識別子とが含まれ、各乗客識別子とユーザ識別子との組み合わせに対してタプルが特定される。
いくつかの実施形態において、7600では、一時的な格納によりタプルが有効化される。一時的な格納によるタプルの有効化では、非車両操作情報に関連付けられた時間的情報が車両操作情報に関連付けられた期間内であるか否かを判定する、又は、非車両操作情報に関連付けられた時間的情報と車両操作情報に関連付けられた時間的情報との差が閾値内であるかを判定する。
一例において、車両操作情報によって、駐車期間、車両、駐車場、車両の乗客と関連付けられた駐車操作が特定され、非車両操作情報には、ジオタグ付けされたツイートなどのソーシャルメディアメッセージ、タイプスタンプなどの一時的位置、ユーザ識別子が含まれる。駐車期間や一時的位置は、それぞれ特定の日付に対応し、駐車操作とソーシャルメディアメッセージはその特定の日付のグループに含まれる。駐車場からジオタグ付けされた位置までの距離は、例えば、クラスタリング閾値内であり、駐車操作とソーシャルメディアメッセージはその特定の日付内の空間クラスタに含まれる。一時的な格納により、一時的位置は駐車期間内にあることが判定し、駐車操作に関連付けられた乗客識別子とソーシャルメディアメッセージに関連付けられたユーザ識別子とを含むタプルが、タプル候補として特定される。
いくつかの実施形態において、7700では、専用タプルを特定する。専用タプルの特定では、非専用タプルのフィルタリング又は除外が行われる。例えば、上記例を参照して、車両操作情報には、他の乗客に関連付けられた他の車両に関連付けられた他の駐車操作を特定する情報が含まれ、その情報は、7300において特定の日付のグループに含まれ、7400においてクラスタに含まれ、7500においてユーザ識別子によりタプルとして特定され、7600において有効化され、7700において両方のタプルが専用タプルから除外される。他の例において、非車両操作情報には、他のユーザに関連付けられた他のソーシャルメディアメッセージを特定する情報が含まれる。その情報は、7300において特定の日付のグループに含まれ、7400においてクラスタに含まれ、7500においてユーザ識別子によりタプルとして特定され、7600において有効化され、7700において両方のタプルが専用タプルから除外される。
いくつかの実施形態において、7800では、7700において特定された専用タプルに基づき、乗客識別子とユーザ識別子との関連性を生成する。例えば、専用タプルに対する乗客識別子とユーザ識別子は、タプルが専用タプルとして特定された回数のカウントや濃度に基づき関連付けられる。例えば、複数の日付、複数の位置又はその両方を含むタプルが専用タプルとして特定された回数は、最低関連閾値を上回り、乗客識別子がユーザ識別子と関連付けられる。
図7には図示しないが、7800において生成された乗客識別子とユーザ識別子との関連性は、図6に示すような駐車場と目的地や関心点との関連付けに用いられる。例えば、6400における位置情報の関連付けでは、図7に示すように生成された関連性に基づき、図6の6100において特定された車両操作情報と、6300において特定された非車両操作情報とが関連付けられる。
本開示をよりよく理解するためになされた上記の態様、実施例及び実施形態は、それを限定するものではない。むしろ、本開示は、添付の請求項の範囲に含まれる様々な変更や均等構成を含み、その範囲は、法律上許されるそのような変更や均等構成を全て包含するよう最大限の解釈を与えるものである。
本出願は、2015年1月30日に出願された米国特許出願第14/609686号、及び2015年1月30日に出願された米国特許出願第14/609745号に基づく優先権を主張しており、これらの出願の全内容が参照により本明細書に組み込まれる。

Claims (39)

  1. プロセッサと軌道コントローラとを備えることを特徴とする車両であって、
    前記プロセッサは、非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    第1目的地を含む車両交通ネットワークを示す交通ネットワーク情報であって、
    該交通ネットワーク情報には複数の駐車場を示す駐車場情報が含まれ、
    該複数の駐車場の各駐車場は前記車両交通ネットワークの各位置に対応し、かつ、
    前記駐車場情報には、
    前記複数の駐車場のうちのうち少なくとも一つの駐車場と
    前記第1目的地と
    の間の関連性を示す駐車場関連情報が含まれるよう
    前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記交通ネットワーク情報に基づき、前記第1目的地に対して、前記複数の駐車場から目的駐車場を決定し、
    前記交通ネットワーク情報を用いて、前記車両交通ネットワークにおける出発地点から前記目的駐車場までのルートを特定し、
    前記軌道コントローラは、
    前記ルートを用いて前記出発地点から前記目的駐車場まで移動するよう車両を操作すること
    を特徴とする車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場情報が複数の車両に対する操作情報に基づくように前記交通ネットワーク情報を特定し、
    該操作情報には、車両操作情報、車両位置補足情報又は非車両操作情報のうち少なくとも一つが含まれること
    を特徴とする車両。
  3. 請求項2に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記車両操作情報が前記複数の車両から報告された情報となるよう、前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記車両操作情報には複数の車両操作が含まれ、
    前記複数の車両操作の各車両操作は、前記複数の車両の各車両と関連付けられており、
    前記複数の駐車場の各駐車場は、前記複数の車両操作の各車両操作に対応すること
    を特徴とする車両。
  4. 請求項2に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記車両位置補足情報が、前記複数の車両からの各車両の検出に応じて、複数のインフラ装置から報告された情報となるよう、前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記複数のインフラ装置の各インフラ装置は、前記車両交通ネットワークにおける各位置と関連付けられており、
    前記車両位置補足情報には複数の補足車両駐車位置が含まれ、
    前記複数の補足車両駐車位置の各補足車両駐車位置は、前記複数の車両の各車両と関連付けられており、
    前記複数の補足車両駐車位置の各補足車両駐車位置は、前記複数の車両操作の各駐車操作に対応すること
    を特徴とする車両。
  5. 請求項4に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記複数のインフラ装置の各インフラ装置が、スマートパーキングメーター、パーキングカメラ又はパーキングアクセス装置であるよう、前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  6. 請求項2に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    複数の乗客を特定する乗客情報が前記車両操作情報に含まれるよう、かつ、
    前記複数の乗客の各乗客が、前記複数の車両の各車両と関連付けられるよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  7. 請求項6に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記非車両操作情報には複数の非車両操作が含まれるよう前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記複数の非車両操作の各非車両操作には、前記複数の乗客のうちの一人の乗客に関連付けられた携帯機器によって報告される位置情報、又は、ユーザのための第三者コンピュータ・システムに報告される位置情報が含まれ、
    前記非車両操作情報には、ユーザと前記複数の乗客のうちの一人の乗客との間の関連性が含まれること
    を特徴とする車両。
  8. 請求項2に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場情報が前記操作情報をフィルタリングすることで決定されるよう、前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  9. 請求項8に記載の車両であって、
    前記操作情報のフィルタリングには、
    前記複数の車両から一つの車両を特定し、
    前記車両に対する駐車操作を特定し、
    前記駐車操作に対応する位置を駐車位置候補として特定すること
    が含まれること
    を特徴とする車両。
  10. 請求項9に記載の車両であって、
    前記駐車操作の特定には、
    前記操作情報には車両操作情報が含まれるという条件で、前記車両操作情報に基づき前記駐車操作を特定し、
    前記操作情報には車両位置補足情報が含まれるという条件で、前記車両位置補足情報に基づき前記駐車操作を特定し、
    前記操作情報には車両操作情報及び前記車両位置補足情報が含まれるという条件で、前記車両操作情報又は前記車両位置補足情報のうち少なくとも一つに基づき前記駐車操作を特定すること
    が含まれること
    を特徴とする車両。
  11. 請求項10に記載の車両であって、
    前記車両操作情報に基づく前記駐車操作の特定には、
    前記車両に関連付けられた操作を、その操作に関連付けられた静止期間が最短駐車継続時間を上回るという条件で、前記車両操作情報から前記駐車操作として特定すること
    が含まれること
    を特徴とする車両。
  12. 請求項9に記載の車両であって、
    前記操作情報のフィルタリングには、
    前記車両に関連付けられた乗客を特定し、
    前記乗客に対する目的地操作を特定し、
    前記目的地操作に対応する位置を目的地位置として特定すること
    が含まれること
    を特徴とする車両。
  13. 請求項12に記載の車両であって、
    前記乗客に対する前記目的地操作の特定には、
    前記乗客に関連付けられた非車両操作を、その非車両操作に関連付けられた静止期間が最短目的地継続時間を上回るという条件で、前記非車両操作情報から前記目的地操作として特定すること
    が含まれること
    を特徴とする車両。
  14. 請求項12に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    複数の駐車場群であって、その各駐車場群には少なくとも一つの駐車位置候補が含まれる該駐車場群を前記車両操作情報に基づいて特定し、
    複数の目的地位置群であって、その各目的地位置群には少なくとも一つの目的地位置が含まれる該目的地位置群を前記非車両操作情報に基づいて特定することで
    前記駐車場情報が決定されるよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  15. 請求項12に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記複数の駐車場のうち少なくとも一つの駐車場が前記複数の駐車場群の一つの駐車場群に対応するよう前記複数の駐車場を特定し、
    複数の目的地に前記第1目的地が含まれ、前記複数の目的地のうち少なくとも一つの目的地が前記複数の目的地位置群の一つの目的地位置群に対応するよう前記複数の目的地を特定し、
    前記駐車場関連情報が、前記複数の目的地のうちの一つの目的地と前記複数の駐車場のうちの一つの駐車場との間のうち少なくとも一つの関連性を示すよう、前記駐車場関連情報を前記駐車場情報に含むことで
    前記駐車場情報が決定されるよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  16. 請求項15に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場関連情報が、前記第1目的地と前記複数の駐車場のうちの一つの駐車場との間の自動的に生成された関連性を示すよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  17. 請求項1に記載の車両であって、
    前記駐車場関連情報が複数の車両に対する操作情報に基づいた情報であり、
    前記駐車場関連情報は、前記操作情報をフィルタリングすることで決定され、
    前記操作情報のフィルタリングには、
    前記複数の車両から一つの車両を特定し、
    前記車両に対する駐車操作を特定し、
    前記複数の駐車場のうち少なくとも一つの駐車場に対応する駐車位置候補として、前記駐車操作に対応する位置を特定し、
    前記車両に関連付けられた乗客を特定し、
    前記乗客に対する目的地操作を特定し、
    前記第1目的地の位置に対応する目的地位置として、前記目的地操作に対応する位置を特定し、
    前記駐車場関連情報に、前記第1目的地と前記駐車位置候補に対応する駐車場との関連性を示す自動的に生成される駐車場関連情報を含めること
    が含まれること
    を特徴とする車両。
  18. 請求項17に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記操作情報に車両操作情報、車両位置補足情報又は非車両操作情報のうち少なくとも一つが含まれるよう前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記車両操作情報は、前記複数の車両によって報告され、かつ前記駐車操作を含む複数の車両操作を含み、
    該複数の車両操作の各車両操作は前記複数の車両の各車両に関連付けられており、
    前記複数の駐車場の各駐車場は前記複数の車両操作の各車両操作に対応し、
    前記車両操作情報には、複数の乗客の各乗客が前記複数の車両の各車両に関連付けられるよう、前記複数の乗客を特定する乗客情報が含まれ、
    前記車両位置補足情報は、前記複数の車両からの各車両の検出に応じて、複数のインフラ装置から報告された情報であり、
    前記複数のインフラ装置の各インフラ装置は、前記車両交通ネットワークにおける各位置と関連付けられており、
    前記車両位置補足情報には複数の補足車両駐車位置が含まれ、
    前記複数の補足車両駐車位置の各補足車両駐車位置は、前記複数の車両の各車両と関連付けられており、
    前記複数の補足車両駐車位置の各補足車両駐車位置は、前記複数の車両操作の各駐車操作に対応し、
    前記非車両操作情報には、複数の非車両操作が含まれ、
    前記複数の非車両操作の各非車両操作には、前記複数の乗客のうちの一人の乗客に関連付けられた携帯機器によって報告される位置情報、又は、ユーザのための第三者コンピュータ・システムに報告される位置情報が含まれ、
    前記非車両操作情報には、ユーザと前記複数の乗客のうちの一人の乗客との間の関連性が含まれること
    を特徴とする車両。
  19. 請求項1に記載の車両であって、
    前記第1目的地は、少なくとも部分的に自動特定された車両操作情報と非車両操作情報との関連性に基づいて特定されること
    を特徴とする車両。
  20. 請求項19に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場情報が複数の車両に対する操作情報に基づくように前記交通ネットワーク情報を特定し、
    該操作情報には、車両操作情報及び非車両操作情報が含まれること
    を特徴とする車両。
  21. 請求項20に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記車両操作情報が前記複数の車両から報告された情報となるよう、前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記複数の車両操作の各車両操作は、前記複数の車両の各車両と関連付けられており、
    前記複数の駐車場の各駐車場は、前記複数の車両操作の各車両操作に対応すること
    を特徴とする車両。
  22. 請求項21に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記車両操作情報が、乗客を特定し、その乗客と前記複数の車両のうちの一つの車両とを関連付ける乗客情報を含むよう、前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  23. 請求項20に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記非車両操作情報が、複数のユーザに報告された情報となるよう、前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記非車両操作情報には複数の非車両操作が含まれ、
    該複数の非車両操作の各非車両操作が、前記複数のユーザの各ユーザに関連付けられていること
    を特徴とする車両。
  24. 請求項23に記載の車両であって、
    前記車両交通ネットワークには、前記第1目的地を含む複数の目的地が含まれ、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記複数の非車両操作に複数の目的地操作が含まれるよう、前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記複数の目的地操作の各目的地操作は、前記複数の目的地の各目的地に対応すること
    を特徴とする車両。
  25. 請求項24に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場情報が、前記操作情報を一時的にグループ化することで複数の一時的操作情報グループを生成することで決定されるよう、前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記複数の一時的操作情報グループの各一時的操作情報グループには、
    複数の一時的にグループ化された車両操作であって、前記複数の一時的にグループ化された車両操作の各一時的にグループ化された車両操作には、一時的操作情報グループに特定された期間内の時間的情報が含まれる車両操作と
    複数の一時的にグループ化された非車両操作であって、前記複数の一時的にグループ化された非車両操作の各一時的にグループ化された非車両操作には、一時的操作情報グループに特定された期間内の時間的情報が含まれる非車両操作と、
    が含まれること
    を特徴とする車両。
  26. 請求項25に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場情報が、前記複数の一時的操作情報グループの各一時的操作情報グループに対して、複数の空間クラスタを生成することで決定されるよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  27. 請求項26に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場情報が、一時的操作情報グループからの前記複数の空間クラスタの各空間クラスタに対して、
    それぞれが各車両操作に関連付けられている複数の乗客識別子を特定し、
    それぞれが各非車両操作に関連付けられている複数のユーザ識別子を特定し、
    それぞれが前記複数の乗客識別子のうちの一つの乗客識別子と前記複数のユーザ識別子のうちの一つのユーザ識別子を含む複数の個別タプルを特定すること
    で決定されるよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  28. 請求項27に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場情報が、前記複数の個別タプルの各個別タプルに対して、
    前記個別タプルから前記ユーザ識別子に対応する非車両操作の一時的位置を特定し、
    前記個別タプルから前記乗客識別子に対応する車両操作の期間を特定し、
    前記一時的位置が前記期間内にあるという条件で、前記個別タプルを複数のタプル候補に含める、
    ことで前記複数の個別タプルから前記複数のタプル候補を特定することで決定されるよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  29. 請求項28に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場情報が、
    複数の専用タプルが前記複数の一時的操作情報グループの各一時的操作情報グループから前記複数の空間クラスタの各空間クラスタからのタプルを含むよう、前記複数のタプル候補の各タプル候補を前記複数の専用タプルに含め、
    前記複数の専用タプルからの各タプル候補に対して、
    前記複数の専用タプルからの他のタプル候補が前記タプル候補からの乗客識別子を含み、前記タプル候補のユーザ識別子とは異なるユーザ識別子を含むことを条件に、前記複数の専用タプルから前記タプル候補を除外し、
    前記複数の専用タプルからの他のタプル候補が前記タプル候補からのユーザ識別子を含み、前記タプル候補の乗客識別子とは異なる乗客識別子を含むことを条件に、前記複数の専用タプルから前記タプル候補を除外する、
    ことで前記複数の専用タプルを特定することで決定されるよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  30. 請求項29に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記駐車場情報が、
    前記複数の専用タプルから専用タプル群の濃度を特定し、前記複数の専用タプルの各専用タプルに対する乗客識別子は、前記複数の専用タプルの他の各専用タプルに対する乗客識別子と一致し、前記複数の専用タプルの各専用タプルに対するユーザ識別子は、前記複数の専用タプルの他の各専用タプルに対するユーザ識別子と一致し、
    前記濃度が関連閾値を超えるという条件で、前記乗客識別子と前記ユーザ識別子とを関連付けることで、車両操作情報と非車両操作情報との関連性を自動特定する、
    ことで決定されるよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  31. 請求項19に記載の車両であって、
    前記駐車場情報は複数の車両に対する操作情報に基づいた情報であり、
    前記操作情報には、車両操作情報及び非車両操作情報が含まれること
    を特徴とする車両。
  32. 請求項31に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記車両操作情報が前記複数の車両によって報告された情報となるよう前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記車両操作情報が複数の車両操作を含み、
    該複数の車両操作の各車両操作は前記複数の車両の各車両に関連付けられており、
    前記複数の駐車場の各駐車場は前記複数の車両操作の各車両操作に対応し、
    前記車両操作情報には、乗客を特定し、その乗客と前記複数の車両のうちの一つの車両とを関連付ける乗客情報が含まれること
    を特徴とする車両。
  33. 請求項32に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記非車両操作情報が、複数のユーザに報告された情報となるよう前記交通ネットワーク情報を特定し、
    前記非車両操作情報には複数の非車両操作が含まれ、
    該複数の非車両操作の各非車両操作が、前記複数のユーザの各ユーザに関連付けられ、
    前記複数の非車両操作には複数の目的に操作を含み、
    前記複数の目的地操作の各目的地操作は、前記複数の目的地の各目的地に対応すること
    を特徴とする車両。
  34. 請求項33に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記操作情報を一時的にグループ化して、複数の一時的操作情報グループの各一時的操作情報グループに、
    複数の一時的にグループ化された車両操作であって、前記複数の一時的にグループ化された車両操作の各一時的にグループ化された車両操作に、一時的操作情報グループに特定された期間内の時間的情報が含まれる車両操作と
    複数の一時的にグループ化された非車両操作であって、前記複数の一時的にグループ化された非車両操作の各一時的にグループ化された非車両操作に、一時的操作情報グループに特定された期間内の時間的情報が含まれる非車両操作と、
    が含まれるよう、
    前記複数の一時的操作情報グループを生成し、
    前記複数の一時的操作情報グループの各一時的操作情報グループに対して、複数の空間クラスタを生成し、
    一つの一時的操作情報グループのうちの、前記複数の空間クラスタの各空間クラスタに対して、
    それぞれが各車両操作に関連付けられている複数の乗客識別子を特定し、
    それぞれが各非車両操作に関連付けられている複数のユーザ識別子を特定し、
    それぞれが前記複数の乗客識別子のうちの一つの乗客識別子と前記複数のユーザ識別子のうちの一つのユーザ識別子を含む複数の個別タプルを特定し、
    前記複数の個別タプルの各個別タプルに対して、
    前記個別タプルから前記ユーザ識別子に対応する非車両操作の一時的位置を特定し、
    前記個別タプルから前記乗客識別子に対応する車両操作の期間を特定し、
    前記一時的位置が前記期間内にあるという条件で、前記個別タプルを複数のタプル候補に含めることで、
    前記複数の個別タプルから前記複数のタプル候補を特定する
    処理を行い、
    前記複数の専用タプルからの他のタプル候補が前記タプル候補からの乗客識別子を含み、
    前記複数の専用タプルから各タプル候補に対して、
    前記タプル候補のユーザ識別子とは異なるユーザ識別子を含むことを条件に、前記複数の専用タプルから前記タプル候補を除外し、
    前記複数の専用タプルからの他のタプル候補が前記タプル候補からのユーザ識別子を含み、前記タプル候補の乗客識別子とは異なる乗客識別子を含むことを条件に、前記複数の専用タプルから前記タプル候補を除外することで、
    前記複数の専用タプルを特定し、
    前記複数の専用タプルの各専用タプルに対する乗客識別子が、前記複数の専用タプルの他の各専用タプルに対する乗客識別子と一致し、前記複数の専用タプルの各専用タプルに対するユーザ識別子は、前記複数の専用タプルの他の各専用タプルに対するユーザ識別子と一致するよう、複数の専用タプル群を生成し、
    前記複数の専用タプル群から各専用タプル群の濃度を特定し、
    前記濃度が関連閾値を超えるという条件で、各専用タプル群からの前記乗客識別子と前記専用タプル群からの前記ユーザ識別子とを関連付けることで、
    前記車両操作情報と前記非車両操作情報との関連性を自動特定することにより、前記駐車場情報が決定されるよう、
    前記交通ネットワーク情報を特定すること
    を特徴とする車両。
  35. 請求項1から34のいずれか一項に記載の車両であって、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    前記第1目的地に対するドッキング位置を特定し、
    前記ルートが、前記出発地点から前記ドッキング位置までの第1ルート部と、前記ドッキング位置から前記目的駐車場までの第2ルート部とを含むよう前記ルートを特定すること
    を特徴とする車両。
  36. 請求項1から35のいずれか一項に記載の車両であって、
    自律走行車であること
    を特徴とする車両。
  37. 交通ネットワーク情報を生成するためのシステムであって、
    非一時性コンピュータ可読媒体を含むメモリと、
    プロセッサと
    を備え、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    車両交通ネットワークを示す交通ネットワーク情報を特定し、
    操作情報をフィルタリングすることで駐車場関連情報を自動的に生成し、
    前記自動的に生成された駐車場関連情報に基づき、前記交通ネットワーク情報を更新し、
    前記操作情報には、車両操作情報、車両位置補足情報又は非車両操作情報のうち少なくとも一つが含まれ、
    前記車両操作情報は、複数の車両によって報告され、かつ駐車操作を含む複数の車両操作を含み、
    該複数の車両操作の各車両操作は前記複数の車両の各車両に関連付けられており、
    前記複数の駐車場の各駐車場は前記複数の車両操作の各車両操作に対応し、
    前記車両操作情報には、複数の乗客の各乗客が前記複数の車両の各車両に関連付けられるよう、前記複数の乗客を特定する乗客情報が含まれ、
    前記車両位置補足情報は、前記複数の車両からの各車両の検出に応じて、複数のインフラ装置から報告された情報であり、
    前記複数のインフラ装置の各インフラ装置は、前記車両交通ネットワークにおける各位置と関連付けられており、
    前記車両位置補足情報には複数の補足車両駐車位置が含まれ、
    前記複数の補足車両駐車位置の各補足車両駐車位置は、前記複数の車両の各車両と関連付けられており、
    前記複数の補足車両駐車位置の各補足車両駐車位置は、前記複数の車両操作の各駐車操作に対応し、
    前記非車両操作情報には、複数の非車両操作が含まれ、
    前記複数の非車両操作の各非車両操作には、前記複数の乗客のうちの一人の乗客に関連付けられた携帯機器によって報告される位置情報、又は、ユーザのための第三者コンピュータ・システムに報告される位置情報が含まれ、
    前記非車両操作情報には、ユーザと前記複数の乗客のうちの一人の乗客との間の関連性が含まれ、
    前記操作情報のフィルタリングには、
    前記複数の車両から一つの車両を特定し、
    前記車両に対する駐車操作を特定し、
    前記駐車操作に対応する位置を駐車位置候補として特定し、
    前記車両に関連付けられた乗客を特定し、
    前記乗客に対する目的地操作を特定し、
    前記目的地操作に対応する位置を目的地として特定し、
    前記自動的に生成された駐車場関連情報に、前記目的地を示す位置と前記駐車位置候補に対応する駐車場との関連性を示す自動的に生成される駐車場関連情報を含めること
    が含まれること
    を特徴とするシステム。
  38. 交通ネットワーク情報を生成するためのシステムであって、
    非一時性コンピュータ可読媒体を含むメモリと、
    プロセッサと
    を備え、
    前記プロセッサは、前記非一時性コンピュータ可読媒体に格納された命令を実行することによって、
    車両交通ネットワークを示す交通ネットワーク情報を特定し、
    複数の車両に報告される車両操作情報を特定し、
    複数のユーザに報告される非車両操作情報を特定し、
    前記車両操作情報と前記非車両操作情報との関連性を自動特定し、
    前記自動特定される車両操作情報と非車両操作情報との関連性に基づき、前記交通ネットワーク情報を更新し、
    前記車両操作情報には複数の車両操作が含まれ、
    前記複数の車両操作の各車両操作は、前記複数の車両の各車両に関連付けられ、
    前記車両操作情報には、
    複数の乗客識別子を含み、かつ
    前記複数の乗客識別子の各乗客識別子と、前記複数の車両のうちの一つの車両とを関連付ける
    乗客情報を含み、
    前記非車両操作情報には複数の非車両操作が含まれ、
    前記複数の非車両操作の各非車両操作は、前記複数のユーザの各ユーザに関連付けられ、
    前記複数の非車両操作は、複数の目的地操作を含み、
    前記複数の目的地操作の各目的地操作は、前記複数の目的地の各目的地に対応すること
    を特徴とするシステム。
  39. 請求項38に記載のシステムであって、
    前記車両操作情報と前記非車両操作情報との関連性の自動特定には、
    前記車両操作情報と前記非車両操作情報を一時的にグループ化して、複数の一時的操作情報グループの各一時的操作情報グループに、
    複数の一時的にグループ化された車両操作であって、前記複数の一時的にグループ化された車両操作の各一時的にグループ化された車両操作に、一時的操作情報グループに特定された期間内の時間的情報が含まれる車両操作と、
    複数の一時的にグループ化された非車両操作であって、前記複数の一時的にグループ化された非車両操作の各一時的にグループ化された非車両操作に、一時的操作情報グループに特定された期間内の時間的情報が含まれる非車両操作と、
    が含まれるよう、
    前記複数の一時的操作情報グループを生成し、
    前記複数の一時的操作情報グループの各一時的操作情報グループに対して、複数の空間クラスタを生成し、
    一つの一時的操作情報グループのうちの、前記複数の空間クラスタの各空間クラスタに対して、
    それぞれが各車両操作に関連付けられている複数の乗客識別子を特定し、
    それぞれが各非車両操作に関連付けられている複数のユーザ識別子を特定し、
    それぞれが前記複数の乗客識別子のうちの一つの乗客識別子と前記複数のユーザ識別子のうちの一つのユーザ識別子を含む複数の個別タプルを特定し、
    前記複数の個別タプルの各個別タプルに対して、
    前記個別タプルから前記ユーザ識別子に対応する非車両操作の一時的位置を特定し、
    前記個別タプルから前記乗客識別子に対応する車両操作の期間を特定し、
    前記一時的位置が前記期間内にあるという条件で、前記個別タプルを複数のタプル候補に含めることで、
    前記複数の個別タプルから前記複数のタプル候補を特定する
    処理を行い、
    前記複数の専用タプルからの他のタプル候補が前記タプル候補からの乗客識別子を含み、
    前記複数の専用タプルから各タプル候補に対して、
    前記タプル候補のユーザ識別子とは異なるユーザ識別子を含むことを条件に、前記複数の専用タプルから前記タプル候補を除外し、
    前記複数の専用タプルからの他のタプル候補が前記タプル候補からのユーザ識別子を含み、前記タプル候補の乗客識別子とは異なる乗客識別子を含むことを条件に、前記複数の専用タプルから前記タプル候補を除外することで、
    前記複数の専用タプルを特定し、
    前記複数の専用タプルの各専用タプルに対する乗客識別子が、前記複数の専用タプルの他の各専用タプルに対する乗客識別子と一致し、前記複数の専用タプルの各専用タプルに対するユーザ識別子は、前記複数の専用タプルの他の各専用タプルに対するユーザ識別子と一致するよう、複数の専用タプル群を生成し、
    前記複数の専用タプル群から各専用タプル群の濃度を特定し、
    前記濃度が関連閾値を超えるという条件で、各専用タプル群からの前記乗客識別子と前記専用タプル群からの前記ユーザ識別子とを関連付けること
    が含まれること
    を特徴とするシステム。
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