JPWO2003097249A1 - ガス噴射弁 - Google Patents
ガス噴射弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2003097249A1 JPWO2003097249A1 JP2004504636A JP2004504636A JPWO2003097249A1 JP WO2003097249 A1 JPWO2003097249 A1 JP WO2003097249A1 JP 2004504636 A JP2004504636 A JP 2004504636A JP 2004504636 A JP2004504636 A JP 2004504636A JP WO2003097249 A1 JPWO2003097249 A1 JP WO2003097249A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal ring
- gas
- injection valve
- rubber
- gas injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K1/00—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
- F16K1/30—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces specially adapted for pressure containers
- F16K1/301—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces specially adapted for pressure containers only shut-off valves, i.e. valves without additional means
- F16K1/303—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces specially adapted for pressure containers only shut-off valves, i.e. valves without additional means with a valve member, e.g. stem or shaft, passing through the seat
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/44—Valves specially adapted therefor; Regulating devices
- B65D83/48—Lift valves, e.g. operated by push action
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
ガス噴射弁において、液化炭酸ガスを長期保管、長期使用してもシールリングからの炭酸ガス透過を僅少にして、内容物の噴射濃度の増大や噴霧回数の減少等の問題を解消するものであり、具体的には、シールリング(17)を保持するシールリング保持溝(18)の三面とバルブピンの外周面のいずれにもシールリング(17)が密着することにより、シールリング(17)のガス透過面積を従来比半分以下にして、さらにシールリング(17)を炭酸ガス透過性の低い弾性材料とすることで、シールリング(17)のガス透過量を大幅に減らしたものである。
Description
技術分野
本発明は、液化炭酸ガスをプロペラントとして、ガス容器内に充填した内容物を噴射するガス噴射弁に関し、保管や経時使用に伴うシール部での炭酸ガスの漏れ透過に対する改良を施したガス噴射弁に関する。
背景技術
薬剤等の内容物をガスと共にガス容器内に充填し、ガス容器の口部に固定設置したガス噴射弁から内容物をガス圧によって噴射する装置が従来から用いられている。この種の噴射装置は、従来は、特定フロンをプロペラントとして用いていたが、オゾン層への影響から、現在では代替フロンを使用するものが出てきている。
しかしながら、この代替フロンは、オゾン層への影響は見られないものの、地球温暖化への影響が大変大きく、今後は特定フロンと同様な諸対策が実施されるものと予測されている。そこで、今日では地球環境への影響がより少なく、人体にも安全な炭酸ガスや窒素ガス、ヘリウム、ネオン、クリプトン等の不活性ガスを噴射装置のプロペラントとして使用することが考えられている。
ところで、このようなガスを噴射装置のプロペラントとして用いる場合、現行のフロンのように液化して薬剤との適合やガス容器の小型化が望まれているが、例えば液化炭酸ガスであれば、その蒸気圧は20℃で58.4kgf/cm2あり、また他のガスについても容積効率を上げるには、高圧縮したものや液化したものが良く、やはり50kgf/cm2以上の圧力での使用が望まれる。
このような高圧ガスをプロペラントとした噴射弁としては、例えば特開平11−267557号公報に示されるようなものが従来から案出されている。
このガス噴射弁は、第6図および第8図に示すように、ガス容器110の口部に固定されたバルブケース120に、ガス容器110の外部からの押し込み操作によって通路口190を開閉するバルブピン13が進退自在に保持されている。バルブピン130は、バルブケース120に設けられた第2シールリング170に密接する一般部130aと、この一般部130aから下方にはピストン部130bとを備えており、前記通路口190はバルブピン130の押し込まれていない定常状態においては、ピストン部13bの第1シールリング230と第3シールリング240がそれぞれバルブケース120のシリンダ穴150の面に密接することによって閉塞状態を維持している。
このガス噴射弁は、以上のような構成であるため、バルブピン130の先端部がガス容器110の外部から押し込み操作されると、第3シールリング240はバルブケース120のシリンダ穴150の面に密接しているが、第1シールリング23はシリンダ穴150の下部にあるテーパ面270に移動し、ガス容器110内部と連絡口190が連通されて、ガス容器110の内容物は、このときガスと共に外部に噴射される。
しかしながら、上記従来のガス噴射弁では、ガス容器110の内部のガスを外部に漏らさないための第2シールリング170において、第7図に示したように、高圧ガスが第2シールリング170を透過して外部に比較的多く散逸してしまう現象が発生する。
とりわけ、窒素ガスの15倍以上のガス透過性を有する液化炭酸ガスをプロペラントとして用いる場合には、長期保管や長期の使用に伴う第2シールリング170からのガス透過量が多くなる。例えば、シールリング170が一般的なシール材料であるゴム硬度60度のNBR(ニトリルゴム)製であれば、容量10ccのガス容器に液化炭酸ガスを20℃で60%充填した場合では、一年間の室温保管中に40%以上の炭酸ガスが外部に散逸してしまい、その結果、ガス容器から噴射される内容物の濃度が必要以上に増大したり、所定の噴射回数が保てなくなる等の実用に耐えない不具合が発生する。
一般的にガスの透過量は、被透過物のガス圧力が負荷されている面積に比例するものであり、上記の現象は第2シールリング170のガス容器110の内側方向の面の全面にガス圧力が負荷されるので、第2シールリング170を透過するガスの量も多くなることがわかる。
そこで、本発明はシールリングが収容される環状溝の設計およびシールリングの材料に着目し、シールリングからの炭酸ガス透過量を僅少にして、内容物の噴射濃度を安定させ、かつ所定の噴射回数が保てるように、実用性の充分にあるガス噴射弁を提供するものである。
発明の開示
上記の課題を解決するための手段として、請求の範囲第1項に記載の本発明のガス噴射弁は、液化炭酸ガス容器の口部に固定されるバルブケースにバルブピンが進退自在に保持され、このバルブケースの内周面に、バルブケースとバルブピンの間を封止するシールリングが取り付けられ、前記バルブピンに同ピンが外部から押し込み操作されたときにガス容器の外部とバルブケース内のシールリングよりもガス容器内側部分とを連通させるガス通路が設けられたガス噴射弁において、バルブケースの前記シールリングを保持する保持溝底面と両側面の三面とバルブピンの外周面のいずれの面にも密接するように、シールリングを収容する環状空間を設けて、かつシールリングをゴム硬度65度以上の弾性材料とするようにしたものである。
この発明の場合、シールリングを保持する保持溝の底面と両側面とバルブピンの外周面のいずれの面にもシールリングが密接するので、液化炭酸ガスの高圧力のガス圧力の負荷はシールリングのガス容器の内側方向の面の半分以下になり、ガス透過量はその分減少する。
また、シールリングのガス透過性は材料により相当の差があり、ゴム硬度によっても異なるものであり、極力ガス透過性の低い材料からなるシールリングを使用するのが望ましいが、液化炭酸ガスに適した材料やゴム硬度の設定は世の中に特に見られず、炭酸ガス透過実験によってこれを求めた。その結果として、ゴム硬度65度以上の弾性材料、特にHNBR(水素化ニトリルゴム)やIIR(ブチルゴム)、CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)、CO(エピクロルヒドリンゴム)、U(ウレタンゴム)、T(多硫化ゴム)が、炭酸ガスの透過性が低いことがわかった。
発明を実施するための最良の形態
以下に、本発明が提供するガス噴射弁について、図面を参照にしながら、具体的実施例に基づいて説明する。
まず、本発明のガス噴射弁の第1実施例を、第1図ないし第3図によって説明する。
第1図は、本発明によるガス噴射弁10を用いた噴射装置を示し、この噴射装置は、液化炭酸ガスと薬剤等の内容物を充填したガス容器30に、ガス噴射弁が密閉状態で取り付けられている。
ガス噴射弁10は、ガス容器30のガス容器口部31にカシメ加工により気密に固定されるバルブケース11と、このバルブケース11に進退自在に保持されるバルブピン12とを備え、バルブケース11から上方に突出したバルブピン12の先端部にノズル機能と押しボタン機能を併せ持ったノズルボタン40が嵌着固定されている。
バルブケース11は、その軸心部にバルブピン12が嵌入されるガイド孔16が軸方向に沿って形成されており、このガイド孔16の軸方向略中央位置には軸心方向に向かって開口するコ字状断面のシールリング保持溝18が形成され、そのシールリング保持溝18内に弾性材料からなるシールリング17が保持されている。
そして、このシールリング保持溝18は、底面18cおよび上側面18a、下側面18bの三面とバルブピン12の外周面のいずれにもシールリング17が密接するように設定されている。
一方、このバルブピン12は、バルブケース11から上方に突出する先端部側に、先端面とその先端面から軸方向に所定距離離間したバルブピン12の外周面とを連通するガス通路孔13が形成されている。このガス通路孔13は、具体的にはバルブピン12の先端面から軸方向に沿って形成された軸穴13aと、この軸穴13aの底部とバルブピン12の外周面を連通するように径方向に沿って形成されたオリフィス孔13bとによって構成されている。そして、このオリフィス孔13bは、バルブピン12が上昇位置にあるときにシールリング17よりもガス容器30の外側寄りに開口し、外部からのバルブピン12の押し込み操作時にはシールリング17よりもガス容器30の内側寄りに開口するように設置されている。
また、ガス容器30内に位置されるバルブピン12の下側にはストッパフランジ14が一体に設けられ、このストッパフランジ14がバルブケース11の下面に当接することによってバルブピン12の上昇変位が規制されるようになっている。
このガス噴射弁10は以上のような構成であるため、ノズルボタン40が押し込み操作されていない間は、バルブピン12がガス容器30内のガス圧に付勢されて最上昇位置にあり、オリフィス孔13bがシールリング17よりも上方に位置している。このため、ガス通路口13はこのときガス容器30内に対して非連通となっている。
そして、この状態からノズルボタン40が押し込み操作されると、バルブピン12が下降してオリフィス孔13bがシールリング17よりもガス容器30の内側寄りに位置され、ガス容器30内のガスが内容物と共にガス通路口13とノズルボタン40の孔を通して外部に噴射される。
このガス噴射弁10の場合には、保管時等の不使用時におけるガイド孔21からのガス散逸は、シールリング17を保持するシールリング保持溝18の底面18c、上側面18a、下側面18bの三面とバルブピン12の外周面のいずれにもシールリング17が密接していることにより、従来技術のようにガス透過性の大きい高圧力の炭酸ガスがシールリング17のガス容器30の内側方向の面の全面に負荷されることなく、その負荷面は半分以下になり、ガス透過量は被透過物のガス圧力が負荷される面積に比例するので、その分ガス透過量を確実に低減することができる。
さらに、このシールリング17の材料について、炭酸ガス透過実験によってガス透過性の低い弾性材料を求めたが、結果として、炭酸ガス透過性の低かった弾性材料であるゴム硬度65度以上のHNBR(水素化ニトリルゴム)やIIR(ブチルゴム)、CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)、CO(エピクロルヒドリンゴム)、U(ウレタンゴム)、T(多硫化ゴム)を使用することにより、シールリング17のガス透過量を確実に低減することができている。
続いて、第4図に示す本発明のガス噴射弁の第2実施例について説明する。なお、この実施例のガス噴射弁10はバルブケース11を除く基本的な構成は第1図に示した第1実施例と同様であるため、第1実施例と同一部分に同一符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
このガス噴射弁10のバルブケース11は、バルブケース11のシールリング保持溝18の下側面18bからガス容器30の内側寄りの部分を別体の下ブロック50としたものであり、この下ブロック50をバルブケース11の下面の底部11bをカシメ加工により気密に固定しているため、第1実施例と同様に高圧力の炭酸ガスがシールリング17のガス容器30の内側方向の面の全面に負荷されることなく、その負荷面は第1実施例と同様に半分以下であり、その分炭酸ガス透過量を確実に低減することができる。
なお、以上で説明した第2実施例においては、シールリング保持溝18を形成するためにバルブケース11のシールリング保持溝18の下側面18bからガス容器30の内側寄りの部分を別体の下ブロック50として、この下ブロック50をバルブケース11の下面の底部11bをカシメ加工により気密に固定したが、逆に、第5図に示した第3実施例のように、バルブケース11のシールリング保持溝18の上側面18aからガス容器30の外側寄りの部分を別体の上ブロック51とし、この上ブロック51をバルブケース11の上面の上部11aをカシメ加工により気密に固定しても、第1、第2実施例と同様に、ガス透過量を確実に低減することができる。
産業上の利用可能性
以上記載したように、請求の範囲第1項ないし第7項により提供される本発明のガス噴射弁は、シールリングを保持するシールリング溝の底面、上側面、下側面の三面とバルブピンの外周面のいずれにもシールリングを密接させたものである。したがって、従来技術のようにガス透過性の大きい高圧力の炭酸ガスの場合であっても、シールリングのガス容器内側方向の全面に渡ってガス圧が負荷されることがなく、その負荷面は半分以下となり、ガス透過量を確実に半減することができ、従来技術と変わらない低いコストで大幅な改良ができる。
そして、このシールリングの材料においても、炭酸ガス透過実験によってガス透過性の低い弾性材料を求めた結果、ゴム硬度65度以上のHNBR(水素化ニトリルゴム)やIIR(ブチルゴム)、CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)、CO(エピクロルヒドリンゴム)、U(ウレタンゴム)、T(多硫化ゴム)を使用したことにより、シールリングの炭酸ガス透過量をさらに低減することができるものであり、これも従来技術と変わらない低コストで改良することができる。
したがって、本発明によって、液化炭酸ガス容器を長期間保管、長期使用しても炭酸ガス透過を僅少にすることができ、内容物の噴射濃度が必要以上に増大することもなく、また所定の噴霧回数が保てなくなる等の実用に耐えない不具合の発生の問題を解消することができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のガス噴射弁の第1実施例を示す断面図である。
第2図は、同実施例の部分詳細図である。
第3図は、同実施例を示す断面図である。
第4図は、本発明のガス噴射弁の第2実施例を示す断面図である。
第5図は、本発明のガス噴射弁の第3実施例を示す断面図である。
第6図は、従来技術のガス噴射弁を示す断面図である。
第7図は、同部分詳細図である。
第8図は、従来技術のガス噴射弁を示す断面図である。
各符号は、以下の意味を有する。
10・・・ガス噴射弁
11・・・バルブケース
11a・・・上部
11b・・・下部
12・・・バルブピン
13・・・ガス通路孔
13a・・・軸穴
13b・・・オリフィス孔
14・・・ストッパフランジ
16・・・ガイド孔
17・・・シールリング
18・・・シールリング保持溝
18a・・・上側面
18b・・・下側面
18c・・・底面
30・・・ガス容器
31・・・ガス容器口部
40・・・ノズルボタン
50・・・下ブロック
51・・・上ブロック
本発明は、液化炭酸ガスをプロペラントとして、ガス容器内に充填した内容物を噴射するガス噴射弁に関し、保管や経時使用に伴うシール部での炭酸ガスの漏れ透過に対する改良を施したガス噴射弁に関する。
背景技術
薬剤等の内容物をガスと共にガス容器内に充填し、ガス容器の口部に固定設置したガス噴射弁から内容物をガス圧によって噴射する装置が従来から用いられている。この種の噴射装置は、従来は、特定フロンをプロペラントとして用いていたが、オゾン層への影響から、現在では代替フロンを使用するものが出てきている。
しかしながら、この代替フロンは、オゾン層への影響は見られないものの、地球温暖化への影響が大変大きく、今後は特定フロンと同様な諸対策が実施されるものと予測されている。そこで、今日では地球環境への影響がより少なく、人体にも安全な炭酸ガスや窒素ガス、ヘリウム、ネオン、クリプトン等の不活性ガスを噴射装置のプロペラントとして使用することが考えられている。
ところで、このようなガスを噴射装置のプロペラントとして用いる場合、現行のフロンのように液化して薬剤との適合やガス容器の小型化が望まれているが、例えば液化炭酸ガスであれば、その蒸気圧は20℃で58.4kgf/cm2あり、また他のガスについても容積効率を上げるには、高圧縮したものや液化したものが良く、やはり50kgf/cm2以上の圧力での使用が望まれる。
このような高圧ガスをプロペラントとした噴射弁としては、例えば特開平11−267557号公報に示されるようなものが従来から案出されている。
このガス噴射弁は、第6図および第8図に示すように、ガス容器110の口部に固定されたバルブケース120に、ガス容器110の外部からの押し込み操作によって通路口190を開閉するバルブピン13が進退自在に保持されている。バルブピン130は、バルブケース120に設けられた第2シールリング170に密接する一般部130aと、この一般部130aから下方にはピストン部130bとを備えており、前記通路口190はバルブピン130の押し込まれていない定常状態においては、ピストン部13bの第1シールリング230と第3シールリング240がそれぞれバルブケース120のシリンダ穴150の面に密接することによって閉塞状態を維持している。
このガス噴射弁は、以上のような構成であるため、バルブピン130の先端部がガス容器110の外部から押し込み操作されると、第3シールリング240はバルブケース120のシリンダ穴150の面に密接しているが、第1シールリング23はシリンダ穴150の下部にあるテーパ面270に移動し、ガス容器110内部と連絡口190が連通されて、ガス容器110の内容物は、このときガスと共に外部に噴射される。
しかしながら、上記従来のガス噴射弁では、ガス容器110の内部のガスを外部に漏らさないための第2シールリング170において、第7図に示したように、高圧ガスが第2シールリング170を透過して外部に比較的多く散逸してしまう現象が発生する。
とりわけ、窒素ガスの15倍以上のガス透過性を有する液化炭酸ガスをプロペラントとして用いる場合には、長期保管や長期の使用に伴う第2シールリング170からのガス透過量が多くなる。例えば、シールリング170が一般的なシール材料であるゴム硬度60度のNBR(ニトリルゴム)製であれば、容量10ccのガス容器に液化炭酸ガスを20℃で60%充填した場合では、一年間の室温保管中に40%以上の炭酸ガスが外部に散逸してしまい、その結果、ガス容器から噴射される内容物の濃度が必要以上に増大したり、所定の噴射回数が保てなくなる等の実用に耐えない不具合が発生する。
一般的にガスの透過量は、被透過物のガス圧力が負荷されている面積に比例するものであり、上記の現象は第2シールリング170のガス容器110の内側方向の面の全面にガス圧力が負荷されるので、第2シールリング170を透過するガスの量も多くなることがわかる。
そこで、本発明はシールリングが収容される環状溝の設計およびシールリングの材料に着目し、シールリングからの炭酸ガス透過量を僅少にして、内容物の噴射濃度を安定させ、かつ所定の噴射回数が保てるように、実用性の充分にあるガス噴射弁を提供するものである。
発明の開示
上記の課題を解決するための手段として、請求の範囲第1項に記載の本発明のガス噴射弁は、液化炭酸ガス容器の口部に固定されるバルブケースにバルブピンが進退自在に保持され、このバルブケースの内周面に、バルブケースとバルブピンの間を封止するシールリングが取り付けられ、前記バルブピンに同ピンが外部から押し込み操作されたときにガス容器の外部とバルブケース内のシールリングよりもガス容器内側部分とを連通させるガス通路が設けられたガス噴射弁において、バルブケースの前記シールリングを保持する保持溝底面と両側面の三面とバルブピンの外周面のいずれの面にも密接するように、シールリングを収容する環状空間を設けて、かつシールリングをゴム硬度65度以上の弾性材料とするようにしたものである。
この発明の場合、シールリングを保持する保持溝の底面と両側面とバルブピンの外周面のいずれの面にもシールリングが密接するので、液化炭酸ガスの高圧力のガス圧力の負荷はシールリングのガス容器の内側方向の面の半分以下になり、ガス透過量はその分減少する。
また、シールリングのガス透過性は材料により相当の差があり、ゴム硬度によっても異なるものであり、極力ガス透過性の低い材料からなるシールリングを使用するのが望ましいが、液化炭酸ガスに適した材料やゴム硬度の設定は世の中に特に見られず、炭酸ガス透過実験によってこれを求めた。その結果として、ゴム硬度65度以上の弾性材料、特にHNBR(水素化ニトリルゴム)やIIR(ブチルゴム)、CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)、CO(エピクロルヒドリンゴム)、U(ウレタンゴム)、T(多硫化ゴム)が、炭酸ガスの透過性が低いことがわかった。
発明を実施するための最良の形態
以下に、本発明が提供するガス噴射弁について、図面を参照にしながら、具体的実施例に基づいて説明する。
まず、本発明のガス噴射弁の第1実施例を、第1図ないし第3図によって説明する。
第1図は、本発明によるガス噴射弁10を用いた噴射装置を示し、この噴射装置は、液化炭酸ガスと薬剤等の内容物を充填したガス容器30に、ガス噴射弁が密閉状態で取り付けられている。
ガス噴射弁10は、ガス容器30のガス容器口部31にカシメ加工により気密に固定されるバルブケース11と、このバルブケース11に進退自在に保持されるバルブピン12とを備え、バルブケース11から上方に突出したバルブピン12の先端部にノズル機能と押しボタン機能を併せ持ったノズルボタン40が嵌着固定されている。
バルブケース11は、その軸心部にバルブピン12が嵌入されるガイド孔16が軸方向に沿って形成されており、このガイド孔16の軸方向略中央位置には軸心方向に向かって開口するコ字状断面のシールリング保持溝18が形成され、そのシールリング保持溝18内に弾性材料からなるシールリング17が保持されている。
そして、このシールリング保持溝18は、底面18cおよび上側面18a、下側面18bの三面とバルブピン12の外周面のいずれにもシールリング17が密接するように設定されている。
一方、このバルブピン12は、バルブケース11から上方に突出する先端部側に、先端面とその先端面から軸方向に所定距離離間したバルブピン12の外周面とを連通するガス通路孔13が形成されている。このガス通路孔13は、具体的にはバルブピン12の先端面から軸方向に沿って形成された軸穴13aと、この軸穴13aの底部とバルブピン12の外周面を連通するように径方向に沿って形成されたオリフィス孔13bとによって構成されている。そして、このオリフィス孔13bは、バルブピン12が上昇位置にあるときにシールリング17よりもガス容器30の外側寄りに開口し、外部からのバルブピン12の押し込み操作時にはシールリング17よりもガス容器30の内側寄りに開口するように設置されている。
また、ガス容器30内に位置されるバルブピン12の下側にはストッパフランジ14が一体に設けられ、このストッパフランジ14がバルブケース11の下面に当接することによってバルブピン12の上昇変位が規制されるようになっている。
このガス噴射弁10は以上のような構成であるため、ノズルボタン40が押し込み操作されていない間は、バルブピン12がガス容器30内のガス圧に付勢されて最上昇位置にあり、オリフィス孔13bがシールリング17よりも上方に位置している。このため、ガス通路口13はこのときガス容器30内に対して非連通となっている。
そして、この状態からノズルボタン40が押し込み操作されると、バルブピン12が下降してオリフィス孔13bがシールリング17よりもガス容器30の内側寄りに位置され、ガス容器30内のガスが内容物と共にガス通路口13とノズルボタン40の孔を通して外部に噴射される。
このガス噴射弁10の場合には、保管時等の不使用時におけるガイド孔21からのガス散逸は、シールリング17を保持するシールリング保持溝18の底面18c、上側面18a、下側面18bの三面とバルブピン12の外周面のいずれにもシールリング17が密接していることにより、従来技術のようにガス透過性の大きい高圧力の炭酸ガスがシールリング17のガス容器30の内側方向の面の全面に負荷されることなく、その負荷面は半分以下になり、ガス透過量は被透過物のガス圧力が負荷される面積に比例するので、その分ガス透過量を確実に低減することができる。
さらに、このシールリング17の材料について、炭酸ガス透過実験によってガス透過性の低い弾性材料を求めたが、結果として、炭酸ガス透過性の低かった弾性材料であるゴム硬度65度以上のHNBR(水素化ニトリルゴム)やIIR(ブチルゴム)、CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)、CO(エピクロルヒドリンゴム)、U(ウレタンゴム)、T(多硫化ゴム)を使用することにより、シールリング17のガス透過量を確実に低減することができている。
続いて、第4図に示す本発明のガス噴射弁の第2実施例について説明する。なお、この実施例のガス噴射弁10はバルブケース11を除く基本的な構成は第1図に示した第1実施例と同様であるため、第1実施例と同一部分に同一符号を付し、重複する説明は省略するものとする。
このガス噴射弁10のバルブケース11は、バルブケース11のシールリング保持溝18の下側面18bからガス容器30の内側寄りの部分を別体の下ブロック50としたものであり、この下ブロック50をバルブケース11の下面の底部11bをカシメ加工により気密に固定しているため、第1実施例と同様に高圧力の炭酸ガスがシールリング17のガス容器30の内側方向の面の全面に負荷されることなく、その負荷面は第1実施例と同様に半分以下であり、その分炭酸ガス透過量を確実に低減することができる。
なお、以上で説明した第2実施例においては、シールリング保持溝18を形成するためにバルブケース11のシールリング保持溝18の下側面18bからガス容器30の内側寄りの部分を別体の下ブロック50として、この下ブロック50をバルブケース11の下面の底部11bをカシメ加工により気密に固定したが、逆に、第5図に示した第3実施例のように、バルブケース11のシールリング保持溝18の上側面18aからガス容器30の外側寄りの部分を別体の上ブロック51とし、この上ブロック51をバルブケース11の上面の上部11aをカシメ加工により気密に固定しても、第1、第2実施例と同様に、ガス透過量を確実に低減することができる。
産業上の利用可能性
以上記載したように、請求の範囲第1項ないし第7項により提供される本発明のガス噴射弁は、シールリングを保持するシールリング溝の底面、上側面、下側面の三面とバルブピンの外周面のいずれにもシールリングを密接させたものである。したがって、従来技術のようにガス透過性の大きい高圧力の炭酸ガスの場合であっても、シールリングのガス容器内側方向の全面に渡ってガス圧が負荷されることがなく、その負荷面は半分以下となり、ガス透過量を確実に半減することができ、従来技術と変わらない低いコストで大幅な改良ができる。
そして、このシールリングの材料においても、炭酸ガス透過実験によってガス透過性の低い弾性材料を求めた結果、ゴム硬度65度以上のHNBR(水素化ニトリルゴム)やIIR(ブチルゴム)、CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)、CO(エピクロルヒドリンゴム)、U(ウレタンゴム)、T(多硫化ゴム)を使用したことにより、シールリングの炭酸ガス透過量をさらに低減することができるものであり、これも従来技術と変わらない低コストで改良することができる。
したがって、本発明によって、液化炭酸ガス容器を長期間保管、長期使用しても炭酸ガス透過を僅少にすることができ、内容物の噴射濃度が必要以上に増大することもなく、また所定の噴霧回数が保てなくなる等の実用に耐えない不具合の発生の問題を解消することができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のガス噴射弁の第1実施例を示す断面図である。
第2図は、同実施例の部分詳細図である。
第3図は、同実施例を示す断面図である。
第4図は、本発明のガス噴射弁の第2実施例を示す断面図である。
第5図は、本発明のガス噴射弁の第3実施例を示す断面図である。
第6図は、従来技術のガス噴射弁を示す断面図である。
第7図は、同部分詳細図である。
第8図は、従来技術のガス噴射弁を示す断面図である。
各符号は、以下の意味を有する。
10・・・ガス噴射弁
11・・・バルブケース
11a・・・上部
11b・・・下部
12・・・バルブピン
13・・・ガス通路孔
13a・・・軸穴
13b・・・オリフィス孔
14・・・ストッパフランジ
16・・・ガイド孔
17・・・シールリング
18・・・シールリング保持溝
18a・・・上側面
18b・・・下側面
18c・・・底面
30・・・ガス容器
31・・・ガス容器口部
40・・・ノズルボタン
50・・・下ブロック
51・・・上ブロック
Claims (7)
- 液化炭酸ガス用ガス容器の口部に固定されるバルブケースにバルブピンが進退自在に保持され、このバブルケースの内周面に、バルブケースとバルブピンの間を封止するシールリングが取り付けられ、前記バルブピンに同ピンが外部から押し込み操作されたときにガス容器の外部とバルブケース内の前記シールリングよりもガス容器内側部分とを連通させるガス通路が設けられたガス噴射弁において、バルブケースの前記シールリングを保持する保持溝の底面と両側面の三面とバルブピンの外周面のいずれの面にも密接するように、シールリングを収容する環状空間を設けて、かつシールリングがゴム硬度65度以上を有する弾性材料であるガス噴射弁。
- 前記シールリングが、ゴム硬度65度以上のHNBR(水素化ニトリルゴム)製である請求の範囲第1項に記載のガス噴射弁。
- 前記シールリングが、ゴム硬度65度以上のIIR(ブチルゴム)製である請求の範囲第1項に記載のガス噴射弁。
- 前記シールリングが、ゴム硬度65度以上のCSM(クロロスルホン化ポリエチレンゴム)製である請求の範囲第1項に記載のガス噴射弁。
- 前記シールリングが、ゴム硬度65以上のCO(エピクロロヒドリンゴム)製である請求の範囲第1項に記載のガス噴射弁。
- 前記シールリングが、ゴム硬度65以上のU(ウレタンゴム)製である請求の範囲第1項に記載のガス噴射弁。
- 前記シールリングが、ゴム硬度65以上のT(多硫化ゴム)製である請求の範囲第1項に記載のガス噴射弁。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002141250 | 2002-05-16 | ||
JP2002141250 | 2002-05-16 | ||
PCT/JP2003/005925 WO2003097249A1 (fr) | 2002-05-16 | 2003-05-13 | Soupape d'injection de gaz |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2003097249A1 true JPWO2003097249A1 (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=29544943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004504636A Pending JPWO2003097249A1 (ja) | 2002-05-16 | 2003-05-13 | ガス噴射弁 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050173451A1 (ja) |
EP (1) | EP1504822A4 (ja) |
JP (1) | JPWO2003097249A1 (ja) |
WO (1) | WO2003097249A1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4592531B2 (ja) * | 2005-08-08 | 2010-12-01 | 株式会社資生堂 | ミノキシジル製剤の着色等を低減するゴム材質を用いたエアゾール容器 |
US7661934B2 (en) * | 2006-08-30 | 2010-02-16 | Ying-Che Huang | Universal air pump |
EP2233690A1 (en) | 2009-03-13 | 2010-09-29 | BP Alternative Energy International Limited | Fluid injection |
DE102010028853B4 (de) * | 2010-05-11 | 2013-11-07 | Fiwarec Valves & Regulators Gmbh & Co. Kg | Anschluss-Einheit |
US10138050B2 (en) | 2014-02-14 | 2018-11-27 | Summit Packaging Systems, Inc. | Dispensing valve incorporating a metering valve |
US20120043353A1 (en) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | Summit Packaging Systems, Inc. | High flow aerosol valve |
EP4003879B1 (en) | 2019-07-26 | 2024-07-03 | The Procter & Gamble Company | A valve assembly for dispensers |
US11892084B2 (en) * | 2019-07-26 | 2024-02-06 | The Procter & Gamble Company | Valve assembly for dispensers |
EP4003873B1 (en) | 2019-07-26 | 2024-03-06 | The Procter & Gamble Company | Valve assembly |
WO2021022280A1 (en) | 2019-07-26 | 2021-02-04 | The Procter & Gamble Company | A valve assembly for dispensers |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1208384A (en) * | 1969-02-14 | 1970-10-14 | Siebel Carl G | An improved pressurized container |
US3605738A (en) * | 1969-06-20 | 1971-09-20 | Paul J Ciranna | Medicinal spray device |
CA2161632C (en) * | 1993-04-30 | 1999-08-10 | Todd D. Alband | Seal configuration for aerosol canister |
JP3472617B2 (ja) * | 1994-04-01 | 2003-12-02 | 日本炭酸瓦斯株式会社 | 液化炭酸ガス用定量噴射弁及びこの弁を用いた噴射器と噴射装置 |
GB9507768D0 (en) * | 1995-04-13 | 1995-05-31 | Glaxo Group Ltd | Method of apparatus |
JP3480269B2 (ja) * | 1997-09-26 | 2003-12-15 | Nok株式会社 | 水素化nbr組成物 |
JPH11264679A (ja) * | 1998-03-17 | 1999-09-28 | Konica Corp | 熱交換器および熱交換方法 |
JPH11267558A (ja) * | 1998-03-20 | 1999-10-05 | Unisia Jecs Corp | ガス噴射弁 |
JP3592927B2 (ja) * | 1998-03-20 | 2004-11-24 | 株式会社日立ユニシアオートモティブ | ガス噴射弁 |
US6321779B1 (en) * | 1999-05-19 | 2001-11-27 | Veritek Ngv, Corp. | Pressure regulator |
US6186168B1 (en) * | 1999-05-19 | 2001-02-13 | Veritek Ngv, Corp | Pressure Regulator |
JP3486383B2 (ja) * | 1999-12-17 | 2004-01-13 | 株式会社日立ユニシアオートモティブ | ガス噴射弁 |
-
2003
- 2003-05-13 WO PCT/JP2003/005925 patent/WO2003097249A1/ja active Application Filing
- 2003-05-13 EP EP03723343A patent/EP1504822A4/en not_active Withdrawn
- 2003-05-13 US US10/514,449 patent/US20050173451A1/en not_active Abandoned
- 2003-05-13 JP JP2004504636A patent/JPWO2003097249A1/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20050173451A1 (en) | 2005-08-11 |
EP1504822A1 (en) | 2005-02-09 |
WO2003097249A1 (fr) | 2003-11-27 |
EP1504822A4 (en) | 2007-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10625931B2 (en) | Two-fluid discharge container | |
JPWO2003097249A1 (ja) | ガス噴射弁 | |
KR100304739B1 (ko) | 연무식용기에사용하기위한밀봉부재 | |
KR100591213B1 (ko) | 수납 용기와 용기의 연결 장치 및 이를 포함하는 즉시사용 가능한 세트 | |
US6666355B2 (en) | Fluid dispensing device | |
JP4457188B2 (ja) | 圧力容器内の流体に作動圧力を付与する圧力容器システム | |
SG160186A1 (en) | Fluid dispenser having a rigid vial and flexible inner bladder | |
AR060057A2 (es) | Metodo para permitir que el propelente y el producto que se carga a presion ingresen a un sistema de valvula de aerosol tipo "bolsa en valvula" en un envase | |
US11358784B2 (en) | Disc-shaped pressure control device for pressure packaging | |
JP3486383B2 (ja) | ガス噴射弁 | |
WO2004069664A3 (en) | Closure member | |
EP0989945B1 (en) | Dispensing valve for an aerosol-type container enabling gaseous fluid recharging | |
US11845606B2 (en) | Container for aerosol system | |
JPH07277380A (ja) | 液化炭酸ガス用定量噴射弁及びこの弁を用いた噴射器と噴射装置 | |
JP2007213816A (ja) | 電解液注入装置 | |
JP3592927B2 (ja) | ガス噴射弁 | |
JPH11267558A (ja) | ガス噴射弁 | |
CN109416548A (zh) | 减压阀 | |
KR101040968B1 (ko) | 파우치를 구비하는 정량 분사 용기 및 그의 밸브 조립체 | |
JP2019136196A (ja) | 蓄圧式消火器 | |
JPS5951861B2 (ja) | エアゾ−ルスプレ− | |
KR101561943B1 (ko) | 정량 분사용기 및 그의 노즐 조립체 | |
JPH08143078A (ja) | エヤゾール容器 | |
JPS5841069A (ja) | エアゾ−ル用液化ガスボンベ | |
JP2019156415A (ja) | 吐出容器及び吐出製品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090416 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090805 |