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JPWO2009022669A1 - 基地局装置及び移動局装置並びに通信制御方法 - Google Patents

基地局装置及び移動局装置並びに通信制御方法 Download PDF

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Abstract

移動局装置と、該移動局装置と通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける基地局装置に、移動局装置に一定周期毎に無線リソースを割り当てるスケジューリング方式を適用し、スケジューリング方式に基づいて、一定周期毎に第1の信号の1回目の送信を行う第1送信手段と、1回目の送信が誤った場合に、所定のタイミングで2回目以降の送信を行う第2送信手段とを具備することにより達成される。

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に基地局装置及び移動局装置並びに通信制御方法に関する。
W−CDMAやHSDPAの後継となる通信方式、すなわちロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が、W−CDMAの標準化団体3GPPにより検討され、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクについてはSC−FDMA(Single−Carrier Frequency Division Multiple Access)が検討されている(例えば、非特許文献1参照)。
OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式であり、サブキャリアを周波数上に、一部重なりあいながらも互いに干渉することなく密に並べることで、高速伝送を実現し、周波数の利用効率を上げることができる。
SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。SC−FDMAでは、送信電力の変動が小さくなる特徴を持つことから、端末の低消費電力化及び広いカバレッジを実現できる。
LTEは、上りリンク、下りリンクともに1つないし2つ以上の物理チャネルを複数の移動局で共有して通信を行うシステムである。複数の移動局で共有されるチャネルは、一般に共有チャネルと呼ばれ、LTEにおいては、上りリンクにおいては物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel :PUSCH)であり、下りリンクにおいては物理下りリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel: PDSCH)である。また、共有チャネルは、論理チャネルとしては、上りリンクにおいては上りリンク共有チャネル(UL−SCH: Uplink Shared Channel)であり、下りリンクにおいては下りリンク共有チャネル(DL−SCH: Downlink Shared Channel)である。
そして、上述したような共有チャネルを用いた通信システムにおいては、サブフレーム(Sub−frame)(LTEでは1ms)毎に、どの移動局装置に対して共有チャネルを割り当てるかをシグナリングする必要があり、シグナリングのために用いられる制御チャネルは、LTEでは、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH: Physical Downlink Control Channel)または、下りリンク L1/L2制御チャネル(DL L1/L2 Control Channel: Downlink L1/L2 Control Channel)と呼ばれる。また、物理下りリンク制御チャネルは、送信電力制御用のコマンドや上りリンクの共有チャネルに対する送達確認情報等の通知のためにも用いられる。
物理下りリンク制御チャネルの情報には、例えば、制御チャネルフォーマットインジケータ(Control Channel Format Indicator)、ダウンリンク スケジューリング インフォメーション(Downlink Scheduling Information)、Acknowledgement information(ACK/NACK)、アップリンク スケジューリング グラント(Uplink Scheduling Grant)等が含まれる(例えば、非特許文献2参照)。尚、前記制御チャネルフォーマットインジケータは、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)と呼ばれてもよい。
また、Downlink Scheduling Informationには、例えば、下りリンクの共有チャネルに関する、下りリンクのリソースブロック(Resource Block)の割り当て情報、UEのID、ストリームの数、プリコーディングベクトル(Precoding Vector)に関する情報、データサイズ、変調方式、HARQ(hybrid automatic repeat request)に関する情報等が含まれる。また、Uplink Scheduling Grantには、例えば、上りリンクの共有チャネルに関する、上りリンクのリソースブロック(Resource Block)の割り当て情報、UEのID、データサイズ、変調方式、上りリンクの送信電力情報、Uplink MIMOにおけるデモジュレーション レファレンス シグナル(Demodulation Reference Signal)の情報等が含まれる。
また、LTEでは、上述した共有チャネルを用いた通信において、MAC layerにおいてHARQが適用される。例えば、下りリンクに関しては、移動局装置は、下りリンクの共有チャネルの復号を行い、その復号結果(CRC check結果)に基づいた送達確認情報Acknowledgement informationを上りリンクの制御チャネルを用いて、基地局装置に送信する。そして、基地局装置は、送達確認情報の内容に応じて再送制御を行う。送達確認情報の内容は、送信信号が適切に受信されたことを示す肯定応答(ACK)又はそれが適切に受信されなかったことを示す否定応答(NACK)の何れかで表現される。一方、上りリンクに関しては、基地局装置は、上りリンクの共有チャネルの復号を行い、その復号結果(CRC check結果)に基づいた送達確認情報Acknowledgement informationを下りリンクの制御チャネルを用いて、移動局装置に送信する。そして、移動局装置は、送達確認情報の内容に応じて再送制御を行う。送達確認情報の内容は、送信信号が適切に受信されたことを示す肯定応答(ACK)又はそれが適切に受信されなかったことを示す否定応答(NACK)の何れかで表現される。尚、前記下りリンクの制御チャネルは、物理HARQインジケータチャネル(PHICH: Physical HARQ Indicator Channel)と呼ばれてもよい。
ここで、下りリンクにおけるHARQは非同期HARQ(Asynchronous HARQ)と呼ばれ、初回送信のタイミングに対する再送のタイミングは特に規定されていない。一方、上りリンクにおけるHARQは同期HARQ(Synchronous HARQ)と呼ばれ、初回送信のタイミングに対する再送のタイミングは規定されている。具体的には、上りリンクにおける再送は、初回送信のタイミングを開始タイミングとして周期的な送信が行われる。図1及び図2に、Asynchronous HARQとSynchronous HARQの概要を示す。
ところで、LTEでは、VoIPやストリーミング等の、ある程度、一定の伝送速度となるパケットデータに対しては、ダイナミックに無線リソースを割り当てることにより、高効率化を図るベストエフォート型のスケジューリング方式ではなく、一定周期毎に無線リソースを割り当てるスケジューリング方式が提案されている(例えば、非特許文献3参照)。このスケジューリング方式は、例えば、パーシステント スケジューリング(Persistent Scheduling)またはセミ パーシステント スケジューリング(Semi Persistent Scheduling)と呼ばれる。
パーシステント スケジューリングを適用した場合の下りリンクの無線リソースの割り当て方法を示す。図3に示すように、基地局装置は、一定周期毎(同図においては20ms毎)に、下りリンクの共有チャネルを送信する。パーシステント スケジューリングにおいては、このように予め基地局装置と移動局装置との間で既知の送信タイミングで送受信を行うことにより、初回送信のための下りリンク スケジューリング情報(DL Scheduling Information)を削減することが可能となり、下りリンクの無線リソースを有効に利用することが可能となる。また、移動局装置は、一定周期毎に下りリンクの受信を行えばよいため、バッテリー消費を低減することが可能となる。
また、図4に示すように、あるパケットデータが誤って受信された場合には、基地局装置により、パケットデータが再送される。ここで、LTEにおける下りリンクの再送は非同期(Asynchronous)であり、パーシステント スケジューリングにおいて、初回送信のタイミングから、再送の最小時間間隔であるHARQ ラウンド トリップ タイム(RTT: Round Trip Time)だけ経過した後の任意のタイミングにおいて、2回目以降の送信が行われる(図中の「再送されるタイミング」)。このとき、再送には、Downlink Scheduling Informationが付随する。すなわち、移動局装置は、該Downlink Scheduling Informationを受信することにより、2回目以降に送信されたパケットデータを受信することが可能となる。
3GPP TR 25.814 (V7.0.0), "Physical Layer Aspects for Evolved UTRA," June 2006 R1-070103, Downlink L1/L2 Control Signaling Channel Structure: Coding R1-060099, Persistent Scheduling for E-UTRA, January, 2006
しかしながら、上述した背景技術には以下の問題がある。
図5に示すように、基地局装置が、下りリンクにおいて送信すべきパケットデータを持たない場合を考える。この場合、基地局装置は、下りリンクにおいて何も送信しない。一方、移動局装置では、基地局装置が下りリンクにおいて何も送信しなかったのか、それとも、基地局装置は下りリンクにおいてパケットデータを送信したが、正しく受信できなかったのかの区別がつかないため、2回目以降に送信されるパケットデータの受信を試みる。結果として、移動局装置は、受信すべきデータが存在しないにも関わらず、再送されるかもしれないパケットデータの受信を試みる必要があり、バッテリーセービングを行うことができないという問題が生じる。
そこで、本発明は、上述した課題に鑑み、その目的は、下りリンクにおいてパーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータの再送タイミングを限定することにより、効率良く、かつ、移動機の消費電力を低減することのできる基地局装置、移動局装置及び通信制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の基地局装置は、
移動局装置と、該移動局装置と通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける基地局装置であって:
移動局装置に一定周期毎に無線リソースを割り当てるスケジューリング方式を適用し、
前記スケジューリング方式に基づいて、一定周期毎に第1の信号の1回目の送信を行う第1送信手段;
前記1回目の送信が誤った場合に、所定のタイミングで2回目以降の送信を行う第2送信手段;
を具備することを特徴の1つとする。
本発明の移動局装置は、
移動局装置と、該移動局装置と通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける移動局装置であって:
前記基地局装置は、移動局装置に一定周期毎に無線リソースを割り当てるスケジューリング方式を適用し、
前記スケジューリング方式に基づいて、一定周期毎に送信される第1の信号を受信する第1受信手段;
前記第1の信号が誤った場合に、所定のタイミングで2回目以降に送信される第1の信号を受信する第2受信手段;
を具備することを特徴の1つとする。
本発明の通信制御方法は、
移動局装置と、該移動局装置と通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける通信制御方法であって:
前記基地局装置は、移動局装置に一定周期毎に無線リソースを割り当てるスケジューリング方式を適用し、
前記基地局装置が、前記スケジューリング方式に基づいて、一定周期毎に第1の信号の1回目の送信を行う第1送信ステップ;
前記移動局装置が、前記スケジューリング方式に基づいて、一定周期毎に送信される第1の信号を受信する第1受信ステップ;
前記基地局装置が、前記1回目の送信が誤った場合に、所定のタイミングで2回目以降の送信を行う第2送信ステップ;
前記移動局装置が、前記第1の信号が誤った場合に、所定のタイミングで2回目以降に送信される第1の信号を受信する第2受信ステップ;
を有することを特徴の1つとする。
本発明の実施例によれば、下りリンクにおいてパーシステント スケジューリングが適用される移動通信システムにおいて、効率が良く、かつ、移動機の消費電力を低減することのできる基地局装置、移動局装置及び通信制御方法を実現することができる。
非同期HARQを示す説明図である。 同期HARQを示す説明図である。 パーシステント スケジューリングを適用した場合の下りリンクの無線リソースの割り当てを示す説明図である。 パーシステント スケジューリングを適用した場合の再送タイミングを示す説明図である。 パーシステント スケジューリングを適用した場合の再送タイミングを示す説明図である。 本発明の実施例に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るパーシステント スケジューリングが適用されるパケットデータに対するHARQの再送方法を示す説明図である。 本発明の一実施例に係るパーシステント スケジューリングが適用されるパケットデータに対するHARQの再送方法を示す説明図である。 本発明の一実施例に係るパーシステント スケジューリングが適用されるパケットデータのHARQ処理における、移動局装置と基地局装置の処理を示す説明図である。 本発明の一実施例に係るパーシステント スケジューリングが適用されるパケットデータのHARQ処理における、移動局装置と基地局装置の処理を示す説明図である。 本発明の一実施例に係るパーシステント スケジューリングが適用されるパケットデータのHARQ処理における、移動局装置と基地局装置の処理を示す説明図である。 本発明の一実施例に係る移動局装置を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例に係る基地局装置を示す部分ブロック図である。 本発明の一実施例に係る移動局装置における処理を示すフロー図である。 本発明の一実施例に係る基地局装置における処理を示すフロー図である。
符号の説明
50 セル
100(100、100、100) 移動局
102 送受信アンテナ
104 アンプ部
106 送受信部
108 ベースバンド処理部
1081 L1(レイヤー1)受信処理部
1082 MAC受信処理部
1083 RLC受信処理部
1084 HARQ管理部
1081 L1(レイヤー1)送信処理部
1082 MAC送信処理部
1083 RLC送信処理部
110 アプリケーション部
200 基地局装置
202 送受信アンテナ
204 アンプ部
206 送受信部
208 ベースバンド信号処理部
2081 L1(レイヤー1)受信処理部
2082 MAC受信処理部
2083 RLC受信処理部
2084 HARQ管理部
2081 L1(レイヤー1)送信処理部
2082 MAC送信処理部
2083 RLC送信処理部
210 呼処理部
212 伝送路インターフェース
300 アクセスゲートウェイ装置
400 コアネットワーク
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明する。実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
図6を参照しながら、本発明の実施例に係る移動局装置及び基地局装置を有する無線通信システムについて説明する。
無線通信システム1000は、例えばEvolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムである。無線通信システム1000は、基地局装置(eNB: eNode B)200と、基地局装置200と通信する複数の移動局装置100(100、100、100、・・・100、nはn>0の整数)とを備える。基地局装置200は、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300と接続され、アクセスゲートウェイ装置300は、コアネットワーク400と接続される。移動局100はセル50において基地局装置200とEvolved UTRA and UTRANにより通信を行っている。尚、前記アクセスゲートウェイ装置300は、MME/SGW(Mobility Management Entity/Serving Gateway)と呼ばれてもよい。
各移動局(100、100、100、・・・100)は、同一の構成、機能、状態を有するので、以下では特段の断りがない限り移動局100として説明を進める。説明の便宜上、基地局装置と無線通信するのは移動局装置であるが、より一般的には移動端末も固定端末も含むユーザ装置(UE: User Equipment)でよい。
無線通信システム1000では、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。上述したように、OFDMは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、周波数帯域を端末毎に分割し、複数の端末が互いに異なる周波数帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、Evolved UTRA and UTRANにおける通信チャネルについて説明する。
下りリンクについては、各移動局100で共有される物理下りリンク共有チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH: Physical Downlinkg Control Channel)とが用いられる。物理下りリンク制御チャネルは下りL1/L2制御チャネルとも呼ばれる。物理下りリンク共有チャネルにより、ユーザデータが伝送される。また、物理下りリンク制御チャネルにより、ダウンリンクL1/L2制御チャネルフォーマットインジケータ(DL L1/L2 Control Channel Format Indicator)、ダウンリンクスケジューリングインフォメーション(Downlink Scheduling Information)、Acknowledgement information(ACK/NACK)、アップリンクスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)、オーバロードインジケータ(Overload Indicator)、送信電力制御コマンドビット(Transmission Power Control Command Bit)等が伝送される。尚、前記ダウンリンクL1/L2制御チャネルフォーマットインジケータ(DL L1/L2 Control Channel Format Indicator)は、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH: Physical Control Format Indicator Channel)と呼ばれてもよい。また、前記ダウンリンクスケジューリングインフォメーションは、Downlink Assignment InformationまたはDownlink Scheduling Grantと呼ばれてもよい。また、前記下りリンク スケジューリング情報や上りリンク スケジューリング グラントは、まとめて、下り制御情報(Downlink Control Information)と呼ばれてもよい。
Downlink Scheduling Informationには、例えば、物理下りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザのIDや、そのユーザデータのトランスポートフォーマットの情報、すなわち、データサイズ、変調方式、HARQに関する情報や、下りリンクのリソースブロックの割り当て情報等が含まれる。
また、Uplink Scheduling Grantには、例えば、物理上りリンク共有チャネルを用いて通信を行うユーザのIDや、そのユーザデータのトランスポートフォーマットの情報、すなわち、データサイズ、変調方式に関する情報や、上りリンクのリソースブロックの割り当て情報、上りリンクの共有チャネルの送信電力に関する情報等が含まれる。ここで、上りリンクのリソースブロックとは、周波数リソースに相当し、リソースユニットとも呼ばれる。
また、Acknowledgement information(ACK/NACK)とは、上りリンクの共有チャネルに関する送達確認情報のことである。前記Acknowledgement information(ACK/NACK)は、物理下りリンク制御チャネルではなく、物理HARQインジケータチャネル(PHICH: Physical HARQ Indicator Channel)によりマッピングされてもよい。
上りリンクについては、各移動局100で共有して使用される物理上りリンク共有チャネル(PUSCH: Physical Uplink Shared Channel)と、物理上りリンク制御チャネルとが用いられる。物理上りリンク共有チャネルにより、ユーザデータが伝送される。また、物理上りリンク制御チャネルにより、下りリンクにおける共有物理チャネルのスケジューリング処理や適応変復調及び符号化(AMC: Adaptive Modulation and Coding)に用いるための下りリンクの品質情報(CQI: Channel Quality Indicator)、及び、物理下りリンク共有チャネルの送達確認情報(Acknowledgement Information)が伝送される。送達確認情報の内容は、送信信号が適切に受信されたことを示す肯定応答(ACK: Acknowledgement)又はそれが適切に受信されなかったことを示す否定応答(NACK: Negative Acknowledgement)の何れかで表現される。
物理上りリンク制御チャネルでは、CQIや送達確認情報に加えて、上りリンクの共有チャネルのリソース割り当てを要求するスケジューリング要求(Scheduling Request)や、パーシステント スケジューリング(Persistent Scheduling)におけるリリース要求(Release Request)等が送信されてもよい。ここで、上りリンクの共有チャネルのリソース割り当てとは、あるサブフレームの物理下りリンク制御チャネル内のUplink Scheduling Grantを用いて、後続のサブフレームにおいて上りリンクの共有チャネルを用いて通信を行ってよいことを基地局装置が移動局に通知することを意味する。
尚、上述したユーザデータとは、例えば、Web browsingやFTP、VoIP等によるIPパケットや、Radio Resource Control(RRC)の処理のための制御信号などである。また、ユーザデータは、トランスポートチャネルとしての呼び方は、例えばDL−SCHやUL−SCHでよく、論理チャネルとしての呼び方は、例えば、個別トラヒックチャネル(DTCH: dedicated traffic channel)や個別制御チャネル(DCCH: dedicated control channel)でよい。
パーシステント スケジューリング、すなわち、一定周期毎に無線リソースが割り当てられるスケジューリング方法が適用されるパケットデータに対するHARQの再送方法に関連し、図7及び図8を用いて、詳細に説明する。尚、パーシステント スケジューリングは、セミパーシステント スケジューリングと呼ばれてもよい。
本実施例では、図7及び図8に示すように、基地局装置200は、下りリンクにおいて、初回送信のパーシステント スケジューリング(Persistent Scheduling)が適用されるユーザデータの復号結果(CRC check結果)がNGの場合に、所定のタイミングにおいて、上記パーシステント スケジューリング(Persistent Scheduling)が適用されるユーザデータの再送を行う。このとき、上記ユーザデータに付随して、上述した物理下りリンク制御チャネルにおけるDownlink Scheduling Informationを用いて、再送のPersistent Schedulingが適用されるパケットデータのためのDownlink Scheduling Informationを、当該移動局装置100に送信する。
ここで、所定のタイミングとは、例えば、図7に示すように、同期HARQ(Synchronous HARQ)の再送タイミングで、パケットデータ(Persistent Schedulingが適用される下りリンクの共有チャネル)の送信を行うことを意味する。同期HARQの再送タイミングとは、初回送信のタイミングに対して規定された再送のタイミングである。この場合、下りリンクにおける再送は、初回送信のタイミングを開始タイミングとして周期的な送信が行われる。
あるいは、所定のタイミングとは、例えば、図8に示すように、ある一定の幅をもった送信タイミングで、パケットデータ(Persistent Schedulingが適用される下りリンクの共有チャネル)の送信を行うことを意味する。図8においては、再送の最小時間間隔後の連続するサブフレーム(Sub-frame)S1、S2、S3が、再送タイミングに相当する。尚、同図において、一定の幅は3サブフレームであるが、3以外の値、例えば、1や2、あるいは4、5、・・・、といった値をとることも可能である。また、同図において、1回目の再送に関してのみ記載しているが、2回目以降の再送に関しても、同様に、或る一定の幅をもった送信タイミングで、パケットデータ(Persistent Schedulingが適用される下りリンクの共有チャネル)の送信を行うことができる。
尚、上述した、再送の最小時間間隔後の連続するサブフレーム(Sub-frame)S1、S2、S3は、再送タイマーと呼ばれてもよい。すなわち、再送の最少時間間隔後のサブフレームから、前記再送タイマー経過した区間が、前記再送のタイミングに相当する。図8の例では、再送タイマーは3msに設定されている。尚、前記再送タイマーは、間欠受信再送タイマーと呼ばれてもよい。
ここで、前記再送の最小時間間隔は、HARQ RTT (RTT: Round Trip Time)と呼ばれてもよい。あるいは、前記再送の最小時間間隔は、HARQ RTT Timerと呼ばれてもよい。すなわち、HARQ RTT Timerは、あるHARQの送信が行われたタイミングから起動され、HARQのRTTだけ経過した場合に、満了する。例えば、LTEにおけるHARQ RTTは8msである。この場合、前記再送の最小時間間隔は8msである。この場合、前記間欠受信再送タイマーは、前記HARQ RTT Timerが満了し(図8におけるS1の直前のタイミング)、かつ、該パケットデータが正しく復号されていない場合に、起動され、前記間欠受信再送タイマーが起動されている場合(図8におけるS1,S2,S3)に、該パケットデータの再送が行われることになる。
ここで、「該パケットデータが正しく復号されていない」とは、該パケットデータが再送されるべきパケットデータであることを意味する。また、「該パケットデータが正しく復号されていない」とは、移動局の観点から見た場合、「該HARQプロセスのソフトバッファ内の該パケットデータが正しく復号されていない」という意味であってもよい。あるいは、「該パケットデータが正しく復号されていない」とは、基地局装置の観点から見た場合、「該HARQプロセスの該パケットデータに対する送達確認情報としてACKを受信していない」という意味であってもよい。
また、上述した、「前記間欠受信再送タイマーが起動されている場合に、該パケットデータの再送が行われる」とは、例えば、移動局の観点から見た場合、該パケットデータの再送のためのPDCCHの受信を試みる、すなわち、PDCCHをモニターするということを意味してもよい。上述した、「前記間欠受信再送タイマーが起動されている場合に、該パケットデータの再送が行われる」とは、例えば、基地局装置の観点から見た場合、該パケットデータの再送のためのPDCCHの送信を行うということを意味してもよい。
一方、図9に示すように、基地局装置200は、所定のタイミング(サブフレーム#i+2)において、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータを送信し(ステップS602)、移動局装置100は、下りリンクにおいて、上記Persistent Schedulingが適用されるユーザデータを復号し、該復号結果(CRC check結果)がOKの場合には、基地局装置200に対して、送信信号が適切に受信されたことを示す肯定応答(ACK)を送達確認情報として送信する(ステップS604)。その結果、基地局装置200は、Downlink Scheduling Informationを、当該移動局装置100に送信しない。
以下では、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータのHARQの手順に関して、さらに詳細に説明を行う。
まず、初回送信のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの復号結果がNGの場合について、図10を参照して説明する。
基地局装置200は、所定のタイミング(サブフレーム#i+2)において、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータを送信する(ステップS602)。移動局100は、上記Persistent Schedulingが適用されるユーザデータを受信し、上記Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの復号を行う。
移動局100は、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの復号結果(CRC check結果)に応じて上りリンクの制御チャネルを用いてAcknowledgement Informationを送信する。具体的には、ユーザデータの復号結果がNGの場合に、移動局100は、当該基地局装置200に対して、送信信号が適切に受信されていないことを示す否定応答(NACK)を送達確認情報として送信し、ユーザデータの復号結果がOKの場合に、移動局100は、当該基地局装置200に対して、送信信号が適切に受信されたことを示す肯定応答(ACK)を送達確認情報として送信する(ステップS604)。
ここで、上記ユーザデータの復号結果がNGであり、移動局100から、送信信号が適切に受信されていないことを示す否定応答(NACK)を送達確認情報として受信した場合には、基地局装置200は、所定のタイミング(サブフレーム#i+10)において、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの再送のためのDownlink Scheduling Informationと、再送のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータを、移動局装置100に送信する(ステップS606)。例えば、基地局装置200は、同期HARQ(Synchronous HARQ)の再送タイミングで、物理下りリンク制御チャネルにより、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの再送のためのDownlink Scheduling Informationと、再送のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータを、移動局装置100に送信する。このDownlink Scheduling Informationは、再送データに付随して送信される。
移動局装置100は、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの再送のためのDownlink Scheduling Informationと、再送のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータを受信する(ステップS606)。その結果、移動局装置100は、再送されたパケットデータを受信することが可能となる。
移動局100は、該再送されたパケットデータの復号を行い、該復号結果(CRC check結果)に応じて上りリンクの制御チャネルにおけるAcknowledgement Informationを送信する。具体的には、該再送されたパケットデータの復号結果がNGの場合に、移動局100は、当該基地局装置200に対して、送信信号が適切に受信されていないことを示す否定応答(NACK)を送達確認情報として送信し、該再送されたパケットデータの復号結果がOKの場合に、移動局100は、当該基地局装置200に対して、送信信号が適切に受信されたことを示す肯定応答(ACK)を送達確認情報として送信する(ステップS608)。
上記再送されたパケットデータの復号結果がNGであり、移動局100から、送信信号が適切に受信されていないことを示す否定応答(NACK)を送達確認情報として受信した場合には、基地局装置200は、所定のタイミング(サブフレーム#i+18)において、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの再送のためのDownlink Scheduling Informationと、再送のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータを、移動局装置100に送信する(ステップS610)。 このように、2回目以降の再送に関しても、再送の最小時間後の送信タイミング、すなわち、同期HARQ(Synchronous HARQ)の再送タイミング(サブフレーム#i+18)で、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの再送のためのDownlink Scheduling Informationと、再送のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータを、移動局装置100に送信する。また、上記同期HARQ(Synchronous HARQ)の再送タイミングは、再送の最小時間後の送信タイミングである必要はなく、周期的な送信タイミングであれば、再送の最小時間(HARQ ラウンド トリップ タイム(RTT: Round Trip Time))以上経過した後の任意のタイミングにおいて、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの再送のためのDownlink Scheduling Informationと、再送のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータを、移動局装置100に送信してもよい。
あるいは、図11に示すように、基地局装置200は、ある一定の幅をもった送信タイミングで、パケットデータ(Persistent Schedulingが適用される下りリンクの共有チャネル)の送信を行うようにしてもよい(ステップS612)。図11においては、再送の最小時間間隔後の連続するサブフレーム(Sub-frame)#i+10、#i+11及び#i+12が、再送タイミングに相当する。尚、同図において、一定の幅は3サブフレームであるが、3以外の値、例えば、1や2、あるいは4、5、・・・、といった値をとることも可能である。また、同図において、1回目の再送に関してのみ記載しているが、2回目以降の再送に関しても、同様に、或る一定の幅をもった送信タイミングで、パケットデータ(Persistent Schedulingが適用される下りリンクの共有チャネル)の送信を行うことができる。このとき、基地局装置200は、上記ある一定の幅をもった送信タイミングのいずれかのサブフレームで再送のパケットデータを送信する。
このように、下りリンクにおいてパーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータの再送タイミングを限定することにより、移動局装置は、そのタイミングに受信を行えばよいため、バッテリーセービングを行うことができる。
図12を参照しながら、本発明の実施例に係る移動局100について説明する。
同図において、移動局100は、送受信アンテナ102と、アンプ部104と、送受信部106と、ベースバンド信号処理部108と、アプリケーション部110とを具備する。また、ベースバンド信号処理部108は、L1受信処理部1081と、第1及び第2受信手段としてのMAC受信処理部1082と、RLC受信処理部1083と、L1送信処理部1085と、MAC送信処理部1086と、RLC送信処理部1087とを備える。また、MAC受信処理部1082は、HARQ管理部1084を含む。
下りリンクのデータについては、送受信アンテナ102で受信された無線周波数信号がアンプ部104で増幅され、送受信部106で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部108でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。下りリンクのデータの内、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部110に転送される。アプリケーション部110は、物理レイヤーやMACレイヤー、RLCレイヤーより上位のレイヤーに関する処理等を行う。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部110からベースバンド信号処理部108に入力される。ベースバンド信号処理部108では、PDCPレイヤーの送信処理や、RLCレイヤーの送信処理、再送制御(H−ARQ (Hybrid ARQ))の送信処理、チャネル符号化、DFT処理、IFFT処理等が行われて送受信部106に転送される。送受信部106では、ベースバンド信号処理部108から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部104で増幅されて送受信アンテナ102より送信される。
図7−図11を用いて説明を行った、本実施例に係る、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータのHARQに係る移動局装置における処理は、図12におけるベースバンド信号処理部108において行われる。
以下に、ベースバンド信号処理部108内のL1受信処理部1081と、MAC受信処理部1082と、RLC受信処理部1083と、HARQ管理部1084と、L1送信処理部1085と、MAC送信処理部1086と、RLC送信処理部1087の説明を行う。
本発明は、下りリンクにおけるパーシステント スケジューリングに係る発明であるため、以下では、下りリンクにおけるパーシステント スケジューリングに係る部分のみを記載し、それ以外の部分は省略する。
L1(レイヤー1)受信処理部1081では、初回送信のパーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータの受信タイミングにおいて(図10及び図11におけるサブフレーム#i+2)、パーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータに関するFFT処理やチャネル復号化が行われる。そして、L1(レイヤー1)受信処理部1081は、該復号結果をMAC受信処理部1082に送信する。また、該復号結果がNGであり、パーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータが再送される場合には、L1受信処理部1081では、初回のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの送信から所定のタイミング(図10におけるサブフレーム#i+10及び図11におけるサブフレーム#i+10、#i+11、#i+12)で再送データに関するFFT処理やチャネル復号化が行われる。この場合、再送されるユーザデータに付随するDownlink Scheduling Informationに関する復号化も行われる。すなわち、Downlink Scheduling Informationにより通知される情報に基づいて、再送されるユーザデータの復号処理が行われる。そして、L1受信処理部1081は、復号結果をMAC受信処理部1082に送信する。
MAC受信処理部1082は、L1受信処理部1081より復号された、初回送信のパーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータや、再送のユーザデータのためのDonwlink Scheduling Information、再送のユーザデータの復号結果を受信する。そして、MAC処理部1082は、該復号結果をHARQ管理部1084に入力する。HARQ管理部1084は、入力されたパーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータの復号結果に基づいて、上りリンクの制御チャネルを用いて送信されるAcknowledgement Informationを生成する。具体的には、パーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータの復号結果がOKの場合にはACKを生成し、パーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータの復号結果がNGの場合にはNACKを生成する。この上りリンクの制御チャネルを用いて送信されるAcknowledgement Informationは、L1送信処理部1085、送受信部106、アンプ部104、アンテナ102を介して、基地局装置200に送信される。
L1受信処理部1081及びMAC受信処理部1082は、予め決められたPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの再送の受信タイミングにおいて、基地局装置200からPersistent Schedulingが適用される再送のユーザデータを受信するための受信処理を行う。例えば、図7−図11を参照して説明したように、同期HARQの再送タイミングで、パケットデータ(Persistent Schedulingが適用される下りリンクの共有チャネル)の受信を行う。あるいは、再送の最小時間間隔後のある一定の幅をもった送信タイミングで、パケットデータ(Persistent Schedulingが適用される下りリンクの共有チャネル)の受信を行うようにしてもよい。
このようにすることにより、移動局装置では、限定されたタイミングで受信処理を行うことができるため、余計な受信処理を低減できる。その結果、バッテリーセービングを行うことができる。
次に、図13を参照しながら、本実施例に係る基地局装置200について説明する。
本実施例に係る基地局装置200は、送受信アンテナ202と、アンプ部204と、送受信部206と、ベースバンド信号処理部208と、呼処理部210と、伝送路インターフェース212とを備える。ベースバンド信号処理部208は、L1受信処理部1081と、MAC受信処理部2082と、RLC受信処理部2083と、L1送信処理部2085と、第1及び第2送信手段としてのMAC送信処理部2086と、RLC送信処理部2087とを備える。また、MAC受信処理部1082は、HARQ管理部1084を含む。
下りリンクにより基地局装置200から移動局100に送信されるユーザデータは、基地局装置200の上位に位置する上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300から伝送路インターフェース212を介してベースバンド信号処理部208に入力される。
RLC送信処理部2087では、ユーザデータの分割・結合、RLC(radio link control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤーの送信処理が行われる。尚、RLC送信処理部2087において、前記RLCレイヤーの送信処理に加えて、PDCPレイヤーの処理が行われてもよい。また、MAC送信処理部2086では、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えばHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT: Inverse Fast Fourier Transform)処理が行われる。L1送信処理部2085では、逆高速フーリエ変換処理が行われた送信データを送受信部206に転送する。また、下りリンク制御チャネルである物理下りリンク制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、送受信部206に転送される。
ベースバンド信号処理部208から出力されたベースバンド信号は、送受信部206において、無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプ部204で増幅されて送受信アンテナ202より送信される。
一方、上りリンクにより移動局100から基地局装置200に送信されるデータについては、送受信アンテナ202で受信された無線周波数信号がアンプ部204で増幅され、送受信部206で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部208に入力される。
L1受信処理部2081では、入力されたベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号化処理等が行われる。MAC受信処理部2082では、MAC再送制御の受信処理が行われる。RLC受信処理部2083では、RLCレイヤーの受信処理がなされる。RLC受信処理部2083において、前記RLCレイヤーの受信処理に加えて、PDCPレイヤーの受信処理が行われてもよい。RLC受信処理部2083の出力信号は、伝送路インターフェース212を介してアクセスゲートウェイ装置300に転送される。また、L1受信処理部2081は、上りリンクで送信される物理上りリンク制御チャネルにマッピングされるCQIや送達確認情報の復調及び復号を行い、該復号結果を、MAC受信処理部2082及びMAC送信処理部2086に通知する。
図7−図11を用いて説明を行った、本発明の実施例に係るPersistent Schedulingが適用されるユーザデータのHARQの処理に係る基地局装置200の処理は、図13におけるベースバンド信号処理部208において行われる。
以下に、ベースバンド信号処理部208内のL1受信処理部2081と、MAC受信処理部2082と、RLC受信処理部2083と、HARQ管理部2084と、L1送信処理部2085と、MAC送信処理部2086と、RLC送信処理部2087の説明を行う。
本発明は、下りリンクにおけるパーシステント スケジューリングに係る発明であるため、以下では、下りリンクにおけるパーシステント スケジューリングに係る部分のみを記載し、それ以外の部分は省略する。
L1送信処理部2085は、パーシステント スケジューリングが適用されるユーザデータの初回送信の送信タイミングにおいて(図10及び図11におけるサブフレーム#i+2)、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータのチャネル符号化やIFFT処理等を行う。また、初回送信のユーザデータに対する送達確認情報が否定応答であるNACKの場合には、初回のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの送信から所定のタイミング(図10におけるサブフレーム#i+10及び図11におけるサブフレーム#i+10、#i+11、#i+12)で再送データに関するチャネル符号化やIFFT処理等を行う。この場合、再送されるユーザデータに付随するDownlink Scheduling Informationに関するチャネル符号化も行われる。すなわち、Downlink Scheduling Informationと再送されるユーザデータの送信処理を行う。尚、送達確認情報は、MAC送信処理部2086内のHARQ管理部2084より受け取る。
MAC送信処理部2086は、移動局装置100において、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータが正常に受信できなかった場合、すなわち、移動局装置100より、送達確認情報として否定応答(NACK)を受信した場合に、所定のタイミング(図10におけるサブフレーム#i+10及び図11におけるサブフレーム#i+10、#i+11、#i+12)において、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの再送のための制御信号としての下りリンクの制御チャネルにマッピングされるDownlink Scheduling Informationと再送されるユーザデータを生成する。尚、送達確認情報に基づいたHARQの管理は、HARQ管理部2084で行われる。そして、該再送されるユーザデータ及びDownlink Scheduling Informationは、L1送信処理部2085、送受信部206、アンプ部204、アンテナ202を介して、移動局装置100に送信される。RLC送信処理部2087は、RLCレイヤーの送信処理を行う。
L1受信処理部2081は、下りリンクで送信されたPersistent Schedulingが適用されるユーザデータに対する送達確認情報を移動局装置100から受信する。L1受信処理部2081は、該送達確認情報をMAC送信処理部2086内のHARQ管理部2084に通知する。
ここで、上記所定のタイミング(図10におけるサブフレーム#i+10及び図11におけるサブフレーム#i+10、#i+11、#i+12)とは、例えば、図7−図11を参照して説明したように、同期HARQの再送タイミングであってもよいし、あるいは、再送の最小時間間隔後のある一定の幅をもった送信タイミングであってもよい。
尚、MAC送信処理部2086は、上述した下りリンクで送信されるPersistent Schedulingが適用されるユーザデータのMAC再送制御、例えばHARQの送信処理以外に、パーシステント スケジューリング処理、伝送フォーマットの選択処理、周波数リソースの割り当て処理等を行う。ここで、パーシステント スケジューリング処理とは、当該サブフレームの下りリンクにおいて共有チャネルを用いてユーザデータの受信を行う移動局を選別する処理のことを指す。また、伝送フォーマットの選択処理とは、スケジューリングにおいて選別された移動局が受信するユーザデータに関する変調方式や符号化率、データサイズを決定する処理のことを指す。さらに、周波数リソースの割り当て処理とは、スケジューリングにおいて選別された移動局が受信するユーザデータに用いられるリソースブロックを決定する処理のことを指す。
図7−図11を用いて説明を行った、本発明の実施例に係るPersistent Schedulingが適用されるユーザデータのHARQの処理に係る基地局装置200の処理は、図13におけるL1送信処理部2085及びMAC送信処理部2086において行われる。すなわち、L1送信処理部2085及びMAC送信処理部2086は、予め決められたPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの送信タイミングにおいて、符号化・変調処理後のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータを送信する。そして、該Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの移動局装置100における復号結果に基づいて、移動局装置100においてPersistent Schedulingが適用されるユーザデータを正常に受信しなかった場合に、Persistent Schedulingが適用されるユーザデータの再送のための制御信号としての下りリンクの制御チャネルにマッピングされるDownlink Scheduling Informationと再送されるユーザデータを生成し、該Downlink Scheduling Informationと再送されるユーザデータを移動局100nに送信する。また、L1受信処理部2081及びHARQ管理部2084は、再送されたPersistent Schedulingが適用されるユーザデータに対する送達確認情報Acknowledgement information(ACK/NACK)を受信する。
呼処理部210は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、基地局装置200の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図14を参照しながら、本実施例に係る移動局装置で使用される通信制御方法について説明する。
移動局装置200は、予め決められたPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの受信タイミング(図10及び図11におけるサブフレーム#i+2)において、基地局装置200から送信される初回送信のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの受信を試み(ステップS1402)、その復号結果がNGであるか否かを判定する(ステップS1404)。
初回送信のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの復号結果がNGである場合(ステップS1404:YES)、上りリンクの制御チャネルを用いて送信するAcknowledgement Informationとして、NACKを送信する(ステップS1408)。
初回のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの送信から所定のタイミング(図10におけるサブフレーム#i+10及び図11におけるサブフレーム#i+10、#i+11、#i+12)で再送データを受信する(ステップS1410)。その後、ステップS1404に戻る。
一方、初回送信のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの復号結果がNGでない場合(ステップS1404:NO)、上りリンクの制御チャネルを用いて送信するAcknowledgement Informationとして、ACKを送信する(ステップS1406)。
図15を参照しながら、本実施例に係る基地局装置200に適用される通信制御方法について説明する。
基地局装置200は、予め決められたPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの送信タイミング(図10及び図11におけるサブフレーム#i+2)において、移動局装置100にPersistent Schedulingが適用されるユーザデータを送信する(ステップS1502)。
基地局装置200は、移動局100から、上りリンクの制御チャネルを受信し、該上りリンクの制御チャネルに含まれるAcknowledgement information(ACK/NACK)として、NACKが受信されたか否かを判断する(ステップS1504)。
NACKが受信されない場合、すなわち、ACKが受信された場合(ステップS1504:NO)、処理を終了する。
NACKが受信された場合(ステップS1504:YES)、基地局装置200は、初回のPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの送信から所定のタイミングで再送データを送信する(ステップS1506)。例えば、基地局装置200は、所定のタイミング(図10におけるサブフレーム#i+10及び図11におけるサブフレーム#i+10、#i+11、#i+12)において、ステップS1502において送信したPersistent Schedulingが適用されるユーザデータの、再送のためのDownlink Scheduling Informationと再送のユーザデータを送信する。
基地局装置200は、移動局100から、上りリンクの制御チャネルを受信し、該上りリンクの制御チャネルに含まれるAcknowledgement information(ACK/NACK)として、NACKが受信されたか否かを判断する(ステップS1508)。
NACKが受信された場合(ステップS1508:YES)、ステップS1506に戻る。一方、NACKが受信されない場合、すなわち、ACKである場合(ステップS1508:NO)、終了する。
上述した実施例においては、Evolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムにおける例が説明されたが、本発明に係る移動局、基地局装置、移動通信システム及び通信制御方法は、共有チャネルを用いた通信を行う他のシステムにも適用可能である。
説明の便宜上、発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明されるが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてよい。
以上、本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、各実施例は単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウエアで、ソフトウエアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が包含される。
本国際出願は、2007年8月14日に出願した日本国特許出願2007−211589号に基づく優先権を主張するものであり、2007−211589の全内容を本国際出願に援用する。

Claims (10)

  1. 移動局装置と、該移動局装置と通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける基地局装置であって:
    移動局装置に一定周期毎に無線リソースを割り当てるスケジューリング方式を適用し、
    前記スケジューリング方式に基づいて、一定周期毎に第1の信号の1回目の送信を行う第1送信手段;
    前記1回目の送信が誤った場合に、所定のタイミングで2回目以降の送信を行う第2送信手段;
    を具備することを特徴とする基地局装置。
  2. 請求項1に記載の基地局装置において:
    前記所定のタイミングは、1回目の送信タイミングを開始タイミングとする周期的な送信タイミングであることを特徴とする基地局装置。
  3. 請求項1に記載の基地局装置において:
    前記所定のタイミングと1回目の送信タイミングとの差が固定されていることを特徴とする基地局装置。
  4. 請求項1に記載の基地局装置において:
    前記所定のタイミングは、1回目の送信タイミングからHARQのRound Trip Timeだけ経過したタイミングを開始時点とした、所定の長さを有する区間であることを特徴とする基地局装置。
  5. 請求項4に記載の基地局装置において:
    前記所定の長さは、間欠受信再送タイマーであることを特徴とする基地局装置。
  6. 移動局装置と、該移動局装置と通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける移動局装置であって:
    前記基地局装置は、移動局装置に一定周期毎に無線リソースを割り当てるスケジューリング方式を適用し、
    前記スケジューリング方式に基づいて、一定周期毎に送信される第1の信号を受信する第1受信手段;
    前記第1の信号が誤った場合に、所定のタイミングで2回目以降に送信される第1の信号を受信する第2受信手段;
    を具備することを特徴とする移動局装置。
  7. 請求項6に記載の移動局装置において:
    前記所定のタイミングとは、1回目の送信タイミングを開始タイミングとする周期的な送信タイミングであることを特徴とする移動局装置。
  8. 請求項6に記載の移動局装置において:
    前記所定のタイミングと1回目の送信タイミングとの差が固定されていることを特徴とする移動局装置。
  9. 請求項6に記載の移動局装置において:
    前記所定のタイミングとは、1回目の送信タイミングからHARQのRound Trip Timeだけ経過したタイミングを開始時点とした、所定の長さを有する区間であることを特徴とする移動局装置。
  10. 移動局装置と、該移動局装置と通信を行う基地局装置とを具備する無線通信システムにおける通信制御方法であって:
    前記基地局装置は、移動局装置に一定周期毎に無線リソースを割り当てるスケジューリング方式を適用し、
    前記基地局装置が、前記スケジューリング方式に基づいて、一定周期毎に第1の信号の1回目の送信を行う第1送信ステップ;
    前記移動局装置が、前記スケジューリング方式に基づいて、一定周期毎に送信される第1の信号を受信する第1受信ステップ;
    前記基地局装置が、前記1回目の送信が誤った場合に、所定のタイミングで2回目以降の送信を行う第2送信ステップ;
    前記移動局装置が、前記第1の信号が誤った場合に、所定のタイミングで2回目以降に送信される第1の信号を受信する第2受信ステップ;
    を有することを特徴とする通信制御方法。
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