JPWO2005080011A1 - 塗工シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は2004年2月25日に出願された日本国特許出願2004年048905号に対し優先権を主張し、その内容をここに援用する。
顔料インク中の着色顔料は塗工表面に留まり易く、これまでに供されている染料インク対応の高光沢のインクジェット記録用シートでは、顔料インクの定着性や擦過性が劣っているため、染料、顔料インクともに高画質で印画可能な記録メディアが強く要望されている。
特許文献2:特開平9−183267号公報
特許文献3:特開平9−286165号公報
特許文献4:特許3325141号公報
特許文献5:特開2000−218927号公報
特許文献6:特許3321700号公報
特許文献7:特開2003−231342号公報
特許文献8:特開2002−160439号公報
特許文献9:特開2003−40916号公報
<1>支持体上に、或いは支持体上に形成された下塗り層上に、温度変化により親水性と疎水性を可逆的に示す感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工する塗工シートの製造方法において、該感温性高分子化合物が親水性を示す温度領域内の温度の処理液を、該支持体上に、或いは支持体上に形成された下塗り層上に塗布する工程と、該処理液を塗布すると同時に、或いは塗布後乾燥することなく、該感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工する工程とを含むことを特徴とする塗工シートの製造方法。
<2>感温性高分子化合物が親水性を示す温度領域で、感温性高分子化合物を含有する塗液が増粘・ゲル化する<1>に記載の塗工シートの製造方法。
<3>処理液の溶媒が水である<1>又は<2>に記載の塗工シートの製造方法。
<4>処理液が、カチオン性高分子、水溶性多価金属塩から選ばれる少なくとも一種を含む<1>〜<3>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<5>感温性高分子化合物を含有する塗液が、顔料を含有する<1>〜<4>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<6>感温性高分子化合物を含有する塗液が、カチオン性化合物を含有する<1>〜<5>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<7>感温性高分子化合物が、感温点以上では疎水性を示し、感温点以下では親水性を有する<1>〜<6>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<8>塗液の温度が、感温性高分子化合物の感温点よりも10℃以上低い<7>に記載の塗工シートの製造方法。
<9>感温性高分子化合物を含有する塗液が、無機微粒子を含有する<1>〜<8>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<10>支持体上に、無機微粒子とバインダーを主成分とする多孔層を形成した後、処理液を塗布し、感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工する<1>〜<9>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<11>感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工後、鏡面ドラムに圧着し、乾燥する工程を含む<1>〜<10>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<12>感温性高分子化合物を含有する塗液を乾燥した塗工層上に、更にコロイド微粒子を主成分とする塗工液を塗工する工程を含む<1>〜<11>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<13>塗工シートが記録用シートである<1>〜<12>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<14>塗工シートがインクジェット記録用シートである<1>〜<13>のいずれかに記載の塗工シートの製造方法。
<15>支持体上に、無機微粒子とバインダーを主成分とする多孔層を形成した後、温度変化により親水性と疎水性を可逆的に示す感温性高分子化合物と無機微粒子を含有する塗液を塗工する塗工シートの製造方法において、該感温性高分子化合物が親水性を示す温度領域内の温度の処理液を、該多孔層上に塗布する工程と、該処理液を塗布すると同時に、或いは塗布後乾燥することなく、該感温性高分子化合物と無機微粒子を含有する塗液を塗工する工程とを含むことを特徴とするインクジェット記録用の塗工シートの製造方法。
<16>前記多孔層の細孔分布曲線におけるピークは0.1〜10μmと0.5μm以下にそれぞれピークを有し、かつ細孔容積は0.5ml/g以上を有することを特徴とする<15>記載の塗工シートの製造方法。
(1)支持体上に、感温点以上の温度では塗液が増粘せず、感温点未満の温度になると塗液が増粘またはゲル化する感温性高分子化合物と、無機微粒子を有するインク受容層を形成するインクジェット記録用シートの製造方法において、該感温性高分子化合物が増粘またはゲル化する温度領域の処理液を、塗布すると同時に、或いは塗布後乾燥することなく、感温性高分子化合物と無機微粒子を含有する塗液を塗工することを特徴とするインクジェット記録用シートの製造方法。
(2)感温性高分子化合物が親水性を示す温度領域で、感温性高分子化合物を含有する塗液が増粘・ゲル化する(1)に記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(3)処理液の溶媒は水である(1)又は(2)に記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(4)処理液が、カチオン性高分子、水溶性多価金属塩から選ばれる少なくとも一種を含む(1)〜(3)のいずれかに記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(5)感温性高分子化合物を含有する塗液が、カチオン性化合物を含有する(1)〜(4)のいずれかに記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(6)感温性高分子化合物が、感温点以上では疎水性を示し、感温点以下では親水性を有する(1)〜(5)のいずれかに記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(7)感温点が15〜30℃の範囲内である(6)記載の塗工シートの製造方法。
(8)感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工する前、或いは塗工すると同時に、塗工される塗液の温度が、感温性高分子化合物の感温点よりも10℃以上低い(6)又は(7)記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(9)インク受容層に含有する無機微粒子の平均粒子径が、0.01〜1μmである(1)〜(8)記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(10)平均粒子径が0.01〜1μmの微細顔料は、気相法シリカ、メソポーラスシリカ、活性ケイ酸を縮合させて製造された湿式法シリカのコロイド状物、コロイダルシリカ、アルミナ酸化物、およびアルミナ水和物から選ばれる少なくとも一種である(9)記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(11)平均粒子径が0.01〜1μmの微細顔料はカチオン性化合物で処理したシリカ−カチオン性化合物凝集体粒子である(9)又は(10)記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(12)平均粒子径が0.01〜1μmの微細アルミナ酸化物は気相法アルミナ微粒子であることを特徴とする(10)記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(13)支持体とインク受容層の間に、無機微粒子とバインダーを主成分とする多孔層を有し、処理液を塗布し、感温性高分子化合物および無機微粒子を含有する塗液を塗工する(1)〜(12)のいずれかに記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(14)多孔層の細孔分布曲線におけるピークが、0.1〜10μmと0.5μm以下にそれぞれピークを有し、かつ細孔容積は0.5ml/g以上を有する(13)記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(15)感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工後、鏡面ドラムに圧着し、乾燥する(1)〜(14)のいずれかに記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(16)感温性高分子化合物を含有する塗液を塗布と同時に或いは塗布層が減率乾燥を示す前に鏡面ドラムに圧着し、乾燥することを特徴とする(15)記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(17)感温性高分子化合物を含有する塗液を乾燥して調製したインク受容層上に、更にコロイド微粒子を主成分とする塗工液を塗工する(1)〜(15)のいずれかに記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
(18)感温性高分子化合物を含有する塗液を乾燥して調製したインク受容層上に、更にコロイド微粒子を主成分とする塗工液を塗布と同時に鏡面ドラムに圧着し、乾燥することを特徴とする(17)記載のインクジェット記録用シートの製造方法。
本発明の一実施態様においては、支持体或いは下塗り層上に、感温性高分子化合物と顔料を含有するインク受容層用塗液を感温性高分子化合物の感温点以上の温度で塗工するが、その塗工と同時に或いは塗工する前に、支持体或いは下塗り層上に、感温性高分子化合物の感温点以下の温度に調整した処理液を塗布することにより、インク受容層用塗液が塗工された際にその中にふくまれる感温性高分子化合物が一旦増粘或いはゲル化(以下増粘・ゲル化ともいう。)し、その後、乾燥工程に入ると塗膜のひび割れ防止効果が非常に大きいことが分かった。この理由は定かではないが、例えばインク受容層の塗液を塗工後に冷却した場合には、確かに塗液は増粘・ゲル化するが、塗液の表面よりも塗液の内部や支持体或いは下塗層との界面の部分は増粘・ゲル化の度合いが弱いため、ひび割れ防止効果が小さいと推測される。本発明の製造方法によれば、処理液を塗布することにより、支持体或いは下塗り層の部分の温度が先に低下し、その部分の増粘・ゲル化強度が極端に強くなる。また、光沢を上げる目的で、前記感温性高分子化合物を含有するインク受容層が本発明の製造方法で増粘・ゲル化後、湿潤状態のうちに加熱された鏡面度ドラムに圧着乾燥し、鏡面ドラムから剥離して作成すると、より高光沢が得られやすい結果も得られた。
なお、ゲル化剤を含むことなく、温度変化によりゲル化する物質としては、上記の他に、特開平8−244334号公報などに開示されている、感温点以下の温度領域では疎水性を示し、感温点より高い温度領域では親水性を示す感温性高分子化合物なども例示できる。この化合物の場合はインク受容層を構成する塗液を感温点以下の温度で塗工すると同時に或いは塗工する前に支持体或いは下塗り層上に感温点以上の温度の処理液を塗布すれば、本発明の効果が得られる。
本発明の支持体としては、公知のシート状支持体であれば特に限定するものではない。例えば、非透気性基材として、セロハン、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質ポリ塩化ビニル、硬質ポリ塩化ビニル、ポリエステル等のフィルム類、ポリオレフィンラミネート紙(例えばポリエチレンラミネート紙)、金属フォイル、金属箔、合成紙、不織布などのシート基材類が適宜使用される。一方、透気性基材として、上質紙、アート紙、コート紙、キャスト塗被紙、箔紙、クラフト紙、バライタ紙、板紙、含浸紙、蒸着紙、水溶性紙等の紙基材類が適宜使用される。
木材パルプは、各種化学パルプ、機械パルプ、再生パルプ等を使用することができ、これらのパルプは、紙力、抄紙適性等を調整するために、叩解機により叩解度を調整できる。パルプの叩解度(フリーネス)は特に限定しないが、一般に250〜550ml(CSF:JIS−P−8121)程度である。平滑性を高めるためには叩解度を進めるほうが望ましいが、用紙に記録した場合にインク中の水分によって起こる用紙のボコツキや記録画像のにじみは、叩解を進めないほうが良好な結果を得る場合が多い。従ってフリーネスは300〜500ml程度が好ましい。
支持体上に、必要に応じて形成される下塗り層は、顔料と接着剤を有する層であればよい。本発明は、感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工する前に或いは同時に処理液を塗布するという理由により、上記非透気性支持体を用いる場合には、処理液を保持するため、支持体上に下塗り層を有することが好ましい。なお、透気性支持体の場合も下塗り層を有することができる。
本発明は、支持体上、或いは上記下塗り層上に、上記処理液の塗布と同時に、或いは塗布した後に、感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工した塗工層を形成する。インクジェット記録用シートの場合、顔料と感温性高分子化合物を有する塗工層が、インク受容層或いはインク受容層を構成する一層(以下、併せてインク受容層ともいう。)となる。
(1)単独重合することによって該温度応答性(親水性−疎水性の変化)を呈する高分子化合物が得られるモノマー(主モノマー(M))の1種あるいは2種以上をポリビニルアルコール及び/又はポリビニルアルコール誘導体の共存下で重合して得られる高分子化合物、あるいは、
(2)該主モノマー(M)と反応して高分子化合物を作ることができ、かつ、単独重合によっては該温度応答性を呈する高分子化合物が得られないモノマー(副モノマー(N))と主モノマー(M)とをポリビニルアルコール及び/又はポリビニルアルコール誘導体の共存下で重合して得られる高分子化合物である。
副モノマー(N)を共重合成分に使用することによって、感温点や成膜性の異なる高分子化合物を得ることが可能となる。
ポリビニルアルコールとしては、一般に完全ケン化型ポリビニルアルコールと呼ばれるケン化度96%〜100%のポリビニルアルコール、一般に部分ケン化型ポリビニルアルコールと呼ばれるケン化度76%〜95%のポリビニルアルコール等が挙げられる。
ポリビニルアルコール及び/又はポリビニルアルコール誘導体は、1種で用いてもよいし、複数の種類を混合して用いてもよい。
また、インク吸収性の観点から、ケト基含有ポリビニルアルコールを使用し、後述の、少なくとも2個の、ヒドラジン基及び/又はセミカルバジド基を有するヒドラジン誘導体を併用して、該ケト基を架橋することが好ましい。
使用できる顔料としては、カオリン、クレー、焼成クレー、非晶質シリカ(無定形シリカともいう)、合成非晶質シリカ、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、アルミナ、コロイダルシリカ、ゼオライト、合成ゼオライト、セピオライト、スメクタイト、合成スメクタイト、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、珪藻土、スチレン系プラスチックピグメント、ハイドロタルサイト、尿素樹脂系プラスチックピグメント、ベンゾグアナミン系プラスチックピグメント等の中から1種もしくはそれ以上を併用することができる。
この場合、一般的に市販されている非晶質シリカ(数ミクロンの2次粒子径を有する)を機械的手段により強い力を与えて微細粒子に粉砕する際に、粉砕処理前の非晶質シリカにカチオン性物質を一緒に混合分散してから機械的手段により分散・粉砕するか、あるいは微細化したシリカ2次粒子分散体にカチオン性物質を混合し、一旦増粘・凝集させた後、再度機械分散・粉砕する方法等をとることにより、前記特定の粒子径に調整することができる。このようにして処理した顔料はカチオン性物質が一部結合した構造をとり、安定して分散したスラリーとなっているためか、更に別途カチオン性化合物を追加配合しても凝集し難いという特徴を有する。本発明では、このようなカチオン性物質で処理した微細顔料をカチオン性微細顔料という。
このようにして処理されたカチオン性微細顔料は、一般に固形分濃度が5〜20質量%程度の水分散体(スラリーあるいはコロイド粒子)として得られる。
このようなカチオン性微細顔料を含有するインク受容層を設けること、インクがより均一に吸収される結果、にじみが少なく均一な発色が得られ、発色ムラの無い優れた画像が得られる。カチオン性微細顔料中の顔料としては、シリカ、アルミノシリケートが好ましく、より好ましくはシリカであり、さらに好ましくは、乾式シリカである。
塗工層(インク受容層)塗工液を、支持体上に、或いは支持体に設けた下塗り層上に塗工する場合は、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ロールコーター、ブラシコーター、チャンプレックスコーター、バーコーター、リップコーター、グラビアコーター、カーテンコーター、スロットダイコーター、スライドコーター等の各種公知の塗工装置が使用できる。特に、塗工層を塗工する前或いは同時に塗工される感温性高分子化合物の感温点の温度以下の処理液が未乾燥のうちに感温性高分子化合物を含有する塗料を塗工する方法であるWet on Wetで塗工することが好ましい。
塗工層は、スーパーカレンダーなど公知の手段で更に光沢を高めることができる。特に、塗工層の光沢を高める目的で、前記感温性高分子化合物を含有する塗工層(インク受容層)が増粘・ゲル化後、湿潤状態のうちに加熱された鏡面度ドラムに圧着乾燥し、鏡面ドラムから剥離して仕上げる、所謂キャスト仕上げを行ってもよく、またキャスト仕上げすることは、好ましい態様の一つである。
本発明においては、さらに高光沢を付与する為に、塗工層(インク受容層)上に最表層として他の光沢発現層を設けることもでき、また光沢発現層を形成することが好ましい。
光沢発現層の顔料は、平均1次粒子径0.01〜0.06μmの単分散コロイド顔料、平均粒子径1μm以下のシリカ、酸化アルミニウム、擬ベーマイト微細顔料から選ばれることが好ましい。0.01〜0.06μmの単分散コロイダルシリカが、光沢感が良好である。前記の単分散コロイダルシリカの中には、カチオン変性コロイダルシリカもある。さらに、顔料インキ適性の耐擦過性の点で、酸化アルミニウム、擬ベーマイト、シリカ(特に乾式シリカ)が好ましい。光沢発現層は、インク吸収性を阻害しない限り、前記記載の下塗り層に用いられるバインダーを適宜含有してもよい。
本発明は、カールや搬送性などを改良する目的で、支持体の裏面に裏面層を設けることも可能である。また、写真の風合いを出すために裏面層としてポリエチレン層を設けても良い。
本発明のインクジェット記録方法で使用されるインクとしては、像を形成するための色素と該色素を溶解または分散するための液媒体を必須成分とし、必要に応じて各種分散剤、界面活性剤、粘度調整剤、比抵抗調整剤、pH調整剤、防かび剤、記録剤の溶解または分散安定化剤等を添加して調整される。
インクに使用される染料、顔料としては、直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料、食用色素、分散染料、油性染料及び各種顔料等が挙げられるが、従来公知のものを特に制限なく使用することができる。前記染料の含有量は、インクの溶媒成分の種類、インクに要求される特性などに依存して決定されるが、本発明に使用されるインクの場合も、従来のインク中におけるような配合、即ち、0.1〜20質量%程度の使用で特に問題はない。
以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。また、例中の部及び%は特に断らない限り、水を除いた固形分であり、それぞれ質量部及び質量%を示す。
<シリカ微粒子A>
10部のジアリルジメチルアンモニウムクロライド構造を有するカチオン性化合物(日東紡社製、商品名:PAS−J−81、分子量:20万)10%水溶液に、100部の気相法シリカ(日本アエロジル社製、商品名:エアロジルA300、平均1次粒子径:約0.008μm)を投入し、ホモミキサーにより分散した後、高圧ホモジナイザーで粉砕し、平均粒子径が0.1μmになるまで粉砕を行い、10%の水分散液を調製した。
平均粒子径2.0μmの湿式法シリカ(日本シリカ工業社製、商品名:Nipsil HD、平均1次粒子径:約0.013μm)を用い、サンドグラインダーにより分散した後、高圧ホモジナイザーで粉砕し、平均粒子径が0.4μmになるまで粉砕を行い、12%の水分散液を調製した。
<アルミナ微粒子A>
平均粒子径約3.0μmの高純度アルミナ(住友化学工業社製、商品名:AKP−G015、γ結晶酸化アルミナ、平均1次粒子径:約0.1μm)を用い、サンドグラインダーにより分散した後、高圧ホモジナイザーで粉砕し、平均粒子径が0.25μmになるまで粉砕を行い、10%の水溶液を調製した。
シリカ微粒子A100部に、感温点より低くなると親水性を示す感温性高分子化合物(旭化成社製、ALB−221、感温点:24℃)20部を混合し。9%の水溶液を調整した。
<インクジェット記録用シートの作製>
紙支持体(209g/m2、緊度:0.9g/cm3)上に、2℃の水を塗工し、直後に40℃の塗工液Aが塗工量15g/m2になるように塗工乾燥し、インクジェット記録用シートを得た。
シリカ微粒子B100部に、ポリビニールアルコール(クラレ社製、商品名:PVA−140H、重合度:4000、ケン化度:99%以上)20部を混合し、10%の水溶液を調整した。
<インクジェット記録用シートの作製>
紙支持体(209g/m2、緊度:0.9g/cm3)上に、温度2℃の塗工液Bが塗工量10g/m2になるように、また、40℃の塗工液Aが塗工量7g/m2になるように Wet on Wetの状態で塗工乾燥し、インクジェット記録用シートを得た。
平均粒子径1.8μmの湿式シリカ(トクヤマ社製、商品名:ファインシール F−80)100部に、バインダーとしてポリビニールアルコール(クラレ社製、商品名:R−1130)35部、カチオン性化合物としてジアリルジメチルアンモニウムクロライド(日東紡社製、商品名:PAS−H−10L)2部の混合した水分散液(濃度:15%)を調整した。
<インクジェット記録用シートの作製>
紙支持体(209g/m2、緊度:0.9g/cm3)上に、塗工量が10g/m2になるように塗工液Cを塗工乾燥し、下塗り層を形成した。続いて、5℃のジアリルジメチルアンモニウムクロライド(日東紡社製、商品名:PAS−H−5L)0.5%水溶液を塗布し、直後に35℃の塗工液Aが塗工量5g/m2になるように塗工乾燥し、インクジェット記録用シートを得た。
下塗り層の細孔直径分布曲線におけるピークは0.008μmと0.9μmにあり、細孔容積は約1.05ml/gであった。
平均粒子径45nmのカチオン変性コロイダルシリカ100部にカチオン性離型剤5部を添加し、8%の水溶液を調整した。
<インクジェット記録用シートの作製>
実施例1のインクジェット記録用シート上に、塗工液Dが塗工量1g/m2になるように塗布し、直ちに90℃の鏡面ドラムに圧着・乾燥し、インクジェット記録用シートを製造した。
アルミナ微粒子A100部に、30nmのカチオン変性アクリルエマルション5部、カチオン性離型剤5部を添加し、6%の水溶液を調整した。
<インクジェット記録用シートの作製>
実施例4のインクジェット記録用シート上に、塗工液Eが塗工量0.5g/m2になるように塗布し、直ちに90℃の鏡面ドラムに圧着・乾燥し、インクジェット記録用シートを製造した。
このようにして得られたインクジェット記録用シートについて、以下の評価を行った。評価用のプリンタとして、下記のプリンタA〜Dを用いた。
「評価用プリンタ」
・プリンタA:市販の染料インクタイプのインクジェットプリンタ(EPSON社製、商品名:PM−950C)
・プリンタB:市販の顔料インクタイプのインクジェットプリンタ(EPSON社製、商品名:PM−4000PX)
・プリンタC:市販の顔料インクタイプのインクジェットプリンタ(EPSON社製、商品名:PX−G900)
・プリンタC:市販の顔料インクタイプのインクジェットプリンタ(EPSON社製、商品名:PX−V600)
プリンタA(染料インクタイプ)を用い、ISO−400の画像(「高精細カラーディジタル標準画像データISO/JIS−SCID」、p13、画像名称:果物かご)を印字し、記録用シート表面のひび割れを光学顕微鏡で観察した。ひび割れがなければドットは真円状になり、画像の均一性が極めて良好であるが、ひび割れが多くなるとドット形状が崩れ、画像も不均一になる。
○:ひび割れが殆ど観察されず、画像が均一である。
△:少しのひび割れが観察されるが、画像が比較的均一である。
×:全面にひび割れ。画像が不均一である。
プリンタA(染料インクタイプ)を用い、黒のベタ印字し、マクベス反射濃度計(Macbeth RD−920)で測定した。
(光沢感)
プリンタA(染料インクタイプ)を用い、ISO−400の画像(「高精細カラーディジタル標準画像データISO/JIS−SCID」、p13、画像名称:果物かご)を印字し、印字部に対して横の角度から目視し、以下の基準で評価した。
○:銀塩写真と同レベルの光沢感がある。
△:一般市販のアート、コート紙と同レベル。
×:光沢が低い。
プリンタB〜D(顔料インクタイプ)を用い、ISO−400の画像(「高精細カラーディジタル標準画像データISO/JIS−SCID」、p13、画像名称:果物かご)を記録し、この記録画像の均一性を、以下の基準で評価した。
○:画像が均一で全く斑が見られない。
△:画像の斑が見えるが、実用可能レベル。
×:画像の斑が多く、実用不可レベル。
プリンタB〜D(顔料インクタイプ)を用い、ISO−400の画像(「高精細カラーディジタル標準画像データISO/JIS−SCID」、p13、画像名称:果物かご)を記録した。この画像を記録後24時間放置し、綿棒で画像部を擦り、その耐擦過性を下記の基準で評価した。
○:画像部は全く変化が見られない。
△:画像部の一部の顔料がこすり取られた。但し、実用上は問題ないレベル。
×:画像部の顔料がかなりこすり取られ、実用上問題あるレベル。
本発明の塗工シートの製造方法をインクジェット記録用シートの製造に採用すると、写真画質を狙った染料系や顔料系インクジェットプリンターに適したインクジェット記録用シートを安定して提供することができる。
本発明の塗工シートの製造方法は、インクジェット記録用シートの製造に限定するものではなく、感熱記録用シート、感圧記録用シート、熱転写記録用シート、電子写真記録用シートなどの各種記録用シートをはじめ、アート紙、コート紙、キャストコーテッド紙のような印刷用塗工シートなどにも適用できる。
Claims (16)
- 支持体上に、或いは支持体上に形成された下塗り層上に、温度変化により親水性と疎水性を可逆的に示す感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工する塗工シートの製造方法において、
該感温性高分子化合物が親水性を示す温度領域内の温度の処理液を、該支持体上に、或いは支持体上に形成された下塗り層上に塗布する工程と、
該処理液を塗布すると同時に、或いは塗布後乾燥することなく、該感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工する工程とを含むことを特徴とする塗工シートの製造方法。 - 感温性高分子化合物が親水性を示す温度領域で、感温性高分子化合物を含有する塗液が増粘・ゲル化する請求項1に記載の塗工シートの製造方法。
- 処理液の溶媒が水である請求項1又は2に記載の塗工シートの製造方法。
- 処理液が、カチオン性高分子、水溶性多価金属塩から選ばれる少なくとも一種を含む請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 感温性高分子化合物を含有する塗液が、顔料を含有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 感温性高分子化合物を含有する塗液が、カチオン性化合物を含有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 感温性高分子化合物が、感温点以上では疎水性を示し、感温点以下では親水性を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 塗液の温度が、感温性高分子化合物の感温点よりも10℃以上低い請求項7に記載の塗工シートの製造方法。
- 感温性高分子化合物を含有する塗液が、無機微粒子を含有する請求項1〜8のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 支持体上に、無機微粒子とバインダーを主成分とする多孔層を形成した後、処理液を塗布し、感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工する請求項1〜9のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 感温性高分子化合物を含有する塗液を塗工後、鏡面ドラムに圧着し、乾燥する工程を含む請求項1〜10のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 感温性高分子化合物を含有する塗液を乾燥した塗工層上に、更にコロイド微粒子を主成分とする塗工液を塗工する工程を含む請求項1〜11のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 塗工シートが記録用シートである請求項1〜12のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 塗工シートがインクジェット記録用シートである請求項1〜13のいずれか一項に記載の塗工シートの製造方法。
- 支持体上に、無機微粒子とバインダーを主成分とする多孔層を形成した後、温度変化により親水性と疎水性を可逆的に示す感温性高分子化合物と無機微粒子を含有する塗液を塗工する塗工シートの製造方法において、
該感温性高分子化合物が親水性を示す温度領域内の温度の処理液を、該多孔層上に塗布する工程と、
該処理液を塗布すると同時に、或いは塗布後乾燥することなく、該感温性高分子化合物と無機微粒子を含有する塗液を塗工する工程とを含むことを特徴とするインクジェット記録用の塗工シートの製造方法。 - 前記多孔層の細孔分布曲線におけるピークは0.1〜10μmと0.5μm以下にそれぞれピークを有し、かつ細孔容積は0.5ml/g以上を有することを特徴とする請求項15記載の塗工シートの製造方法。
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