JPS63943Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS63943Y2 JPS63943Y2 JP1980001468U JP146880U JPS63943Y2 JP S63943 Y2 JPS63943 Y2 JP S63943Y2 JP 1980001468 U JP1980001468 U JP 1980001468U JP 146880 U JP146880 U JP 146880U JP S63943 Y2 JPS63943 Y2 JP S63943Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- weight
- elastic body
- vibration
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 241000510678 Falcaria vulgaris Species 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はポールの制振装置に関するものであつ
て、ここでポールとは競技場などに立設される旗
竿や街路照明灯用支柱などその下端が固定されて
立設されるアルミニウム等からなる中空金属管を
総称するものである。
て、ここでポールとは競技場などに立設される旗
竿や街路照明灯用支柱などその下端が固定されて
立設されるアルミニウム等からなる中空金属管を
総称するものである。
かかるポールはよく知られるように5〜10mの
長さを有する長尺物のために風によつて振動する
のであるが、この振動はポールの疲労破壊につな
がつてポールの寿命を短縮することとなる不都合
がある。
長さを有する長尺物のために風によつて振動する
のであるが、この振動はポールの疲労破壊につな
がつてポールの寿命を短縮することとなる不都合
がある。
本案はこのような事情に対処するためのもので
ある。
ある。
これを図面によつて説明すると、1は旗竿用の
中空金属製ポールであり、該ポールはアルミニウ
ムの中空管からなるもので、その下端は通常のご
とく地面に固定される。
中空金属製ポールであり、該ポールはアルミニウ
ムの中空管からなるもので、その下端は通常のご
とく地面に固定される。
2はバネ、棒バネ等の弾性体で、該弾性体はポ
ール内壁面長手方向と平行するようその両端部が
固定される。3は固定用リベツトをしめす。そし
て4は弾性体の中央部分に設ける重錘をしめし、
該重錘4はポール長手方向の略中間部分に位置す
るようポールの中空部5において弾性体に吊支さ
れ、ポールの中空部5は重錘4の横振動を許す寸
法に形成される。
ール内壁面長手方向と平行するようその両端部が
固定される。3は固定用リベツトをしめす。そし
て4は弾性体の中央部分に設ける重錘をしめし、
該重錘4はポール長手方向の略中間部分に位置す
るようポールの中空部5において弾性体に吊支さ
れ、ポールの中空部5は重錘4の横振動を許す寸
法に形成される。
かくの如き構成において、弾性体2に配備され
た重錘4はポールの振動に応動して揺動し、ポー
ルの振動を抑制する。
た重錘4はポールの振動に応動して揺動し、ポー
ルの振動を抑制する。
即ち風によつて生じるポールの振動は主として
ポール半径方向に対しての横振動であるので、重
錘4を配備せる弾性体2はポールの振動に応動し
て横振動する。そしてこの場合弾性体2に吊支さ
れる重錘4の振動方向とポールの振動方向とに時
間的な差異が生ずることによつてポールの振動は
減衰せしめられる。かかる装置はポールの最も振
幅の大きい個所に配置することにより最も大きな
効果を発揮する。ポールの振動は風によつてポー
ルが断面略S字形の変形を繰返すことによつて生
じ最大振幅はポールの下端から約60%の部分に生
じることが確かめられている。従つて当該部分に
重錘を設けることが最適であるが、ポールがテー
パー付管の場合はポールの中空部を重錘の横振動
を許す寸法とすることが困難の場合もあるのでポ
ールの略中間部分を重錘の配備位置とすることに
よつて中空部の寸法を確保しつつ振動防止をはか
ることができる。そしてかかる装置における弾性
体はこの例のようにその両端部をポール壁面に固
定してもよいが、第2図に示す如く弾性体2Aの
端をポール1の壁面に固定し、他端に重錘4Aを
吊支させてもよい。
ポール半径方向に対しての横振動であるので、重
錘4を配備せる弾性体2はポールの振動に応動し
て横振動する。そしてこの場合弾性体2に吊支さ
れる重錘4の振動方向とポールの振動方向とに時
間的な差異が生ずることによつてポールの振動は
減衰せしめられる。かかる装置はポールの最も振
幅の大きい個所に配置することにより最も大きな
効果を発揮する。ポールの振動は風によつてポー
ルが断面略S字形の変形を繰返すことによつて生
じ最大振幅はポールの下端から約60%の部分に生
じることが確かめられている。従つて当該部分に
重錘を設けることが最適であるが、ポールがテー
パー付管の場合はポールの中空部を重錘の横振動
を許す寸法とすることが困難の場合もあるのでポ
ールの略中間部分を重錘の配備位置とすることに
よつて中空部の寸法を確保しつつ振動防止をはか
ることができる。そしてかかる装置における弾性
体はこの例のようにその両端部をポール壁面に固
定してもよいが、第2図に示す如く弾性体2Aの
端をポール1の壁面に固定し、他端に重錘4Aを
吊支させてもよい。
本案の好ましい実施例によれば、長さ10mのア
ルミニウム製旗竿の場合にはその中間部分である
上端から5mのところに約2Kgの重錘を配置して
好結果の得られることが確められた。
ルミニウム製旗竿の場合にはその中間部分である
上端から5mのところに約2Kgの重錘を配置して
好結果の得られることが確められた。
この場合重錘はその両端部を第1図にしめすよ
うに固定した長さ30cmの板バネの中央部に固設し
た。また旗竿は下端外径20cm、上端外径5cmのテ
ーパ付管であつた。
うに固定した長さ30cmの板バネの中央部に固設し
た。また旗竿は下端外径20cm、上端外径5cmのテ
ーパ付管であつた。
第1図は制振装置の配備状況をしめすポールの
要部断面図、第2図は他の実施例をしめすポール
の要部断面図である。 1……ポール、2……弾性体、3……リベツ
ト、4……重錘、5……中空部。
要部断面図、第2図は他の実施例をしめすポール
の要部断面図である。 1……ポール、2……弾性体、3……リベツ
ト、4……重錘、5……中空部。
Claims (1)
- 下端が固定された中空金属製ポールの内壁面に
両端部または上端部が固定された板バネ等の弾性
体と該ポールの中空部において、該弾性体に吊支
される重錘をそなえ該中空部は該重錘の横振動を
許す寸法に形成されたことを特徴とするポールの
制振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980001468U JPS63943Y2 (ja) | 1980-01-10 | 1980-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980001468U JPS63943Y2 (ja) | 1980-01-10 | 1980-01-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56102356U JPS56102356U (ja) | 1981-08-11 |
JPS63943Y2 true JPS63943Y2 (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=29598356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980001468U Expired JPS63943Y2 (ja) | 1980-01-10 | 1980-01-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63943Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4729775B2 (ja) * | 2000-06-08 | 2011-07-20 | オイレス工業株式会社 | 同調振り子式制振装置 |
JP5705810B2 (ja) * | 2012-10-26 | 2015-04-22 | 三菱重工業株式会社 | 塔状構造物、及び、塔状構造物の施工方法 |
-
1980
- 1980-01-10 JP JP1980001468U patent/JPS63943Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56102356U (ja) | 1981-08-11 |
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