JPS639025Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS639025Y2 JPS639025Y2 JP1982080124U JP8012482U JPS639025Y2 JP S639025 Y2 JPS639025 Y2 JP S639025Y2 JP 1982080124 U JP1982080124 U JP 1982080124U JP 8012482 U JP8012482 U JP 8012482U JP S639025 Y2 JPS639025 Y2 JP S639025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- case
- plate
- case body
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011120 plywood Substances 0.000 claims 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ケース本体の前面開口部に扉を備
えた自動販売機のケースに関する。
えた自動販売機のケースに関する。
自動販売機のケースは、一般に、前面が開口し
たケース本体と、このケース本体の前記前面に設
けられ、一方の側部でヒンジ支持された扉とで構
成されている。また扉は普通反ヒンジ側に設けら
れた錠位置によりロツクされるようになつている
(例えば実公昭56−2775号公報)。
たケース本体と、このケース本体の前記前面に設
けられ、一方の側部でヒンジ支持された扉とで構
成されている。また扉は普通反ヒンジ側に設けら
れた錠位置によりロツクされるようになつている
(例えば実公昭56−2775号公報)。
ところで、自動販売機は屋外に設置される等、
悪戯を誘発し易い環境下に設置されることが多
く、扉を不正にこじ開けて収納商品や金銭が盗ま
れる事故が起きている。その場合従来の自動販売
機のケースでは構造上扉のヒンジが露呈して外部
から見えるために、例えばヒンジピンを金鋸で切
断するなどによりヒンジを壊し、扉をヒンジ側か
ら開放する盗難行為が多発している。
悪戯を誘発し易い環境下に設置されることが多
く、扉を不正にこじ開けて収納商品や金銭が盗ま
れる事故が起きている。その場合従来の自動販売
機のケースでは構造上扉のヒンジが露呈して外部
から見えるために、例えばヒンジピンを金鋸で切
断するなどによりヒンジを壊し、扉をヒンジ側か
ら開放する盗難行為が多発している。
そこでこの考案は、ケース内部側に防盗手段を
設けて、仮にヒンジを壊されても扉を直ちに開放
できないようにすることにより、扉の不正開放を
抑制して防盗効果を高めた自動販売機のケースを
提供することを目的とする。
設けて、仮にヒンジを壊されても扉を直ちに開放
できないようにすることにより、扉の不正開放を
抑制して防盗効果を高めた自動販売機のケースを
提供することを目的とする。
この考案は、前面が開口したケース本体と前記
ケース本体の前面に設けられ一方の側部のヒンジ
結合された扉とからなる自動販売機のケースにお
いて、前記扉のヒンジ側の側部に扉閉成時に先端
側のロツク面が前記ケース本体内に左右方向に延
在して位置するロツク板を設けるとともに、前記
ケース本体に扉閉成時に前記ロツク板のロツク面
の前方に対向して重なるように位置する係合板を
設けるようにしたものである。
ケース本体の前面に設けられ一方の側部のヒンジ
結合された扉とからなる自動販売機のケースにお
いて、前記扉のヒンジ側の側部に扉閉成時に先端
側のロツク面が前記ケース本体内に左右方向に延
在して位置するロツク板を設けるとともに、前記
ケース本体に扉閉成時に前記ロツク板のロツク面
の前方に対向して重なるように位置する係合板を
設けるようにしたものである。
上記手段に基づく自動販売機のケースによれ
ば、扉側に設けたロツク板のロツク面が扉閉成時
にケース本体内に進入して左右方向に延在し、本
体ケース側に設けた係合板の後方に対向して重な
るようになるので、ヒンジを壊して扉を前方側に
開こうとしても、ロツク板が係合板に引つ掛かり
扉を引き外すことができない。しかもロツク板お
よび係合板はいずれも外部から見えないケース内
側にあるのでこれを破壊することは殆ど不可能と
なる。
ば、扉側に設けたロツク板のロツク面が扉閉成時
にケース本体内に進入して左右方向に延在し、本
体ケース側に設けた係合板の後方に対向して重な
るようになるので、ヒンジを壊して扉を前方側に
開こうとしても、ロツク板が係合板に引つ掛かり
扉を引き外すことができない。しかもロツク板お
よび係合板はいずれも外部から見えないケース内
側にあるのでこれを破壊することは殆ど不可能と
なる。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図および第2図において、1は自動販売機
のケースである。2は前面が開口したケース本
体、3はケース本体2の前面に設けられた扉であ
る。扉3は、一方の側部で、扉の上下端部にそれ
ぞれ形成されたピン孔がケース本体2の上下端部
にそれぞれ固着されたヒンジ4のヒンジピン4a
に嵌合してケース本体2に支持されている。かつ
もう一方の側部には図示しない錠装置が設けら
れ、常時は前記前面を閉鎖し施錠するように構成
されている。6はロツク板で扉3のヒンジ側の側
部に固着されている。このロツク板6はケース本
体2に向けて突出し、かつその先端が外向きにす
なわち左右方向に折曲されてかぎ形をしたロツク
面をなしている。7はケース本体2のヒンジ側の
側部にねじ止めされ前方に延びる係合板で、扉3
の閉成時に前記ロツク板6の先端が嵌り込むロツ
ク孔7aが設けられている。また係合板7は先端
が外向きに折曲されてかぎ形をしており、該かぎ
部がロツク板6のロツク面の前方に対向して重な
るように設けられている。さらにロツク板6およ
び係合板7は、ケース本体の前面の縁枠の背後に
隠れてその存在を外部から見ることができない。
のケースである。2は前面が開口したケース本
体、3はケース本体2の前面に設けられた扉であ
る。扉3は、一方の側部で、扉の上下端部にそれ
ぞれ形成されたピン孔がケース本体2の上下端部
にそれぞれ固着されたヒンジ4のヒンジピン4a
に嵌合してケース本体2に支持されている。かつ
もう一方の側部には図示しない錠装置が設けら
れ、常時は前記前面を閉鎖し施錠するように構成
されている。6はロツク板で扉3のヒンジ側の側
部に固着されている。このロツク板6はケース本
体2に向けて突出し、かつその先端が外向きにす
なわち左右方向に折曲されてかぎ形をしたロツク
面をなしている。7はケース本体2のヒンジ側の
側部にねじ止めされ前方に延びる係合板で、扉3
の閉成時に前記ロツク板6の先端が嵌り込むロツ
ク孔7aが設けられている。また係合板7は先端
が外向きに折曲されてかぎ形をしており、該かぎ
部がロツク板6のロツク面の前方に対向して重な
るように設けられている。さらにロツク板6およ
び係合板7は、ケース本体の前面の縁枠の背後に
隠れてその存在を外部から見ることができない。
上述の構成において、扉3の開閉に伴いロツク
板6はロツク孔7aを出入し、扉3の開閉は支障
なく行われる。そして扉3の閉成時にはロツク板
6の先端がロツク孔7aに嵌つた状態で保持さ
れ、ロツク板6の先端側のロツク面が左右方向に
延在して係合板7のかぎ部の後方に対向して重な
るようになる。したがつて、ヒンジピン4aを切
断して扉3を前方側に開こうとすると、ロツク板
6が係合板7に突き当たつてその位置に係止さ
れ、扉をそれ以上に引き出すことができない。し
かもこの状態においてもロツク板6および係合板
7はいずれもケース内側にあるのでこれを破壊す
ることは殆ど不可能である。
板6はロツク孔7aを出入し、扉3の開閉は支障
なく行われる。そして扉3の閉成時にはロツク板
6の先端がロツク孔7aに嵌つた状態で保持さ
れ、ロツク板6の先端側のロツク面が左右方向に
延在して係合板7のかぎ部の後方に対向して重な
るようになる。したがつて、ヒンジピン4aを切
断して扉3を前方側に開こうとすると、ロツク板
6が係合板7に突き当たつてその位置に係止さ
れ、扉をそれ以上に引き出すことができない。し
かもこの状態においてもロツク板6および係合板
7はいずれもケース内側にあるのでこれを破壊す
ることは殆ど不可能である。
なお、扉3の図示しない錠装置の構造によつて
は、ヒンジ4が破壊されると扉3が若干左方向に
移動可能になる場合があるが、この場合には扉の
移動可能な寸法を考慮してロツク板6と係合板7
との重ね代を十分とるように設計しておく。
は、ヒンジ4が破壊されると扉3が若干左方向に
移動可能になる場合があるが、この場合には扉の
移動可能な寸法を考慮してロツク板6と係合板7
との重ね代を十分とるように設計しておく。
以上述べた通り、この考案によれば、前面が開
口したケース本体と前記ケース本体の前面に設け
られ一方の側部でヒンジ結合された扉とからなる
自動販売機のケースにおいて、前記扉のヒンジ側
の側部に扉閉成時に先端側のロツク面が前記ケー
ス本体内に左右方向に延在して位置するロツク板
を設けるとともに、前記ケース本体に扉閉成時に
前記ロツク板のロツク面の前方に対向して重なる
ように位置する係合板を設けるようにしたので、
仮にヒンジを壊されても扉を直ちに開放できなく
なり、これにより扉の不正開放を抑制して高い防
盗効果が得られる。
口したケース本体と前記ケース本体の前面に設け
られ一方の側部でヒンジ結合された扉とからなる
自動販売機のケースにおいて、前記扉のヒンジ側
の側部に扉閉成時に先端側のロツク面が前記ケー
ス本体内に左右方向に延在して位置するロツク板
を設けるとともに、前記ケース本体に扉閉成時に
前記ロツク板のロツク面の前方に対向して重なる
ように位置する係合板を設けるようにしたので、
仮にヒンジを壊されても扉を直ちに開放できなく
なり、これにより扉の不正開放を抑制して高い防
盗効果が得られる。
第1図はこの考案の一実施例を示す自動販売機
のケースの斜視図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図である。 1……ケース、2……ケース本体、3……扉、
4……ヒンジ、6……ロツク板、7……係合板。
のケースの斜視図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図である。 1……ケース、2……ケース本体、3……扉、
4……ヒンジ、6……ロツク板、7……係合板。
Claims (1)
- 前面が開口したケース本体と前記ケース本体の
前面に設けられ一方の側部でヒンジ結合された扉
とからなる自動販売機のケースにおいて、前記扉
のヒンジ側の側部に扉閉成時に先端側のロツク面
が前記ケース本体内に左右方向に延在して位置す
るロツク板を設けるとともに、前記ケース本体に
扉閉成時に前記ロツク板のロツク面の前方に対向
して重なるように位置する係合板を設けたことを
特徴とする自動販売機のケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8012482U JPS58183581U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 自動販売機のケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8012482U JPS58183581U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 自動販売機のケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183581U JPS58183581U (ja) | 1983-12-07 |
JPS639025Y2 true JPS639025Y2 (ja) | 1988-03-17 |
Family
ID=30089282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8012482U Granted JPS58183581U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 自動販売機のケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183581U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926638A (ja) * | 1972-06-10 | 1974-03-09 | ||
JPS553251A (en) * | 1978-06-22 | 1980-01-11 | Fujitsu Ltd | Error control system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5771667U (ja) * | 1980-10-17 | 1982-05-01 |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP8012482U patent/JPS58183581U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4926638A (ja) * | 1972-06-10 | 1974-03-09 | ||
JPS553251A (en) * | 1978-06-22 | 1980-01-11 | Fujitsu Ltd | Error control system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58183581U (ja) | 1983-12-07 |
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