JPS6373990A

JPS6373990A - 電気洗濯機

Info

Publication number: JPS6373990A
Application number: JP61218645A
Authority: JP
Inventors: 紀征山本
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-09-16
Filing date: 1986-09-16
Publication date: 1988-04-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、主として家庭用の電気洗濯機に係り、特に洗
濯物を漂白する機能を有した電気洗′／Ｊ、機に関する
。

〈従来の技術〉従来、洗濯物の漂白は、洗濯をして、濯ぎを行った後、
電気洗濯機の水を張った洗濯槽に次亜塩ａｋソーダ等を
主成分とする漂白剤を入れることにより行っていた。

〈従来技術の問題点〉しかしながら、漂白した後に脱塩素処理等の濯ぎを十分
に行わないと、洗濯物の生地を痛めるし、時間がたつに
つれて黄ばんでしまうことになる。

また漂白には、当然漂白剤が必要であり、常にそれを準
備しておかなくては、洗濯物を漂白することができない
という問題点があった。

本発明は上記した問題点を解消するために創案されたも
のであって、漂白剤を必要とせずに洗濯物を漂白するこ
とが可能な電気洗濯機を提供することを目的とする。

〈問題点を解決するための手段〉本発明に係る電気洗濯機は、外気を吸引する空気ポンプ
と、前記空気ポンプから導いた空気に基づいて、オゾン
を発生させるオゾン発生器と、前記オゾンを洗濯槽のセ
ッケン水に吹き込こみ熔解させる散気管から構成されて
いる。゛〈作用〉オゾン発生器から生成したオゾンを、洗濯１口のセ・ソ
ケン水中にン容角ヱさせることにより、セソケン水中に
は、フリーラジカルＩ］○が生じるが、これは、洗濯物
を漂白するとともに、セッケン水中の洗剤成分を分解す
る。

〈実施例〉第１図は、本発明に係る電気洗濯機の一部切欠断面図で
ある。

図において、１０は電気洗濯機、２０は空気ポンプ、３
０はオゾン発生器、４０は散気管である。

本発明に係る電気洗濯機１０は、空気ポンプ２０と、オ
ゾン発生器３０と、散気管４０とを具備しており、従来
の電気洗濯機に取り付けて、脱水槽１４に入れられた洗
濯物を漂白するように構成されている。

この電気洗濯機１０は、第１図のように、全自動の電気
洗濯機であって、洗濯機本体１１の中空部に固定された
洗濯槽１２と、その内中空に回転可能にして取付られた
脱水槽１４との２重構造となっている。濯ぎ時には、洗
濯槽１２の下部に設けたモータ１３により脱水槽１４を
回転させるようにしている一方、洗濯時には、脱水槽１
４の下部に設けたファン１５を回転させるようにしてい
る。また脱水槽１４の側面には、数多くの開孔１４１を
開設しているので、洗濯時と濯ぎ時には、脱水槽１４に
セッケン水が當に入っている状態になっている。これに
は、図示していないが、漂白しようとする洗濯物が入れ
られている。

空気ポンプ２０は、外気を吸引してそれをバイブ２１を
介してオゾン発生器３０に送出するポンプであり、洗濯
機本体１１の内側面に固定された取付板２２に取付けら
れている。

オゾン発生器３０は、空気ポンプ２０から導入した外気
により、オゾンを生成する装置である。この生成は、内
部に高電圧を与えて無声放電を行なわせるとともに、空
気を通過させることにより行い、外気の酸素の一部をオ
ゾンに変える既知の装置である。そしてこれは、バイブ
２１と後述するバイブ４１の間に固定されている。この
オゾン発生器３０と空気ポンプ２０とは、図示されてい
ない電気洗濯機１０の制御回路により制御されており、
洗濯物の濯ぎ時にオゾンを散気管４０に送出するように
している。

散気管４０は、オゾン発生器３０で生成したオゾンを洗
濯槽１２のセッケン水中に吹き込んで熔解させるための
もので、オゾンを洗濯槽１２に導くバイブ４１と、その
先端に取付られた数多くの微少孔を有する散気部４２と
を具備している。

以下オゾンが洗濯物を漂白することのできる原理を簡単
に説明する。

オゾンは、オゾン発生器３０から散気管４０に送出させ
た気体であるが、これをセッケン水中の水に熔解させて
、オゾンイオンを生成させている。

０３　（ｇ）＋　　Ｈ２０＝ＨＯ３”　＋ＯＨ−・・・
・　（１）このオゾンイオン（ＨＣｈ”）は、セッケン水中にて化
学変化をし、フリーラジカルＨＯが発生することになる
。この過程を次式にて示す。

ＨＯ３＋　＋ＨＯ−＝２ＨＯ２０３＋ＨＯ２＝ＨＯ＋２０２ＨＯ＋ＨＯ２＝Ｈ２０＋０２　　・・・　（２）このよ
うに発生したフリーラジカルＨＯは、洗濯物に付着して
いる色素と反応してこれを漂白することになり、従来用
いていた漂白剤より、大きな酸化電位（２，８５ボルト
）をもつので、オゾンを漂白剤として用いた時には、漂
白に要する時間が少なくてすむ。またセッケン水は、通
常、ＡＢＳ（アルキルスルホン酸ソーダ）を主成分とす
る合成洗剤を水に解かして作っているが、フリーラジカ
ルＨＯは、濯ぎ時に残った洗剤成分のベンゼン環を分解
するように作用するので、７だぎに要する時間をも短縮
することができる。

尚、本実施例においては、オゾンを生成する装置等を電
気洗濯機の内部に取付けたが、これに累定されず、外部
に取り付けることも可能で、また全自動のタイプ以外の
電気洗濯機にも適用することができる。

〈発明の効果〉本発明に係る電気洗濯機は、この洗濯槽にオゾンを熔解
させるように構成したので、漂白剤を必要とせず、さら
に洗濯に要する時間を短縮することができるという効果
を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る電気洗？ｕ　ｔｆｆｌの一部切
欠断面図である。１０・・・電気洗濯機、１２・・・洗濯槽、２０・・・
空気ポンプ、３０・・・オゾン発生器、４０・・・散気
管。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）外気を吸引する空気ポンプと、前記空気ポンプか
ら導いた空気に基づいて、オゾンを発生させるオゾン発
生器と、前記オゾンを洗濯槽のセッケン水に吹き込こみ
熔解させる散気管とを具備することを特徴とする電気洗
濯機。