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JPS63503063A - メチルイソシアネートの製造方法 - Google Patents

メチルイソシアネートの製造方法

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Publication number
JPS63503063A
JPS63503063A JP62502269A JP50226987A JPS63503063A JP S63503063 A JPS63503063 A JP S63503063A JP 62502269 A JP62502269 A JP 62502269A JP 50226987 A JP50226987 A JP 50226987A JP S63503063 A JPS63503063 A JP S63503063A
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JP
Japan
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phenyl
phenol
methyl
isocyanate
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP62502269A
Other languages
English (en)
Inventor
チヤン,ジヨン・カイーフアイ
Original Assignee
ローヌ‐プーラン・ネーデルランズ・ベー・ベー
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C263/00Preparation of derivatives of isocyanic acid
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C263/00Preparation of derivatives of isocyanic acid
    • C07C263/18Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C263/20Separation; Purification
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    • C07C265/02Derivatives of isocyanic acid having isocyanate groups bound to acyclic carbon atoms
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 メチルイソシアネートの製造方法 明 の 背 景 発明の技術分野 本発明はメチルイソシアネートの製造方法に関する。
【&1五立置夏 アルキルもしくはアリールカルバメートの熱分解によるアルキルイソシアネート の製造は公知である[たとえばAnn 562205 (1949)、およびH ethoden der orgeWchea+ Chemie、第8巻、第1 26頁(1952)参照]。一般に、従来の方法はアルキルもしくはアリールカ ルバメートを高温度で分解して、イソシアネートを5i1+生物としてのアルコ ールもしくはフェノールのいずれかと一緒に生成させることからなり、これは次 式によって示される: ROCNHR’ R’ NGO+ROHΔ [ここでRおよびR′はアルキルもしくはアリールである]。
従来法は効果的であるが、一般にそのイソシアネート収率は大とはいえない。こ の欠点の他に、成る種の開示された方法は特定の操作条件、すなわち所望のイソ シアネートを所要曾製造するには熱分解操作に際し特定の反応体もしくは不活性 物質の使用を必要とする。たとえば、Ugo Bonand等の1985年4月 30日付で発行された米国特許第4,514,339号明細書に記載されている ように、フェニルN−アルキルカルバメート(フェニルN−アルキルウレタンと しても知られている)の熱分解は追加量のフェノールの存在下で行なわねばなら ず、または熱分解の間1:1以上のフェノール対フェニルN−メチルウレタンの モル比を有する反応混合物を用いる。他の例としては、アリールN−アルキルカ ルバメートの熱分解に中手高沸点の不活性溶剤を使用することがRudolph  Rosenthalの1975年11月11日付発行の米国特許第3,919 ,278号明細書に開示されている。この特許の開示によれば、イソシアネート は、適当な不活性溶剤に溶解されたカルバミン酸のエステル(すなわち、ウレタ ンまたはアリールカルバメート アネートおよびアルコールが別途に回収される。
イソシアネートの他の製造方法が、Harry W、 Weber、 Jr、の 1978年10月31日付発行の米国特許第4,123,450号明細書に記載 されている。これによれば、アルキルイソシアネートは、ジクロルメタン中のフ ェノールもしくは置換フェノールおよびホスゲンをアルカリ水溶液と反応させて クロム蟻酸誘導体を生成させることにより製造される。次いで、このクロム蟻酸 誘導体を水性アルキルアミンと反応させてN−フルキルカルバメート化合物を生 成させ、これから溶剤を除去した後に熱分解してアルキルイソシアネートを生成 させる。
最近、1980年3月25日付で発行された米国特許第4.195,031号明 細書はモノイソシアネートの連続製造方法を開示している。
この特許明細書は、メチルイソシアネートの生成に際しアリールメチルカルバメ ートの分解工程に充填カラムを使用することを開示している。しかしながら、こ の方法は分解工程を促進するため高沸点の有機溶剤を用いる。
残念ながら、これらの従来法は実用的な工業上の観点から完全には満足できない 。第1に、追加量のフェノールもしくは不活性溶剤の使用は所望のイソシアネー トの収率を低下させる。
さらに、開示された方法は過剰の原料および原料処理工程を必要とする。
本発明は、メチルイソシアネートの製造に特に適する。
周知のとおり、メチルイソシアネート(MIC)は各種のメチルカルバメート殺 虫剤の製造に対する重要なカルバモイル化剤である。
この化合物は特殊に設計された装置内で成る種の条件下にホスゲンとメチルアミ ンとから合成することもできるが、成る場所から他の場所へのMICの輸送はそ れ自身の危険な性質のだめ望ましくない。
本発明によれば、MICを比較的無毒性の化合物であるフェニルN−メチルカル バメートの熱分解により高収率(85%より大)にて容易に生成させることがで きる。本発明の方法を用いることによりMICを必要に応じてその場で製造する ことができるので、この極めて毒性の高い物質を処理しかつ輸送することを回避 し得る。
発明の概要 本発明はメチルイソシアネートの製造方法を提供するが、この方法は式: [式中、nはO〜5の整数であり、各Rはそれぞれ1〜5の炭素原子を有するア ルキルである] によって示されるフェニルN−メチルカルバメート化合物を分解帯域中で加熱し てメチルイソシアネートと前記フェニルN−メチルカルバメートのフェノール部 分に対応する副生物としてのフェノールとを生成させ、かつ同時にまたはその直 後に前記メチルイソシアネートを前記フェノールから迅速に分離して、前記フェ ニルN−メチルカルバメート化合物の再生成を防止することを特徴とする。
上記式における有用なフェノール成分の例は、4−メチルフェニル、2−イソプ ロピルフェニル、2−(1−メチルプロピル)フェニル、3−エチルフェニルな どである。好ましい出発化合物はフェニルN−メチルカルバメートであり、これ は分解してフェノールとメチルイソシアネートとを生成する。
図面の簡単な説明 第1図は熱分解操作に用いる装置の図面である。
゛具体例の説明 本発明方法の1具体例によれば、フェニルN−メチルカルバメートの分解は、不 活性溶剤又は分解もしくは反応生成物の回収に悪影響を及ぼすような物質の非存 在下に行なわれる。
一般に、温度および圧力の条件は、反応雰囲気から蒸発により生成されたフェノ ールとメチルイソシアネートとの両者をl〜゛−−除去し得るような条件である 。本発明の重要な特徴は、気化したフェノールおよびメチルイソシアネートを迅 速に分離して出発物質の生成を阻止することである。さらに、フェノールN−メ チルカルバメートの分解には充分な滞留時間を与えねばならない。反応容器の直 ぐ上方に充填カラムを使用すれば、分解反応に対し必要な時間を与え得ることが 判明した。
分解工程は大気圧、減圧および加圧の下で行なうことができる。しかしながら、 一般に、気化生成物の前方流動を与えるには僅かな加圧が好適である。分解反応 は約170〜約270 ’Cの温度範囲、好ましくは約190〜約230℃の温 度範囲で行なうことができる。
上記したように、メチルイソシアネートは、生成されたメチルイソシアネートと 反応するフェノールが分解帯域中に殆どまたは全く残存しないように、フェノー ル性の副生物から迅速に分離せねばならない。
第1図は、分解反応を行ないかつフェノールをメチルイソシアネートから迅速に 分離するための有用な装置を示している。
第1図において、好ましくはガラス製の反応容器10が図示されており、これに は攪拌手段を装着することができ、磁気攪拌器14が設けられている。容器10 には、たとえば温度計12のような温度表示手段並びにたとえば窒素のような不 活性気体を導入するための気体入口16を設けることができる。反応容器10は ヒータ17によって加熱することができ、このヒートは反応容器10を所要温度 まで加熱するのに適した容易に入手しうるヒータとすることができる。さらに、 反応容器10には出口18を設け、これにラーシッピリングが充填された絶縁カ ラムであるカラム20を装着する。カラム20を電気ヒータ(図示せず)に配線 して、カラム内の温度を所要範囲に維持する。
カラム20の頂部には蒸留袋@22を設け、この装置は冷却手段を装着した凝縮 器24を備えてフェノールを凝縮させ、これを収集器26に集めると共に経路2 8を介してフェノール回収器30中へ送る。メチルイソシアネートを含有する蒸 気は凝縮器24から経路32を介して冷却トラップ34へ移動し、このトラップ には、経路36から回収器38中へ送られるメチルイソシアネートを回収するた めの冷却手段(図示せず)が装着されている。
典型的な操作方式においては、所定量のフェニルN−メチルカルバメート化合物 を反応器10に装填し、約170〜約270℃の温度まで大気圧下に攪拌器14 で攪拌しながら加熱し、窒素ガスを経路16を介して充填する。熱分解が生ずる と、フェノール副生物とメチルイソシアネートとの蒸気が発生し、これらを迅速 に分離しかつ回収しなければならない。発生した蒸気は出口18を通過し、90 〜約230℃に維持されたカラム20を通過し、さらに約60〜約70℃の温度 に維持された凝縮器24を含む蒸留袋M22を通過する。これらの温度にて、フ ェノールが凝縮して収集器26に集められ、次いで経路28を通ってフェノール 回収器30中に流入する。メチルイソシアネートを含有する蒸気流は凝縮器24 から経路を介して流出し、第2凝縮器または冷却トラップ34に流入する。この トラップは蒸気流からメチルイソシアネートを凝縮させるのに充分な温度に維持 されている。一般に、約−30〜約O℃の温度がこの目的に適している。メチル イソシアネートは冷却トラップ34から経路36を介して流出し、回収器38に 集められる。
本発明の方法によれば、約2〜4時間の後にメチルイソシアネートとフェノール との両者の優秀な回収が達成される。この方法はバッチ法として、或いは溶融し たフェニルN−メチルカルバメートを反応帯域中へ分解条件を維持しながら連続 供給する連続法として行なうことができる。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。
実 施 例 工 所定量のフェニルN−メチルカルバメート(151,3g、純度99%)を、恒 温制御の加熱用外套を装着した500dのガラス容器に装填した。このフラスコ には、磁気攪拌器と温度計と窒素入口とを装着すると共に、18インチ(内径1 インチ)の絶縁カラムをラーシツピリングを充填して頂部に装着する。このカラ ムを電気加熱ヒーターに配線し、かつ分解反応の間90〜170℃に維持した。
カラムの頂部にはフェノールを回収するため60℃に保持された凝縮器を有する 蒸留装置を装着した。凝縮器の頂部にはメチルイソシアネートを回収するための 冷却トラップ(0℃)を設けた。この反応フラスコ内のフェニルN−メチルカル バネートを最初に約220℃まで加熱し、かつ攪拌し続けた。気化したメチルイ ソシアネートとフェノールとを、これらが生成されるに応じて、200〜210 ℃に保ちながら同時に分離除去した。分解反応を、もはやメチルイソシアネート とフェノールとが留出しなくなりかつ260℃のフラスコ温度に達するまでこの ように維持した。全部で49.6gのメチルイソシアネートを冷却トラップに回 収した。フェノール回収器は、95.9%のフェノールと4.1%のフェニルN −メチルカルバメートとよりなる物質71.89を回収した。反応フラスコ中に 残った残留物は、82.1%のフェノールと13.8%のフェニルN−メチルカ ルバメートと4.1%の未知物質とを含有する15.19の物質であった。メチ ルイソシアネートの収率は、回収した物質の量に基づき、88%で装置および操 作手順は米国特許第4,514,339号明細書に図示されかつ記載されたのと 同様である。56.48g(0,37モル)のフェニルN−メチルカルバメート と35.179 (0,37モル)のフェノールとの混合物をガラスフラスコに 装填し、このフラスコには恒温制御の加熱用外套を装着すると共に磁気攪拌機と 温度計と窒素導入管とを装着した。このフラスコの頂部にはフェノールを回収す るための70℃に維持された凝縮器を備える蒸留装置を装着し、次いでメチルイ ソシアネートを回収するための冷却トラップ(0℃)を装着した。反応フラスコ 内の混合物を璽素雰囲気下で198〜215℃にて加熱沸騰させかつ攪拌し続け た。
気化したメチルイソシアネートとフェノールとを、フラスコ温度を198〜20 5℃に保ちながら別々に回収した。反応をもはやメチルイソシアネートとフェノ ールとが留出しなくなるまで6時間維持した。13.4gのメチルイソシアネー トが冷却トラップに回収された。フェノールトラップは、92.8%のフェノー ルと7.2%のフェニルN−メチルカルバメートとよりなる混合物719を回収 した。反応フラスコ中に残る残留物は1.1gであり、これは5.1gの凝縮器 残留物を含み、かつ72.6%のフェノールと3.3%のフェニルN−メチルカ ルバメートと他の未同定物質とを含有していた。メチルイソシアネートの収率は 、回収生成物のaに基づき、63.5%であった。
実 施 例 ■ 所定量の2−(1−メチルプロピル)フェニルN−メチルカルバメート(171 ,7g、0.82モル)を、実施例工に記載したのと同じ装置に装填した。熱分 解の間、カラムを90〜222℃に保ち、反応容器を210〜270℃に保った 。気化したメチルインシアネートと2−(1−メチルプロピル)フェノールとを 、これらが生成されるにつれて、同時にかつ別々に除去した。分解反応を、もは やメチルイソシアネートと2−(1−メチルプロピル)フェノールが留出せずか つ210℃の容器温度に達するまでこのように維持した。全部で44.9SFの メチルイソシアネートを冷却トラップに回収した。フェノール回収器には102 .19の2−(1−メチルプロピル)フェノールを回収した。これは98.1% の2−(1−メチルプロピル)フェノールと0.63%の2−(1−メチルプロ ピル)フェニルN−メチルカルバメートと約1%の未知物質とを含んでいた。
容器中に残った残留物は12.5gであり、87.5%の2−(1−メチルプロ ピル)フェノールと5.2%の2−(1−メチルプロピル)フェニルN−メチル カルバメートと他の未知物質とを含有していた。
メチルイソシアネートの収率は、回収した物質の量に基づき、96%であった。
国際調査報告 Al’l’NEX To THE INτ三RN、%、τl0NAL SE、” 、RCHRE?CRT 0NINTERNATIONALAPPLICAT丁0 NNo、POT/US87100537(SA16778)υ5−A−4123 45031/10/713 None

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、nは0〜5の整数であり、各Rはそれぞれ1〜5の炭素原子を有するア ルキルである] によって示されるフェニルN−メチルカルバメートを分解帯域内で加熱してメチ ルイソシアネートと前記フェニルN−メチルカルバメート化合物のフェノール部 分に対応する副生物としてのフェノールとを生成させ、かつ同時にまたはその直 後に前記メチルイソシアネートを前記フェノールから迅速に分離して前記フェニ ルN−メチルカルバメートの再生成を阻止することを特徴とするメチルイソシア ネートの製造方法。
  2. 2.前記フェニルN−メチルカルバメート化合物がフェニルN−メチルカルバメ ートである請求の範囲1に記載の方法。
  3. 3.熱分解すべき化合物が2−(1−メチルプロピル)フェニルN−メチルカル バメートである請求の範囲1に記載の方法。
  4. 4.分解帯域で発生した蒸気を充填カラム中に通し、次いで蒸留手段に通してフ ェノールとメチルイソシアネートとの蒸気を別々に凝縮させる請求の範囲1に記 載の方法。
  5. 5.前記フェニルN−メチルカルバメート化合物を前記分解帯域内で約170〜 約270℃の温度にて加熱する請求の範囲1に記載の方法。
  6. 6.前記フェニルN−メチルカルバメート化合物を前記分解帯域内で約190〜 約230℃の温度にて加熱する請求の範囲1に記載の方法。
  7. 7.前記フェノールを約90〜約220℃の温度で凝縮させる請求の範囲4に記 載の方法。
  8. 8.前記メチルイソシアネートを約−30〜約0℃の温度で凝縮させる請求の範 囲4に記載の方法。
JP62502269A 1986-03-21 1987-03-20 メチルイソシアネートの製造方法 Pending JPS63503063A (ja)

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