JPS63311632A - ディスク再生装置のトラッキングサ−ボ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、安定なトラッキングサーボ用制御入力を設定
し得るディスク再生装置のトラッキングサーボ装置に関
するものである。

従来の技術 従来よシ、情報記録ディスク再生装置のトラッキングサ
ーボ装置では、トラック上のゴミ、Ｓに対するトラッキ
ング誤差信号の処理方法及びサーボルーズゲイン設定方
法が重要視されてきた。

以下、図面を参照しながら従来のトラッキングサーボ装
置について説明を行なう。第３図は従来のトラッキング
サーボ装置のブロック図を示すものである。第３図にお
いて、１は光量を検知する光検知器、２．３．４．５は
光検知器１に接続された増１福器、θは増幅器４，６に
接続された加算増幅器、８は差動増幅器７に接続された
レベル検出器、１１はレベル検出器８に接続された選択
回路、１６は選択回路１１で動作するスイッチ、１２は
スイッチ１６によって接続されたサーボ増幅器、９．１
０は差動増幅器７に付随された低域ろ波器（以下ローパ
スフィルタと呼ぶ）、１３はサーボ増幅器１２に接続さ
れたトラッキングアクチュエータ駆動回路である。

以上のように構成されたトラッキングサーボ装置につい
て、以下、その動作について説明する。

トラッキングサーボ装置は、光検知器１に入射した光の
うち受光領域であるＡ部分、Ｂ部分に入射した光の光量
に応じて動作する。次に、光検知器１から入射光量に応
じた大きさの各々の電流が増幅器２，３に入力され、電
圧に変換される。そして、これらの増幅器２，３の出力
は差動増幅器７によって演算され、トラッキング誤差信
号が出力される。トラック上のゴミ、ｇ％のない状態の
トラッキングでは、スイッチ１６は接点ａに接続され、
サーボループのループケインはローパスフィルタ１ｏと
サーボ増幅器１２によってトラッキングに最適な値に設
定され、トラッキングアクチュエータ駆動回路１３に出
力される。

次に、トラック上のゴミ、傷がある状態のトラッキング
では、差動増幅冊子のトラッキング誤差信号のレベル変
動は大きくなる。次に、レベル変動がレベル検出器８で
検出されると選択回路１１によってスイッチ１６は接点
すに接続される。そして、ローパスフィルタ９とサーボ
増幅器１２によってループゲインは大きくなるように設
定された電圧がトラッキングアクチュエータ、駆動回路
１３に出力される。カロ算増幅器６は、増幅器４，６の
出力信号を入力され情報信号を出力する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記のような構成では、ゴミ。

傷を差動増幅器７の出力信号のレベルとして検出し、そ
のレベルが大きくなれば、サーボループゲインを大きく
することで、その１／ベル変動を小さくすることができ
るが、その後のサーボループが不安定となり、ゴミ、偏
によるトラックジャンプや発掘が発生しやすくなるとい
う問題を有していた。また、サーボループのゲインをス
イッチによって設定するために、サーボ回路へのスイッ
チングノイズによる悪影響という問題点を有していた。

本発明は、前記問題点に鑑み安定なサーボループを実現
する制御入力信号の設定及びサーボ回路へのスイッチン
グノイズの悪影響を防止することができるディスク再生
装置のトラッキングサーボ装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明のディスク再生装置
のトラッキングサーボ装置は、トラッキング誤差信号の
周波数帯域を分割し、高周波成分のみを検出する高域ろ
波器と、高域ろ波器の出力信号を入力信号とする制御信
号発生回路と、制御信号発生回路の出力信号とサーボ増
幅器の出力信号とを入力信号とする信号選択回路と、信
号選択回路で選択された信号にもとづきトラッキングア
クチュエータを、駆動する駆動回路とを備えた構成とな
っている。

作　　用 この構成によって、トラッキング誤差信号の周波数帯域
を分割することによりトラック上のゴミ。

傷の検出ができ、その状況に対処するためのトラッキン
グアクチュエータ制御信号を発生し得ることなる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第１図は本発明の一実施例におけるディスク再
生装置のトラッキングサーボ装置のブロック図を示すも
のである。第１図において、１６は高域ろ波器（以下バ
イパスフィルタと呼ぶ）１７は制御信号発生回路、１４
は信号選択回路である。なお、１は光検知器、２，３，
４．５は増幅器、ｅは加算増幅器、７は差動増幅器、１
２はサーボ増幅器、１３はトラッキングアクチュエータ
駆動回路で、これらは従来例の構成と同じものである。

以上のように構成されたトラッキングサーボ装置につい
て、以下その動作について説明する。まス、バイパスフ
ィルタ１６は、トラッキング誤差信号を入力信号とし、
その信号の周波数帯域を分割し、ゴミ、傷の影響によシ
生じるトラッキング誤差信号の高周波成分のみを検出し
出力信号とする。次に、制御信号発生回路１７は、ノ・
イノ（スフィルタ１６から信号が出力されたときのみ、
トラッキングアクチュエータを所定の位置に戻す制御信
号を一定期間出し、制御信号が出力されている期間はサ
ーボ増幅器１２からの入力信号を遮へいする。信号選択
回路１４は、制御信号発生回路１１の出力信号が入力さ
れている期間は、その信号を通過させる。第２図ａは、
トラッキング誤差信号波形を示し、同図すは、バイパス
フィルタ１６の出力信号を示し、同図Ｃは、前記制御信
号の一例を示している。なお、前記制御信号はトラッキ
ングアクチュエータが十分に追従できるような低周波領
域信号である。

以上のように本実施例によれば、バイパスフィルタ１６
により、トラック上のゴミ、傷の存在を明確に検出でき
る。さらに′制御信号発生回路１１によシ、トラック上
のゴミ、傷に起因するトラックジャンプ、トラッキング
サーボ回路の不安定化やスイッチングノイズをさけるこ
とができる。

発明の効果 本発明は、高域ろ波器を設けることにより、トラッキン
グ誤差信号からトラック上のゴミ、傷の存在を容易に検
出でき、さらに、制御信号発生回路及び信号選択回路を
設けたことによりある一定期間フイードフォワード制御
を行ない、トラック上のゴミ、ｆｓに起因するトラック
ジャンプ及び発掘等のトラッキングサーボ回路の不安定
化、スイッチングノイズを除去することができるという
効果を得ることができる優れたディスク再生装置のトラ
ッキングサーボ装置を実現できるものである

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるディスク再生装置の
トラッキングサーボ装置のブロック図、第２図は同装置
の要部の信号波形図、第３図は従来のディスク再生装置
のトラッキングサーボ装置を示すブロック図である。 １・・・・・・光検知器、２・・・・・・増幅器、３・
・・・・・増幅器、４・・・・・・増幅器、６・・・・
・・増幅器、６・・・・・・加算増幅器、７・・・・・
差動増幅器、１２・・・・・・サーボ増幅器、１３・・
・・・・トラッキングアクチュエータ駆動回路、１４・
・・・・・信号選択ＱＯ路、１６・・・・・・）・イバ
スフィルタ、１７・・・・・・制御信号発生回路。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報が記録されたディスクのトラックから得られ
   たトラッキング誤差信号の周波数帯域を分割し、高周波
   成分のみを検出する高域ろ波器と、前記高域ろ波器の出
   力信号を入力信号とする制御信号発生回路と、前記制御
   信号発生回路の出力信号とサーボ増幅器の出力信号とを
   入力信号とする信号選択回路と、前記信号選択回路で選
   択された信号にもとづきトラッキングアクチュエータを
   駆動する駆動回路とを備えたことを特徴とするディスク
   再生装置のトラッキングサーボ装置。
2. （２）制御信号発生回路は、高域ろ波器の出力信号が入
   力されたときのみトラッキングアクチュエータを所望の
   位置に駆動するための任意設定された信号を出力するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のディスク再
   生装置のトラッキングサーボ装置。
3. （３）信号選択回路は、制御信号発生回路の出力信号が
   入力されたときのみ、入力信号を通過させることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載のディスク再生装置の
   トラッキングサーボ装置。