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JPS63316742A - 光学活性アルコ−ルの製造法 - Google Patents

光学活性アルコ−ルの製造法

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JPS63316742A
JPS63316742A JP62150187A JP15018787A JPS63316742A JP S63316742 A JPS63316742 A JP S63316742A JP 62150187 A JP62150187 A JP 62150187A JP 15018787 A JP15018787 A JP 15018787A JP S63316742 A JPS63316742 A JP S63316742A
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binap
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alkyl group
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JP62150187A
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Noboru Sayo
昇 佐用
Takao Saito
隆夫 斉藤
Hidenori Kumobayashi
雲林 秀徳
Susumu Akutagawa
進 芥川
Ryoji Noyori
良治 野依
Hidemasa Takatani
高谷 秀正
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Takasago Corp
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Takasago Perfumery Industry Co
Takasago Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1,3−ジケトン類を、ルテニウム−光学活性
ホスフィン錯体を触媒として用いて不斉水素化すること
により、医薬品を合成するための中間体、光学活性化合
物を得るための重要な助剤として、あるいは液晶材料そ
の他各種の有用な化合物である光学活性アルコールを製
造する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、光学活性アルコールを不斉合成する方法として、
■、eン酵母を使用する不斉水素化反志を利用する方法
■特定の触媒を用いて不斉水素化する方法が知られてい
る。
特に、β−ゾケトン類から不斉合成によって光学活性ア
ルコールを得る方法としては、酒石酸を修飾したニッケ
ル触媒を用いて不斉水素化する方法が報告されている。
すなわち、A、 Taiら: Chem、 Lett、
、 (1979)p、 1049−1050では、アセ
チルアセトンの不斉水素化においては、不斉収率87%
eeで2,4−ペンタンジオールを得てイル。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ノQン酵母による方法は、比較的商い光
学純度のアルコールを得ることができるが、得られる光
学活性アルコールの絶対配置は特定のものに限られ、鏡
像体の合成は困難である。また修飾ラネーニッケルを用
いて1.3−ジケトン類を不斉水素化する方法は、触媒
の調製が難かしく、得られるアルコールの光学純度も充
分ではない。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者らは上記問題点を解決せ
んと鋭意研究を行った結果、触媒として比較的安価なル
テニウム−光学活性ホスフィン錯体を使用して不斉水素
化を行えば、高い光学純度のアルコールが得られること
を見出し本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の一般式(I) (式中 1(1、R2は炭素数1〜8のアルキル基、ハ
ロゲン置換アルキル基、水酸基置換アルキル基、トリフ
ロロメチル基、置換基を有してもよいフェニル置換低級
アルキル基、アルコキシカルボニルfR換低級アルキル
基、低級アルキル基で置換してもよい低級アミノアルキ
ル基、置換基を有してもよいフェニル基またはペンシル
オキシ基 Hsは水素原子、ハロゲン原子、低級アルキ
ル基または低級アルコキシカルlニル基を示し R1と
HzまたはR2とR3はそれぞれその間にある炭素原子
と一緒になって、低級アルコキシカルボニル基あるいは
二重結合を有してもよい5〜7員環を形成してもよい) で表わされる1、3−ジケトン類を、ルテニウム−光学
活性ホスフィン錯体を触媒として不斉水素化を行うこと
を特徴とする次の一般式[有]) OHOH (式中 R1、Rz及びR3は上記と同じ意義を有する
) で表わされる光学活性アルコールの製造法である。
本発明の原料である1、3−ジケトン類としては、例え
ば、アセチルアセトン、3.5−へブタンジオン、4,
6−ノナンジオン、5.7−ウンゾカゾオン、1,3−
ジフェニル−1,3−ゾロノQンゾオン、l、5−ジフ
ェニル−2,4−ペンタンゾオン、1.3−ゾ(トリフ
0ロメチルJ−1,3−7”ロノQンシオン、1.5−
シクロロー2.4−ペンタンジオン、1,5−ジヒドロ
キシ−2,4−ペンタンゾオン、l、5−ノペンシルオ
キシー2,4−ペンタンゾオン、i、s−シアミノ−2
,4−−eンタンゾオン、l、5−)(メチルアミノ)
−2,4−ペンタンジオン、1.5−ノ(ジメチルアミ
ノ)−2,4−ペンタンジオン、l−フェニル−1,3
−フpンゾオン、l−フェニル−1,3−dンfi:y
ジオン、l−フェニル−1,3−ヘキサンジオン、l−
フェニル−1,3−へブタンジオン、2,4−ヘキサン
ジオン、2.4−へブタンジオン、2,4−オクタンジ
オン、2゜4−ノナンジオン、3,5−ノナンジオン、
3.5−デカンジオン、2,4−ドデカンジオン、3−
メチル−2,4−ペンタンジオン、3−クロロ−2,4
−ペンタンジオン、3−カルボメトキシ−2,4−ペン
タンジオン、3−カルボエトキンー2,4−ペンタンゾ
オン、1,3−シクロペンタンジオン、1,3−シクロ
ヘキサンジオン、1,3−シクロヘキサンゾオン、5−
カルボエトキシ−1,3−シクロペンタンゾオン、4−
シクロペンテン−1,3−フォノ、2−アセチル−1−
シクロペンタノン、2−アセチル−1−シクロヘキサノ
ン、3,5−ジオキソ−ヘキサン酸メチル等が挙げられ
る。
本発明に使用する触媒のルテニウム−光学活性ホスフィ
ン錯体としては次の一般式@I)またはMで表わされる
ものが挙げられる。
RuxHyC#z (R’−BINAP)2 (S) 
  θΦ(式中、R4−BINAPは式(1■)で表わ
される三級ホスフィンを示し、■り4は水素、メチル基
またはt−ブチル基を示し、Sは三級アミンを示し、y
が0のときXは2.2は4、pは1を示し、yが1のと
きXは1、Zは1、pは0を示す) (RuHg(R’−BINAP)v]YW(V)(式中
、R4−BINAPは上記と同じ意義を有し、YはCe
O2、BF4又はPF、を示し、gがOのときVはl、
wは2を示し、jが1のときVは2、Wは1を示す) 式(ホ)の化合物は、T、 Ikariyaら:J。
Chem、 Soc、、 Chem、 Commun、
、 (1985)p。
922−924及び特開昭61−63690号で開示さ
れている方法により得ることができる。
すなわち、y−0の場合の式(ト)の錯体は、ルテニウ
ムクロライドとシクロオクタ−1,5−ジエン(以下C
ODと略す)をエタノール溶液中で反応させることによ
り得られる [ RuC12(COL)) 〕n 1モルと、2,2
′−ビス(シールR4−フェニルホスフィノ)−1゜1
′−ビナフチル(R4−BINAP ) 1.2モルを
トリエチルアミンのごとき三級アミン4モルの存在下、
トルエンまたはエタノール等の溶媒中で加熱反応させる
ことにより得られる。y=1の場合の化合物は、(Ru
C1z (COD) )n 1モル、R4−BINAP
 2.25モル及び三級アミン4.5モルを反応させる
ことにより得られる。
さらに、本発明に使用されるもう一つの型のルテニウム
−光学活性ホスフィン錯体の弐Mの錯体のうち、lが0
、vが1、Wが2の場合の錯体は、上記の方法により得
られたRu2CJ4 (R’−BINAP)2 (NE
t3) (k2tはエチル基を示す)を原料として製造
することができる。
すなわち、このものと次式(Vl) MY     (Vl) (式中、MはNa、 KXLi、 fVIg、Agの金
属を示し、Yは前記と同様の意義を有する) で表わされる塩とを、溶媒として水と塩化メチレンを用
いて、次式(■) R5R’R7RaAB     (〜u)(式中 R5
、R6、R7及びR8は炭素数1〜16のアルキル基、
フェニル基またはペンシル基を意味し、Aは窒素原子ま
たはリン原子を意味し、Bはハロゲン原子を意味する) で表わされる四級アンモニウム塩または四級ホスホニウ
ム塩を相間移動触媒として使用し、反応せしめてルテニ
ウム−ホスフィン錯体を得る。Ru2C1a (R’ 
 BINAP) z (NEt3)と塩(Vl)との反
応は、水と塩化メチレンの混合溶媒中に両者と相聞移動
触媒(■)を加えて攪拌して行わしめる。塩(Vl)及
び相間移動触媒(■)の量は、ルテニウムに対してそれ
ぞれ2〜10倍モル(好ましくは5倍モル)、1/10
0〜l/10倍モルである。反応は5〜30℃の温度で
6〜18時間、通常は12時間の攪拌で充分である。相
聞移動触媒(■)としては、文献〔例えば、W、 P、
 WeberXG、 W、 Gokel共著、田伏岩夫
、西谷孝子共訳「相間移動触媒」昨化学同人(1978
−9−5)第1版〕に記載されているものが用いられる
。反応終了後、反応物を静置し、分液操作を行い、水層
を除き、塩化メチレン溶液を水洗した後、減圧下、塩化
メチレンを留去し目的物を得る。
式(ト)の錯体のうち、gが1、vが2、Wが1に相当
する錯体を製造する場合は、RuHcl(R4−BIN
AP)2(このものは特開昭61−63690号に開示
された製造法により得ることができる)を原料として、
これと塩(Vl)とを相間移動触媒(■)の存在丁に塩
化メ・チレン等と水の混合溶媒中で反応せしめればよい
塩(Vl)と相間移動触媒(■)の量は、ルテニウムに
対してそれぞれ2〜10倍モル(好ましくは5倍モル)
、1/100〜1/10倍モルである。反応は、5〜3
0℃の温度で6〜18時間、通常は12時間の攪拌で充
分である。
以上の錯体の例として次のものが挙げられる。
E?、u2C14(BINAP)2(Ngt3)[BI
NAPは、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−
1,1’−ビナフチルをいう] Ru2C14(T−BINAP)2 (NEt3)[T
−BINAPは、2,2′−ビス(シーp−トリルホス
フィノ)−1,1’−ビナフチルをいう〕 Ru2C14(t −Bu−BINAP)2 (NEt
3)(t −Bu −BINAPは、2.2′−ビス(
シーp−ターシャリ−ブチルフェニルホスフィノ)−1
,1’−ビナフチルをいう〕RuHCl (B INA
P ) 2 RuHCJ (T −BINAP ) 。
RuHCl (t −Bu −BINAP ) 。
CRu (BINAP ) ) (C1o4) 2(R
u(T−BINAP) )(CA’04h[Ru(t−
Bu−BINAP) ]((Jo4)*[Ru (BI
NAP ) ](BF”4) 。
(Ru (T  BINAP ) 〕(BF4 ) 2
[Ru (t−Bu−BINAP) 、l (BF4)
2[Ru (BINAP ) 〕(PFa ) z(R
u(T−BINAP) 〕(PF6)2(RuH(BI
NAP)2 )CJO4(RuH(T −BINAP 
) 2 〕CA’04[RuH(BINAP ) 、 
〕BF4[RuH(T−BINAP) 238F4(R
uH(B INAP ) 2) PFs(RuH(T 
−BINAP)23PF。
本発明を実施するには、1,3−フケトン類(I)を、
メタノール、エタノール、メチルセロソルブ等のゾロチ
ック溶媒の単独、あるいはこれらとテトラヒドロフラン
、トルエン、ベンゼン、塩化メチレン等との混合溶媒に
溶かし、オートクレーブに仕込み、これにルテニウム−
光学活性ホスフィン錯体を上記の1゜3−フケトン類(
I)に対して1/Z00〜1150000倍モル加えて
、水素圧5〜40 K9 / c1F?、水素化温度5
〜50℃、好捷しくは25〜35℃で、1時間から48
時間攪拌して水素化を行う。溶媒を留去して残留物を減
圧下で蒸留するか、またはシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで生成物を単離すると、目的とする光学活性ア
ルコール(II)がほぼ定量的収率で得られる。
〔実施例〕
次に参考例及び実施例により本発明を説明する。
尚実施例中の分析は、次の分析機器を用いて行った。
ガスクロマトグラフィー:高滓GC−9A (株式会社
島津製作所製) カラム:PEG−20Mシリカキャピラリー、  ′l
 O,25vi X 25 m (ガスクロエ業株式会
社製) 測定温度100〜250℃で3℃/分で昇温高速液体ク
ロマトグラフイm:日立液体クロマトゲランイー665
A−11(株式会社日立製作所製) カラム: Chemeopack Nucleosil
 100−3、l 4.6 MI X 300 ylJ
I (Chemco社製)展開溶媒:ヘキサン:エーテ
ル−7:31−7分 検出器: UV検出器635M(LJV−254) (
株式会社日立製作所製) 旋光度計:旋光度計DIP−4(日本分光工業株式会社
製) 11P核磁気共鳴スペクトル(以下31P NMRと略
す):JNM−GX400型(161MHz) (日本
電子株式会社!!りを用いて測定し、化学シフトは85
%リン酸を外部標準として測定 参考例l Ru2C14[(+)−BINAP )2 (NEt3
 ) (ゾ[2、2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)
−1,1’−ビナフチル〕テトラクロローゾルテニウム
トリエチルアミン)の合成: (RuCg、(COD) 〕n 1?(3,56ミリモ
ル)、(十)−BINAP Z66 t (4,27ミ
リモル)及びトリエチルアミン1.5fを100−のト
ルエン中に窒素雰囲気下に加える。10時間加熱還流さ
せた後、溶媒を減圧上留去した。結晶を塩化メチレンを
加えて溶解した後、セライト上でろ遇し、ろ液を濃縮乾
固したところ3.7tの濃褐色の固体を得た。
元素分析値:C94H79C14NP4Ru2としてR
u    CHP 理論値(へ))  11.96 66.85 4.71
 7.33実測値(%)  11.68 67.62 
4.97 6.94コψ NMR(CDCi!3)  
δpprn:   51.06    (11)51.
98  (s) 53.87  (s) 54.83  (s) 参考例2 (Ru ((−)−T −BINAP) 〕(CA!0
4)2 (C2、2’ −ビス(シーp−)リルホスフ
ィノ)−1,1’−ビナフチル〕ルテニウム過塩素酸塩
)の合成:Ru2C14((−)−T−BINAP)、
 (NEt3 ) 0.54 t(0,30ミリモル)
を、250−のシュレンク管に入れ、充分窒素置換を行
ってから、塩化メチレン60−を加え、続いて過塩素酸
ソーダ0.73 t (6,0ミリモル)を60−の水
に溶解したものと、トリエチルベンシルアンモニウムブ
ロマイド16 Q (0,06ミリモル)を3−の水に
溶かしたものを加えた後、室温にて12時間攪拌して反
応させた。反応終了後、静置し、分液操作を行い水層を
取り除き、塩化メチレンを減圧下にて留去し、減圧下で
乾燥を行い、濃褐色の固体〔■和((−)−T −BI
NAP) ](CIOah O,59tを得た。収率9
9.6%。
元素分析値: C45H4ocJ201P2Ruとして
Ru    CHP 理論値C%): 10.32 58.90 4.12 
6.33実測値◇G) : 10.08 58.61 
4.53 5.9731P NMR(CIXJ3 )δ
ppm :12.920 (d 、 J 〜41.1H
z)61.402 (d 、 J=41.IH2)実施
例1 (2R,4R)−(−)−2,4−ペンタンジオールの
合成:あらかじめ窒素置換した200−のステンレスオ
ートクレーブに、アセチルアセトン11.4m(110
ミリモル)とメタノール50−を加えて、これに参考例
1で合成したRu2C14[(+)   BINAP 
)2   (NEL3)   9 3  Q  (0,
055ミリモル)を入れ、水素圧40 Kt / cm
”で30℃の反応温度で20時間水素化を行い、溶媒を
留去し、続いて減圧蒸留を行い、(2R,4R)−(−
)−2,4−ペンタンジオール11.2rを得た。収率
98 %、b、p、 98〜100℃(10UHg)。
ガスクロマトグラフィーで分析すると、純度99.4%
であった。旋光度は〔α)XS+ 39.57 (CS
L25、CHCA!s)であった。
得られたアルコールと(+)−α−メトキシ−α−トリ
フロロメチルフェニル酢酸クロリドからエステルを合成
し、高速液体クロマトグラフィー分析を行った結果、(
2R,4R)−(−)−214−−’l!ンタンゾオー
ル99%と(2R8,4SR)−(至)−2,4−ペン
タンジオール1%の混合物であり、すなわち、anti
化合物とsyn化合物の比は99:1であり、従って(
2R,4R)−(−) −2,4−−eンpンゾオール
の不斉収率は98%eeであった。
実施例2〜13 実施例1において基質、触媒、反応条件を変えたほかは
、実施例1に準じた操作を行った結果を第1表に示す。
以下余白 〔発明の効果〕 本発明は、ルテニウム−光学活性ホスフィン錯体を用い
て、1.3−フケトン類を不斉水素化することにより、
医薬品を合成するための中間体、光学活性化合物を得る
ための重要な助剤として、あるいは液晶材料その他各種
の有用な化合物である光学活性アルコールを効率よく製
造することの出来る工業的にすぐれた方法である。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2は炭素数1〜8のアルキル基、
    ハロゲン置換アルキル基、水酸基置換アルキル基、トリ
    フロロメチル基、置換基を有してもよいフェニル置換低
    級アルキル基、アルコキシカルボニル置換低級アルキル
    基、低級アルキル基で置換してもよい低級アミノアルキ
    ル基、置換基を有してもよいフェニル基またはベンジル
    オキシ基、R^3は水素原子、ハロゲン原子、低級アル
    キル基または低級アルコキシカルボニル基を示し、R^
    1とR^2またはR^2とR^3はそれぞれその間にあ
    る炭素原子と一緒になつて、低級アルコキシカルボニル
    基あるいは二重結合を有してもよい5〜7員環を形成し
    てもよい)で表わされる1,3−ジケトン類を、ルテニ
    ウム−光学活性ホスフィン錯体を触媒として不斉水素化
    を行うことを特徴とする次の一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1、R^2及びR^3は上記と同じ意義を
    有する) で表わされる光学活性アルコールの製造法。 2、ルテニウム−光学活性ホスフィン錯体が一般式(I
    II) Ru_xH_yCl_z(R^4−BINAP)_2(
    S)_p(III)(式中、R^4−BINAPは式(IV
    ) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) で表わされる三級ホスフィンを示し、R^4は水素、メ
    チル基またはを−ブチル基を示し、Sは三級アミンを示
    し、yが0のときxは2、zは4、pは1を示し、yが
    1のときxは1、zは1、pは0を示す) で表わされるものである特許請求の範囲第1項記載の製
    造法。 3、ルテニウム−光学活性ホスフィン錯体が一般式(V
    ) 〔RuH_l(R^4−BINAP)_v〕Y_w(V
    )(式中、R^4−BINAPは上記と同じ意義を有し
    、YはClO_4、BF_4又はPF_6を示し、lが
    0のときvは1、wは2を示し、lが1のときvは2、
    wは1を示す) で表わされるものである特許請求の範囲第1項記載の製
    造法。
JP62150187A 1987-06-18 1987-06-18 光学活性アルコ−ルの製造法 Expired - Lifetime JPH064543B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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