JPS63260501A - スナツプフアスナ−の嵌合体 - Google Patents
スナツプフアスナ−の嵌合体Info
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- JPS63260501A JPS63260501A JP9588087A JP9588087A JPS63260501A JP S63260501 A JPS63260501 A JP S63260501A JP 9588087 A JP9588087 A JP 9588087A JP 9588087 A JP9588087 A JP 9588087A JP S63260501 A JPS63260501 A JP S63260501A
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Landscapes
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ステップファスナーを構成する嵌合体の改良
技術に関するものである。
技術に関するものである。
かかるスナップファスナーの嵌合体として、第5図に雌
型のものを示すように、円筒状部分3の一端から半径方
向外方に鍔状部分4が延設された金属製の鳩目部材1を
、それの前記円筒状部分一端の付は根部側を合成樹脂製
の化粧部材2の裏面中央に連設された隆起部7に嵌合さ
せると共に、前記鍔状部分4を前記化粧部材2の裏面に
密着させ、且つ、前記鍔状部分4を係止させるように前
記化粧部材2の周部6aを半径方向内方に変形させて、
ファスナー用リベット部材A、を構成する一方、合成樹
脂製のファスナー用嵌合部材A、の中央に前記円筒状部
分3の内径よりも小なる孔aを設けて、前記リベット部
材A1と嵌合部材A2との間に介装させたシートCなら
びに前記嵌合部材A、の中央部分に前記円筒状部分3を
実態させると共に、当該円筒状部分3の先端を半径方向
外方側にカシメ止めする構成のものがある 上記構成の嵌合体Aにおいては、鳩目部材1の円筒状部
分3の先端がカシメられる前に、該円筒状部分3が嵌合
部材^2の中央部分を実態して嵌合部材A、を貫通し、
かつ、当該円筒状部分3の付は根部の内部には化粧部材
2の隆起部7が嵌入されているので、而して、前記嵌合
部材A2の中央に円筒状部分貫通用の孔を予め設けてお
き、かつ更に、前記化粧部材2に隆起部7を設けない従
前の構成に較べて、かかる従前の構成のものでは、円筒
状部分3の付は根部側がフリーの状態にあることで、該
円筒状部分3がカシメ止めのための打撃力を受けた際に
、前記円筒状部分3の前記フリーな状態にある付は根部
が内方に縮むように座屈してしまって、円筒状部分先端
の正常なカシメ止めができなくなることがあるが、上記
円筒状部分3の付は根部側に隆起部7を嵌入させること
で該円筒状部分3の対座屈強度が高くなり、円筒状部分
先端のカシメ止めが所定通り良好に行われるのである。
型のものを示すように、円筒状部分3の一端から半径方
向外方に鍔状部分4が延設された金属製の鳩目部材1を
、それの前記円筒状部分一端の付は根部側を合成樹脂製
の化粧部材2の裏面中央に連設された隆起部7に嵌合さ
せると共に、前記鍔状部分4を前記化粧部材2の裏面に
密着させ、且つ、前記鍔状部分4を係止させるように前
記化粧部材2の周部6aを半径方向内方に変形させて、
ファスナー用リベット部材A、を構成する一方、合成樹
脂製のファスナー用嵌合部材A、の中央に前記円筒状部
分3の内径よりも小なる孔aを設けて、前記リベット部
材A1と嵌合部材A2との間に介装させたシートCなら
びに前記嵌合部材A、の中央部分に前記円筒状部分3を
実態させると共に、当該円筒状部分3の先端を半径方向
外方側にカシメ止めする構成のものがある 上記構成の嵌合体Aにおいては、鳩目部材1の円筒状部
分3の先端がカシメられる前に、該円筒状部分3が嵌合
部材^2の中央部分を実態して嵌合部材A、を貫通し、
かつ、当該円筒状部分3の付は根部の内部には化粧部材
2の隆起部7が嵌入されているので、而して、前記嵌合
部材A2の中央に円筒状部分貫通用の孔を予め設けてお
き、かつ更に、前記化粧部材2に隆起部7を設けない従
前の構成に較べて、かかる従前の構成のものでは、円筒
状部分3の付は根部側がフリーの状態にあることで、該
円筒状部分3がカシメ止めのための打撃力を受けた際に
、前記円筒状部分3の前記フリーな状態にある付は根部
が内方に縮むように座屈してしまって、円筒状部分先端
の正常なカシメ止めができなくなることがあるが、上記
円筒状部分3の付は根部側に隆起部7を嵌入させること
で該円筒状部分3の対座屈強度が高くなり、円筒状部分
先端のカシメ止めが所定通り良好に行われるのである。
そして、前記嵌合部材A2に対して円筒状部分3を単純
に実態させるのではなり、該嵌合部材A2の中央に円筒
状部分3よりも小なる孔aを設けておいて、この孔aま
わりに円筒状部分3を実態させるものであるから、該円
筒状部分3の実態に際して前記嵌合部材A2に亀裂が生
じたり破損したりすることを防止(現象的には不明であ
るが、種々の実験結果で確認されていることであり、或
いは孔aの形成によって該部aまわり力l危弱になって
いて、核部の切断が容易に行われることに起因している
ものと思われる。)でき、しかも、該円筒状部分3が嵌
合部材A2を実態して貫通した際に、当該円筒状部分3
の嵌合部材貫通部が嵌合部材^2によって強固に挟持さ
れた状態になるので、上述した従前構成のように、嵌合
部材A2の中央に予め孔を設けておく場合に較べて、前
記リベット部材A1と嵌合部材A8とをガタッキのない
状態で一体化でき、両者^1.A2の止着強度を高く期
待することができるのである。
に実態させるのではなり、該嵌合部材A2の中央に円筒
状部分3よりも小なる孔aを設けておいて、この孔aま
わりに円筒状部分3を実態させるものであるから、該円
筒状部分3の実態に際して前記嵌合部材A2に亀裂が生
じたり破損したりすることを防止(現象的には不明であ
るが、種々の実験結果で確認されていることであり、或
いは孔aの形成によって該部aまわり力l危弱になって
いて、核部の切断が容易に行われることに起因している
ものと思われる。)でき、しかも、該円筒状部分3が嵌
合部材A2を実態して貫通した際に、当該円筒状部分3
の嵌合部材貫通部が嵌合部材^2によって強固に挟持さ
れた状態になるので、上述した従前構成のように、嵌合
部材A2の中央に予め孔を設けておく場合に較べて、前
記リベット部材A1と嵌合部材A8とをガタッキのない
状態で一体化でき、両者^1.A2の止着強度を高く期
待することができるのである。
しかしながら、上記円筒状部分3の座屈防止ならびに嵌
合部材へ、と化粧部材2との強固な一体化を達成するた
めに、前記円筒状部分3を嵌合部材A!に実態させるこ
とで、該円筒状部分3が実態する嵌合部材A2の中央部
から切断屑(以下、中央実開切断部分すという、)が発
生し、これがカシメ機のまわりに散乱して、カシメ機の
故障の原因になったり、カシメ作業の邪魔になったりし
、あるいは、該中央実開切断部分すが前記円筒状部分3
の内部に嵌入位置しても、やがてはこれが嵌合体Aから
抜は落ちることになるもので、この中央実開切断部分す
は嵌合体構成上で全く不要なものでありながら、使用者
に対して、この中央実開切断部分の抜は落ちが嵌合体A
の強度低下や機能逸失に繋がると要らぬ心配をかけさせ
たりし、極めて厄介な代物であったのである。
合部材へ、と化粧部材2との強固な一体化を達成するた
めに、前記円筒状部分3を嵌合部材A!に実態させるこ
とで、該円筒状部分3が実態する嵌合部材A2の中央部
から切断屑(以下、中央実開切断部分すという、)が発
生し、これがカシメ機のまわりに散乱して、カシメ機の
故障の原因になったり、カシメ作業の邪魔になったりし
、あるいは、該中央実開切断部分すが前記円筒状部分3
の内部に嵌入位置しても、やがてはこれが嵌合体Aから
抜は落ちることになるもので、この中央実開切断部分す
は嵌合体構成上で全く不要なものでありながら、使用者
に対して、この中央実開切断部分の抜は落ちが嵌合体A
の強度低下や機能逸失に繋がると要らぬ心配をかけさせ
たりし、極めて厄介な代物であったのである。
本発明は、かかる厄介な代物の合理的な処理を達成せん
ことを目的としている。
ことを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、上述した従来の
スナップファスナーの嵌合体において、前記化粧部材の
隆起部の先端中央に、少な(とも基部側部分が最大外径
でその外径が前記嵌合部材中央の孔の径に略等しい突起
を連設して、前記円筒状部分の実態による前記嵌合部材
の中央実開切断部分の中央孔を前記突起の基部側に嵌合
保持させた点に特徴がある。
スナップファスナーの嵌合体において、前記化粧部材の
隆起部の先端中央に、少な(とも基部側部分が最大外径
でその外径が前記嵌合部材中央の孔の径に略等しい突起
を連設して、前記円筒状部分の実態による前記嵌合部材
の中央実開切断部分の中央孔を前記突起の基部側に嵌合
保持させた点に特徴がある。
上記の特徴構成によれば、従来構成におけるスナップフ
ァスナーの嵌合体が持つ利点の全てをそのまま生かしな
がら、中央実開切断部分を円筒状部分の内部に保持させ
たことで、実質的に中央実開切断部分つまり切断屑の発
注が防止される。
ァスナーの嵌合体が持つ利点の全てをそのまま生かしな
がら、中央実開切断部分を円筒状部分の内部に保持させ
たことで、実質的に中央実開切断部分つまり切断屑の発
注が防止される。
しかも、前記円筒状部分の内面に密接する該中央実開切
断部分が前記突起に嵌合保持されて隆起部と一体になる
ことで、実質的に隆起部の背を高くした状態になり、延
いては、当該中央実態切断部分が円筒状部分の対座屈強
度を高めるように機能し、即ち、廃材を利用して円筒状
部分の座屈に対する補強が達成される。
断部分が前記突起に嵌合保持されて隆起部と一体になる
ことで、実質的に隆起部の背を高くした状態になり、延
いては、当該中央実態切断部分が円筒状部分の対座屈強
度を高めるように機能し、即ち、廃材を利用して円筒状
部分の座屈に対する補強が達成される。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図は本発明による雌型ならびに雄型の嵌合体A、B
を用いて構成したスナップファスナーを示し、図におい
て、A、、 B、はファスナー用リベット部材、A2は
合成樹脂製のファスナー用雌型嵌合部材、B2は合成樹
脂製のファスナー用雄型嵌合部材、Cは服地などのシー
トである。
を用いて構成したスナップファスナーを示し、図におい
て、A、、 B、はファスナー用リベット部材、A2は
合成樹脂製のファスナー用雌型嵌合部材、B2は合成樹
脂製のファスナー用雄型嵌合部材、Cは服地などのシー
トである。
前記ファスナー用リベット部材AI+ Lはともに同じ
構成のものであって、第1図及び第2図にも示すように
、金属製の鳩目部材1と合成樹脂製の化粧部材2とから
成る。
構成のものであって、第1図及び第2図にも示すように
、金属製の鳩目部材1と合成樹脂製の化粧部材2とから
成る。
一方の鳩目部材1は、円筒状部分3の一端から半径方向
外方に鍔状部分4を延設して成り、該円筒状部分3と鍔
状部分4とのコーナ一部は適度な曲率で湾曲した曲面部
分5に形成されている。
外方に鍔状部分4を延設して成り、該円筒状部分3と鍔
状部分4とのコーナ一部は適度な曲率で湾曲した曲面部
分5に形成されている。
他方の化粧部材2は、前記鳩目部材lの鍔状部分4を裏
面に密着した状態で当該鍔状部分4を覆う円板状部分6
を有し、その周部6aを打撃により半径方向内方に塑性
変形させて前記鍔状部分4の外周部を係止保持させであ
る。
面に密着した状態で当該鍔状部分4を覆う円板状部分6
を有し、その周部6aを打撃により半径方向内方に塑性
変形させて前記鍔状部分4の外周部を係止保持させであ
る。
そして、前記円板状部分6の裏面中央には、前記円筒状
部分3の軸芯方向の174程度の高さく具体的には、前
記塑性変形させた周部6aの筋さ程度)を存する隆起部
7が一体形成され、更に、前記隆起部7の先端中央には
、該隆起部7との合計高・さが前記円筒状部分3の27
3程度の高さになる先端が尖鋭な突起8が連設されてい
て、この内の前記隆起部7は前記円筒状部分3の一端側
の内部に密に嵌入されている。向、前記円板状部分6と
前記隆起部7とのコーナ一部は、前記鳩目部材Iの曲面
部分5に密接する曲面部分に形成されている。
部分3の軸芯方向の174程度の高さく具体的には、前
記塑性変形させた周部6aの筋さ程度)を存する隆起部
7が一体形成され、更に、前記隆起部7の先端中央には
、該隆起部7との合計高・さが前記円筒状部分3の27
3程度の高さになる先端が尖鋭な突起8が連設されてい
て、この内の前記隆起部7は前記円筒状部分3の一端側
の内部に密に嵌入されている。向、前記円板状部分6と
前記隆起部7とのコーナ一部は、前記鳩目部材Iの曲面
部分5に密接する曲面部分に形成されている。
前記雌型ならびに雄型嵌合部材At、 i+、の夫々は
、前記鍔状部分4に対応する円板状部分9を有していて
、雌型嵌合部材Atを例にしてその詳細を第1図及び第
2図に示すように、その中央には、前記突起8の最大外
径部分である基部側部分の外径と同じ或いはやや小(当
然な、がら、前記円筒状部分3の内径よりも小である。
、前記鍔状部分4に対応する円板状部分9を有していて
、雌型嵌合部材Atを例にしてその詳細を第1図及び第
2図に示すように、その中央には、前記突起8の最大外
径部分である基部側部分の外径と同じ或いはやや小(当
然な、がら、前記円筒状部分3の内径よりも小である。
)なる中央孔aが形成されており、かつ、核部aまわり
の中央部分9aが薄肉に形成されている。
の中央部分9aが薄肉に形成されている。
而して、第1図及び第2図に示すように、リベット部材
A、と嵌合部材A2との間にシートCを位置させて、相
対的にリベット部材八、を嵌合部材A8に打ち込むと、
該リベット部材A10円筒状部分3が前記シー)Cと嵌
合部材1hの薄肉中央部分9aとに実態して、当該円筒
状部分3がシートCならびに中央部分9aを切断し、そ
の切断されたドーナツ状の中央実開切断部分すが、前記
打ち込みの力によって円筒状部分3の内部に密に押し込
まれ、同時に該中央実開切断部分すの中央孔aが前記突
起8の基部側に密に嵌合すると共に、当該突起8の先端
部が押し潰され、かつ、前記円筒状部分3の先端が半径
方向外方に押し拡げられるもので、これをもって、リベ
ット部材A1に嵌合部材A8をカシメ止めした雌型嵌合
体Aが作製されるのである。1i1型嵌合体Bについて
も同様に作製される。
A、と嵌合部材A2との間にシートCを位置させて、相
対的にリベット部材八、を嵌合部材A8に打ち込むと、
該リベット部材A10円筒状部分3が前記シー)Cと嵌
合部材1hの薄肉中央部分9aとに実態して、当該円筒
状部分3がシートCならびに中央部分9aを切断し、そ
の切断されたドーナツ状の中央実開切断部分すが、前記
打ち込みの力によって円筒状部分3の内部に密に押し込
まれ、同時に該中央実開切断部分すの中央孔aが前記突
起8の基部側に密に嵌合すると共に、当該突起8の先端
部が押し潰され、かつ、前記円筒状部分3の先端が半径
方向外方に押し拡げられるもので、これをもって、リベ
ット部材A1に嵌合部材A8をカシメ止めした雌型嵌合
体Aが作製されるのである。1i1型嵌合体Bについて
も同様に作製される。
かかる構成によれば、前記嵌合部材At、 Btの中央
部分9aが薄肉で脆弱であり、かつ、当該中央部分9a
の中央に孔aを設けであるから、前記円筒状部分3の打
撃によって該中央部分9aに亀裂を生しることなく簡単
に、当該中央部分9aから中央実開切断部分すが切断さ
れる。
部分9aが薄肉で脆弱であり、かつ、当該中央部分9a
の中央に孔aを設けであるから、前記円筒状部分3の打
撃によって該中央部分9aに亀裂を生しることなく簡単
に、当該中央部分9aから中央実開切断部分すが切断さ
れる。
そして、この中央実開切断部分すが前記突起8に嵌合保
持されることで実質的に隆起部7の高さが高くなると共
に、これらが円筒状部分3の付は根部の内部に密に嵌入
しているので、前記円筒状部分3の先端を打撃してカシ
メ止めする際に、該円筒状部分3の付は根部が内方に座
屈することをを効果的に防止でき、かつ、この中央実開
切断部分すが嵌合体A、Bから抜は落ちることもない。
持されることで実質的に隆起部7の高さが高くなると共
に、これらが円筒状部分3の付は根部の内部に密に嵌入
しているので、前記円筒状部分3の先端を打撃してカシ
メ止めする際に、該円筒状部分3の付は根部が内方に座
屈することをを効果的に防止でき、かつ、この中央実開
切断部分すが嵌合体A、Bから抜は落ちることもない。
しかも、前記鳩目部材lにおける円筒状部分3と鍔状部
分4とのコーナ一部、ならびに、嵌合部材At、 Bi
における円板状部分6と隆起部7とのコーナ一部を、そ
れぞれ互いに密接する曲面に形成しであるので、円筒状
部分3の先端に付与される打撃力が鍔状部分4の面方向
に良好に分散され、即ち、前記打撃力がコーナ一部に集
中することによって前記円筒状部分3の表面が環状に隆
起することを防止できる。
分4とのコーナ一部、ならびに、嵌合部材At、 Bi
における円板状部分6と隆起部7とのコーナ一部を、そ
れぞれ互いに密接する曲面に形成しであるので、円筒状
部分3の先端に付与される打撃力が鍔状部分4の面方向
に良好に分散され、即ち、前記打撃力がコーナ一部に集
中することによって前記円筒状部分3の表面が環状に隆
起することを防止できる。
尚、上記打撃力をコーナ一部に集中させないように該コ
ーナ一部を曲面にする構成、ならびに、前記中央部分9
aを薄肉にして核部を111弱にする構成、更に、前記
隆起部7および突起8の高さの設定などは、本発明の必
須の要件ではなく、これらは設計上において適宜に設定
されるものである。
ーナ一部を曲面にする構成、ならびに、前記中央部分9
aを薄肉にして核部を111弱にする構成、更に、前記
隆起部7および突起8の高さの設定などは、本発明の必
須の要件ではなく、これらは設計上において適宜に設定
されるものである。
[発明の効果〕
以上説明したように本発明は、円筒状部分の付は根部の
当圧を防止するための隆起部に突起を連設して、嵌合体
に対するリベット部材のカシメ止めに際して嵌合部材か
ら発生する中央実態切断部分を前記突起に嵌合保持させ
るように構成した点に特徴を有する。
当圧を防止するための隆起部に突起を連設して、嵌合体
に対するリベット部材のカシメ止めに際して嵌合部材か
ら発生する中央実態切断部分を前記突起に嵌合保持させ
るように構成した点に特徴を有する。
而して、該中央実態切断部分を突起に嵌合させて前記円
筒状部分の内部に保持させることで所謂切断屑の発生が
防止され、延いては、中央実態切断部分がカシメ作業の
邪魔になったりカシメ機の故障の原因になったりするこ
とがなくなり、あるいは、該中央実態切断部分が抜は落
ちることがないので、中央実態切断部分の抜は落ちが強
度低下や機能逸失など繋がるなどと言った要らぬ心配を
使用者にかけさせることもない。
筒状部分の内部に保持させることで所謂切断屑の発生が
防止され、延いては、中央実態切断部分がカシメ作業の
邪魔になったりカシメ機の故障の原因になったりするこ
とがなくなり、あるいは、該中央実態切断部分が抜は落
ちることがないので、中央実態切断部分の抜は落ちが強
度低下や機能逸失など繋がるなどと言った要らぬ心配を
使用者にかけさせることもない。
その上、当該中央実態切断部分を隆起部と一体にして前
記円筒状部分の付は根部側の内面に嵌入させたことで、
当該中央実態切断部分が円筒状部分の対座屈強度を高め
る補強部材として機能するようになり、即ち、これまで
は厄介な代物であった廃材であるところの中央実態切断
部分を有効に利用して、円筒状部分の当圧に対する補強
を達成できたのであり、全体として、前記隆起部に突起
を連設するだけの極めてF、lではあるが合理的な改良
によって、冒頭に記載した従来構成におけるスナップフ
ァスナーの嵌合体が有する利点の全てをそのまま生かし
ながら、従来構成のものにおける欠点を旨く解消できる
に至ったのである。
記円筒状部分の付は根部側の内面に嵌入させたことで、
当該中央実態切断部分が円筒状部分の対座屈強度を高め
る補強部材として機能するようになり、即ち、これまで
は厄介な代物であった廃材であるところの中央実態切断
部分を有効に利用して、円筒状部分の当圧に対する補強
を達成できたのであり、全体として、前記隆起部に突起
を連設するだけの極めてF、lではあるが合理的な改良
によって、冒頭に記載した従来構成におけるスナップフ
ァスナーの嵌合体が有する利点の全てをそのまま生かし
ながら、従来構成のものにおける欠点を旨く解消できる
に至ったのである。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は
カシメ止め前のリベット部材と雌型嵌合部材とを示す断
面図であり、第2図はカシメ止め状態を示す断面図であ
る。第3図は一部を破断した雌型嵌合体を示す斜視図で
あり、第4図は一対の雄型および雌型嵌合体を嵌着させ
たスナップファスナーの断面図である。そして第5図は
従来例の雌型嵌合体を示す断面図である。 1・・・鳩目部材、2・・・化粧部材、3・・・円筒状
部分、4・・・鍔状部分、7・・・隆起部、8・・・突
起、a・・・中央孔、八1.B1・・・リベット部材、
Ax、 Bt・・・嵌合部材、C・・・シート。
カシメ止め前のリベット部材と雌型嵌合部材とを示す断
面図であり、第2図はカシメ止め状態を示す断面図であ
る。第3図は一部を破断した雌型嵌合体を示す斜視図で
あり、第4図は一対の雄型および雌型嵌合体を嵌着させ
たスナップファスナーの断面図である。そして第5図は
従来例の雌型嵌合体を示す断面図である。 1・・・鳩目部材、2・・・化粧部材、3・・・円筒状
部分、4・・・鍔状部分、7・・・隆起部、8・・・突
起、a・・・中央孔、八1.B1・・・リベット部材、
Ax、 Bt・・・嵌合部材、C・・・シート。
Claims (1)
- 円筒状部分の一端から半径方向外方に鍔状部分が延設さ
れた金属製の鳩目部材を、それの前記円筒状部分を合成
樹脂製の化粧部材の裏面中央に連設された隆起部に嵌合
させると共に、前記鍔状部分を前記化粧部材の裏面に密
着させ、且つ、前記鍔状部分を係止させるように前記化
粧部材の周部を半径方向内方に変形させて、ファスナー
用リベット部材を構成する一方、合成樹脂製のファスナ
ー用嵌合部材の中央に前記円筒状部分の内径よりも小な
る孔を設けて、前記リベット部材と嵌合部材との間に介
装させたシートならびに前記嵌合部材の中央部分に前記
円筒状部分を突刺させると共に、当該円筒状部分の先端
を半径方向外方側にカシメ止めして成るスナップファス
ナーの嵌合体であって、前記隆起部の先端中央に、少な
くとも基部側部分が最大外径でその外径が前記嵌合部材
の中央孔の径に略等しい突起を連設して、前記円筒状部
分による前記嵌合部材の中央突刺切断部分の中央孔を前
記突起の基部側に嵌合保持させてあることを特徴とする
スナップファスナーの嵌合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9588087A JPH0811083B2 (ja) | 1987-04-18 | 1987-04-18 | スナツプフアスナ−の嵌合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9588087A JPH0811083B2 (ja) | 1987-04-18 | 1987-04-18 | スナツプフアスナ−の嵌合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63260501A true JPS63260501A (ja) | 1988-10-27 |
JPH0811083B2 JPH0811083B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=14149646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9588087A Expired - Fee Related JPH0811083B2 (ja) | 1987-04-18 | 1987-04-18 | スナツプフアスナ−の嵌合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811083B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013248233A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Yamana Seisakusho:Kk | ホックおよびその取り付け方法 |
JP5615896B2 (ja) * | 2010-02-26 | 2014-10-29 | Ykk株式会社 | ボタン取付部材及びボタン取付部材形成方法、並びにハトメ部材及びハトメ部材形成方法 |
JPWO2013031026A1 (ja) * | 2011-09-02 | 2015-03-23 | Ykk株式会社 | 外囲体、留め具、ボタン、及び固定対象物の固定方法 |
-
1987
- 1987-04-18 JP JP9588087A patent/JPH0811083B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5615896B2 (ja) * | 2010-02-26 | 2014-10-29 | Ykk株式会社 | ボタン取付部材及びボタン取付部材形成方法、並びにハトメ部材及びハトメ部材形成方法 |
US9049904B2 (en) | 2010-02-26 | 2015-06-09 | Ykk Corporation | Button fastener, method for forming button fastener, eyelet, and method for forming eyelet |
JPWO2013031026A1 (ja) * | 2011-09-02 | 2015-03-23 | Ykk株式会社 | 外囲体、留め具、ボタン、及び固定対象物の固定方法 |
JP2013248233A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Yamana Seisakusho:Kk | ホックおよびその取り付け方法 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0811083B2 (ja) | 1996-02-07 |
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