JPS63211766A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPS63211766A JPS63211766A JP62042925A JP4292587A JPS63211766A JP S63211766 A JPS63211766 A JP S63211766A JP 62042925 A JP62042925 A JP 62042925A JP 4292587 A JP4292587 A JP 4292587A JP S63211766 A JPS63211766 A JP S63211766A
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- insulating film
- film
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- silicon dioxide
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Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、スタックトゲート構造の半導体装置に係わ
り、特に配線層の断線を防ぐための構造に関する。
り、特に配線層の断線を防ぐための構造に関する。
(従来の技術)
従来、スタックトゲート構造は、書換え可能な読み出し
専用メモリ(以下、EFROMと記す)等の不揮発性半
導体記憶装置に多く見られる。スタックトゲート構造を
有するEFROMにおいては、従来、セル部と配線層と
を絶縁するためのいわゆる層間絶縁膜を、リンを1×1
020cm′3含む二酸化シリコンによって形成するよ
うになっていた。つまり、層間絶縁膜としてPSG膜を
用いていたわけである。このPSG膜は、通常、セル部
の上に薄いシリコン酸化膜を形成した後、CVD法によ
って堆積形成される。しかし、このままで9は、PSG
膜の外形に、ゲート領域と半導体基板との間の段差がほ
とんどそのまま現われるので、堆積加工によって形成さ
れる配線層に断線が生じ易くなる。そこで、通常は、P
SG膜を950’C以上で熱処理することによって溶融
し、その上面を平坦化するようになっている。
専用メモリ(以下、EFROMと記す)等の不揮発性半
導体記憶装置に多く見られる。スタックトゲート構造を
有するEFROMにおいては、従来、セル部と配線層と
を絶縁するためのいわゆる層間絶縁膜を、リンを1×1
020cm′3含む二酸化シリコンによって形成するよ
うになっていた。つまり、層間絶縁膜としてPSG膜を
用いていたわけである。このPSG膜は、通常、セル部
の上に薄いシリコン酸化膜を形成した後、CVD法によ
って堆積形成される。しかし、このままで9は、PSG
膜の外形に、ゲート領域と半導体基板との間の段差がほ
とんどそのまま現われるので、堆積加工によって形成さ
れる配線層に断線が生じ易くなる。そこで、通常は、P
SG膜を950’C以上で熱処理することによって溶融
し、その上面を平坦化するようになっている。
ところが、近年、EFROMの高集積化に伴ってセル部
が微細になり、PSG膜を平坦化を高温で行なうことが
できなくなってきた。この問題を解決するために、従来
は、層間絶縁膜を、PSG膜の代りに、ボロンとリンを
I X 10 ”c+n−3以上含んだシリコン酸化膜
、すなわち、BPSG膜によって形成するようになって
いた。この方法によれば、ボロンとリンの濃度を適宜設
定することにより、900’C以下の低温で層間絶縁膜
の平坦化が可能となる。
が微細になり、PSG膜を平坦化を高温で行なうことが
できなくなってきた。この問題を解決するために、従来
は、層間絶縁膜を、PSG膜の代りに、ボロンとリンを
I X 10 ”c+n−3以上含んだシリコン酸化膜
、すなわち、BPSG膜によって形成するようになって
いた。この方法によれば、ボロンとリンの濃度を適宜設
定することにより、900’C以下の低温で層間絶縁膜
の平坦化が可能となる。
しかし、紫外線消去型のEFROMにこの技術を用いる
と、BPSG膜が紫外線を通し難いため、記憶情報の消
去時間が長くなるという問題が生じてしまう。
と、BPSG膜が紫外線を通し難いため、記憶情報の消
去時間が長くなるという問題が生じてしまう。
(発明が解決しようとする問題点)
以上述べたように、層間絶縁膜として低温で平坦化が可
能なりPSG膜を用いる紫外線消去型のEFROMにお
いては、従来、BPSG膜が紫外線を通し難いために、
記憶情報の消去に時間がかかるという問題があった。
能なりPSG膜を用いる紫外線消去型のEFROMにお
いては、従来、BPSG膜が紫外線を通し難いために、
記憶情報の消去に時間がかかるという問題があった。
そこで、この発明は、紫外線消去型の
EPROMにおいても、消去時間の低下を招くことなく
、層間絶縁膜の平坦化を低温で行なうことが可能な半導
体装置を提供することを目的とする。
、層間絶縁膜の平坦化を低温で行なうことが可能な半導
体装置を提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するためにこの発明は、少なくともlX
1018CII+3以上のリンを含む二酸化シリコンに
よってゲート領域を覆うように第1の絶縁部を形成し、
この絶縁部の外側であって少なくともゲート領域の側面
に、ボロンとリンがともに少なくとも1x1018cb リコンによって第2の絶縁部を形成するようにしたもの
である。
1018CII+3以上のリンを含む二酸化シリコンに
よってゲート領域を覆うように第1の絶縁部を形成し、
この絶縁部の外側であって少なくともゲート領域の側面
に、ボロンとリンがともに少なくとも1x1018cb リコンによって第2の絶縁部を形成するようにしたもの
である。
(作用)
上記構成によれば、例えば、次のような工程により、半
導体装置の層間絶縁膜を形成することができる。すなわ
ち、まず、リンをI X 1018am’以上含んだ二
酸化シリコンと、リン及びボロンともに少なくともlX
1018CII+−3以上含んだ二酸化シリコンによっ
てゲート領域を覆うように順次絶縁膜を形成する。この
後、この二層の絶縁膜のうち、上層の絶縁膜を熱処理に
よって溶°融する。
導体装置の層間絶縁膜を形成することができる。すなわ
ち、まず、リンをI X 1018am’以上含んだ二
酸化シリコンと、リン及びボロンともに少なくともlX
1018CII+−3以上含んだ二酸化シリコンによっ
てゲート領域を覆うように順次絶縁膜を形成する。この
後、この二層の絶縁膜のうち、上層の絶縁膜を熱処理に
よって溶°融する。
これにより、層間絶縁膜が完成する。
このような工程によって層間絶縁膜を形成する場合、上
層の絶縁膜は、ボロン及びリンのいずれも1×1018
013以上含む二酸化シリコンによって形成されるので
、低温の熱処理で平坦化することが可能である。また、
ゲート領域の上面では、下層の絶縁膜によって層間分離
を行なうことができるので、最終的に、上層の絶縁膜を
ゲート領域の上面に残す必要がない。これにより、ゲー
ト領域への紫外線到達量を、ゲート領域の上面にもBP
SG膜を設ける従来の構成に比べ、大幅に多くすること
ができ、消去時間の低下を防止することができる。
層の絶縁膜は、ボロン及びリンのいずれも1×1018
013以上含む二酸化シリコンによって形成されるので
、低温の熱処理で平坦化することが可能である。また、
ゲート領域の上面では、下層の絶縁膜によって層間分離
を行なうことができるので、最終的に、上層の絶縁膜を
ゲート領域の上面に残す必要がない。これにより、ゲー
ト領域への紫外線到達量を、ゲート領域の上面にもBP
SG膜を設ける従来の構成に比べ、大幅に多くすること
ができ、消去時間の低下を防止することができる。
(実施例)
以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
なお、以下の説明では、この発明を紫外線消去型のEP
ROMに適用した場合を代表として説明する。
ROMに適用した場合を代表として説明する。
では、この発明の一実施例による紫外線消去型EFRO
M装置の構成を第1図に示す製造方法の一例に従って説
明する。
M装置の構成を第1図に示す製造方法の一例に従って説
明する。
第1図(a)はセル部ができあがった状態を示すもので
ある。但し、図には、2つのセル部11a、llbを示
す。図において、12はP型シリコン基板である。13
はドレインやソースを成すN型拡散層である。14はフ
ローテングゲートを成す第1のポリシリコン層であり、
15はコントロールゲートを成す第2のポリシリコン層
である。16は層間絶縁膜を形成する前に、通常、形成
される熱酸化膜である。
ある。但し、図には、2つのセル部11a、llbを示
す。図において、12はP型シリコン基板である。13
はドレインやソースを成すN型拡散層である。14はフ
ローテングゲートを成す第1のポリシリコン層であり、
15はコントロールゲートを成す第2のポリシリコン層
である。16は層間絶縁膜を形成する前に、通常、形成
される熱酸化膜である。
セル部の形成が済むと、第2図(b)に示すように、セ
ル部1・la、llbを覆うように例えば、CVD法に
より、第1の絶縁部を成す第1の絶縁膜17を堆積する
。この第1の絶縁膜17は、例えば、リンをI X 1
0 ”cm−3含む二酸化シリコンによって形成される
。
ル部1・la、llbを覆うように例えば、CVD法に
より、第1の絶縁部を成す第1の絶縁膜17を堆積する
。この第1の絶縁膜17は、例えば、リンをI X 1
0 ”cm−3含む二酸化シリコンによって形成される
。
ところで、第1図(b)に示す絶縁膜17を層間絶縁膜
として、金属配線層を形成する場合、この金属配線層の
堆積にスパッタ法を用いると、段差部に金属層が厚く付
かず、その部分で断線不良が生じる。また、配線層を例
えば通常よく使われるRIE法により形成すると、ゲー
ト領域18とシリコン半導体基板12との間の段差部に
従って絶縁膜の外形に現われた段差部19を配線層が横
断する場合、段差部19で配線層がエツチングしきれず
、残ったりする。また、配線層をパターニングする際の
フォトリソグラフィ工程において、段差部19からの反
射光により、一部の領域でレジストをマスク通りに露光
することができないという問題が発生する。
として、金属配線層を形成する場合、この金属配線層の
堆積にスパッタ法を用いると、段差部に金属層が厚く付
かず、その部分で断線不良が生じる。また、配線層を例
えば通常よく使われるRIE法により形成すると、ゲー
ト領域18とシリコン半導体基板12との間の段差部に
従って絶縁膜の外形に現われた段差部19を配線層が横
断する場合、段差部19で配線層がエツチングしきれず
、残ったりする。また、配線層をパターニングする際の
フォトリソグラフィ工程において、段差部19からの反
射光により、一部の領域でレジストをマスク通りに露光
することができないという問題が発生する。
そこで、この実施例では、第1図(C)に示すように、
上記第1の絶縁膜16の上に第2の絶縁膜20を形成す
る。この絶縁膜20は、ボロンとリンのいずれも例えば
I X 10” cm’含む二酸化シリコンによって形
成される。したがって、この絶縁膜20は例えば900
@以下の低温で溶融可能である。そこで、絶縁膜20の
形成が済んだら、これを、例えば、900°Cで1時間
アニールする。これにより、絶縁膜20が溶け、第1図
(d)に示すように、ゲート領域18の上面にあった絶
縁膜20が2つのセル部11a、llbのゲート領域1
8間の凹部に流れ込み、第2の絶縁部21を形成する。
上記第1の絶縁膜16の上に第2の絶縁膜20を形成す
る。この絶縁膜20は、ボロンとリンのいずれも例えば
I X 10” cm’含む二酸化シリコンによって形
成される。したがって、この絶縁膜20は例えば900
@以下の低温で溶融可能である。そこで、絶縁膜20の
形成が済んだら、これを、例えば、900°Cで1時間
アニールする。これにより、絶縁膜20が溶け、第1図
(d)に示すように、ゲート領域18の上面にあった絶
縁膜20が2つのセル部11a、llbのゲート領域1
8間の凹部に流れ込み、第2の絶縁部21を形成する。
これにより、上面が平坦な層間絶縁膜ができる。
最後に、コンタクトホールを開孔後、第1図(e)に示
すように、金属配線層となるアルミニウムーシリコン層
22をスパッタし、これをパターニングした後、その上
部(こパッシベーション層(図示せず)を設ける。これ
により、EPROMが、完成する。
すように、金属配線層となるアルミニウムーシリコン層
22をスパッタし、これをパターニングした後、その上
部(こパッシベーション層(図示せず)を設ける。これ
により、EPROMが、完成する。
以上述べたようにこの実施例は、層間絶縁膜を、セル部
11a、llbを覆うように設けられ、低温では溶は難
い特性を持つ第1の絶縁膜16による第1の絶縁部と、
ゲート領域18間に存在し、低温で溶は易い特性を持つ
第2の絶縁膜20による第2の絶縁部21により形成す
るようにしたものである。
11a、llbを覆うように設けられ、低温では溶は難
い特性を持つ第1の絶縁膜16による第1の絶縁部と、
ゲート領域18間に存在し、低温で溶は易い特性を持つ
第2の絶縁膜20による第2の絶縁部21により形成す
るようにしたものである。
上記構成によれば、熱処理による層間絶縁膜の溶融によ
りこの層間絶縁膜の平坦化を図る場合であっても、低温
で平坦化を図ることができる。また、ゲート領域18の
の上面では、絶縁膜17によって層間分離を行なうこと
ができるので、最終的に、上層の絶縁膜20をゲート領
域の上面に残す必要がない。これにより、ゲート領域へ
の紫外線到達量を、セル部全面にBPSG層を設ける従
来の構成に比べ、大幅に多くすることができ、消去時間
の低下・を防ぐことができる。この消去時間を、BPS
G層のみを使う従来の構成のものと比較すると次によう
になる。今、従来のものとして、セル部を1μmのBP
SG層で覆った後、これを溶融して平坦化したものを考
える。一方、この実施例のものとして、1μmのうちの
0.7μm分を第1の絶縁膜17で形成し、0.3μm
分を第2の絶縁膜20で形成し、この絶縁膜20を溶融
して平坦化したものを考える。実験の結果、この実施例
のものは、従来のものに比べ、消去時間を約半分に短縮
することができることが確められた。
りこの層間絶縁膜の平坦化を図る場合であっても、低温
で平坦化を図ることができる。また、ゲート領域18の
の上面では、絶縁膜17によって層間分離を行なうこと
ができるので、最終的に、上層の絶縁膜20をゲート領
域の上面に残す必要がない。これにより、ゲート領域へ
の紫外線到達量を、セル部全面にBPSG層を設ける従
来の構成に比べ、大幅に多くすることができ、消去時間
の低下・を防ぐことができる。この消去時間を、BPS
G層のみを使う従来の構成のものと比較すると次によう
になる。今、従来のものとして、セル部を1μmのBP
SG層で覆った後、これを溶融して平坦化したものを考
える。一方、この実施例のものとして、1μmのうちの
0.7μm分を第1の絶縁膜17で形成し、0.3μm
分を第2の絶縁膜20で形成し、この絶縁膜20を溶融
して平坦化したものを考える。実験の結果、この実施例
のものは、従来のものに比べ、消去時間を約半分に短縮
することができることが確められた。
なお、先の実施例では、ゲート領域の上にある第2の絶
縁膜20を全て2つのセル部のゲート領域18間に流し
込む場合を説明したが、一部残すようにしてもよい。こ
の場合であっても、第2図に示すように、ゲート領域1
8に上面に残存する第2の絶縁膜20の厚さが薄ければ
(例えば、4000Å以下)、紫外線の透過率はほとん
ど下がらないので問題はない。
縁膜20を全て2つのセル部のゲート領域18間に流し
込む場合を説明したが、一部残すようにしてもよい。こ
の場合であっても、第2図に示すように、ゲート領域1
8に上面に残存する第2の絶縁膜20の厚さが薄ければ
(例えば、4000Å以下)、紫外線の透過率はほとん
ど下がらないので問題はない。
懐た、先の実施例では、第2の絶縁膜20による第2の
絶縁部21を、2つのセルのゲート領域21間に全体的
に形成する場合を説明したが、配線層の断線を防止する
ことができる程度の平坦度を得ることができるのであれ
ば、必ずしも全体的に設ける必要はなく、第3図に示す
ように、少なくともゲート領域18の側面に設けるよう
にすればよい。
絶縁部21を、2つのセルのゲート領域21間に全体的
に形成する場合を説明したが、配線層の断線を防止する
ことができる程度の平坦度を得ることができるのであれ
ば、必ずしも全体的に設ける必要はなく、第3図に示す
ように、少なくともゲート領域18の側面に設けるよう
にすればよい。
また、先の実施例では、第1の絶縁膜17におけるリン
の濃度及び第2の絶縁膜20におけるリン及びボロンの
濃度をそれぞれI X 1020c+n’ 。
の濃度及び第2の絶縁膜20におけるリン及びボロンの
濃度をそれぞれI X 1020c+n’ 。
1×1021CIIlつとする場合を説明したが、これ
らの濃度は少なくともI X 1018am’以上あれ
ばよい。
らの濃度は少なくともI X 1018am’以上あれ
ばよい。
また、この発明は、半導体記憶装置以外の半導体装置に
も適用することができることは勿論である。
も適用することができることは勿論である。
さらに、この発明の半導体装置は、上述した製造方法以
外の方法で製造可能なことも勿論である。
外の方法で製造可能なことも勿論である。
[発明の効果]
以上述べたようにこの発明によれば、記憶情報の消去速
度の低下を招くことなく、層間絶縁膜の平坦化のための
熱処理を低温で行なうことが可能な半導体装置を提供す
ることができる。
度の低下を招くことなく、層間絶縁膜の平坦化のための
熱処理を低温で行なうことが可能な半導体装置を提供す
ることができる。
第1図はこの発明の第1の実施例の装置の構成及びその
製造方法の一例を示す断面図、第2図および第3図はそ
れぞれこの発明の第2の実施例および第3の実施例に係
わる装置の構成を示す断面図である。 11a、llb・・・セル部、12・・・P型シリコン
基板、13・・・N型拡散層、14.15・・パボリシ
リコン層、16・・・熱酸化膜、17.20・・・絶縁
膜、18・・・ゲート領域、19・・・段差部、21・
・・絶縁部、22・・・アルミニウムーシリコン層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第1図
製造方法の一例を示す断面図、第2図および第3図はそ
れぞれこの発明の第2の実施例および第3の実施例に係
わる装置の構成を示す断面図である。 11a、llb・・・セル部、12・・・P型シリコン
基板、13・・・N型拡散層、14.15・・パボリシ
リコン層、16・・・熱酸化膜、17.20・・・絶縁
膜、18・・・ゲート領域、19・・・段差部、21・
・・絶縁部、22・・・アルミニウムーシリコン層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 スタックトゲート構造のゲート領域を有する半導体装
置において、 少なくとも1×10^1^8cm^−^3以上のリンを
含む二酸化シリコンによって上記ゲート領域を覆うよう
に形成された第1の絶縁部と、 ボロンとリンがともに少なくとも1×10^1^8cm
^−^3以上含まれた二酸化シリコンによって上記第1
の絶縁部の外側で、かつ少なくとも上記ゲート領域の側
面に位置するように設けられた第2の絶縁部と、 を具備したことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62042925A JPS63211766A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 半導体装置 |
EP88102739A EP0280276B1 (en) | 1987-02-27 | 1988-02-24 | Ultraviolet erasable nonvolatile semiconductor memory device and manufacturing method therefor |
DE8888102739T DE3881074T2 (de) | 1987-02-27 | 1988-02-24 | Nichtfluechtige, durch ultraviolette strahlung loeschbare halbleiterspeicheranordnung und verfahren zu ihrer herstellung. |
US07/159,963 US4847667A (en) | 1987-02-27 | 1988-02-24 | Ultraviolet erasable nonvolatile semiconductor memory device |
KR1019880002079A KR910000022B1 (ko) | 1987-02-27 | 1988-02-27 | 자외선소거형 불휘발성반도체기억장치와 그 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62042925A JPS63211766A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63211766A true JPS63211766A (ja) | 1988-09-02 |
JPH0529150B2 JPH0529150B2 (ja) | 1993-04-28 |
Family
ID=12649597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62042925A Granted JPS63211766A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63211766A (ja) |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP62042925A patent/JPS63211766A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0529150B2 (ja) | 1993-04-28 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |