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JPS63215114A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPS63215114A
JPS63215114A JP62049407A JP4940787A JPS63215114A JP S63215114 A JPS63215114 A JP S63215114A JP 62049407 A JP62049407 A JP 62049407A JP 4940787 A JP4940787 A JP 4940787A JP S63215114 A JPS63215114 A JP S63215114A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bipolar transistor
emitter
base
transistor
low level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62049407A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Nakase
泰伸 中瀬
Kenji Anami
穴見 健治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62049407A priority Critical patent/JPS63215114A/ja
Publication of JPS63215114A publication Critical patent/JPS63215114A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Logic Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この本発明は、絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以下
MO3と称す)トランジスタとバイポーラトランジスタ
とを同一基板上に形成し・て、高速スイッチング特性を
もたせた半導体装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は、例えば、特開昭57−1.35499号公報
に示された従来の半導体装置である。同図において、1
,2は相補型絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以下C
MO3と称する)インバータであって、CMOSインバ
ータはPチャンネルMOSトランジスタ3およびNチャ
ンネルMOSトランジスタ4とによゆ構成され、CMO
Sインバータ2はPチャンネルMO3I−ランジスク5
とNチャンネルMO3)ランジスタロとによって構成さ
れている。7はCMOSインバー、Sl、2の共通入力
端、8はインバータ2およびバイポーラトランジスタ9
の出力端である。なお、インバータ1は、バイポーラト
ランジスタ9のベースを駆動するためのものである。1
0は電源VrJ)に接続された電源線、11は電源VS
Sである。
以下、入力#I7がハイレベル(Vcoレベル)からロ
ーレベル(Vssレベル)に変化する場合を説明する。
入力@7がハイレベルからローレベルに変化する場合、
CMOSインバータ2により出力端8はハイレベルから
ローレベルへと変化する。出力源は通常大きな負荷容量
12を駆動しなければならないが、CMOSインバータ
は電流駆動能力が小さいため、バイポーラトランジスタ
5を使用しないと負荷容量12のチャージアップに時間
がかかり、出、l[8のローレベルからハイレベルへの
変化には大きな時間が必要になる。出力端8のローレベ
ルからハイレベルへの変化を速くするため、CMOSイ
ンバータ1とバイポーラトランジスタ9が付加される。
入力端7がハイレベルからローレベルに変化する場合、
CMOSインバータ1の出力、すなわちバイポーラトラ
ンジスタ9のベース入力はローレベルからハイレベルに
なる。CMOSインバータ1の出力が駆動する負荷容量
はバイポーラトランジスタ9の寄生容量のみであり、出
力線の負荷容量に比べて非常に小さい。従って、バイポ
ーラトランジスタ9のベース入力変化は極めて速いもの
となる。このとき、バイポーラトランジスタ9はエミッ
タフォロアトランジスタとして動作し、公知のようにバ
イポーラトランジスタは電流駆動能力が大きく、急速に
負荷容量12を充電するため、出力端8におけるローレ
ベルからハイレベルへの変化が4速化される。バイポー
ラトランジスタ9(よ出力#8のレベルを、電源VCO
からバイポーラトランジスタ9のベース・エミッタ間電
位差(V8E)だ目低いレベルまでしか駆動できないが
、入力端7がハイレベルからローレベルに変化する過程
で、PチャンネルMO8)ランジスタ5が導通ずるため
、最終的にはこのPチャンネ)+M(、) S l・ラ
ンジスタ5により出力端8は電源VCX)レベルまで駆
動される。
一方、入力端7がローレベルからハイレベルに変化する
と、出力もハイレベルからローレベルに変化する。この
と社、負荷容量12に蓄@;gtた電荷は、Nチャンネ
ルMO8)−ランジスタロにより引火かれる。
以上のように、バイポーラトランジスタ9を付加するこ
とにより、出力端8のローレベルからハイレベルへの変
化を高速に行うことができ、これに伴ってスイッチング
特性が改善さil、る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の半導体装置は以上のように構成されているので、
入力端がローレベルからハイレベルに変化するとき、過
度的にバイポーラトランジスタ9のベース・エミッタ間
に大きな逆バイアス電圧がかかり、ブレイクダウンする
可能性がある。まj:、入力端がローレベルからハイレ
ベルに変化するとき、出力端8およびCMOSインバー
タ1の出力レベルはローレベルからハイレベルへ変化t
 ル、。
このとき、バイポーラトランジスタ9のエミッタすなわ
ち出力端8の電位はMOSトランジスタ6により放電さ
れて低下するが、負荷容量12に蓄積された電荷量が多
いため、当電位の低下は緩やかである。一方、バイポー
ラトランジスタ9のペース電位はMOS)ランジスタ4
により放電されて低下するが、MOSトランジスタ4が
放電する電荷はバイポーラトランジスタ9の寄生容量に
蓄積されていた電荷のみであり、負荷容量12の電荷量
に比べ非常に小さい。従って、バイポーラトランジスタ
9のペース電位低下は速やかに行なわれる。、そして、
このバイポーラトランジスタ9のベース電位低下はエミ
ッタ電位の低下に比べ速く、過度的にベース・エミッタ
間が逆バイアスになる。
負荷容量12が大きくなるほど、上記逆バイアスJaは
大きくなり、これに伴って最悪電源電位Vo。
V 6sが印加される。この結果、バイポーラトランジ
スタ9のベース・エミッタ間の耐圧をうわまわり、トラ
ンジスタの破壊9!招く問題点があった。
従って、従来の半導体装置)よ、負荷容[12の大きな
ものには使用することができない。また、ベース・エミ
ッタ間耐圧を大きくするため、ベース幅を大きくする方
法もあるが、これはバイポーラトランジスタのスイッチ
ング特性を劣化させるため、得策とはいえない。
乙の発明は、上記問題点を解消するなめになされたもの
で、バイポーラトランジスタの性能を゛損わず、またブ
レイクダウンをおこさずに、大きな負荷容量を高速に駆
動することが出来ろ半導体装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る半導体装置は、バイポーラトランジスタ
のベース・エミッタ間に加わる逆バイアス電圧が一定値
より大きくなると導通する素子を付加したものである。
〔作 用〕
バイポーラトラレジスタのベース・エミッタ間に加わる
逆バイアス電圧が一定値よりも大きくなると導通する素
子を設mとにより、バイポーラトランジスタのベース・
エミッタ間に加わる最大の逆バイアス電圧は、ベース・
エミッタ間の耐圧以下に制限されるとと41/:、上記
4.f 、j、素子が導通することにより、半導体装置
出力のハイレベルからローレベルへの変化が高速に行わ
れる。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、従来例を示した第3図と同一部分は同記号
を用いて示してあり、異なる点はバイポーラトランジス
タ9のベース・エミッタ間の逆バイアス電圧制限のため
、ダイオード13を付加したことである。
この様に構成された半導体装置において、出力@8がハ
イレベルからローレベルに変化する際に、バイポーラト
ランジスタ9のエミッタ電位の低千が遅くなってベース
電位よりもV、たけ大きくなると、ダイオード13が導
通するため、出力端8に接続された線の電荷はダイオー
ド13を通しでMOSトランジスタ4)とよっても放電
されるようになる。ただし、V、はダイオードの順方向
導通電位であり、通常0.8vである。また、このダイ
オード13を設けろことにより、バイポーラトランジス
タ90ベース・エミッタ間に加わる最大の逆方同電位が
vIに;−j限、髪れろ。この結果、ベイポーラトラン
ジスタ9(よブレイクダウン/することなく、正常に動
作する。また、出力端8に接続された線の負荷容量12
が大きい場合には、上述したように蓄積電荷の一部がダ
イオード13を通してMOSトランジスタ4により放電
されるl:め、出力m8のハイレベルからローレベルへ
の変化がm速される効果がある。
また、ダイオード130代わりにシマ・))・キー ・
バリア・ダイオード′を用いても同様の効果が得ること
になる。
第2図はこの発明による他の実施例を示す回路図であっ
て、第1図と異なる部分(よ、バイポーラトランジスタ
9のベース・エミッタ間に加わる逆バイアスの制限素子
とじでのダイオード]3をNチャンネルMO8+・ラン
ジスタ14に置き換、でたことである。ここで、MOS
)ランジス々】・1のドレインとゲート電極をパイボー
ラトランジ・スタ9のエミ・・ノ々に、同ソース電極を
バイポ−ラトラレジスタ9のソースに接続する。h記の
ようCζ接続されたMO8+−ランジスタ14はダイオ
ード特性と同様の動作をする。バイポーラトランジスタ
のベース゛エミッタ間の逆バイアス電圧がMO3トラン
ジスタ14のしきい値電圧VTH(通常0゜6V)より
も大きくなると、このMO3I−ランジスタ14が導通
するため、バイポーラトランジスタ9のベース・エミッ
タ間の逆バイアス電圧はV止よりも大きくはならなくな
る。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、大きな負荷容量を駆
動する際、バイポーラトランジスタのベース・エミッタ
間に過度的にかかる逆バイアスを一定値以下に制限する
ことができるため、バイポーラ1−ランジスタのブレイ
クダウンの心配がない。
さらに、上記バイポーラトランジスタのベース・エミッ
タ間の逆バイアスを一定値以下にする素子に電流が流れ
ることで、出力線に蓄積された電荷を引抜<ため、ハイ
レベルからローレベルへの変化を加速させろことができ
、これに伴って高速スイッチング特性が得られろ効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による半導体装置の回路、
第2図はこの発明による他の実施例を示す回路、第3図
は半導体装置の従来例を示す回路である。 1.2はCMOSインバータ、3,5ばPチャンネルM
 OS トランジスタ、4,6,14はNチャンネルN
 OS +−ランジスタ、7は入力端、8ば出力端、9
はバイポーラトランジスタ、10(よ電源■印、11は
電源■5.12は負荷容量、13はダイオード。 なお、図中同一符号(よ同一よ−たは相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄(外2名) 手続補正書(自発) ■8和 6へ 9月19 日 2、発明の名称 ゛ト導体装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所     東京都千代田区丸の内二丁目2番3号
名 称  (601)三菱電機株式会社代表者志岐守哉 4、代理人 住 所    東京都千代田区丸の内二丁目2番3号三
菱電機株式会社内 氏名 (7375)弁理士大岩増雄 (連絡先03 (2)3) 342)特許部)  パ5
、補正の対象 (1)明細書の全文 (2)図面 6、補正の内容 (1)明細書の全文を別紙のとおり補正する3゜(2)
図面第1図を別紙のとおり補正する。 7、添付書類 (1)明細書の全文を記載17た書面    1通(2
)補正図面             1通明   細
   書 1、発明の名称 半導体装置 2、特許請求の範囲 (1)入力を共通とする2組の相補型絶縁ゲート電界効
果トランジスタにより構成されるインバータと、NPN
型バイポーラトランジスタにより構成されろ半導体装置
であって、バイポーラトランジスタのベースを上記第1
の相補型絶縁ゲート電界効果トランジスタインバータの
出力に、またエミッタが上記第2の相補型絶縁ゲー)・
電界効果トランジスタインバータの出力に、更にコレク
タを第1の電源に接続することにより、上記第2の相補
型絶縁ゲート電界効果トランジスタインバータの出力が
低レベルから高レベルに変化する際のスイッチング特性
を電流+1[1能力の高いバイポーラトランジスタを使
用することで改善した半導体装置において、上記第2の
相補型絶縁ゲート電界効果トランジスタインバータの出
力が高レベルから低レベルに変化する際に、上記バイポ
ーラトランジスタのベース・エミッタ間tこ過度的にか
かる逆方向バイアスが一定値以上になると導通する素子
を付加することにより、上記逆方向バイアスを上記バイ
ポーラ!・ランジスタのベース・エミッタ間の耐圧より
も小さく制限するとともに、上記第2の相補型絶縁ゲー
ト電界効果)・ランジスタインバータ出力の高レベルか
ら低レベルへの変化を加速することを特徴とする半導体
装置。 (2)パイボーラトランジスータのベース・エミッタ間
にかかる逆方向バイアスを制限する手段として、前記ベ
ース・エミッタ間にダイオードもしくはショットキー・
バリア・ダイオードをエミッタ側がアノード、ペース側
がカソードとなる向きに接続した乙とを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の半導体装置。 (3)バイポーラトランジスタのベース・エミッタ間に
かかる逆方向バイアスを制限する手段として、上記バイ
ポーラトランジスタのベース・エミッタ間にNチャンネ
ル絶縁ゲート電界効果!・ランジスタを、エミッタ側に
ゲート・ドレイン電極、ベース側にソース電極を接続し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体
装置。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分母〕 この本発明は、絶縁ゲート電界効果l・ランジスタ (
以下MO3と称す) トランジスタとバイポーラトラン
ジスタとを同一基板上に形成して、高速スイッチング特
性をもたせた半導体装置に関するものである。 〔従来の技術〕 第3図は、例えば、特開昭57−135499号公報に
示された従来の半導体装置である。同図において、1,
2は相補型絶縁ゲート電界効果トランジスタ (以下C
MO8と称する)インバータであって、CMOSインバ
ータはPチャンネルMOSトランジスタ3およびNチャ
ンネルMO3)ランジスタ4とにより構成され、CMO
Sインバータ2はPチャンネルMO3)−ランジスタ5
とNチャンネルMO3】・ランジスタロとによって構成
されている。7ばCMOSインバータ1,2の共通入力
端、8はインバータ2およびバイポーラ)・ランジスタ
9の出力端である。なお、インバータ1は、バイポーラ
トランジスタ9のベースを駆動するためのものである。 10は電源VDDに接続された電源線、11は電源VS
Sである。 以下、入力端7が高レベル(Vooレベル)から低レベ
ル(Vssレベル)に変化する場合を説明する。 入力端7が高レベルから低レベルに変化する場合、CM
OSインバータ2により出力端8は低レベルから高レベ
ルへと変化する。出力端は通常大きな負荷容量12を駆
動しなければならないが、CMOSインバータは電流駆
動能力が小さいため、バイポーラトランジスタ9を使用
しないと負荷容量12のチャージアップに時間がかかり
、出力端8の低レベルから高レベルへの変化には大きな
時間が必要になる。出力端8の低レベルから高レベルへ
の変化を速くするため、CMOSインパーク1とバイポ
ーラトランジスタ9が付加される。入力端7が高レベル
から低レベルに変化する場合、CMOSインバータ1の
出力、すなわちバイポーラトランジスタ9のベース入力
は低レベルから高レベルになる。CMOSインパーク1
の出力が駆動する負荷容量はバイポーラトランジスタ9
の寄生容量のみであり、出力線の負荷容量に比べて非常
に小さい。従って、バイポーラトランジスタ9のベース
入力変化は極めて速いものとなる。このとき、バイポー
ラトランジスタ9はエミッタフォロアトランジスタとし
て動作し、公知のようにバイポーラトランジスタは電流
駆動能力が大きく、急速に負荷容量12を充電するため
、出力端8における低レベルから高レベルへの変化が高
速化されろ。バイポーラトランジスタ9は出力端8のレ
ベルを、電源VDOからバイポーラトランジスタ9のベ
ース・エミッタ間Ti 位差(V BE ) t!け低
いレベルまでしかWElthできないが、入力端7が高
レベルから低レベルに変化する過程で、PチャンネルM
OSトランジスタ5が導通するため、最終的にはこのP
チャンネルMO8!−ランジスタ5により出力端8は電
源VDOレベルまで駆動される。 一方、入力端7が低レベルから高レベルに変化すると、
出力も高レベルから低レベルに変化する。 このとき、負荷容量12に蓄積された電荷は、Nチャン
ネルMO8+−ランジスタロにより引抜かれる。 以上のように、バイポーラトランジスタ9を付加するこ
とにより、出力端8の低レベルから高レベルへの変化を
高速に行うことができ、これに伴ってスイッチング特性
が改善されろ。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の半導体装置は以上のように構成されているので、
入力端が低レベルから高レベルに変化するとき、過渡的
にバイポーラトランジスタ9のベース・エミッタ間に大
きな逆バイアス電圧がかかり、ブレイクダウンする可能
性がある。また、入力端が低レベルから高レベルに変化
するとき、出力端8およびCMOSインバータ1の出力
レベルは高レベルから低レベルへ変化する。このとき、
バイポーラトランジスタ9のエミッタすなわち出力端8
の電位はMO3+−ランジスタロにより放電されて低下
するが、負荷容量12に蓄積された電荷量が多いため、
当電位の低下は緩やかである。 一方、バイポーラトランジスタ9のベース電位はMO3
+−ランジスタ4により放電されて低下するが、MO3
+−ランジスタ4が放電する電荷はバイポーラトランジ
スタ9の寄生容量に蓄積されていた電荷のみであり、負
荷容量12の電荷量に比べ非常に小さい。従って、バイ
ポーラトランジスタ9のベース電位低下は速やかに行な
われろ。そして、このバイポーラトランジスタ9のベー
ス電位低下はエミック電位の低下に比べ速(、過渡的に
ベース・エミッタ間が逆バイアスになる。負荷容量12
が大きくなるほど、上記逆バイアス値は大きくなり、こ
れに伴って最悪電源電位■叩−v、3Sが印加される。 この結果、バイポーラトランジスタ9のベース・エミッ
タ間の耐圧をうわまわり、トランジスタの破壊を招く問
題点があった。従って、従来の半導体装置は、負荷容量
12の大きなものには使用することができない。また、
ペースエミック間耐圧を大きくするため、ベース幅を大
きくする方法もあるが、これはバイポーラトランジスタ
のスイッチング特性を劣化させるため、得策とはいえな
い。 この発明は、上記問題点を解消するためになされたもの
で、バイポーラトランジスタの性能を損わず、またブレ
イクダウンをおこさずに、大きな負荷容量を高速に駆動
することが出来る半導体装置を提供することを目的とす
る。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る半導体装置は、バイポーラ)・“jンジ
スタのベース・エミッタ間に加わる逆バイアス電圧が一
定値よ吟大きくなると導通する素子を付加したものであ
る。 〔作 用〕 バイポーラトランジスタのベース・工ξ・ツク間に加わ
る逆バイアス電圧が一=一定値よりも大きくなると導通
する素子を設けたことにより、バイポーラトランジスタ
のベース・エミッタ間に加わる最大の逆バイアス電圧は
、ベース・エミッタ間の耐圧以下に制限されるとともに
、上記付加素子が導通することにより、半導体装置出力
の高L・ベルから低し・ベル△、の変化が高速に行われ
る。 〔発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図(こおい゛C1従来例を示した第3図と同一部分は同
記号を用いて示してあり、異なる点はバイポーラトラン
ジスタ9のベース・エミッタ間の逆バイアス電圧制限の
ため、ダイオード13を付加したことである、。 この様に構成された半導体装置において、出力端8が高
レベルから低レベルに変化する際に、バイボー ラI・
ランジスタ9のエミック電位の低下が遅くなってベース
電位よりもV[たけ大きくなると、ダイオード13が導
通するため、出力端8に接続された線の電荷はダイオー
ド13を通してMO8I・ランジスタ4によっても放電
されろようになる。ただし、V、ばダイオードの順方向
導通電位であり、通常0.8vである。また、このダイ
オード13を設けることにより、バイポーラトランジス
タ9のベース・エミッタ間に加わる最大の逆方向電位が
V、に制限されろ。この結果、バイポーラトランジスタ
9ばブレイクダウンすることなく、正常に動作する。ま
た、出力端8に接続された線の負荷容量12が大きい場
合には、上述したように蓄積電荷の一部がダイオード1
3を通してMO3+−ランジスタ4により放電されちた
め、出力端8の高レベルから低レベルへの変化が加速さ
れる効果がある。 また、ダイオード13の代わりにショットキー ・バリ
ア・ダイオードを用いても同様の効果が得ることになる
。 第2図はこの発明による他の実施例を示す回路図であっ
て、第1図と異なる部分は、バイポーラ)・ランジスタ
9のベース・エミッタ間に加わる逆バイアスの制限素子
としてのダイオード13をNチャンネルMO3+−ラン
ジスタ14に置き換えたことである。ここで、MO3I
・ランジスタ14のドレインとゲート電極をバイポーラ
トランジスタ9のエミッタに、同ソース電極をバイポー
ラトランジスタ9のベースに接続する。上記のように接
続されたM OS +−ランジスタ14はダイオード特
性と同様の動作をする。バイポーラトランジスタのベー
ス・エミッタ間の逆バイアス電圧がMOSトランジスク
14のしきい値電圧VTH(通常06V)よりも大きく
なると、このM OS l−ランジスタ14が導通する
ため、バイポーラトランジスタ9のベース・エミッタ間
の逆バイアス電圧はV THよりも大きくはならなくな
る。 〔発明の効果〕 以−トのように、この発明によれば、大きな負荷容量を
駆動する際、パイボーラトラユ/ジスタのベース・エミ
、ツヤ間に過渡的にかかる逆バイアスを一定値以下に制
限することができろため、バイボ〜 ラ1−ランジスタ
のブL・イクダウンの心配がない。 さらに、上記バイ1ご一うトランジスタのベース・工ξ
・・・夕間の逆バイアスを−・定値以下にする素子Zこ
主流が流ねることで、!B力線に蓄積された電荷を引抜
くため、高レベルから低レベルへの変化全加速させるこ
とかでき、こねに伴って高速スイッチング特性が得られ
ろ効果がある。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明の一実施例による半導体装置の回路、
第2図はこの発明による他の実施例を示す回路、第3図
は半導体装置の従来例を示す回路である。 1.2はCMOSインパーク、3,5はPチャンネルM
O3)ランジスタ、4,6.14はNチャンネルN O
S +−ランジスタ、7は入力端、8は出力端、9はバ
イポーラ!・ランジスタ、101f?’[源Vr、l、
11ば電源V6B、−12は負荷容量、13はダイオー
ド。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を承す、。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力を共通とする2組の相補型絶縁ゲート電界効
    果トランジスタにより構成されるインバータと、NPN
    型バイポーラトランジスタにより構成される半導体装置
    であって、バイポーラトランジスタのベースを上記第1
    の相補型絶縁ゲート電界効果トランジスタインバータの
    出力に、またエミッタが上記第2の相補型絶縁ゲート電
    界効果トランジスタインバータの出力に、更にコレクタ
    を第1の電源に接続することにより、上記第2の相補型
    絶縁ゲート電界効果トランジスタインバータの出力が低
    レベルから高レベルに変化する際のスイッチング特性を
    電流駆動能力の高いバイポーラトランジスタを使用する
    ことで改善した半導体装置において、上記第2の相補型
    絶縁ゲート電界効果トランジスタインバータの出力が高
    レベルから低レベルに変化する際に、上記バイポーラト
    ランジスタのベース・エミッタ間に過度的にかかる逆方
    向バイアスが一定値以上になると導通する素子を付加す
    ることにより、上記逆方向バイアスを上記バイポーラト
    ランジスタのベース・エミッタ間の耐圧よりも小さく制
    限するとともに、上記第2の相補型絶縁ゲート電界効果
    トランジスタインバータ出力の高レベルから低レベルへ
    の変化を加速することを特徴とする半導体装置。
  2. (2)バイポーラトランジスタのベース・エミッタ間に
    かかる逆方向バイアスを制限する手段として、前記ベー
    ス・エミッタ間にダイオードもしくはシヨットキー・バ
    リア・ダイオードをエミッタ側がアノード、ベース側が
    カソードとなる向きに接続したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の半導体装置。
  3. (3)バイポーラトランジスタのベース・エミッタ間に
    かかる逆方向バイアスを制限する手段として、上記バイ
    ポーラトランジスタのベース・エミッタ間にNチャンネ
    ル絶縁ゲート電界効果トランジスタを、エミッタ側にゲ
    ート・ドレイン電極、ベース側にソース電極を接続した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装
    置。
JP62049407A 1987-03-03 1987-03-03 半導体装置 Pending JPS63215114A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62049407A JPS63215114A (ja) 1987-03-03 1987-03-03 半導体装置

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JP62049407A JPS63215114A (ja) 1987-03-03 1987-03-03 半導体装置

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JPS63215114A true JPS63215114A (ja) 1988-09-07

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JP62049407A Pending JPS63215114A (ja) 1987-03-03 1987-03-03 半導体装置

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JP (1) JPS63215114A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8040162B2 (en) 2007-07-03 2011-10-18 Mitsubishi Electric Corporation Switch matrix drive circuit for a power element

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