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JPS6316025A - 乾式除湿・脱臭ロ−タ - Google Patents

乾式除湿・脱臭ロ−タ

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Publication number
JPS6316025A
JPS6316025A JP61160432A JP16043286A JPS6316025A JP S6316025 A JPS6316025 A JP S6316025A JP 61160432 A JP61160432 A JP 61160432A JP 16043286 A JP16043286 A JP 16043286A JP S6316025 A JPS6316025 A JP S6316025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb structure
rotor
deodorizing
dry
annular casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61160432A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumikazu Toda
文和 戸田
Hisaaki Yokota
横田 久昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP61160432A priority Critical patent/JPS6316025A/ja
Publication of JPS6316025A publication Critical patent/JPS6316025A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/1411Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant
    • F24F3/1423Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant with a moving bed of solid desiccants, e.g. a rotary wheel supporting solid desiccants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1032Desiccant wheel
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1052Rotary wheel comprising a non-axial air flow
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
    • F24F2203/10Rotary wheel
    • F24F2203/1068Rotary wheel comprising one rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2203/00Devices or apparatus used for air treatment
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は処理ガス中の湿分や悪臭を除去する装置におけ
る最も重要な構成要素である乾式除湿・脱臭ロータに係
る。
[従来の技術] 近年、産業界においては低湿度雰囲気下で製造作業や製
品の保存・管理を行なう必要性が益々増大しつつある。
例えば、湿分に原因して、半導体製造工場における結露
やカビによる不良品発生、精密機械工場における金型の
錆による精度の低下、粉体やペレット取扱い工場におけ
る品質の低下等のように種々の問題が発生することから
、低湿度雰囲気を作り出し、これを維持するというニー
ズは非常に高まっている。
また、空調の一貫として悪臭の除去についても従来から
そのニーズは高い。
特に、多湿気候である我国では、工場全体を低湿度雰囲
気とすることはコストの点から困難であり、局所的にそ
の雰囲気を作り、!l持することが求められることが多
く、小型で高性能な除湿・脱臭装置が必要とされること
が多い。
ところで、従来の除湿・脱臭ロータは第7図に示される
ように、平坦層101と波形層102とで構成されてい
るシート材を円柱状に巻回して、ハニカム構造とした、
所謂ダンボールコルゲート構造で形成されている(特開
昭54−115462参照)。
そして、乾式除湿・脱臭装置は第8図及び第9図に示さ
れるように、この単一の除湿・脱臭ロータ103を外部
ケーシング104の中で回転駆動モーター105で軸中
心に回転させて、外部ケーシング104内で区画されて
いる処理空気室部106と再生空気室部107を交互に
通過せしめ、各室106,107へ強制的に流入せしめ
られる処理空気108と再生用字9J、109を除湿・
脱臭ロータ103のハニカム構造内に流通させる構造を
有している。
即ち、このタイプの乾式除湿・脱臭装置においては、処
理空気10Bは処理空気室部106を回転通過している
ロータ103の部分を通過することによJ、その湿分や
臭気の原因となっている粒子がロータ103のハニカム
構造を通過する間に平坦fi101と波形層102の壁
部に吸着して除湿・脱臭され、一方、再生用空気109
は再生空気室部107を回転通過しているロータ103
の部分を通過することにより、前記の平坦層lotや波
形層102の壁部に吸着した湿分や粒子を外部に運び出
し、ロータ103を再生するという機能を有している。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記の従来技術における外形が円柱状の除湿
・脱臭ロータを使用すると、必然的に除湿・脱臭装置全
体の薄形化は困難であり、また回転駆動モーターの他に
装置として必要となる処理空気供給用ブロアー、再生用
空気供給用ブロアー、加熱用ヒーター等が付加されると
、装設アッセンブリーで種々の工夫をこらしてみても装
ご全体としては大寸法の箱形とならざるを得ないことに
なる。
また、ダンボールコルゲート方式のロータとすると、該
ハニカム構造体を構成している各リブ材の各々が強度部
材としての特性をも備えていなければならないため、高
性能の吸着作用を有した小型ロータを設計しようとして
も強度上の制約により限界があった。
また、小容量処理ガス用装置を設計する際においても、
前記のロータ形状の点から容量程の小型化は図れず、ま
してや室内設置へ適用するについては壁面への埋込みが
可能な程度まで薄形化することは困難であった。
そこで、本発明は薄形、且つ小型で高性能が得られる乾
式除湿拳脱臭ロータを実現することを目的として創作さ
れたものであり、これによって、壁面に埋込むことも可
能な除湿−脱臭装はを提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、複数個のハニカム構造体を金属または樹脂製
の円環状ケージングに沿って、そのガス通過方向が該円
環状ケージングの径方向となるように該円環状ケージン
グに固層したことを特徴とする乾式除湿・脱臭ロータに
係る。
本発明の乾式除湿・脱臭ロータの基本的構成は平面図で
ある第1図及びそのA−A矢視断面図である第2図に示
される。
因において、lはハニカム構造体、2は金属または樹脂
性の円環状ケーシングであり1本発明の乾式除湿・脱臭
ロータは複数個のハニカム構造体1がそれぞれそのガス
通過方向(矢印3の方向)が円環状ケーシング2の径方
向になるように円環状ケーシング2に固着されたもので
ある。尚、この固着手段は、ハニカム構造体1のガス通
気性が確保され固着されていれば、接着、溶若、嵌若、
締若等、その手段は問わない。
ハニカム構造体lについては、従来技術において示した
所謂ダンボールフルゲート方式のもの、多数の小孔が通
気孔とされたもの等、その構成は問わないが、何れにし
ても通気部の表面積が大きいことが必要である。
各ハニカム構造体lの外形は第3図または第4図に示さ
れるようなものである。
即ち、この場合ハニカム構造体lは円環状ケーシング2
に沿って通気方向が円環状ケーシングの径方向になるよ
うに放射状に固着されるものであることから、その平面
形状は必然的に第3図に示されるような扇形となるが、
第1図に点!14で示したような固着のさせがたをすれ
ば、第4図に示すような直方体形状のものであってもよ
い、けだし1円環状ケーシング2の内周側に入ってくる
空気が全てハニカム構造体1の内部を通過して外周側に
出てゆけば足りるためであり、直方体形状のものは製造
が比較的容易であることから、このような形状のものを
使用する利点がある。
[作用] 本発明の乾式除湿・脱臭ロータは第5図に示すような態
様で使用される。
図において、5は乾式除湿・脱臭ロータであり、6は遠
心ファンである。尚、図示していないが、この遠心ファ
ン6は処理空気7と再生用空気8を分離された別経路を
通じて軸方向から取込み、且つ分離された別経路を通じ
てハニカム構造体lの中を径方向へ通気せしめるもので
ある。
ここに、乾式除湿・脱臭ロータ5は軸中心に回転せしめ
られており、各ハニカム構造体lには交互に処理用空気
7と再生用空気8が流通することになり、処理用空気が
通過する間はハニカム構造体1の内部の壁面に湿分や臭
気粒子が吸若し、一方、再生用空気が通過する間にそれ
らの湿分や臭気粒子が除去されて外部へ放出され、ハエ
カム構造体1が再生されることになる。
本発明の乾式除湿・脱臭ロータ5を使用した除湿働脱臭
装置においては、ハニカム構造体lをそのガス通過方向
が円環状ケーシング2の径方向になるように円環状ケー
シング2に固着し、遠心ファン6によりガスを中心部に
取り込み、ハエカム構造体lを通じて径方向に送り出す
ことになるため、装置全体が極めて薄形に構成すること
ができる。
また乾式除湿−脱臭ロータ5におけるハニカム構造体l
の各リブにかかる外力が小さく、且つ円環状ケーシング
2によって保護されることから、強度部材としての特性
を考慮する必要性がなくなり6八ニ力ム構造体lの素材
の選択範囲が非常に広くなる。
即ち、ハニカム構造体1に除湿用吸着材または脱臭用吸
着材として、次のような素材の選択が可鮨となる。
■除湿用吸着材 シリカゲルを主成分とするハニカム構造吸着材はその優
れた除湿能力が認められながら、機械的強度において劣
っていたために使用できなかったが、本発明の乾式除湿
・脱臭ロータにおいては使用できることになる。
また、低露点乾燥ガスを得るためには吸着補助材として
の塩化物が用いられるが、シリカゲル主成分のハニカム
構造体が使用できることになると塩化物の担持性を極め
て強固にできるため、従来から問題であった塩化物の飛
散の問題を解消できることになる。
特に、塩化物の中でもLiC1が使用できることは、そ
の除湿特性が優れていることから都合が良い。
■脱臭用吸着材 活性炭は脱臭用吸着材として好適の素材であるが、ハニ
カム構造体とした場合の構造強度は脆弱であり、活性炭
を主成分とするハニカム構造体を使用することができな
かったが、本発明の乾式除湿・脱臭ロータにおいては使
用できることになる。
悪臭濃度が高かったり、活性炭での分解ス近が低いアン
モニア等の脱臭用には活性炭やシリカゲルのような多孔
質ハニカム素材に適宜脱臭剤を担持せしめて用いること
が望ましい。
特に、アンモニア脱臭用には酸性物質が中和剤として好
適である。
以上のように、本発明の乾式除湿・脱臭ロータは機械的
強度の弱い材料をハニカム構造体の素材として用いるこ
とを可11とするが、その性悌を更に向上させるには吸
看面積を大きくする必要もあり、同容積では必然的に9
いリブで構成したハニカム構造体を構成することになり
、機械的強度が問題になることもある。
特に、処理空気と再生用空気の流路を分離するためにハ
ニカム構造体におけるガスの出入口側をシール材が摺動
してシール性を確保せしめる必要が生じるが、このため
にはその出入口側に強度部材を設欝したり、強度向上用
のコーテイング材をコーティングする手段が有効になる
この補強部材としては、シリカゲルや活性炭を主成分と
するハニカム構造体より圧潰強度の高いコーディエライ
ト質セラミック構造体を用いることができる。
また、コーテイング材としてはシリコンワニスをコーテ
ィングすると良好な結果が得られる。
[実施例] 本発明の一実施例である乾式除湿・脱臭ロータを用いた
乾式除湿・脱臭装置の断面図を第6図に示す。
同図において、11は外部ハウジングであり、モーター
12によって回転せしめられるファン13と、モーター
14によって回転せしめられる乾式除湿・脱臭ロータ1
5が内設されているとともに、処理ガス16及び再生用
ガス17を分流しながら外部へ放出する流路を構成する
ための壁部が適当に設けられている。
ここに、乾式除湿・脱臭ロータ15は複数個のハニカム
構造体15aがそのガス通過方向が円環状ケーシング1
5bの径方向になるように該円環状ケーシング15bに
沿って接着されたものであり、モーター14によって回
転せしめられることにより、各ハニカム構造体15aの
中には処理ガス16と再生用ガス17が交互に流通する
ことになる。尚1円環状ケーシング15bは金属または
樹脂からなるものであ、る。
処理ガス16は処理ファンL3aによって吸引されて、
中央部に取り込まれた後、流路に導かれながら除湿・脱
臭ロータ15のハニカム構造体15aの内部を通過し、
外部ハウジング11に設けられている孔11aを通じて
外部へ放出される。従って、処理ガス16は該ハニカム
構造体15aを通過する間に除湿・脱臭されて外部に放
出されることになる。
一方、再生用ガス17は再生ファン13b(処理ファン
13aと背中合わせに仕切られている)によって吸引さ
れて、中央部に取り込まれた後、流路に導かれながら再
生用ヒータ18によって加熱され、除湿・脱臭ロータ1
5のハニカム構造体15aの内部を通過し、外部ハウジ
ング11に設けられている孔11bを通じて外部へ放出
される。従って、前記の処理ガス16の除湿・脱臭によ
りハニカム構造体15aの吸着材面に眼前した湿分や臭
気粒子は再生用ガス17によって運び去られ、外部へ放
出されることになり、その結果、ハニカム構造体15a
は再生されることになる。
この実施例でみるように、除湿φ脱臭ロータ15を円環
状に構成し、その径方向にガスを流通せしめることとす
ると、除湿・脱臭ロータ15の小型化及び薄形化が可能
になり、必然的に装置自体の小型化及び薄形化が可能に
なり、壁面へ埋め込むことができるような装置として構
成することが可能となる。
次に前記の実施個装はの具体的適用例とその性能につい
て説明する。
湿  しての 機構的構成は前記実施例と同様であり、各部材の詳細及
び除湿の条件は次のとおりであった。
重量%でシリカゲル:65%、無機バインダー=25%
、LiC1: 10%からなる400セル/ i n 
2のハニカム構造体を40 mmX40 m m X 
30 m m (t )の直方体に形成したものを吸着
材の単位とし、該単位吸着材を外径:380mm、内径
:310mm、厚さ=40mmに形成したAI製同円環
状ケーシングガス通過方向が円環の半径方向になるよう
に24個配置し、シリコン系接着剤で接着固定し、更に
付属部品を取付けて除湿ロータを構成した。
尚、このハニカム構造体のガス通過方向の両端面にはシ
リコンワニスをコーティングした。
この除湿ロータに6回/ h rの回転数を与えながら
、処理空気入口から20℃×80%R1(の空気をll
om’/hrで供給し、再生用空気入口から140℃に
加熱された空気を供給することとして除湿を行なった。
この結果、30℃×30%RH以下の乾燥空気を得るこ
とができた。
脱臭機としての適用例 機構的構成は前記実施例と同様であり、各部材の詳細及
び除湿の条件は次のとおりであった。
重量%で活性炭=84%、有機バインダー:16%から
なる500セル/in2の)\ニカム構造体を40.m
mX 40 mmX 15 mm (t )の直方体に
形成したもの、及び重量%でシリカゲルニア0%、無機
バインダー=30%からなる400セル/in”のハニ
カム構造体に酸系脱臭剤:20%を含浸させ40mmX
40mmX 15mm (t)の直方体に形成したもの
を吸着材の単位とし、該単位吸着材を外径=380mm
、内径:310mm、厚さ:40mmに形成したAl製
円環状・ケーシングにガス通過方向が円環の半径方向に
なるように24個配置し、シリコン系接着剤で接着固定
し、更に付属部品を取付けて脱臭ロータを構成した。尚
、このノ\ニカム構造体のガス通過方向の両端面にはシ
リコンワニスをコーティングした。
この脱臭ロータに6回/ h rの回転数を与えながら
、処理空気入口から20℃×55%RH雰囲気中に硫化
水素:20ppm及びアンモニア:50ppmを含有す
る空気を110m’/h′  rで供給し、再生用空気
入口から120℃に加熱された空気を供給することとし
て脱臭を行なった・ この結果、硫化水素:2ppm以下、アンモニア:5p
pm以下の脱臭された空気が得られた。
[発明の効果] 以上のように、本発明の乾式除湿・脱臭ロータは複数個
のハニカム構造体を金属または樹脂製の円環状ケージン
グに沿って、そのガス通過方向が該円環状ケージングの
径方向となるように該円環状ケージングに固定するとい
・う構成を採用することにより、従来のダンボールコル
ゲート方式の単一の円柱状ロータに比較して、薄形、且
つ小型で高性能が得られるロータを実現することを可能
とし、これによって、壁面に埋込むことも可能な薄形の
除湿・脱臭装置を実現できるようにした。
また、本発明では従来技術のようにハニカム構造体のリ
ブ強度を高くする必要性がなく、シリカゲルや活性炭等
の高効率の除湿・脱臭材料を吸着材として使用できるこ
とから、除湿・脱臭特性を向上せしめることが可能とな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の乾式除湿・脱臭ロータの基
本的構成を示す平面図及び断面図(第2図は第1図にお
けるA−A矢視断面図)、第3図及び第4図はハニカム
構造体の斜視図、第5図は本発明の乾式除湿・脱臭ロー
タの使用の態様を示す概略斜視図、第6図は実施例であ
る乾式除湿・脱臭装置の断面図、第7図は従来のハニカ
ム構造体のダンボールコルゲート構造を示す斜視図、第
8図は従来の乾式除湿・脱臭装置の軸断面図、第9図は
同装置の横断面図を含む側面図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個のハニカム構造体を金属または樹脂製の円
    環状ケーシングに沿って、そのガス通過方向が該円環状
    ケーシングの径方向となるように該円環状ケーシングに
    固着したことを特徴とする乾式除湿・脱臭ロータ。
  2. (2)ハニカム構造体がシリカゲルをその主成分とした
    ものである特許請求の範囲第(1)項記載の乾式除湿・
    脱臭ロータ。
  3. (3)ハニカム構造体に塩化物を担持させた特許請求の
    範囲第(2)項記載の乾式除湿・脱臭ロータ。
  4. (4)塩化物が塩化リチウムである特許請求の範囲第(
    3)項記載の乾式除湿・脱臭ロータ。
  5. (5)ハニカム構造体が活性炭をその主成分としたもの
    である特許請求の範囲第(1)項記載の乾式除湿・脱臭
    ロータ。
  6. (6)ハニカム構造体に脱臭剤を担持させた特許請求の
    範囲第(2)項または第(5)項記載の乾式除湿・脱臭
    ロータ。
  7. (7)脱臭剤が酸性物質からなる特許請求の範囲第(6
    )項記載の乾式除湿・脱臭ロータ。
  8. (8)円環状ケーシングに固着されたハニカム構造体の
    ガス通気出入口の端部に他のハニカム構造体部分より高
    い圧潰強度を有するハニカム構造体を設けた特許請求の
    範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)項
    、第(5)項、第(6)項または第(7)項記載の乾式
    除湿・脱臭ロータ。
  9. (9)円環状ケーシングに固定されたハニカム構造体の
    ガス通気出入口の端部に補強コーティングを施した特許
    請求の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(
    4)項、第(5)項、第(6)項または第(7)項記載
    の乾式除湿・脱臭ロータ。
JP61160432A 1986-07-07 1986-07-07 乾式除湿・脱臭ロ−タ Pending JPS6316025A (ja)

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