JPS63145827A - クラツチのレリ−ズベアリング機構 - Google Patents
クラツチのレリ−ズベアリング機構Info
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- JPS63145827A JPS63145827A JP61292122A JP29212286A JPS63145827A JP S63145827 A JPS63145827 A JP S63145827A JP 61292122 A JP61292122 A JP 61292122A JP 29212286 A JP29212286 A JP 29212286A JP S63145827 A JPS63145827 A JP S63145827A
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- wedge
- lever plate
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- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 10
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002747 voluntary effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/12—Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
- F16D23/14—Clutch-actuating sleeves or bearings; Actuating members directly connected to clutch-actuating sleeves or bearings
- F16D23/143—Arrangements or details for the connection between the release bearing and the diaphragm
- F16D23/144—With a disengaging thrust-ring distinct from the release bearing, and secured to the diaphragm
- F16D23/146—Arrangements for the connection between the thrust-ring and the release bearing
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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- F16D23/12—Mechanical clutch-actuating mechanisms arranged outside the clutch as such
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- F16D23/143—Arrangements or details for the connection between the release bearing and the diaphragm
- F16D23/144—With a disengaging thrust-ring distinct from the release bearing, and secured to the diaphragm
- F16D23/145—Arrangements for the connection between the thrust-ring and the diaphragm
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S192/00—Clutches and power-stop control
- Y10S192/01—Removable members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車等に使用される摩擦クラッチのレリーズ
ベアリング機構に関し、特にプルタイプ(引張り型式)
のダイヤフラムスプリングを採用したクラッチに使用さ
れるレリーズベアリング機構に関する。
ベアリング機構に関し、特にプルタイプ(引張り型式)
のダイヤフラムスプリングを採用したクラッチに使用さ
れるレリーズベアリング機構に関する。
(従来の技術)
衆知の如く、上記ダイヤフラムスプリングはプレッシャ
プレートをクラッチディスクの摩擦フェーシングに向け
て押すための部品である。そして上記プルタイプでは、
ダイヤフラムスプリングの内周部をレリーズベアリング
機構によりクラッチディスクから離れる方向(軸方向外
向き)に引張ると、クラッチが遮断されるようになって
いる。
プレートをクラッチディスクの摩擦フェーシングに向け
て押すための部品である。そして上記プルタイプでは、
ダイヤフラムスプリングの内周部をレリーズベアリング
機構によりクラッチディスクから離れる方向(軸方向外
向き)に引張ると、クラッチが遮断されるようになって
いる。
このようなプルタイプのクラッチに使用されるレリーズ
ベアリング機構では、特願昭59−197623号に記
載されている如く、ダイヤフラムスプリングの内周部に
筒状の連結部材を取付け、レリーズベアリングのインナ
ーレースの延長部を連結部の内周に嵌込み、スナップリ
ング状のリング部材により両者を連結している。
ベアリング機構では、特願昭59−197623号に記
載されている如く、ダイヤフラムスプリングの内周部に
筒状の連結部材を取付け、レリーズベアリングのインナ
ーレースの延長部を連結部の内周に嵌込み、スナップリ
ング状のリング部材により両者を連結している。
(発明が解決しようとする問題点)
上記構造によると、リング部材を着脱することにより、
レリーズベアリングと連結部の分解及び組立てを容易に
行うことができる。
レリーズベアリングと連結部の分解及び組立てを容易に
行うことができる。
ところがこの構造では、リング部材だけで連結部材とイ
ンナーレースを連結しているので、クラッチ操作時にリ
ング部材に大きい力が加わる。しかも組立て状態におい
て、リング部材をインナーレースに隙間のない状態で嵌
めることができないので、リング部材がインナーレース
や連結部材に対して偏心することがあり、その状態でク
ラッチ遮断動作を行うと、リング部材に局部的に無理な
力が加わり、リング部材が破損する恐れがある。
ンナーレースを連結しているので、クラッチ操作時にリ
ング部材に大きい力が加わる。しかも組立て状態におい
て、リング部材をインナーレースに隙間のない状態で嵌
めることができないので、リング部材がインナーレース
や連結部材に対して偏心することがあり、その状態でク
ラッチ遮断動作を行うと、リング部材に局部的に無理な
力が加わり、リング部材が破損する恐れがある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題を解決するために、本発明は、軸方向外向きの
操作力を及ぼす操作機構をレリーズベアリングに連結し
、レリーズベアリングのインナーレースに軸方向内側へ
延びる筒状延長部を設け、該筒状延長部の周囲に筒状の
ウェッジカラーを設け、ウェッジカラーの周囲にレバー
プレートを所定の軸方向区間だけウェッジカラーに対し
て移動可能な状態で設け、ウェッジカラーの軸方向外側
= 6− の部分とレバープレートの軸方向内側の部分にダイヤフ
ラムスプリング内周部の軸方向両側に位置する外向き突
部を設け、連結部材によりレバープレートをダイヤフラ
ムスプリングに対して軸方向移動不能に連結し、上記筒
状延長部の外周に溝を設け、ウェッジカラーに上記溝に
軸方向移動不能に嵌合する嵌合部と、レバープレートに
対して軸方向内側から係合する係合部とを設け、ウェッ
ジカラーに半径方向に弾性変形できる弾性変形部を設け
、該弾性変形部の半径方向外向きの弾性変形により上記
嵌合部が非嵌合位置まで移動するようにし、レバープレ
ートが、上記軸方向区間の軸方向内側の位置においてウ
ェッジカラーの半径方向外向きの変形を阻止し、軸方向
外側の位置においてウェッジカラーの半径方向外向きの
変形を許容するように構成し、ウェッジカラーと上記筒
状延長部との間にスリップカラーを設け、上記溝に嵌合
部が嵌合した状態においてその嵌合位置よりも軸方向外
側に上記スリップカラーを位置させ、上記弾性変形部が
半径方向外向きに変形した状態において上記嵌合部がス
リップカラーの外周まで移動できるようにし、上記嵌合
部がスリップカラーに嵌合した状態において、スリップ
カラーが上記溝を覆う位置まで上記筒状延長部に対して
相対的に移動できるようにしたことを特徴としている。
操作力を及ぼす操作機構をレリーズベアリングに連結し
、レリーズベアリングのインナーレースに軸方向内側へ
延びる筒状延長部を設け、該筒状延長部の周囲に筒状の
ウェッジカラーを設け、ウェッジカラーの周囲にレバー
プレートを所定の軸方向区間だけウェッジカラーに対し
て移動可能な状態で設け、ウェッジカラーの軸方向外側
= 6− の部分とレバープレートの軸方向内側の部分にダイヤフ
ラムスプリング内周部の軸方向両側に位置する外向き突
部を設け、連結部材によりレバープレートをダイヤフラ
ムスプリングに対して軸方向移動不能に連結し、上記筒
状延長部の外周に溝を設け、ウェッジカラーに上記溝に
軸方向移動不能に嵌合する嵌合部と、レバープレートに
対して軸方向内側から係合する係合部とを設け、ウェッ
ジカラーに半径方向に弾性変形できる弾性変形部を設け
、該弾性変形部の半径方向外向きの弾性変形により上記
嵌合部が非嵌合位置まで移動するようにし、レバープレ
ートが、上記軸方向区間の軸方向内側の位置においてウ
ェッジカラーの半径方向外向きの変形を阻止し、軸方向
外側の位置においてウェッジカラーの半径方向外向きの
変形を許容するように構成し、ウェッジカラーと上記筒
状延長部との間にスリップカラーを設け、上記溝に嵌合
部が嵌合した状態においてその嵌合位置よりも軸方向外
側に上記スリップカラーを位置させ、上記弾性変形部が
半径方向外向きに変形した状態において上記嵌合部がス
リップカラーの外周まで移動できるようにし、上記嵌合
部がスリップカラーに嵌合した状態において、スリップ
カラーが上記溝を覆う位置まで上記筒状延長部に対して
相対的に移動できるようにしたことを特徴としている。
(作用)
上記構成によると、クラッチ遮断操作時に操作機構によ
りレリーズベアリングが軸方向外側へ移動させられると
、ウェッジカラー及びレバープレートも同方向に移動し
、それによりダイヤフラムスプリングの内周部が軸方向
に移動させられる。
りレリーズベアリングが軸方向外側へ移動させられると
、ウェッジカラー及びレバープレートも同方向に移動し
、それによりダイヤフラムスプリングの内周部が軸方向
に移動させられる。
上記機構を組立てる場合には、ウェッジカラーの半径方
向内向きの変形が許容される状態で、すなわちウェッジ
カラーをインナーレース延長部に嵌合させる前に、ウェ
ッジカラーをレバープレートに係合させる。次に、ウェ
ッジカラーをレバープレートに対して軸方向内側の位置
へ相対的に移動させ、この状態でウェッジカラーをイン
ナーレースに嵌合する。
向内向きの変形が許容される状態で、すなわちウェッジ
カラーをインナーレース延長部に嵌合させる前に、ウェ
ッジカラーをレバープレートに係合させる。次に、ウェ
ッジカラーをレバープレートに対して軸方向内側の位置
へ相対的に移動させ、この状態でウェッジカラーをイン
ナーレースに嵌合する。
分解作業は、上記組立作業とは基本的に逆の手順で行う
。分解作業では、レリーズベアリングを軸方向内方へ押
す。これによりウェッジカラーがレバ−プレートに対し
て軸方向内方へ移動するとともに、スリップカラーがウ
ェッジカラーを押し拡げた状態で嵌合部の内周へ入り込
む。次にレリーズベアリングを軸方向外向きに引き抜く
。そうすると、スリップカラーが筒状延長部の溝を覆う
位置まで移動する。従ってウェッジカラーは溝と嵌合せ
ずに筒状延長部から外れる。
。分解作業では、レリーズベアリングを軸方向内方へ押
す。これによりウェッジカラーがレバ−プレートに対し
て軸方向内方へ移動するとともに、スリップカラーがウ
ェッジカラーを押し拡げた状態で嵌合部の内周へ入り込
む。次にレリーズベアリングを軸方向外向きに引き抜く
。そうすると、スリップカラーが筒状延長部の溝を覆う
位置まで移動する。従ってウェッジカラーは溝と嵌合せ
ずに筒状延長部から外れる。
(実施例)
第2図に示す実施例のクラッチでは、クラッチ出力軸1
に連結するクラッチディスク2の外周の摩擦フェーシン
グ3をプレッシャプレート4によりフライホイール5に
押付けることにより、クラッチが接続するようになって
いる。プレッシャプレート4の背面側には環状のダイヤ
フラムスプリング7が設けてあり、ダイヤフラムスプリ
ング7がプレッシャプレート4を摩擦フェーシング3側
へ押す。ダイヤフラムスプリング7は外周寄りの部分が
プレッシャプレート4に連結され、外周部背面がフライ
ホイール5に固定したクラッチカバー8の支点部9によ
り支持されている。ダイヤフラムスプリング7は半径方
向中間部及び内周部に放射状のスリット10を備え、内
周部がレリーズベアリング機構11に連結している。レ
リーズベアリング機構11は出力軸1の周囲に設けたス
リーブ12の外周に摺動自在に嵌合しており、レリーズ
ヨークレバー13(操作機構)に連結している。レバT
13はクラッチハウジング14に支持されており、図示
されていないクラッチペダルに連結している。クラッチ
ハウジング14は、フライホイール5と反対側の端部が
、トランスミッションハウジング15に固定されている
。
に連結するクラッチディスク2の外周の摩擦フェーシン
グ3をプレッシャプレート4によりフライホイール5に
押付けることにより、クラッチが接続するようになって
いる。プレッシャプレート4の背面側には環状のダイヤ
フラムスプリング7が設けてあり、ダイヤフラムスプリ
ング7がプレッシャプレート4を摩擦フェーシング3側
へ押す。ダイヤフラムスプリング7は外周寄りの部分が
プレッシャプレート4に連結され、外周部背面がフライ
ホイール5に固定したクラッチカバー8の支点部9によ
り支持されている。ダイヤフラムスプリング7は半径方
向中間部及び内周部に放射状のスリット10を備え、内
周部がレリーズベアリング機構11に連結している。レ
リーズベアリング機構11は出力軸1の周囲に設けたス
リーブ12の外周に摺動自在に嵌合しており、レリーズ
ヨークレバー13(操作機構)に連結している。レバT
13はクラッチハウジング14に支持されており、図示
されていないクラッチペダルに連結している。クラッチ
ハウジング14は、フライホイール5と反対側の端部が
、トランスミッションハウジング15に固定されている
。
上記レバー13は、クラッチペダルを踏込むことにより
、レリーズベアリング機構11を矢印Aの如く、軸方向
外側へ移動させ、それによりレリーズベアリング機構1
1がダイヤフラムスプリング7の内周部を同方向に引張
ってクラッチが遮断されるようになっている。
、レリーズベアリング機構11を矢印Aの如く、軸方向
外側へ移動させ、それによりレリーズベアリング機構1
1がダイヤフラムスプリング7の内周部を同方向に引張
ってクラッチが遮断されるようになっている。
上記レリーズベアリング機構11はベアリング20(ベ
アリング本体)とウェッジカラー21、レバープレート
22等を備えている。詳細に後述する如く、組立て段階
では、ウェッジカラー21とレバープレート22はあら
かじめダイヤフラムスプリング7に組付けられ、ダイヤ
フラムスプリング7やクラッチカバー8と共にフライホ
イール側の組立体を構成する。又ベアリング20はスリ
ーブ12やレバー13とともにクラッチハウジング14
に組付けられ、クラッチハウジング14と共にトランス
ミッション側の組立体を構成する。
アリング本体)とウェッジカラー21、レバープレート
22等を備えている。詳細に後述する如く、組立て段階
では、ウェッジカラー21とレバープレート22はあら
かじめダイヤフラムスプリング7に組付けられ、ダイヤ
フラムスプリング7やクラッチカバー8と共にフライホ
イール側の組立体を構成する。又ベアリング20はスリ
ーブ12やレバー13とともにクラッチハウジング14
に組付けられ、クラッチハウジング14と共にトランス
ミッション側の組立体を構成する。
これらの組立体は、個々に組立てられた後に、図示の如
く、同君の位置関係で接合固定される。
く、同君の位置関係で接合固定される。
第1図の如く、ベアリング20はダイヤフラムスプリン
グ7の内周部に対して軸方向外側(矢印A方向)に位置
している。ベアリング20のインナーレース23は軸方
向内方に延長された筒状延長部24を一体に備えている
。延長部24はダイヤフラムスプリング7の内周縁の半
径方向内側に位置しており、外周面がウェッジカラー2
1に嵌合している。ウェッジカラー21は筒状の部材で
、軸方向外側の端部に外向きフランジ25を一体に備え
ている。前記レバープレート22はウェッジカラー21
の筒状外周面に嵌合しており、軸方向内側の端部に外向
きフランジ26を備えている。
グ7の内周部に対して軸方向外側(矢印A方向)に位置
している。ベアリング20のインナーレース23は軸方
向内方に延長された筒状延長部24を一体に備えている
。延長部24はダイヤフラムスプリング7の内周縁の半
径方向内側に位置しており、外周面がウェッジカラー2
1に嵌合している。ウェッジカラー21は筒状の部材で
、軸方向外側の端部に外向きフランジ25を一体に備え
ている。前記レバープレート22はウェッジカラー21
の筒状外周面に嵌合しており、軸方向内側の端部に外向
きフランジ26を備えている。
上記フランジ25.26はダイヤフラムスプリング7に
対して軸方向外側及び内側にそれぞれ位置している。
対して軸方向外側及び内側にそれぞれ位置している。
上記フランジ26はサポートプレート27によりダイヤ
フラムスプリング7に対して軸方向移動不能に連結され
ている。サポートプレート27は環状本体28の外周の
複数箇所に折曲げ突起29を一体に設けて構成されてい
る。環状本体28はダイヤフラムスプリング7の内周部
の軸方向外側の面に当接している。突起29はダイヤフ
ラムスプリング7のスリット10を通ってフランジ26
の外周まで延びており、先端部が折曲げられてフランジ
26の軸方向内側の面に係合している。
フラムスプリング7に対して軸方向移動不能に連結され
ている。サポートプレート27は環状本体28の外周の
複数箇所に折曲げ突起29を一体に設けて構成されてい
る。環状本体28はダイヤフラムスプリング7の内周部
の軸方向外側の面に当接している。突起29はダイヤフ
ラムスプリング7のスリット10を通ってフランジ26
の外周まで延びており、先端部が折曲げられてフランジ
26の軸方向内側の面に係合している。
上記フランジ25と環状本体28の間には、第1図の組
立て状態において軸方向の隙間が形成されている。この
構造により、ウェッジカラー21はレバープレート22
に対して所定の区間だけ軸方向に移動できる。
立て状態において軸方向の隙間が形成されている。この
構造により、ウェッジカラー21はレバープレート22
に対して所定の区間だけ軸方向に移動できる。
前記延長部24の先端部外周面には概ねV形断面の溝3
5が設けである。ウェッジカラー21には溝35に嵌合
する嵌合部36が設けである。嵌合部36は半径方向内
方へ突出した概ねV形断面の折曲げ部分により形成され
ており、ウェッジカラー21の全周にわたって環状に形
成されている。
5が設けである。ウェッジカラー21には溝35に嵌合
する嵌合部36が設けである。嵌合部36は半径方向内
方へ突出した概ねV形断面の折曲げ部分により形成され
ており、ウェッジカラー21の全周にわたって環状に形
成されている。
上記嵌合部36の外周面は環状溝を形成しており、その
溝にスナップリング37が装着されている。ウェッジカ
ラー21の先端部38はスナップリング37に対して軸
方向内側に突出しており、テーパ状に拡開している。こ
れによりスナップリング37がウェッジカラー21から
軸方向内側に脱落することが防止されている。又レバー
プレート22にはスナップリング37に軸方向外側から
係合する環状段部39が設けである。
溝にスナップリング37が装着されている。ウェッジカ
ラー21の先端部38はスナップリング37に対して軸
方向内側に突出しており、テーパ状に拡開している。こ
れによりスナップリング37がウェッジカラー21から
軸方向内側に脱落することが防止されている。又レバー
プレート22にはスナップリング37に軸方向外側から
係合する環状段部39が設けである。
前記レバープレート22は先端部38に隣接する端部内
周にテーパ状案内面40を備えている。
周にテーパ状案内面40を備えている。
第1図の作動状態において、案内面40は先端部−13
= 38の外周面に係合している。
= 38の外周面に係合している。
ウェッジカラー21には複数のスリット44(1個のみ
図示)が円周方向に間隔を隔てて設けである。スリット
44はレバープレート22の軸方向内側の縁から中間部
まで延びている。これによりウェッジカラー21を弾性
的に変形させ、嵌合部36や先端部38を容易に半径方
向外向き及び内向きに移動させることができる。
図示)が円周方向に間隔を隔てて設けである。スリット
44はレバープレート22の軸方向内側の縁から中間部
まで延びている。これによりウェッジカラー21を弾性
的に変形させ、嵌合部36や先端部38を容易に半径方
向外向き及び内向きに移動させることができる。
第1図の状態では、インナーレース延長部24の先端部
がウェッジカラー21に嵌合しており、それにより先端
部38が半径方向内方へ移動すること、すなわちレバー
プレート22から外れることを防止している。又レバー
プレート22がスナップリング37や嵌合部36の外周
部に嵌合していることにより、嵌合部36が半径方向外
方へ変形すること、すなわち溝35から外れることが防
止されている。従ってレバー13(第2図)でベアリン
グ20を軸方向に移動させることにより、ウェッジカラ
ー21とレバープレート22が同方向に移動してダイヤ
フラムスプリング7の内周部を移動させ、クラッチの接
続遮断状態が制御される。
がウェッジカラー21に嵌合しており、それにより先端
部38が半径方向内方へ移動すること、すなわちレバー
プレート22から外れることを防止している。又レバー
プレート22がスナップリング37や嵌合部36の外周
部に嵌合していることにより、嵌合部36が半径方向外
方へ変形すること、すなわち溝35から外れることが防
止されている。従ってレバー13(第2図)でベアリン
グ20を軸方向に移動させることにより、ウェッジカラ
ー21とレバープレート22が同方向に移動してダイヤ
フラムスプリング7の内周部を移動させ、クラッチの接
続遮断状態が制御される。
更に本発明では、ウェッジカラー21と延長部24との
間にスリップカラー50が設けである。
間にスリップカラー50が設けである。
スリップカラー50はその筒状壁部の1箇所に軸方向に
延びるスリット51を有しており、半径方向内方及び外
方へ弾性的に変形できるようになっている。第1図の組
立状態において、スリップカラー50は嵌合部36に対
して軸方向外側に隣接している。延長部24のスリップ
カラー50が嵌合する部分は、スリップカラー50より
も軸方向外側の部分と比べ、小径となっており、画部分
の間に段部52が形成されている。第1図の状態では、
スリップカラー50の端部が段部52に当接又は隣接し
ている。延長部24の段部52よりも軸方向外側の部分
の外径はスリップカラー50の外径と概ね同じである。
延びるスリット51を有しており、半径方向内方及び外
方へ弾性的に変形できるようになっている。第1図の組
立状態において、スリップカラー50は嵌合部36に対
して軸方向外側に隣接している。延長部24のスリップ
カラー50が嵌合する部分は、スリップカラー50より
も軸方向外側の部分と比べ、小径となっており、画部分
の間に段部52が形成されている。第1図の状態では、
スリップカラー50の端部が段部52に当接又は隣接し
ている。延長部24の段部52よりも軸方向外側の部分
の外径はスリップカラー50の外径と概ね同じである。
分解作業は次のように行う。まず第2図のレバー13を
通常の(クラッチ操作時の)動作範囲よりも大きく移動
させ、ベアリング20をダイヤフラムスプリング7に対
して軸方向内側へ押す。これによりウェッジカラー21
はベアリング20とともに第3図に示す位置まで移動す
る。第3図の状態では、レバープレート22はウェッジ
カラー21に対して軸方向外側へ最大限に移動しており
、案内面40やその近傍の部分は先端部38及びスナッ
プリング37よりも軸方向外側の位置、すなわち嵌合部
36の半径方向外方への変形を阻止しない位置を占めて
いる。
通常の(クラッチ操作時の)動作範囲よりも大きく移動
させ、ベアリング20をダイヤフラムスプリング7に対
して軸方向内側へ押す。これによりウェッジカラー21
はベアリング20とともに第3図に示す位置まで移動す
る。第3図の状態では、レバープレート22はウェッジ
カラー21に対して軸方向外側へ最大限に移動しており
、案内面40やその近傍の部分は先端部38及びスナッ
プリング37よりも軸方向外側の位置、すなわち嵌合部
36の半径方向外方への変形を阻止しない位置を占めて
いる。
この状態から更にベアリング20を同方向に押す。そう
すると嵌合部36が溝35の傾斜内面及びスリップカラ
ー50の先端部を乗り越えて、第4図の如く、スリップ
カラー50の外周面と嵌合する。
すると嵌合部36が溝35の傾斜内面及びスリップカラ
ー50の先端部を乗り越えて、第4図の如く、スリップ
カラー50の外周面と嵌合する。
次に延長部24をウェッジカラー21から引き抜く。こ
の引き抜き作業はエンジン本体からトランスミッション
を外すことにより自動的に行われる。上記引き抜きを行
うと、スリップカラー50がウェッジカラー21の内周
に係合した状態で溝35を覆う位置まで延長部24に対
して軸方向内 16一 方へ移動する。従って第5図の如く、嵌合部36は溝3
5に嵌合することなく、延長部24から軸方向内方へ外
れる。
の引き抜き作業はエンジン本体からトランスミッション
を外すことにより自動的に行われる。上記引き抜きを行
うと、スリップカラー50がウェッジカラー21の内周
に係合した状態で溝35を覆う位置まで延長部24に対
して軸方向内 16一 方へ移動する。従って第5図の如く、嵌合部36は溝3
5に嵌合することなく、延長部24から軸方向内方へ外
れる。
上述の如くスリップカラー50をウェッジカラー21と
共に移動させるための手段としては様々な構造を採用す
ることができ、例えば、第4図の状態において、スリッ
プカラー50と延長部24との間に僅かな隙間が形成さ
れるように構成することもできる。又第4図の状態にお
いて、スリップカラー50と延長部24とを接触させる
場合には、各接触面の粗さなどを適当に設定し、スリッ
プカラー50と延長部24との摩擦力をスリップカラー
50とウェッジカラー21との摩擦力よりも大きく設定
することもできる。更に第4図の状態において嵌合部3
6が食い込む浅い凹部をスリップカラー50の外周面に
設けることもできる。
共に移動させるための手段としては様々な構造を採用す
ることができ、例えば、第4図の状態において、スリッ
プカラー50と延長部24との間に僅かな隙間が形成さ
れるように構成することもできる。又第4図の状態にお
いて、スリップカラー50と延長部24とを接触させる
場合には、各接触面の粗さなどを適当に設定し、スリッ
プカラー50と延長部24との摩擦力をスリップカラー
50とウェッジカラー21との摩擦力よりも大きく設定
することもできる。更に第4図の状態において嵌合部3
6が食い込む浅い凹部をスリップカラー50の外周面に
設けることもできる。
次にウェッジカラー21とレバープレート22の分解を
行う場合、レバープレート22に対してウェッジカラー
21を軸方向外側に引張る。この状態ではインナーレー
ス23がウェッジカラー21に嵌合していないので、先
端部38やスナップリング37は半径方向内方へ変形で
きる。従ってウェッジカラー21を引張ると、案内面4
0に案内されながら先端部38やスナップリング37は
半径方向内方へ移動し、ウェッジカラー21はレバープ
レート22から外れる。
行う場合、レバープレート22に対してウェッジカラー
21を軸方向外側に引張る。この状態ではインナーレー
ス23がウェッジカラー21に嵌合していないので、先
端部38やスナップリング37は半径方向内方へ変形で
きる。従ってウェッジカラー21を引張ると、案内面4
0に案内されながら先端部38やスナップリング37は
半径方向内方へ移動し、ウェッジカラー21はレバープ
レート22から外れる。
組立て作業は上記分解作業とは逆の手順で行う。
すなわち、ウェッジカラー21をインナーレース23に
装着する前は、ウェッジカラー21をレバープレート2
2に係合させる。その場合、まず第5図の先端部38の
先端縁がプレート22の先端内周部に当接して半径方向
内方へ変形するが、その変形を容易に行うために、プレ
ート22の先端内周部にはテーパ状案内面42(第5図
)が設けである。次に延長部24をウェッジカラー21
に嵌込む。この作業では、まず延長部24の先端部が嵌
合部36に当接して嵌合部36を半径方向外方へ変形さ
せるが、その変形を容易に行うために、延長部24の先
端部外周面にはテーパ状案内面43が形成されている。
装着する前は、ウェッジカラー21をレバープレート2
2に係合させる。その場合、まず第5図の先端部38の
先端縁がプレート22の先端内周部に当接して半径方向
内方へ変形するが、その変形を容易に行うために、プレ
ート22の先端内周部にはテーパ状案内面42(第5図
)が設けである。次に延長部24をウェッジカラー21
に嵌込む。この作業では、まず延長部24の先端部が嵌
合部36に当接して嵌合部36を半径方向外方へ変形さ
せるが、その変形を容易に行うために、延長部24の先
端部外周面にはテーパ状案内面43が形成されている。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によると、レリーズベアリン
グ20のインナーレース23にウェッジカラー21を嵌
合し、ウェッジカラー21をレバープレート22に係合
させてダイヤフラムスプリング7に連結し、しかもレバ
ープレート22及びインナーレース23に対するウェッ
ジカラー21の係合部や嵌合部をそれぞれインナーレー
ス23及びレバープレート22により反対側から支持し
たので、係合状態及び嵌合状態を安定させ、従来のよう
に半径方向位置の不安定な1本のリングにより連結を行
う場合に比べ、連結強度を高めることができる。
グ20のインナーレース23にウェッジカラー21を嵌
合し、ウェッジカラー21をレバープレート22に係合
させてダイヤフラムスプリング7に連結し、しかもレバ
ープレート22及びインナーレース23に対するウェッ
ジカラー21の係合部や嵌合部をそれぞれインナーレー
ス23及びレバープレート22により反対側から支持し
たので、係合状態及び嵌合状態を安定させ、従来のよう
に半径方向位置の不安定な1本のリングにより連結を行
う場合に比べ、連結強度を高めることができる。
しかもベアリング20、ウェッジカラー21、レバープ
レート22を相対的に軸方向に移動させて分解組立てを
行うことができるので、分解及び組立て作業を簡単化で
きる。
レート22を相対的に軸方向に移動させて分解組立てを
行うことができるので、分解及び組立て作業を簡単化で
きる。
特に本発明では、分解作業において嵌合部36が溝35
に嵌まることをスリップカラー50で防止するようにし
たので、組立作業時だけではなく、分解作業時にもベア
リング20をトランスミッションから外す必要がない。
に嵌まることをスリップカラー50で防止するようにし
たので、組立作業時だけではなく、分解作業時にもベア
リング20をトランスミッションから外す必要がない。
従って、分解組立作業を特に簡単にできるとともに、構
造の簡単化(特に強度上無理のない構造)を実現できる
。更に、ベアリング20をウェッジカラー21等に共に
スプリング7に組み付けた状態でトランスミッションを
外すと、その作業時に出力軸1の外周スプラインがベア
リング機構19の内周部に当たって損傷される恐れがあ
るが、本発明ではその様な問題も防止できる。
造の簡単化(特に強度上無理のない構造)を実現できる
。更に、ベアリング20をウェッジカラー21等に共に
スプリング7に組み付けた状態でトランスミッションを
外すと、その作業時に出力軸1の外周スプラインがベア
リング機構19の内周部に当たって損傷される恐れがあ
るが、本発明ではその様な問題も防止できる。
第1図は実施例の断面部分略図、第2図は第1図の実施
例を採用したクラッチの断面部分図、第3図〜第5図は
第1図の実施例を分解途中のそれぞれ異なる状態で示す
断面部分略図である。7・・・ダイヤフラムスプリング
、13・・・レリーズヨークレバー(操作機構)、20
・・・レリーズベアリング、21・・・ウェッジカラー
、22・・・レバープレート、23・・・インナーレー
ス、24・・・筒状延長部、25.26・・・フランジ
(外向き突部)、27・・・サポートプレート、36・
・・嵌合部、37.38・・・スナップリングと先端部
(係合部)、50・・・スリップカラ特許出願人 株式
会社 大金製作所 18開昭63−145827(7ン 手続補正型(自発) 昭和62年1月21日
例を採用したクラッチの断面部分図、第3図〜第5図は
第1図の実施例を分解途中のそれぞれ異なる状態で示す
断面部分略図である。7・・・ダイヤフラムスプリング
、13・・・レリーズヨークレバー(操作機構)、20
・・・レリーズベアリング、21・・・ウェッジカラー
、22・・・レバープレート、23・・・インナーレー
ス、24・・・筒状延長部、25.26・・・フランジ
(外向き突部)、27・・・サポートプレート、36・
・・嵌合部、37.38・・・スナップリングと先端部
(係合部)、50・・・スリップカラ特許出願人 株式
会社 大金製作所 18開昭63−145827(7ン 手続補正型(自発) 昭和62年1月21日
Claims (3)
- (1)軸方向外向きの操作力を及ぼす操作機構をレリー
ズベアリングに連結し、レリーズベアリングのインナー
レースに軸方向内側へ延びる筒状延長部を設け、該筒状
延長部の周囲に筒状のウェッジカラーを設け、ウェッジ
カラーの周囲にレバープレートを所定の軸方向区間だけ
ウェッジカラーに対して移動可能な状態で設け、ウェッ
ジカラーの軸方向外側の部分とレバープレートの軸方向
内側の部分にダイヤフラムスプリング内周部の軸方向両
側に位置する外向き突部を設け、連結部材によりレバー
プレートをダイヤフラムスプリングに対して軸方向移動
不能に連結し、上記筒状延長部の外周に溝を設け、ウェ
ッジカラーに上記溝に軸方向移動不能に嵌合する嵌合部
と、レバープレートに対して軸方向内側から係合する係
合部とを設け、ウェッジカラーに半径方向に弾性変形で
きる弾性変形部を設け、該弾性変形部の半径方向外向き
の弾性変形により上記嵌合部が非嵌合位置まで移動する
ようにし、レバープレートが、上記軸方向区間の軸方向
内側の位置においてウェッジカラーの半径方向外向きの
変形を阻止し、軸方向外側の位置においてウェッジカラ
ーの半径方向外向きの変形を許容するように構成し、ウ
ェッジカラーと上記筒状延長部との間にスリップカラー
を設け、上記溝に嵌合部が嵌合した状態においてその嵌
合位置よりも軸方向外側に上記スリップカラーを位置さ
せ、上記弾性変形部が半径方向外向きに変形した状態に
おいて上記嵌合部がスリップカラーの外周まで移動でき
るようにし、上記嵌合部がスリップカラーに嵌合した状
態において、スリップカラーが上記溝を覆う位置まで上
記筒状延長部に対して相対的に移動できるようにしたこ
とを特徴とするクラッチのレリーズベアリング機構。 - (2)軸方向外向きの操作力を及ぼす操作機構をレリー
ズベアリングに連結し、レリーズベアリングのインナー
レースに軸方向内側へ延びる筒状延長部を設け、該筒状
延長部の周囲に筒状のウェッジカラーを設け、ウェッジ
カラーの周囲にレバープレートを所定の軸方向区間だけ
ウェッジカラーに対して移動可能な状態で設け、ウェッ
ジカラーの軸方向外側の部分とレバープレートの軸方向
内側の部分にダイヤフラムスプリング内周部の軸方向両
側に位置する外向き突部を設け、連結部材によりレバー
プレートをダイヤフラムスプリングに対して軸方向移動
不能に連結し、上記筒状延長部の外周に溝を設け、ウェ
ッジカラーに上記溝に軸方向移動不能に嵌合する嵌合部
と、レバープレートに対して軸方向内側から係合する係
合部とを設け、ウェッジカラーに半径方向に弾性変形で
きる弾性変形部を設け、該弾性変形部の半径方向外向き
の弾性変形により上記嵌合部が非嵌合位置まで移動する
ようにし、レバープレートが、上記軸方向区間の軸方向
内側の位置においてウェッジカラーの半径方向外向きの
変形を阻止し、軸方向外側の位置においてウェッジカラ
ーの半径方向外向きの変形を許容するように構成し、ウ
ェッジカラーと上記筒状延長部との間の所定位置にスリ
ップカラーを設け、上記溝に嵌合部が嵌合した状態にお
いてその嵌合位置よりも軸方向外側に上記スリップカラ
ーを位置させ、上記弾性変形部が半径方向外向きに変形
した状態において上記嵌合部がスリップカラーの外周ま
で移動できるようにし、スリップカラーを上記所定位置
から上記筒状延長部に対して軸方向外方へ移動すること
を阻止するストッパ手段を設け、上記嵌合部がスリップ
カラーに嵌合した状態において、スリップカラーが上記
筒状延長部に対して軸方向内方へ移動することを許容す
る移動許容手段を設けたことを特徴とするクラッチのレ
リーズベアリング機構。 - (3)上記移動許容手段としてスリップカラーと筒状延
長部との間に隙間を設けた特許請求の範囲第2項に記載
のレリーズベアリング機構。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61292122A JPS63145827A (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | クラツチのレリ−ズベアリング機構 |
PCT/JP1987/000926 WO1988004374A1 (en) | 1986-12-08 | 1987-11-27 | Release bearing mechanism for clutches |
US07/251,649 US4967891A (en) | 1986-12-08 | 1987-11-27 | Release mechanism of a clutch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61292122A JPS63145827A (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | クラツチのレリ−ズベアリング機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145827A true JPS63145827A (ja) | 1988-06-17 |
JPH0459492B2 JPH0459492B2 (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=17777827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61292122A Granted JPS63145827A (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | クラツチのレリ−ズベアリング機構 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4967891A (ja) |
JP (1) | JPS63145827A (ja) |
WO (1) | WO1988004374A1 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2633355B1 (fr) * | 1988-06-23 | 1992-12-24 | Valeo | Procede pour la realisation d'un montage propre a l'assujettissement d'une piece d'accostage a un diaphragme, et montage correspondant, notamment pour vehicule automobile |
FR2633354B1 (fr) * | 1988-06-23 | 1993-04-09 | Valeo | Montage pour l'assujettissement d'une piece d'accostage a un diaphragme, notamment pour vehicule automobile |
FR2648201B1 (fr) * | 1989-06-07 | 1993-12-10 | Valeo | Ensemble d'accostage pour butee de debrayage, notamment pour vehicule automobile |
US5009300A (en) * | 1990-03-21 | 1991-04-23 | General Motors Corporation | Anti-rotation device for the release bearing of a manually operated clutch |
FR2667662B1 (fr) * | 1990-10-05 | 1995-04-28 | Valeo | Mecanisme d'embrayage, notamment pour vehicule automobile. |
JP3136641B2 (ja) * | 1991-04-09 | 2001-02-19 | 日本精工株式会社 | クラッチレリーズ用軸受ユニット |
KR930004649A (ko) * | 1991-08-17 | 1993-03-22 | 원본미기재 | 당김형태 마찰 클러치의 부정합체계 |
JP3380118B2 (ja) * | 1996-07-17 | 2003-02-24 | 株式会社エクセディ | ワイヤリング保持カラー及びそれを用いたプルタイプクラッチのレリーズ装置 |
US20070221466A1 (en) * | 2006-03-24 | 2007-09-27 | Daniel Levine | Clutch actuation method and apparatus |
DE102013217868A1 (de) * | 2012-10-01 | 2014-04-03 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Ausrücksystem |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5888229A (ja) * | 1981-11-13 | 1983-05-26 | オ−トモ−チブ・プロダクツ・ピ−エルシ− | クラツチ解放ベアリング組立体 |
GB2131515B (en) * | 1982-11-19 | 1986-09-03 | Automotive Products Plc | A friction clutch for a vehicle |
FR2544039B1 (ja) * | 1983-04-11 | 1986-06-27 | Valeo | |
FR2557234B1 (fr) * | 1983-12-27 | 1989-03-31 | Valeo | Montage de butee de debrayage, et butee de debrayage propre a un tel montage |
DE3666719D1 (en) * | 1985-06-10 | 1989-12-07 | Automotive Prod Plc | A friction clutch for a vehicle |
FR2588338B1 (fr) * | 1985-10-09 | 1990-03-30 | Valeo | Montage de butee de debrayage reversible a organe de decouplage sur la butee de debrayage, notamment pour vehicule automobile |
FR2588336B1 (fr) * | 1985-10-09 | 1990-01-26 | Fraymon Sa | Montage de butee de debrayage notamment pour vehicules automobiles |
FR2588337B1 (fr) * | 1985-10-09 | 1990-02-02 | Valeo | Montage de butee de debrayage reversible, notamment pour vehicule automobile |
JPS62246628A (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 | Daikin Mfg Co Ltd | クラツチのレリ−ズベアリング機構 |
-
1986
- 1986-12-08 JP JP61292122A patent/JPS63145827A/ja active Granted
-
1987
- 1987-11-27 US US07/251,649 patent/US4967891A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-11-27 WO PCT/JP1987/000926 patent/WO1988004374A1/ja unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4967891A (en) | 1990-11-06 |
JPH0459492B2 (ja) | 1992-09-22 |
WO1988004374A1 (en) | 1988-06-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |