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JPS63106382A - 送液ポンプ - Google Patents

送液ポンプ

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JPS63106382A
JPS63106382A JP14779287A JP14779287A JPS63106382A JP S63106382 A JPS63106382 A JP S63106382A JP 14779287 A JP14779287 A JP 14779287A JP 14779287 A JP14779287 A JP 14779287A JP S63106382 A JPS63106382 A JP S63106382A
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JP
Japan
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pump
pressure
liquid feeding
liquid
characteristic
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JP14779287A
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JP2556039B2 (ja
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Minoru Kono
穣 河野
Akinori Kiyofuji
章典 清藤
Akira Nakamoto
中本 晃
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液体クロマトグラフで移動相を送り出すためな
どに使用される送液ポンプに関し、特に小プランジヤ往
復動型の送液ポンプに関するものである。
(従来の技術) 従来の送液ポンプには流量をモニタする手段が設けられ
ていない、そのため正常な送液が行なわれているかどう
かは圧力をモニタすることによって行なうしか方法がな
い。
通常、送液ポンプには圧力の上限と下限を検出するリミ
ッタが設けられているが、このリミッタでは送液系のど
こかに詰り又は洩れがあるということが検出できる程度
である。
(発明が解決しようとする問題点) 送液ポンプの圧力波形の細かな変化をIllすることに
よって、送液ポンプに発生するさまざまな異常を検知す
ることができる。しかし、そのような圧力波形の観察を
常に行なうことは測定方法の点から実際的ではなく、ま
た、そのような圧力波形を見ても十分な経験と知識を持
ち合わせていないと判断できない場合がある。そして、
送液ポンプの送液動作に異常が発生すると分析などの測
定データの信頼性に問題が生じてくる。
本発明は送液ポンプの送液動作の異常を自動的に検出し
、操作者に警告を与えることによって分析データなどの
信頼性を増し、かつ、送液ポンプの保守を容易にするこ
とを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 第1図に本発明の構成を示す。
2は送液ポンプ本体、4は送液ポンプ本体2の吐出圧力
を測定する測定手段、6は測定手段4からの信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器、8はA/D変換器6
の出力を一定時間毎に又は1サイクル毎に取り込んで記
憶するメモリ、10はメモリ8の記憶内容からポンプ動
作特性を抽出する特性抽出部、12は送液ポンプ本体2
の正常動作条件を設定する設定部、14は特性抽出部1
0の出力と設定部12の設定条件とを比較し、抽出され
たポンプ動作特性が正常範囲にあるか否かを判断する比
較判断部、16は比較判断部14の判断結果を表示する
表示部である。
(実施例) 第2図は本発明の一実施例を表わす。
ポンプ本体2により移動相が供給される流路3には圧力
センサ18が設けられている。圧力センサ18の検出信
号は増幅器20で増幅された後、A/D変換器6によっ
てデジタル信号に変換され。
マイクロコンピュータ22に取り込まれる。圧力センサ
18と増幅器20は第1図中の測定手段4を構成する。
マイクロコンピュータ22には、CPU24゜測定デー
タを記憶するための第1図のメモリ8としての機能の他
に設定部12として設定条件を記憶するRAM25、動
作プログラムを格納しているROM26が設けられてい
る。RAM25、ROM26及びCPU24は互いにバ
ス28により接続されている。マイクロコンピュータ2
2は第1図中のメモリ8.特性抽出部10、設定部12
及び比較判断部14を構成し、送液ポンプの全体のタイ
ミングの制御や状態判断を行なう。30は動作を開始し
たり条件設定を行なうための操作部。
32はポンプ2を駆動するポンプ駆動部であり、いずれ
もインタフェース(図示略)を介してマイクロコンピュ
ータ22のバス28に接続されている。
次に、本実施例の具体的な適用例について説明する。
ポンプの動作が正常な場合には、その圧力波形が第3図
に示されるようなものであるとする。Cはポンプの1サ
イクルを表わしている。ポンプが吸引工程にあるときに
は圧力の落込みがみられる。
そこで第1の例としてはこのような圧力の落込み部分を
十分とらえられる程度に圧力値のサンプリング周期を1
サイクルよりも十分に短かくし、また、圧力測定の分解
能も十分なものとする。
そして、例えば逆止弁に動作不良がある場合、正常時と
同一の流速と圧力で運転したにも拘らず第4図に示され
るような圧力波形がみられる。
そこで、実際に得られた1周期の圧力波形について第5
図に示されるような脈動の大きさa、圧力がある値まで
復帰する時間すを測定し、正常範囲とする値と比較すれ
ばこのポンプが正常に動作しているかどうかをチェック
することができる。
そして、この測定を圧力の分解能、サンプリング周期と
もに十分な細かさで行なえば、第5図に示されるa、b
などの特性を正確に知ることができ、判定の確実さも大
きくなる。
この例では第2図で操作部30からRAM25にポンプ
の正常動作を示すパラメータaとbを記憶させておく。
第6図にこの例の動作の手順を示す。
CPU24はポンプ本体2のプランジャが初期位置にき
たときデータ採取を開始する。そしてこのデータ採取を
ある一定時間間隔で行ない、その度に測定した圧力値(
A/D変換されたもの)をRAM25の所定の位置に記
憶していく(ステップSL、S2)。ポンプ動作の1周
期分が完了したときにこのデータ採取も1周期分完了す
る(ステップS3)、このようにして、RAM25内に
ポンプ1周期分の圧力波形が取り込まれたことになる。
次に、その記憶された1周期分のデータから特性として
脈動の大きさaと復帰時間すを算出しくステップS4)
、設定された値a、bと比較する(ステップS5)、そ
の測定された特性が正常動作範囲内である場合には、再
び同様にしてデータを採取し、比較判断を進めていく(
ステップS6→S1)。
一方、設定値と比較した結果、特性値a、bが正常範囲
内でない場合には表示部に表示することによって操作者
にり告を与える(ステップS7)。
送液ポンプによって、発生しやすい異常の種類やその圧
力波形の現われ方は異なるが、それらは通常、再現可能
なものであり、それぞれに応じた判定をすればよく1本
発明は第3図や第4図で示されるような圧力波形以外の
ポンプに対しても全く同様に適用することが可能である
次に、他の適用例について説明する。
ポンプの動作に何らかの異常があった場合、連続した圧
力波形を調べることによって得られる情報もある0例え
ば、第8図に示されるような圧力波形はポンプヘッド内
に気泡が残っているときに観察される。したがって、メ
モリ内に取り込まれた波形について脈動が基準値よりも
大であり、がっ、それが徐々に減少しつつあれば、ポン
プヘッド内に気泡があると判断することができる。この
ようにコンピュータ部に動作させることにより操作者は
現在気泡があることを知り、その結果、気泡の自然な排
出を持つか、ポンプの流速を増加して排出を早めるとい
った行為をとることができる。
この例では、マイクロコンピュータ22はポンプ本体駆
動の制御を行なうと同時に、吐出圧力を測定し、ポンプ
動作の各工程について第7図に示されるような圧力の最
小値Cと最大値すをデータとして入力し、これらをある
期間1例えばポンプ動作の連続した100工程について
RAM25の所定の位置に記憶していく。
次に第9図によりこの適用例の動作を説明する。
ポンプ動作の各工程について圧力の最小値Cと最大値d
を採取し、それらを記憶していく(ステップSll、5
12)、そしてそのデータ採取を所定の工程数、例えば
100工程、につぃて行なった後(ステップ313)、
操作部3oから設定された条件に従ってその連続した波
形がどのようなポンプ動作の状態であるかを判定する(
ステップ514)。そしてその判定結果からポンプ動作
が正常である場合には、再びデータ採取を開始しくステ
ップS15→5ll)、同様の動作を繰り返す。一方、
判定結果からポンプ動作が異常である場合には、どのよ
うな異常であるかを表示しくステップ516)、再びデ
ータ採取を開始して同様の動作を緑り返していく(ステ
ップS16→5ll)。
このように、複数回の連続した工程についての波形から
ポンプ動作の異常を判断する場合、ポンプによって起り
うる異常やその圧力波形の表われ方は異なっている。し
かしこの場合も再現可能なものであり、他の異常につい
ても一般的に適用可能なものである。
次に、本発明をダブルプランジャ型ポンプに適用した例
を説明する。
ダブルプランジャ型のポンプは2つのプランジャの動き
を半周期ずらすことによって、脈動の少ない送液を実現
するものである。
第10図にダブルプランジャ型ポンプを示す。
2台のポンプヘッド2a、2bのそれぞれの出口が流路
3に接続され、ポンプヘッド2a、2bの入口側はそれ
ぞれリザーバに接続されている。
ポンプヘッド2aの入口側には入口側チェック弁34a
が設けられ、出口側には出口側チェック弁36aが設け
られ、ポンプヘッド2bの入口側には入口側チェック弁
34bが設けられ、出口側には出口側チェック弁36b
が設けられている。
これらのチェック弁34a、34b、36a、36bは
液がポンプヘッド2a、2bの入口側から出口側に向っ
て一方向にのみ流れるように作用している。
ポンプヘッド2aにはシール42aで液漏れが防止され
た状態でプランジャ40aが往復移動可能に設けられて
おり、ポンプヘッド2bにはシール42bで液漏れが防
止された状態でプランジャ40bが往復移動可能に設け
られている。プランジャ40aと40bが半周期ずれて
往復移動することにより送液動作を行なう。
このダブルプランジャ型ポンプは第2図のポンプ2と百
き換えて配置される。
第11図(A)はプランジャ40at 40bの移動速
度を表わしたものであり、上側は吐出側、下側は吸引側
である。44aはプランジャ40aについてのもの、4
4bはプランジャ40bについてのものである。
このダブルプランジャ型ポンプが正常に動作している場
合は、圧力センサ18(第2図参照)による吐出圧力の
検出波形は第11図(B)に示されるような波形を示す
ポンプの故障として頻度の高いものとしては、チェック
弁に傷がついたりゴミが付着したりして。
チェック弁が正常に機能を果さなくなるものがある。第
12図から第15図にはチェック弁の動作が不良の場合
の吐出圧力の検出波形を表わしている。
第12図はポンプヘッド2bの出口弁36bに傷がある
場合、第13図はポンプヘッド2aの入口弁34aに傷
がある場合、第14図はポンプヘッド2aの出口弁36
aに傷がある場合、第15図はポンプヘッド2bの入口
弁34bに傷がある場合をそれぞれ表わしている。すな
わち、第12図及び第13図に示されるようにポンプヘ
ッド2bの出口弁36b又はポンプヘッド2aの入口弁
34aに傷がある場合にはポンプヘッド2aの吐出区間
で圧力の大きな低下、っまり送液の欠落が表われ、第1
4図及び第15図に示されるようにポンプヘッド2aの
出口弁36a又はポンプヘッド2bの入口弁34bに傷
がある場合にはポンプヘッド2bの吐出区間で圧力の大
きな低下が表われる。
このような特徴のある圧力波形がwt察されたときにそ
の旨の表示を自動的に行なえば、使用者は何れかの弁の
補修が必要であると認識することができる。
この例の動作は第6図に示された手順と同様に行なうこ
とができる。ただし、ステップS4の特性抽出からステ
ップS5の設定値との比較においては次の内容の操作を
行なう。
第16図に吐出波形を示すが、A、Bは各ポンプヘッド
2a、2bの吐出期間における吐出の開始から脈動によ
り圧力が最低となる点までのプランジャの変位、又はプ
ランジャを駆動するカムの回転角である。プランジャの
変位等に代えて時間を測定してもよい、ポンプヘッド2
a、2bが正常な場合にはAとBはほぼ等しい、しかし
第12図から第15図に示されるような異常が発生する
と、例えば第17図のようにAが大きくなり、Bがほぼ
0となる。従って、A>>Bであればポンプヘッド2a
の吐出期間で圧力低下が起っており。
A<<Bであればポンプヘッド2bの吐出期間で圧力低
下が起っていると判断することができる。
そこで、その内容を表示して警告するようにすればよい
。そして、A>>Bのときはポンプヘッド2bの出口弁
36b又はポンプヘッド2aの入口弁34aを補修し、
A<<Bのときはポンプヘッド2aの出口弁36a又は
ポンプヘッド2bの入口弁34bを補修すればよい。
さらに、第12図と第13図の圧力波形の区別をつける
ようにすれば、ポンプヘッド2bの出口弁36bとポン
プヘッド2aの入口弁34aのいずれが異常であるかを
表示することができる。第14図と第15図の波形の区
別についても同様である。この区別を行なうためには、
第17図のAとBの大小関係の比較だけではなく、圧力
の低下のときの傾きを検出し、その傾きが急激な場合に
は出口弁に異常があり、その傾きが緩やかな場合には入
口弁に異常があると判断し、その旨を表示するようにす
ればよい。
(発明の効果) 本発明によればポンプの動作の異常を自動的に検出し警
告することができるので、従来の単純な圧力の上限リミ
ッタや下限リミッタでは判断することのできなかった異
常を知ることができ、目的とする分析データなどの信頼
性が向上する。
また、圧力波形を判断するための操作者の労力を軽減す
ることができ、ポンプの異常を見逃すことも少なくなる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は一実
施例を示すブロック図、第3図はポンプの正常動作を示
す圧力波形図、第4図はポンプの異常動作を示す圧力波
形図、第5図はポンプ動作の特性を示す図、第6図は一
適用例の動作を示すフローチャート、第7図はポンプの
他の特性を示す圧力波形図、第8図はポンプの異常動作
を示す圧力波形図、第9図は他の適用例の動作を示すフ
ローチャート、第10図はダブルプランジャ型ポンプを
示す概略図、第11(A)はダブルプランジャ型ポンプ
のプランジャの移動速度を示す図、同図(B)は吐出圧
力の検出波形を示す図、第12図から第15図はチェッ
ク弁の動作が不良の場合の吐出圧力の検出波形を示す図
、第16図は吐出圧力の特性を示す図、第17図はチェ
ック弁の動作が不良の場合の吐出圧力の検出波形を拡大
して示す図である。 2・・・・・・ポンプ本体、2a、2b・・・・・・ポ
ンプヘッド、4・・・・・・測定手段、6・・・・・・
A/D変換器、8・・・・・・メモリ、10・・・・・
・特性抽出部、12・・・・・・設定部、14・・・・
・・比較判断部、16・・・・・・表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送液ポンプ本体と、この送液ポンプ本体の吐出圧
    力を測定する手段と、この測定手段からの信号をデジタ
    ル信号に変換するA/D変換器と、このA/D変換器の
    出力を一定時間毎に又は1サイクル毎に取り込んで記憶
    するメモリと、このメモリの記憶内容からポンプ動作特
    性を抽出する特性抽出部と、送液ポンプ本体の正常動作
    条件を設定する設定部と、前記特性抽出部の出力と前記
    設定部の設定条件とを比較し、抽出されたポンプ動作特
    性が正常範囲にあるか否かを判断する比較判断部と、こ
    の比較判断部の判断結果を表示する表示部とを備えた送
    液ポンプ。
JP62147792A 1986-06-19 1987-06-12 送液ポンプ Expired - Fee Related JP2556039B2 (ja)

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