JPS6256556A - 高耐食性と良好な組織安定性を有するデュプレックスステンレススチール - Google Patents
高耐食性と良好な組織安定性を有するデュプレックスステンレススチールInfo
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- JPS6256556A JPS6256556A JP61209421A JP20942186A JPS6256556A JP S6256556 A JPS6256556 A JP S6256556A JP 61209421 A JP61209421 A JP 61209421A JP 20942186 A JP20942186 A JP 20942186A JP S6256556 A JPS6256556 A JP S6256556A
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- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/40—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
- C22C38/46—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel with vanadium
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/40—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
- C22C38/44—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel with molybdenum or tungsten
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- Arc Welding In General (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は耐食性と良好な構造安定性を有するフェライト
オーステナイトCr −Ni −Mo −N鋼に関する
。
オーステナイトCr −Ni −Mo −N鋼に関する
。
デュプレックス“’ Duplex″ (フェライトオ
ーステナイト)ステンレススチールは高強度、wA腐食
に対する良好な抵抗等の幾つかの関心のある特性を有し
ている。合金の含有分を増加させても点食(孔食)やす
きま腐食に対し良好な抵抗をもたらすであろう。活性合
金元素のCr、Mo及びWの高含有度は金属間相(イン
ターメタリックフェース)の析出する傾向を強くし、そ
のため製造や溶 ・接との関係で問題が生じる事であ
ろう。窒素Nは点食やすきま腐食に対する良好な抵抗が
増加すれば、それと同時に金属間相の析出に抗した合金
の安定性をもたらす。従って、Nの高含有度が望ましい
が、多孔度を高めることになるメルト中のNの限られた
溶解度のために及び窒化クロム(CrN)の析出を生起
させることになる固相中のNの溶解度のために制約され
ている。
ーステナイト)ステンレススチールは高強度、wA腐食
に対する良好な抵抗等の幾つかの関心のある特性を有し
ている。合金の含有分を増加させても点食(孔食)やす
きま腐食に対し良好な抵抗をもたらすであろう。活性合
金元素のCr、Mo及びWの高含有度は金属間相(イン
ターメタリックフェース)の析出する傾向を強くし、そ
のため製造や溶 ・接との関係で問題が生じる事であ
ろう。窒素Nは点食やすきま腐食に対する良好な抵抗が
増加すれば、それと同時に金属間相の析出に抗した合金
の安定性をもたらす。従って、Nの高含有度が望ましい
が、多孔度を高めることになるメルト中のNの限られた
溶解度のために及び窒化クロム(CrN)の析出を生起
させることになる固相中のNの溶解度のために制約され
ている。
二相の組成物が活性成分に関して同じでないならば、一
方の相は合金の抵抗性を減じることになる点食やすきま
腐食に一層過敏となる。
方の相は合金の抵抗性を減じることになる点食やすきま
腐食に一層過敏となる。
従って高耐食性と良好な構造安定性を有するデュプレッ
クスステンレススチールの最適化は、非嘴に複雑である
。しかし、系統的に進行させた発男者の作業の結果は、
多数の良好な特性を驚くべきあり方で組合せて成るデュ
プレックスステンレススチールをもたらした。これは下
記に示される。
クスステンレススチールの最適化は、非嘴に複雑である
。しかし、系統的に進行させた発男者の作業の結果は、
多数の良好な特性を驚くべきあり方で組合せて成るデュ
プレックスステンレススチールをもたらした。これは下
記に示される。
Ilち、この合金の組成は最も重要な要因ではなく、そ
れよりもっと重要なのは種々の合金成分と構造w因の均
衡、バランスである。
れよりもっと重要なのは種々の合金成分と構造w因の均
衡、バランスである。
本発明に係わる合金の合金組成とミクロ構造は以下の通
りである。
りである。
C最大(may) 0.05%
Si 最大 0.8%
Mn 最大 1.2%
Cr 23〜27%
Ni 5.5〜9.0%
Mo 3.5〜4.9%
Cu 最大 0.5%
W 最大 0.5%
■ 最大 0.5%
N O,25〜0.40%
S 最大 0.010%
Ce 最大 0.18%
Fe :フェライトαの含有度が30〜55%になるよ
うに合金化元素の含を度を調整した状態での通常の不純
物以外に残留しているFe クロム(Cr):これは合金中で最も活性の強い元素の
1つである。このCrは点食やすきま腐食に対する抵抗
を強め、また固相同様にメルト中で窒素(N)の溶解度
を高める。高クロム含有度(〉23%)はそれ故に望ま
しく、その好ましい量は24.5%より多い。
うに合金化元素の含を度を調整した状態での通常の不純
物以外に残留しているFe クロム(Cr):これは合金中で最も活性の強い元素の
1つである。このCrは点食やすきま腐食に対する抵抗
を強め、また固相同様にメルト中で窒素(N)の溶解度
を高める。高クロム含有度(〉23%)はそれ故に望ま
しく、その好ましい量は24.5%より多い。
しかし、クロムはモリブデン(MO)、タングステン(
W)、シリコン(Si)及びマグネシウム(Mg)の絹
合せで、金属開用の析出する(中間を強める。それ故に
合金中のCr 、Mo 、W、Si及びMgの総和
は限定されなければならない。窒素(N)はフェライト
相のCrの含有度を滅じ、それ故に、金属開用の析出す
る傾向を減じる。合金中のフェライトの量も相組成の影
響を通じて重要となる。フェライトの含有度が減するこ
とは金属開用にとって好ましい。クロムの含有度は27
%を越えるべきではない。
W)、シリコン(Si)及びマグネシウム(Mg)の絹
合せで、金属開用の析出する(中間を強める。それ故に
合金中のCr 、Mo 、W、Si及びMgの総和
は限定されなければならない。窒素(N)はフェライト
相のCrの含有度を滅じ、それ故に、金属開用の析出す
る傾向を減じる。合金中のフェライトの量も相組成の影
響を通じて重要となる。フェライトの含有度が減するこ
とは金属開用にとって好ましい。クロムの含有度は27
%を越えるべきではない。
モリブデン(Mo) :これも非常Cご活性のある合金
元素である。Moは点食やずきま腐食に対する抵抗を強
める。またMoは、高含有のオーステナイトとオーテナ
イト相中での高溶解度との糾合せから、固相中で窒素の
析出する傾向を弱める。
元素である。Moは点食やずきま腐食に対する抵抗を強
める。またMoは、高含有のオーステナイトとオーテナ
イト相中での高溶解度との糾合せから、固相中で窒素の
析出する傾向を弱める。
MoO高含有度(> 3.5%)は、それ故に合金にと
って必要であり、これは4,05%より大きい方が好ま
しい。
って必要であり、これは4,05%より大きい方が好ま
しい。
しかしCrに似て、Moは金属開用の析出の傾向を強め
るので、Moの含有度は最大4.9%に制限しなければ
ならない。
るので、Moの含有度は最大4.9%に制限しなければ
ならない。
タンゲス97 (W):これはMoに関係した合金元素
であり、点食やすきま腐食に対する抵抗並びに構造安定
性にMOと類似の影響力を有している。
であり、点食やすきま腐食に対する抵抗並びに構造安定
性にMOと類似の影響力を有している。
しかし、WはMoの二倍の原子量を有して単一重量当り
Moの二倍の単価になる、しかも鋼(スチール)製造に
おける操作上の困難性を高める。
Moの二倍の単価になる、しかも鋼(スチール)製造に
おける操作上の困難性を高める。
Wの合金の試験と計算によればその製造費は著しく増加
することが判明し2ている。Wの含有度はそれ故に0.
5重世%までに限定される。
することが判明し2ている。Wの含有度はそれ故に0.
5重世%までに限定される。
1f=uN):これはこの新規な合金の中で最も重要な
合金元素である。Nは特性、マ・イクロ構造及び製造コ
ストに多大の作用効果を発揮する。NはCrとMoの分
配係数に影苦し、従ってNの高含有度がオーステナイ[
・中のCrとMoの含有度を高める、二とになる。
合金元素である。Nは特性、マ・イクロ構造及び製造コ
ストに多大の作用効果を発揮する。NはCrとMoの分
配係数に影苦し、従ってNの高含有度がオーステナイ[
・中のCrとMoの含有度を高める、二とになる。
これは下記諸効果を有するニ
ー フェライト中のCrとMOの含有度は)−Lライト
中でまたはフェライト−オーステナイト境界相中で析出
される金属開用の析出傾向を弱める。
中でまたはフェライト−オーステナイト境界相中で析出
される金属開用の析出傾向を弱める。
−この種の合金中の最もよく出現する金属開用はσ−と
χ−相である。これらいづれの相も顕著な窒素溶解度を
有していない。それ故にN含有度が高まればσ−とχ−
相の析出を遅らせる。
χ−相である。これらいづれの相も顕著な窒素溶解度を
有していない。それ故にN含有度が高まればσ−とχ−
相の析出を遅らせる。
−溶接作業で、Nはオーステナイトの再析出を容易にし
、これが溶接点のタフネスと耐食性を劇的に改良する。
、これが溶接点のタフネスと耐食性を劇的に改良する。
Nにより生じるオーステナイトの急速な再析出はこれま
た金属開用の析出の傾向を弱める。この急速析出で1、
二のフjヘラ・イト安定化元素は、オーステナ・イト中
でその他のCrやMoの間で凝固する。
た金属開用の析出の傾向を弱める。この急速析出で1、
二のフjヘラ・イト安定化元素は、オーステナ・イト中
でその他のCrやMoの間で凝固する。
オーステナイト相の合金元素の拡散速度:、よフェライ
ト相のものより著し・(低い。換言1t′+1.ば、溶
接材料と熱影客域で非平衡の状(虚が得られ、これがフ
ェライト相中のCI−とMOの含イ1゛度を低下させて
金属開用の析出を妨害する。
ト相のものより著し・(低い。換言1t′+1.ば、溶
接材料と熱影客域で非平衡の状(虚が得られ、これがフ
ェライト相中のCI−とMOの含イ1゛度を低下させて
金属開用の析出を妨害する。
−系統的な検査から、耐食性(PCCR)“の尺度が下
記の式(重量%)で与えられることが判明した。
記の式(重量%)で与えられることが判明した。
PCCR−%Cr + 3.3%Mo + 16%N
−1,6%Mn −122%5(1)*(i、e、 P
itting and旦revice Corros
ion Re5istance)オーステナイトとフ
ェライトの相の組成は異なるので、これらの相のPCC
Rも相違する。即ち、異なる相の耐食性は異なる。今ま
での入手可能なデュプレックスステンレススチールでは
、PCCRがフェライト相よりもオーステナイト相の場
合に低いと一般にみられている。
−1,6%Mn −122%5(1)*(i、e、 P
itting and旦revice Corros
ion Re5istance)オーステナイトとフ
ェライトの相の組成は異なるので、これらの相のPCC
Rも相違する。即ち、異なる相の耐食性は異なる。今ま
での入手可能なデュプレックスステンレススチールでは
、PCCRがフェライト相よりもオーステナイト相の場
合に低いと一般にみられている。
しかし、本発明者の研究により、窒素含有度とオーステ
ナイト−フェライト比とを細心にバランス(均衡)させ
ることによって、PCCRが実際に適用可能な液熱処理
温度でこの二つの相で同じになる合金を得ることが出来
ることが判明した。窒素の効果は、フェライトの含有度
が種々の量のニッケル(Ni)の添加を通じて温度12
00℃で一定値70%に保たれている合金ケースに関し
、第1図に示される。
ナイト−フェライト比とを細心にバランス(均衡)させ
ることによって、PCCRが実際に適用可能な液熱処理
温度でこの二つの相で同じになる合金を得ることが出来
ることが判明した。窒素の効果は、フェライトの含有度
が種々の量のニッケル(Ni)の添加を通じて温度12
00℃で一定値70%に保たれている合金ケースに関し
、第1図に示される。
第1図は窒素含有度(量)の増加がPCCRが二相、α
とγ夫々で同じとなる温度を低下させることを示してい
る。この研究は異なる液熱処理温度において実施された
(横軸参照)。更にPCCRは、窒素が何にもまして耐
食性に関してより弱い相、オーステナイト、のPCCR
を高めるが故に、窒素含有度の増加に寄与し得るものよ
りもずっと強力に高まる。
とγ夫々で同じとなる温度を低下させることを示してい
る。この研究は異なる液熱処理温度において実施された
(横軸参照)。更にPCCRは、窒素が何にもまして耐
食性に関してより弱い相、オーステナイト、のPCCR
を高めるが故に、窒素含有度の増加に寄与し得るものよ
りもずっと強力に高まる。
それ故に、本発明に係る合金は、窒素含有度とフェライ
ト含有度の前記最適化に依存して極端に高いPCCR値
と耐食性を有している。これはまた焼ナマシ温度が製造
の観点から最適なものに選定され得ることを意味する系
統的な検査の結果は、PCCRの値が39.1を越える
ことを示していた。
ト含有度の前記最適化に依存して極端に高いPCCR値
と耐食性を有している。これはまた焼ナマシ温度が製造
の観点から最適なものに選定され得ることを意味する系
統的な検査の結果は、PCCRの値が39.1を越える
ことを示していた。
PCCR−平衡を達成するには次式を満さなければなら
ないことが判明した。
ないことが判明した。
65<71.1 +9(7,5−%Ni) + 190
(0,03−%C) + (la>160 (
0,25−%N) +5.3(%Cr−25)+8(%
Mo−4)<75第2図は、点食の臨界温度(CPT)
が25%Cr、6.8%Ni、4%MO1及び0.30
%Nを有する本発明の合金において液熱処理温度と共に
如何に変化するかを示している。最大の耐点食性を与え
る温度は約1075℃である。腐食試験は600mVv
s 、 SCEの電圧、印加で以って3%NaCl1中
で実施された。
(0,03−%C) + (la>160 (
0,25−%N) +5.3(%Cr−25)+8(%
Mo−4)<75第2図は、点食の臨界温度(CPT)
が25%Cr、6.8%Ni、4%MO1及び0.30
%Nを有する本発明の合金において液熱処理温度と共に
如何に変化するかを示している。最大の耐点食性を与え
る温度は約1075℃である。腐食試験は600mVv
s 、 SCEの電圧、印加で以って3%NaCl1中
で実施された。
少くとも0.25%の窒素含有度が良好な耐食性を得る
のに必要であるが、0.25%を越える窒素含有度が望
ましい。しかし、窒素はメルト中並びに固相中でいづれ
も限られた溶解度を有している。
のに必要であるが、0.25%を越える窒素含有度が望
ましい。しかし、窒素はメルト中並びに固相中でいづれ
も限られた溶解度を有している。
系統的な研究により、鋳造との関連で多孔を回避するた
めに次式の関係がメルト中で有効であることが見い出さ
れた。
めに次式の関係がメルト中で有効であることが見い出さ
れた。
%Cr>23% (2)%Cr+0.5
1%Mn+0.22%MO−1,04%5i−0,22
%Ni−2,89%C > 18.9 (3) 3.7%N 窒素は、また固相中でその溶解度に限界がある。
1%Mn+0.22%MO−1,04%5i−0,22
%Ni−2,89%C > 18.9 (3) 3.7%N 窒素は、また固相中でその溶解度に限界がある。
窒化物の析出は次式が有効ならば、実際上起きない。
[%オーステナイト] ・
この条件式(4)は平衡状態での固相における窒素の溶
解度に関係している。その理由から、N含有度は0.4
0%より低くあるべきでその中でも0.36%より低い
方が好ましい。
解度に関係している。その理由から、N含有度は0.4
0%より低くあるべきでその中でも0.36%より低い
方が好ましい。
崖」1」≦りm:これは窒素のように強力なオーステナ
イト生成分子であるがNよりも溶解度は小さい。炭素含
有度は従って0.05%までに限定され、好ましくは0
.03%より小さくあるべきである。
イト生成分子であるがNよりも溶解度は小さい。炭素含
有度は従って0.05%までに限定され、好ましくは0
.03%より小さくあるべきである。
−ンJ≦し7(Sσ:これはスチール製造と溶接におい
て流動性を高め、延性スラグの生成にも寄与する。しか
し、このSi もまた金属開用の析出傾向を強め、Ni
の溶解度を弱める。従ってSi含有度は0.8%までに
限定され、好ましくは0.5%より小さなものであるべ
きである。
て流動性を高め、延性スラグの生成にも寄与する。しか
し、このSi もまた金属開用の析出傾向を強め、Ni
の溶解度を弱める。従ってSi含有度は0.8%までに
限定され、好ましくは0.5%より小さなものであるべ
きである。
マンガン(Mn) :これはメルト中と固相中の窒素溶
解度を高めるが、金属開用の析出傾向を強め、且つ腐食
特性を劣化させる。それ故にMn含有度は最大1.2%
に制限されるべきである。
解度を高めるが、金属開用の析出傾向を強め、且つ腐食
特性を劣化させる。それ故にMn含有度は最大1.2%
に制限されるべきである。
本発明者の研究によれば、窒素とマンガンの間に相乗効
果があり、従って耐食性が低下する臨界Mn含有度が窒
素の含有度の増加と共に増加する。
果があり、従って耐食性が低下する臨界Mn含有度が窒
素の含有度の増加と共に増加する。
この場合、第3図において、直線の上側領域が腐食に過
敏であることを意味し、その下側領域が不感応域を意味
している。従って、0.25%を越えるN含有度は約0
.8%のMnが耐食性に大きく悪影響をおよぼすことな
く許容され得ることを意味している。これは合金のコス
トを低下させる。それ故にMn含有度は次式を満すべき
である。
敏であることを意味し、その下側領域が不感応域を意味
している。従って、0.25%を越えるN含有度は約0
.8%のMnが耐食性に大きく悪影響をおよぼすことな
く許容され得ることを意味している。これは合金のコス
トを低下させる。それ故にMn含有度は次式を満すべき
である。
+”yL Ce):これは点食やすきま腐食に対する
抵抗をセシウムオキシサルファイドの生成によって高め
る。また熱加工性が改良される。それ故、0.18%ま
でのCeが望ましい。
抵抗をセシウムオキシサルファイドの生成によって高め
る。また熱加工性が改良される。それ故、0.18%ま
でのCeが望ましい。
イオウ(S):これは容易に硫化物を生成し、それによ
って耐食性に悪影響をおよぼす。従って、S含有iは、
0.010%より小さく制限されるべきであり、好まし
くは0.005%である。
って耐食性に悪影響をおよぼす。従って、S含有iは、
0.010%より小さく制限されるべきであり、好まし
くは0.005%である。
尉ユ旦吐:これはぎりぎりに近いミクロ構造同様に塩素
<ce >含有環境での耐食特性に影響をおよぼす。他
方、硫酸等の酸における耐食性は強まる。しかし、Cu
を用いた合金化は回収鋼に同じ有用性がないので、製造
コストを高めることになる。Cu含有度は、それ故、0
,5%までに開墾される。
<ce >含有環境での耐食特性に影響をおよぼす。他
方、硫酸等の酸における耐食性は強まる。しかし、Cu
を用いた合金化は回収鋼に同じ有用性がないので、製造
コストを高めることになる。Cu含有度は、それ故、0
,5%までに開墾される。
バナジウム(■工:これはメルト中での窒素溶解度を高
める。■の0.5%までの添加は、前記条件式(3)に
従って得られるものを越える約0.05%も窒素溶解度
を高める。
める。■の0.5%までの添加は、前記条件式(3)に
従って得られるものを越える約0.05%も窒素溶解度
を高める。
フェライト含有度は相組成物、構造安定性、熱加工性及
び耐食性に影響する。1075°c ii)後の温度で
の熱処理の後で55%を越えるフェライト含有度は固相
中のN溶解度が制限されているので望ましくない。
び耐食性に影響する。1075°c ii)後の温度で
の熱処理の後で55%を越えるフェライト含有度は固相
中のN溶解度が制限されているので望ましくない。
約30%より小さいフェライト含有度では、これまた構
造安定性、耐食性及び熱加工性が低下するので望ましく
ない。またフェライト含有度は耐食性、構造安定性及び
窒素溶解度の条件(上記の)を満さなければならない。
造安定性、耐食性及び熱加工性が低下するので望ましく
ない。またフェライト含有度は耐食性、構造安定性及び
窒素溶解度の条件(上記の)を満さなければならない。
上で指摘したように、構造安定性は種々の合金化元素と
フェライトの量によって影響された。本発明者の研究で
は、発明の合金がこれら二つのファクターに関して次の
条件式を満すべきことを示していた。
フェライトの量によって影響された。本発明者の研究で
は、発明の合金がこれら二つのファクターに関して次の
条件式を満すべきことを示していた。
50%N十%フェライト
合金は問題な(製造することが出来、また大きな寸法の
場合であっても溶接することが出来る。
場合であっても溶接することが出来る。
前述の条件式に従った合金の分析を最適にすることによ
って、液熱処理や冷加工や溶接されたスチールの状態に
おいて、塩化物イオンの存在が高腐食を生起する用途で
使用できるスチール合金の製造が可能であることが判明
した。
って、液熱処理や冷加工や溶接されたスチールの状態に
おいて、塩化物イオンの存在が高腐食を生起する用途で
使用できるスチール合金の製造が可能であることが判明
した。
溶接したものとしないものですきま(クレビス)を有す
る本発明に係るサンプルを濾過した30℃の海水中で、
60日間試験した。その結果は下記の通りである。
る本発明に係るサンプルを濾過した30℃の海水中で、
60日間試験した。その結果は下記の通りである。
この試験結果は、本発明の合金が前記条件式を満さない
他のフェライト−オーステナイト合金より確実に優れた
耐食性を有していることを示している。
他のフェライト−オーステナイト合金より確実に優れた
耐食性を有していることを示している。
前述のように、本発明の合金は優れた(良好な)加工性
と溶接性を兼ね備えることが求められている製品を製造
するのに特に適している。しかL2、これらの両特性は
、Cr及び/或いは特にMoの含有度が本発明で規定さ
れた条件範囲の値を越えるならばルリ的に害される。本
発明で規定されたCr含有度と5〜7%のMo含有度に
係わる合金は従来の方法(鍛造、熱間圧延、押出その他
)により製造され得ない組合せを与える。更に、上述の
合金は衝撃強度の低下をもたらす金属開用の析出なしに
は溶接され得ない。
と溶接性を兼ね備えることが求められている製品を製造
するのに特に適している。しかL2、これらの両特性は
、Cr及び/或いは特にMoの含有度が本発明で規定さ
れた条件範囲の値を越えるならばルリ的に害される。本
発明で規定されたCr含有度と5〜7%のMo含有度に
係わる合金は従来の方法(鍛造、熱間圧延、押出その他
)により製造され得ない組合せを与える。更に、上述の
合金は衝撃強度の低下をもたらす金属開用の析出なしに
は溶接され得ない。
構造安定性に関する前述の条件式:
から、Moが金属開用の析出傾向を弱めることは明白で
ある。
ある。
この条件式の有効性は次の結果によって証明された。
下記表の三種の合金組成物の構造安定性が700℃、8
00℃、900℃及び1000℃・で1分、3分及び1
0分(min)の熱処理とその後の水による急冷とによ
って検査された。
00℃、900℃及び1000℃・で1分、3分及び1
0分(min)の熱処理とその後の水による急冷とによ
って検査された。
CSi’Mn P S Cr合金1 .01
5 。29 .44 .008 .003 24.2
〃2.020 .33 .47 .012 .003
24.99〃3.021 .31 .40 .007
.003 26.INi Mo V W N
%フェライト合金17.38 4.11 .20
.01 .26 42〃27.5 4.02 .1
8 .01 .32 40〃38.64 5.87
.20 .01 .29 50夫々の熱処理後の衝撃
強度は下記の通りである。
5 。29 .44 .008 .003 24.2
〃2.020 .33 .47 .012 .003
24.99〃3.021 .31 .40 .007
.003 26.INi Mo V W N
%フェライト合金17.38 4.11 .20
.01 .26 42〃27.5 4.02 .1
8 .01 .32 40〃38.64 5.87
.20 .01 .29 50夫々の熱処理後の衝撃
強度は下記の通りである。
800 1 286
>300 27I700 3
>300 >300 28510
>300 >300 26]*■切
欠きシャルピー衝撃試験(10X 10mm)合金3は
900〜1000°Cで非常に不安定であるのは明白で
ある。通常の製造工程(鍛造、熱間圧延、押出等)や溶
接において、金属開用の急速析出が合金の従来の使用を
不可能にする破壊的な脆化をもたらす。合金3、これは
本発明の範囲の外にあるものであるが、合金1と合金2
のようには上記条件式を満さない。鋳込インゴットは、
前記条件式(3)を満さない合金には多数の窒素ブリス
タがあることも確かめられた。もう1つの研究で、下記
合金組成が鋳造後に検査された。
>300 27I700 3
>300 >300 28510
>300 >300 26]*■切
欠きシャルピー衝撃試験(10X 10mm)合金3は
900〜1000°Cで非常に不安定であるのは明白で
ある。通常の製造工程(鍛造、熱間圧延、押出等)や溶
接において、金属開用の急速析出が合金の従来の使用を
不可能にする破壊的な脆化をもたらす。合金3、これは
本発明の範囲の外にあるものであるが、合金1と合金2
のようには上記条件式を満さない。鋳込インゴットは、
前記条件式(3)を満さない合金には多数の窒素ブリス
タがあることも確かめられた。もう1つの研究で、下記
合金組成が鋳造後に検査された。
以下全白
CSi Mn Cr Ni
Mo N合金3 .009 .32 .47 24
.81 6.873.96 .28〃 4 .00
9 .29 .43 25.19 6.294.02
.37〃5 .010 .29 .42 25.
16 5.684.03 .37〃 6 、C1
10,27,3725,036,854,03,29〃
7 .014 .27 .46 24.98 6.
783.98 .32〃 8 .015 .29
.41 24.97 6.214.01 .36〃
9 .010 .23 .38 24.97 7.
034.00 .29〃 10 .011 .24
.39 25.10 7.264.03 .29その
結果は下記の通りである。
Mo N合金3 .009 .32 .47 24
.81 6.873.96 .28〃 4 .00
9 .29 .43 25.19 6.294.02
.37〃5 .010 .29 .42 25.
16 5.684.03 .37〃 6 、C1
10,27,3725,036,854,03,29〃
7 .014 .27 .46 24.98 6.
783.98 .32〃 8 .015 .29
.41 24.97 6.214.01 .36〃
9 .010 .23 .38 24.97 7.
034.00 .29〃 10 .011 .24
.39 25.10 7.264.03 .29その
結果は下記の通りである。
評 価 条件式(3)
%式%
〃 4 多数の窒素ブリスタ 17.96(4
8,9)〃 5 多数の窒素ブリスタ 15.
48(48,9)〃6 0K
22.64〃7 0K 2
0.50〃 8 窒素ブリスタ 18.
28(48,9)〃9 0K
22.58〃10 0K
22.65条件式(3)の値が<18.9の合金には窒
素ブリスタが有り、これらの合金はその組成が1発明で
規定した範囲を満しているとしても本発明の範囲外のも
のである。
8,9)〃 5 多数の窒素ブリスタ 15.
48(48,9)〃6 0K
22.64〃7 0K 2
0.50〃 8 窒素ブリスタ 18.
28(48,9)〃9 0K
22.58〃10 0K
22.65条件式(3)の値が<18.9の合金には窒
素ブリスタが有り、これらの合金はその組成が1発明で
規定した範囲を満しているとしても本発明の範囲外のも
のである。
第1図、第2図及び第3図は本発明に係る合金の実施例
の緒特性を示すグラフである。
の緒特性を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、高耐食性と良好な構造安定性を有する高窒素含有デ
ュプレックスステンレススチールにおいて、この合金が
、重量%で最大0.05%のC、23〜27%のCr、
5.5〜9%のNi、0.25〜0.40%のN、最大
0.8%のSi、最大1.2%のMn、3.5〜4.9
%のMo、最大0.5%のCu、最大0.5%のW、最
大0.010%のS、0.5%までのV、0.18%ま
でのCe及び下記条件1乃至6を満すように合金化元素
の含有度を調整した状態での通常の不純物と添加物以外
に残留しているFeを含有していることを特徴とするデ
ュプレックスステンレス合金: 記 1、合金の相の耐食性は高水準にあるために次式の関係
があること: %Cr+3.3%Mo+16%N−1.6%Mn−12
2%S>39.1 2、合金メルト中の窒素(N)の溶解度は多孔の生成が
起きないために次式の関係があること、 [(%Cr+0.51%Mn+0.22%Mo−1.0
4%Si−0.22%Ni−2.89%C)/3.7%
N]>18.93、固相中の窒素(N)は溶接等との関
連での窒化物生成が起きない程に高くあるために次式の
関係があること: [%オーステナイト]・ [(%Cr+0.3%Mn−2%Si−0.2%Ni)
/4.31%N]>10004、塩化物環境下の耐食性
が高くあるために次式の関係があること: %Mn/%N<3 5、耐食性、構造安定性、窒素溶解度及び熱加工性が最
適であるために、1075℃の液熱処理後のフェライト
含有度が30%と55%の間にあること、 6、大寸法の合金製品が事後の熱処理なしで製造されま
た溶接され得るような構造安定性であるために、次式の
関係があること: [(%Cr+(%Mo)^1^.^8+5%Si+%W
+0.2%Mn)/(50%N+%フェライト)]<0
.75 2、特許請求の範囲第1項に記載のデュプレックスステ
ンレススチールにおいて、炭素(C)の含有度が最大0
.03%であることを特徴とするデュプレックスステン
レススチール。 3、特許請求の範囲第1項と第2項のいづれか1項に記
載のデュプレックスステンレススチールにおいて、シリ
コン(Si)の含有度が最大0.5%であることを特徴
とするデュプレックスステンレススチール。 4、特許請求の範囲第1項乃至第3項のいづれか1項に
記載のデュプレックスステンレススチールにおいて、窒
素(N)の含有度が0.28〜0.36%であることを
特徴とするデュプレックスステンレススチール。 5、特許請求の範囲第1項乃至第4項のいづれか1項に
記載のデュプレックスステンレススチールにおいて、ク
ロム(Cr)の含有度が24.5〜27%であり、ニッ
ケル(Ni)の含有度が6.5〜8.5%であることを
特徴とするデュプレックスステンレススチール。 6、特許請求の範囲第1項乃至第5項のいづれか1項に
記載のデュプレックスステンレススチールにおいて、モ
リブデン(Mo)の含有度が3.8〜4.9%であるこ
とを特徴とするデュプレックスステンレススチール。 7、特許請求の範囲第1項乃至第6項のいづれか1項に
記載のデュプレックスステンレススチールを、液熱処理
や冷加工や溶接されたスチールの状態において、塩化物
イオンの存在が高腐食を生起させる用途で、使用するデ
ュプレックスステンレススチールの使用方法。
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SE8504131-7 | 1985-09-05 | ||
SE8504131A SE453838B (sv) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | Hogkvevehaltigt ferrit-austenitiskt rostfritt stal |
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JPH0826435B2 JPH0826435B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=20361300
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JP (1) | JPH0826435B2 (ja) |
KR (1) | KR930009984B1 (ja) |
AT (1) | ATE77660T1 (ja) |
AU (1) | AU586024B2 (ja) |
BR (1) | BR8604259A (ja) |
CA (1) | CA1283795C (ja) |
DE (1) | DE3685795T2 (ja) |
DK (1) | DK164121C (ja) |
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SE (1) | SE453838B (ja) |
ZA (1) | ZA866550B (ja) |
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