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JPS62261563A - 車両用ブレ−キ装置 - Google Patents

車両用ブレ−キ装置

Info

Publication number
JPS62261563A
JPS62261563A JP10445786A JP10445786A JPS62261563A JP S62261563 A JPS62261563 A JP S62261563A JP 10445786 A JP10445786 A JP 10445786A JP 10445786 A JP10445786 A JP 10445786A JP S62261563 A JPS62261563 A JP S62261563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
switching valve
wheel
cylinder
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10445786A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Nagata
哲也 永田
Koji Nakane
中根 康治
Takeshi Nomura
健 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP10445786A priority Critical patent/JPS62261563A/ja
Priority to US06/908,234 priority patent/US4715663A/en
Priority to DE19863632315 priority patent/DE3632315A1/de
Publication of JPS62261563A publication Critical patent/JPS62261563A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用ブレーキ4Xt置に関するもので、より
詳しくはブレーキ作用時に車輪がロックして車両の操縦
性能がt員なわれるのを防止するアンチスキッド制御と
、車両の発進、加速時に発生する駆動輪のスリップを防
止して、走行安定性、加速性能を向上させる加速スリッ
プ制御とを両方行い得る車両用ブレーキ装置に関するも
のである。
〔従来の技術] 従来、アンチスキッド制御と加速スリップ制御とを両方
行い得るブレーキ装置として、例えば特開昭57−22
948号公報、特開昭5El16948号公報に示され
るものが知られている。前者に示されるものでは、モー
タにより駆動される多段ポンプが補助圧力導管に圧力を
供給し、3ポ一ト2位置方向制御弁はブレーキ圧に応じ
て動作し5、非制動時に戻し導管に圧力を供給する。弁
が車輪のスリップに応じて動作すると弁を通じて左右車
輪のブレーキシリンダへ圧力が供給され、スリップして
いる車輪を制動する。アンチスキッド制御用の電磁弁を
加速スリップ制御に用いている。
後者に示されるものでは、加速スリップ制御装置は、車
輪用の回転センサと後輪ブレーキ用のブレーキ圧制御弁
等を備える。この装置には電子評価回路が設けられ、セ
ンサに基づいて駆動後輪等が制御される。また回路には
信号処理手段が設けられ、後輪のスリップ値に特性的な
信号と車両速度に比例した信号が出力される。このスリ
ップ値を比較器で駆動輪のスリップが許容される最高の
しきい値と比較させ、比較器で車両の速度が予め設定し
たしきい値に達した際には、出力を発生さセで駆動トル
クの低減を図っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者のものにおいては、アンチスキッド
制御の際にブレーキシリンダの圧力を減するための戻し
導管を、加速スリップ制御の際の高圧導入管として使用
しているため、この戻し導管の耐圧強度を太き(しなけ
ればならず、また戻し導管の導通・遮断を行っている制
御弁の応答性及びシール性を向上させなければならない
という問題がある。
また、後者のものにおいては、加速スリップ制御専用の
圧力制御装置が必要となり、その分だけ構造が複雑化す
ると共に取り付はスペースも大きくなり、重量も重くな
るという問題がある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は簡単な構成でアンチスキッド制御と加速ス’J
 ツブ制御を行い得るブレーキ装置を提供することを目
的とし、次のような構成とした。
つまり、前記マスタシリンダとホイルシリンダとを粘ふ
管路途中に配され、この管路を連通・遮断する第1切換
弁と、前記第1切換弁より下流側に配され、前記ホイル
シリンダを前記圧力源もしくは前記リザーバに選択的に
連通させる第2切換弁を配する。
前記圧力源の吐出側と吸入側とはリリーフ管によって結
ばれ、このリリーフ管途中には前記圧力源からの圧力が
前記マスタシリンダからの圧力以上になった場合に前記
リリーフ管を連通させるリリーフ弁を配する。
さらに、圧力源からの油圧を蓄えておくための蓄圧器を
配し、この蓄圧器を圧力源の吐出側と遮断すると同時に
、前記リリーフ管を連通ずる第1位置と、蓄圧器と圧力
源の吐出側とを連通ずると同時に、前記リリーフ管を遮
断する第2位置とに切換る第3切換弁を配する。
車輪がロック傾向にあると前記第1切換弁が閉弁し、且
つ第3切換弁が第1位置に切換ると同時に前記第2切換
弁が切換わってホイルシリンダ内の圧力を増減すること
によりアンチスキッド制御を行い、駆動車輪が加速スリ
ップ傾向にあると前記第1切換弁が開弁じ、且つ駆動車
輪に対応する第3切換弁が第2位置に切換わると同時に
前記第2切換弁が切換ねってホイルシリンダ内の圧力を
増減することにより、加速スリップ制御を行う車両用ブ
レーキ装置とした。
〔実施例〕
以下図示実施例により本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す。この実施例は本発明
をいわゆるFF車に適用した例であり、ブレーキシステ
ムの配管系は周知のようにX配管を有し、右前輪のホイ
ル・シリンダ4と左後輪のホイルシリンダ7に同一系統
の管路からブレーキ油が供給され、左前輪のホイルシリ
ンダ5と右後輪のホイルシリンダ6に同一系統の管路か
らブレーキ油が供給されるように構成されている。
ブレーキペダル1は真空ブースタ2を介してマスタシリ
ンダ3に連結されており、ベレーキペダルlを踏込むこ
とによりマスタシリンダ3に発生する油圧は、後述する
ように管路を通って右前輪、左前輪、右後輪、左後輪の
各ホイルシリンダ4.5.6.7に伝達され、ブレーキ
作用が行なわれる。
真空ブースタ2は従来公知のように、エンジンのインテ
ークマニホールドに発生する負圧が導かれ、ブレーキペ
ダルlの踏込みに応じてマスタシリンダ3のピストンに
連結されたブツシュロッドを付勢して運転者のブレーキ
ペダルの踏込力を軽減する。
マスタシリンダ3は互いに同じ圧力のブレーキ油を吐出
する2つの圧力室(図示せず)を有し、各圧力室にはそ
れぞれ供給管20.30が接続される。
供給管20は第1切換弁101を介して、左前輪のホイ
ルシリンダ5に連通ずるブレーキ管21と右後輪のホイ
ルシリンダ6に連通ずるブレーキ管22とにそれぞれ接
続される。第1切換弁101は3ボ一ト2位置弁であり
、図示された第1位置において供給管20を各枝管21
.22に連通させ、図示とは異なる第2位置において供
給管20を各枝管21.22から遮断する。
供給管30も同様に第1切換弁102を介して、右前輪
のホイルシリンダ4に連通ずるブレーキ管31と左後輪
のホイルシリンダ7に連通ずるブレーキ管32とにそれ
ぞれ接続される。第1切換弁102は第1切換弁101
と同様に3ボ一ト2位置弁であり、図示された第1位置
において供給管30を各枝管31.32に連通させ、図
示とは異なる第2位置において供給管30を各枝管31
.32から遮断する。
後輪のホイルシリンダ6.7へ接続されるブレーキ管2
2.32の途中には、従来公知のプロポーショニングバ
ルプ103が設けられ、油圧が一定値以上になった場合
、マスタシリンダ3の吐出圧よりも低い圧力のブレーキ
油を後輪のホイルシリンダ6.7に供給するようになっ
ている。
以上の構成により通常のブレーキ作用が行なわれ、ブレ
ーキペダルlの踏込みによりマスタシリンダ3に発生し
た油圧は、供給管20およびブレーキ管21を介して左
前輪のホイルシリンダ5へ、供給管20およびブレーキ
管22を介して右後輪のホイルシリンダ6へ、供給管3
0およびブレーキ管31を介して右前輪のホイルシリン
ダ4へ、供給管30およびブレーキ管32を介して左後
輪のホイルシリンダ7へ、それぞれ伝達される。
次にアンチスキッド制御を行なうための構成について説
明する。
ポンプ8.9は、モータ10により回転駆動され、それ
ぞれリザーバ11に連通する油管50.60の枝管51
.61からブレーキ油を吸入し、その油を供給管70.
80を介して各ホイルシリンダ4.5.6.7に供給す
る。
供給管70の枝管71は、第2切換弁104を介してブ
レーキ管31の枝管33に連通可能であり、枝管71の
途中にはブレーキ油が第2切喚弁104から逆流するの
を阻止する絞り91が設けられる。
第2切換弁104は3ポ一ト2位置弁であり、一方の吐
出ボートは上記枝管33に接続され、他方の吐出ポート
は油管50の枝管55に接続される。しかして第2切換
弁104は、図示された第■位置において枝管71を枝
管33に連通させ、図示とは異なる第2位置において枝
管33を枝管55に連通させる。したがって、第2切換
弁104が第1位置にある時、ポンプ8から吐出された
ブレーキ油は供給管70から枝管33を通ってホイルシ
リンダ4へ供給され、第2切換弁104が第2位置にあ
る時、ホイルシリンダ4内のブレーキ油管50を通って
リザーバ11へ開放される。
同様に、供給管70の枝管72は第2切換弁105を介
してブレーキ管32の枝管34に連通可能であり、枝管
72には絞り92が設けられる。
第2切換弁105の一方の吐出ボートは枝管34に接続
され、他方の吐出ボートは油管50の枝管52に接続さ
れる。しかして第2切換弁105は、図示された第1位
置にある時枝管72を枝管34に連通させてポンプ8か
ら吐出されるブレーキ油をホイルシリンダ7に導き、図
示とは異なる第2位置にある時枝管34を枝管52に連
通させてホイルシリンダ7内のブレーキ油をリザーバ1
1へ開放する。
供給管80の枝管81は第2切換弁106を介してブレ
ーキ管21の枝管27に連通可能であり、枝管81には
絞り93が設けられる。第2切換弁106の一方の吐出
ポートは枝管27に接続され、他方の吐出ポートは油管
60の枝管62に接続される。しかして第2切換弁10
6は、図示された第1位置にある時枝管81を枝管27
に連通させてポンプ9から吐出されるブレーキ油をホイ
ルシリンダ5に導き、図示とは異なる第2位置にある時
枝管27を枝管62に連通させてホイルシリンダ5内の
ブレーキ油をリザーバ11へ開放する。
また供給管80の枝管82についても全く同様に、第2
切換弁107を介して枝管28.63に接続され、第2
の切換弁107は第1位置にある時ホイルシリンダ6に
ブレーキ油を導き、第2位置にある時ホイルシリンダ6
内のブレーキ油をリザーバ11へ開放する。
前記供給管20、第1切換弁101、及び枝管21を結
ぶ管路には、第1切換弁101前後の圧力を検知する圧
力検知手段である圧力スイツチ41が配されている。こ
の圧力スイッチ41はマスタシリンダ3の圧力が及んで
いる供給管20内の圧力PMと、ホイルシリンダ5の圧
力が及んでいる枝管21内の圧力PWとを同時に検知し
ており、圧力pwが所定値以上だけ圧力PMより大きく
なった場合に閉成し、ECU130に閉成信号を送る。
この信号を受けたECU130は、極めて短時間に前記
第1切換弁101を閉弁させる。
また、前記供給管30、第1切換弁102、及び枝管3
1を結ぶ管路にも、第1切換弁102前後の圧力を検知
する圧力スイッチ43が配されている。この圧力スイフ
チ43もマスタシリンダ3の圧力が及んでいる供給管3
0内の圧力PMと、ホイルシリンダ4の圧力が及んでい
る枝管31内の圧力pwとを同時に検知しており、圧力
PWが所定値以上だけ圧力PMより大きくなった場合に
閉成し、EC[J 130に閉成信号を送る。そして、
この信号を受けたECU 130は、極めて短時間に前
記第1切換弁102を開弁させる。
ポンプ8の吐出側に連結されている供給管70には、第
1逆止弁201、第2逆止弁203が直列状態で配され
ている。この第1、第2逆止弁201.203は、ポン
プ8から第2切換弁104.105側へ流れる流れのみ
を許容しており、供給管70内を流れる流体の逆流を防
止している。
第1逆止弁201と第2逆止弁203との間の位置にお
いて、供給管70には枝管301が接続されており、こ
の枝管301は3ポ一ト2位置弁である第3切換弁11
1の1つのボートに接続されている。
第3切換弁111の残りの2ボートには、蓄圧器である
アキュームレータ113に接続するアキュームレータ管
303と、リリーフ管73とが接続されている。この第
3切換弁111は、枝管30Iをリリーフ管73に連通
させる第1位置と、枝管301をアキュームレータ管3
03に連通させる第2位置とに切換るものである。
アキュームレータ113は、その内部に比較的高圧とな
った圧油を蓄えておくためのもので、ポンプ8から吐出
された圧油が第3切換弁111を介して導入される。ま
た、アキュームレータ113には、アキュームレータ1
13内の圧力を検知するための圧力スイッチ115が接
続されている。
この圧力スイッチ115は、アキュームレータl13内
の圧力信号をECU 130に送信しており、アキュー
ムレータ113内の圧力が所定値範囲内に納っているよ
うに、ポンプ8の駆動制御が行われる。
すなわち、アキュームレータ113内の蓄圧力が所定値
以下に低下すると、圧力スイッチ115及びECU 1
30はこの圧力低下を検知し、第2切換弁104.10
5を第2位置に切換えると同時に、第3切換弁111を
第2位置に切換え、モータ10を回転させることにより
ポンプ8を駆動させる。ポンプ8より吐出された圧油は
第3切換弁111を介してアキュームレータ113内に
蓄えられる。そして、このアキュームレータ113内の
圧力が所定値に達すると、モータ10の回転が停止され
る。
リリーフ管73の一端は上述の如く第3切換弁111の
1つのポートに接続されるが、他端はポンプ8の吸入側
である枝管51に接続される。そして、このリリーフ管
73にはリリーフ弁109が配されている。
リリーフ弁109はそれぞれ導管14を介して供給管路
30の圧力が導かれ、この圧力に応じてリリーフ管73
を連通させて、ポンプ8の吐出圧力を制御する。すなわ
ち、前記第3切換弁111が第1位置にある場合におい
て、ポンプ8の吐出圧力は供給管30内の圧力と実質的
に等しくなるようになっている。
アキュームレータ管303とリリーフ管73とは、副リ
リーフ管311によって接続されており、この副リリー
フ管311にはチェック弁205が配されている。この
チェック弁205はアキュームレータ113からリリー
フ管73側へ流れる流れのみを許容するもので、アキュ
ームレータ113内の圧力が所定値以上になった場合に
開弁するものである。
尚、ポンプ9側についても、上述のポンプ8側と全く同
様であり、供給管80には第1.2逆止弁202.20
4が配され、枝管302には第3切換弁112を介して
アキュームレータ114、リリーフ管83が接続され、
アキュームレーク114には圧力スイッチ116が、リ
リーフ管83にはリリーフ弁110が各々配されている
。また、副リリーフ管312にはチェック弁206が配
されている。
アンチスキッド制御は、いずれかの車輪がロックしてい
ると判断された場合、換言すれば、車輪の減速度あるい
はスリップ率が大きすぎると判断された場合、行なわれ
る。車輪の減速度およびスリップ率はマイコンを備えた
エレクトリックコントロールユニット(ECU)130
により計算され、このため、各車輪の近傍には車速セン
サ121S 122.123.124が設けられる。E
CU130は、アンチスキッド制御を開始すると判断し
た時、第1切換弁lot、102を第1位置から第2位
置へ切換え、アンチスキッド制御時、第2切換弁104
.105.106.107を車輪の減速度およびスリッ
プ率に応じて切換える。
なお後輪の第2切換弁105.107は常に同位置に切
換えられ、また、第3切換弁111は第1位置に切換え
られている。
このアンチスキッド制御を第2図18)、(′b)、(
C)をを用いて説明する。
ブレーキ作用が行なわれない非作動状態において第1切
換弁101.102はそれぞれ第1位置にある。したが
ってブレーキペダルlが踏込まれると、マスタシリンダ
3から吐出される圧油は、ブレーキ管31.21.22
.32を通って各ホイルシリンダ4.5.6.7に導か
れ、これらのホイルシリンダ内の圧力は急激に上昇する
。すなわち、時間T0において、ブレーキペダル1が踏
込まれると、ホイルシリンダの圧力Pは急激に上昇し、
これに伴なって車輪の速度vwも急速に低下する。一方
、車体の速度vvも時間T+から低下し始めるが、車輪
の速度v8の低下の方が急激である。
しかして車輪の速度V。が第2図(alに破線で示され
る基準速度■1より小さくなると、スリップ率が大きく
なりつつあると判断し、ECU130はアンチスキッド
制御の指令信号を出力する。これにより、第1切換弁1
01.102が第2位置に切換えられるとともにモータ
10が駆動され、ホイルシリンダ4.5.6.7はポン
プ8.9が吐出するブレーキ油を供給するようになる。
ポンプ吐出圧力は時間T2から徐々に上界し始め、時間
T、においてP、になり、その後P2に達する。
上記第1切換弁101.102の切換えと同時に、所定
のホイルシリンダ内の圧力を低下させるべく第2切換弁
104.105.106.107のうちそのホイルシリ
ンダに対応するものが第2位置に切換えられ、ホイルシ
リンダ内のブレーキ油は油管50を通ってリザーバ11
に開放される。
ホイルシリンダ内の圧力は時間T2から少しの間上昇す
るが、やがて減少し始める。しかして車輪の速度の低下
の度合が弱まり、再びホイルシリンダ圧力を増加させる
必要が生じると、例えば時間T3において第2切換弁が
第1位置に切換えられる。この結果、ホイルシリンダへ
は流路抵抗の大きい枝管71.72.81.82を介し
てブレーキ油が徐々に供給され、ホイルシリンダ圧力は
比較的緩やかに増加する。
以下、車輪の減速度あるいはスリップ率に応じてホイル
シリンダ4.5.6.7に供給する圧力がECU130
により計算され、各第2切換弁104.105.106
.107に供給する0N−OFF信号のDUTY比を適
切に選択することにより各ホイルシリンダ4.5.6.
7に適切な圧力の油が供給させる。その結果、車輪の速
度V。
は基準速度V、に近い値を保つように制御されるのであ
る。尚、アンチスキッド制御は、車輪の停止またはプレ
ーキスイッヂがOFFになることにより終了し、この時
、第1切換弁101.102は第1位置に切換えられる
以上のようなアンチスキッド制御時において、運転者が
制動力を緩和させるべ(ブレーキペダルlを戻した場合
には、ホイルシリンダ4.5.6.7内の圧力をマスタ
シリンダ3内の圧力に追従させて減圧することが必要と
なる。このような場合にはマスタシリンダ3内の圧力が
ホイルシリンダ4.5.6.7内の圧力よりも所定値以
上小さくなったことを前記圧力スイッチ41.43が検
知し、モータ10を停止させると共に、第1切換弁10
1.102を開弁させて、ホイルシリンダ4.5.6.
7とマスタシリンダ3とを連通させる。
その結果、ホイルシリンダ4.5.6.7内の圧力が減
圧されると同時に、マスタシリンダ3内の圧力もブレー
キプダル踏ツノ相当の圧力となる。
また、アンチスキッド制御時において、前記リリーフ弁
109.110の故障などによりポンプ8.9の吐出圧
が異常高圧になり、ボイルシリンダ4.5.6.7内の
圧力が所定値異常になった場合でも、前記圧力スイッチ
41.43がこれを検知し、ホイルシリンダ4.5.6
.7とマスタシリンダ3を連通させると同時にモータ1
0を停止させる。ことにより、各配管が異常高圧により
破裂するのを防止することができる。
次に例えば車両を急発進させた場合に生じる駆動輪のス
リップ防止制御(加速スリップ制御)について述べる。
前記車輪速度センサー121.122.123.124
により駆動輪速度と従動輪速度を同時に検知し、駆動輪
速度が従動輪速度より所定値以上大きくなると駆動輪が
スリップしているものとECU130が判断し、まず第
1切換弁101.102を第2位置に切換え、供給管2
0.30を遮断する。
その後、従動輪側に対応する第2切換弁105.107
を第2位置に切換え、枝管28.34と供給管70との
連通を遮断する。そしてモータ10を回転させてポンプ
8.9を駆動させ、同時に第3切換弁111.112を
第2位置に切換えてリリーフ管73.83を遮断する。
よってアキュームレータ113.114に蓄圧された圧
油が供給管70.80に送り出され、これと同時にポン
プ8.9からもマスタシリンダ3の圧力よりも高い圧力
の圧油を供給管70.80に送り出すことができる。そ
して、駆動輪のスリップ状態に応じて第2切換弁104
.106を切換え、アキュームレータ113.114、
ポンプ8.9からの圧油を駆動輪である左右前輪のホイ
ルシリンダ4.5に供給し、スリップを抑える。尚、本
実施例では駆動輪が左右前輪であったが、後輪駆動の場
合には第2切換弁105.107を切換えて左右後輪の
スリップを抑えることになる。また、左右の駆動輪でス
リップ状態が異なる場合、左右それぞれ独立して制jB
を行なう。
この加速スリップ制御を第2図(a)、(bl、(C1
を用いて説明する。
アクセルペダルが踏込まれると、駆動車輪の速度■。が
スリップのため急速に上昇する。一方、車体の速度vv
も時間T、から上昇を始めるが、車輪の速度V。の上昇
の方が急激である。
しかして車輪の速度V、が第3図(alに破線で示され
る基準速度vlより大きくなると、ECU 130はス
リップ率が大きくなりつつあると判断し、ECU 13
0は、スリップ制御の指令信号を出力する。これにより
、第1切換弁101.102が第2位置に切換えられる
とともに、第2切換弁105.107、第3切換弁11
1.112を第2位置に切換え、またモータlOが駆動
されて、アキュームレータ113.114の圧油が駆動
輪のホイールシリンダ4.5にのみ印加開始する。アキ
ュームレータ圧は時間T2から除々に減少し始め、時間
T4には時間遅れT、のあるポンプ吐出圧力P2と同一
になる。
車輪の速度の上昇の度合が弱まり、加速スリップが抑制
されホイルシリンダ圧力を減少させる必要が生じると、
駆動輪に対応する第2切換弁104.106が第2位置
に切換えられ、ホイルシリンダ内のブレーキ油は油管5
0,60を通ってリザーバに開放される。ホイルシリン
ダ内の圧力は時間T、から少しの間上昇するが、やがて
減少し始める。しかして車輪の速度の低下の度合が弱ま
り、加速スリップが発生し再びホイルシリンダ圧力を増
加させる必要が生じると例えば時間T3において第2切
換弁104.106が第1位置に切換えられる。
以下、車輪の加速度あるいはスリップ率に応じてホイル
シリンダ4.5に供給する圧力がECU130により計
算され、各第2切換弁104.106に供給する0N−
OFF信号の制御比を適切に選択することにより各ホイ
ルシリンダ4.5に適当な圧力の油が供給させる。その
結果、車輪の速度■。は基準速度■1に近い値を保つよ
うに制御されるのである。尚、スリップ制御は、ブレー
キスイッチがON、アクセルスイッチがOFFになるこ
とにより、また加速スリップが無くなってから所定時間
が経過すると、モータlO1第3切換弁111.112
、第2切換弁104.106、第1切換弁101,10
2、第2切換弁105.107の全てを順次0FFL終
了する。
尚、上述の例では、駆動輪に対応する第2切換弁104
.106は単純に0N−OFF制御されるものを示した
が、加速スリレプ判定時に、一定時間デユーティ比など
による0N−OFF制御をしてもよい。
また、加速スリップの判定時点から終了判定するまでの
間、第3切換弁111.112がON状態を続けるもの
を示したが、加速スリップ有りのとき、第3切換弁11
1,112をON(第2切換弁104.106は0FF
)に、加速スリップ無しのとき、第3切換弁111.1
12を0FF(第2切換弁104.106はON)に切
換制御してもよい。
また、加速スリップの判定として、駆動輪速度と従動輪
速度の比較するものを例示したが、駆動輪加速度と設定
値との比較、或いは駆動輪速度と対地速度、車体加速度
との比較などにて判定してもよい。
さらに、駆動輪に対応する第2切換弁104.106が
同時に0N−OFFするものを例示したが、各駆動輪毎
に独立制御するようにし、左右輪の路面摩耗係数の異な
るまたぎ路の制御性を向上させることができる。その際
、一方の駆動輪のみが低μ(摩耗係数)路で加速スリッ
プしたときに、(1)それに対応する一方の第2切換弁
のみ切換制御するもの、(ii )それに対応する一方
の第3切換弁および第2切換弁を切換制御するもの、な
どの組合せ制御を行なうようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明のブレーキ装置を用いれば、
簡単な構成でアンチスキッド制御と加速スリップ制御を
行うこうとができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す油圧回路図、第2図は
アンチスキッド制御を説明するに供する図、第3図は加
速スリップ制御を説明するに供する図である。 3・・・マスタシリンダ、4.5.6.7・・・ホイル
シリンダ、8.9・・・ポンプ(圧力[)、11・・・
リザーバ、101.102・・・第1切換弁、104.
105.106.107・・・第2切換弁、109.1
10・・・リリーフ弁、111.112・・・第3切換
弁。 代理人弁理士 岡 部    隆 第2図 手続補正書 昭和61年 6月lt日 2発明の名称 車両用ブレーキ装置 3補正をする者 事件との関係  特許出願人 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 (426)日本電装株式会社 代表者 戸田窓台 4代 理 人 〒448 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地5補正の対
象 0 、 捕」二’JJ P′Jイt (1)明細書を以下のとおり補正します。 +11特許請求の範囲を別紙のとおり補正しまず。1°
′(2)同書第6頁第20行目の「開弁」を「閉弁」に
訂正します。 (3)同書第6頁第20行目から第7頁第4行目の「且
つ・・・装置とした。」を次の文章に訂正します。 「且つ駆動車輪に対応する第3切換弁が第2位置に切り
換わると同時に駆動車輪に対応する前記第2切漠弁が切
り換わる。また従動車輪に対応する第2切換弁が第2位
置に切り換わりホイルシリンダ内の圧力を増減すること
により、加速スリップ制御を行う車両用ブレーキ装置と
した。」(4)同書第13頁第3行目の「ホイルシリン
ダ5」を「ホイルシリンダ6」に訂正します。 (5)同書第13頁第8行目の「閉弁させる」を「開弁
させる」に訂正します。 (6)同書第13頁第10行目の「枝管3】」を「枝管
32」に訂正しまず。 (7)同書第13頁第14行目の「ホイルシリンダ4」
を「ホ・fルシリンダ7」に訂正します。 (8)同書第13頁第14行目の「枝管31」を「枝管
32」に訂正します。 (9)同書第18頁第2行目から第3行目の「なお・・
・切り換えられ、」を削除します。 (10回回書22頁第12行目の[供給管70Jの後に
「供給管80」を挿入します。 (■)添付図面中筒1図を別紙のとおり補正します。 2、特許請求の範囲 ブレーキペダルに連結されたマスタシリンダと、各車輪
ごとに配されたホイルシリンダと、油圧を発生させる圧
力源と、 作動油を滞留させておくリザーバと、 前記マスタシリンダとホイルシリンダとを結ぶ管路途中
に配され、この管路を連通・遮断する第1切換弁と、 前記第1切換弁より下流側に配され、前記ホイルシリン
ダを前記圧力源に連通ずる第1位置と、前記ホイルシリ
ンダを前記リザーバに連通ずる第2位置とに選択的に切
換わる第2切換弁と、前記圧力源の吐出側と吸入側とを
結ぶリリーフ管と、 前記圧力源の吐出側に連通され、前記圧力源によって発
生された油圧を蓄えておくための蓄圧器と、 前記蓄圧器と前記圧力源の吐出側との連通を遮断すると
同時に前記リリーフ管の連通を許容する第1位置と、前
記蓄圧器と前記圧力源の吐出側との連通を許容すると同
時に前記リリーフ管の連通を遮断する第2位置とに切換
わる第3切換弁と、前記リリーフ管途中に配され前記圧
力源からの圧力が前記マスタシリンダからの圧力以上に
なった場合に前記リリーフ管を連通させるリリーフ弁と
を備え、 車輪がロック傾向にあると前記第1切換弁が閉弁し、第
3切換弁が第1位置に切換わると同時に前記第2切換弁
が第1位置もしくは第2位置に切換ねってホイルシリン
ダ内の圧力を増減することによりアンチスキッド制御を
行い、 駆動車輪が加速スリップ傾向にあると前記第1切換弁が
閉弁し、且つ駆動車輪に対応する第3切換弁が第2位置
に切換わると同時に前記駆動車1命及礼変1泰第2切換
弁が第1位置もしくは第2位ダ内の圧力を増減すること
により、加速スリップ制御を行う車両用ブレーキ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ブレーキペダルに連結されたマスタシリンダと、各車輪
    ごとに配されたホイルシリンダと、 油圧を発生させる圧力源と、 作動油を滞留させておくリザーバと、 前記マスタシリンダとホイルシリンダとを結ぶ管路途中
    に配され、この管路を連通・遮断する第1切換弁と、 前記第1切換弁より下流側に配され、前記ホイルシリン
    ダを前記圧力源に連通する第1位置と、前記ホイルシリ
    ンダを前記リザーバに連通する第2位置とに選択的に切
    換わる第2切換弁と、前記圧力源の吐出側と吸入側とを
    結ぶリリーフ管と、 前記圧力源の吐出側に連通され、前記圧力源によって発
    生された油圧を蓄えておくための蓄圧器と、 前記蓄圧器と前記圧力源の吐出側との連通を遮断すると
    同時に前記リリーフ管の連通を許容する第1位置と、前
    記蓄圧器と前記圧力源の吐出側との連通を許容すると同
    時に前記リリーフ管の連通を遮断する第2位置とに切換
    わる第3切換弁と、前記リリーフ管途中に配され前記圧
    力源からの圧力が前記マスタシリンダからの圧力以上に
    なった場合に前記リリーフ管を連通させるリリーフ弁と
    を備え、 車輪がロック傾向にあると前記第1切換弁が閉弁し、第
    3切換弁が第1位置に切換わると同時に前記第2切換弁
    が第1位置もしくは第2位置に切換わってホイルシリン
    ダ内の圧力を増減することによりアンチスキッド制御を
    行い、 駆動車輪が加速スリップ傾向にあると前記第1切換弁が
    閉弁し、且つ駆動車輪に対応する第3切換弁が第2位置
    に切換わると同時に前記第2切換弁が第1位置もしくは
    第2位置に切換わってホイルシリンダ内の圧力を増減す
    ることにより、加速スリップ制御を行う車両用ブレーキ
    装置。
JP10445786A 1985-09-23 1986-05-07 車両用ブレ−キ装置 Pending JPS62261563A (ja)

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JP10445786A JPS62261563A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 車両用ブレ−キ装置
US06/908,234 US4715663A (en) 1985-09-23 1986-09-17 Brake oil pressure control device
DE19863632315 DE3632315A1 (de) 1985-09-23 1986-09-23 Vorrichtung zum steuern des bremsoeldruckes fuer die bremsanlage eines fahrzeuges

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314756A (ja) * 1989-06-12 1991-01-23 Nissan Motor Co Ltd 車輪スリップ防止装置
US5123716A (en) * 1990-05-18 1992-06-23 Robert Bosch Gmbh Hydraulic dual-circuit brake system
US5211454A (en) * 1991-01-31 1993-05-18 Robert Bosch Gmbh Hydraulic dual-circuit brake system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0314756A (ja) * 1989-06-12 1991-01-23 Nissan Motor Co Ltd 車輪スリップ防止装置
US5123716A (en) * 1990-05-18 1992-06-23 Robert Bosch Gmbh Hydraulic dual-circuit brake system
US5211454A (en) * 1991-01-31 1993-05-18 Robert Bosch Gmbh Hydraulic dual-circuit brake system

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