JPS62257439A - ジェットルームにおける緯入れ方法 - Google Patents
ジェットルームにおける緯入れ方法Info
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- JPS62257439A JPS62257439A JP9766186A JP9766186A JPS62257439A JP S62257439 A JPS62257439 A JP S62257439A JP 9766186 A JP9766186 A JP 9766186A JP 9766186 A JP9766186 A JP 9766186A JP S62257439 A JPS62257439 A JP S62257439A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分’IF>
本発明は緯糸を飛走させる噴射流体の噴射タイミング及
び噴射圧を制御する方法に関するものである。
び噴射圧を制御する方法に関するものである。
(従来の技術)
緯入れ用メインノズルから経糸開口内へ射出緯入れされ
る緯糸の飛走経路に沿って複数の補助ノズルを配列し、
これら補助ノズルのリレー噴射により緯糸を飛走させる
緯入れ方式では、流体噴射圧あるいは補助ノズルにおけ
るリレー噴射制御が緯入れ安定性を高める上で極めて重
要である。
る緯糸の飛走経路に沿って複数の補助ノズルを配列し、
これら補助ノズルのリレー噴射により緯糸を飛走させる
緯入れ方式では、流体噴射圧あるいは補助ノズルにおけ
るリレー噴射制御が緯入れ安定性を高める上で極めて重
要である。
そのため、特開昭56−96938号公報に開示される
緯入れ方法では織幅端部に緯糸検出器を設置しておき、
この緯糸検出器設置位置における予め設定された緯糸先
端到達時期と実際の緯糸先端到達時期とを比較し、この
比較結果に基づいて流体噴射圧を制御している。又、特
開昭58−36242号公報に開示される緯入れ方法で
は、飛走する緯糸の先端を緯糸検出器により検出し、こ
の検出信号に基づいて同緯糸検出器より下流の補助ノズ
ルの噴射タイミングを制御している。すなわち、前記補
助ノズルにおける噴射タイミングを制御するメカニカル
パルプの開閉制御用パルスモータが前記緯糸検出器から
の緯糸先端検出信号に基づいて制御回路から所定の作動
指令を送られ、これによりメカニカルバルブが開閉制御
される。
緯入れ方法では織幅端部に緯糸検出器を設置しておき、
この緯糸検出器設置位置における予め設定された緯糸先
端到達時期と実際の緯糸先端到達時期とを比較し、この
比較結果に基づいて流体噴射圧を制御している。又、特
開昭58−36242号公報に開示される緯入れ方法で
は、飛走する緯糸の先端を緯糸検出器により検出し、こ
の検出信号に基づいて同緯糸検出器より下流の補助ノズ
ルの噴射タイミングを制御している。すなわち、前記補
助ノズルにおける噴射タイミングを制御するメカニカル
パルプの開閉制御用パルスモータが前記緯糸検出器から
の緯糸先端検出信号に基づいて制御回路から所定の作動
指令を送られ、これによりメカニカルバルブが開閉制御
される。
この制御過程においては前記パルスモータの応答性、流
体管路の長さ等に起因して前記緯糸先端検出信号発信時
と前記補助ノズルにおける流体噴射時との間には遅れ時
間が生ずる。従って、前記緯糸先端検出信号により噴射
タイミングを制御される補助ノズルは少なくとも前記遅
れ時間と緯糸飛走速度とに応した距離だけ前記緯糸検出
器から下流へ位五させ、同位置における流体噴射開始時
期と緯糸先端到達時期とを同期させるようになっている
。
体管路の長さ等に起因して前記緯糸先端検出信号発信時
と前記補助ノズルにおける流体噴射時との間には遅れ時
間が生ずる。従って、前記緯糸先端検出信号により噴射
タイミングを制御される補助ノズルは少なくとも前記遅
れ時間と緯糸飛走速度とに応した距離だけ前記緯糸検出
器から下流へ位五させ、同位置における流体噴射開始時
期と緯糸先端到達時期とを同期させるようになっている
。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、特開昭56−96938号公報に開示される
噴射圧制御方式の緯入れ方法では、噴射圧制御の応答性
が悪いことから予め設定された緯糸先端到達時期と実際
、の緯糸先端到達時期との比較による噴射圧制御が実際
に有効となる時期は前記緯糸検出器による検出時期から
かなりの緯入れ回数の後であり、緯糸飛走時間を設定さ
れた範囲内に収束させることが実質的に不可能である。
噴射圧制御方式の緯入れ方法では、噴射圧制御の応答性
が悪いことから予め設定された緯糸先端到達時期と実際
、の緯糸先端到達時期との比較による噴射圧制御が実際
に有効となる時期は前記緯糸検出器による検出時期から
かなりの緯入れ回数の後であり、緯糸飛走時間を設定さ
れた範囲内に収束させることが実質的に不可能である。
しかも、各補助ノズルにおける噴射タイミングが調整不
能に設定されているため、噴射圧変動に起因する緯糸飛
走時間のばらつきを考慮して噴射時間幅を大きく設定せ
ざるを得す、噴射流体の浪費が避けられない。
能に設定されているため、噴射圧変動に起因する緯糸飛
走時間のばらつきを考慮して噴射時間幅を大きく設定せ
ざるを得す、噴射流体の浪費が避けられない。
一方、特開昭58−36242号公報の緯入れ方法によ
れば、織幅内の緯糸検出器より下流へ所定距離離れた補
助ノズルにおける噴射タイミング制御が前記緯糸検出器
の緯糸先端検出に基づいて緯入れ毎に可能であるが、こ
のタイミング制御は結果的に緯糸飛走速度に応じたもの
となる。そのため、例えば緯糸飛走が遅ければこの遅い
飛走に見合った噴射タイミング制御がなされ、緯糸飛走
の遅れを解消することはできない。従って、作業者が噴
射圧制御等を行わないかぎり緯入れトラブルの発生が避
けられない。
れば、織幅内の緯糸検出器より下流へ所定距離離れた補
助ノズルにおける噴射タイミング制御が前記緯糸検出器
の緯糸先端検出に基づいて緯入れ毎に可能であるが、こ
のタイミング制御は結果的に緯糸飛走速度に応じたもの
となる。そのため、例えば緯糸飛走が遅ければこの遅い
飛走に見合った噴射タイミング制御がなされ、緯糸飛走
の遅れを解消することはできない。従って、作業者が噴
射圧制御等を行わないかぎり緯入れトラブルの発生が避
けられない。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
そこで本発明では、緯入れ用メインノズル及び補助ノズ
ルからの噴射流体により経糸開口内を飛走案内される緯
糸の先端を検出する緯糸検出器を織幅末端付近に配置し
、この緯糸検出器の緯糸先端検出による緯糸先端位置情
報と予め設定された緯糸先端到達時期との比較に基づい
て前記補助ノズルの噴射タイミングを制御するとともに
、前記緯入れ用メインノズル及び補助ノズルの少なくと
も一方の噴射圧を制御するようにした。
ルからの噴射流体により経糸開口内を飛走案内される緯
糸の先端を検出する緯糸検出器を織幅末端付近に配置し
、この緯糸検出器の緯糸先端検出による緯糸先端位置情
報と予め設定された緯糸先端到達時期との比較に基づい
て前記補助ノズルの噴射タイミングを制御するとともに
、前記緯入れ用メインノズル及び補助ノズルの少なくと
も一方の噴射圧を制御するようにした。
(作用)
すなわち、前記緯糸検出器の緯糸先端検出による緯糸先
端位置情報と予め設定された緯糸先端到達時期との比較
に基づ(流体噴射圧制御が実際に有効となるまでの間は
、同じく前記比較結果に基づく各補助ノズルにおける噴
射タイミング制御が緯糸飛走制御を受は持つ。従って、
前記緯糸検出器による緯糸先端検出結果が以後の緯入れ
に直ちに反映され、緯糸飛走が良好に制御される。前記
噴射圧制御が緯入れに反映され始めると、噴射流体の最
も消費の少ない状態での噴射タイミング制御が可能とな
り、噴射流体の浪費を回避しつつ緯糸の飛走安定性を確
保することができる。
端位置情報と予め設定された緯糸先端到達時期との比較
に基づ(流体噴射圧制御が実際に有効となるまでの間は
、同じく前記比較結果に基づく各補助ノズルにおける噴
射タイミング制御が緯糸飛走制御を受は持つ。従って、
前記緯糸検出器による緯糸先端検出結果が以後の緯入れ
に直ちに反映され、緯糸飛走が良好に制御される。前記
噴射圧制御が緯入れに反映され始めると、噴射流体の最
も消費の少ない状態での噴射タイミング制御が可能とな
り、噴射流体の浪費を回避しつつ緯糸の飛走安定性を確
保することができる。
(実施例)
以下、巻付貯留方式の緯糸測長貯留装置を備えたジェッ
トルームに本発明を具体化した一実施例を第1〜3図に
基づいて説明する。
トルームに本発明を具体化した一実施例を第1〜3図に
基づいて説明する。
第1図に示すようにスレイ1上に立設された筬2の前面
には緯糸案内通路Sが形成されており、前記緯糸測長貯
留装置を経由した緯糸Yが緯入れ用メインノズル3から
緯糸案内通路S内へ射出緯入れされる。緯入れ用メイン
ノズル3は電磁バルブ22を介して圧縮空気供給タンク
23に接続されており、同タンク23には圧力制御用の
電磁レギュレータ35が取り付けられている。スレイ1
の前面には取付溝1aが形成されており、間溝1aには
複数個の支持ブロック4(本実施例では16個あるが、
図面では6個のみ示す)が所定間隔をおいて取付位置調
整可能に締付固定されている。
には緯糸案内通路Sが形成されており、前記緯糸測長貯
留装置を経由した緯糸Yが緯入れ用メインノズル3から
緯糸案内通路S内へ射出緯入れされる。緯入れ用メイン
ノズル3は電磁バルブ22を介して圧縮空気供給タンク
23に接続されており、同タンク23には圧力制御用の
電磁レギュレータ35が取り付けられている。スレイ1
の前面には取付溝1aが形成されており、間溝1aには
複数個の支持ブロック4(本実施例では16個あるが、
図面では6個のみ示す)が所定間隔をおいて取付位置調
整可能に締付固定されている。
各ブロック4には補助ノズル5A、5B、6A。
6B、7A、7B、8A、8B、9A、9B、10A、
IOB、IIA、IIB、12A、12Bが立設支持さ
れており、これら各補助ノズル5A〜12Bは電磁バル
ブ13,14,15.16゜17,18,19.20を
介して圧縮空気供給タンク21に接続されている。各補
助ノズルは緯入れ用メインノズル3側から順に隣合う対
単位で1つの電磁バルブに接続されている。
IOB、IIA、IIB、12A、12Bが立設支持さ
れており、これら各補助ノズル5A〜12Bは電磁バル
ブ13,14,15.16゜17,18,19.20を
介して圧縮空気供給タンク21に接続されている。各補
助ノズルは緯入れ用メインノズル3側から順に隣合う対
単位で1つの電磁バルブに接続されている。
対をなす補助ノズル群5と補助ノズル群6との間におい
て取付溝1aには支持ブロック24が取付位置調整可能
に締付固定されており、同支持ブロック24には一対の
棒状支持体25A、25Bが立設支持されている。両支
持体25A、25Bの先端は緯糸案内通路S近傍に到達
しており、一方の支持体25Aの先端には投光素子(図
示時)が埋設されているとともに、他方の支持体25B
の先端には受光素子(図示時)が埋設されている。
て取付溝1aには支持ブロック24が取付位置調整可能
に締付固定されており、同支持ブロック24には一対の
棒状支持体25A、25Bが立設支持されている。両支
持体25A、25Bの先端は緯糸案内通路S近傍に到達
しており、一方の支持体25Aの先端には投光素子(図
示時)が埋設されているとともに、他方の支持体25B
の先端には受光素子(図示時)が埋設されている。
すなわち、対をなす支持体25A、25Bが緯糸案内通
路S内を飛走する緯糸Yを検出する緯糸検出器25を構
成している。同様に、対をなす補助ノズル群6.7間、
7.8間、8.9間、9. 10間、10.11間及び
11.12間にも支持ブロック24が取付位置調整可能
に配設されており、各支持ブロック24には前記と同様
の緯糸検出器2G、27.28,29,30.31が取
付けられている。これら緯糸検出器25〜31はいずれ
も織幅内に位置する。さらに、補助ノズル群12の外側
の織幅端部付近に対応する取付11a部位には支持ブロ
ック24が取付位置調整可能に締付固定されており、同
ブロック24には前記と同様の緯糸検出器32が取付け
られている。
路S内を飛走する緯糸Yを検出する緯糸検出器25を構
成している。同様に、対をなす補助ノズル群6.7間、
7.8間、8.9間、9. 10間、10.11間及び
11.12間にも支持ブロック24が取付位置調整可能
に配設されており、各支持ブロック24には前記と同様
の緯糸検出器2G、27.28,29,30.31が取
付けられている。これら緯糸検出器25〜31はいずれ
も織幅内に位置する。さらに、補助ノズル群12の外側
の織幅端部付近に対応する取付11a部位には支持ブロ
ック24が取付位置調整可能に締付固定されており、同
ブロック24には前記と同様の緯糸検出器32が取付け
られている。
第1,2図に示すように、各緯糸検出器25〜32から
出力される緯糸検出信号は制御語2cに入力される。制
御装置Cは、入出力インク−フェースと、CPU (中
央演算処理部)と、各補助ノズル群に対応する電磁バル
ブにおける設定開閉タイミング及び緯糸検出器25〜3
1位置における設定緯糸先端到達時期を記憶し、かつ第
2図に示す噴射タイミング設定533により入力された
設定噴射タイミングを記憶する記憶部とから構成されて
いる。噴射タイミング設定器33は緯入れ用メインノズ
ル3に対応する電磁バルブ22及び補助ノズル群5に対
応する電磁バルブ13の開閉タイミングのみを設定する
ものであり、これら開閉タイミングは第3図に示す設定
された緯糸飛走開始角度α及び設定された緯糸飛走終了
角度βの入力に基づいて設定される。制御装置Cは、前
記緯糸検出器25〜32からの緯糸先端検出信号と、機
台回転角度検出用の公知のロークリエンコーダ34から
の入力信号と、前記噴射タイミング設定器33により予
め設定された緯糸飛走開始角度α及び緯糸飛走終了角度
βとに基づいて補助ノズル群6〜12に対応する電磁バ
ルブ14〜20の開閉を指令し、補助ノズル群5に対応
する電磁バルブ13及び緯入れ用メインノズル3に対応
する電磁バルブ22への開閉を旨令を噴射タイミング設
定器33により予め設定された開閉タイミングに応じて
行なう。又、制御装置Cは、緯糸検出器32による緯糸
先端位置情報と予め設定された緯糸飛走終了角度βとの
比較に基づいて圧力制御用電磁レギュレータ35を制御
する。
出力される緯糸検出信号は制御語2cに入力される。制
御装置Cは、入出力インク−フェースと、CPU (中
央演算処理部)と、各補助ノズル群に対応する電磁バル
ブにおける設定開閉タイミング及び緯糸検出器25〜3
1位置における設定緯糸先端到達時期を記憶し、かつ第
2図に示す噴射タイミング設定533により入力された
設定噴射タイミングを記憶する記憶部とから構成されて
いる。噴射タイミング設定器33は緯入れ用メインノズ
ル3に対応する電磁バルブ22及び補助ノズル群5に対
応する電磁バルブ13の開閉タイミングのみを設定する
ものであり、これら開閉タイミングは第3図に示す設定
された緯糸飛走開始角度α及び設定された緯糸飛走終了
角度βの入力に基づいて設定される。制御装置Cは、前
記緯糸検出器25〜32からの緯糸先端検出信号と、機
台回転角度検出用の公知のロークリエンコーダ34から
の入力信号と、前記噴射タイミング設定器33により予
め設定された緯糸飛走開始角度α及び緯糸飛走終了角度
βとに基づいて補助ノズル群6〜12に対応する電磁バ
ルブ14〜20の開閉を指令し、補助ノズル群5に対応
する電磁バルブ13及び緯入れ用メインノズル3に対応
する電磁バルブ22への開閉を旨令を噴射タイミング設
定器33により予め設定された開閉タイミングに応じて
行なう。又、制御装置Cは、緯糸検出器32による緯糸
先端位置情報と予め設定された緯糸飛走終了角度βとの
比較に基づいて圧力制御用電磁レギュレータ35を制御
する。
さて、織機の運転に伴い、電磁バルブ22が噴射タイミ
ング設定器33により設定された開閉タイミング(第3
図のブロックT1で示す)で開放される。これにより緯
入れ用メインノズル3から圧縮空気が噴射され、緯糸Y
が緯糸案内通路S内へ射出緯入れされる。続いて、電磁
バルブ13が設定された開閉タイミング(第3図にブロ
ックT2で示す)で開放され、緯糸Yの先端が補助ノズ
ル群5により牽引される。緯糸Yの先端が両補助ノズル
群5,6間の緯糸検出器25に到達すると、緯糸Yの先
端が緯糸検出器25により検出され、この緯糸先端検出
信号が制御装置Cに入力される。
ング設定器33により設定された開閉タイミング(第3
図のブロックT1で示す)で開放される。これにより緯
入れ用メインノズル3から圧縮空気が噴射され、緯糸Y
が緯糸案内通路S内へ射出緯入れされる。続いて、電磁
バルブ13が設定された開閉タイミング(第3図にブロ
ックT2で示す)で開放され、緯糸Yの先端が補助ノズ
ル群5により牽引される。緯糸Yの先端が両補助ノズル
群5,6間の緯糸検出器25に到達すると、緯糸Yの先
端が緯糸検出器25により検出され、この緯糸先端検出
信号が制御装置Cに入力される。
制御装置Cはロークリエンコーダ34からの信号に基づ
いて緯糸検出器25位置における緯糸先端の到達時期を
把握し、記憶する。以下、電磁バルブ14〜20が制御
装置からの指令により前記設定開閉タイミング(第3図
にT3.T4.T5゜T6.T7.T8.T9で示す)
で開閉され、緯糸Yが各補助ノズル群6〜12のリレー
噴射により牽引飛走される。そして、緯糸Yの先端が各
緯糸検出器26〜32により検出され、前記と同様に各
緯糸検出器26〜32位1における緯糸先端到達時期が
制御装置Cにおいて把握され、記憶される。
いて緯糸検出器25位置における緯糸先端の到達時期を
把握し、記憶する。以下、電磁バルブ14〜20が制御
装置からの指令により前記設定開閉タイミング(第3図
にT3.T4.T5゜T6.T7.T8.T9で示す)
で開閉され、緯糸Yが各補助ノズル群6〜12のリレー
噴射により牽引飛走される。そして、緯糸Yの先端が各
緯糸検出器26〜32により検出され、前記と同様に各
緯糸検出器26〜32位1における緯糸先端到達時期が
制御装置Cにおいて把握され、記憶される。
緯糸Yの先端が予め設定された緯糸飛走終了角度βで示
す時期に緯糸検出器32位置に到達するという正常な緯
入れが行われた場合には、次回の緯入れにおいても緯入
れ用メインノズル3における噴射圧及び各補助ノズル群
6〜12における噴射タイミングが前回と同様に制御装
置Cがら指令される。すなわち、圧力制御用電磁レギュ
レータ35及び電磁バルブ14〜20に対する変更指令
は行われず、前回と同様の噴射圧及び電磁バルブ14〜
20における予め設定された開閉タイミングT3〜T9
でもって緯入れが行われる。
す時期に緯糸検出器32位置に到達するという正常な緯
入れが行われた場合には、次回の緯入れにおいても緯入
れ用メインノズル3における噴射圧及び各補助ノズル群
6〜12における噴射タイミングが前回と同様に制御装
置Cがら指令される。すなわち、圧力制御用電磁レギュ
レータ35及び電磁バルブ14〜20に対する変更指令
は行われず、前回と同様の噴射圧及び電磁バルブ14〜
20における予め設定された開閉タイミングT3〜T9
でもって緯入れが行われる。
緯糸Yの先端が予め設定された緯糸飛走終了角度βで示
す時期に緯糸検出器32位置に到達しないという異常な
緯入れが行われた場合には、制御装置Cから圧力制御用
電磁レギュレータ35に対して圧力補正指令が送られる
。これとともに緯糸検出器25〜31により得られた緯
糸先端位置情報と予め設定された緯糸先端到達時期との
比較に基づいて前記設定された開閉タイミングT3〜T
9を補正した開閉タイミングが電磁バルブ14〜20に
指令される。緯入れ用メインノズル3における噴射圧補
正が有効に働き出すのは噴射圧補正指令からかなりの緯
入れ回数の後となるが、この間における緯糸飛走制御は
電磁バルブ14〜20における開閉タイミング補正によ
り受は持たれ、前記噴射圧補正指令及び開閉タイミング
補正指令の発信後直ちに緯糸飛走の適正化が図られる。
す時期に緯糸検出器32位置に到達しないという異常な
緯入れが行われた場合には、制御装置Cから圧力制御用
電磁レギュレータ35に対して圧力補正指令が送られる
。これとともに緯糸検出器25〜31により得られた緯
糸先端位置情報と予め設定された緯糸先端到達時期との
比較に基づいて前記設定された開閉タイミングT3〜T
9を補正した開閉タイミングが電磁バルブ14〜20に
指令される。緯入れ用メインノズル3における噴射圧補
正が有効に働き出すのは噴射圧補正指令からかなりの緯
入れ回数の後となるが、この間における緯糸飛走制御は
電磁バルブ14〜20における開閉タイミング補正によ
り受は持たれ、前記噴射圧補正指令及び開閉タイミング
補正指令の発信後直ちに緯糸飛走の適正化が図られる。
従って、噴射圧補正が有効となるまでの間の緯入れミス
発生が回避され、織布品質及び機台稼動効率が向上する
。
発生が回避され、織布品質及び機台稼動効率が向上する
。
緯入れ用メインノズル3における噴射圧補正が有効に働
き出すと、補助ノズル群6〜12に対応する電磁バルブ
14〜20における開閉タイミングが前記設定された開
閉タイミングT3〜T9に収束し、以後の緯糸飛走制御
が補正された噴射圧により受は持たれる。従って、この
噴射タイミングT3〜T9の設定如何によって噴射流体
の消費量を大幅に低減することが可能となる。
き出すと、補助ノズル群6〜12に対応する電磁バルブ
14〜20における開閉タイミングが前記設定された開
閉タイミングT3〜T9に収束し、以後の緯糸飛走制御
が補正された噴射圧により受は持たれる。従って、この
噴射タイミングT3〜T9の設定如何によって噴射流体
の消費量を大幅に低減することが可能となる。
本発明はもちろん前記実施例にのみ限定されるものでは
なく、例えば前記実施例において、織幅内の1つの緯糸
検出器から得られる緯糸先端位置情報と、同位置情報よ
り以前の緯糸先端位置情報とに基づいて前記緯糸検出器
から下流へ所定距離離れた補助ノズルにおける噴射タイ
ミングを制御するようにしてもよい。又、第4図に示す
ように織幅末端付近にのみ緯糸検出器32を設置し、こ
の緯糸検出器32から得られる緯糸先端位置情報に基づ
いて補助ノズル群5〜12に対応°する電磁バルブ13
〜20の開閉タイミングを直接制御してリレー噴射タイ
ミングを制御するようにしたり、同じく前記緯糸先端位
置情報により緯入れ用メインノズル3の噴射圧制御用の
電磁レギュレータ35及び補助ノズル群5〜12の噴射
圧制御用の電磁レギュレータ36の両方を同時に制御し
たり、あるいは補助ノズル群のみの噴射圧制御を行なう
ようにすることも可能である。
なく、例えば前記実施例において、織幅内の1つの緯糸
検出器から得られる緯糸先端位置情報と、同位置情報よ
り以前の緯糸先端位置情報とに基づいて前記緯糸検出器
から下流へ所定距離離れた補助ノズルにおける噴射タイ
ミングを制御するようにしてもよい。又、第4図に示す
ように織幅末端付近にのみ緯糸検出器32を設置し、こ
の緯糸検出器32から得られる緯糸先端位置情報に基づ
いて補助ノズル群5〜12に対応°する電磁バルブ13
〜20の開閉タイミングを直接制御してリレー噴射タイ
ミングを制御するようにしたり、同じく前記緯糸先端位
置情報により緯入れ用メインノズル3の噴射圧制御用の
電磁レギュレータ35及び補助ノズル群5〜12の噴射
圧制御用の電磁レギュレータ36の両方を同時に制御し
たり、あるいは補助ノズル群のみの噴射圧制御を行なう
ようにすることも可能である。
発明の効果
以上詳述したように、噴射圧制御及び補助ノズルにおけ
るリレー噴射タイミング制御の両方を行なう本発明の緯
入れ方法によれば、噴射流体の消費量を低減しつつ緯入
れ安定性を向上し得るという優れた効果を奏する。
るリレー噴射タイミング制御の両方を行なう本発明の緯
入れ方法によれば、噴射流体の消費量を低減しつつ緯入
れ安定性を向上し得るという優れた効果を奏する。
第1〜3図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図は補助ノズル列及び緯糸検出器列を示す斜視図、第2
図はブロック図、第3図は緯糸飛走曲線を示すグラフ、
第4図は本発明の別例を示すブロック図である。 緯入れ用メインノズル3、補助ノズル5A、5B、6A
、6B、7A、7B、8A、8B、9A。 9B、IOA、IOB、IIA、IIB、12A。 12B、電磁バルブ13,14,15,16,17.1
8.19゜20.22、緯糸検出器32、圧力制御用電
磁レギュレータ35、緯糸Y。
図は補助ノズル列及び緯糸検出器列を示す斜視図、第2
図はブロック図、第3図は緯糸飛走曲線を示すグラフ、
第4図は本発明の別例を示すブロック図である。 緯入れ用メインノズル3、補助ノズル5A、5B、6A
、6B、7A、7B、8A、8B、9A。 9B、IOA、IOB、IIA、IIB、12A。 12B、電磁バルブ13,14,15,16,17.1
8.19゜20.22、緯糸検出器32、圧力制御用電
磁レギュレータ35、緯糸Y。
Claims (1)
- 1 緯入れ用メインノズル及び補助ノズルからの噴射流
体により経糸開口内を飛走案内される緯糸の先端を検出
する緯糸検出器を織幅末端付近に配置し、この緯糸検出
器の緯糸先端検出による緯糸先端位置情報と予め設定さ
れた緯糸先端到達時期との比較に基づいて前記補助ノズ
ルの噴射タイミングを制御するとともに、前記緯入れ用
メインノズル及び補助ノズルの少なくとも一方の噴射圧
を制御するジェットルームにおける緯入れ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9766186A JPS62257439A (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 | ジェットルームにおける緯入れ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9766186A JPS62257439A (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 | ジェットルームにおける緯入れ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62257439A true JPS62257439A (ja) | 1987-11-10 |
Family
ID=14198243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9766186A Pending JPS62257439A (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 | ジェットルームにおける緯入れ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62257439A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01147287U (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-11 | ||
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JPH0382849A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-08 | Tsudakoma Corp | 織機の緯入れ制御装置 |
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CN104862865A (zh) * | 2014-02-21 | 2015-08-26 | 江南大学 | 一种适用于双向引纬的新型辅助喷嘴间隔设计 |
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-
1986
- 1986-04-26 JP JP9766186A patent/JPS62257439A/ja active Pending
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