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JPS6221370Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6221370Y2
JPS6221370Y2 JP13510182U JP13510182U JPS6221370Y2 JP S6221370 Y2 JPS6221370 Y2 JP S6221370Y2 JP 13510182 U JP13510182 U JP 13510182U JP 13510182 U JP13510182 U JP 13510182U JP S6221370 Y2 JPS6221370 Y2 JP S6221370Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
tool holder
hole
engaging
keyway
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13510182U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5939105U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13510182U priority Critical patent/JPS5939105U/ja
Publication of JPS5939105U publication Critical patent/JPS5939105U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6221370Y2 publication Critical patent/JPS6221370Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工具ホルダ保持装置に関し、特に小
径の工具ホルダを確実にしかも強固に着脱し得る
ようにしたものである。
従来、この種の工具ホルダ保持装置としては、
例えば実開昭53−160874号公報等に見られるもの
が開示されている。
この公報にみられるものは、いわゆる工具ホル
ダおよびアダプタがけん引軸および作動軸の協働
作用によつて着脱される。そして、この協働作用
は、けん引軸および作動軸間に設けられた突条お
よび/または溝によつて与えられる。
しかしながら、この装置では、突条および溝と
してセレーシヨンを利用したときには、けん引軸
および作動軸が通常大きくなることから、機構的
には大径向けのものとなる。また、第10図の変
形例でみられるように突条および溝としてキーお
よびキー溝を利用したものは、小径向きである
が、セレーシヨンの場合と同様な設計をしたとき
には、機構上剛性不足となるおそれがある。
これに対し、最近のクイツクチエンジ式工具の
要求では、小径側の要求も次第に大きくなり、前
述したキーおよびキー溝形式のものをより改善す
ることが要望されている。
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、工
具ホルダ、アダプタ、けん引軸および作動軸をそ
れぞれ備えた工具ホルダ保持装置において、前記
けん引軸は、胴部および係合端部を有し、その胴
部には、軸方向の移動量を確保するため水平面お
よび2つの起立面からなる切欠凹部が軸中心付近
に至るまで掘込まれ、しかもこの水平面には、直
径方向の軸中心線に対し、10゜〜25゜の傾斜角α
を有するキー溝が形成されるとともに、このキー
に対しては傾斜した一方の起立面が平行関係にな
つているものである。
また、前記作動軸は、その中央部位が前記切欠
凹部内に位置して切欠凹部の水平面に接触する回
止めのためのすべり面が形成され、しかもこのす
べり面の略中央部位には、前記キー溝によつてそ
の動きが規制されるキーを凸設しており、また、
その側端部には、前記けん引軸に対する組込みの
ため傾斜した一方の起立面によつて案内されるガ
イド面が形成されるようにしたものである。
以下、本考案工具ホルダ保持装置における一実
施例について図を参照して説明する。
第1図および第2図において、1は、その一端
に適宜の切削工具2例えばマイクロカートリツジ
を備えた工具ホルダであり、また、この工具ホル
ダ1の他端には、取付け穴1aおよび係合穴1b
が設けられる。そして、取付け穴1aおよび係合
穴1bを穿設した工具ホルダ1は、嵌合凸部4を
備えたアダプタ3に取付けられる。この場合、ア
ダプタ3に対する位置決めは、駆動キー4aによ
つて行なわれる。
なお、本考案では、工具ホルダ1については、
例えばホルダー外径で40〜60mm程度の小径向けを
目的としていることから、前述した嵌合凸部4お
よび取付け穴1aのテーパーは、実開昭53−
160874号公報に開示された1/5よりも大きい方が
好ましい。これは、1/5よりも小さいと切削後取
外すときに、両者が密着してしまうので引き離し
力を相当に要するからである。
前記アダプタ3は、前述したように工具ホルダ
1側の端面に嵌合凸部4を形成するが、この嵌合
凸部4には、けん引軸5を受入れる中心取付け穴
6が穿設され、またこの中心取付け穴6に対して
は、これと略直交する側穴7が穿設される。そし
て、このけん引軸5は、胴部5aおよび直径方向
に一部が凸起する係合端部8からなり、中心取付
け穴6に対しては、係合端部8が凸出するように
なつている。したがつて、中心取付け穴6から凸
出した係合端部8が、工具ホルダ1の係合穴1b
と係合または解除される。この場合、けん引軸5
の軸方向移動は、アダプタ3の側穴7内に配置さ
れた作動軸9および例えばリングねじ10aによ
つて回転のみ与えられた回動ねじ10の正逆回転
によつて与えられる。
また、けん引軸5は、第3図で明示されている
ように、胴部5aには、けん引軸5の軸方向の移
動量を確保するため切欠凹部11が設けられ、前
記作動軸9の中央部位が位置するようになつてい
る。なお、切欠凹部11は、剛性を高める必要性
があるため、水平面15および起立面16,17
により構成される。また、この切欠凹部11内に
は、前記作動軸9が位置するので、スペース確保
の必要性から前記水平面15は、軸中心付近まで
掘込まれるようになつている。そして、この水平
面15には、直径方向の軸中心線に対し、10゜〜
25゜の傾斜角αを有するキー溝14が形成される
とともに、このキー溝14に対し、一方の起立面
17が平行関係になつている。
さらに、前記作動軸9は、そのすべり面12が
前記水平面15と接触することにより回止めされ
るとともに、このすべり面12に凸設されたキー
13が、前記キー溝14内に位置する。したがつ
て、このキー13は、側穴7の軸中心線に対し、
αの傾斜角をもつてすべり面12上に凸設され
る。なお、この作動軸9は、側穴7の奥に位置す
る側端部にガイド面18が設けられる。
このガイド面18は、第4図で明示されている
ように、けん引軸5に組込むときの容易性を配慮
したことにより形成されたものである。すなわ
ち、このガイド面18は、傾斜角αを有する前記
キー13と平行関係にあるため、このガイド面1
8を前記起立面17に添わせた後、側穴7内に押
込めば、前記キー13がキー溝14内に入り込む
からである。そして、これらの平行間の寸法は、
研削加工などによつて精度よく確保できるもので
ある。
したがつて、本考案は、このような配慮の下に
けん引軸5および作動軸9を中心取付け穴6およ
び側穴7内に組込んだものであるから、前述した
実開昭53−160874号公報におけるものよりも正確
かつ容易に構成できる。
本考案は、以上説明したように、けん引軸5の
胴部5aには、水平面15、起立面16,17か
らなる切欠凹部11を形成し、この切欠凹部11
内に作動軸9を位置させるようにしたものである
から、けん引軸5および作動軸9の組合せをコン
パクトにまとめることができ、小径の工具ホルダ
1例えば40mm程度に対しても適用できるものであ
る。これは、例えば、けん引軸5については、そ
の胴部5aの直径を14mmとすれば、これに対する
作動軸9の直径を10mm、キー13を4mm巾×14mm
長にすることができ、この結果工具ホルダ1の外
径を42mmに設定できるからである。
また、けん引軸5および作動軸9の組込みにあ
たつてもガイド面18および起立面17を利用し
たものであるから、正確にかつ容易に組込めると
いう利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案工具ホルダ保持装置の一実施
例を示す要部の断面図、第2図は、第1図の上方
からみた同じく要部の断面図、第3図は、けん引
軸、作動軸および回動ねじの関係を示した分解斜
視図、第4図は、けん引軸に作動軸を組込むとき
の状態を示す説明図である。 1……工具ホルダ、3……アダプタ、5……け
ん引軸、6……中心取付け穴、7……側穴7、8
……係合端部、9……作動軸、11……切欠凹
部、12……すべり面、13……キー、14……
キー溝、15……水平面、16,17……起立
面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端に嵌合凸部4を有するアダプタ3には、中
    心取付け穴6およびこれに略直交する側穴7がそ
    れぞれ穿設され、この中心取付け穴6内には直径
    方向に凸起する係合端部8を嵌合凸部4から凸出
    させるようにしたけん引軸5が組込まれ、また前
    記側穴7には、前記けん引軸5と係合して、けん
    引軸5を中心取付け穴6の軸方向に移動させる作
    動軸9が組込まれるとともに、一端に取付け穴1
    aおよび係合穴1bを備えた工具ホルダ1が、前
    記けん引軸5および作動軸9の協働作用によつて
    前記係合端部8を凸出させた嵌合凸部4に着脱さ
    れるようにした工具ホルダ保持装置において、 前記けん引軸5は胴部5aおよび係合端部8を
    有し、その胴部5aには、軸方向の移動量を確保
    するため水平面15および起立面16,17から
    なる切欠凹部11が軸中心付近に至るまで掘込ま
    れ、しかもこの水平面15には、直径方向の軸中
    心線に対し、10゜〜25゜の傾斜角αを有するキー
    溝14が形成されるとともに、このキー溝14に
    対しては傾斜した一方の起立面17が平行関係に
    なつており、 前記作動軸9は、前記側穴7内に嵌挿されたと
    きにその中央部位が、前記切欠凹部11内に位置
    するとともに切欠凹部11の水平面15に接触す
    る回止めのためのすべり面12が形成され、しか
    もこのすべり面12の略中央部位には、前記キー
    溝14によつてその動きが規制されるキー13を
    凸設しており、また前記側穴7の奥に位置する側
    端部には、前記けん引軸5に対する組込みのため
    傾斜した前記起立面17によつて案内されるガイ
    ド面18が形成されていることを特徴とする工具
    ホルダ保持装置。
JP13510182U 1982-09-06 1982-09-06 工具ホルダ保持装置 Granted JPS5939105U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13510182U JPS5939105U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 工具ホルダ保持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13510182U JPS5939105U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 工具ホルダ保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5939105U JPS5939105U (ja) 1984-03-13
JPS6221370Y2 true JPS6221370Y2 (ja) 1987-05-30

Family

ID=30304194

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JP13510182U Granted JPS5939105U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 工具ホルダ保持装置

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JPS5939105U (ja) 1984-03-13

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