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JPS6219789A - ホログラム付き時計カバ− - Google Patents

ホログラム付き時計カバ−

Info

Publication number
JPS6219789A
JPS6219789A JP15874185A JP15874185A JPS6219789A JP S6219789 A JPS6219789 A JP S6219789A JP 15874185 A JP15874185 A JP 15874185A JP 15874185 A JP15874185 A JP 15874185A JP S6219789 A JPS6219789 A JP S6219789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
layer
watch
watch cover
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15874185A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Yamazaki
哲司 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP15874185A priority Critical patent/JPS6219789A/ja
Publication of JPS6219789A publication Critical patent/JPS6219789A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B45/00Time pieces of which the indicating means or cases provoke special effects, e.g. aesthetic effects
    • G04B45/0084Pictures or inscriptions on the case or parts thereof, attaching complete pictures
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B39/00Watch crystals; Fastening or sealing of crystals; Clock glasses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、腕時計、置時計等の時計のカバーガラスに関
し、さらに詳しくは、特定の樹脂によって形成されたホ
ログラムが設けられている時計カバーに関する。
〔発明の背景〕
ホログラフィ−とは、物体からの先の波面の様子を記録
再生する新しい技術であって、この技術によって作られ
たホログラム(物体からの光の波面の様子を光の干渉に
より生じた干渉縞の形で記録した材料)によれば、立体
像を再生することができしかも多重記録も可能となる。
また、ホログラムの記録の一方法として干渉縞を材料表
面の凹凸模様で記録することができ、このボログラムは
大量複製が容易である。
ところで、従来、時計文字盤の風防ガラス、時計蓋など
の時計カバー自体にホログラムを用いた装飾を施すこと
は一般に行なわれてこなかった。
本発明は、この時計カバーにホログラムを設けようとす
るものであり、時計カバー表面にホログラムを設けるこ
とが、時計としての機能を害さない範囲内で審美性、意
匠的価値を向上させる上で極めて効果的であるという知
見に基づいてなされたものである。
〔発明の概要〕
本発明は上述した点に鑑みてなされたものであり、立体
的な視感によって審美性にすぐれ、しかも物理的、科学
的、機械的特性の向上が図られた時計カバーを提供する
ことを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の時計カバーは、時計
カバー基材の表面の一部または全面にホログラムが設け
られていることを特徴とする。
本発明において時計カバーとは、時計の文字板を覆う風
防ガラスや時計蓋等の時計のケーシングに用いられる部
材を広く含む。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明
する。
本発明の時計カバーに用い得るホログラムとしては、そ
の再生機能上、「反射型」 (ホログラムに対しその再
生光源と同じ側に回折光を発生するもの)および「透過
型」 (ホログラムに対し、その再生光源と反対側に回
折光を発生するもの)の双方が適用可能である。
時計カバーが、時計文字板を覆う風防ガラスの場合は、
時計としての機能上、ホログラムは光透過性でなければ
ならないが、時刻表示を目視し得る範囲内で「反射型」
のホログラムを形成することもできる。また、本発明に
おいては、いわゆる「反射型」のホログラムであっても
、反射層が100%未満あるいは特定条件下で光透過性
である場合は、時計カバーの全面にこれを適用すること
ができる。
時計のカバーガラスにホログラムを形成する場合は、ホ
ログラム層を時計の内面側に設けることが好ましい。
具体的なホログラムの種類としては、レインボーホログ
ラム、リップマンホログラム、ホログラふフィックステ
レオグラム、回折格子等が広く適用され得る。
第1図に示す時計カバー1は、時計カバー基材2上に、
透過型のホログラム層3が形成された場合の例である。
透過型ホログラム層3は、ホログラム形成層のみから構
成されていても、あるいはホログラム形成層にホログラ
ム効果を増大させる薄膜層を設けて構成されていてもよ
い。薄膜層を設ける場合の構成例は第2図に示されてい
る。第2図は透過型ホログラムがレリーフホログラムで
ある場合の断面図であり、ホログラム層3のレリーフ形
成面に薄11Q層4が形成されている。5は接着層であ
る。
以下、各構成材料について詳細に説明する。
時計カバー基材 時計カバー基材2としては、従来、時計カバー用材料と
して用いられているガラス、プラスチック、金属などの
材料がすべて用いられ得る。
敷ユ交ユA1 ホログラム層3は、ホログラム用の感光材料またはエン
ボレスホログラム形成材料である。
ホログラム層3の厚みは、時計カバーの大きさ、ホログ
ラムの種類によって適宜選択されつるが、通常、0.1
〜50μ亀、望ましくは0.5〜5μmであることが好
ましい。
本発明には、エンボスホログラムの使用が適しており、
このエンボスホログラム用の樹脂は、ホログラムの成形
(複製)時には成形可能であり、ホログラム成形後つま
り加工時には、加工の際の熱圧力、溶剤等に耐えるだけ
の耐性を有することが必要である。このような樹脂とし
ては、いわゆる紫外線硬化樹脂、電子I!1IIiiI
!化樹脂、熱硬化、自然硬化型の反応性の樹脂などが用
いられうる。特に生産性を考慮した場合、紫外線もしく
は電子線で硬化する樹脂が適している。
具体的には、たとえばメチルメタクリレート、メチルア
クリレート、エヂルアクリレート、エチルメタクリレー
ト、プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、
ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、イソブチ
ルアクリレート、イソブチルメタクリレート、t−ブチ
ルアクリレート、t−ブチルメタクリレート、イソアミ
ルアクリレート、イソアミルメタクリレート、シクロへ
キシルアクリレート、シフ0へキシルメタクリレート、
2−エチルへキシルアクリレート、2−工チルヘキシル
メタクリレート、エチレングリコールジアクリレート、
エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレング
リコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメ
タクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ヘキ
サンジオールジメタクリレート、トリメチロールプロパ
ントリアクリレート、トリメチルプロパツールトリメタ
クリレート、トリメチロールプロパンジアクリレート、
トリメチロールプロパンジメタクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトール
テトラメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアク
リレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、
ジペンタエリスリトールへキサアクリレート、ジペンタ
エリスリトールへキナメタクリレート、エチレングリコ
ールジグリシジルエーテルジアクリレート、エチレング
リコールジグリシジルエーテルジアクリレート、ポリエ
チレングリコールジグリシジルエーテルジアクリレート
、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルジメタ
クリレート、プロピレングリコールジグリシジルエーテ
ルジアクリレート、プロピレングリコールジグリシジル
エーテルジメタクリレート、ポリプロピレングリコール
ジグリシジルエーテルジアクリレート、ポリプロピレン
グリコールジグリシジルエーテルジメタクリレート、ソ
ルビトールテトラグリシジルエーテルテトラアクリレー
ト、ソルビトールテ1−ラグリシジルエーテルテトラメ
タクリレート、などのラジカル重合性不飽和基を有する
単量体が用いられうる。
さらに本発明においては、熱成形性を有する紫外線また
は電子線硬化樹脂を用いることができる。
このような樹脂としては、以下の化合物■〜■を重合も
しくは共重合させた重合体に対し、後述する方法(イ)
〜(ニ)によりラジカル性不飽和基を導入したものが用
いられる。
■ 水酸基を有する単吊体:N−メチロールアクリルア
ミド、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、
2−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシ、3−フェノキシ
プロビルメタクリレート、2−ヒドロキシ、3−フェノ
キシプロビルアクリレートなど。
■ カルボキシル基を有する単量体ニアクリル酸、メタ
クリル酸、アクリロイルオキシエチルモノサクシネート
など。
■ エポキシ基を有する単量体ニゲリシジルメタクリレ
ートなど。
■ アジリジニル基を有する単量体=2−アジリジニル
エチルメタクリレート、2−アジリジニルプロピオン酸
アリルなど。
■ アミノ基を有する単量体ニアクリルアミド、メタク
リルアミド、ダイア七トンアクリルアミド、ジメチルア
ミンエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタ
クリレートなど。
■ スルフォン基を有する単量体:2−アクリルミドー
2−メチルプロパンスルフォン酸など。
■ イソシアネート基を有する単徂体:2,4−トルエ
ンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチルアリレート
の1モル対1モル付加物などのジイソシアネートと活性
水素を有するラジアル重合性単量体の付加物など。
■ さらに、上記の共重合体のガラス転移点を調節した
り、硬化膜の物性を調節したりするために、上記の化合
物と、この化合物と共重合可能な以下のような単量体と
を共重合させることができる。このような共重合可能な
単量体としては、たとえばメチルアクリレート、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレ
ート、プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート
、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、イソブ
チルアクリレート、イソブチルメタクリレート、t−ブ
チルアクリレート、t−ブチルメタクリレート、イソア
ミルアクリレート、イソアミルメタクリレート、シクロ
ヘキサンアクリレート、シクロへキシルメタクリレート
、2−エチルへキシルアクリレート、2−エチルへキシ
ルメタクリレートなどが挙げられる。
次に上述のようにして得られた重合体を以下に述べる方
法(イ)〜(ニ)により反応させ、ラジカル重合体不飽
和基を導入することによって、紫外線もしくは電子線硬
化樹脂が冑られる。
(イ) 水酸基を有する単量体の重合体または共重合体
の場合には、アクリル酸、メタクリル酸などのカルボキ
シル基を有する単量体などを縮合反応させる。
(ロ) カルボキシル基、スルフォン基を有する単m体
の重合体または共重合体の場合には、前述の水酸基を有
する単量体を縮合反応させる。
(ハ) エポキシ基、イソシアネート基あるいはアジリ
ジニル基を有する単量体の重合体または共重合体の場合
には、前述の水酸基を有する単量体もしくはカルボキシ
ル基を有する単量体を付加反応させる。
(ニ) 水酸基あるいはカルボキシル基を有する単量体
の重合体または共重合体の場合には、エポキシ基を有す
る単量体あるいはアジリジニル基を有する単は体あるい
はジイソシアネート化合物と水酸基含有アクリル酸エス
テル中吊体の1対1モルの付加物を付加反応させても良
い。
またさらに、前述の単量体と、上記の熱成形性の紫外線
または電子線硬化樹脂とを混合して用いることもできる
また、上記のものは電子線により十分に硬化可能である
が、紫外線照射で硬化させる場合には、増感剤としてベ
ンゾキノン、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、
などのベンゾインエーテル類、ハロゲン化アセトフェノ
ン類、ビアセチル類などの紫外線照射によりラジカルを
発生するものも用いることができる。
薄膜層 ホログラム形成層に薄膜層4を設ける態様はエンボスホ
ログラムの場合に限られず、他のホログラムにも同様に
適用される。薄膜層はホログラム効果を発現できしかも
時計の表示部を隠蔽させない材質であればいかなるもの
も使用でき、例えば、ホログラム形成層とは屈折率の異
なる透明材料1、厚みが200Å以下の反射性金属薄r
IA層等が挙げられる。前者の場合、屈折率はホログラ
ム形成層よりも大きくても小さくてもよいが、屈折率の
差は0.1以上が好ましく、より好ましくは0.5以上
である。本発明者らの実験によれば1.0以上大きいこ
とが最適である。このように屈折率の異なる透明薄膜層
を設けることにより、ホログラム効果を発現させると共
に、時計の表示部を隠蔽させない作用が行われる。また
後者の場合は反射性金Ji’ft1ll膜ではあるが、
厚みが200A以下であるため光波の透過率が大きく、
そのためボログラム効果発現作用と共に、表示部非隠蔽
作用を発揮する。即ち、反射性金属薄膜中を光波が通過
する場合はその振幅は一波長当たり、exp(−2πK
)で急激に減少するため、その膜厚が200人を越える
と透過率はかなり小さいものとなる。従って、膜厚を2
00Å以下とすることにより透過率は充分なものとなり
、ホログラム効果を発現させることができる。また膜厚
を200Å以下とすることにより、従来みられた高い輝
度の銀白色による外観上の違和感も解消する。
薄膜層の材質として例えば次の(1)〜(6)の材質の
ものが使用できる。
(1) ホログラム形成層よりも屈折率の大きい透明連
続薄膜 これには、可視領域で透明なものと、赤外又は紫外領域
で透明なものとがあり、前者は第1表に、後者は第2表
にそれぞれ示す。表中、nは屈折率を示す(以下、(2
)〜(5)においても同様)。
第1表 可視領域透明体 第2表 赤外又は紫外領域透明体 (2) ホログラム形成層よりも屈折率の大きいい透明
強誘導体 第3表に示す。
ネ 第  3  表 (3) ホログラム形成層よりも屈折率の小さい透明連
続薄膜 第4図に示す。
第  4  表 (4) 厚さ200Å以下の反射性金属薄膜反)1性金
属薄膜は複素屈折率を有し、該複素屈折率:n*はn*
=n−iKで表される。nは屈折率、Kは吸収係数を示
す。
本発明に使用され得る反射性金属薄膜の材質を第5表に
示し、同表に併せて上記のn及びKを示す。
第  5  表 ソノ他の材質として、Sn、In、 Te、l−i。
Fe、CoS Zn、Ge、Pb、Cd、B  i  
1Se、Ga、Rb等が使用可能である。また上記に挙
げた金属の酸化物、窒化物等も使用可能であり、更に金
属、その酸化物、窒化物等、は単独で用いられる他に、
それぞれを2種以上組合わせて用いることができる。
(5) ホログラム形成層と屈折率の異なる樹脂ホログ
ラム形成層に対して屈折率が大きいものでも小さいもの
でもよい。これらの例を第6表に示す。
第  6  表 上記の他、一般的な合成樹脂が使用可能であるが、特に
ホログラム形成層との屈折率差の大きい樹脂が好ましい
(6) 上記(1)〜(5〉の材質を適宜組合わせてな
る積層体 上記(1)〜(5)の材質の組合わせは任意であり、ま
た層構成における各層の上下位置関係も任意に選択され
る。
上記した(1)〜(6)の薄II%!層のうち、〈4)
の薄膜層の厚みは200八以下であるが、(1)〜(3
)及び(5)、(6)の薄膜層の厚みは薄膜を形成する
材料の透明領域であればよく、一般的には10〜100
00八で好ましく、より好ましくは100〜5000A
である。
上記薄膜層4をホログラム形成層2上および2が透明材
料であれば2下に形成する方法として、薄膜層4が上記
(1)〜(4)の材質である場合は、真空蒸着法、スパ
ッタリング法、反応性スパッタリング法、イオンブレー
ティング法、電気メツキ法等の一般的薄膜形成手段を用
いることができ、また薄膜層4が上記(5)の材質であ
る場合は、一般的なコーティング方法等を用いることが
できる。薄膜層4が上記(6)の材質(積層体)である
場合は上記した各手段、方法等を適宜組合わせて用いら
れる。
なお、上記(5)の材質の場合、透明材料である限り薄
膜でなくともよく、本発明の他の実施例として薄膜以上
の厚みを有する樹脂層をホログラム形成層に設けてもよ
い。
透明型ホログラムがホログラム形成層のみから構成され
る場合、空気とホログラム形成樹脂どの屈折率差により
反射型ホログラムとして構成することが可能である。
接着剤層 接着剤層5は、ホログラム層3および薄膜層4を時計カ
バー基材2上に接着させる役割を果している。接着剤層
としては、アクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、ウレタン系樹脂、アミド系樹脂、エポキシ系
樹脂などの従来接着剤層として既知のものが広く使用で
きる。この接着剤層の膜厚は、0.1〜50μm1望ま
しくは0.5〜10umであることが望ましい。
なお、前記薄膜層4と接着剤層5との間には、両者の接
着性を高めるためにアン7J一層(図示せず)を設ける
こともできる。
製造方法 次に、本発明に係るホログラム付き時計カバーの製造方
法について説明する。
時計カバー基材上にホログラムを設ける方法としては、
接着、粘着、融着などの適宜な公知の貼着手段が用いる
られ得る他、転写法が好ましく用いられる。
さらに、ホログラム原版(金型)を用い、カバー基材表
面に一体成型することもできる。
以下、転写法によって第3図に示す時計文字板を製造す
る場合の例について説明する。
まず、ホログラム付き時計カバーを製造するに先立って
、第3図に示すようなホログラム転写シート6を作成す
る。このホログラム転写シート6を作成するには、まず
ホログラム転写シート基材    17上に、必要に応
じて剥離層8およびオーバーブリンク層9を介して、熱
成形性を有する紫外線または電子線硬化樹脂3あるいは
熱成形性を有する熱硬化樹脂3を設けて、ホログラム形
成用フィルムを形成する。上記樹脂のうち、特に熱成形
性を有する紫外線または電子線硬化樹脂が好ましい。
次いで、得られたホログラム形成用フィルムと凹凸模様
が形成されたホログラム原版とを、該フィルムの樹脂層
がホログラム原版に接するようにして加熱圧接させ前記
樹脂表面に凹凸模様を形成しつつ、またはその後紫外線
または電子線を照射するか熱をさらに加えて前記樹脂を
硬化させる。
ホログラム原版とホログラム形成用フィルムとを加熱圧
接するに際しては、加熱ロールなどの加熱圧接手段を用
いることができ、この際加熱ロールの温度は、用いられ
るべき樹脂の種類ベースフィルムの材料、厚みなどによ
って大きく変化するが、一般的には、100〜200℃
であることが適当である。また、ホログラム原版とホロ
グラム形成用フィルムとは0.1Kg/cd以上、望ま
しくはI Kg/ ci以上の圧力下に圧接することが
好ましい。
たフィルムを版より剥離した後に再度照射しても良く、
照射強度は樹脂を十分に硬化させることが好ましい。紫
外線、電子線の照射は、使用づる樹脂に応じて適宜法め
ることが必要である。
次に、薄膜層4を被着させる。
次いで、この薄膜層4上に、必要に応じてアンカ一層を
設けた後に、接着剤層5を塗布法などにより設けると、
ホログラム転写シートが得られる。   “なお、従来
用いられてきた種類の紫外線硬化樹脂および電子線硬化
樹脂は、一般に液体状態であるため、基材フィルム上に
塗布した場合に著しくべたつき、したがって基材フィル
ム上に従来の紫外線または電子線硬化樹脂を塗布してな
るホログラム形成用フィルムは巻取って保管することか
で  ゛きず、ホログラム原版と接触する直前に基材フ
ィルム上にいちいち紫外線硬化樹脂を塗布してホログラ
ム形成用フィルムを形成しなければならないという問題
点があったが、上記のようなホログラム形成用フィルム
は、特定の樹脂により形成されているため、べとつくこ
とがなく、巻取って保管することができるという利点を
有している。
次に上記のような構成を有するホログラム転写シート6
と時計カバー基材2とを、ホログラム転写シートの接着
剤層5と時計カバー基材とが接するようにして加熱圧接
すると、ホログラム転写シートのホログラム層3および
薄膜層4が時計カバー基材2上に転写されて、本発明に
係るホログラム付き時計カバー・が得られる。
ホログラム転写シート6と時計カバー基材2とは、10
0〜200℃の温度で5〜50に9/ciの圧力下で加
熱圧接されることが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明に係る時計カバーは、その表面にホログラムが設
けられているので、以下のような効果が得られる。
(イ) 時計カバーガラスに立体的な視感が生じ、審美
性、装飾性が一層向上する。
(ロ) 耐熱性にすぐれたホログラム層を設けるように
すれば、ホログラム貼着時に熱をか【プて形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明に係る時計カバーの断面
図であり、第3図は本発明の時計カバーを製造するに際
して用いられるホログラム転写シートの断面図である。 1・・1ホログラム付き時計カバー、2・・・時計カバ
ー基材、3・・・ホログラム層、4・・・薄膜層、5・
・・接着剤層、6・・・ホログラム転写シート、7・・
・ホログラム転写シート基材、8・・・剥離層、9・・
・オーバープリント層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、時計カバー基材上の全面または一部に、ホログラム
    が設けられていることを特徴とする、ホログラム付き時
    計カバー。 2、前記ホログラムが紫外線硬化樹脂、電子線硬化樹脂
    または熱硬化樹脂を用いて形成された、特許請求の範囲
    第1項の時計カバー。 3、前記ホログラムが、硬化前の状態が常温で固体であ
    り熱成形性を有する紫外線硬化樹脂、電子線硬化樹脂ま
    たは熱硬化樹脂により形成された、特許請求の範囲第1
    項の時計カバー。
JP15874185A 1985-07-18 1985-07-18 ホログラム付き時計カバ− Pending JPS6219789A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0440824A1 (en) * 1989-08-31 1991-08-14 Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha Hologram calendar
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US10752043B2 (en) 2015-11-23 2020-08-25 Ecole Polytechnique Federale De Lausanne (Epfl) Method for labeling products with a transparent photoluminescent label, and transparent photoluminescent label

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