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JPS6216488A - ビンブラスチン型ビスインド−ルのフルフリル誘導体 - Google Patents

ビンブラスチン型ビスインド−ルのフルフリル誘導体

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Publication number
JPS6216488A
JPS6216488A JP61135096A JP13509686A JPS6216488A JP S6216488 A JPS6216488 A JP S6216488A JP 61135096 A JP61135096 A JP 61135096A JP 13509686 A JP13509686 A JP 13509686A JP S6216488 A JPS6216488 A JP S6216488A
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JP
Japan
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formula
hydroxyl
dichloromethane
hydrogen atom
ethyl group
Prior art date
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Pending
Application number
JP61135096A
Other languages
English (en)
Inventor
チャバ サーンタイ
ラヨス サボー
カタリン ホンティ
ティボル ケベ
ティボル アーチュ
サーンドル エツカルドゥト
ヤーノス シュガール
ジュジャ ソムファイ
エーバ イバーン
ジュジャ クネフェッル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Richter Gedeon Nyrt
Richter Gedeon Vegyeszeti Gyar Nyrt
Original Assignee
Richter Gedeon Nyrt
Richter Gedeon Vegyeszeti Gyar RT
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Publication date
Application filed by Richter Gedeon Nyrt, Richter Gedeon Vegyeszeti Gyar RT filed Critical Richter Gedeon Nyrt
Publication of JPS6216488A publication Critical patent/JPS6216488A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D519/00Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
    • C07D519/04Dimeric indole alkaloids, e.g. vincaleucoblastine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

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  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビンブラスチン形のビスインドールのフルフリ
ルの誘導体、該誘導体を含有する医薬組成物およびその
調製方法に関する。
〔従来技術、発明の構成および効果〕
本発明は 次式■二 H2 (式中、R1は水素原子もしくはアセチル基を表わし: 82Fiβ−配置のヒドロキシルもしくはエチル基を表
わし; R3はα−配置のエチル基を表わし; R4は水素原子を表わすか:又は R3とR4が共に一緒になって酸素橋結合を表わし:更
に Bはヒドロキシルもしくは0−アシル基を表わす)で表
わされるビンブラスチン形ビスーインドールの新規フル
フリル誘導体およびそれらの酸付加塩並びに該化合物を
含有する医薬製剤に関する。
本発明の別の面によれば、前記式Iで表わされる新規化
合物及びその酸付加塩の製法が提供される。
ハンガリー特許181.745及び181.746によ
れば、適当な求核試薬によジアセタール交換反応を受け
ることが知られている。ビスインドールの種々のS 、
 Na−アセタールは、該方法を用いて調製された(ハ
ンガリー特許2303/85明細書参照)。
今や以下の内容が見い出された。すなわちこの反応は、
適当に選んだ反応条件の下でフルフリルアルコールをア
セタール交換反応に用いた場合予期した反応とは異なる
反応が生起する。
すなわち、本発明者らの観察によれば、次式: で表わされる化合物を用い以下の緩やかな酸性反応 の条件もとで得られた次式■: で表わされるフルフリル誘導体を、強酸性媒体中、過剰
のフルフリルアルコールと反応させると、α−アミノメ
チル化フラン肪導体が得られ、この場合ビス−インドー
ルダイマーのNa−窒素がアミノ窒素として存在する。
前記の方法で得られた式: で表わされる化合物は、前記式!で表わされる化合物の
範囲内に入る物である。これらの反応工程は図式■に示
される。
又以下の内容が述べられている。すなわちフルフリルア
ルコールを用いて得られfl−0# Na−アセタール
の先の分離(たとえば式■の化合物の分離)は、式Iの
化合物を得るためには必要でない。
反応図式2によれば、所望のフルフリル誘導体は、0、
Na−又はS 、 Na−アセタールから直接得ること
ができる。
以下余白 反応図式1 反応図式2 (Ia) 以下余白 これらの事実に基づき、前記式■(式中、R4゜R2,
R3,R4およびBは先に定義した意味である)の化合
物、およびその酸付加塩の調製方法が提供され、この方
法は IL)次式■: (式中、R2,R,、およびR4は先に定義した意味と
同じであり: Xはイオウもしくは酸素原子を表わし、さらにAは置換
されていてもよいアルキル、アルアルキル、シクロアル
キルもしくは複素環式基を表わす) で表わされる化合物を、溶剤好ましくはノーログン化炭
化水素に溶解した鉱酸もしくはルイス酸の存在下、フル
フリルアルコールと反応させ、次いで反応混合物を処理
し更に同時化合物を単離するか、または b)簡単な化学的操作、好ましくは脱アセチル化もしく
はアシル化操作を用い、前記式!(式中R1Fiアセチ
ル基を表わし、R2はβ−配置のヒドロキシルもしくけ
エチル基を表わし、R3けα−配置のエチル基を表わし
:R4は水素原子を表わすか:又はR3とR4が共に一
緒になって酸素橋結合を表わし:更にBはヒドロキシル
を表わす)で表わされる化合物に変換してR1及びBの
異味を変え次いで得られた生成物を単離し、更に所望に
より得られた生成物をその酸付加塩に変換することを含
んでなる。
式Iの化合物は、細胞増殖抑制作用を有し、商業的に入
手可能である公知のビンブラスチン型ビスインドールア
ルカロイド医薬の毒性よりもより少ない毒性を有する。
生物学的作用を調べるため、試験すべき水溶性化合物を
含有する注入可節な溶液を、生理食塩溶液及び−滴のト
ウイン80を各々用いて溶解した。
これらの溶液を体重10.P当り01−の容量で腹腔内
投与した。
腹腔内的に移植可能な腫瘍(P388マウス白血病)を
以下に報告する。
2388白血病をDBA/2交配マウス内で保持し次い
で1匹の動物画たり106個の腫瘍細胞を、各々6匹の
BDF、ハイブリッドマウスから成る群に投与すること
により腹腔内的に移植した。移植後24時間以内に、新
規化合物による連日の腹腔内処置を開始した。動物の体
重および状態を毎日管理した。8日間処置した動物しで
ついて達成された効果は、対照群の平均生存期間(日)
の・ぐ−センテージ(T/C壬)として表わした。
第1表の結果から以下の内容は明らかである。
すなわち、開発された化合物は明定された投与量の範囲
内でP388白血病マウスの寿命を著るしく延長するこ
とができる。
本発明の化合物の最も重要な利点は以下の点にある。す
なわち、有効用量を繰り返し投与している間および8時
間後、ビンクリスチンを用いた場合観察される後肢およ
び膀胱の麻痺は現われなかった。
以下余白 本発明の好ましい態様によれば、式■の化合物は次の様
に調製される: 前記方法a)を行なう際式■の出発化合物を溶剤に溶解
する。適烏な溶剤はエーテル、ケトン、ベンゼンもしく
はその同族体並びにジメチルホルムアミドである。クロ
ル化炭化水素たとえばジクロロメタン、クロロホルム及
び四塩化炭素が最も好ましい溶剤である。
触媒として鉱酸、好ましくけ塩酸もしくは硫酸、又はル
イス醒がこの反応において用いることができる。反応混
合物の声を、3以下の値に調節することが適当である。
本発明方法は、室温で最も好ましく行なわれるが、反応
は一般[−20℃〜+20℃の温度で行なうことができ
る。
方法b)を行なう際、17位にアセチル基を有するか又
は該式中でBがヒドロキシル基を表−bf式Iの化合物
が出発物質として用いられる。すなわち、後者の場合、
末端ヒドロキシル基は、更に変換(fcとえばアセチル
化)の可能性を許容する。
上記反応を行なっ念後、生成物を抽出及び/又は蒸発に
より反応混合物から分離し更に所望によりクロマトグラ
フィー法及び/又は再結晶法を用いて精製する。クロマ
トグラフィー法はシリカゲルカラムを用いて行なわれる
方法a)において出発物質として用いた化合物は公知で
ある。N−デメチル−N−アルコキシメチルピンプラス
チン汲びリューロジン訪導H−t、ハンガリー特許18
1,745明細書に記Wされておシ:チオ誘導体はハン
ガジー特許2303/85明細書に報告されている。
方法b)において出発物質として用いる化合物は新規で
あり、それらは本発明の方法a)に従って調製される。
本発明を以下の実施例により非制限的に説明する。
〔実施例〕
ll 1 N−デメチル−N−(4−ヒドロキシ−メチルフルフリ
ル)−ビンブラスチンの調製 A)  N−デメチル−N−フルフリルオキシ−メチル
ピンブラスチンの調製 1.5m(17ミリモル、約50当m)のフルフリルア
ルコールを、407!の無水ジクロロメタンに溶解した
3001!(0,36ミリモル)のN−メトキシメチル
ビンブラスチンを含有する溶液に0℃で添加し、次いで
混合物のβ値を、無水エーテル性塩化水素溶液をゆっく
り添加することにより5〜6に酸性化する。反応の経過
を、薄層クロマトグラフィー法(TLC) (ジクロロ
メタン及びメタノールの展開系20:1.5混合物を用
いる:生成物のRf値は出発物質のそれよシもより高い
)Kより追跡する。反応終了時において、酸性溶液を飽
和炭酸カリウム溶液(2〜3−)を添加して中和し、有
機相を5−の水でおのおの2回洗浄し、乾燥し次いで減
圧下で蒸発させる。残留物を5−の石油エーテルでおの
おの2回砕き次いで以下の条件の下でカラムクロマトグ
ラフィーにより精製する。
吸着剤二粒径0.04〜0.06311IImを有する
シリカゲルカラム二直径20m5高さ190+mニジク
ロロメタン中溶解及び洗浄ニジクロロメタン:10+5
0yd展開ニジクロロメタン中1俤のメタノールを含有
する混合物100−を用いる。
溶離ニジクロロメタン中3チのメタノールを含有する混
合物600−を用いる。
TLC:メタノール及びジクロロメタン2:20混合物
を含有する溶剤系を用いる。
生成物の反復精製は、ジクロロメタン運びKl係のメタ
シールを含有するジクロロメタンを用いht2o3II
 −1[1吸着剤により行なうことができる。
かくして目的生成物を15ON9(46%)の収率で得
るm、p、 : 218〜221”C(無定形):[α
]、=438°(cm1.クロロホルム)C5,H62
N40,1(分子ji:906)IR(KBr、cm 
 )ニア40,930,1040.1220−1260
.1380,1470゜ 1505.1620.1730゜ 2950.3450゜ B)  N−デメチル−N−フルフリル−オキシメチル
ビンブラスチンをN−デメチル−N−(4−ヒドロキシ
メチルフルフリル)−ビンブラスチンに変換 30μjのフルフリルアルコールを、2−の無水ジクロ
ロメタンに溶解した10ダのN−デメチル−フルフリル
−オキシメチルピンプラスチンを含有する溶液に室温で
添加し、次いで声優を、無水エーテル性塩化水素溶液を
添加して3に調節する。
TLC分析に従い、反応を同時に追跡する。無水条件の
下で、得られた生成物を、副反応物から遊離゛にする。
カラムクロマトグラフィー法による通常の処理後、6ダ
の目的生成物を得る。m、p、 : 190〜194℃
(無定形):〔α)n=−4°(a=1.クロロホルム
)。
C5,H62N40,1(分子j1906)IR(KB
r、I:ML−1) : 740 、1030 、10
10.1200−1260.1375.1460.15
00゜1510、]730.2950.3400゜以下
余白 例2 N−デメチル−N−(4−ヒドロキシ−メチルフルフリ
ル)−ビンブラスチンの?IAiM2.55m(29ミ
リモル、30当gt)のフルフリルアルコールを、65
−の無水ジクロロメタンに溶解した830■(0,98
ミlJモル)のN−デメチル−N−(メトキシメチル)
−ビンブラスチンを含有する溶液に添加し、次いで溶液
の…値を、無水エーテル性塩化水素溶液を添加して約3
に調節する。反応過程を、TLC法(ジクロロメタン及
びメタノールの20=2混合物の展開系を用いる:生成
物のRf値は出発物質のそれよりもより小さい)により
追跡する。反応終了時点で、酸性溶液を飽和炭酸カリウ
ム溶液(2〜3ゴ)を添加して中和し、混合物を水で希
釈し次いで相が分離した後、水相を20−のジクロロメ
タンで各々3回抽出する。−緒にした有機相を20−の
水でおのおの三回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し次いで減圧下で蒸発させる。過剰の試剤を、15−の
石油エーテルでおのおの三回砕いて粗製生成物から除去
し次いで油状残留物を以下の条件でカラムクロマトグラ
フィーにより精製する: 吸着剤二粒径0.04〜0.063++mを有するシリ
カゲル カラム:直径20 m 、高さ190m、ジクロロメタ
ン中 溶解及び洗浄ニジクロロメタン、10+100m展開ニ
ジクロロメタンに溶解した0、 5%メタノールを含有
する混合物に200−を用いる。
溶離ニジクロロメタン中に1%のメタノールを含有する
混合物200−を用い、次いでジクロロメタンに溶解し
た3チのメタノールを含有する混合物400−を用い、
更に最後にジクロロメタンに溶解した5%のメタノール
を含有する400mAの混合物を用いる。
TLC:メタノール及びジクロロメタン2:20混合物
から成る溶剤系を用いる。
上記方法を用い、680y9の目的生成物を得、その物
理的特性は、例1で得られた化合物のそれと一致する。
例3 N−デメチル−N−(4−ヒドロキシメチルフルフリル
)−ビンブラスチン塩酸塩の調製1ゴのジクロロメタン
に溶解した20■のN−デメチル−N−(4−ヒげロキ
シメチルフルフリル)−ビンブラスチンを含有する溶液
を、無水エーテル性塩化水素溶液を添加して酵性化する
。塩酸塩を、無水エーテル及び石油1:l混合物2−を
添加して沈殿せしめる。得られた物質は、特徴的な融点
を有することなく無定形である。
例4 N−デメチル−N−(4−ヒドロキシメチルフルフリル
) + 17ユーロシンノ調製30−の無水ジクロロメ
タンに溶解した0、5.9(0,6ミリモル)のN−メ
トキシメチルリューロジン及び1.:3t/(0,1ミ
リモル、25当量)のフルフリルアルコールを含有する
溶液を、無水エーテル性塩化水素溶液を添加してpH3
に酸性化する。
反応経過を、TLC法(ジクロロメタン及びメタノール
20:2混合物の展開系を用いる:出発物質のRf値は
生成物のそれよりもより大きい)により追跡する。反応
終了時点で、酸性溶液を飽和炭酸カリウム溶液を添加し
て中和する。溶液を、水で洗浄し次いで相を分離せしめ
た後、水相を20−のジクロロメタンで各々三回抽出す
る。−緒にした有機相を水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し次いで減圧下で蒸発させる。かくして得ら
−れた粗製生成物を、以下の条件の下カラムクロマトグ
ラフィーにより精製する。
吸着剤二粒径0.063〜0.2Mを有するシリカダル
カラム:直径20■、高さ150冒、ジクロロメタン中 溶解及び洗浄ニジクロロメタン、20+5o−展開:ジ
クロロメタンに溶解した0、5%のメタノールを含有す
る混合物200−を用いる。
溶離ニジ・クロロメタンに溶解した1%のメタノールを
含有する混合物200−を用い、ジクロロメタンに溶解
した3チのメタノールを含有する400−のメタノール
を用い、次いでジクロロメタンに溶解した5チのメタノ
ールを含有する混合物300−を用いる。
TLC:メタノール及びジクロロメタン2:20混合物
を含有する溶剤を用いる。
上記方法を用いることにより、3999(74優)の目
的生成物を得る。
IR(KBr、CIIL) : 730 、1020.
1200−1240゜1320.1360.1450.
1495゜1605、1730.2900.3400゜
例5 N−デメチル−N−(2−アセトキシエチルチオメチル
)−ビンブラスチンからN−デメチル−N−(4−ヒド
ロキシメチルフルフリル)−ビンブラスチンの調製 250μm2.5ミリモル、40当量)のフルフリルア
ルコールを、50−の無水ジクロロメタンに溶解した6
 0 ”9 (604moles )の出発物質を含有
する溶液に添加する。溶液を0℃に冷却し、無水エーテ
ル性塩化水素溶液を添加してpH2に酸性化する。反応
経過を、TLC法(ジクロロメタン及びメタノール20
:2混合物の展開系を用いる;出発物質のRf値は生成
物のそれよりもより大きい)を用い追跡する。反応終了
時に、酸性溶液を、炭酸カリウム溶液を添加して中和す
る。溶液を各々5−の水で二回洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し次いで減圧下で蒸発させる。かくして得
られた生成物を以下の条件下刃ラムクロマトグラフィー
法により精製する: 吸着剤二粒径0.04〜0.063m+を有するシリカ
デルカラム:直径12嘱、高さ140m、ジクロロメタ
ン中溶解及び洗浄ニジクロロメタン、IO+15m/展
開ニジクロロメタンに溶解した1%のメタノールを含有
する混合物100−を用いる:溶離ニジクロロメタンに
溶解した3係のメタノールを含有する混合物100−を
用い、ジクロロメタンに溶解した5%のメタノールを含
有する混合物2’001ntを用いる。
TLC:メタノール及びジクロロメタン2:20混合物
を含有する溶剤系を用いる。
上記方法を用いることにより、40#(74F)の目的
生成物を得、この生成物の物理的特性は例1で得られた
化合物のそれと一致する。
例6 N−デメチル−N−(4−アセトキシメチルフルフリル
) −17ユーロシンの調製 (20−の無水ジクロロメタンに溶解した)200■(
0,23ミリモル)のN−(4−ヒドロキシメチルフル
フリル) −1Jニーロジン、480〜(4ミリモル、
20当jl)の4−ジメチルアミノピリジン及び1.2
d(50当景)の無水酢酸を含有する溶液を、室温で3
時間放置する。反応経過を、TLC法(ジクロロメタン
及びメタノール20:2混合物の展開系を用いる:生成
物のRf値は、出発物質のそれよりもより大きい)を用
いて追跡する。反応終了時に、溶液を301ntのジク
ロロメタン及び20−の水で希釈し、次いで濃水酸化ア
ンモニウム溶液を添加してpH9にアルカリ化する。相
が分離した後、有機相を各々15−の水で三回洗浄し、
無水硫醸マグネシウムで乾燥し次いで減圧下で蒸発させ
る。生成物をカラムクロマトグラフィーにより過剰の試
剤から遊離せしめて、目的生成物を収率0.16.17
01)で得る。
例7 17−シアセチル−N−デメチル−N−(4−ヒドロキ
シメチルフルフリル)−ビンブラスチンの調製 250′Ihg(0,28ミリモル)のN−デメチル−
N−(4−ヒドロキシメチルフルフリル)−ビンブラス
チンを、0.5Nナトリウムメチラート溶液10−に溶
解し次いで室温で8時間保存する。
(反応経過を、ジクロロメタン及びメタノール20:2
混合物の溶剤系を用いたTLC法により追跡する:出発
物質のRf値は生成物のそれよりもより大きい)。反応
の終了時点で、塩基を、0.37!(50ミリモル)の
氷酢酸を添加して中和し次いで溶液を減圧下で蒸発させ
る。残留物を40−のジクロロメタンに溶解し、各々1
5tntの水で二回洗浄し、乾燥し再び蒸発させる。こ
の様にして213■の粗製生成物を得、これを以下の条
件下でカラムクロマトグラフィー法に委ねる:吸着剤:
0.04〜0.063mmの粒径を有するシリカゲルカ
ラム二M径20 mm 、高さ]OO+m、ジクロロメ
タン中溶解及び洗浄ニジクロロメタン、] 5+50m
展開ニジクロロメタンに溶解した】チのメタプニルを含
有する混合物50−を用いる。
溶離ニジクロロメタンに溶解した3俤のメタノールを含
有する混合物100m1を用い、ジクロロメタンに溶解
した5チのメタノールを含有する200−の混合物を用
い、ジクロロメタンに溶解した7壬のメタノールヲ含有
する混合物200−を用いる。
TLC:エタノール及びジクロロメタン3:20混合物
を含有する溶剤系を用する。
上記方法を用い、160119(651)の目的生成物
を得る: m、p、158〜162℃(無定形):〔α
〕546=+18°(c=1.クロロホルム)Cd9H
6ON40jO(分子ffi:864)IR(KBr、
crrL) : 740.1020.1140.122
0−1260.1470,1505.1620゜173
0.2920.3400゜ 以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、R_1は水素原子もしくはアセチル基を表わし
    ; R_2はβ−配置のヒドロキシルもしくはエチル基を表
    わし; R_3はα−配置のエチル基を表わし; R_4は水素原子を表わすか;又は R_3とR_4が共に一緒になって酸素橋結合を表わし
    ;更に Bはヒドロキシルもしくは0−アシル基を表わす)で表
    わされるビス−インドールのビンブラスチン型のフルフ
    リル誘導体並びにそれらの酸付加塩。 2、N−デメチル−N−(4−ヒドロキシメチルフルフ
    リル)−ビンブラスチン、 N−デメチル−N−(4−ヒドロキシメチルフルフリル
    )−リューロシン、 N−デメチル−N−(4−アセチルメチルフルフリル)
    −リューロシンおよび17−デアセチル−N−デメチル
    −N−(4−ヒドロキシメチルフルフリル)−ビンブラ
    スチンから成る群から選ばれる、特許請求の範囲第1項
    記載の化合物並びにそれらの化合物の塩酸塩。 3、有効成分として次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は水素原子もしくはアセチル基を表わし
    ; R_2はβ−配置のヒドロキシルもしくはエチル基を表
    わし; R_3はα−配置のエチル基を表わし; R_4は水素原子を表わすか;又は R_3はR_4が共に一緒になって酸素橋結合を表わし
    ;更に、 Bはヒドロキシルもしくは0−アシル基を表わす)で表
    わされる新規なフルフリル誘導体または医薬として許容
    され得る酸付加塩と共に更に製薬産業で通常用いられる
    担体および/または添加剤を含んでなる医薬組成物。 4、次式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素原子もしくはアセチル基を表わし
    ; R_2はβ−配置のヒドロキシルもしくはエチル基を表
    わし; R_3はα−配置のエチル基を表わし; R_4は水素原子を表わすか;又は R_3とR_4が共に一緒になって酸素橋結合を表わし
    ;更に Bはヒドロキシルもしくは0−アシル基を表わす)で表
    わされる新規なフルフリル誘導体並びにそれらの酸付加
    塩の調製方法であって、 a)次式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_2、R_3、およびR_4は先に定義した
    意味と同じであり); Xはイオウもしくは酸素原子を表わし、さらにAは置換
    されていてもよりアルキル、アルアルキル、シクロアル
    キルもしくは複素環式基を表わす)で表わされる化合物
    を、溶剤好ましくはハロゲン化炭化水素に溶解した鉱酸
    もしくはルイス酸の存在下、フルフリルアルコールと反
    応させ、次いで反応混合物を処理し更に目的化合物を単
    離するか、または b)簡単な化学的操作、好ましくは脱アセチル化もしく
    はアシル化操作を用い前記式 I (式中、R_1はアセ
    チル基を表わし、R_2はβ−配置のヒドロキシルもし
    くはエチル基を表わし、R_3はα−配置のエチル基を
    表わし;R_4は水素原子を表わすか;又はR_3とR
    _4が共に一緒になって酸素橋結合を表わし、更にBは
    ヒドロキシルを表わす)で表わされる化合物に変換して
    R_1およびBの、意味を変え次いで得られた生成物を
    単離し、更に所望により、得られた生成物をその酸付加
    塩に変換する前記方法。 5、医薬組成物の調製方法であって、前記第4項の方法
    a)又はb)を用いて得られる前記式 I (式中、R_
    1、R_2、R_3、R_4およびBは特許請求の範囲
    第1項で定義された意味と同じである)の新規フルフリ
    ル誘導体又はその医薬として許容され得る塩の有効成分
    と、医薬産業において通常用いられる担体および/又は
    添加剤と共に混合し次いでそれらと医薬組成物に変換す
    ることを含んでなる、前記方法。
JP61135096A 1985-06-12 1986-06-12 ビンブラスチン型ビスインド−ルのフルフリル誘導体 Pending JPS6216488A (ja)

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