JPS62143995A - 灯油専用芳香剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は灯油専用芳香剤、さらに詳しくは、灯油に混入
してその灯油の臭気を消去し、灯油に芳香を付与しうる
灯油専用の芳香剤に関する。

（発明が解決しようとする問題点） 周知のように、灯油は独特な臭気を有し、特にその使用
時、たとえばストーブの燃料として使用する場合にはそ
の臭気は室内に充満して使用者に不快感を与え、よって
この臭気を除去することはかねてから要望されていたこ
とである。

本発明はこのような点に鑑みて、灯油に混入可能な専用
の芳香剤として開発されたもので、灯油の臭気を消去す
るとともに灯油に芳香を付与して使用者の不快感を除去
することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明はこのような目的を達成するために、芳香を有す
るもの、すなわち香料を灯油に添加するという着想の下
にさらに一歩進んでアルシールが灯油と混和し且つ灯油
の燃焼力を弱化させない性質を有する点に着目して上記
問題点を解決せんとするもので、その問題点を解決する
ための手段は、上記アルコールを溶剤とし、このアルコ
ールに香料を混合せしめたことにある。

（作用） すなわち灯油と混和しうるアルコールに香料を混合せし
めたものなるため、このような灯油専用の芳香剤を灯油
に混入して攪拌すると、アルコールが灯油と混和し、そ
れによって香料が灯油全体に均一に混和することとなる
。

従って灯油全体に均一に混和された香料の芳香が灯油に
付与されるとともにこの芳香により灯油の臭気が消去さ
れることとなるのである。

（実施例） 以下、本発明の実施態様について説明するに、一実施例
としての灯油専用芳香剤は、純度９９．９％の工業用エ
チルアルコールに粒状の香料を混入して溶解した構成に
してなるものである。

すなわち、この芳香剤は、先ず固体香料を粒状化したも
のを上記エチルアルコール内に投入して攪拌し、その粒
状香料をエチルアルコールに均一に混合させるべく溶解
して製造されるものである。

そしてこのように香料がエチルアルコール中に均一に混
合された芳香剤を灯油に混入して攪拌すると、上記エチ
ルアルコールが灯油と混和し、それによって香料が灯油
中に均一に混和されることとなる。

この結果、灯油の臭気は、均一に混和された香料の芳香
によって消去され、且つ灯油に芳香が付与されることと
なる。よってこのように芳香剤の混入された灯油をたと
えばストーブの燃料とじて使用しても、従来のように室
内に灯油の臭気が充満することがないのである。しかも
芳香剤の溶剤がアルコールなるために、このアルコール
も同時に燃焼し、灯油の燃焼力を何ら損なうこともない
のである。

尚、上記実施例では粒状の香料を使用してなるが、この
香料は必ずしも粒状に限らず、たとえば液状のものであ
ってもよい。又、香料の種類も、たとえばアニス油、う
いきょう油、ユーカリ油等の天然香料やリナロール、ゲ
ラニオール等の合成香料等その種類は決して問うもので
はない。

さらに該実施例では香料の溶剤として純度９９．９％の
工業用エチルアルコールを使用してなるが、エチルアル
コールに代えてたとえばメチルアルコールを使用しても
よく、要はアルコールが溶剤として使用されていればよ
いのである。

（発明の効果） 叙上のように本発明は、アルコールに香料を混合せしめ
た灯油専用の芳香剤なるため、この芳香剤を灯油に混入
し攪拌すると、アルコールが灯油に混和し、それによっ
て香料も灯油全体に均一に混和することとなり、よって
香料の芳香が灯油に付与されるとともにその芳香によっ
て灯油の臭気が消去されるという顕著な効果がある。

この結果、特に灯油の使用時、たとえばストーブの燃料
として使用する際等に従来のように灯油の臭気が室内に
充満することもなく、使用者に不快感を与えることがな
く、逆に芳香によって使用者に快感を与えることすらで
きるという利点がある。

又、芳香剤中のアルコールも燃焼性を有するものなるた
め、灯油の使用時にアルコールも同時に燃焼し、灯油の
燃焼力を決して弱化させることがないという効果がある
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アルコールに香料を混合せしめてなることを特徴と
   する灯油専用芳香剤。 ２、香料が粒状である特許請求の範囲第１項記載の灯油
   専用芳香剤。