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JPS6212792A - オウギサポニン類の単離法 - Google Patents

オウギサポニン類の単離法

Info

Publication number
JPS6212792A
JPS6212792A JP16999786A JP16999786A JPS6212792A JP S6212792 A JPS6212792 A JP S6212792A JP 16999786 A JP16999786 A JP 16999786A JP 16999786 A JP16999786 A JP 16999786A JP S6212792 A JPS6212792 A JP S6212792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
methanol
silica gel
saponin
astragaloside
lower alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16999786A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimi Kadota
門田 暁美
Yoshihiro Uchida
義弘 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Chemical Laboratory Co Ltd filed Critical Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
Priority to JP16999786A priority Critical patent/JPS6212792A/ja
Publication of JPS6212792A publication Critical patent/JPS6212792A/ja
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  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はオウギ(買置)より単離されたサポニン類及
びその単離法に関する。
この発明にいうオウギ(黄g)はマメ科Legumin
osae のオウギAstragalusmembra
naceus Bunge又はその他の同属植物の根を
意味する。オウギは古来より注薬として強壮1強心、利
尿、止汗、血圧降下剤などに用いられる。オウギの成分
としては、従来イソフラボン酸類、イソフラバノン酸類
、ベタイン、ピペリジ      Jン酸、蔗糖などが
含まれていることが知られてい      する。しか
しサポニン配糖体類が含まれているとい      :
うことは全く知られていない。
この発明の発明者らはオウギから実質的に純粋(以下余
白、次頁に続く。) なサポニンを単離し、さらにこの中に少なくとも10種
の文献未知のサポニンが含まれていることを見出した。
かくして、この発明によれば実質的に純粋なサポニン混
合物並びにその成分である下記の式(1)及び式(If
)で表される化合物およびその塩類が提供される。
〔式中R1が水素原子であるときはR2がβ−Dグルコ
ピラノシル基でR8が2.3.4−トリー0−7セチル
ーβ−D−キシロピラノシル基;R2がβ−D−グルコ
ピラノシル基でR3が2,3−ジー0−アセチル−β−
D−キシロピラノシル基、R2がβ−D−グルコピラノ
シル基でR3が2.4−ジー〇−7セチルーβ−D−キ
シロピラノシル基;R2がβ−D−グルコピラノシル基
でR8が2−〇−7セテルーβ−D−キシロピラノシル
基、R2がβ−D−グルコピラノシル基でR11・がβ
−D−キレロピラノシル基、R2がβ−D−vルコピラ
ノシル基でR1+がβ−D−グルコピラノシル(1−2
)β−D−キシロピラノシル基又はR2が水素原子でR
8がβ−D−グルコピラノシル(1−2)β−D−キシ
ロピラノシル基; R1がβ−D−グルコピラノシル基であるときは、R2
が水素原子でR8がβ−D−グルコピラノシル(1−2
)β−D−キシロピラノシル基又はR2がβ−の一グル
フピラノシル基で几8がβ−D−キシこれらサポニンの
具体名を列挙すると次のとおりである。
8−0−(2、8、4−トリー〇−アセチルーβ−D−
キシロピラノシル)−6−o−β−D−グルコピラノシ
ルーサイクロアストラゲノール〔ア゛セチルアストラガ
ロサイドIと呼称〕、B −0−(2、8−シー0−7
’trチル−β−D−キシロピラノシル)−6−0−β
−D−グルコピラノシルーサイクロアストラゲノール 
〔アストラガロサイド■と呼称〕、 8−0−(2,4−ジー0−7セチルーβ−D−キシロ
ピラノシル)−6−0−β−D−グルコピラノシルーサ
イクロアストラゲノール 〔イソアストラガロサイドI
と呼称〕、 3−〇−(2−O−7セチルーβ−D−キシロピラノシ
ル)−6−0−β−D−グルコピラノシルーサイクロア
ストラゲノール 〔アストラガロサイド■と呼称〕、 8−0−(β−D−グルコピラノシル(1−2)β−D
−キシロピラノシル〕−サイクロアストラゲノール 〔
アストラガロサイド■と呼称〕、3−0−β−D−キシ
ロピラノシルー6−〇−β−D−グルコピラノシルーサ
イクロアストラゲノール 〔アストラガロサイド■と呼
称〕、8−0−(β−D−グルコピラノシル(1−2)
β−D−キシロピラノシル)−25−0−β−D−グル
コピラノシルーサイクロアストラゲノール〔アストラガ
ロサイド■と呼称〕、 a−O−(β−D−グルコピラノシル(1−2)β−D
−キシロピラノシル〕−6−0−β−D−グルコピラノ
シルーサイクロアストラゲノール〔アストラガロサイド
■と呼称〕、 3−0−β−D−キシロピラノシルー6−〇−β−D−
グルコピラノシルー25−〇−β−D−グルコピラノシ
ルーサイクロアストラゲノール〔アストラガロサイド■
と呼称〕、及び8−O−(a−L−ラムノピラノシル(
1−2)β−D−キシロピラノシル(1−2)β−D−
グルクロノピラノシル〕−ソーヤサポゲノールB〔アス
トラガロサイド■と呼称〕である。
この発明のサポニンは実質的に純粋であり、このゞ実質
的に純粋′とは、サポニンのみを少すくとも90%以上
好ましくは98%以上含むことを意味する。
また、この発明は、オウギ(Astragali Ra
dixヲ低級アルコールで抽出し、その抽出液を濃縮し
、この濃縮液の低級アルコール溶液を吸着剤で処理し、
次いで溶離して得た画分をエステル化せずに又はエステ
ル化して少なくとも1回のクロマトグラフィに付して精
製分離し、前記の新規サポニンを単離する方法が提供さ
れる。以下具体的に説明する。
最初に、オウギを低級アルコールで抽出する。
低級アルコールとしては99%以上のメタノール又はエ
タノール等が挙げられる。この抽出は加温又は加熱下に
行うのが好ましい。なお原料のオウギは抽出に先立って
予め細切し、あるいは常法により脱脂したものを用いて
もよい。得られた抽出液を濃縮して抽出エキスとする。
この抽出エキスを低級アルコールに溶解し、その溶液を
シリカゲル例えばメルク社製60〜230メツシユシリ
カゲルにまぶす。なお抽出エキスの低級アルコール溶液
の濃度はシリカゲルにまぶしやすいよう適宜選択される
。この抽出物付着シリカゲルを予めシ)リカゲルを充填
したカラLJ)上に積層する。この予め充填したシリカ
ゲルは抽出物付着シリカケルの5〜20倍重量が用いら
れる。このシリカゲルカラムを、例えばクロロホルム:
低級アルコール:水で好ましくはクロロホルム:メタノ
ール:水(10:3:1(下層)−6:4:1)で傾斜
溶離し、薄層クロマトグラフィ(TLO)を指標として
溶出液を6分画し、各分画液を濃縮乾燥して分画1〜6
を得る。
これらの分画の中、分画1及び5は逆相シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィ〔例えば担体としてはボンダパック
C18,ウォーターズ社製が挙げられ、溶出溶媒として
は低級アルコール:水好ましくはメタノール:水(5:
4−5:1)で溶出〕に付して分離精製後、さらにシリ
カゲルカラムクロマトグラフィ〔例えば、担体としてメ
ルク社製60〜230メツシユシリカゲルが挙げられ、
溶出溶tlXとしてはクロロホルム:低級アルコール;
水好ましくはクロロホルム:メタノール:水(10:B
:1.下層)〕に付して精製分離し、分画2,3及び4
は上記分画1及び5に用いたのと同様の逆相シリカゲル
クロマトグラフィに付して精製分離される。
さらに分画6は上記したのと同様の逆相シリカゲルクロ
マトグラフィに付して得たサポニン混合物を低級アルコ
ール好ましくはメタノールに溶解し、ジアゾメタン−エ
ーテル溶液を加えてメチルエステル化する。さらに、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィ〔例えば担体としては
60〜230メツシユ、メルク社製シリカゲルを用い、
n−ブタノール:酢酸エチル:水(4:1:5.j:層
)で分離し、次いでアルカリ処理(例えば10%水酸化
カリウム水溶液)〕に付して精製分離される。
上記のように分画1〜6を精製分離すると、分画1から
アセチルアストラガロサイドI、アストラガロサイドI
及びイソアストラガロサイドIが、分画2からアストラ
ガロサイド■が、分画3からはアストラガロサイド■が
、分画4からアストラガロサイド■が、分画5からアス
トラガロサイド■、アストラガ口サイド■及びアストラ
ガロサイド■が、また分画6からアストラガロサイド■
及びソーヤサポニン■がそれぞれf専られる。
これらサポニンは所望により塩に変換することができる
。塩としては、アルカリ金属塩又はアル    ゛カリ
土類金属塩、具体的にはナトリウム塩、カリウム塩、カ
ルシウム塩、マグネシウム塩などが挙げられる。また、
これらの塩は常法によって作製される。
このようにして得られた新規のサポニンは過酸化脂質の
生成を抑制する作用を有し、動脈硬化の予防、治療に利
用可能で老化防止に有効である。
次に実施例によってこの発明のサポニンの単離法を説明
する。
実施例 ”°3(□°゛°′°”1°°”ゝ”= Cy (D 
9 f m :/   。
の抽出単離 オウギ(韓国産オウギ、8kg)を細切し、メタノール
(18#、99%メタノール、以下同じ)で5時間加熱
還流する。濾過してメタノール抽出液を得、残君に新た
にメタノール(181)を加え加熱抽出する。同様の操
作を計5回行い、得られるメタノール抽出液を合し、減
圧にて溶媒留去してメタノール抽出エキス(1,9kg
 ) ’z得ル。
メタノール抽出エキス(20Of)をメタノールに溶解
し、シリカゲル(60〜230メツシユ、メルク社製、
400F 、この実施例で用いるシリカゲルは特別の説
明がない場合このシリカゲルを意味する)にまぶす。減
圧乾燥した後、シリカゲル(4kg )を充填したカラ
ムに層積し、クロロホルム:メタノール:水(10:8
:1(下層)(20β)、7:8:1(下層)(10d
)。
65:35:10(下層)(101)、6:4:1(1
([’))を用い、シリカゲル薄層クロマトグラフィを
指標として順次溶出し、溶出液を6分画して分画1(2
2y)、分画2(7,5g)、分画8(10り、分画4
(7,51、分画5(6,111)および分画6(9,
2g)を得る。
分画1 (221)を逆相シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィ〔担体:ボンダパック018.ウォーターズ社製
、100F 、溶出溶媒はメタノール:水(5:4−5
:1))で分離精製後、さらに、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィ〔シリカゲル1kg、タロロホルム:メタ
ノール:水(10:8:1、下層)〕で分離し、アセチ
ルアストラガロサイドI(20011ty)、アストラ
ガロサイドI(8,5F)、およびイソアストラガロサ
イドI(30011F)を得た。
分画2(7,51を分画1の処理に用いたのと同様の逆
相シリカゲルカラムクロマトグラフィで分離精製し、ア
ストラガロサイドI[(2,3Mを得た。
分画3(101i’)からは分画lの処理に用いたのと
同様の逆相シリカゲルカラムクロマトグラフィによって
、アストラガロサイドI(1,0g)が得られ、分画4
(7,5f)からは分画3の処理と同様な操作によって
、アストラガロサイドYi C0,8f)が得られた。
分画5(6,8F)を分画1の処理に用いたのと同様の
逆相シリカゲルカラムクロマトグラフィで分離精製後、
シリカゲルカラムクロマトグラフィ〔シリカゲル、70
0f iクロロホルム:メタノール:水(7:3:1.
下層)〕で分離して、アストラガロサイド1100m1
F)、アストラガロサイド■(300WLg)、アスト
ラガロサイド■(1001Rg)を得た。
分画6(9,2iを分画1の処理に用いt二のと同様の
逆相シリカゲルカラムクロマトグラフィで分離精製し、
サポニン混合物(2,5g)を得る。
サポニン混合物(2,5g)をメタノールに溶解し、ジ
アゾメタン−エーテル溶液を加えメチルエステル化する
。シリカゲルカラムクロマトグラフィ〔シリカゲル50
0g、n−ブタノール:酢酸エチル:水(4:1:5.
上層)〕で分離し、ついでアルカリ処理(10%水酸化
カリウム水溶液)して、アストラガロサイド■(600
■)およびソーヤサポニン1(600+11を得た。
上記実施例で得られた各サポニンの物性は次のとおりで
ある。
アセチルアストラガロサイド1 1)mp280〜281℃である。
2 )  (a) D + 1−8°(C=1.0.メ
タ/−ル)(7)旋光性を有する。
8) 04?H?4017 の分子組成を有する。
4)赤外線吸収スペクトル(KBr 、 an−’ )
 ハ8400 (、ブロード)、1750.1225゜
1030に特有の吸収極大を示す。
5)21071Jlより長波長には紫外線吸収を示さな
い。
s)  18c核磁気共鳴スペクトル(ds−ピリジン
δC)は 170.1,170.0,169.5(アセ
チルカルボニルC)、105.0.1014(7ノメリ
ツクC)、89.5(3−C)、87.8(20−0)
、82.1(24−C)、79.8(6−C)等のシグ
ナルを示す。
7)臭いはなく、無色の針状結晶(メタノールから結晶
化)である。
8)メタノール、エタノール、n−ブタノール。
ピリジン、ジメチルスルホキサイドに易溶、クロロホル
ム、酢酸エチル、アセトンに可溶、エーテル、ベンゼン
、ヘキサンに不溶である。
9)薄層クロマトグラフィ(TLC、担体ニブレコード
シリカゲル60 F264プレート。
0.251111.メルク社製;展開溶媒:クロロホル
ム:メタノール:水(7:8:1.下層)〕において 
Rf=0.6を示す。
TLC上1%硫酸セリウム−1G%硫酸水溶液を噴霧し
、加熱すると濃茶かつ色を呈する。
Uよ1 アストラガロサイド1 1)mp  184〜186°Cである。
2)〔α)、7)−12,7°(C=0.6.メタノー
ル)の旋光性を有する。
3)C45H72016・HzOの分子組成を有する。
4)赤舛線吸収スペクトル(KBr t cIR−” 
’)は8400(ブロード)、1784.1258゜1
086.1045に特有の吸収極大を示す。
5)210Mより長波長には紫外線吸収を示さない。
6)   C核磁気共鳴スペクトル(aS−ピリジン。
δC)は170.6.169.8(アセチルカルボニル
C)、105.0,104.1(7ノメリツクC)、8
9.4(8−C)、87.4(20−0)、82.2 
(24−C) 、79.4(6−()等のシグナルを示
す。
7)臭いはなく、無色の微細結晶(アセトンから結晶化
)である。
8)メタノール、エタノール、n−ブタノール。
ピリジン、ジメチルスルホキサイドに易溶、クロロホル
ム、酢酸エチル、アセトンに可溶、エーテル、ベンゼン
、ヘキサンに不溶である。
9)薄層クロマトグラフィ(TLC,担体ニブレコード
シリカゲル60 F26.プレート。
0.251j1M、メルク社製;展關溶媒:クロロホル
ム:メタノール:水(7:8:1.下層)〕において 
凡f = 0.5を示す。
TLO上1%硫酸セリウム−10%硫酸水溶液を噴霧し
、加熱すると濃茶褐色を呈する。
B イソアストラガロサイド1 1) mp 21 g 〜220’Cである。
2)  (a:l”+ 17.9°(Ci=1.0.メ
タノール)の旋光性を有する。
8) 04sH7zO16・HzO(D分子組成ヲ有t
4)赤外線吸収スペクトル(KBr、cIR)は840
0(ブロード)、1740.1280゜1050に特有
の吸収極大を示す。
5)21071Jより長波長には紫外Ii!吸収を示さ
ない。
6)  C核磁気共鳴スペクトル(cls−ピリジン。
δC)は170.5,170.2(アセチルカルボニル
C)、105.0,104.4(アノメリックC)、8
9.8(3−C)、87.2(20−C)、’82.2
 (24−0)、79.5(6−0)等のシグナルを示
す。
7)臭いはなく、無色の微細結晶(クロロホルム−メタ
ノールから結晶化)である。
8)メタノール、エタノール、n−ブタノール。
ピリジン、ジメチルスルホキサイドに易溶、クロロホル
ム、酢酸エチル、アセトンに可溶、エーテル、ベンゼン
、ヘキサンに不溶である。
9)薄層クロマトグラフィ(TLC、プレコートシリカ
ゲル60 F254 、0.25 M 、メルク社製、
クロロホルム:メタノール:水(7:3:1.下層)〕
で Rf=0.48を示す。
TLC上1%硫酸セリウム−10%硫酸水溶液を噴霧し
、加熱すると濃茶褐色を呈する。
10)構造式 %式% の旋光性を有する。
8) 0aaEyoOt5・HzOの分子組成を有する
4)赤外線吸収スペクトル(KEr、cllt )は3
400(ブロード)、1789.12B6゜1070.
1089に特有の吸収極大を示す。
5)210Mより長波長には紫外線吸収を示さない。
6)  C核磁気共鳴スペクトル(aS−ピリジン。
δC)は170.1(アセチルカルボニルC)、105
.0.104.8(アノメリックC)、89.2(8−
C)、87.4(20−0)、82.2(24−C)、
79.4(6−c)等のシグナルを示す。
7)臭いはなく無色の微細結晶(クロロホルム−メタノ
ールから結晶化)である。
8)メタノール、エタノール、n−ブタノール。
ピリジン、ジメチルスルホキサイドに易溶、クロロホル
ム、酢酸エチル、アセトンに難溶、x −fル、ベンゼ
ン、ヘキサンに不溶である。
9)薄層クロマトグラフィ(TLC、プレコートシリカ
ゲル60 F254 +0.25ff 、メルク社製、
クロロホルム:メタノール:水(7:8:1.下層)〕
で Rf=0.45を示す。
TLO上1%硫酸セリウム−10%硫酸水溶液を噴霧し
、加熱すると濃茶褐色を呈する。
10)構造式 %式% の旋光性を有する。
8 ) 041H6801a ・Hs+OO)分子1a
成’t 有t ル。
4)赤外線吸収スペクトル(KEr、α−1)は887
0 (ブロード)、1070.1080に特有の吸収極
大を示す。
5)210%Nより長波長には紫外線吸収を示さない。
6)   C核磁気共鳴スペクトル(aS−ピリジン。
δC)は105.8,105.4(7ノメリツクC)、
88.8 (8−C’)、87.4(20=c)、83
.1(キシロース部分の2’ −C)、82.2(24
−0>等のシグナルを示す。
7)臭いはなく、無色の針状結晶(メタノールから結晶
化)である。
8)メタノール、エタノール、n−ブタノール。
ピリジン、ジメチルスルホキサイドに可溶、酢酸エチル
、アセトン、エーテル、ペンゼン、ヘキサンに不溶であ
る。
9)薄層クロマトグラフィ(TLC、プレコートシリカ
ゲル60 F264  、0.25mg 、メルク社製
、クロロホルム:メタノール:水(7:8:1.下層)
〕で Rf=0.4を示す。
TLO上1%硫酸セリウム−10%硫酸水溶液を噴霧し
、加熱すると濃茶褐色を呈する。
10)構造式 アストラガロサイドハr 1)mp  299〜801°Cである。
2)  (a) D+ 24.4°(0=0.2.メタ
ノール)の旋光性を有する。
8) 041E68014・2H20の分子組成を有す
る。
4)赤外線吸収スペクトル(KBr、m  )は388
0 (ブロード)、1065.1040に特有の吸収極
大を示す。
5)2107LIIより長波長には紫外線吸収を示さな
い。
e )  1 ac核磁気共鳴スペクトル(aS−ピリ
ジン。
δC)は107.1,105.0(7ノメリツクC)、
88.7 (8−C! )、87.8 (20−C)、
82.’0(24−C)、79.2(6−C>等のシグ
ナルを示す。
7)臭いはなく、無色の針状結晶(メタノールから結晶
化)である。
8)メタノール、エタノール、n−ブタノール。
ピリジン、ジメチルスルホキサイドに可溶、酢酸エチル
、アセトン、エーテ、ル、ベンゼン、ヘキサンに不溶で
ある。
9)薄層クロマトグラフィ(’I’LC、プレコートシ
リカゲル60 Fzs4.0.25+11.  メルク
社製、クロロホルム:メタノール:水(7:3:1.下
層)〕で Rf=0.86を示す。
TLC上1%硫酸セリウム−10%硫酸水溶液を噴霧し
、加熱すると濃茶褐色を呈する。
10)構造式 %式% 2)〔α〕ゎ+7.2°(C=1.0.メタノール)の
旋光性を有する。
8)  CuHysOts ・8HzO(7)分子fi
fl成ヲ有t ル。
4)赤外線吸収スペクトル(KBr、cIll )は8
400(ブロード)、1075.1085に特有の吸収
極大を示す。
5)210Mより長波長には紫外線吸収を示さない。
6)  C核磁気共鳴スペクトル(aS−ピリジン。
δC)は105.7,105.8.98.7(7ノメリ
ツクC)、88.6(8−C)、87.2(20−C)
、88.0(キシロース部分の2−C)、82.2(2
4−0)、78.6(25−0)等のシグナルを示す。
7)臭いはなく、無色の微細結晶(メタノールから結晶
化)である。
8)メタノール、エタノール、n−ブタノール。
ピリジン、ジメチルスルホキサイドに可溶、酢酸エチル
、アセトン、クロロホルム、エーテル、ベンゼン、ヘキ
サンに不溶である。
9)薄層クロマトグラフィ(TLO、プレコートシリカ
ゲル60F254 、 0.25m、メルク社製、クロ
ロホルム:メタノール:水(7:8:1.下層)〕にお
いて Rf=0.2を示す。
TLC上1%硫酸セリウム−10%硫酸水溶液を噴霧し
、加熱すると濃茶褐色を呈する。
10)構造式 アストラガロサイド■ 1)  mp  290〜291’Cである。
2)〔α)、+17.8°(C=1゜0.メタノール)
の旋光性を有する。
8 ) C4yEyso 19 ・HgO(7)分子組
成を有スル。
4)赤外線吸収スペクトル(KBr、α−1)は840
0 (ブロード)、1075.1088に特有の吸収極
大を示す。
5)2107!111より長波長には紫外線吸収を示さ
ない。
6)  C核磁気共鳴スペクトル(aS−ピリジン。
δC)は105.9,105.2,104.9(7ノメ
リツクC)、88.5(3−0)、87.2(20−0
)、8:13.5(キシロース部分の2−C)、81.
8(24−0’)、79.1 (6−0)等のシグナル
を示す。
?)臭いはなく、無色の微細結晶(メタノールから結晶
化)である。
8)メタノール、エタノール、n−ブタノール。
ピリジン、ジメチルスルホキサイドに可溶、酢酸エチル
、アセトン、クロロポルム、ベンゼン、エーテル、ヘキ
サンに不溶である。
9)薄層クロマトグラフィ(TLO、プレコートシリカ
ゲル60 Fzs4+  0.25寵、メルク社製、ク
ロロホルム:メタノール:水(7:8:1.下層)〕に
おいて、 Rf=0.19を示す。
TLC上1%硫酸セリウム−10%硫酸水溶液を噴霧し
、加熱すると濃茶褐色を呈する。
10)構造式 %式% の旋光性を有する。
8) 0ayHフ8019・2■20の分子組成を可す
る。
4)赤外線吸収スペクトル(1KBr 、 cm−” 
、は8400 (ブロード)、1070.1040に特
有の吸収極大を示す。
5)21M!より長波長には紫外線吸収を示さない。
6)   c核m気共鳴スペクトル((15−ピリジン
δC)は107.8 、104.8 、98.8 (7
ノメリツクC)、88.6 (8−C)、87.2(2
0−C)、82.2 (24−C)、79.1(6−C
j’)、78.7(25−Cj)等のシグナルを示す。
7)臭いはなく、無色の針状結晶(メタノールから結晶
化)である。
8)メタノール、エタノール、n−ブタノール。
ピリジン、ジメチルスルホキサイドに可溶、酢酸エチル
、クロロホルム、アセトン、エーテル、ベンゼン、ヘキ
サンに不溶である。
9) 18層クロマトグラフィ(’I’LO、プレフー
トシリカゲル60F254 、 0.25鰭、メルク社
製、クロロホルム;メタノール:水(7:3:1.下層
)〕において Rf=0.18を示す。
’[’LO上1%硫酸セリウムー10%硫酸水溶液を噴
霧し、加熱すると濃茶褐色を呈する。
10)構造式 アストラガロサイド■ 1)mp 22a 〜224°Cである。
2)〔α)D−12,1°(C=1.0.メタノール)
の旋光性を有する。
3)C47H76017・H2Oの分子組成を有する。
4)赤外線吸収スペクトル(KBr + 備−’ )は
3400(ブロード)、1725.1040に特有の吸
収極大を示す。
5)2107!l!!より長波長には紫外線吸収を示さ
ない。
6)臭いはなく、無色の微細結晶(メタノールから結晶
化)である。
7)メタノール、ピリジン、ジメチルスルホキサイドに
易溶、エタノール、n−ブタノール、水に可溶、クロロ
ホルム、酢酸エチル。
アセトン、ベンゼン、ヘキサンに不溶である。
8) 47!クロマトグラフイ(TLC,プレコートシ
リカゲル60F254 .0.25Mm、メルク社製、
クロロホルム:メタノール:水(7:3:1.下層)〕
において Rf=0.1を示す。
TLC上1%硫酸セリウム−10%硫酸水溶液を噴霧し
、加熱すると赤紫色を呈する。
9)構造式 次に本願発明のサポニンの過酸化脂質生成抑制作用の薬
理試験結果を示す。
過酸化脂質生成抑制薬理試験 抗種瘍薬、アドリアマイシンはDNAと結合シて核酸合
成を抑制すると共に心臓での脂質代謝を阻害して過酸化
脂質を蓄積させ心筋障害を副作用として引起す事が広く
知られている。
この発明の発明者らはこれを利用して、過酸化脂質生成
抑制作用について、アセチルアメトラガロサイド11ア
ストラガロサイド1,1、■、■、■、■、■、■及び
イソアストラガロサイドIのオウギ中に含まれるサポニ
/@の過酸化脂質抑制剤としての効力検定を行い、いず
れも強い過酸化脂質抑制作用のあることを見出した。以
下、具体的に試験結果を説明する。
〔実験方法〕
1)COF系雄性マウス(5週齢20〜25f)5匹ず
つで構成された群を用い、各マウ2にアドリアマイシン
(協和醗酵工業製)を15ダ/ktiの用量で腹腔内投
与(薬液量:体重10f当り0.15肩1)した。
下記第1表には被検サポニンとして実施例で得たアセチ
ルアメトラガロサイド11アストラガロサイドI、■、
■、■、■、■、■、■及びインアス□ トロガロサイ
ドIを用いた場合の結果を示した。
各被検薬は、アドリアマイシン投与1日前よす体重10
f当50.10gt割合で腹腔内投与を開始し5日間連
続投与を行なった。なお、被検薬はいずれも使用直前に
、0.9%生理食塩水もしくは1%7 イー78 Q 
 (Tween 3Q )含有0.9%生理食塩液に懸
濁させて用いた。また各被検薬は毎日正午に投与し、ア
ドリアマイシンのみは被検薬投与3時間後に投与した。
各被検薬投与量は、各アストラガロサイドについて20
0W/に9であり、また対照群のマウスには0.9%生
理食塩水を投与した2)過酸化脂質の測定は、各動物を
6白目に頚椎脱臼にて層殺し、速やかに心臓及び肝臓を
摘出し湿重量を測定した後、氷冷下ボッター型テフロン
ホモジナイザーで0.9%生理食塩水を用いて2%ホモ
ジネート液を調製した。これを検液として次の八木改良
法を用いて過酸化脂質量を測定し、心臓、肝臓中の過酸
化脂質を定量し対照群と比較した。
上記2%ホモジネート液0.2 yttlに3%ラウリ
ル硫酸す) IJウム水溶液0.5ゴを加え、30秒振
盪混和せしめ、これに酢酸緩衝液(pH8,6) 1.
5 ml及び0.8%チオノζルビツウル酸溶液1.5
 mlを加え、蒸留水をもって全容4. OrlIlと
した後、30秒間よく振盪し、油浴中で60分間95°
Cで加熱後、5分間流水にて冷却する。次に0.2規定
塩酸1.0絋n−ブタノール/ピリジ7(15:1)溶
液5.0mlを加え、激しくふ!ll″1ぜた後、15
分間遠心分離(8000rpコ)に付し、上層のn−ブ
タノール層を分取し、螢光分光光度計(EX515nm
、Em553nm)で螢光度を測定する。別にマロンア
ルデヒド標準液を用いて本操作と同一の試験を行った螢
光度と過酸化脂質量との関係を示す検量線を作成してお
き、測定値をこれにあてはめ含有量を求めた。
〔実験結果〕                   
     ;各被検薬、各投与量の作用を比較するため
次式によって過酸化脂質生成抑制率を求め、その結果を
第1表に示す。
(、−D 抑制率恍)=     ×100 (、−A Aニアドリアマイシンを投与しない群の過酸化脂質濃度 Cニアドリアマイシンを投与した対照群の過酸化脂質濃
度 Dニアドリアマイシン及び被検薬を投与した群の過酸化
脂質濃度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、オウギ(Astragali Radix)を低級
    アルコールで抽出し、その抽出液を濃縮し、この濃縮液
    の低級アルコール溶液を吸着剤で処理し、次いで溶離し
    て得た画分を少なくとも1回のクロマトグラフィーに付
    して実質的に純粋なサポニン類混合物を単離することを
    特徴とするオウギサポニン類の単離法。
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