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JPS62108859A - アミノフエノ−ル誘導体 - Google Patents

アミノフエノ−ル誘導体

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Publication number
JPS62108859A
JPS62108859A JP25019785A JP25019785A JPS62108859A JP S62108859 A JPS62108859 A JP S62108859A JP 25019785 A JP25019785 A JP 25019785A JP 25019785 A JP25019785 A JP 25019785A JP S62108859 A JPS62108859 A JP S62108859A
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JP
Japan
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compound
lower alkyl
group
reaction
methoxy
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Application number
JP25019785A
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English (en)
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JPH0425947B2 (ja
Inventor
Kenichi Kanai
健一 金井
Kiyoto Goto
清人 後藤
Kinji Hashimoto
謹治 橋本
Yoshiaki Tsuda
津田 嘉章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Factory Inc
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Factory Inc
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Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Factory Inc filed Critical Otsuka Pharmaceutical Factory Inc
Priority to JP25019785A priority Critical patent/JPS62108859A/ja
Publication of JPS62108859A publication Critical patent/JPS62108859A/ja
Publication of JPH0425947B2 publication Critical patent/JPH0425947B2/ja
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  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アミンフェノール誘導体及びその塩に関する
従  来  の  技  術 本発明のアミンフェノール誘導体及びその塩は、文献宋
銭の新規化合物である。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、後記するように医薬品として有用な化合物を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、下記一般式(1)で表わされるアミノ
フェノール誘導体が提供される。
0f−( SR2 〔式中R1は水素原子、低級アルキル基、)工二ル低級
アルキル基、低級アルキルカルボニル基、低級アルキル
基又はフェニル基を有することのある2−チアゾリル基
、ベンゼンスルホニル基、低級アルキルスルホニル基、
ベンゾイル基又はベンゾイル基で置換されることのある
アミノチオカルボニル基を示す。R2は低級アルキル基
又は低級アルキル基で置換されることのあるフェニル基
を示す。R3はアルキル基、フェニル低級アルキル基又
はカルボキシ低級アルキル基を示す。) 本明細書において、低級アルキル基としては、例えばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イン
ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等の
直鎖又は分校鎖状アルキル基を例示できる。アルキル基
としては、上記例示の低級アルキル基の他、例えばヘプ
チル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ル基等を例示できる。フェニル低級アルキル基としては
、例えばベンジル、フェネチル、1−フェニルプロピル
、2−フェニルプロピル、3−フェニルプロピル、3−
フェニルブチル、4−フェニルブチル、2−メチル−3
−フェニルプロピル、5−フェニルペンチル、6−フェ
ニルヘキシル基等を例示できる。
低級アルキルカルボニル基としては、例えばアセチル、
エチルカルボニル、ブチルカルボニル、イソブOビルカ
ルボニル tert−ブチルカルボニル、ペンチルカルボニル、ヘ
キシルカルボニル基等を例示できる。低級アルキル基又
はフェニル基を有することのある2−チアゾリル基とし
ては、例えば2−チアゾリル、2−(4−メチルチアゾ
リル)、2−(4−エチルチアゾリル)、2−(4−プ
ロピルチアゾリル)、2−(4−イソプロピルチアゾリ
ル)、2−(4−ブチルチアゾリル) 、2 − (4
−sec−ブチルチアゾリル)、2−(4−ペンチルチ
アゾリル)、2−(4−へキシルチアゾリル)、2−(
5−メチルチアゾリル)、2−(5−エチルチアゾリル
)、2−(5−プロピルチアゾリル)、2−(5−イソ
プロピルチアゾリル)、2−(5−ブチルチアゾリル)
 、2 − (5−sec−ブチルチアゾリル)、2−
(5−ペンチルチアゾリル)、2−(5−へキシルチア
ゾリル)、2−(4−フェニルチアゾリル) 、2− 
(5−フェニルチアゾリル)基等を例示できる。低級ア
ルキルスルホニル基としては、例えばメタンスルホニル
、エタンスルホニル、プロパンスルホニル、イソプロパ
ンスルホニル、ブタンスルホニル基等を例示できる。
カルボキシ低級アルキル基としては、例えばカルボキシ
メチル、2−カルボキシエチル、3−カルボキシプロピ
ル、2−カルボキシプロピルカルボキシブチル、5−カ
ルボキシペンチル、6−カルボキシヘキシル基等を例示
できる。
上記一般式(1)で表わされる本発明の化合物及びその
塩は、プロスタグランジン類やロイコトリエン類生合成
の遮断作用や調節作用を有し、動物とりわけ補乳動物に
対して抗炎症、抗アレルギー、抗リウマチ、鎮痛、利尿
、血小板凝集阻止、血圧時下等の薬理作用を有し、従っ
て、抗炎症剤、抗アレルギー剤、抗リウマチ剤、鎮痛剤
、利尿剤、抗血栓剤、降圧剤等の医薬品として有用であ
る。
本発明のアミンフェノール誘導体(1)は、各種の方法
により製造することができる。その具体例を下記反応工
程式に示す。
く反応工程式−1〉 OR’          OR’ (式中R2は前記に同じである。R4は低級アルキル基
を示す。) 上記反応工程式−1によれば、一般式(1)においてR
1が水素原子でR3が低級アルキル基である本発明化合
物が製造される。
上記において、1,4−ベンゾキノン(2)とチオール
類(3)との付加反応は、例えばメタノール、エタノー
ル等のアルコール等の適当な溶媒中、約り℃〜溶媒の沸
点範囲の温度条件下に実施される。ここでチオール類(
3〉の使用量は、特に限定されないが、通常1.4−ベ
ンゾキノン(2)に対して等モル量程度、好ましくは1
.0〜1.3モル倍程度とするのがよい。上記反応によ
り高収率で付加体であるヒドロキノン(4)を製造でき
る。該ヒドロキノン(4)は、精製してもよいが、通常
精製することなく引続くアルキル化反応に供することが
できる。
アルキル化反応は、常法に従い、例えば塩基の存在下、
不活性溶媒中で実施できる。用いられるアルキル化剤と
しては、通常のもの例えばヨウ化メチル、臭化メチル、
臭化エチル、臭化プロピル等の低級アルキルハライドや
ジメチル硫酸、ジエチル硫酸等のジ低級アルキル硫酸等
を例示できる。
之等のアルキル化剤は、ヒドロキノン(4)に対して通
常2倍モル吊、好ましくは約2〜20倍モルmで用いる
のがよい。塩基としては、例えば水酸化ナトリウム等の
水酸化アルカリ類、水素化ナトリウム等の水素化物、炭
酸カリウム等の金属炭酸塩、ナトリウムメトキシド、ナ
トリウムエトキシド等のナトリウムアルコキシド等を使
用でき、之等はヒドロキノン(4)に対して通常的2〜
10(8モル量で用いられる。不活性溶媒としては、例
えばN、N−ジメチルホルムアミド(DMF)、テトラ
ヒドロフラン(THF)、水、アセトン、エタノール等
を使用できる。上記アルキル化反応はO′C〜溶媒の沸
点範囲の温度条件下に良好に進行し、かくして化合物(
5)を収得できる。
得られる化合物(5)のニトロ化反応は、通常の方法、
例えば硝酸と硫酸との混酸を用いる方法、酢酸中で硝酸
と硫酸との混合物を反応させる方法、酢酸中で硝酸を反
応させる方法等により、容易に実施でき、之等各反応の
条件も通常のそれらと同様のものとすることができる。
上記ニトロ化反応により得られる化合物(6)を、次い
で選択的に脱アルキル化反応させることにより化合物(
7)を得る。該脱アルキル化反応は、酸素原子との親和
性を有するルイス酸として知られている例えばBCQ3
 、BBr 3等のトリハロゲノボランを用いた酸素原
子近傍の酸素−炭素結合の切断反応〔例えばフイーザー (F 1eser )らのリエイジエンツ フォー オ
ーガニツタ シンセシス(Reagents for 
OrganicSynthesis) 、 Vol、 
1 、66−67. Vol。
2 、33−35 、 Wiley、 NewYork
 W参照〕を応用して実施できる。即ち、例えばジクロ
ルメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒中
、化合物(6)に対して約1/3〜3倍モルm、好まし
くは約1〜1.5倍モル量のトリハロゲノボランを、−
80〜30℃の温度範囲で化合物(6)に作用させるこ
とにより、ニトロ基近傍のアルキル基の脱離反応を高選
択的に実施でき、かくして化合物(7)を収得できる。
化合物(7)のニトロ基の還元反応は、通常の方法に従
い、例えば化合物(7)に対して約1〜50倍モル量の
ハイドロサルファイドナトリウム(Na 2820& 
)を溶解した水溶液と、化合物(7)とを、エーテル、
THF、ジオキサン、エタノール、メタノール等の適当
な溶媒中で撹拌するか、或いは更に所望によりアンモニ
ア水を添加して撹拌することにより実施できる。
〈反応工程式−2〉 OH0H (g)             (10)OR50R
3 (11)         (1b) 〔式中R2及びR3は前記に同じである。R5はアルキ
ル基、フェニル低級アルキル基、低級アルコキシカルボ
ニル低級アルキル基、カルボキシ低級アルキル基を示す
。〕 上記反応工程式−2に示す方法は、フジタ(S。
Fujita )の電文〔シンセシス(S ynthe
sis) 。
1982年、68〕に記載のベックマン転位を利用した
5−ヒドロキシベンズオキサゾール類を中間体とする2
−アミノ−4−アルコキシフェノール類の合成法に従う
ものであり、該方法によれば、一般式(1)においてR
1が水素原子である本発明化合物が製造される。
該反応工程式−2に示す方法において、ヒドロキノン(
4)のアセチル化反応は、常法に従い、例えば該ヒドロ
キノン(4)に対して約1〜10倍モル量のBF3  
・エーテル溶液等の存在下に、酢酸中で室温から溶媒の
沸点温度範囲で実論できる。
上記により得られるアセチル体(8)のオキシム化反応
は、例えばピリジン、炭酸カリウム、トリエチルアミン
、炭酸水素ナトリウム等の適当な塩基の存在下に、化合
物(8)と塩酸ヒドロキシルアミンとを適当な溶媒中で
縮合反応させることにより実施される。ここで塩基及び
塩酸ヒドロキシルアミンは、各々原料化合物(8)に対
して通常約1〜5倍モル間の範囲で使用されるのがよい
溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、ピリジ
ン、THF、クロロホルム、ベンゼン等を好ましく利用
できる。縮合反応は、通常O℃〜溶媒の沸点範囲の温度
下に行ない得る。
上記で得られるオキシム(9)のベックマン転位反応は
、上記電文に従い、例えばN、N−ジメチルアセトアミ
ド(DMA)とアセトニトリルとの混合溶媒中、オキシ
塩化リン(POCQ3)を、オキシム(9)に対して約
1〜1.1倍モル伍用いて、0〜30℃の温度範囲で反
応させることにより実施され、この反応により5−ヒド
ロキシベンズオキサゾール誘導体(10)を好適に製造
できる。
上記5−ヒドロキシベンズオキサゾール誘導体(10)
のアルキル化反応は、通常のフェノールのアルキル化反
応と同様にして、例えば前記反応工程式−1に示したヒ
ドロキノン(4)から化合物(5)を得る反応と同様の
条件下に行なうことができる。ここで用いられるアルキ
ル化剤としては、前記例示の各種アルキルハライドの他
、例えばブロム酢酸メチル、ブロム酢酸エチル、2−ブ
ロムプロピオン酸エチル、3−ブロムプロピオン酸ブチ
ル、4−クロロブチリック酸プロピル、6−ブロムヘキ
サノイック酸メチル等の低級アルコキシカルボニル低板
アルキルハライドやベンジルクロライド、α−フェネチ
ルブロマイド、β−フェネチルクロライド、(3−クロ
ロプロピル)ベンゼン、(2−クロロプロピル)ベンゼ
ン、(1−クロロプロピル)ベンゼン、(4−ブロムブ
チル)ベンゼン、(2−ブロムブチル)ベンゼン、(5
−ブロムペンチル)ベンゼン、(6−ブロムへキシル)
ベンゼン等のフェニル低級アルキルハライド等を例示で
きる。
上記アルキル化反応により得られる化合物(11)の加
水分解反応は、一般に酸による方法が好適に実施される
。該酸を用いる加水分解反応は、例えばメタノール、エ
タノール、THF、ジメトキシエタン等の水溶性有機溶
媒中、化合物(11)に対して約1〜10倍モル員の酸
、例えば塩酸、硫酸、o−トルエンスルホン酸等を用い
て、約30〜120℃の温度範囲で実施され、かくして
目的化合物(1b)を収得できる。
また、化合物(11)の有するR5基が低級アルコキシ
カルボニル低級アルキル基である化合物では、これをエ
タノール、メタノール、THF。
水等の適当な溶媒中、0.5〜3Nの水酸化アルカリを
用いて加水分解することにより、上記R5基がカルボキ
シ低級アルキル基である化合物(11)に変換した後、
前記酸を用いる加水分解反応に付してR3がカルボキシ
低級アルキル基を有する目的化合物(1b)を収得する
こともできる。
く反応工程式−3〉 (1(1)          (1h )〔式中R2
及びR3は前記に同じである。R6はフェニル基又は低
級アルキル基を、R7はフェニル低級アルキル基又は低
級アルキル基を、R8はフェニル基又は低級アルキル基
を、またR9はフェニル基又は低級アルキル基を各々を
示す。〕 反応工程式−3に示す方法によれば、一般式(1)にお
いてR1が水素原子以外の基である本発明化合物が収得
される。
上記において化合物(1b)のアシル化反応は、適当な
アシル化剤を用いて、不活性溶媒中で実施される。該ア
シル化剤としては、例えばアセチルクロライド、アセチ
ルブロマイド、プロピオニルクロライド、ブチリルクロ
ライド、イソブチリルクロライド、バレリルクロライド
、イソバレリルクロライド、ピバロイルクロライド、ヘ
プタノイルクロライド等の低級アルキルカルボニルハラ
イド及びベンゾイルクロライド等を使用できる。不活性
溶媒としては、例えばTHE、エーテル、クロロホルム
、ジクロルメタン、DMF、N、N−ジメチルアセトア
ミド(DMA)等を使用できる。
また上記アシル化反応は、例えばピリジン、コリジン等
の溺当な塩基の存在下に良好に進行する。
アシル化剤及び塩基は通常原料化合物(1b)に対して
それぞれ約1〜3倍モル旧、好ましくは約1〜1.1倍
モル量で用いられるのがよく、反応は一般に約−20〜
30℃の温度範囲で良好に進行する。
更に上記アシル化反応は、例えばエーテル、THF、ク
ロロホルム、ジクロルメタン等の不活性溶媒中で、例え
ば酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ
吉草酸、ビバル酸、ヘキサン酸等とクロロ炭酸エチル及
びトリエチルアミンとを、約−20〜30℃、好ましく
は約−10〜O℃の温度で、それぞれ等モル聞反応させ
て得られる低級アルキルカルボン酸の活性エステル類を
化合物(1b)に対して等モル吊で用いて、約−20〜
50°Cの温度範囲で反応させることによっても実施す
ることができる。
かくして得られる化合物(1C)の還元反応は、例えば
エーテル、THF等の不活性溶媒中、1iAQHtを用
いて好適に行ない得る。用いられるLiAQHtの1は
、通常化合物(1C)に対して約1〜10倍モル量の範
囲とするのがよく、反応はO℃付近〜溶媒の沸点範囲の
温度下に進行し、この還元反応により、化合物(1d)
を収得できる。
また化合物(1b)のスルホニル化反応は、適当なスル
ホニル化剤を用いて、上記した化合物(1b)のアシル
化反応と同様の不活性溶媒中、同様の条件下に実施する
ことができ、該スルホニル化反応により化合物(1e)
を収得できる。ここで用いられるスルホニル化剤として
は、例えばメタンスルホニルクロライド、エタンスルホ
ニルクロライド、プロパンスルホニルクロライド、ブタ
ンスルホニルクOライト、ペンタンスルホニルクロライ
ド、ヘプタンスルホニルクロライド、等及びベンゼンス
ルホニルクロライド等を例示できる。
また化合物(1b)のチオアミド化反応は、例えば公知
のベンゾイルイソチオシアネートを原料化合物(1b)
に対して等モル凹用いて、アセトン、クロロホルム、D
MF、THF等の不活性溶媒中で、約り℃〜溶媒の沸点
範囲の温度条件下に実施することができる。
上記スルホニル化反応により得られる化合物(1f〉は
、次いでこれを加水分解反応後、環化反応させることに
より化合物(1h)に誘導できる。この化合物(1f)
の加水分解反応は、通常のアルカリ加水分解反応と同様
にして行なうことができ、特に例えば5〜309G程度
の水酸化アルカリ水溶液を、化合物(1f)に対して約
5〜30倍モル吊用い、沸点に加熱した後、反応混合物
を酸性にする方法が好ましく適用できる。
上記加水分解反応により得られる化合物(1g)の環化
反応は、適当な溶媒中で、該化合物(19)を、例えば
クロロアセトアルデヒド、ジエチルアセクール、2−ク
ロロアセトフェノン、2−ブロモアセトフェノン、クロ
ロ−2−プロパノン、クロロ−2−ブタノン、クロロ−
2−ペンタノン、クロロ−3,3−ジメチル−2−ブタ
ノン、クロロ−2−ヘキサノン、クロロ−4−メチル−
2−ペンタノン、クロロ−2−ヘプタノン、クロロ−2
−オクタノン等の1−ハロー2−カルボニル低級アルキ
ル化合物、2−ハロアセトフェノン化合物又はハロアセ
トアルデヒド合成等何体と反応させることにより行なわ
れる。上記各反応試薬は、通常原料化合物(1g)に対
して約1〜3倍モルmの範囲で用いられる。溶媒として
は、例えばエタノール、メタノール、酢酸、水等の不活
性溶媒を好適に利用できる。反応は通常約り0℃〜溶媒
の沸点範囲にて進行し、かくして目的とする化合物(1
h)を収得できる。
上記各反応工程式に示す反応により得られる目的化合物
及び本発明化合物は、慣用の分離手段により容易に単離
精製できる。該分離手段としては、例えば溶媒抽出、再
結晶、カラムクロマトグラフィー等を例示できる。
またかくして得られる本発明化合物は、容易に医薬的に
許容される酸付加塩とすることができ、該酸付加塩は遊
離形態の本発明化合物と同様の薬理活性を有しており、
本発明はかかる酸付加塩をも包含する。上記酸付加塩を
形成する酸性化合物としては、例えば塩酸、硫酸、リン
酸、臭化水素酸等の無礪酸及びマレイン酸、フマール酸
、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸等の有R酸を
例示できる。
実   施    例 以下、本発明を更に詳細に説明するため本発明化合物の
製造例を実流例として挙げる。
実施FIA1 2−アミノ−4−メトキシ−5−フェニルチオフェノー
ル・塩酸塩の製造 1−a ) 4−メトキシ−2−フェニルチオアニソー
ルの製造 1.4−ベンゾキノン70gのエタノール10100O
溶液に、チオフェノール77gを水冷撹拌下にゆっくり
加え、滴下後、更に20分間撹拌を続けた。次いで、減
圧下にエタノールを留去し、油状の2−フェニルチオ−
1,4−ハイドロキノンを得た。このものに、硫酸ジメ
チル350戒を加え、水冷撹拌下に30分間を要して水
酸化カリウム280aの水490mQ溶液を滴下し、更
に30分間撹拌を続けた。その後、水約2000−に反
応混合物を移し、エーテルにて抽出し、有機層を水洗し
、乾燥(MgSOa)後、濃縮して、4−メトキシ−2
−フェニルチオアニソール153りを油状物質として得
た。
そのNMR分析結果(δ@(ppm)、内部標準:テト
ラメチルシラン、以下同じ)は次の通りである。
NMR(CDCQ3)δ 7.15−7.50 (Ill 、5H)6.70−6
.90 (m 、2H) 6.55−6.65 (m 、1H) 3.81 <s 、3H) 3.62 (S 、3H) このものは、精製することなく次の反応に使用できる。
+−b ) 4−メトキシ−2−ニトロ−5−フェニル
チオアニソールの製造 4〜メトキシ−2−フェニルチオアニソール10gを酢
酸25m12に溶解し、これに水冷撹拌下、製鎖M4g
を滴下して黄色結晶を析出させる。至温にて更に15分
間撹拌を続けた後、反応混合物を水に移し、結晶を枦取
し、更にエーテル:n−ヘキサン−1:3混液で洗浄し
、減圧下に乾燥して黄色結晶9.6gを得た。
融点 164−165℃ 1−c ) 4−メトキシ−2−ニドo−5−フェニル
チオフェノールの製造 4−メトキシ−2−ニトロ−5−フェニルチオアニソー
ル6gを、ジクロルメタン130鴨に溶解した後、−7
8℃にてBBr35.7gを加え、更に撹拌を20分間
続けた。この間反応温度は一20℃以下であった。次い
で、反応混合物を水に移し、ジクロルメタンで抽出し、
有機層を水洗し、乾燥(MgSot )L、a縮して黄
色結晶を得た。このものをエーテル:n−ヘキサン−1
=5混液で洗浄しながら戸数して黄色結晶の目的化合物
5gを得た。
融点 152−153℃ 1−d ) 2−アミノ−4−メトキシ−5−フェニル
チオフェノール・塩酸塩の製造 4−メトキシ−2−ニトロ−5−フェニルチオフェノー
ル1.6gを、THF30−及び溌アンモニア水20−
に溶解し、これにNa 2 S20a10(lの水40
1110溶液を、V温撹痒下に加え、反応混合物が赤色
から無色になるまで、約10分間FR痒を続け、次いで
反応混合物を水に移し、エーテルで抽出し、有機層を飽
和食塩水で洗浄後、乾燥(MgSOt)し、濃縮して、
油状物質を得た。
このものを再度エーテルで希釈した後、4N塩酸/酢酸
エチル3鵬を加え、析出した塩を枦取して、目的化合物
1.3gを得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例N 0.1とし
て示す。
実施例2 2−アミノ−4〜メトキシ−5−n−ブチルチオフェノ
ール・塩酸塩の製造 2−a)2−n−ブチルチオ−4−メトキシアニソール
の製造 1.4−ベンゾキノン20g、n−ブタンチオール18
g及びエタノール300m12から出発し、実施例1−
a)と同様の操作により、硫酸ジメチル100m12及
び水酸化カリウム76aの水140−溶液を用いて目的
化合物を得、蒸留により情製した。
収量 20g 沸点 125−130℃10.5mmHQ2−b)5−
n−ブチルチオ−4−メトキシ−2−二トロアニソール
の製造 実施例1−b)と同様の操作により、2−n−ブチルチ
オ−4−メトキシアニソール7つ、酢酸2011+12
及び′a硝酸3gから、黄色結晶の目的化合物3.90
を製造した。
融点 93−93.5℃ 2−c)5−n−ブチルチオ−4−メトキシ−2−ニト
ロフェノールの製造 実施例1−C)と同様の操作により、5−n−ブチルチ
オ−4−メトキシ−2−ニトロアニソール3.8g、B
ar 33.9(]及びジクロルメタl:/80−から
、黄色結晶の目的化合物2gを製造した。
融点 109−110°C 2−d ) 2−アミノ−4−メトキシ−5−n −7
チルチオフエノール・塩M塩の製造 実施例1−d)と同様の操作により、5−n−ブチルチ
オ−4−メトキシ−2−ニトロフェノール1.32g、
Na2S20410gの水40m溶液、濃アンモニア水
2511+12及びTHF30―を用い、4N塩酸/酢
酸工チル3m12添加により、目的化合物1.3gを製
造した。
1nられた化合物の物性を第1表に実施例No、2とし
て示す。
実施例3 2−アミノ−4−メトキシ−5−〈4−メチルフェニル
チオ)フェノールの製造 3−a ) 4−メトキシ−2−(4−メチルフェニル
チオ)アニソールの製)告 1.4−ベンゾキノン18.7q、p−チオクレゾール
16.30及びエタノール300mQから出発し、実施
例1−a)と同様の操作により、硫酸ジメチル100m
+2及び水酸化カリウム76gの水140m12溶液を
用いて目的化合物を得、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルム:n−ヘキサン=3:5)により
fit製して、白色結晶の目的化合物23gを得た。
融点 86−88℃ 3−b ) 4−メトキシ−5−(4−メチルフェニル
チオ)−2−ニトロアニソールの製造 実施例1−b)と同様の操作により、4−メトキシ−2
−(4−メチルフェニルチオ)アニソール10g、酸1
138噌及び111511酸348gから、黄色結晶の
目的化合物9.19を製造した。
融点 143.5145.5℃ 3−c ) 4−メトキシ−5−(4−メチルフェニル
チオ)−2−二トロフェノールの製造 実施例1−C)と同様の操作により、4−メトキシ−5
−(4−メチルフェニルチオ)−2−ニド07二’/−
ル9.10 、BBr 312.10及びジクロルメタ
ン300−から、黄色結晶の目的化合物7gを製造した
融点 120−122℃ 3−d ) 2−アミノ−4−メトキシ−5−(4−メ
チルフェニルチオ)フェノールの製造 実施例1−d)と同様の操作により、4−メトキシ−5
−(4−メチルフェニルチオ)−2−ニトロフェノール
1.5g、Na2S20410(+の水40〜溶液、濃
アンモニア水18鮪及びTHF28mQより、目的化合
物0.8gを製造した。
得られた化合物の物性を第1表に実施例No、3として
示す。
実施例4 2−アミノ−4−n−プロポキシ−5−フェニルチオフ
ェノール・塩酸塩の製造 IL−a )2.5−ジヒドロキシ−4−フェニルチオ
アセトフェノンの製造 実施例1−a)t”製造した2−フェニルチオ−1゜4
−ハイドロキノン90(+を酢1i1t200mQ及び
BF3 ・Ei 20200−中で48時間加熱還流し
た。その後、水に移し、ジクロルメタンで抽出し、有機
層を水洗し、乾燥(MQ SO2)し、1縮した後、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロルメタン)
で精製し、更にジクロルメタン/n−ヘキサンで再結晶
して、淡黄色結晶としての目的化合物25aを得た。
融点 149−151℃ 4−b)2.5−ジヒドロキシ−4〜フエニルチオアセ
トフエノンオキシムのツノ造 2.5−ジヒドロキシ−4−フェニルチオアセトフェノ
ン25oを、エタノール400mQ及びジクロルメタン
100mQに溶解し、これにトリエチルアミン25鴫及
び塩酸ヒドロキシルアミン13qを710え、20時間
全温で撹拌を続けた。その後、反応混合物を水に移し、
ジクロルメタンで抽出し、有機層を水洗し、乾燥(M(
1304) L、、濃縮して1qられる結晶を、エーテ
ル/n−ヘキサンから再結晶して白色結晶としての目的
化合物20CIを得た。
融点 123、−124℃ 4−c ) 2−メチル−6−フェニルチオ−5−ベン
ズオキサゾロールの製造 2.5−ジじドロキシ−4−ノJニルチオアセトフェノ
ンオキシム6499を、DMA5−及びアセトニトリル
15園に溶解し、水冷下、撹拌下にオキシ塩化リン26
4−を20分間を要して滴rした後、至温にて更に30
分間撹拌を続けた。
3%酢酸ナトリウム200−を加えた後、酢酸エチルで
抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥(MgSO
3)し、濃縮して得られた粗生成物を、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1
:5)にて精製して、白色結晶の目的化合物4.8gを
得た。
融点 156−157℃ 4−d ) 2−メチル−6−フェニルチオ−5−〇−
プロポキシベンズオキサゾールの製造 2−メチル−6−フェニルチオ−5−ベンズオキサゾロ
ール2gを、NaH330mgのDMF40mQ懸濁液
中に、空温撹拌下に加え、次いでn−プロピルブロマイ
ド1.1gのDMF5mi2溶液を加え、更に反応混合
物を20時間室温でFit拌し、その後、水に移し、酢
酸エチルで抽出し、有様層を水洗し、乾燥(MU So
t ) し、濃縮して得られる粗生成物を、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(エーテル:0−へキサン=
1:5→1:3)でv3製して、油状の目的化合物1.
8g@得た。
NMR(CDCQ3)δ 7.20−7.40 (m 、5H) 7.17 (s、1H) 7.11 (s、IH) 3.98 (t 、2H,J=6.2>2.57 (s
 、3H) 1.60−1.90 (m 、2H) 0.97 (t 、3H,J=7.0)4−e ) 2
−アミノ−4−n−プロポキシ−5−7フェニルチオフ
ェノール・塩酸塩の製造 2−メチル−6−フェニルチオ−5−n−プロポキシベ
ンズオキサゾール1.89を、エタノール7m12及び
濃塩酸1.3−と共に1.5時間加熱還流した後、5%
炭酸水素ナトリウム水溶液に移し、クロロホルムで抽出
し、有機層を水洗し、乾燥(MgSo□)し、濃縮して
得られる粗生成物に、4N塩酸/酢酸エチル3鵬を加え
、更にエーテル100mQを加え、析出した塩を瀘取し
、乾燥して、目的化合物1.59を得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例N014として
示す。
実施例5 2−アミノ−4−n−ヘキシルオキシ−5−フェニルチ
オフェノール・塩酸塩の製造5−d)5−n−へキシル
オキシ−2−メチル−6−フェニルチオベンズオキサゾ
ールの製造実施例4で得た2−メチル−6−フェニルチ
オ−5−ベンズオキサゾロール2.3(1、NaH38
0+ng、DMF40mi2及び1−ブロモヘキサン1
.6gから、実施例4の4−d)と同様にして、目的化
合物3gを油状物質として得た。
NMR(CDCQ3 )δ 7.10−7.40 (m、5H) 7.18 (s、1H) 7、 12(s、  1H) 4.00  (t  、  2H,J=6.3)2、 
57  (s  、  3H) 1 、 ○O−1,90(m  、  8H)0、 8
8  (br、  t  、  3H)5−e ) 2
−アミノ−4−n−へキシルオキシ−5−フェニルチオ
フェノール・塩酸塩の製造実施例4中4−e〉と同様に
して、5−n−へキシルオキシ−2−メチル−6−フェ
ニルチオベンズオキサゾール3g、a塩i11.8m1
2及びエタノール10mQから、目的化合物の塩酸塩1
.99を得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例No、5として
示す。
実施例6 2−アミノ−4−n−デシルオキシ−5−フェニルチオ
フェノール・塩酸塩の製造 6−d ) 5−n−デシルオキシ−2−メチル−6−
フェニルチオベンズオキサゾールのMu実施例4で得た
2−メチル−6−フェニルチオ−5−ベンズオキサゾロ
ール1.5(1、NaH25On+g、DMF40−及
び1−ブロモデカン1.4gから、実施例4の4−d)
と同様にして、目的化合物1.8gを油状物質として得
た。
NMR(CDCQa )δ 7.10−7.40 (m 、5H) 7.18 (s 、1H) 7.11 (s、1H) 4.00(t 、2H,J=6.2> 2.57 (s 、3H) 1.00−1.90(+、8H) 0、87 (br、 t 、 3H) 6−e ) 2−アミノ−4−n−デシルオキシ−5−
フェニルチオフェノール・塩15!l塩の製造実施例4
中4−e)と同様にして、5−n−デシルオキシ−2−
メチル−6−フェニルチオベンズオキサゾール1.sg
、atMMlmQ及びエタノール6−から、目的化合物
の塩酸塩1゜29を得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例N096として
示す。
実流例7 2−アミノ−4−フェネチルオキシ−5−フェニルチオ
フェノール・塩酸塩の製造 7−d ) 2−メチル−5−フェネチルオキシ−6−
フェニルチオベンズオキサゾールの製造実施例4で得た
2−メチル−6−フェニルチオ−5−ベンズオキサゾロ
ール3g、に2 CO32,6a 、DMF40mQ及
びブロモエチルベンゼン2.4gを用い、実施例4の4
−d)においてNaHをに2 CO2に代えた他は同様
にして、目的化合物2gを油状物質として得た。
NMR(CDCQ3)δ 7.10〜7.40 (+a 、l0H)7.17 (
s、1H) 7、 10(s、  1)−1> 4.20  (t  、2H,J=7.0)3.04 
 (t  、2H,J=7.0)2、56  (s  
、3H) 7−e ) 2−アミノ−4−フェネチルオキシ−5−
フェニルチオフェノール・塩酸塩の製造実施例4中4−
e)と同様にして、2−メチル−5−フェネチルオキシ
−6−フェニルチオベンズオキサゾール2g、濃塩酸1
.2−及びエタノール6閾から、目的化合物の塩酸塩]
、8Qを得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例No、7として
示す。
実施例8 2−アミノ−4−カルボキシメチルオキシ−5−フェニ
ルチオフェノール・塩酸塩の製造8−d ) 5−カル
ボキシメチルオキシ−2−メチル−6−フェニルチオベ
ンズオキサゾールの製造 実施例4で得た2−メチル−6−フェニルチオ−5−ベ
ンズオキサゾロール4g、K2Co33。2g及びブロ
モ酢酸エチル3.2gを、DMF60−に懸濁させ、室
温で20時間撹拌した後、水に移し、酢酸エチルで抽出
し、゛石門層を水洗し、乾燥(MgSOt ) し、濃
縮して得られる粗生成物を、エーテル/n−ヘキサンか
ら再結晶して、5−エトキシカルボニルメチルオキシ−
2−メチル−6−フェニルチオベンズオキサゾール5g
を白色結晶として1qた。
融点 88−89℃ 次いで、得られた化合物2.59を、エタノール40m
12に溶解し、2N−水酸化ナトリウム水溶液30譜を
加え、室温で1.5時間撹拌した後、2N−塩酸30−
、次いで20%酢酸40鵬を加え、反応混合物をジクロ
ルメタンで抽出した。乾ffi (Mo So. ) 
L、′a縮後、得られた結晶を、エーテル:n−ヘキサ
ン=1:1で洗浄しながらi戸数して、5−カルボキシ
メチルオキシ−チル−6−フェニルチオベンズオキサゾ
ール2gを白色結晶として得た。
融点 185−186℃ 8−e ) 2−アミノ−4−カルボキシメチルオキシ
−5−フェニルチオフェノール・塩酸塩の製造 実施例4中4−e)と同様にして、5−カルボキシメチ
ルオキシ−2−メチル−6−フェニルチオベンズオキサ
ゾール2q 、W塩Ml。4mQ及びエタノール10m
Qがら、目的化合物の塩酸塩1.29を得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例No.8として
示す。
実施例9 2−(3−ベンゾイルチオウレイド) −4 −メトキ
シ−5−フェニルチオフェノールの製造 2−アミノ−4−メトキシ−5−フェニルチオフェノー
ル5.47q及びベンゾイルイソチオシアネート4.1
10を、アセトン100mf2中で室温にて1時間撹拌
した。反応液に水を加え、析出した結晶をiP取した。
乾燥後、アセトン/ヘキサンより再結晶して目的化合物
7.5gを得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例NO.9として
示す。
実施例10 2−チオウレイド−4−メトキシ−5−フェニルチオフ
ェノールの製造 2−(3−ベンゾイルチオウレイド)−4−メトキシ−
5−フェニルチオフェノール10(lに、水酸化ナトリ
ウム10(lを溶解した水溶液501110を加え、3
0分間還流した。冷fiIl後、析出した結晶を濾過し
、tP液を希塩酸で酸性とした後、クロロホルムで抽出
した。乾燥後、濃縮し、得られた結晶をエーテルで洗浄
して、目的化合物5.3gを得た。得られた化合物の物
性を第1表に実施例No.10として示す。
実施例11 2−(2−チアゾリルアミノ)−4−メトキシ−5−フ
ェニルチオフェノール・2塩酸塩の製造 2−チオウレイド−4−メトキシ−5−7にルナオフエ
ノール1.2a、クロルアセトアルデヒドジエチルアセ
タール600mq及びp−1−ルエンスルホンM30m
qを、酢酸10閾中、95〜100℃で1.5時間撹拌
した。冷却後、水を加え、クロロホルムで抽出した。乾
燥後、濃縮し、カラムクロマトグラフィー(展開溶媒ク
ロロホルム:酢酸エチル=7:1)にて精製した。得ら
れた油状物をエーテル10醇に溶かし、これに4N塩酸
−酢酸エチル溶液0.3−を加え、析出結晶として目的
化合m180mqを得た。
得られた化合物の物性を第1艮に実施例NO。
11として示す。
実施例12 2−(4−メチル−2−チアゾリルアミノ)−4−メト
キシ−5−フェニルチオフェノールの製造 2−チオウレイド−4−メトキシ−5−フェニルチオフ
ェノール1.5g、クロロ−2−プロパノン1.3g及
びエタノール100mQを用いて、実施例11と同様の
操作を行ない、目的化合物0、7gを得た。得られた化
合物の物性を第1表に実施例NO.12として示す。
実施例13 2−(4−フェニル−2−チアゾリルアミン)−4−メ
トキシ−5−・フェニルチオフェノールの製造 2−チオウレイド−4−メトキシ−5−フェニルチオフ
ェノール2,1す、2−ブロモアセトフェノン1.4g
及びエタノール100mGを用いて、実施例11と同様
の操作を行ない、目的化合物0.7gを得た。得られた
化合物の物性を第1表に実施例No、13として示す。
実施例14 4−メトキシ−2−メチルスルホニルアミノ−5−フェ
ニルチオフェノールの製造 2−アミノ−4−メトキシ−5−フェニルチオフェノー
ル2.23(]及びピリジン3.57gをDMA13.
5mQに溶解し、メタンスルホニルクロライド1.03
(lを空温にて加え、3時間撹拌した。反応液に水を加
え、酢酸エチルで抽出し、有機層を希塩酸次いで飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液でそれぞれ洗浄した。乾燥後、
濃縮し、カラムクロマトグラフィー(展開溶媒クロロホ
ルム:酢酸エチル−10:1)にて[して、目的化合物
1gを得た。得られた化合物の物性を第1表に実施例N
0.14として示す。
実施例15 4−メトキシ−2−フェニルスルホニルアミン−5−フ
ェニルチオフェノールの製造2−アミノ−4−メトキシ
−5−フェニルチオフェノール2.23g、ベンゼンス
ルホニルクロライド1.60CI及びピリジン3.57
gを用いて、実施例14と同様の操作を行ない、目的化
合物1.3gを得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例No。
15として示す。
実施例16 2−ベンゾイルアミノ−4−メトキシ−5=フエニルチ
オフエノールの製造 安息IM1.1a及びトリエチルアミン910ngをT
HF8m12に溶解し、O℃〜−5℃でクロロ炭酸エチ
ル9801110を加え、−5℃で25分間撹拌した。
これに2−アミノ−4−メトキシ−5−フェニルチオフ
ェノール2.19をTHF5−に溶解した溶液を、−5
°Cで加え、その後空温で21時間撹拌した。反応液に
水を加え、酢酸エチルで抽出した。乾燥後、濃縮し、カ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒クロロホルム:酢酸
エチル=25 : 1 )にて精製して、目的化合物1
.959を寿だ。得られた化合物の物性を第1表に実施
例No、16として示す。
実施例17 2−エチルカルボニルアミノ−4−メトキシ−5−フェ
ニルチオフェノールの製造 2−アミノ−4−メトキシ−5−フェニルチオフェノー
ル3.1Q、プロピオン!i!2983mq、トリエチ
ルアミン1.35g、THFl 2n+12及びクロロ
炭酸エチル1.45gを用い、実施例16と同様の操作
により、目的化合物2.8gを得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例No。
17として示す。
実施例18 2−ベンジルアミノ−4−メトキシ−5−フェニルチオ
フェノールの製造 Li AG! Ha 385mqのTHF溶液6較に、
水冷下に2−ベンゾイルアミノ−4−メトキシ−5−フ
ェニルチオフェノール1.71JのTHF溶i夜30−
を加え、その後空温にて6時間撹拌した。
反応液に水を加え、エーテルで抽出した。乾燥後、濃縮
し、カラムクロマトグラフィー(展開溶媒エーテル:ヘ
キサン=2 : 1 )にて精製した。1nられた油状
物をエーテル101Tl12に溶解させ、10%塩酸の
エタノール溶液1鵬を加えた。析出した結晶を清取して
、目的化合物800mqを得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例N0゜18とし
て示す。
実施例1つ 4−メトキシ−5−フェニルチオ−2−プロピルアミン
フェノールの製造 Li AQH4380mq、THF30噌及び2−エチ
ルカルボニルアミノ− 工二ルチオフェノール1.5gを用い、実施例18と同
様して、目的化合物0.8gを1qだ。
1qられた化合物の物性を第1表に実施例N0゜19と
して示す。
実施例20 4−メトキシ−5−n−プチルヂオー2−プロピルアミ
ノフェノール・塩酸塩の製造2−アミノ−5−n−ブチ
ルチオ−4−メトキシフェノール2.6!Ill、プロ
ピオンM865ma、トリエチルアミン1.18g、T
HF16−及びクロロ炭酸エチル1.27!11を用い
、実施例16と同様にして5−n−ブチルチオ−2−エ
チルカルボニルアミノ−4−メトキシフェノール2.5
30を製造し、次いでこれをl!A+!H4683II
1g及びTHF40mQを用い、実施例18と同様に処
理して、目的化合物1gを得た。
得られた化合物の物性を第1表に実施例No。
20として示す。
第  1  表 ○R3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R^1は水素原子、低級アルキル基、フエニル低
    級アルキル基、低級アルキルカルボニル基、低級アルキ
    ル基又はフエニル基を有することのある2−チアゾリル
    基、ベンゼンスルホニル基、低級アルキルスルホニル基
    、ベンゾイル基又はベンゾイル基で置換されることのあ
    るアミノチオカルボニル基を示す。 R^2は低級アルキル基又は低級アルキル基で置換され
    ることのあるフエニル基を示す。 R^3はアルキル基、フエニル低級アルキル基又はカル
    ボキシ低級アルキル基を示す。〕 で表わされるアミノフエノール誘導体及びその塩。
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