JPS6191616A - 赤道儀の赤経赤緯デジタル表示方法及び装置 - Google Patents
赤道儀の赤経赤緯デジタル表示方法及び装置Info
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- JPS6191616A JPS6191616A JP21146984A JP21146984A JPS6191616A JP S6191616 A JPS6191616 A JP S6191616A JP 21146984 A JP21146984 A JP 21146984A JP 21146984 A JP21146984 A JP 21146984A JP S6191616 A JPS6191616 A JP S6191616A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は天体望遠鏡用赤道儀の赤経軸と赤緯軸の回動を
検知して赤経と赤緯の値に変換し、これをデジタル表示
する方法及び装置に関する。
検知して赤経と赤緯の値に変換し、これをデジタル表示
する方法及び装置に関する。
[従来技術]
第4図に示すこの種従来の赤道儀Xでは、赤経と赤緯は
赤経軸aと赤緯軸すに環設された赤経目盛環Cと赤緯目
盛環dにより表示される。
赤経軸aと赤緯軸すに環設された赤経目盛環Cと赤緯目
盛環dにより表示される。
この赤経目盛環Cと赤緯目盛環dは天球上の赤経と赤緯
をもとに天体望遠鏡eで肉眼では見えない星を捜し出す
場合に使用するもので、例えばソンブレロ星雲で有名な
M2O3を捜す場合に、捜し易い輝星であるおとめ座の
スピカをガイド星とすれば、両星の赤経と赤緯差は赤経 赤 緯 となるから、まずスピカを天体望遠鏡eの視野中央に捕
えたならば、次に経度差45 (45分)だけ赤経目
盛環Cの目盛りに合わせて赤経軸aを回せば良い。尚、
赤経目盛環Cは赤経目盛点固定ネジ(図示せず)を締め
れば赤経軸aと共に回動し、ゆるめると赤経目盛環Cは
赤経軸aから解放されて赤経目盛環Cのみ回転させるこ
とができるようになっているからスピカを視野中央に捕
えた時点で前記赤経目盛点固定ネジをゆ、るめて、すば
やく赤経目盛環Cを回してOに合せて再び固定し、後は
目盛に従って赤経差451 (分)だけ回しても良いし
、経度差計算が面倒であるならばスビカを視野中央に捕
えた時点で赤経目盛点固定ネジをゆるめて、すばやく赤
経目盛環Cを回してスピカの赤経13h22mに合わせ
て固定し、後は目盛指示に従ってM2O3の赤経12”
37Il′まで回せば良く、いずれの方法でもM2O
3は視野に捕えることができる。
をもとに天体望遠鏡eで肉眼では見えない星を捜し出す
場合に使用するもので、例えばソンブレロ星雲で有名な
M2O3を捜す場合に、捜し易い輝星であるおとめ座の
スピカをガイド星とすれば、両星の赤経と赤緯差は赤経 赤 緯 となるから、まずスピカを天体望遠鏡eの視野中央に捕
えたならば、次に経度差45 (45分)だけ赤経目
盛環Cの目盛りに合わせて赤経軸aを回せば良い。尚、
赤経目盛環Cは赤経目盛点固定ネジ(図示せず)を締め
れば赤経軸aと共に回動し、ゆるめると赤経目盛環Cは
赤経軸aから解放されて赤経目盛環Cのみ回転させるこ
とができるようになっているからスピカを視野中央に捕
えた時点で前記赤経目盛点固定ネジをゆ、るめて、すば
やく赤経目盛環Cを回してOに合せて再び固定し、後は
目盛に従って赤経差451 (分)だけ回しても良いし
、経度差計算が面倒であるならばスビカを視野中央に捕
えた時点で赤経目盛点固定ネジをゆるめて、すばやく赤
経目盛環Cを回してスピカの赤経13h22mに合わせ
て固定し、後は目盛指示に従ってM2O3の赤経12”
37Il′まで回せば良く、いずれの方法でもM2O
3は視野に捕えることができる。
以上のように赤道儀Xにとって赤経目盛環Cと赤緯目盛
環dは極めて重要な機能を有するも ・のである。
環dは極めて重要な機能を有するも ・のである。
ところがこの赤経目盛環Cと赤緯目盛環dは円環上に細
かく目盛を刻み込んだものであって、赤経赤緯はあまり
見取り易くないことと、又中型以下の赤道儀Xでは目盛
りの精度が悪り(1目盛が赤経又は時角で10分、赤緯
で2°程度である。)、仮に前述の経度差45(分)を
赤経目盛環Cで合わせても正確にはM2O3を視野中央
に捕えられず天体望遠鏡eをのぞきながら調整している
のが実情であり、不便であった。又更に、星は日周運動
により1恒星日に1回転の速度でほぼ北極星を中心とし
て円を描いて東から西へ移動するから、星の観測は目指
す星を捕えた後は赤経軸aを回転させつつ行われるが、
この時赤経目盛環Cも一緒に回転してしまい、つまり前
述例でいえば、天体望遠鏡eは常にM2O3に向けつつ
動かしているからその赤経は12h371であるにもか
かわらず赤経軸aとともに赤経目盛環Cも一緒に回って
しまうため、赤経目盛環C上の指示からでは天体望遠鏡
が赤経何時何分を向いているのか判定し得ない不便さが
あった。
かく目盛を刻み込んだものであって、赤経赤緯はあまり
見取り易くないことと、又中型以下の赤道儀Xでは目盛
りの精度が悪り(1目盛が赤経又は時角で10分、赤緯
で2°程度である。)、仮に前述の経度差45(分)を
赤経目盛環Cで合わせても正確にはM2O3を視野中央
に捕えられず天体望遠鏡eをのぞきながら調整している
のが実情であり、不便であった。又更に、星は日周運動
により1恒星日に1回転の速度でほぼ北極星を中心とし
て円を描いて東から西へ移動するから、星の観測は目指
す星を捕えた後は赤経軸aを回転させつつ行われるが、
この時赤経目盛環Cも一緒に回転してしまい、つまり前
述例でいえば、天体望遠鏡eは常にM2O3に向けつつ
動かしているからその赤経は12h371であるにもか
かわらず赤経軸aとともに赤経目盛環Cも一緒に回って
しまうため、赤経目盛環C上の指示からでは天体望遠鏡
が赤経何時何分を向いているのか判定し得ない不便さが
あった。
もっとも以上の不便さのうち指示が見取りにくいという
点に対しては赤道儀の赤経と赤緯をデジダル表示する装
置もあるが、これらは専らアップダウンカウンターやフ
ルアダーなどのハードウェアで構成されていて部品点数
が多く大型で高価であった。
点に対しては赤道儀の赤経と赤緯をデジダル表示する装
置もあるが、これらは専らアップダウンカウンターやフ
ルアダーなどのハードウェアで構成されていて部品点数
が多く大型で高価であった。
[発明が解決しようとする問題点]
しかして本発明は赤経と赤緯の表示が見易くその精度も
高くかつ日周運動に伴う赤経の変化もないうえ、軽量小
型で赤道儀に組み込める赤道儀の赤経赤緯デジタル表示
方法及び装置を提供せんとするものである。
高くかつ日周運動に伴う赤経の変化もないうえ、軽量小
型で赤道儀に組み込める赤道儀の赤経赤緯デジタル表示
方法及び装置を提供せんとするものである。
E問題点を解決するための手段]
本発明方法は赤経軸と赤緯軸の回転方向と回転ωを各々
電気信号に置き換えてマイクロコンピュータ−(以下マ
イコン)に入力し、当該マイコンで前記電気信号を赤経
値と赤緯値の変位量にそれぞれ変換する一方、別途入力
された赤経値と赤緯値のうち赤経値を単位時間毎に単位
時間分東方向に増した値で記憶しておき、この赤経値及
び赤緯値と前記電気信号として送られてくる赤経軸と赤
1i!軸の回転量、即ち赤経値と赤緯値の変位量とを演
算してデジタル表示するものである。
電気信号に置き換えてマイクロコンピュータ−(以下マ
イコン)に入力し、当該マイコンで前記電気信号を赤経
値と赤緯値の変位量にそれぞれ変換する一方、別途入力
された赤経値と赤緯値のうち赤経値を単位時間毎に単位
時間分東方向に増した値で記憶しておき、この赤経値及
び赤緯値と前記電気信号として送られてくる赤経軸と赤
1i!軸の回転量、即ち赤経値と赤緯値の変位量とを演
算してデジタル表示するものである。
本発明方法の実施に直接使用する装置を第1図乃至第3
図につき説明する。
図につき説明する。
本発明装置Aは、赤経軸a及び赤m情すに各々環設され
る赤経目盛環Cと赤緯目rl!1環dに代えて仮想線に
示すようそれぞれ取付けたインクリメント型の赤経軸ロ
ータリーエンコーダ1と、赤緯軸ロータリーエンコーダ
2と、当該赤経軸ロータリーエンコーダ1と赤緯軸ロー
タリーエンコーダ2より送られてくる信号cw、ccw
のいずれかの通過を開閉制御する赤経軸ゲート3および
赤緯軸ゲート4と、外部にデジタル設定器6とデジタル
表示器5を、かつ内部にデジタルインターフェース7、
CPU8.ROM9゜RAM10と単位時間毎に信号を
発する水晶発信器11とを、バス12を介して系統実装
するマイコン13からなる。
る赤経目盛環Cと赤緯目rl!1環dに代えて仮想線に
示すようそれぞれ取付けたインクリメント型の赤経軸ロ
ータリーエンコーダ1と、赤緯軸ロータリーエンコーダ
2と、当該赤経軸ロータリーエンコーダ1と赤緯軸ロー
タリーエンコーダ2より送られてくる信号cw、ccw
のいずれかの通過を開閉制御する赤経軸ゲート3および
赤緯軸ゲート4と、外部にデジタル設定器6とデジタル
表示器5を、かつ内部にデジタルインターフェース7、
CPU8.ROM9゜RAM10と単位時間毎に信号を
発する水晶発信器11とを、バス12を介して系統実装
するマイコン13からなる。
前記赤経軸ロータリーエンコーダー1と赤緯軸ロータリ
ーエンコーダ2は周縁部の周方向等間隔にスリット20
′群が置設されたディスク板20と当該ディスク板20
の一側と対応する位置に臨み、かつ所定間隔隔てた2ケ
所にスリット21.21’群を置設したスリット板23
と、当該スリット板23と前記ディスク板20を挾んで
相対向配架する発光ダイオード24゜24′とフォトダ
イオード25.25’からなり、赤経軸aと赤緯軸すの
回転とともにディスク板20が回転すると発光ダイオー
ド24.24′から発しスリット板23のスリット21
゜21′群を通った光がディスク板20のスリット20
′群と合致すると透過する。この光はスリット20’
を介しそれぞれのスリット21゜21′に向かい合うフ
ォトダイオード25.25′で電流に変えられ波形整形
によって2つの矩形波列信号cw、ccwとして出力さ
れる。
ーエンコーダ2は周縁部の周方向等間隔にスリット20
′群が置設されたディスク板20と当該ディスク板20
の一側と対応する位置に臨み、かつ所定間隔隔てた2ケ
所にスリット21.21’群を置設したスリット板23
と、当該スリット板23と前記ディスク板20を挾んで
相対向配架する発光ダイオード24゜24′とフォトダ
イオード25.25’からなり、赤経軸aと赤緯軸すの
回転とともにディスク板20が回転すると発光ダイオー
ド24.24′から発しスリット板23のスリット21
゜21′群を通った光がディスク板20のスリット20
′群と合致すると透過する。この光はスリット20’
を介しそれぞれのスリット21゜21′に向かい合うフ
ォトダイオード25.25′で電流に変えられ波形整形
によって2つの矩形波列信号cw、ccwとして出力さ
れる。
(第3図参照)
この2つの出力は位相が90° (電気角)異なるから
先に来るパルスによりディスク板20の回転方向が判別
できるとともにパルス数により回転量を測定することが
できる。
先に来るパルスによりディスク板20の回転方向が判別
できるとともにパルス数により回転量を測定することが
できる。
前記赤経軸ゲート3と赤緯軸ゲート4は、各々2つのA
ND素子30.31からなり、当該AND素子30.3
1は入力側の一方を赤経軸ロータリーエンコーダ1及び
赤緯軸ロータリーエンコーダ2に各々接続し、他方を開
指令信号をタイミング出力するデジタルインターフェー
ス7と接続して、出力側はデジタルインターフェース7
に入力しており、前記赤経軸ロータリーエンコーダ1と
赤緯軸ロータリーエンコーダ2より送られてくる各々2
つのパルス信号列Cw、ccwのうちいずれか一方がA
ND素子30.31に入力された時点でデジタルインタ
ーフェース7からの開指令信号が持続し、残る一方のA
ND素子30.31にはデジタルインターフェース7か
らの開指令信号の入力は中絶して閉じられるよう構成し
て逆方向のパルス列信号cw、ccwがデジタルインタ
ーフェース7に入力されないようにしである。尚、一定
時間パルス列信号cw、ccwが送られてこない時には
、それまで閉じていた一方のAND素子30.31に再
びデジタルインターフェース7から開指令信号が送られ
、いずれのAND素子30.31も同状態となって次の
パルス列信号Cw、ccwを待機する。
ND素子30.31からなり、当該AND素子30.3
1は入力側の一方を赤経軸ロータリーエンコーダ1及び
赤緯軸ロータリーエンコーダ2に各々接続し、他方を開
指令信号をタイミング出力するデジタルインターフェー
ス7と接続して、出力側はデジタルインターフェース7
に入力しており、前記赤経軸ロータリーエンコーダ1と
赤緯軸ロータリーエンコーダ2より送られてくる各々2
つのパルス信号列Cw、ccwのうちいずれか一方がA
ND素子30.31に入力された時点でデジタルインタ
ーフェース7からの開指令信号が持続し、残る一方のA
ND素子30.31にはデジタルインターフェース7か
らの開指令信号の入力は中絶して閉じられるよう構成し
て逆方向のパルス列信号cw、ccwがデジタルインタ
ーフェース7に入力されないようにしである。尚、一定
時間パルス列信号cw、ccwが送られてこない時には
、それまで閉じていた一方のAND素子30.31に再
びデジタルインターフェース7から開指令信号が送られ
、いずれのAND素子30.31も同状態となって次の
パルス列信号Cw、ccwを待機する。
前記マイコン13は、デジタル設定器5により任意の赤
経値と赤緯値とをそれぞれ入力すればこれをRAM10
の所定指定番地に格納記憶するとともに、当該赤経値に
ついては水晶発信t!R11から単位時間(例えば恒星
時間の1秒)ごとにCPtJ8に信号を送り、東方向に
単位時間分増してRAM10の所定指定番地に格納する
一方、前記赤経軸ロータリーエンコーダ1と赤緯軸ロー
タリーエンコーダ2および赤経軸ゲート3と赤緯軸ゲー
ト4を介して送られてくるパルス列信号cw、ccwの
いずれかを、ROM9に予め記憶しであるプログラムに
則りCPU8の演算処理で、赤経値および赤緯値の変位
量に換算して前記RAM10に格納された赤経値と赤I
Q値にそれぞれ加鈴あるいは減算し、これをデジタル表
示器6に表示する。
経値と赤緯値とをそれぞれ入力すればこれをRAM10
の所定指定番地に格納記憶するとともに、当該赤経値に
ついては水晶発信t!R11から単位時間(例えば恒星
時間の1秒)ごとにCPtJ8に信号を送り、東方向に
単位時間分増してRAM10の所定指定番地に格納する
一方、前記赤経軸ロータリーエンコーダ1と赤緯軸ロー
タリーエンコーダ2および赤経軸ゲート3と赤緯軸ゲー
ト4を介して送られてくるパルス列信号cw、ccwの
いずれかを、ROM9に予め記憶しであるプログラムに
則りCPU8の演算処理で、赤経値および赤緯値の変位
量に換算して前記RAM10に格納された赤経値と赤I
Q値にそれぞれ加鈴あるいは減算し、これをデジタル表
示器6に表示する。
[作 用]
しかして本発明装置Aの動作を説明すると、まず任意の
星を望遠鏡eの視野内中央に導入し、その赤経値及び赤
緯値をデジタル設定器5より入力すれば、マイコン13
のCPLJ8はこの圃をRAMl0の所定指定番地に格
納し、デジタル表示器6に表示する。その後星の日周運
動に合わせ赤経軸aを西方向に回転させれば、赤経軸ロ
ータリーエンコーダ1のディスク板20も回転し2つの
パルス列信号cw、ccwが出力されるが、赤経軸ゲー
ト3にて回転方向によりいずれか一方のパルス列信号c
w、ccwのみがマイコン13に入力される。当該マイ
コン13ではこのパルス数を赤経値の変位量に換算し、
先にRAM10に格納された赤経値から減算するが、当
該RAM10に格納されている赤経値はデジタル設定器
5より入力された時点から単位時間毎に東方向(つまり
日周運動と反対方向)に単位時間弁理してRAM10の
所定指定番地に格納されているから、減算の結果は当初
入力した赤経値であり、この値がデジタル表示器6に表
示される。つまり日周運動に伴い赤経軸aを回転させて
もデジタル表示器6の赤経値は一定となる。
星を望遠鏡eの視野内中央に導入し、その赤経値及び赤
緯値をデジタル設定器5より入力すれば、マイコン13
のCPLJ8はこの圃をRAMl0の所定指定番地に格
納し、デジタル表示器6に表示する。その後星の日周運
動に合わせ赤経軸aを西方向に回転させれば、赤経軸ロ
ータリーエンコーダ1のディスク板20も回転し2つの
パルス列信号cw、ccwが出力されるが、赤経軸ゲー
ト3にて回転方向によりいずれか一方のパルス列信号c
w、ccwのみがマイコン13に入力される。当該マイ
コン13ではこのパルス数を赤経値の変位量に換算し、
先にRAM10に格納された赤経値から減算するが、当
該RAM10に格納されている赤経値はデジタル設定器
5より入力された時点から単位時間毎に東方向(つまり
日周運動と反対方向)に単位時間弁理してRAM10の
所定指定番地に格納されているから、減算の結果は当初
入力した赤経値であり、この値がデジタル表示器6に表
示される。つまり日周運動に伴い赤経軸aを回転させて
もデジタル表示器6の赤経値は一定となる。
又他の星を捕える場合には、赤経軸a及び赤緯軸すを回
転させれば赤経軸ロータリーエンコーダ1.赤緯軸ロー
タリーエンコーダ2及び赤経軸ゲート3と赤緯軸ゲート
4により各々の回転方向と回転量が検知されてマイコン
13に入力され、内部のCPLJ8で演算処理されて逐
次赤経値と赤緯値がデジタル表示されるから目指す星の
赤経値と赤緯値になるまで適宜赤経軸aと赤緯@bを回
せば良く、この場合にも現在視野内に捕えている星の赤
経値が一定で常に表示されているから、他の星を捕える
場合に従来のように現在視野内に捕えている星の赤経値
に赤経目盛環Cを合わせ直す必要はなく、単に赤経軸a
を回転させるだけで良い。
転させれば赤経軸ロータリーエンコーダ1.赤緯軸ロー
タリーエンコーダ2及び赤経軸ゲート3と赤緯軸ゲート
4により各々の回転方向と回転量が検知されてマイコン
13に入力され、内部のCPLJ8で演算処理されて逐
次赤経値と赤緯値がデジタル表示されるから目指す星の
赤経値と赤緯値になるまで適宜赤経軸aと赤緯@bを回
せば良く、この場合にも現在視野内に捕えている星の赤
経値が一定で常に表示されているから、他の星を捕える
場合に従来のように現在視野内に捕えている星の赤経値
に赤経目盛環Cを合わせ直す必要はなく、単に赤経軸a
を回転させるだけで良い。
本発明装置Aで表示する赤経値及び赤緯値の精度を説明
すれば、−例として赤経Ohaと赤緯軸すとも144:
1のウオームfとウオームギヤQを噛合使用して
1回転100パルスのエンコーダ1.2を使用した場合
には ○赤緯軸 全周 360@(21600’ ) エンコーダ1パルスの角度は ○赤経軸 全周 24時(86400秒) エンコーダ1パルスの角度は の精度で表示される。
すれば、−例として赤経Ohaと赤緯軸すとも144:
1のウオームfとウオームギヤQを噛合使用して
1回転100パルスのエンコーダ1.2を使用した場合
には ○赤緯軸 全周 360@(21600’ ) エンコーダ1パルスの角度は ○赤経軸 全周 24時(86400秒) エンコーダ1パルスの角度は の精度で表示される。
[効 果]
以上のように本発明方法及び装置は赤道儀の赤経と赤緯
をデジタル表示するから、極めて児取り易く、又表示さ
れる赤経値と赤緯値の精度は従来の目盛環に比べはるか
に高いとともに、日周運動に伴う赤経軸の回転にもかか
わらず常に一定の赤経値を表示するから天体観測には極
めて便利である。又更に構成部品が少ないところから製
造コストも安く小形化でき赤道儀に一体組込み可能であ
り、優れた効果を有する。
をデジタル表示するから、極めて児取り易く、又表示さ
れる赤経値と赤緯値の精度は従来の目盛環に比べはるか
に高いとともに、日周運動に伴う赤経軸の回転にもかか
わらず常に一定の赤経値を表示するから天体観測には極
めて便利である。又更に構成部品が少ないところから製
造コストも安く小形化でき赤道儀に一体組込み可能であ
り、優れた効果を有する。
第1図は本発明装置のブロックダイヤグラム、第2図及
び第3図は各々本発明装置を構成するインクリメンタル
形ロータリーエンコーダの概略的斜面図とその出力波形
図、第4図は従来の赤道儀の側面図である。 X・・・赤道儀 A・・・赤道儀の赤経赤緯デジタル表示装置a・・・赤
経軸 b・・・赤緯軸 C・・・赤経目盛環d・・
・赤緯目盛環 e・・・天体望遠鏡1・・・赤経軸ロ
ータリーエンコーダ 2・・・赤緯軸ロータリーエンコーダ 3・・・赤経軸ゲート 4・・・赤緯軸ゲート5・
・・デジタル設定器 6・・・デジタル表示器7・・
・デジタルインターフェース 8・・・CPU9・・・
ROM 10・・・RAM 11・・・水晶発信器
12・・・バス 13・・・マイクロコンピュータ−2
0・・・ディスク板 21.21’・・・スリット2
3・・・スリット板 24.24’・・・発光ダイオード 25.25’ ・・・フォトダイオード30.31・・
・AND素子 第2図 2υ 第3図 手続補正書 昭和60年 1月21日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年 特 許 願 第211469号2、発明の
名称 赤道儀の赤経赤緯デジタル表示方法及び装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都港区西麻布2−7−7号名称
有限会社 大岳製作所 4、代 理 人 〒105 住所 東京都港区虎ノ門1丁目12番8号 半島ビル6
、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書第13頁第1行〜第16行「本発明装置A
で〜で表示される。」 とあるのを [本発明装置Aで表示する赤経値及び赤緯値の精度を説
明すれば、−例として第4図に示す従来のドイツ式赤a
IRXにおいてウオームf、f側の軸に1回転100
パルスのエンコーダ1.2を取り付ければ、ウオームf
、fとウオームギヤc+、qの比が144:1の場合、
赤経軸a、赤緯軸すの1回転で発生するパルス数は14
4X 100= 14400パルスである。従って ○赤緯軸 全周 360° (21600’ )エンコーダ1パ
ルスの角度は ○赤経軸 全周 24時(86400秒) エンコーダ1パルスの角度は の精度で表示される。尚、エンコーダ1゜2を第4図に
示す赤経軸aと赤緯軸すの各部位に直接取り付けた場合
には、ウオームf、fとウオームギヤG、 gのギヤ比
に関係なくエンコーダ1.2の1回転で発生するパルス
数で赤経軸a、赤緯軸すの全周(360°、24時)を
割れば1パルスあたりの角度が求められる。従って1回
転14400パルスのエンコーダ1.2を使用すれば1
パルスは同様に赤緯の1,5(分)、赤経の6(秒)と
なる。Jと訂正する。
び第3図は各々本発明装置を構成するインクリメンタル
形ロータリーエンコーダの概略的斜面図とその出力波形
図、第4図は従来の赤道儀の側面図である。 X・・・赤道儀 A・・・赤道儀の赤経赤緯デジタル表示装置a・・・赤
経軸 b・・・赤緯軸 C・・・赤経目盛環d・・
・赤緯目盛環 e・・・天体望遠鏡1・・・赤経軸ロ
ータリーエンコーダ 2・・・赤緯軸ロータリーエンコーダ 3・・・赤経軸ゲート 4・・・赤緯軸ゲート5・
・・デジタル設定器 6・・・デジタル表示器7・・
・デジタルインターフェース 8・・・CPU9・・・
ROM 10・・・RAM 11・・・水晶発信器
12・・・バス 13・・・マイクロコンピュータ−2
0・・・ディスク板 21.21’・・・スリット2
3・・・スリット板 24.24’・・・発光ダイオード 25.25’ ・・・フォトダイオード30.31・・
・AND素子 第2図 2υ 第3図 手続補正書 昭和60年 1月21日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年 特 許 願 第211469号2、発明の
名称 赤道儀の赤経赤緯デジタル表示方法及び装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都港区西麻布2−7−7号名称
有限会社 大岳製作所 4、代 理 人 〒105 住所 東京都港区虎ノ門1丁目12番8号 半島ビル6
、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、補正の内容 (1)明細書第13頁第1行〜第16行「本発明装置A
で〜で表示される。」 とあるのを [本発明装置Aで表示する赤経値及び赤緯値の精度を説
明すれば、−例として第4図に示す従来のドイツ式赤a
IRXにおいてウオームf、f側の軸に1回転100
パルスのエンコーダ1.2を取り付ければ、ウオームf
、fとウオームギヤc+、qの比が144:1の場合、
赤経軸a、赤緯軸すの1回転で発生するパルス数は14
4X 100= 14400パルスである。従って ○赤緯軸 全周 360° (21600’ )エンコーダ1パ
ルスの角度は ○赤経軸 全周 24時(86400秒) エンコーダ1パルスの角度は の精度で表示される。尚、エンコーダ1゜2を第4図に
示す赤経軸aと赤緯軸すの各部位に直接取り付けた場合
には、ウオームf、fとウオームギヤG、 gのギヤ比
に関係なくエンコーダ1.2の1回転で発生するパルス
数で赤経軸a、赤緯軸すの全周(360°、24時)を
割れば1パルスあたりの角度が求められる。従って1回
転14400パルスのエンコーダ1.2を使用すれば1
パルスは同様に赤緯の1,5(分)、赤経の6(秒)と
なる。Jと訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 天体の日周運動観測に当り、赤経軸と赤緯軸の回転
方向と回転量を各々電気信号に置き換えてマイクロコン
ピューターに入力し、当該マイクロコンピューターは前
記電気信号を赤経値と赤緯値の変位量にそれぞれ変換す
る一方、別途入力された赤経値と赤緯値のうち赤経値を
単位時間毎に単位時間分東方向に増した値で記憶してお
き、この赤経値および赤緯値と前記変位量とを演算し、
これを逐次デジタル表示してなる赤道儀の赤経赤緯デジ
タル表示方法 2 赤経軸と赤緯軸に各々取付けられ、前記赤経軸と赤
緯軸の回転に伴い各々位相の異なる2つの電気信号を出
力する赤経軸ロータリーエンコーダおよび赤緯軸ロータ
リーエンコーダと、各々2つのAND素子からなり前記
2つの電気信号のうちいずかが入力された時点で残る一
方は閉じられる赤経軸ゲートおよび赤緯軸ゲートと、当
該赤経軸ゲートおよび赤緯軸ゲートを介し送られてくる
前記電気信号を赤経値と赤緯値の変位量にそれぞれ変換
する一方、別途入力された赤経値と赤緯値のうち赤経値
を単位時間毎に単位時間分東方向に増して記憶し、この
赤経値および赤緯値と前記変位量とを演算し、逐次デジ
タル表示するマイクロコンピューターからなる赤道儀の
赤経赤緯デジタル表示装置 3 マイクロコンピューターは、外部にデジタル設定器
とデジタル表示器を、かつ内部にデジタルインターフェ
ース、CPU、ROM、RAMと単位時間毎に信号を発
する水晶発信器とを、バスを介して系統実装してなる特
許請求の範囲第2項記載の赤道儀の赤経赤緯デジタル表
示装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21146984A JPS6191616A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 赤道儀の赤経赤緯デジタル表示方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21146984A JPS6191616A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 赤道儀の赤経赤緯デジタル表示方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6191616A true JPS6191616A (ja) | 1986-05-09 |
Family
ID=16606451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21146984A Pending JPS6191616A (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 | 赤道儀の赤経赤緯デジタル表示方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6191616A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01155018U (ja) * | 1988-04-12 | 1989-10-25 | ||
US7079317B2 (en) | 1998-10-26 | 2006-07-18 | Meade Instruments Corporation | Automated telescope with distributed orientation and operation processing |
US7221527B2 (en) | 1998-10-26 | 2007-05-22 | Meade Instruments Corporation | Systems and methods for automated telescope alignment and orientation |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP21146984A patent/JPS6191616A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01155018U (ja) * | 1988-04-12 | 1989-10-25 | ||
US7079317B2 (en) | 1998-10-26 | 2006-07-18 | Meade Instruments Corporation | Automated telescope with distributed orientation and operation processing |
US7092156B2 (en) | 1998-10-26 | 2006-08-15 | Meade Instruments Corporation | Automated telescope alignment and orientation method |
US7221527B2 (en) | 1998-10-26 | 2007-05-22 | Meade Instruments Corporation | Systems and methods for automated telescope alignment and orientation |
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