JPS6190540A - 光出力安定化装置 - Google Patents
光出力安定化装置Info
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- JPS6190540A JPS6190540A JP59212358A JP21235884A JPS6190540A JP S6190540 A JPS6190540 A JP S6190540A JP 59212358 A JP59212358 A JP 59212358A JP 21235884 A JP21235884 A JP 21235884A JP S6190540 A JPS6190540 A JP S6190540A
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- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
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- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/06—Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
- H01S5/068—Stabilisation of laser output parameters
- H01S5/06804—Stabilisation of laser output parameters by monitoring an external parameter, e.g. temperature
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01S5/068—Stabilisation of laser output parameters
- H01S5/0683—Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
- H01S5/06835—Stabilising during pulse modulation or generation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は半導体レーザ、放電管等の如く、駆動電流(電
が)に対して非線形な光出力特性を示す光−の出力光量
を自動的に所望のレベルに制御し、前記光源から安定な
光出力を発生せしむる光出力安定化装置1:関する。
従来技術と問題点 半導体レーザ、放電管等の鼻源は、光源の駆動電流(電
π)に対して非線形な光出力特性を示す。 上記の非線形な光出力特性は、微少駆−電流(電圧)時
にはゼロないし極めで弱い光出力を示し、駆動電流(電
圧)の増大にともない、急激な光出力の増加を□示す折
線特性を示すものである。こうした非−形光出力特性を
有する光源から安定な光出力を得る為(ニー、上記の折
線の屈曲点の前後において、七iぞkに最適な駆動電流
(電圧)の制御を行い、光出力の安定化を図るどとが必
゛要である。以下J上記の非線形光出力特性を有する光
源の代表例として半導体レーザ素子を例にとり、本発明
を板間する。なお、以下の図面の説明において、同一作
用をなす構成要素には同一符号を付しその説明を省略す
る。 半導体レーザ素子は、第3図に模式的に示すごとく駆動
電流■に対して折線部を有する非線形な光出力特性を示
す。屈曲点を一般に閾値電流Ithで、また、屈曲点以
降の急峻な立上り部分の勾配を微分量子効率ηで規定す
る。かかる半導体レーザーの光出力特性は、素子の周囲
温度の上昇、或いは、素子の劣化により、閾値電流1
thの増加や微分量子効率ηの低下をきたす。上記によ
る光出力特性の変化を図中符号C,,C,で示す。この
ような光出力特性の温度依存性や劣化依存性は、半導体
レーザをパルス電流によって駆動しパルス状発光出力を
得る場合には影響が極めて大きい。前記光出力特性変化
による顕著な影響の一例として光記憶装置の光源に半導
体レーザを用い、記憶情報の続出を直流電流IRによる
弱いレーザ連続発振モードで、情報の書込或いは消去を
パルス電流Iwによる強いパルス発振モードでそれぞれ
行う場合についての上記の影響を光出力P1+Ptとし
て第3図に併記しである。半導体レーザの劣化や温度上
昇により、光出力特性がC1からCtへ変化した場合に
は、読出用の連続発振モード(IRに相当する出力分)
が生じなくなる等の問題点がわかる。 こうした非線形特性を有する光源から安定な光出力を得
るための光出力安定化装置(以下、APCと略称する)
が従来から提案されている。その代表的な回路構成図を
第4図に示す。半導体レーザ1の出力光の1部を検出す
るフォトデテクタ2により得た光検出信号を増幅器3を
介してウィンドコンパレータ4に入力し、予め設定する
上下限レベルと比較して夫々の出力信号をANDゲート
回路5(二人力する。一方、クロックパルス発生器6の
出力するクロック信号を上記ANDゲートC二人力して
、その論理演算出力をデジタルアップダワンカクンタ7
に入力する。更に、カワンタ出力なり/Aコンバータ8
を介して帰還抵抗11を有する演算増幅器10に入力し
、電流制限抵抗12を接続するトランジスタ13によっ
て前記半導体レーザ1の駆動電流をフィードバック制御
する。かかる上記従来例の光出力安定化装置では、半導
体レーザの駆動電流設定範囲の全域について駆動電流制
御を前記ワインドコンパレータ4、アツブダクンカクン
タ7及びD/Aコンバータ8により行うので、夫々の構
成部品の不感帯や応答速度及びピット数により制御精度
が限定されてしまう欠点を有していた。例えば、第3図
に示す如く連続発振(IR分に相当)をともなうパルス
発振モード(1w分に相当)で半導体レーザを発振させ
る場合、3mWのパルス出力を得る為には、温度上昇に
よる出力低下分の補信号も含めて約80mAの最大駆動
電流を想定し、駆動電流設定範囲はO〜80mAとなる
。 仮に前記D/Aコンバータ8を8ピツト構成とし、更に
ワインドコンパレータ4の不感帯を考慮して精度分解能
として2デジツトを割当てた場合には、上記電流設定範
囲についての分解能(精度)は電流値で0.6mAとな
り、微分量子効率ηが0.3 mW/m Aのレーザ素
子の場合には光出力制御精度は0.2mWとなる。つま
り、最大出力3mWに対して約7チの精度しか得られず
高精度な目的には使用できないこととなる欠点を有する
。 発明の目的 本発明は、駆動電流(電圧)に対して非線形な光出力特
性を示す光源の出力光量を所望の値に制御して、安定な
光出力を発生せしめる光出力安定化装置を提供しようと
するものである。 発明の概要 本発明は、上記従来の光出力安定化装置の有していた欠
点に鑑み、更に、非線形な光出力を発生する光源の有す
る特徴的特性に着目してなされたもので、上記非線形光
出力特性を有する光源の駆動電流(電圧)に対する光出
力特性曲線に見られる屈曲点(例えば、半導体レーザ素
子においては発光閾値)が、温度変化に応じて一定の関
係で変化することに着目してなされたものである。以下
、本発明を半導体レーザ素子を光源とした場合に例にと
り説明する。 半導体レーザの上記閾値電流1 tbは、周囲温度に対
して(1)式のごとく変化することが知られてしAる。 I th ” exp (T/To) (1
)ここで、Tは周囲温度(K)、’I’。は特性温度(
K)である。いま、周囲温度の変化に対応できる範囲を
260 K (13℃)から330 K (57℃)迄
に設冥し、前記閾値電流を300 K (27℃)に於
いて60mAとすると、上記温度変化に対不する■値電
流の電流調整範囲は52〜70 mAと、すればよいこ
とがわかる。 そこで、予め、半導体レーザ素子j−50mA程度の電
流を流しておき、さら(二半導体レーザ素子の駆動回路
に温度変化に応じた信号を供給し、半導体レーザの駆動
電流を自動的に補償するようI:なし、更に、上記温度
補償により調整しきれない成分I:ついて、光出力を検
出したフィートノ(ツク制御を施すことにより、高精度
な光出力安定装置を得るものである。 実 施 例 第1図に本発明に係る第1の実施例の回路構成図を示す
。1は半導体レーザ素子、2は半導体レーザの出力光の
1部を検出するフォトデテクタ、′ 3は光検出信号を
入力する差動アンプ、4は増幅された光検出信号を入力
し予め設定される上下限値と比較するウィンドコンパレ
ータ、5は上記コンパレータ出力とクロックパルスを入
力するANDゲート回路、6はクロックパルス発生器、
了は前記ゲート出力を入力するデジタルアツプダクンカ
ワンタ、8は前記力ワンタのデジタル出力を入力するD
/Aコンバータ、8は温度変化(二対する調整手段で、
91は定電圧電源、92は抵抗、93は台演算増幅器の
帰還回路を構成する大きな温度係数を有する温度センナ
を兼ねる抵抗、94は演算増幅器、95は抵抗、10は
帰還抵抗11を有する演算増幅器、12は電流制限抵抗
、13は半導体レーザ素 ゛+1に供給する
電流を制御する制御手段としてのトランジスタである。 本実施例の構成においてフォトデテクタ2、ワインドコ
ンパレータ4、クロックパルス発生器6、アップダワン
カウンタ7及びD/Aコンバータ8の作用は、前記従来
例の場合と同様であるのでその説明を省略し、以下、温
度変化に対する調整手段9の作用を説明する。温度変化
に対して大きな正の温度係数を有する抵抗93は、周囲
温度T= 300 K (27℃)に於いて抵抗値Rを
有し、その抵・抗温度係数なαとする。従って一般に、
温度T1(:おける前記抵抗93の抵抗値R□は、(2
)式で示される。 R□=R(1+α(T−300)) +2)一
方、抵抗92の抵抗値をR□とし、定電圧電源91の電
圧をEとすると、前記演算増幅器94の出力E1は、(
3)式で示される。 抵抗95の抵抗値をR11!、抵抗11の抵抗値をR1
□とすると、抵抗12(電流れる電流のうち前記調整手
段9による成分I、は、(4)式で示される。 今、仮も月:、周囲温度T = 260 K (13℃
)における上記調整手段9I:よる電流成分l、をI、
=50mAとし、抵抗12の抵抗値をR,、=1Ω−R
tt/R*i=1、α= 5 X iff” [deg
−’] 、 E = 5 Vとすれば、R9゜/Rot
= 12 x 10−”となり、例えばR,、= I
KΩ、Ro。 = 82.5 KΩとすればよいことがわかる。このと
き上記(4)式は、(5)式に示される。 l1=0.3 X (T −100) (mA)
t51半導体レーザ素子1を3 mWで発振させる
時(二必要な電流lは、前記(1)式よりT = 26
0に、 Ith”50 mAとして求めたIth(T) Ith(T) = I、 ・exp (T/200)=
13.6 ・exp (T/200)から、(6)式
(二より求められる。 1= −=io (p:出力) η I = ll)1(T) + 1 = 13.6 ・exp (T/200) + 10
(6)従って、260K<T≦330にの周
囲温度範囲において、I>Ilが満足されるので、D/
Aコンバータによって補償すべき電流の大きさくdi=
1−1.)は周囲温度T = 330K (57℃)で
最大となり、かつ、di<11mAである。余裕度を充
分に設定して上記diを最大20 mAとしても、8ビ
ツトのD/Aコンバータの1デジット当りでは0.07
8 mAとなり、対応する光量は0.023 mWに対
して1゜5憾の精度が得られることとなる。 第2図は、本発明の第2の実施例を示す回路構成図で、
前記第1の実施例における光検出信号のデジタルフィー
ドバック1成を排し、アナログ信号処理によりループを
構成したもので、温度変化に対する調整手段9の作用は
第1の実施例と同様であり、更(=、回路構成をより簡
便なものと出来るものである。 なお、上記実施例の説明では、光源を半導体レーザ素子
とし、周囲温度の変化により調整手段を正温度係数を有
する抵抗によるとしたが、それに限られることなく、非
線形光出力特性を有する光源に広く適用できるものであ
り、かつ、サーミスタ、熱電対などの熱起電圧素子など
、温度変化に応じてその電気特性に変化を示す感温素子
などの温度変化素子を用いうろことは、本発明の技術的
思想(二鑑みて容易になすことができるものである。 発明の効果 本発明によれば、駆動電流(電圧)に対して非線形の光
出力特性を有する光源の光出力安定化を、駆動電流(電
圧)を温度変化に応じて調整する手段を有して構成され
る光出力安定化装置によって行うことにより、簡便かつ
高精度に行いえるものであり、これを半導体レーザ素子
に適用した場合には、例えば、光記憶装置の安定な書込
、消去。 及び読出を容易に行いうるなどの効を奏するものである
。
が)に対して非線形な光出力特性を示す光−の出力光量
を自動的に所望のレベルに制御し、前記光源から安定な
光出力を発生せしむる光出力安定化装置1:関する。
従来技術と問題点 半導体レーザ、放電管等の鼻源は、光源の駆動電流(電
π)に対して非線形な光出力特性を示す。 上記の非線形な光出力特性は、微少駆−電流(電圧)時
にはゼロないし極めで弱い光出力を示し、駆動電流(電
圧)の増大にともない、急激な光出力の増加を□示す折
線特性を示すものである。こうした非−形光出力特性を
有する光源から安定な光出力を得る為(ニー、上記の折
線の屈曲点の前後において、七iぞkに最適な駆動電流
(電圧)の制御を行い、光出力の安定化を図るどとが必
゛要である。以下J上記の非線形光出力特性を有する光
源の代表例として半導体レーザ素子を例にとり、本発明
を板間する。なお、以下の図面の説明において、同一作
用をなす構成要素には同一符号を付しその説明を省略す
る。 半導体レーザ素子は、第3図に模式的に示すごとく駆動
電流■に対して折線部を有する非線形な光出力特性を示
す。屈曲点を一般に閾値電流Ithで、また、屈曲点以
降の急峻な立上り部分の勾配を微分量子効率ηで規定す
る。かかる半導体レーザーの光出力特性は、素子の周囲
温度の上昇、或いは、素子の劣化により、閾値電流1
thの増加や微分量子効率ηの低下をきたす。上記によ
る光出力特性の変化を図中符号C,,C,で示す。この
ような光出力特性の温度依存性や劣化依存性は、半導体
レーザをパルス電流によって駆動しパルス状発光出力を
得る場合には影響が極めて大きい。前記光出力特性変化
による顕著な影響の一例として光記憶装置の光源に半導
体レーザを用い、記憶情報の続出を直流電流IRによる
弱いレーザ連続発振モードで、情報の書込或いは消去を
パルス電流Iwによる強いパルス発振モードでそれぞれ
行う場合についての上記の影響を光出力P1+Ptとし
て第3図に併記しである。半導体レーザの劣化や温度上
昇により、光出力特性がC1からCtへ変化した場合に
は、読出用の連続発振モード(IRに相当する出力分)
が生じなくなる等の問題点がわかる。 こうした非線形特性を有する光源から安定な光出力を得
るための光出力安定化装置(以下、APCと略称する)
が従来から提案されている。その代表的な回路構成図を
第4図に示す。半導体レーザ1の出力光の1部を検出す
るフォトデテクタ2により得た光検出信号を増幅器3を
介してウィンドコンパレータ4に入力し、予め設定する
上下限レベルと比較して夫々の出力信号をANDゲート
回路5(二人力する。一方、クロックパルス発生器6の
出力するクロック信号を上記ANDゲートC二人力して
、その論理演算出力をデジタルアップダワンカクンタ7
に入力する。更に、カワンタ出力なり/Aコンバータ8
を介して帰還抵抗11を有する演算増幅器10に入力し
、電流制限抵抗12を接続するトランジスタ13によっ
て前記半導体レーザ1の駆動電流をフィードバック制御
する。かかる上記従来例の光出力安定化装置では、半導
体レーザの駆動電流設定範囲の全域について駆動電流制
御を前記ワインドコンパレータ4、アツブダクンカクン
タ7及びD/Aコンバータ8により行うので、夫々の構
成部品の不感帯や応答速度及びピット数により制御精度
が限定されてしまう欠点を有していた。例えば、第3図
に示す如く連続発振(IR分に相当)をともなうパルス
発振モード(1w分に相当)で半導体レーザを発振させ
る場合、3mWのパルス出力を得る為には、温度上昇に
よる出力低下分の補信号も含めて約80mAの最大駆動
電流を想定し、駆動電流設定範囲はO〜80mAとなる
。 仮に前記D/Aコンバータ8を8ピツト構成とし、更に
ワインドコンパレータ4の不感帯を考慮して精度分解能
として2デジツトを割当てた場合には、上記電流設定範
囲についての分解能(精度)は電流値で0.6mAとな
り、微分量子効率ηが0.3 mW/m Aのレーザ素
子の場合には光出力制御精度は0.2mWとなる。つま
り、最大出力3mWに対して約7チの精度しか得られず
高精度な目的には使用できないこととなる欠点を有する
。 発明の目的 本発明は、駆動電流(電圧)に対して非線形な光出力特
性を示す光源の出力光量を所望の値に制御して、安定な
光出力を発生せしめる光出力安定化装置を提供しようと
するものである。 発明の概要 本発明は、上記従来の光出力安定化装置の有していた欠
点に鑑み、更に、非線形な光出力を発生する光源の有す
る特徴的特性に着目してなされたもので、上記非線形光
出力特性を有する光源の駆動電流(電圧)に対する光出
力特性曲線に見られる屈曲点(例えば、半導体レーザ素
子においては発光閾値)が、温度変化に応じて一定の関
係で変化することに着目してなされたものである。以下
、本発明を半導体レーザ素子を光源とした場合に例にと
り説明する。 半導体レーザの上記閾値電流1 tbは、周囲温度に対
して(1)式のごとく変化することが知られてしAる。 I th ” exp (T/To) (1
)ここで、Tは周囲温度(K)、’I’。は特性温度(
K)である。いま、周囲温度の変化に対応できる範囲を
260 K (13℃)から330 K (57℃)迄
に設冥し、前記閾値電流を300 K (27℃)に於
いて60mAとすると、上記温度変化に対不する■値電
流の電流調整範囲は52〜70 mAと、すればよいこ
とがわかる。 そこで、予め、半導体レーザ素子j−50mA程度の電
流を流しておき、さら(二半導体レーザ素子の駆動回路
に温度変化に応じた信号を供給し、半導体レーザの駆動
電流を自動的に補償するようI:なし、更に、上記温度
補償により調整しきれない成分I:ついて、光出力を検
出したフィートノ(ツク制御を施すことにより、高精度
な光出力安定装置を得るものである。 実 施 例 第1図に本発明に係る第1の実施例の回路構成図を示す
。1は半導体レーザ素子、2は半導体レーザの出力光の
1部を検出するフォトデテクタ、′ 3は光検出信号を
入力する差動アンプ、4は増幅された光検出信号を入力
し予め設定される上下限値と比較するウィンドコンパレ
ータ、5は上記コンパレータ出力とクロックパルスを入
力するANDゲート回路、6はクロックパルス発生器、
了は前記ゲート出力を入力するデジタルアツプダクンカ
ワンタ、8は前記力ワンタのデジタル出力を入力するD
/Aコンバータ、8は温度変化(二対する調整手段で、
91は定電圧電源、92は抵抗、93は台演算増幅器の
帰還回路を構成する大きな温度係数を有する温度センナ
を兼ねる抵抗、94は演算増幅器、95は抵抗、10は
帰還抵抗11を有する演算増幅器、12は電流制限抵抗
、13は半導体レーザ素 ゛+1に供給する
電流を制御する制御手段としてのトランジスタである。 本実施例の構成においてフォトデテクタ2、ワインドコ
ンパレータ4、クロックパルス発生器6、アップダワン
カウンタ7及びD/Aコンバータ8の作用は、前記従来
例の場合と同様であるのでその説明を省略し、以下、温
度変化に対する調整手段9の作用を説明する。温度変化
に対して大きな正の温度係数を有する抵抗93は、周囲
温度T= 300 K (27℃)に於いて抵抗値Rを
有し、その抵・抗温度係数なαとする。従って一般に、
温度T1(:おける前記抵抗93の抵抗値R□は、(2
)式で示される。 R□=R(1+α(T−300)) +2)一
方、抵抗92の抵抗値をR□とし、定電圧電源91の電
圧をEとすると、前記演算増幅器94の出力E1は、(
3)式で示される。 抵抗95の抵抗値をR11!、抵抗11の抵抗値をR1
□とすると、抵抗12(電流れる電流のうち前記調整手
段9による成分I、は、(4)式で示される。 今、仮も月:、周囲温度T = 260 K (13℃
)における上記調整手段9I:よる電流成分l、をI、
=50mAとし、抵抗12の抵抗値をR,、=1Ω−R
tt/R*i=1、α= 5 X iff” [deg
−’] 、 E = 5 Vとすれば、R9゜/Rot
= 12 x 10−”となり、例えばR,、= I
KΩ、Ro。 = 82.5 KΩとすればよいことがわかる。このと
き上記(4)式は、(5)式に示される。 l1=0.3 X (T −100) (mA)
t51半導体レーザ素子1を3 mWで発振させる
時(二必要な電流lは、前記(1)式よりT = 26
0に、 Ith”50 mAとして求めたIth(T) Ith(T) = I、 ・exp (T/200)=
13.6 ・exp (T/200)から、(6)式
(二より求められる。 1= −=io (p:出力) η I = ll)1(T) + 1 = 13.6 ・exp (T/200) + 10
(6)従って、260K<T≦330にの周
囲温度範囲において、I>Ilが満足されるので、D/
Aコンバータによって補償すべき電流の大きさくdi=
1−1.)は周囲温度T = 330K (57℃)で
最大となり、かつ、di<11mAである。余裕度を充
分に設定して上記diを最大20 mAとしても、8ビ
ツトのD/Aコンバータの1デジット当りでは0.07
8 mAとなり、対応する光量は0.023 mWに対
して1゜5憾の精度が得られることとなる。 第2図は、本発明の第2の実施例を示す回路構成図で、
前記第1の実施例における光検出信号のデジタルフィー
ドバック1成を排し、アナログ信号処理によりループを
構成したもので、温度変化に対する調整手段9の作用は
第1の実施例と同様であり、更(=、回路構成をより簡
便なものと出来るものである。 なお、上記実施例の説明では、光源を半導体レーザ素子
とし、周囲温度の変化により調整手段を正温度係数を有
する抵抗によるとしたが、それに限られることなく、非
線形光出力特性を有する光源に広く適用できるものであ
り、かつ、サーミスタ、熱電対などの熱起電圧素子など
、温度変化に応じてその電気特性に変化を示す感温素子
などの温度変化素子を用いうろことは、本発明の技術的
思想(二鑑みて容易になすことができるものである。 発明の効果 本発明によれば、駆動電流(電圧)に対して非線形の光
出力特性を有する光源の光出力安定化を、駆動電流(電
圧)を温度変化に応じて調整する手段を有して構成され
る光出力安定化装置によって行うことにより、簡便かつ
高精度に行いえるものであり、これを半導体レーザ素子
に適用した場合には、例えば、光記憶装置の安定な書込
、消去。 及び読出を容易に行いうるなどの効を奏するものである
。
第1図は本発明の光出力安定化装置の第1の実施例を示
す回路構成図、第2図は、本発明の第2の実施例を示す
回路構成図、第3図は、本発明を説明するための非線形
光出力を有する光源として例示する半導体レーザの光出
力特性を示す動作模式説明図、第4図は、従来の光出力
安定化装置スを示す回路構成図である。 1・・・・・・半導体レーザ 2・・・・・・フォトデテクタ 9・・・・・・調整手段 93・・・・・・温度センサー 10・・・・・・演算増幅器 13・・・・・・トランジスタ
す回路構成図、第2図は、本発明の第2の実施例を示す
回路構成図、第3図は、本発明を説明するための非線形
光出力を有する光源として例示する半導体レーザの光出
力特性を示す動作模式説明図、第4図は、従来の光出力
安定化装置スを示す回路構成図である。 1・・・・・・半導体レーザ 2・・・・・・フォトデテクタ 9・・・・・・調整手段 93・・・・・・温度センサー 10・・・・・・演算増幅器 13・・・・・・トランジスタ
Claims (3)
- (1)駆動電流又は電圧に対して非線形性を有す光出力
を発生する光源を所望に制御して安定な出力を得る光出
力安定化装置において、少なくとも前記光源に供給する
電流又は電圧を温度変化に応じて調整する調整手段を有
する事を特徴とする光出力安定化装置。 - (2)前記調整手段は、少なくとも温度に対して電気特
性を変化する感温素子を有する特許請求の範囲第1項記
載の光出力安定化装置。 - (3)前記調整手段は、その出力が、光源から検出され
所望に処理された光検出信号とともに光源に供給する電
圧又は電流を制御する制御手段に入力される特許請求の
範囲第1項記載の光出力安定化装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59212358A JPS6190540A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 光出力安定化装置 |
US06/785,910 US4700057A (en) | 1984-10-09 | 1985-10-09 | Light source with power stabilizer having temperature compensation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59212358A JPS6190540A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 光出力安定化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6190540A true JPS6190540A (ja) | 1986-05-08 |
Family
ID=16621220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59212358A Pending JPS6190540A (ja) | 1984-10-09 | 1984-10-09 | 光出力安定化装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4700057A (ja) |
JP (1) | JPS6190540A (ja) |
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1985
- 1985-10-09 US US06/785,910 patent/US4700057A/en not_active Expired - Fee Related
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