JPS61501634A - セフアロスポリン類 - Google Patents
セフアロスポリン類Info
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- JPS61501634A JPS61501634A JP60501842A JP50184285A JPS61501634A JP S61501634 A JPS61501634 A JP S61501634A JP 60501842 A JP60501842 A JP 60501842A JP 50184285 A JP50184285 A JP 50184285A JP S61501634 A JPS61501634 A JP S61501634A
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- C07D501/16—Compounds having a nitrogen atom directly attached in position 7 with a double bond between positions 2 and 3
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
セファロスポリン類
この発明は、式
R1は、水素またはヒドロキシ保護基を表し、R2は、水素、カチオン、ピバロ
イルオキシメチル基またはカルボキシ保護基を表し、
R3は、水素、アセトキシ基、カルバモイルオキシ基、基5−Y(ここでYは非
置換もしくは置換された複素環を表わす)または式(式中、R4およびR6は同
一または異なって、それぞれ水素、ハロゲン、アルキル、ヒドロキシ、カルボキ
シアミド、アルコキシカルボニルアミノ、モノアルキルアミノもしくはジアルキ
ルアミノを表すか、または−緒になって所望により置換された5−もしくは6員
炭素環を表す)で示される所望により置換されたピリジニウムを表す〕で示され
る化合物の新規製造方法に関する。
式(I)の化合物は、広範囲に特許明細書および刊行物で記載されているセファ
ロスポリン抗生物質〔例えばセファマンドール(Cefamandole)、セ
ファマンドール・ナファト(nafat)、セフオニシト(Cefonicid
) )ならびにその保護形の公知の一群を表す。
これらの構造において、R3は水素であり得る。また、カルバモイルオキシでも
あり得る。しかしながら、好ましくはアセトキシまたはS−Yを表す。Yが表す
適当な複索環は、例えば多くの刊行物からも公知である。好ましい複素環は、例
えばチアジアゾリル、ジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、
チアトリアゾリル、オキサシリル、オキサジアゾリル、トリアゾリルピリジル、
プリニル、ピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラゾリルおよびトリアジ
ニルである。これらの複素環は非置換または例えば3箇所以下で置換され得る。
適当な置換基には、(CI−、)アルキル、(C□−4)アルコキシ、ハロゲン
、トリハロー(C+ −、)アルキル、ヒドロキシ、オキ′へメルカプト、アミ
ノ、カルボキン、カルバモイル、ジーCC,、−、)アルキルアミノ、カルボキ
シメチル、カルバモイルメチル、スルホメチルおよびメトキシカルボニルアミノ
がある。文献で挙げられた複素環で特に好ましいものとしては、テトラゾリル、
特に1−メチル−IH−テトラゾール−5−イルおよび1−スルホメチル−IH
−テトラゾール−5−イルがある。R8は、好ましくはアセトキシ、■−メチル
ーIH−テトラゾールー5−イルまたはl−スルホメチル−IH−テトラゾール
−5−イルである。
セファロスポリン分野で公知のように、これらの化合物は遊離酸または塩、例え
ばアルカリおよびアルカリ土類金属塩、特にナトリウム塩のようなアルカリ金属
塩の形をとり得る。さらに、またこれらの化合物はエステル形、例えばピバロイ
ルオキシメチルエステル(R,=ピバロイルオキシメチル)の形で存在し得る。
R3が表す他のカルボキシ保護基は一般に公知であり、例えばアセトキシメチル
、l−アセトキシエチル、l−エトキシカルボニルオキシエチル、5−インダノ
イルまたは好ましくはヘキサノイルメチル、フタリジル、カルボエトキシメトキ
シメチル、3−カルボエトキシ−1−アセトニルまたはトリアルキルシリル、特
にトリメチルシリルがある。
式(1)で示される化合物は、セフェム核の7位のアシルアミノ側鎖に不斉炭素
原子を有するためDまたはL形で存在し得る。セファロスポリン化学においてし
ばしば観察される事実であるが、2個のエピマー形の一方だけが所望の抗菌活性
を有している。
ここに記載した化合物の場合、好ましいのはD−(−)−マンデル酸の誘導体で
ある。
前述のように、式(1)の化合物は一般に公知であり、これらの化合物の様々な
製造方法がすでに提案されてきたが、このような方法の1つに、式
(式中、R7およびR8は前記の意味)で示される、対応する所望により保護さ
れた7−アミノセフアロスボラン酸誘導体を、対応するD−(−)−マンデル酸
誘導体の活性形によりアシル化することからなる方法がある。このようなアシル
化方法は公知であり、例えばオーストリア特許明細書330347および米国特
許明細書3641021に記載されている。
式
で示される無水−〇−カルボキシマンデル酸および0−ホルミルマンデル酸クロ
ライドは例えばマンデル酸の反応性誘導体としてここで用いられる。しかしなが
ら、この活性形は、ホスゲンまたはオキサリルクロライドを用いて活性化誘導体
の製造する時に塩化水素酸が遊離するという大きな欠点を有する。公知のように
、光学活性炭酸は強酸の存在でラセミ化する傾向がある。この結果、対応するD
−(−)−マンデル酸誘導体から出発して製造された活性形は、またエピマー性
L −(+)誘導体の一部分を含有することになる。したがってマンデル酸のこ
のような活性形を用いて式(III)の化合物をアシル化すると、望ましくない
L−(+)i導体の一部分を含有する式(1)の化合物を生成することになる。
この部分的ラセミ化を、例えば水冷しながらNaHCO,を用いた加水分解して
例えば活性誘導体を穏やかな条件下で出発物質に転換することにより明らかにす
ることができる。このような回収されたマンデル酸は、旋光度(α)”’;−1
500C(H!0% C= 2 、5 )を有するが、同じ条件り一
で測定した純D−(−)−マンデル酸の場合、旋光度−158°を有する。
これは再生された生成物におけるL=(+)−マンデル酸の≧2%の量に対応す
る。
この発明は、式(1)で示される所望の化合物を高収率かつ高純度で得られる方
法を掛供する。
特にこの発明は、式(ff)
にさらにlまたは2個のへテロ原子、例えば0、NおよびSを含むことができ、
また所望により置換されたベンゼン環により置換またはアネレート(anal
1ate、縮合)され得る5または6員複素環を表す〕で示される化合物を式(
II[)の化合物と反応させ、また所望により得られた最終生成物を脱保護し、
また所望により得られた生成物を塩に変換(またはその逆)することを特徴とす
る、式(I)の化合物およびその塩の製造方法に関する。この方法は非常に穏や
かな、事実上中性の条件下で行なわれるため光学活性は充分に保持される。
この方法は好適には例えばジクロロメタンのような塩素化炭化水素または酢酸エ
チルのようなエステルなど反応条件下不活性な溶媒またはこれらの溶媒の混合物
中で実施される。反応温度は好適には一40〜+60℃、特に−15〜+25℃
および好ましくは0〜20℃であり、反応時間は1/2〜48時間の範囲で変化
し得る。式(I[I)および(■)の反応物は化学量論的量で使用され得る。他
方、式(IV)の化合物は25%以下の過剰量で用い得る。
R,が水素を表す化合物(およびその塩)を製造するとき、出発物質中のカルボ
キシ基を保護するのが適当である。適当な保護基は公知であり、R2に対する前
述の意味だけでなく、シリルエステル保護基、特に例えば遊離酸をN、O−ビス
トリメチルシリルアセトアミドと反応させることにより導入されるトリメチルシ
リル保護基も包含する。
式(I)および(1’)で示される化合物の反応後任意の脱保護反応を公知方法
で実施することができる。
この工程に好んで用いられるヒドロキシ保護基の1つはホルミル基である。この
ホルミル基を除去するためには、例えば西独特許明細書2018600に記載さ
れているように弱アルカリ性水溶液中でけん化するのが普通である。この結果、
副産物の部分的形成が起こり、普通反応溶液を黒く着色する。さらに、通常、長
い反応時間および室温より高い温度を必要とする。セファロスポリン誘導体はア
ルカリ性媒質において不安定なことが知られている。式(I)で示されるホルミ
ル保護化合物のけん化で用いるような弱アルカリ性媒質(pH値:8〜9)中で
さえも酸性媒質中におけるよりもかなり不安定である。
またこの発明は、蟻酸エステル中のエステル基を式(V)1(0−Re (V)
(式中、R8は低級の直鎖状または分枝状アルキル基を表す)で示される脂肪族
アルコールと穏やかに交換することを含む、このようなホルミル誘導体を脱保護
する方法を提供する。この方法は、穏やかな条件下酸性媒質中で実施するのが適
当であり、下記反応式で示されるもの化合物から、R2が水素を表す場合の式(
I)の化合物を、急速に失敗することなく事実上定量的に製造することができる
。酸性媒質中における穏やかな条件によって副産物または着色がほとんど生じず
、西ドイツ国特許明細書2018600に記載されているようにアルカリ性けん
化に較べて重要な利点をもたらす。
この脱保護は例えば式(I a)で示されるホルミル保護化合物を式(V)で示
されるアルコールに溶解し、酸で処理し、このような条件下で式(Ib)の化合
物を製造することにより実施される。この反応は通常、反応相手として使用され
る過剰量の式(V)で示されるアルコールを溶媒として起こる。式(V)で示さ
れる適当なアルコールは、1〜4個の炭素原子を有する脂肪族アルコールであり
、その脂肪鎖は分枝状であり得る。好ましいアルコールは、メタノール、エタノ
ールおよびイソプロパツールであり、好ましくはメタノールが用いられる。強有
機酸または強鉱酸を、エステル交換の触媒に用いる酸として使用することができ
る。好ましい酸は濃塩酸である。この反応は好ましくは酸性イオン交換剤、例え
ばダウエックス(DOWEX)50WX4または8を用いて行なわれる。エステ
ル交換の温度は厳密なものではないが、好適には−1o〜+50’C1好ましく
は室温である。
のではなく、製造の容易さおよび出発物質の有用性などのような要因に基づいて
決定される。この環は好ましくは2−ピリジルまたは特に2−ベンズチアゾリル
またはチアゾリルを表す。またピリミジニル、トリアゾリルまたはチアゾリルで
もあり得る。
■
別の保護基R,としては、トリアルキルシリル、特にトリメチルシリル保護基が
ある。
式(IV)で示される化合物は、式(Vl)で示される化合物を式(■)
(式中、R工1は前記の意味)
で示される化合物と反応させることにより製造される。
この方法は、好ましくはトリ(低級アルキル)またはトリ(アリール)ホスフィ
ンもしくはホスファイトおよび第3級有機アミド例えばトリエチルアミンまたは
N−メチルモルホリンの存在下で行なわれるが、この場合式(■)の化合物と等
量で用いることにより中性反応条件を確実なものにすることができる。ジクロロ
メタン、クロロホルム、アセトニトリルまたはジメチルホルムアミドのようなヒ
ドロキシ基を含有しない不活性溶媒が適当である。この製造を行う温度は一50
〜+50℃、好ましくは一20〜+25℃である。
たいていの場合、特に例えばトリアルキルシリル保護基のように加水分解に対し
て不安定な保護基を用いる際、式(IV)で示される活性化マンデル酸誘導体を
単離する必要はない。これらは好ましくは式(III)で示される対応する7−
アミノセフェムとそのままで反応させることができる。
アシル化の完了時に式(1)で示される所望の生成物が公知方法により単離され
る。
既に述べたように、式(1)の化合物は一般に公知の抗生物質またはその保護形
である。特にこれらの抗生物質は、例えば0.01〜50μ9/xQの濃度での
試験管内系列希釈試験および0.1〜100197に9cマウス体重)の用量で
の広範囲な菌、例えばスタフィロコッカス・アウレウス(Staphyloco
ccus aureus)、ストレプトコッカスφピオゲネス(S trept
ococcus pyogenes)、ストレプトコッカス・フェカリス(S
treptococcusfaecalis)、エシェリヒア・コリ(E、co
li)、プロテウス・ブルガリス(Proteus vulgaris)、プロ
テウス・ミラビリス(Proteusmirabilis)、プロテウス・モル
ガニイ(Proteus a+organii)、シゲラ・ディセンチリア(S
higella dysenteria)、シゲラ・ソネイ(Shigella
5onnei)、シゲラ・フレクシネリ(S higella flexne
ri)、アルカリゲネス・フェカリス(Alcaligenes faecaa
lis)、クレブシェラ・アエロゲネス(Klebsiella aeroge
nes)、クレブシェラ・ニュウノミエ(Klebsiella pneuno
miae)、セラタ・マルセセンス(Serrata marcescens)
、サルモネラ・ハイデルベルグ(S almonella Heidelber
g)、サルモネラ・チフイムリウム(S almonella typhimu
riuo+)、サルモネラ・エンテリテイディス(Salmonella en
teritidis)およびネサリア・ゴノルホアエ(Nesseria go
n。
rrhoae)に対する生体内試験による研究で明らかなように抗菌剤としての
用途に適している。
したがって、このような抗生物質は抗菌剤としても有用である。この用途の場合
、投与する用量は、用いられる化合物、投与方法および処置の性質によって異な
る。−日用量として、約1〜69を、好便には1日2〜4回、これに対応して0
.25〜3gの分割用量形態または持効性形態で投与すると満足すべき結果が得
られる。
以下の実施例によりこの発明を具体的に説明する。温度はすべて摂氏である。
実施例1
7−(D−2−ヒドロキシ−2−フェニル)アセトアミド−3−((L−メチル
−IH−テトラゾール−5−イル)チオメチルクー3−セフェム−4−カルボン
酸・ナトリウム塩(セファマンドール−Na)D−(−)−マンデル酸8.49
を、100j112の乾燥ジクロロメタン中でN、O−ビストリメチルシリルア
セトアミド12gにより処理し、室温で30分間攪拌する。得られたO−)リメ
チルシリルーD−(−)−マンデル酸の溶液を−15°に冷却する。トリフェニ
ルホスフィン17.4g、ビスベンズチアゾール−2−イルジスルフィド229
およびN−メチルモルホリン59を加え、−15°〜−10″の温度で1時間攪
拌する。
7−アミノ−3−((1−メチル−IH−テトラゾール−5−イル)チオメチル
クー3−セフェム−4−カルボン酸14.89を乾燥ジクロロメタン100xQ
に懸濁する。N、O−ビストリメチルシリルアセトアミド10゜2gを加え、澄
明な溶液になるまで室温で攪拌する。この溶液を−15゜に冷却し、活性エステ
ル溶液に加える。−10°で2時間さらに0°で一夜攪拌を続ける。混合物を回
転蒸発器(Rotavapor)上に広げて濃縮し、油状残留物を予め温めてお
いたイソプロパツール200xQに406で溶かし、メチルベキサン酸ナトリウ
ムとイソプロパツールからなる1モル溶液50xσを添加し、20°まで冷却す
ると、最終生成物が沈澱し始める。1時間後混合物を0°に冷却し、2時間攪拌
することにより収率を増加させる。生成物を濾過しイソプロパツールで洗浄し、
40°で真空乾燥する。19.49の白色結晶状粉末(89%)が得られる。米
国薬局方XXの薄層クロマトグラフィー(TLC)方法により、この生成物は米
国薬局方−標準品と一致する。
実施例2
7−(D−2−ホルミルオキシ−2−フェニル)アセトアミド−3−[(1−ス
ルホメチル−IH−テトラゾール−5−イル)チオメチル]−3−セファムー4
−カルボン酸・ジナトリウム塩ビス−ベンズチアゾール−イルジスルフィド9,
6gおよびトリフェニルホスフィン7.69を50xQのジクロロメタンに溶解
し、−15℃に冷却する。0−ホルミル−D−(−)−マンデル酸5.2gを加
え、−15℃で2時間攪拌する。7−アミノ−3−[(1−スルホメチル−IH
−テトラゾール−5−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸・ナ
トリウム塩10.59および25idの乾燥ジメチルホルムアミドをトリエチル
アミン3.25xQで処理すると、澄明な溶液が得られ、内部温度が00を越え
ないように注意しながら前述の溶液に加える。0°で12時間次いで室温で4時
間攪拌を行う。ジクロロメタンを回転蒸発器上で除去し、粘稠性残留物を予め4
0xQのエチルヘキサン酸ナトリウム1モル溶液で処理した250酎のイソプロ
パツールに溶かす。0°で2時間攪拌を続け、次いで濾過し、イソプロパツール
で洗浄する。標記化合物13.59(93,3%)が白色粉末として得られる。
NMR:8.30(s)ホルミルプロトン;7.35(m)フェニルプロトン;
6.05(s)ベンジルプロトン; 5.5(d)Hy ; 5.0 (s)C
H,−8o3:4.85(d)■、 ;4.30 (d)CTI、(エキソ);
3.45(d)CHt(環)。
実施例3
7−(D−2−ヒドロキシ−2−フェニル)アセトアミド−3−[(1−スルホ
メチルテトラゾール−5−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸
・ジナトリウム塩(セフオニシト)7−(D−2−ホルミルオキシ−2−フェニ
ル)アセトアミド−3−[(1−スルホメチル−IH−テトラゾール−5−イル
)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸・モノナトリウム塩11.89
をメタノール100j112に溶かし、濃塩酸2顧で処理する。この溶液を30
分間30°に保つと、定量的膜ホルミル化が起こる。次に反応混合物のI)H値
を5N7NaOHにより2.5に固定し、次に反応混合物をおよそ50i12に
減圧下濃縮し、濾過し、次いで充分に攪拌しながらイソプロパツール700蛙に
滴下する。沈澱した固体を濾取し、イソプロパツールで洗浄し、減圧下乾燥する
。このようにして含水量的4%の標記生成物10.9gが得られる(収率93%
)。
出発物質として使用したモノナトリウム塩は、次のようにしてジナトリウム塩か
ら得ることができる。
ジナトリウム109(例えば実施例2にしたがい製造)を乾燥アセトン100a
+Cに懸濁し、予め乾燥アセトンで洗浄しておいた209のダウエックス(DO
WEX)50WX8で処理する。室温で1時間攪拌を行い、次いでイオン交換剤
を濾去する。高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による最初の成分測定機
澄明な溶液をイソプロパツールに溶かしたエチルヘキサン酸ナトリウムの1モル
溶液1当量で処理すると、そこにモノナトリウム塩が沈澱する。収率を増加させ
るためにさらに100x9のイソプロパツールを加える。
実施例4
7−(D−2−ホルミルオキシ−2−フェニル)−アセトアミド−3−[(1−
メチル−IH−テトラゾール−5−イル)−チオメチルコー3−セフェムー4−
カルボン酸・モノナトリウム塩(セファマンドールナファト)
0−ホルミル−D−(−)−マンデル酸99を乾燥ジクロロメタン!00xQに
溶解し、−15°に冷却する。トリフェニルホスフィン1 s、7g、ビスベン
ズチアゾール−2−イルジスルフィド209およびトリエチルアミン5gを加え
、−ts’で1時間攪拌する。7−アミノ−3−[(1−メチル−IH−テトラ
ゾール−5−イル)チオメチルコー3−セフェムー4−カルボン酸14.89を
乾燥ジクロロメタン100zQに懸濁する。
N、O−ビストリメチルシリルアセトアミド10.29を加え、澄明な溶液とな
るまで室温で攪拌する。この溶液を15°に冷却し、次にマンデル酸活性エステ
ルの溶液に加える。−1O°で1時間次いで0°で12時間攪拌を行う。この混
合物を20°で回転蒸発器上に広げて充分に濃縮し、油状残留物をイソプロパツ
ール200xQに溶かす。エチルヘキサン酸ナトリウムの1モル溶液50雇を加
えると、最終生成物の沈澱がほぼ完了する。0℃で2時間攪拌後、生成物を濾過
により単離し、冷イソプロパツールで洗浄し、乾燥する。標記化合物21.69
(93,3%)を白色結晶状粉末の形で得る。
IR,UVおよびNMRは、文献中のデータに対応する。
実施例5
7−(D−2−ヒドロキシ−2−フェニル)アセトアミド−3−[(1−スルホ
メチルテトラゾール−5−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン酸
・ナトリウム塩
乾燥ジメチルホルムアミド50IIIQに溶かした7−アミノ−3−[(1−ス
ルホメチルテトラゾール−5−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボ
ン酸・ナトリウム塩19.39をトリエチルアミン6 、7 xQで処理すると
、澄明な溶液が得られるが、これを0−ホルミル−D−(−)−チオマンデル酸
−5−(ベンゾチアゾール−2−イル)−エステル16゜59およびジクロロメ
タン[00xQからなる溶液に加える。ooで3時間および20°で5時間攪拌
を行う。回転蒸発器上でジクロロメタンを除去し、粘稠性残留物をイソプロパツ
ール300xQ中で攪拌すると、0−ホルミルセホニシドがNa−トリエチルア
ミン塩として沈澱する。ホルミル基を除去するためには中間体を200x12の
メタノールに溶カル、30gのダウエックス50WX8すなわちH11%酸性イ
オン交換剤で処理する。20°で1時間攪拌を行い、次にイオン交換剤を濾去す
る。
反応混合物を約50畦になるまで減圧濃縮し、イソプロパツールに溶かしたエチ
ルヘキサン酸ナトリウム1モル溶液6oxQs次いでイソプロパツール300z
(jで処理すると、最終生成物が晶出する。白色結晶状粉末239(90,5%
)が得られる。
実施例6
7−CD−2−ヒドロキシ−2−フェニル)アセトアミド−3−[(1−メチル
−IH−テトラゾール−5−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン
酸・ナトリウム塩(セファマンドール−Na)セファマンドールナファト9.8
9をメタノール60xQに溶かす。この溶液を室温で充分に攪拌しながら濃塩酸
で処理する。次にこの溶液を40−50分間放置すると定量的膜ホルミル化が起
こる。このようにして形成したセファマンドールは、公知方法(例えば西独国特
許明細書2018600に記載)により単離することができる。このためには反
応混合物をNa−酢酸塩39aメタノール30x(lからなる溶液で処理し、2
50Hのイソプロパツールで沈澱させることによりセファマンドールのナトリウ
ム塩を分離する。標記化合物8.89が白色粉末(収率91%)の形で得られる
。この分光測定データは文献に対応する。
実施例7
7−(D−2−ヒドロキシ−2−フェニル)アセトアミド−3−[(1−メチル
−IH−テトラゾール−5−イル)チオメチル]−3−セフェムー4−カルボン
酸・ナトリウム塩(セファマンドール−Na)0−ホルミルセファマンドール4
.99をメタノール301t12に溶かす。
59のダウエックス50WX4(H”″形強酸性イオン交換剤)を加え、20°
で1時間攪拌すると、TLC−コントロールにより脱ホルミル化が完了する。イ
オン交換剤を濾去し、少量のメタノールで充分洗浄し、濾液を合わせて回転蒸発
器上で20πeになるまで濃縮する。イソプロパツールに溶かしたエチルヘキサ
ン酸ナトリウムの1モル溶液11xQを加えることによりセファマンドールのナ
トリウム塩が沈澱する。収率を増加させるためにさらに50戚のイソプロパツー
ルを加える(収率93%)。
実施例8
0−ホルミル−D−(−)−チオマンデル酸−8(ベンゾチアゾール−2−イル
)エステル(式(■)の化合物)O−ホルミル−D−(−)−マンデル酸9gを
100+12のジクロロメタンに溶かし、−15°に冷却する。トリフェニルホ
スフィンts、7g、ビスベンゾチアゾール−2−イルジスルフィド20gおよ
びトリメチルアミン5gを加え、−15°で1時間攪拌すると、黄色の溶液が得
られる。この混合物を20°で回転蒸発器を用いて濃縮乾固し、油状残留物を乾
燥ジエチルエーテル100順と磨砕する。2−メルカプトベンゾチアゾールおよ
びトリフェニルホスフィン酸オキシドからなる沈澱物を濾去し、濾液を濃縮乾固
する。残留物を少量の温メタノールに可能な限り迅速に溶かし、溶液を一1O″
に冷却する。沈澱物を1時間後濾取し、分析をするために再びメタノールから再
結晶する。0−ホルミル−D−(−)−チオマンデル酸−8(ベンゾチアゾール
−2−イル)エステルが薄黄色結晶の形で得られる、mp64−67°。
NMR:825(s)ホルミルプロトン; 7 、9 (a+)フェニル基のo
、o’−プロトンニア。
45(m)フェニル基のill、III、p−プロトンおよび縮合フェニル環の
プロトン;6.45(s)ベンジルプロトン光学的純度の評価
活性エステルと水/エタノール(1/1)からなる溶液を水冷下1当量の重炭酸
ナトリウムで処理し、0°で2時間攪拌する。沈澱したメルカプトベンゾチアゾ
ールを濾去し、濾液を穏やかに濃縮する。残留物をエーテルに懸濁し、冷却しな
がら1当量の50%蟻酸で処理する。エーテル相を分離し、NaCQ溶液で洗浄
し、濃縮する。このようにして得たマンデル酸は158.5°の旋光度を示し、
光学的に純粋である。
国際調査報失
m−1錘mAeella−11a FC?/I!Pa5100122;1頁の続
き
■Int、CJ4 識別記号 庁内整理番号優先権主張 [相]198拝7月2
4日[相]オーストリア(AT)[株]A2386/84[相]1984¥:9
月10日[相]オーストリア(AT)■A2884784)発明者 シュツルム
、フベルト オーストリア国アー旙
特我町61−501634 (9)
−6500ランデツク、ウーリツヒストラッセ 10
Claims (7)
- 1.式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔式中、 R1は、水素またはヒドロキシ保護基を表し、R2は、水素、カチオン、ピバロ イルオキシメチル基またはカルボキシ保護基を表し、 R3は、水素、アセトキシ基、カルバモイルオキシ基、基S−Y(ここでYは置 換もしくは置換された複素環を表す)または式▲数式、化学式、表等があります ▼II〔式中R4およびR5は同一または異なって、それぞれ水素、ハロゲン、 アルキル、ヒドキシ、カルボキシアミド、アルコキシカルボニルアミノ、モノア ルキルアミノまたはジアルキルアミノを表すか、または一緒になって所望により 置換された5もしくは6員炭素環を表す)で示される所望により置換されたビリ ジニウムを表す〕で示される化合物の製造方法であって、式(IV)▲数式、化 学式、表等があります▼IV〔式中、Rlは、ヒドロキシ保護基を表し、▲数式 、化学式、表等があります▼は、5もしくは6員複素環であって、窒素原子以外 に更に1または2個のヘテロ原子を含有していてもよく、また所望により置換さ れたベンゼン環により置換もしくは縮合されていてもよいものを表す〕で示され る化合物を式(III)の化合物と反応させ、所望により得られた最終生成物を 脱保護し、また所望により得られた生成物を塩に変換(またはその逆)すること を特徴とする製造方法。
- 2.Rlがホルミルを表す、請求の範囲第1項記載の方法。
- 3.式(Ia) ▲数式、化学式、表等があります▼Iaで示される化合物を、酸性条件下式(V )HO−R6(V) で示される脂肪族アルコールで処理することにより、脱保護することからなる式 (Ib) Ib▲数式、化学式、表等があります▼で示される化合物の製造方法(ただし、 R2およびR3は請求の範囲第1項記載の意味であり、R8は低級の直鎖または 分枝鎖状アルキルを表す)。
- 4.式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼IV〔式中、R1はヒドロキシ保護基を表し 、▲数式、化学式、表等があります▼は5もしくは6員複素環であって、窒素原 子以外に更に1または2個のヘテロ原子を含有していてもよく、所望により置換 されたベンゼン環により置換もしくは縮合されていてもよいものを表す〕 で示される化合物。
- 5.式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼VI〔式中、▲数式、化学式、表等がありま す▼は前記の意味〕で示される化合物を、式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼VII〔式中、R1は前記の意味〕 で示される化合物と反応させることからなる、請求の範囲第4項記載の式(IV )で示される化合物の製造方法。
- 6.7−(D−2−ホルミルオキシ−2−フェニル)アセトアミド−3−[(1 −スルホメチルテトラソール−5−イル)チオメチル]−3−セフェム−4−カ ルボン酸およびその塩。
- 7.ジナトリウム塩形である請求の範囲第6項記載の化合物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT1055/84 | 1984-03-29 | ||
AT0105584A AT381495B (de) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | Verfahren zur herstellung von cephalosporinderivaten |
AT2386/84 | 1984-07-24 | ||
AT2884/84 | 1984-09-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61501634A true JPS61501634A (ja) | 1986-08-07 |
Family
ID=3505605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60501842A Pending JPS61501634A (ja) | 1984-03-29 | 1985-03-23 | セフアロスポリン類 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61501634A (ja) |
AT (1) | AT381495B (ja) |
HU (1) | HU202537B (ja) |
ZA (1) | ZA852420B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008505169A (ja) * | 2004-07-05 | 2008-02-21 | オーキッド ケミカルズ アンド ファーマシューティカルズ リミテッド | セファロスポリン抗生物質の製造における新規な塩 |
-
1984
- 1984-03-29 AT AT0105584A patent/AT381495B/de not_active IP Right Cessation
-
1985
- 1985-03-23 JP JP60501842A patent/JPS61501634A/ja active Pending
- 1985-03-23 HU HU88505A patent/HU202537B/hu not_active IP Right Cessation
- 1985-03-29 ZA ZA852420A patent/ZA852420B/xx unknown
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008505169A (ja) * | 2004-07-05 | 2008-02-21 | オーキッド ケミカルズ アンド ファーマシューティカルズ リミテッド | セファロスポリン抗生物質の製造における新規な塩 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HU202537B (en) | 1991-03-28 |
ZA852420B (en) | 1986-11-26 |
AT381495B (de) | 1986-10-27 |
ATA105584A (de) | 1986-03-15 |
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