JPS6143613Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6143613Y2 JPS6143613Y2 JP3479381U JP3479381U JPS6143613Y2 JP S6143613 Y2 JPS6143613 Y2 JP S6143613Y2 JP 3479381 U JP3479381 U JP 3479381U JP 3479381 U JP3479381 U JP 3479381U JP S6143613 Y2 JPS6143613 Y2 JP S6143613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- mount
- body frame
- vehicle body
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 23
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 23
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電気自動車のバツテリ収納装置に
関するものである。
関するものである。
一般に電気自動車は、バツテリを駆動源として
走行するものであり、このバツテリは例えば車室
フロアの下側に車体の側方から積みおろすように
している。そしてこの電気自動車にバツテリを収
納する場合、該バツテリが走行振動等によつて振
動しないようにバツテリを固定支持できることが
望ましい。
走行するものであり、このバツテリは例えば車室
フロアの下側に車体の側方から積みおろすように
している。そしてこの電気自動車にバツテリを収
納する場合、該バツテリが走行振動等によつて振
動しないようにバツテリを固定支持できることが
望ましい。
この考案はこのような点に鑑み、バツテリを車
室フロア下側に強固に固定保持するようにした電
気自動車のバツテリ収納装置、より詳しくは、車
体フレームと車室フロアとの間にバツテリを載置
する載置台を設け、車体フレームにマウントタワ
ーの下端を取付けるとともに、マウントタワーの
上端に調節部材を介してマウントラバーを取付
け、このマウントラバーを車室フロア下面に当接
させることによつて、バツテリを固定保持するよ
うにした電気自動車のバツテリ収納装置を提供す
ることを目的としている。
室フロア下側に強固に固定保持するようにした電
気自動車のバツテリ収納装置、より詳しくは、車
体フレームと車室フロアとの間にバツテリを載置
する載置台を設け、車体フレームにマウントタワ
ーの下端を取付けるとともに、マウントタワーの
上端に調節部材を介してマウントラバーを取付
け、このマウントラバーを車室フロア下面に当接
させることによつて、バツテリを固定保持するよ
うにした電気自動車のバツテリ収納装置を提供す
ることを目的としている。
以下本考案の一実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例による
電気自動車のバツテリ収納装置を示す。図におい
て、1は電気自動車で、該電気自動車1の車室フ
ロア2の後部はその前面に比べて高く形成されて
おり、該後部の上面にはリヤシート(図示せず)
が設けられている。この車室フロア2の下側には
車体前後方向に左、右の車体フレーム3が配設さ
れ、該車体フレーム3は車幅方向に配設されたク
ロスメンバー4によつて相互に固定されている。
電気自動車のバツテリ収納装置を示す。図におい
て、1は電気自動車で、該電気自動車1の車室フ
ロア2の後部はその前面に比べて高く形成されて
おり、該後部の上面にはリヤシート(図示せず)
が設けられている。この車室フロア2の下側には
車体前後方向に左、右の車体フレーム3が配設さ
れ、該車体フレーム3は車幅方向に配設されたク
ロスメンバー4によつて相互に固定されている。
そして車体フレーム3と車室フロア2の後部と
の間には、バツテリ収納装置5が設けられてい
る。このバツテリ収納装置5において、6はバツ
テリ7を載置収容する直方体形状のバツテリトレ
イで、該バツテリトレイ6は車体フレーム3に車
幅方向に取付けられたガイドレール8上に摺動自
在に載置されている。このバツテリトレイ6の上
端周縁にはフランジ6aが形成され、該フランジ
6aの左右両側部分にはほぼ中央において切り欠
き9が形成され、又バツテリトレイ6の左右両側
壁6bには上記切り欠き9の下側に第2図に示す
ような断面波形状のブラケツト10がスポツト溶
接によつて固着されている。
の間には、バツテリ収納装置5が設けられてい
る。このバツテリ収納装置5において、6はバツ
テリ7を載置収容する直方体形状のバツテリトレ
イで、該バツテリトレイ6は車体フレーム3に車
幅方向に取付けられたガイドレール8上に摺動自
在に載置されている。このバツテリトレイ6の上
端周縁にはフランジ6aが形成され、該フランジ
6aの左右両側部分にはほぼ中央において切り欠
き9が形成され、又バツテリトレイ6の左右両側
壁6bには上記切り欠き9の下側に第2図に示す
ような断面波形状のブラケツト10がスポツト溶
接によつて固着されている。
また車体フレーム3のほぼ中央のクロスメンバ
ー4の左右両端は車体フレーム3から外方に突出
して形成され、該右側の突出端4aにはマウント
タワー11が固定されている。即ち、マウントタ
ワー11は第3図に示すように、パイプ状のマウ
ントタワー本体12と該本体12の下端に溶接固
着されたスライドパイプ13とによつて構成され
ており、マウントタワー本体12はバツテリトレ
イ6の切り欠き9及びブラケツト10の凹部10
a内に収容され、又スライドパイプ13は上記突
出端4aの外周面に装着されてボルト14a、ナ
ツト14bによつて固定されている。またマウン
トタワー本体12の外周面には略U字状の取付ブ
ラケツト15が溶接固着され、該取付ブラケツト
15は上記バツテリトレイ6のブラケツト10に
ボルト15aによつて取付けられている。さらに
マウントタワー本体12の上端12aには調節部
材16を介して筒状のマウントラバー17が取付
けられ、該マウントラバー17の上面は第4図に
示すように、車室フロア2に車幅方向に形成され
た突条部2aの下面と当接している。そして上記
調節部材16では、第4図に示すように、ボルト
18の頭部18aはマウントラバー17内に収容
され、そのねじ部18bはマウントラバー17の
ブラケツト19の透孔19aを挿通しており、該
ねじ部18bには回動ナツト20が螺合して溶接
固着され、さらに第2のナツト21が螺合してい
る。一方マウントタワー本体12の上端12a下
面には第3のナツト22が溶接固着され、上記ボ
ルト18のねじ部18bはマウントタワー本体1
2の上端12aの透孔12bを挿通して第3のナ
ツト22に螺合されており、このようにして調節
部材16は構成されている。
ー4の左右両端は車体フレーム3から外方に突出
して形成され、該右側の突出端4aにはマウント
タワー11が固定されている。即ち、マウントタ
ワー11は第3図に示すように、パイプ状のマウ
ントタワー本体12と該本体12の下端に溶接固
着されたスライドパイプ13とによつて構成され
ており、マウントタワー本体12はバツテリトレ
イ6の切り欠き9及びブラケツト10の凹部10
a内に収容され、又スライドパイプ13は上記突
出端4aの外周面に装着されてボルト14a、ナ
ツト14bによつて固定されている。またマウン
トタワー本体12の外周面には略U字状の取付ブ
ラケツト15が溶接固着され、該取付ブラケツト
15は上記バツテリトレイ6のブラケツト10に
ボルト15aによつて取付けられている。さらに
マウントタワー本体12の上端12aには調節部
材16を介して筒状のマウントラバー17が取付
けられ、該マウントラバー17の上面は第4図に
示すように、車室フロア2に車幅方向に形成され
た突条部2aの下面と当接している。そして上記
調節部材16では、第4図に示すように、ボルト
18の頭部18aはマウントラバー17内に収容
され、そのねじ部18bはマウントラバー17の
ブラケツト19の透孔19aを挿通しており、該
ねじ部18bには回動ナツト20が螺合して溶接
固着され、さらに第2のナツト21が螺合してい
る。一方マウントタワー本体12の上端12a下
面には第3のナツト22が溶接固着され、上記ボ
ルト18のねじ部18bはマウントタワー本体1
2の上端12aの透孔12bを挿通して第3のナ
ツト22に螺合されており、このようにして調節
部材16は構成されている。
一方、クロスメンバー4の左側の突出端4bに
おいても上記と同様に上端にマウントラバー23
を有するマウントタワー24が取付けられてい
る。ただしこのマウントタワー24の本体25に
は取付ブラケツトは設けられておらず、したがつ
てマウントタワー本体25は単にバツテリトレイ
6のフランジ6aの切り欠き9内面及びブラケツ
ト(図示せず)の凹部内面と当接しているだけで
ある。
おいても上記と同様に上端にマウントラバー23
を有するマウントタワー24が取付けられてい
る。ただしこのマウントタワー24の本体25に
は取付ブラケツトは設けられておらず、したがつ
てマウントタワー本体25は単にバツテリトレイ
6のフランジ6aの切り欠き9内面及びブラケツ
ト(図示せず)の凹部内面と当接しているだけで
ある。
また上記左側の車体フレーム3には第5図に示
すようなロツク装置26が設けられている。この
ロツク装置26において、その基板27にはフツ
ク28が軸28aの回りに回動自在に取付けら
れ、該フツク28はばね部材29によつて矢印A
方向に付勢されている。このフツク28にはバツ
テリトレイ6の前壁6c左端に取付けられたコ字
状のストライカ30が係合し、又フツク28はレ
バー31によつて係止されており、該レバー31
は軸31aの回りに回動自在に設けられ、ばね部
材32によつて矢印B方向に付勢されている。そ
してレバー31の下端にはワイヤ33の一端が係
止され、該ワイヤ33の他端は右側の車体フレー
ム3にブラケツト34aを介して取付けられた操
作ノブ34に連結されている。この操作ノブ34
のロツド35には2つの凹部35a,35bが形
成され、又ロツド35を収容するパイプ38には
ばね部材36によつて付勢されたボール37が設
けられており、操作ノブ34を第5図に示すよう
なその先端部34bが上下方向に向いた起立状態
にしたときはボール37が凹部35a又は35b
と係合して操作ノブ34はそのままの状態に保持
され、該操作ノブ34を上記起立状態からほぼ90
゜回転させると、ボール37と凹部35a又は3
5bとの係合が解除され、操作ノブ34は引張つ
たり、戻したりできるようになつている。
すようなロツク装置26が設けられている。この
ロツク装置26において、その基板27にはフツ
ク28が軸28aの回りに回動自在に取付けら
れ、該フツク28はばね部材29によつて矢印A
方向に付勢されている。このフツク28にはバツ
テリトレイ6の前壁6c左端に取付けられたコ字
状のストライカ30が係合し、又フツク28はレ
バー31によつて係止されており、該レバー31
は軸31aの回りに回動自在に設けられ、ばね部
材32によつて矢印B方向に付勢されている。そ
してレバー31の下端にはワイヤ33の一端が係
止され、該ワイヤ33の他端は右側の車体フレー
ム3にブラケツト34aを介して取付けられた操
作ノブ34に連結されている。この操作ノブ34
のロツド35には2つの凹部35a,35bが形
成され、又ロツド35を収容するパイプ38には
ばね部材36によつて付勢されたボール37が設
けられており、操作ノブ34を第5図に示すよう
なその先端部34bが上下方向に向いた起立状態
にしたときはボール37が凹部35a又は35b
と係合して操作ノブ34はそのままの状態に保持
され、該操作ノブ34を上記起立状態からほぼ90
゜回転させると、ボール37と凹部35a又は3
5bとの係合が解除され、操作ノブ34は引張つ
たり、戻したりできるようになつている。
次に本装置の操作方法について説明する。
このバツテリ収納装置5においてバツテリ7の
収納状態では、バツテリ7を収納するバツテリト
レイ6は車室フロア2と車体フレーム3との間に
収容されている。そしてロツク装置26において
は、フツク28とバツテリトレイ6のストライカ
30とが係合し、バツテリトレイ6はロツクされ
ている。また中央のクロスメンバー4の突出端4
a,4bにはマウントタワー11,24が取付け
られており、該マウントタワー11,24によつ
てバツテリトレイ6は車体フレーム3に対して固
定保持され、又マウントタワー11,24の上端
のマウントラバー17,23はそれぞれ車室フロ
ア2の突条部2a下面と当接して車室フロア2を
支持している。
収納状態では、バツテリ7を収納するバツテリト
レイ6は車室フロア2と車体フレーム3との間に
収容されている。そしてロツク装置26において
は、フツク28とバツテリトレイ6のストライカ
30とが係合し、バツテリトレイ6はロツクされ
ている。また中央のクロスメンバー4の突出端4
a,4bにはマウントタワー11,24が取付け
られており、該マウントタワー11,24によつ
てバツテリトレイ6は車体フレーム3に対して固
定保持され、又マウントタワー11,24の上端
のマウントラバー17,23はそれぞれ車室フロ
ア2の突条部2a下面と当接して車室フロア2を
支持している。
そしてバツテリ7を交換するためバツテリ7を
自動車1から取外す場合、まず車体の右側におい
て、調節部材16の回動ナツト20を回してボル
ト18を下げ、マウントラバー17を車室フロア
2の突条部2a下面から離す。次にボルト15a
を外して取付ブラケツト15をバツテリトレイ6
のブラケツト10から外すとともに、ボルト14
a,ナツト14bの螺合を解除し、マウントタワ
ー11のスライドパイプ13をクロスメンバー4
の右側の突出端4aから取外す。そしてロツク装
置26の操作ノブ34を引張ると、レバー31は
ばね部材32のばね力に抗してB方向と逆方向に
回動し、レバー31とフツク28との係合が解除
され、フツク28はばね部材29のばね力によつ
て矢印A方向に回動し、フツク28とストライカ
30との係合が解除される。このようにマウント
タワー11を取外し、ロツク装置26のロツクを
解除した後、バツテリトレイ6を車体の右側に引
張り出し、古いバツテリ7をバツテリトレイ6か
らおろし、新しいバツテリ7をバツテリトレイ6
に載置する。
自動車1から取外す場合、まず車体の右側におい
て、調節部材16の回動ナツト20を回してボル
ト18を下げ、マウントラバー17を車室フロア
2の突条部2a下面から離す。次にボルト15a
を外して取付ブラケツト15をバツテリトレイ6
のブラケツト10から外すとともに、ボルト14
a,ナツト14bの螺合を解除し、マウントタワ
ー11のスライドパイプ13をクロスメンバー4
の右側の突出端4aから取外す。そしてロツク装
置26の操作ノブ34を引張ると、レバー31は
ばね部材32のばね力に抗してB方向と逆方向に
回動し、レバー31とフツク28との係合が解除
され、フツク28はばね部材29のばね力によつ
て矢印A方向に回動し、フツク28とストライカ
30との係合が解除される。このようにマウント
タワー11を取外し、ロツク装置26のロツクを
解除した後、バツテリトレイ6を車体の右側に引
張り出し、古いバツテリ7をバツテリトレイ6か
らおろし、新しいバツテリ7をバツテリトレイ6
に載置する。
バツテリ7を載置したバツテリトレイ6を車室
フロア2の下側に収納する場合は、バツテリトレ
イ6を車体左側方に向けて押し込み、バツテリト
レイ6の左側のフランジ6aの切り欠き9内面及
びブラケツトの凹部の内面とマウントタワー24
の本体25外周面とを当接させる。するとバツテ
リトレイ6のストライカ30が再びロツク装置2
6のフツク28と係合し、操作ノブ34を元に戻
すと、レバー31がばね部材32のばね力によつ
てB方向に回動してフツク28と係合し、ロツク
装置26はバツテリトレイ6をロツクする。次に
マウントタワー11のスライドパイプ13をクロ
スメンバー4の右側の突出端4aに装着してボル
ト14a、ナツト14bによつて固定し、又取付
ブラケツト15をボルト15aによつてバツテリ
トレイ6のブラケツト10に取付け、左、右両側
のマウントタワー11,24によつてバツテリト
レイ6を車体フレームに固定保持する。そして最
後に、調節部材16の回動ナツト20を回してブ
ラケツト19及びマウントラバー17を押し上
げ、マウントラバー17上面と車室フロア2の突
条部2a下面とを当接させる。
フロア2の下側に収納する場合は、バツテリトレ
イ6を車体左側方に向けて押し込み、バツテリト
レイ6の左側のフランジ6aの切り欠き9内面及
びブラケツトの凹部の内面とマウントタワー24
の本体25外周面とを当接させる。するとバツテ
リトレイ6のストライカ30が再びロツク装置2
6のフツク28と係合し、操作ノブ34を元に戻
すと、レバー31がばね部材32のばね力によつ
てB方向に回動してフツク28と係合し、ロツク
装置26はバツテリトレイ6をロツクする。次に
マウントタワー11のスライドパイプ13をクロ
スメンバー4の右側の突出端4aに装着してボル
ト14a、ナツト14bによつて固定し、又取付
ブラケツト15をボルト15aによつてバツテリ
トレイ6のブラケツト10に取付け、左、右両側
のマウントタワー11,24によつてバツテリト
レイ6を車体フレームに固定保持する。そして最
後に、調節部材16の回動ナツト20を回してブ
ラケツト19及びマウントラバー17を押し上
げ、マウントラバー17上面と車室フロア2の突
条部2a下面とを当接させる。
以上のような本実施例のバツテリ収納装置で
は、左、右のマウントタワー11,24によつて
バツテリ7を車体フレーム3に固定保持するとと
もに、ロツク装置26によつてバツテリ7をロツ
クしているので、走行振動等がバツテリ7に伝わ
つても、バツテリ7はガタガタ振動することはな
く、強固に固定される。
は、左、右のマウントタワー11,24によつて
バツテリ7を車体フレーム3に固定保持するとと
もに、ロツク装置26によつてバツテリ7をロツ
クしているので、走行振動等がバツテリ7に伝わ
つても、バツテリ7はガタガタ振動することはな
く、強固に固定される。
また一般に、車室フロア2と車体フレーム3と
の間にバツテリ収納装置5を設けるために大きな
空間を設けると、車室フロア2の強度は弱くなる
おそれがあるが、本実施例のバツテリ収納装置で
はバツテリ7を固定するためのマウントタワー1
1,24の上端にマウントラバー17,23を設
け、このマウントラバー11,23を車室フロア
2の突条部2a下面と当接し、車室フロア2を車
体フレーム3に対して支持しているので、車室フ
ロア2は強固な構造となつている。
の間にバツテリ収納装置5を設けるために大きな
空間を設けると、車室フロア2の強度は弱くなる
おそれがあるが、本実施例のバツテリ収納装置で
はバツテリ7を固定するためのマウントタワー1
1,24の上端にマウントラバー17,23を設
け、このマウントラバー11,23を車室フロア
2の突条部2a下面と当接し、車室フロア2を車
体フレーム3に対して支持しているので、車室フ
ロア2は強固な構造となつている。
また、調節部材16の回動ナツト20を回して
マウントラバー11を車室フロア2の突条部2a
下面と当接させる際に、マウントラバー17のブ
ラケツト19の透孔19aをボルト18のねじ部
18bの外径に比べて大きく形成し、しかもボル
ト18の頭部18a下面とブラケツト19の透孔
19a周縁とを当接させるようにしているので、
マウントラバー17には回動ナツト20による回
転力がほとんど作用せず、マウントラバー17が
車室フロア2に当接し始めても、マウントラバー
17がねじれることはなく、したがつてマウント
ラバー17にはほとんど摩耗が生じない。
マウントラバー11を車室フロア2の突条部2a
下面と当接させる際に、マウントラバー17のブ
ラケツト19の透孔19aをボルト18のねじ部
18bの外径に比べて大きく形成し、しかもボル
ト18の頭部18a下面とブラケツト19の透孔
19a周縁とを当接させるようにしているので、
マウントラバー17には回動ナツト20による回
転力がほとんど作用せず、マウントラバー17が
車室フロア2に当接し始めても、マウントラバー
17がねじれることはなく、したがつてマウント
ラバー17にはほとんど摩耗が生じない。
なお上記実施例ではバツテリトレイを摺動自在
としたが、これは固定してもよい。また上記実施
例ではバツテリをバツテリトレイに載置収容する
ようにしたが、バツテリを車体フレーム及びクロ
スメンバー上に載置するようにしてもよい。
としたが、これは固定してもよい。また上記実施
例ではバツテリをバツテリトレイに載置収容する
ようにしたが、バツテリを車体フレーム及びクロ
スメンバー上に載置するようにしてもよい。
さらに上記実施例ではマウントタワーをクロス
メンバーの突出端に取付けるようにしたが、これ
は直接車体フレームに取付けるようにしてもよ
い。また上記実施例ではマウントタワーをクロス
メンバーに固定するようにしたが、これは回動自
在に枢着してもよいものである。
メンバーの突出端に取付けるようにしたが、これ
は直接車体フレームに取付けるようにしてもよ
い。また上記実施例ではマウントタワーをクロス
メンバーに固定するようにしたが、これは回動自
在に枢着してもよいものである。
以上のように本考案によれば、車体フレームの
一部にマウントタワーの下端を取付けるととも
に、このマウントタワーの上端に調節部材を介し
てマウントラバーを取付け、このマウントラバー
を車室フロア下面に当接させるようにしたので、
バツテリを確実に固定保持でき、しかも車室フロ
アを強固に支持できるバツテリ収納装置が得られ
る効果がある。
一部にマウントタワーの下端を取付けるととも
に、このマウントタワーの上端に調節部材を介し
てマウントラバーを取付け、このマウントラバー
を車室フロア下面に当接させるようにしたので、
バツテリを確実に固定保持でき、しかも車室フロ
アを強固に支持できるバツテリ収納装置が得られ
る効果がある。
第1図は本考案の一実施例によるバツテリ収納
装置を有する電気自動車の概略斜視図、第2図は
上記装置の要部斜視図、第3図a及びbは上記装
置におけるマウントタワーの断面側面図及び断面
正面図、第4図は上記装置の一部断面側面図、第
5図は上記装置におけるロツク装置の概略構成図
である。 1……電気自動車、2……車室フロア、3……
車体フレーム、5……バツテリ収納装置、6……
バツテリトレイ(載置台)、7……バツテリ、1
1……マウントタワー、16……調節部材、17
……マウントラバー。
装置を有する電気自動車の概略斜視図、第2図は
上記装置の要部斜視図、第3図a及びbは上記装
置におけるマウントタワーの断面側面図及び断面
正面図、第4図は上記装置の一部断面側面図、第
5図は上記装置におけるロツク装置の概略構成図
である。 1……電気自動車、2……車室フロア、3……
車体フレーム、5……バツテリ収納装置、6……
バツテリトレイ(載置台)、7……バツテリ、1
1……マウントタワー、16……調節部材、17
……マウントラバー。
Claims (1)
- 電気自動車の車体フレームと車室フロアとの間
に設けられバツテリを載置する載置台と、その下
端が上記載置台近傍の車体フレームの一部に取付
けられ上記バツテリを上記車体フレーム上に固定
保持するマウントタワーと、該マウントタワーの
上端にその上下位置を調節するための調節部材を
介して取付けられ上記車室フロア下面に当接して
上記マウントタワーとともに上記車室フロアを上
記車体フレームに対し固定支持するマウントラバ
ーとを備えたことを特徴とする電気自動車のバツ
テリ収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3479381U JPS6143613Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3479381U JPS6143613Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57147113U JPS57147113U (ja) | 1982-09-16 |
JPS6143613Y2 true JPS6143613Y2 (ja) | 1986-12-09 |
Family
ID=29832086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3479381U Expired JPS6143613Y2 (ja) | 1981-03-11 | 1981-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143613Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3406074B2 (ja) * | 1994-08-23 | 2003-05-12 | 国立環境研究所長 | 電気自動車用シャーシフレーム |
JP5728927B2 (ja) * | 2010-12-16 | 2015-06-03 | いすゞ自動車株式会社 | トレーラ |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP3479381U patent/JPS6143613Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57147113U (ja) | 1982-09-16 |
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