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JPS6141654A - 車両用推進制御装置 - Google Patents

車両用推進制御装置

Info

Publication number
JPS6141654A
JPS6141654A JP16359784A JP16359784A JPS6141654A JP S6141654 A JPS6141654 A JP S6141654A JP 16359784 A JP16359784 A JP 16359784A JP 16359784 A JP16359784 A JP 16359784A JP S6141654 A JPS6141654 A JP S6141654A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
boost
valve
slip
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16359784A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Wakata
若田 秀雄
Kazutoshi Yogo
和俊 余語
Toshihiro Takei
竹井 敏博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP16359784A priority Critical patent/JPS6141654A/ja
Publication of JPS6141654A publication Critical patent/JPS6141654A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/48Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition connecting the brake actuator to an alternative or additional source of fluid pressure, e.g. traction control systems
    • B60T8/4809Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems
    • B60T8/4827Traction control, stability control, using both the wheel brakes and other automatic braking systems in hydraulic brake systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/44Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition co-operating with a power-assist booster means associated with a master cylinder for controlling the release and reapplication of brake pressure through an interaction with the power assist device, i.e. open systems
    • B60T8/445Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition co-operating with a power-assist booster means associated with a master cylinder for controlling the release and reapplication of brake pressure through an interaction with the power assist device, i.e. open systems replenishing the released brake fluid volume into the brake piping

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、車両用推進制御装置に関するものであり、特
に、発進時及び加速時に発生する過大なスリップを押え
ることにより、車両の安定走行が確保でき、しかも加速
性が向上できるようにした車両用推進制御装置に関する
[従来の技術] 従来、たとえば、特開昭58−16948号公報に示さ
れる如く、車両が加速時または発進時に駆動輪のスリッ
プ状態に応じてブレーキ液圧を制御し駆動輪のスリップ
を押える車両用推進2111 all !置が種々提案
されている。
[B明が解決しようとする問題点] ところで、車両用推進制御装置は、通常のブレーキ液圧
装置と一緒に設けられることが多くなっているが、従来
の車両用推進tiIJIIl装置は専用のブレーキ液圧
源や専用のブレーキ液圧制御弁などが必要で通常のブレ
ーキ液圧IIJII装置に大幅な改変を加えることを要
し、その弁構造が複雑化すると共に取付はスペースも大
きくなり、Ii最も重くなる。などの問題点があった。
本発明は、このような従来技術の問題点に着目してなさ
れたもので、あり、本発明は通常のブレーキ液圧制御装
置にわずかの改変を加えることによって構成し得る車両
用推進制御装置を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するためになされた本発明は、第1図
に示す如く、 車輪のスリップ状態に応じた信号を発生するスリップ検
出手段すと、 スリップ検出手段すからの信号に基づいてスリップ判定
を行ないブレーキ液圧制御信号を発生する電子制御装置
Cと、 マスタシリンダgとホイールシリンダi、jとの間に設
けられ、前記制御信号に応じてホイールシリンダ1.j
のブレーキ液圧を少なくとも増圧モードと減圧モードと
に切替えて制御するブレーキ液圧制御弁eと、 マスタシリンダ9への増力作用を行なう液圧ブースタh
と、 ブレーキ操作時に液圧ブースタhにブレーキ圧液を供給
する補助圧力Iffと、 を備えた車両用推進IIJIllVLHにおいて、前記
電子制御装置FCに、 ブレーキペダルにの踏込み状態を検知する変位センサa
からの信号に基づきブレーキペダルkが踏込まれていな
いことが判定され、かつ駆動輪のスリップが所定値以上
と判定されたときに、液圧ブースタh内のブースト圧を
所定レベルに増圧、モードに切換えるべくブレーキ液圧
弁制御信号を出力する推進制御手段dを設け、 さらに、前記ブースト圧制御信号に応じて液圧ブースタ
h内のブースト圧を増圧・減圧・保持の各モードに切換
えるブースト圧制御弁立を液圧ブースタhと補助圧力m
tとの間に設けてなるものである。
[実施N] 以下、本発明の一実施例を図面に塁づいて詳細に説明す
る。
第2図は本発明の第1実施例を示す液圧回路図であり、
車両用推進制御装置と共にアンチスキッド制御装置を備
えている。なお、後輪W2.L、W2Rを駆動輪として
いる。
第2図において、1はブレーキペダルであり、液圧ブー
スタ13を介してマスタシリンダ2のプライマリピスト
ン2aを押圧可能としてる。マスタシリンダ2内には、
両側面に圧縮コイルバネ2d、2gにより押圧されたセ
コンダリピストン2bが設けられ、室2r、2cが形成
されいる。室2Cは左右後輪W2L、W2Hのホイール
シリンダ4L14Rと連通し、室2fは左右前輪WI 
L。
WIRのホイールシリンダ3L、3Rと連通している。
さらに、室2Cとブラマリピストン2aに近接したボー
ト2hと、室2fのセコンダリピストン2bに近接した
ボート21はリザーバ12と連通している。左右後輪W
2L%W2Rへのブレーキ液供給シリンダとなる室2c
は、3ボ一ト2位置切換弁10R,逆止弁6R12個の
逆止弁9L、9R,2個の2ボ一ト2位隨切換弁7L1
7Rを介してそれぞれ2個のホイールシリンダ4L。
4Rと連通されている。
すなわち、左右後輪へのブレーキ液供給シリンダとなる
室2Cは、ボート2kに連結された管路により3ボ一ト
2位置切換弁10Rの1つのボートに連通され、さらに
他のボートに接続された管τ 路は2つに分岐され、それぞれ2個の2ボ一ト2位置切
換弁7L、7Rを介して左右後輪のホイールシリンダ4
L、4Rに連通されている。なお、切換弁10Rを有す
る前記管路には、ホイールシリンダ4L、4Rに向う方
向を順方向とする逆止弁6Rを有する管路が絞列に接続
されている。
一方、左右前輪W1 L、WlRへのブレーキ液供給シ
リンダとなる室2fは、前記室2cの場合と同様にして
、ホイールシリンダ3L、3Rに接続されている。
なお、2ボ一ト2位置切換弁7L、7R,5L。
5Rと各ホイールシリンダ4L、4R,3L、3Rとを
それぞれ連通する管路から分岐され、リザーバ12に連
通する管路には、それぞれ2ボ一ト2位置切換弁18L
118R,19L、19Rが接続されている。
液圧ブースタ13のブースト室1゛3eは3ボ一ト2位
1切換弁15を介してリザーバ12およびアキュムレー
タ17に連通されている。すなわち、液圧ブースタ13
のボート13aは3ボ一ト2位置切換弁15の1つのボ
ートに接続され、他の2つのボートはそれぞれリザーバ
12へ向う管路と、アキュムレータ17へ向う管路が接
続され、切換弁15はボート13aからアキュムレータ
17に連通ずる位置と、ボート13aからリザーバ12
に連通する位置と、全ポートを遮断する位置とに切換え
可能とされている。また、液圧ブースタ13のボート1
3.cは逆止弁11L、11Rを介して、それぞれ3ボ
一ト2位置切換弁10L、10Rに連通されている。
さらに、リザーバ12にたくわえられたブレーキ液は、
モータ駆動の油圧ポンプ16にストレーナを介して吸込
側としてつながり、吐出側はアキュムレータ17により
、吐出圧力が175〜200kMcn!に保たれている
。この吐出側は、前述のようにブースト圧制御弁として
の3ボ一ト2位置切換弁15を介して液圧ブースタ13
に接続され、ざらに前記吐出側と3ボ一ト2位置切換弁
15との間にアキュムレータ17が接続されている。
また、3ポ一ト2位置切換弁10Rの3つのボートはそ
れぞれマスタシリンダ2.2ボ一ト2位置切換弁7L、
7R,液圧ブースタ13と連通しており、電子制御装f
lit (ECU) 74 (第2図では図示せず)か
らの信号に従って、3ポ一ト2位置切換弁7L、7Rを
マスタシリンダ2あるいは液圧ブースタ13と連通させ
る。2ボ一ト2位置切換弁18L、18Rは、それぞれ
ホイールシリンダ4m、4Rと2ポ一ト2位置切換弁7
L、7Rとを接続する管路に一端が接続され、他端がリ
ザーバ12に連通ずる管路に接続された管路をECUか
らの信号に基づき遮断もしくは連通させる。
一方、3ボ一ト2位置切換弁10Lも1oRの場合と同
様にそれぞれマスタシリンダ2.2ボ一ト2位置切換弁
5L、5R,液圧ブースタ13と連通し、ECU74か
らの信号に従って、切換弁10Lをマスタシリンダ2あ
るいは液圧ブースタ13と連通させる。切換弁19L、
19Rについても切換弁18L118Rの場合と同様に
それぞれ切換弁5Lとホイールシリンダ3L、切換弁5
Rとホイールシリンダ3Rとを連通する管路と、リザー
バ12に接続された管路との因に設けられた管路を連通
もしくは遮断させる。
すなわち、ECU74からの信号が切換弁10Rに加え
られ、第2の位置にあり、さらに各切換弁7L、7R,
18L、18RはONされておらず第1の位置にあると
、ホイールシリンダ4L、4Rは液圧ブースタ13と連
通する。前記信号が加えられないときには切換弁10R
は第1の位置にあり、ホイールシリンダ4L、4Rと液
圧ブースタ13との連通が遮断され、ホイールシリンダ
4L、4Rはマスタシリンダ2のボート2kに連通ずる
。切換弁10Lの場合も同様にして切換えられることが
可能である。
次にTi飯倍信号系統って説明する。
まず、センサとしては、液圧ブースタ13のブースト室
13e内にブースト室13e内の圧力を測定する圧力セ
ンサ13bと、ブツシュロッド1aの変位を測定する変
位センサ14とが配線され、図示されていない電子制御
ユニット(以下ECUと呼ぶ)に接続される。またアキ
ュムレータ17には、アキュムレータ内の液圧即ち吐出
圧力の上下限設定値に対応して信号を出す圧力スイッチ
がECIJに接続されている。
さらに、第2図では図示されていないが後輪(駆動輪)
、前輪(従動輪)には、それぞれ駆動輪速度センサ、従
動輪速度センサが設けられている。
次に、電子制O1I装置(ECU)74について説明す
る。第3因に置いて70は駆動輪速度を検出する駆動輪
速度センサ、72は従動輪速度を検出する従動輪速度セ
ンサ、14はブレーキペダルの踏込み状態を検知する変
位センサであり、13bは液圧ブースト内の液圧を検知
する圧力センサであり、74は車輪のスリップ状態に基
づいてスリップ判定をする演算処理を行ないIIItI
l信号を出力するマイクロコンピュータからなる電子制
御装置(EC(J)、75はECLJからの信号により
ホイールシリンダに加えられるブレーキ液圧をIIlw
Jすする液圧制御弁である。そして、E174において
76はスリップ判定等の演算を行なう中央処理ユニット
(以下CPUと呼ぶ。)、77は速度センサ70.72
のパルス数を計数するカウンタ、78は速度センサ70
.72、変位センサ14、圧力センサ13bの信号を入
力する入力ボート、79は演算結果等を一時的に記憶す
るランダムアクセスメモリく以下RAMと呼ぶ。)、8
0は演算プログラムや1lllIIデータを記憶してい
るリードオンリーメモリ(以下ROMと呼ぶ。)、82
は液圧制御弁75、駆動モータ20、ブースト圧制御弁
83へ制御信号を出力する出力ボートである。
εCLI74は、速度センサ70及び72の速度信号か
ら走行状態を検出し、当該走行状態に応じてスリップ判
定を行いスリップ発生時には、液圧制御弁75に対し、
スリップ状態に応じた制御信号を出力し、駆動輪のホイ
ールシリンダ4L14Rに加えられるブレーキ液圧を制
御し、スリップを抑えるよう出力ボート82より指令す
る。
さらに、ECU74には、プレキベダルの踏込み状態を
検知する変位センサからの信号に基づきブレーキペダル
が踏込まれていないことが判定され、かつ駆動輪のスリ
ップが所定値以上と判定されたときに、液圧ブースタ内
のブースト圧を所定レベルに増圧、保持すべくブースト
圧制御信号を出力すると共に従動輪のホイールシリンダ
内のブレーキ液圧を保持モードに切換えるべくブレーキ
液圧弁制御信号を出力する推進制御手段が設けられてい
る。
上記構成において、駆動輪速度センサ70.従動輪速度
センサ72がスリップ検出手段すに相当し、ブレーキ液
圧制御弁(以下単に液圧制御弁という。)75には、前
記実施例の切換弁5L15R17L、7R,10L11
0R,18L、18R,19L、19Rが相当し、ブー
スト圧υ制御弁83には切換弁15が相当し、補助液圧
源fには、アキュムレータ17および液圧ポンプ16が
相当する。
以下第2図に従って本実施例の作動について説明する。
(1)通常ブレーキ時 運転者が車を停止させようとし゛C1ブレーキペダル1
を踏むと、変位センサ14からブツシュロッド1aの変
位がECUに送られる。するとECUでは、変位に応じ
たブースト圧力をブースト空13e内に発生させ、増力
礪溝の役割をさせるために3ボ一ト3位置切換弁15を
第3の位置に動かす。すると、ポンプの吐出圧力即ちア
キュムレータ17に蓄圧されたブレーキ液がブースト室
13eに送り込まれ、ブースト室13e内の圧力を上昇
させる。この圧力を圧力センサ13bでモニタし、EC
IJ内で変位に応じた圧力が計算され、その圧力に達し
たことが圧力センサ出力より判定されれば3ポ一ト3位
置切換弁15は第2の位置に動かされ、ブースト; 1
3 、内の圧力は保持される。そして次にペダル1から
足を上げてブレーキをゆるめようとすると、同様に変位
センサ14の出力に応じた圧力が演算され、3ボ一ト3
位置切換弁15は第1の位置に戻され、ブースト室13
e内のブレーキ液が3ボート3位置切換弁15を介して
、リザーバ12に戻されこのように変位センサ14の出
力に応じた圧力がECLIで計算設定され、3ボ一ト3
位置切換弁15を切りかえ、圧力センサ13bでその圧
力をフィードバックし3ボ一ト3位貿切換弁15の動き
を制御し、ペダルストロークに対応して設定されだ液圧
のブースト圧をえることができる。すなわち、切換弁1
5はECUからの信号に応じて、ブースト圧を増圧、減
圧、保持の各モードに制御できる。
ここで、もしポンプが故障してブースト圧力が発生出来
なくても、ブレーキペダル1を直接踏む力により、プラ
イマリピストン2a、セコンダリピストン2bを動かす
ことが出来るため、通常の真空方式のブースタと同様な
フェールセーフが可能となっている。
続いて以下に、ホイールシリンダへの圧力伝達について
説明する。
運転者がブレーキペダル1を踏むと、上記の油圧ブース
ト機構が働き、ペダル踏力が軽減される。
そして、ブツシュロッド1aに押圧されたプライマリピ
ストン2aは、ざらにセコンダリピストン2bを押すこ
とにより、ボート2h、2iがとじられた時点から、’
!20.2fのブレーキ液はマスタシリンダより送り出
される。以下の説明において、室2fは前輪、室2Cは
後輪用と2系統に分けられてはいるが、後輪用は前輪に
対してほとんど同じ説明となるため、以下は前輪につい
てのみ代表で説明する。
さて、室2fから押し出されたブレーキ液は、3ボ一ト
2位は切換弁10Lと逆止弁6Lの両方を通り、1つに
合流し、2ボ一ト2位置切換弁5L、5Rが、第1の位
置にあるため、この2ボ一ト2位置切換弁内を通り、ホ
イールシリンダ3L。
3Rに達し、ホイールシリンダ3L13R内の圧力を上
昇させ、ブレーキが作用する。そしてホイールシリンダ
内の圧力を下げるには、ブレーキペダル1をゆるめるこ
とにより1、ホイールシリンダ内のブレーキ液は、2ポ
一ト2位置切換弁5m。
5R13ボ一ト2位置切換弁10Lの経路と、逆止弁8
L、8Rの経路とを通って室2fへ戻る。
またポンプ側について以下説明する。
ポンプ16のON、OFFは圧力スイッチからの入力を
ECIJで判断し、圧力がある設定圧より低くなると、
ポンプ16の駆動モータ20に電流を流し、ポンプを動
かし、ある設定圧に達すると、電流を切る。従って、ア
キュムレータ17には常にある範囲の圧力(例えば17
5〜200kMcni)にブレーキ液が蓄圧されている
(11)スリップ制御時 次に、発進時、加速時あるいは旋回時等に駆動輪がスリ
ップしたときのスリップ制御の作動を説明する。この場
合、車両は後輪駆動車、すなわち、後輪が駆動輪、前輪
が従動輪の場合について説明する。
いま、駆動輪に過大なスリップが発生した場合、車速セ
ンサからの信号を受けたECUが駆動輪のスリップを検
出し、スリップを抑えるために、3ボ一ト3位置切換弁
15.2ポ一ト2位置切換弁5L15Rを主に制御する
。スリップ時には、駆動輪のみにブレーキを作動させる
ために、従動輪側のホイールシリンダ3L、3Rにブレ
ーキ圧がかからないように2ボ一ト2位置切換弁5L1
5Rを第2の位置にしてマスタシリンダ2の空2fの圧
力をカットした後、駆動輪側のホイールシリンダ4し、
4Rにブレーキ圧がかかるように、3ボ一ト3位置切換
弁15を制御する。すなわち、マスタシリンダ2の室2
Cに圧力を発生させるため、ブースト室13eの圧力を
上げる。そのため、3ボ一ト3位置切換弁15を第3の
位置にしてアキュムレータ17の高圧液をブースト室1
3eに導いて、ブレーキ圧を発生させる。この場合、E
CUはブースト室13eの圧力を圧力センサ13bによ
って検出し、スリップ状態に適した圧力になるよう、3
ボ一ト3位置切換弁15を適宜切換えて制御する。
その結果、駆動輪にブレーキがかけられるためスリップ
は抑えられる。また、従動輪にはブレーキがかからない
ため、車両が減速されることはない。
次に、スリップ制御部分の詳細な動作を第4図のフロー
チャートにより説明する。
ECLIにおいて、スリップ制御の処理に入ると、まず
ステップ100にて従動輪速度v■を演算し、次にステ
ップ101にて駆動輪速度VWを演算す定し、ブレーキ
ペダルが踏込まれていないときはステップ103に進み
、−スリップ判定レベルvTを作成する。ここでは、車
体速度に相当する従動輪速度をに倍(K−1,1〜2)
して、さらに所定速度Vo (vo−0〜25km/h
 )を加えルコとによってスリップ判定レベルVTを作
る。すなわち、V−r −K X V V + V o
 テa ’O、コ17) V丁ヲlk単にして、駆動輪
速度VWを1ullすることによって、最適なスリップ
率に抑えられる。そして、ステップ104にて上記のよ
うに駆動輪速度VWとスリップ判定レベルvTを比較し
、yw>v丁でスリップ有りと判定された場合にはステ
ップ105に進み、2ボ一ト2位置切換弁5L15Rを
ONにして第2の位置すなわち遮断状態として、マスタ
シリンダ2の空2fの圧力がホイールシリンダ3L、3
Rに加わらないようにした後、ステップ106にてブー
スト室13eの圧力P8 が所定lli[Pl(例えば
P’+−30に9/aA)になるよう、3ボ一ト3位置
切換弁15を制御し、後輪のホイールシリンダ4L、4
Rにブレーキ液を送り後輪にブレーキを掛けた後、ステ
ップ100に戻る。
一方、ステップ104にてVW≦■□であり、スリップ
が無いと判定された場合は、ステップ107に進み、ブ
ースト圧PBが大気圧(÷0)になるよう、3ボ一ト3
位置切換弁15の制御を開始し、ステップ108にてブ
ースト圧P8が大気圧すなわちP、  ÷0になったか
どうかを判定し、PB*0になれば、ステップ109に
て2ボ一ト2位置切挨弁5L、5RをOFFにして第1
の位置すなわち通常の状態である連通状態にして、一方
、P、÷0でないときすなわち大気圧より高いときには
、2ポ一ト2位置切換弁5m、5Rをそのままの状態と
して、ステップ10oに戻る。また、ステップ102に
てブレーキペダルが踏込まれていると判定された場合に
シさ、ステップ110に進み、アンチスキッドIIIJ
IIIを行いステップ100に戻る。
(iii )アンチスキッド113111時次にアンチ
スキッド制御時の作動について説明する。前記した通常
ブレーキ時と同様な作動でホイールシリンダ3L、3R
,4L、4R内の圧力が上昇し、車輪がロックされよう
とすると、車輪速度検出センサからの信号を受けたEC
LIがロック状態を検出し、3ポ一ト2位置切換弁10
L。
10R,2ボ一ト2位置切換弁5L、5R,7L、7R
118L、18R119L、19Rを制御して、ホイー
ルシリンダ3L、3R,4L、4R内の圧力を下げ、車
輪のスリップ率を約20%に抑える。
従来、アンチスキッドIIJ111装置と推進シリ御装
置とを備えた車両においては、アンチスキッド制御装置
に使用されている液圧制御弁、液圧ポンプ、アキュムレ
ータ、センサ等のほかに別個に推進制御ill装置専用
の液圧制御弁、液圧ポンプ、アキュムレータ、センサ等
が必要であり、その分構造が複雑で、重量も重く、取り
つけスペースも大きくなり、生産コストも高くなるなど
の難点があった。
しかるに、本発明の前記実施例によれば、従来のアンチ
スキッド制御装置にわずかの改変を加え、液圧制御弁、
液圧ポンプ、アキュムレータなどの構成部品を完全に共
用させることにより、構造簡単、11量軽減、取付スペ
ースの減少および生産コストの軽減を図り得るアンチス
キッド制御装置を備えた車両用推進制御装置を構成する
ことが可能となる。すなわち、前記実施例では、ブース
ト圧制御弁としての3ボ一ト3位置切換弁を液圧ブース
タと補助圧力源との間に設けると共に推進制御手段とし
ての電子回路をECU74に付加するだけで、上記難点
を解消することができる。
なお、第4図のフローチャートで説明したように、アン
チスキッド制御とスリップ制御は、変位センサの0N−
OFFすなわちブレーキペダルが踏込まれているかどう
かによって分岐するため、両者が干渉することはない。
以上述べてきたように、駆動輪にスリップが発生しても
、3ボ一ト3位HI77換弁15を制御して、ブースト
空13eの圧力を上げて、駆酵輪のホイールシリンダ4
L14Rにブレーキをかけて、スリップが抑制出来るた
め、スリップによる横滑り、加速不良等を未然に防ぐこ
とが可能となる。また、従動輪のホイールシリンダ3m
、3Rにはブレーキ圧が加わらないなめ1.車両が減速
されることはない。
また、通常の構成で液圧ブースタを使用する場合は、ア
キュムレータ17の高圧を3ボ一ト2位置切換弁10R
を通じてホイールシリンダ4L14Rにブレーキをかけ
ようとしても、逆止弁9L、9Rを介してマスタシリン
ダ2の空2cおよびボート2hを通じて、リザーバ12
へ圧力が抜けるため、ブレーキがかがらないが、本実施
例では、ブースト圧制御用の3ポ一ト3位置切換弁15
を共用してマスタシリンダ2のブレーキ液圧をtlJ 
illしているため、ホイールシリンダ4L14Rにブ
レーキ圧をかけることが可能となる。
以上の実施例では、左右の駆動輪を同時に制御している
が、2ボ一ト2位置切換弁7L、7R。
18L、18Rあるいは3ボ一ト2位置切換弁10Rを
別個に駆動して、左右の駆動輪を独立に制御しても良い
。その結果、左右の路面*m係数が異なる場合、旋回時
等にスリップll1Ij御性はさらに向上される。また
、ディファレンシャルロックとしても用いられる。また
ブレーキによるスリップ制御に加え、エンジンあるいは
変速機、クラッチ等の制御を併用してスリップ制御を行
なっても良い。
また、本実施例では、車体速度として従動輪速度を用い
ているが、ドツプラ速度計等の対地速度計、あるいは車
体加速度センサ、第5輪等によって、車体速度を求めて
、スリップ判定を行なっても良い。また、駆動輪速度の
みを検出して、その変化量からスリップを判定すること
も可能である。
また、ステアリングセンサの信号に基づき、旋回時には
、スリップ判定レベル等の制御定数を変え、ても良い。
以上は前2輪、後2輪を別々にした2系統システムであ
ったが、右前輪と左後輪、左前輪と右後輪の組合せとな
るX配管の2系統システムでも同様に制御できる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明はこ
のような実施例に回答限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しないII囲内において種々なる態様で実
施し得ることは勿論である。
〔発明の効果J 以上詳記したように本発明によれば、従来の液圧ブース
タを有する車両用推進制御装置に、前記液圧ブースタと
補助圧力源とを連通ずる流路にブースト圧を少なくとも
増圧、減圧の各モードに制御するブースト圧01m弁を
設けると共に、ブースト圧!11rllJ弁と液圧Il
!lI御弁とを制御する推進制御手段を電子v!御装置
に設けるだけでよいので、従来のブレーキ液圧制御l′
i装置にわずがの改変を加えることにより構成できるこ
とから、構造が簡単となり、四mの軽減、取付はスペー
スの減少および生産コストの軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す説明図、第2図は本発明の
一実施例を示す液圧回路図、第3図は同実施例の電子制
御装置I(ECU>を示す説明図、第4図は同実施例の
作動を示すフローチャートである。 2・・・マスタシリンダ 3L、3R,4L、4R・・・ホイールシリンダ5L、
5R,7L17R,18LJ18R・・・2ボ一ト2位
置切換弁(液圧制御弁) 10L、10R・・・3ボ一ト2位置切換弁(液圧制御
弁) 15・・・3ボ一ト3位置切換弁(ブースト圧制御弁)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車輪のスリップ状態に応じた信号を発生するスリッ
    プ検出手段と、 スリップ検出手段からの信号に基づいてスリップ判定を
    行ないブレーキ液圧制御信号を発生する電子制御装置と
    、 マスタシリンダとホイールシリンダとの間に設けられ、
    前記制御信号に応じてホイールシリンダのブレーキ液圧
    を少なくとも増圧モードと減圧モドとに切替えて制御す
    るブレーキ液圧制御弁と、マスタシリンダへの増力作用
    を行なう液圧ブースタと、 ブレーキ操作時に液圧ブースタにブレーキ圧液を供給す
    る補助圧力源と、 を備えた車両用推進制御装置において、 前記電子制御装置に、 ブレーキペダルの踏込み状態を検知する変位センサから
    の信号に基づきブレーキペダルが踏込まれていないこと
    が判定され、かつ駆動輪のスリップが所定値以上と判定
    されたときに、液圧ブースタ内のブースト圧を所定レベ
    ルに増圧、保持すべくブースト圧制御信号を出力すると
    共に従動輪のホイールシリンダ内ブレーキ液圧を保持モ
    ードに切換えるべくブレーキ液圧弁制御信号を出力する
    推進制御手段を設け、 さらに、前記ブースト圧制御信号に応じて液圧ブースタ
    内のブースト圧を少なくとも増圧・減圧の各モードに切
    換えるブースト圧制御弁を液圧ブースタと補助圧力源と
    の間に設けたことを特徴とする車両用推進制御装置。
JP16359784A 1984-08-02 1984-08-02 車両用推進制御装置 Pending JPS6141654A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994022699A1 (de) * 1993-03-27 1994-10-13 Itt Automotive Europe Gmbh Hydraulische bremsanlage mit schlupfregelung
WO1997014590A1 (de) * 1995-10-19 1997-04-24 Itt Automotive Europe Gmbh Bremsanlage
WO1997018116A1 (de) * 1995-11-15 1997-05-22 Lucas Industries Public Limited Company Bremsanlage

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US6290307B1 (en) 1995-11-15 2001-09-18 Lucas Industries Public Limited Company Brake System

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