JPS6139060A - 多色画像形成方法 - Google Patents
多色画像形成方法Info
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- JPS6139060A JPS6139060A JP16083484A JP16083484A JPS6139060A JP S6139060 A JPS6139060 A JP S6139060A JP 16083484 A JP16083484 A JP 16083484A JP 16083484 A JP16083484 A JP 16083484A JP S6139060 A JPS6139060 A JP S6139060A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/01—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
- G03G15/0142—Structure of complete machines
- G03G15/0147—Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member
- G03G15/0152—Structure of complete machines using a single reusable electrographic recording member onto which the monocolour toner images are superposed before common transfer from the recording member
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
筑監分互
本発明は多色画像形成方法に関する。
丈來14
従来の多色画像形成方法は、1つの潜像担持体を複数回
回転させてその都度所定色の可視像を得るか、あるいは
複数の潜像担持体を用い、そのそれぞれに所定色の可視
像を得、これを同一転写紙に順次転写する方法が一般で
ある。ところが潜像担持体を複数回回転させれば1作像
工程を終了するまでに時間がかかり、逆に複数の潜像担
持体を用いれば、装置のコストが上昇し、かつ構造が大
型化する欠点を免れない。
回転させてその都度所定色の可視像を得るか、あるいは
複数の潜像担持体を用い、そのそれぞれに所定色の可視
像を得、これを同一転写紙に順次転写する方法が一般で
ある。ところが潜像担持体を複数回回転させれば1作像
工程を終了するまでに時間がかかり、逆に複数の潜像担
持体を用いれば、装置のコストが上昇し、かつ構造が大
型化する欠点を免れない。
また1つの潜像担持体を1回転させるだけで多色画像を
得る所謂ワンショット複写方式も提案されているが、従
来のこの方法では高品質な画像を得ることが困難である
。
得る所謂ワンショット複写方式も提案されているが、従
来のこの方法では高品質な画像を得ることが困難である
。
■
本発明は上記認識に基きなされたものであり、その目的
とするところは1つの潜像担持体を1回転させるだけで
高品質な多色画像が得られる多色画像形成方法を提供す
ることである。
とするところは1つの潜像担持体を1回転させるだけで
高品質な多色画像が得られる多色画像形成方法を提供す
ることである。
本発明は、カラースキャナによって原稿の読取り単位毎
にその色を判断し色情報を得る工程と、原稿画像に対応
する静電潜像を潜像担持体に形成する工程と、前記色情
報に基いて、色指定単位毎に静電潜像を1または複数の
色のトナーで現像する工程を包含する多色画像形成方法
によって上記目的を達成する。
にその色を判断し色情報を得る工程と、原稿画像に対応
する静電潜像を潜像担持体に形成する工程と、前記色情
報に基いて、色指定単位毎に静電潜像を1または複数の
色のトナーで現像する工程を包含する多色画像形成方法
によって上記目的を達成する。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明に係る方法を実施する作像装置の一例と
して複写機を示す。図示した複写機においては、潜像担
持体が無端ベルト状に形成された感光体1として構成さ
れ、この感光体1は3つのローラ2,3.4に巻き掛け
られて矢印六方向に駆動される。かかる感光体1として
はたとえばパンクロマチックな分光感度を有する。pc
(有機光導電体)を含む感光体等を適宜用いることが
できる。
して複写機を示す。図示した複写機においては、潜像担
持体が無端ベルト状に形成された感光体1として構成さ
れ、この感光体1は3つのローラ2,3.4に巻き掛け
られて矢印六方向に駆動される。かかる感光体1として
はたとえばパンクロマチックな分光感度を有する。pc
(有機光導電体)を含む感光体等を適宜用いることが
できる。
複写機の上部にはコンタクトガラス5が固設、され、そ
の上に複写すべき原稿6が載置されている。
の上に複写すべき原稿6が載置されている。
本例では説明の便宜上先ず第2図(a)に示す如く、赤
色画像R1緑色画像G、青色画像Bおよび黒色画像BL
が白の地肌Wに形成された原稿6を複写する場合につい
て説明する。
色画像R1緑色画像G、青色画像Bおよび黒色画像BL
が白の地肌Wに形成された原稿6を複写する場合につい
て説明する。
複写動作時には通常の複写機と同じくコンタクトガラス
5の下方に位置する光源7が走査移動しながら原稿6を
照明し、その反射光は同様に走査動するミラー8,9.
10で反射し、結像レンズ11を通り他のミラー12で
反射して感光体1に至り、ここに原稿画像を結像する。
5の下方に位置する光源7が走査移動しながら原稿6を
照明し、その反射光は同様に走査動するミラー8,9.
10で反射し、結像レンズ11を通り他のミラー12で
反射して感光体1に至り、ここに原稿画像を結像する。
このとき感光体1は矢印A方向に駆動され、帯電チャー
ジャ13によって予め所定の極性に一様に帯電されてい
るので、上記露光によって感光体1上には原稿画像に対
応する静電潜像が形成される(本例では感光体1の帯電
極性を負極性とし、帯電チャージャ13による帯電後の
表面電位を一700v程とする)。
ジャ13によって予め所定の極性に一様に帯電されてい
るので、上記露光によって感光体1上には原稿画像に対
応する静電潜像が形成される(本例では感光体1の帯電
極性を負極性とし、帯電チャージャ13による帯電後の
表面電位を一700v程とする)。
感光体1に形成された静電潜像は、第2図(c)に模式
的に示す如く、原稿6上の各画像R,G。
的に示す如く、原稿6上の各画像R,G。
B、BLに対応する赤潜像R1,緑潜像G1、青潜像B
1、および黒潮像BLIから成る。
1、および黒潮像BLIから成る。
一方、原稿6から感光体1までの光路中にハーフミラ−
14が介装され、上述の如く感光体1に達する光はハー
フミラ−14を透過するが、ここで反射した光は他の結
像レンズ15を通りカラースキャナ16に至る。これに
よりカラースキャナ16に原稿画像が結像され、原稿画
像の各色が判断される。
14が介装され、上述の如く感光体1に達する光はハー
フミラ−14を透過するが、ここで反射した光は他の結
像レンズ15を通りカラースキャナ16に至る。これに
よりカラースキャナ16に原稿画像が結像され、原稿画
像の各色が判断される。
カラースキャナ16としてはそれ自体公知な適宜な形式
のスキャナを用いることができるが、図示した例では第
1図の紙面に対して垂直な方向に配列された多数の受光
部を有するCCD17と、その各受光部に重畳された赤
フィルタ、緑フィルタ、青フィルタの3種のフィルタ1
7aとを有するカラースキャナが用いられ、各フィルタ
は上述した順に交互に配列されている。原稿6とCCD
17と感光体1の配置関係を第2図(a)、(b)、(
C)に模式的に示す。3つのCODを用い、各CCDの
受光部に赤、緑、青のフィルタをそれぞれ重畳したカラ
ースキャナ、CCDの代りに等倍センサを用いたスキャ
ナ等を用いてもよく、等倍センサを用いたときは、結像
レンズ15を省略することもできる。
のスキャナを用いることができるが、図示した例では第
1図の紙面に対して垂直な方向に配列された多数の受光
部を有するCCD17と、その各受光部に重畳された赤
フィルタ、緑フィルタ、青フィルタの3種のフィルタ1
7aとを有するカラースキャナが用いられ、各フィルタ
は上述した順に交互に配列されている。原稿6とCCD
17と感光体1の配置関係を第2図(a)、(b)、(
C)に模式的に示す。3つのCODを用い、各CCDの
受光部に赤、緑、青のフィルタをそれぞれ重畳したカラ
ースキャナ、CCDの代りに等倍センサを用いたスキャ
ナ等を用いてもよく、等倍センサを用いたときは、結像
レンズ15を省略することもできる。
上述したカラースキャナ16に原稿6からの光が入射す
ると、光は赤、緑、青の各フィルタをその性質に応じて
選択的に透過し、よってCCD17からの出力をCPU
18(第2図(b))に入力することによりそれ自体公
知の態様で原稿6を微小部分(読取り単位)毎に分けて
そのそれぞれの色を判断することができる。この色情報
はメモリ19(第2図(b))に記憶させる。上述した
原稿の読取り単位は適宜な大きさ、たとえば0.5 n
wn2に設定され、原稿がこの読取り単位の面積毎に分
けられてその色を判定される。
ると、光は赤、緑、青の各フィルタをその性質に応じて
選択的に透過し、よってCCD17からの出力をCPU
18(第2図(b))に入力することによりそれ自体公
知の態様で原稿6を微小部分(読取り単位)毎に分けて
そのそれぞれの色を判断することができる。この色情報
はメモリ19(第2図(b))に記憶させる。上述した
原稿の読取り単位は適宜な大きさ、たとえば0.5 n
wn2に設定され、原稿がこの読取り単位の面積毎に分
けられてその色を判定される。
他方、第1図に示すように感光体1のまわりにはその露
光位置よりも下流側に、2以上の、本例では4つの現像
器20,20a、20b、20cが感光体1の走行方向
に配設されている。ここに示した現像器は特開昭55−
84955号公報、あるいは特開昭58−66954号
公報に開示された所謂LIST方式の現像器を応用した
ものであり、各現像器は、感光体1に対置されて反時計
方向に回転駆動されるドナーローラ21,21 a、2
l b、 2 ICと、各ドナーローラに対置された
ドクター22゜22 a 、 22 b 、 22eと
マルチスタイラス23゜23a、23b、23cをそれ
ぞれ有している。
光位置よりも下流側に、2以上の、本例では4つの現像
器20,20a、20b、20cが感光体1の走行方向
に配設されている。ここに示した現像器は特開昭55−
84955号公報、あるいは特開昭58−66954号
公報に開示された所謂LIST方式の現像器を応用した
ものであり、各現像器は、感光体1に対置されて反時計
方向に回転駆動されるドナーローラ21,21 a、2
l b、 2 ICと、各ドナーローラに対置された
ドクター22゜22 a 、 22 b 、 22eと
マルチスタイラス23゜23a、23b、23cをそれ
ぞれ有している。
また本例では第1の現像器20のホッパには赤色トナー
RTが、第2の現像器20aのホッパには緑色トナーG
Tが、第3の現像器20bのホッパには青色トナーBT
が、最後の第4の現像器20Cのホッパには黒色トナー
BLTがそれぞれ収容されている。感光体1を挟んでド
ナーローラと反対側には位置決め板25が配置され、こ
れによって感光体1と各ドナーローラ21,21a、2
1b、21cの相対位置が規制される。
RTが、第2の現像器20aのホッパには緑色トナーG
Tが、第3の現像器20bのホッパには青色トナーBT
が、最後の第4の現像器20Cのホッパには黒色トナー
BLTがそれぞれ収容されている。感光体1を挟んでド
ナーローラと反対側には位置決め板25が配置され、こ
れによって感光体1と各ドナーローラ21,21a、2
1b、21cの相対位置が規制される。
各ドナーローラはたとえば直径36薗の導電性ゴムロー
ラから成り、各マルチスタイラス23,23a、23b
、23cは第3図および第4図に示す如くドナーローラ
の回転方向、ないしは感光体1の走行方向Aに対して横
の方向に千鳥状に配列されたたとえばニッケル板から成
る多数の電極針26と、これを固定するたとえばエポキ
シ樹脂から成る固定材27とから成る。
ラから成り、各マルチスタイラス23,23a、23b
、23cは第3図および第4図に示す如くドナーローラ
の回転方向、ないしは感光体1の走行方向Aに対して横
の方向に千鳥状に配列されたたとえばニッケル板から成
る多数の電極針26と、これを固定するたとえばエポキ
シ樹脂から成る固定材27とから成る。
第2図(d)に第1現像器20の各電極針26とドナー
ローラ21の関係を模式的に示しであるが、他の現像器
においても全く同様である。
ローラ21の関係を模式的に示しであるが、他の現像器
においても全く同様である。
ドクター22,22a、22b+ 22cには、感光体
1の帯電極性と同極性の、たとえば−100■の電圧が
印加され、このため、各ドナーローラ21.21a、2
1b、21cに担持されつつ各ホッパから送り出された
トナーに負極性の電荷が注入され、トナーはたとえば−
10乃至−20μc/g程に帯電される。またドクター
はホッパから送り出されるドナーローラ上のトナ一層の
厚みを、たとえば3′θμ(トナー粒径は約10μ程度
)の所定の厚みに規制する用もなす。
1の帯電極性と同極性の、たとえば−100■の電圧が
印加され、このため、各ドナーローラ21.21a、2
1b、21cに担持されつつ各ホッパから送り出された
トナーに負極性の電荷が注入され、トナーはたとえば−
10乃至−20μc/g程に帯電される。またドクター
はホッパから送り出されるドナーローラ上のトナ一層の
厚みを、たとえば3′θμ(トナー粒径は約10μ程度
)の所定の厚みに規制する用もなす。
各ドナーローラ上のトナ一層は上述の如く帯電された後
、たとえば+200v程のパルス電圧を印加された各マ
ルチスタイラス23,23a、23b、23cの電極針
によって、次に説明する如く静電潜像にトナーを付着さ
せるべき部分、より正確には、潜像に対応する部分を含
むトナ一層部分にだけ、潜像と逆極性、すなわち正極性
の電荷が注入され、その帯電極性が正にたとえば+10
乃至+200v程g程に転換される。図の例では、感光
体l上の静電潜像は先ず第1の現像器20を通るので、
このときの状態を明らかにする。先ずカラースキャナ1
6によって読取られた色情報の赤画像情報をメモリ19
より呼び出し、これに基<+200Vの正極性のパルス
電圧を第1現像器20の電極針26にドライバ28(第
2図(d))を介して選択的に印加する。このため、電
圧を印加された電極針下を通る赤色トナーの帯電量が正
極性に変換され、ここではその帯電量を+15μc/g
とするにのようにして、電極針26の幅W(第3図)に
よって定まるlまたは複数の単位(これを色指定単位と
いう)で、トナ一層の帯電極性が正となり、赤画像情報
に対応する電荷パターンが形成される(第2図(d))
。この例では、説明の便宜上第2図(d)に特に126
を付した2つの電極針にパルス電圧が印加され、電極針
126の下を通るトナ一層の4つの色指定単位CUIが
正極性に反転されるものとする。他のトナ一層は負のま
ま留まり反転することはない。
、たとえば+200v程のパルス電圧を印加された各マ
ルチスタイラス23,23a、23b、23cの電極針
によって、次に説明する如く静電潜像にトナーを付着さ
せるべき部分、より正確には、潜像に対応する部分を含
むトナ一層部分にだけ、潜像と逆極性、すなわち正極性
の電荷が注入され、その帯電極性が正にたとえば+10
乃至+200v程g程に転換される。図の例では、感光
体l上の静電潜像は先ず第1の現像器20を通るので、
このときの状態を明らかにする。先ずカラースキャナ1
6によって読取られた色情報の赤画像情報をメモリ19
より呼び出し、これに基<+200Vの正極性のパルス
電圧を第1現像器20の電極針26にドライバ28(第
2図(d))を介して選択的に印加する。このため、電
圧を印加された電極針下を通る赤色トナーの帯電量が正
極性に変換され、ここではその帯電量を+15μc/g
とするにのようにして、電極針26の幅W(第3図)に
よって定まるlまたは複数の単位(これを色指定単位と
いう)で、トナ一層の帯電極性が正となり、赤画像情報
に対応する電荷パターンが形成される(第2図(d))
。この例では、説明の便宜上第2図(d)に特に126
を付した2つの電極針にパルス電圧が印加され、電極針
126の下を通るトナ一層の4つの色指定単位CUIが
正極性に反転されるものとする。他のトナ一層は負のま
ま留まり反転することはない。
上述の如く正または負に帯電されたトナ一層が。
ドナーローラ21の回転に伴って感光体1に対向して、
該感光体表面に摺接ないしは接近する。このとき正に帯
電したトナ一層、が赤潜像R1に対応し、この潜像と逆
極性に帯電したドナーローラ上のトナーが該潜像R1に
静電的に移行し、潜像R1が赤色トナーによって赤色に
可視像R2化される(第2図(e))。すなわち、色指
定単位と潜像の対応関係で説明すれば、第2図(c)に
鎖線を付して示したように、既述の色指定単位CUI内
に可視像化されるべき潜像R1が含まれ、かつ最小の色
指定単位のトナ一層だけが正極性となるように、赤色画
像情報に基いて予め各電極針126にパルス電圧が印加
される。また現像時には色指 。
該感光体表面に摺接ないしは接近する。このとき正に帯
電したトナ一層、が赤潜像R1に対応し、この潜像と逆
極性に帯電したドナーローラ上のトナーが該潜像R1に
静電的に移行し、潜像R1が赤色トナーによって赤色に
可視像R2化される(第2図(e))。すなわち、色指
定単位と潜像の対応関係で説明すれば、第2図(c)に
鎖線を付して示したように、既述の色指定単位CUI内
に可視像化されるべき潜像R1が含まれ、かつ最小の色
指定単位のトナ一層だけが正極性となるように、赤色画
像情報に基いて予め各電極針126にパルス電圧が印加
される。また現像時には色指 。
定単位CUI以外のトナーは負に帯電したままなので、
このトナーがこれと同極性の可視像化すべきではない潜
像Gl、Bl、BLI、および地肌部に付着することは
なく、また正のトナーと負の潜像の協働作用により現像
が行われるので正に帯電された色指定単位内のトナーの
うち、潜像R1に合致しない部分のトナーは感光体上に
付着しない。このようにして赤潜像R1は所定の大きさ
の色指定単位毎に可視像化され、第1現像器20通過後
の感光体1上には赤色可視像R2だけが形成される。
このトナーがこれと同極性の可視像化すべきではない潜
像Gl、Bl、BLI、および地肌部に付着することは
なく、また正のトナーと負の潜像の協働作用により現像
が行われるので正に帯電された色指定単位内のトナーの
うち、潜像R1に合致しない部分のトナーは感光体上に
付着しない。このようにして赤潜像R1は所定の大きさ
の色指定単位毎に可視像化され、第1現像器20通過後
の感光体1上には赤色可視像R2だけが形成される。
ドナーローラ21上のトナーは、電極針によって色指定
単位毎に正に帯電されるので、1つの色指定単位の大き
さは電極針26の幅Wの大きさおよびパルス電圧のパル
ス幅等によって決まり、該単位の大きさはたとえば0.
5■3等の適宜な大きさに定められる。
単位毎に正に帯電されるので、1つの色指定単位の大き
さは電極針26の幅Wの大きさおよびパルス電圧のパル
ス幅等によって決まり、該単位の大きさはたとえば0.
5■3等の適宜な大きさに定められる。
全く同様にして録画像情報を呼び出し、第2図(f)に
示す如く第2現像器20aの電極針にパルス電圧を選択
的番;印加しく図の例では226の電極針)、線潜像G
1を可視像化し得る色指定単位(図の例では1つの単位
CU2)のトナ一層の帯電極性をたとえば+15μc/
gに変換し、潜像61に、その表面電位とトナーの帯電
量により定まる量の緑色トナーGTを付着させる。これ
によって緑色可視像G2(第2図(g))が感光体1上
に形成される。以下同様にして第3現像器20bで青潜
像B1を青色トナーBTにより可視像化し。
示す如く第2現像器20aの電極針にパルス電圧を選択
的番;印加しく図の例では226の電極針)、線潜像G
1を可視像化し得る色指定単位(図の例では1つの単位
CU2)のトナ一層の帯電極性をたとえば+15μc/
gに変換し、潜像61に、その表面電位とトナーの帯電
量により定まる量の緑色トナーGTを付着させる。これ
によって緑色可視像G2(第2図(g))が感光体1上
に形成される。以下同様にして第3現像器20bで青潜
像B1を青色トナーBTにより可視像化し。
次いで第4現像器20eにて、黒潜像BLIを黒色トナ
ーBLTによって現像し、原稿6の画像R1G、B、B
Lと同一ないしは近似した多色画像を得る。この多色画
像は、給紙部29(第1図)から給送された転写紙30
に、転写チャージャ31の放電作用により一度に転写さ
九る。転写紙30は感光体1から分離された後、定着装
置32に送られ、ここで多色画像を定着され、機外に排
出される。可視像転写後の感光体部分は、除電チャージ
ャ33によって除電作用を受け、クリーニング装置34
によって残存トナーを除去される。
ーBLTによって現像し、原稿6の画像R1G、B、B
Lと同一ないしは近似した多色画像を得る。この多色画
像は、給紙部29(第1図)から給送された転写紙30
に、転写チャージャ31の放電作用により一度に転写さ
九る。転写紙30は感光体1から分離された後、定着装
置32に送られ、ここで多色画像を定着され、機外に排
出される。可視像転写後の感光体部分は、除電チャージ
ャ33によって除電作用を受け、クリーニング装置34
によって残存トナーを除去される。
上述した方法は、原稿画像を所定の読取り単位毎に読取
り、その色情報に基いて電極針に選択的に電圧を印加し
、静電潜像を所定の色指定単位毎に現像するものであり
、感光体の1回の回転で多色画像を得ることが可能であ
る。しかもトナーの電荷と、これと逆極性の静電潜像の
協働作用により現像が行われるので、マルチスタイラス
だけで可視像に対応する電荷パターンを形成し、トナー
の電荷だけで可視像を得る方法に比べ、電極針の幅Wを
大きく、たとえば0.5m程にすることができ、これに
よってマルチスタイラスのコストを下げると共に作像速
度を高めることができる。たとえば、100 V15A
ノ電源を用いて、30乃至50枚/分程度の高速コピー
が可能である。
り、その色情報に基いて電極針に選択的に電圧を印加し
、静電潜像を所定の色指定単位毎に現像するものであり
、感光体の1回の回転で多色画像を得ることが可能であ
る。しかもトナーの電荷と、これと逆極性の静電潜像の
協働作用により現像が行われるので、マルチスタイラス
だけで可視像に対応する電荷パターンを形成し、トナー
の電荷だけで可視像を得る方法に比べ、電極針の幅Wを
大きく、たとえば0.5m程にすることができ、これに
よってマルチスタイラスのコストを下げると共に作像速
度を高めることができる。たとえば、100 V15A
ノ電源を用いて、30乃至50枚/分程度の高速コピー
が可能である。
有彩色の原稿画像が黒味を帯びているときは、これを予
め判定しておきその画像に対応する潜像が第4の現像器
20cを通るとき、これらの潜像にも少量の黒色トナー
を付着させれば、原稿画像をより忠実に再現することが
できる。
め判定しておきその画像に対応する潜像が第4の現像器
20cを通るとき、これらの潜像にも少量の黒色トナー
を付着させれば、原稿画像をより忠実に再現することが
できる。
第2図(a)に示した以外の色の画像も同様にして再現
できることは当然である。現像に用いるトナーの色の数
を増せば、得られる可視像の色数も増えるが、原稿の色
数よりもトナーの色数の方が少ないときは、JI稿の色
を使用するトナー色に分類し、これに従う所定の色のト
ナーで可視像を得るようにしてもよい、また他の色のト
ナーを用い、異色トナーを重ねて可視像を形成すること
もでき、次に示す第2の実施例においては、各現像器2
0,20at 20b、20cにて、イエロートナーY
T、マゼンタトナーMT、シアントナーCTおよび黒色
トナーBLTがそれぞれ用いられている。この場合も第
2図(a)と同じ第5図(a)に示す4色の画像を有す
る原稿6を複写するものとすると、先の実施例と同様に
第5図(c)に示す如く原稿画像に対応する静電潜像R
1,G1、Bl、BLIが感光体l上に形成される。ま
たカラースキャナ16によって原稿画像がたとえば0.
5■2単位で読取られ、その色を判定されるが、その際
、後述する静電潜像の可視像化時に、各色指定単位に対
応する静電潜像部分に各色のトナーをいかなる割合で付
着させれば原稿画像を再現できるかをCPU18にて演
算し、この情報をメモリ19に記憶させる。このとき色
補正(マスキング)と下地処理(UCR)を同時に行え
ば再現される画像の画質を向上でき有利である。
できることは当然である。現像に用いるトナーの色の数
を増せば、得られる可視像の色数も増えるが、原稿の色
数よりもトナーの色数の方が少ないときは、JI稿の色
を使用するトナー色に分類し、これに従う所定の色のト
ナーで可視像を得るようにしてもよい、また他の色のト
ナーを用い、異色トナーを重ねて可視像を形成すること
もでき、次に示す第2の実施例においては、各現像器2
0,20at 20b、20cにて、イエロートナーY
T、マゼンタトナーMT、シアントナーCTおよび黒色
トナーBLTがそれぞれ用いられている。この場合も第
2図(a)と同じ第5図(a)に示す4色の画像を有す
る原稿6を複写するものとすると、先の実施例と同様に
第5図(c)に示す如く原稿画像に対応する静電潜像R
1,G1、Bl、BLIが感光体l上に形成される。ま
たカラースキャナ16によって原稿画像がたとえば0.
5■2単位で読取られ、その色を判定されるが、その際
、後述する静電潜像の可視像化時に、各色指定単位に対
応する静電潜像部分に各色のトナーをいかなる割合で付
着させれば原稿画像を再現できるかをCPU18にて演
算し、この情報をメモリ19に記憶させる。このとき色
補正(マスキング)と下地処理(UCR)を同時に行え
ば再現される画像の画質を向上でき有利である。
本例では感光体1に形成された赤潜像R1は、第1現像
器20のイエロートナーYTと第2現像器20aのマゼ
ンタトナーMTにより赤色に可視像化され、線潜像G1
は第1現像器20のイエロートナーYTと第3現像器2
0bのシアントナーCTとにより緑色に可視像化され、
同様に青潜像B1は第3現像器20bのシアントナーC
Tと第2現像器20aのマゼンタトナーMTによって青
色に可視像化され、最後に黒潜像BLIが第4′IIt
像器20cの黒色トナーBLTにより可視像化されるが
、この場合も第1の現像器2oについて考えてみると、
先ず第1現像器20のイエロートナーYTを潜像のいか
なる部分に、しかも他の色のトナーに対していかなる割
合で付着させるべきかに関してのイエロー情報を呼び出
し、これに基く正のパルス電圧を第1現像器2oの電極
針にドライバ28を介して選択的に印加し、ドナーロー
ラ21上のトナ一層に電荷を注入し、電荷分布を形成す
る(第5図(d))。この例では、第5図(d)に12
6を付した2つの電極針と、同じく226を付した1つ
の電極針にパルス電圧が印加され、電極針126の下を
通るトナ一層の4つの色指定単位CUIと、同様に電極
針226の下を通るトナ一層の1つの色指定単位CU2
が正極性に反転され、その帯電量は+10μc/g程度
とする。
器20のイエロートナーYTと第2現像器20aのマゼ
ンタトナーMTにより赤色に可視像化され、線潜像G1
は第1現像器20のイエロートナーYTと第3現像器2
0bのシアントナーCTとにより緑色に可視像化され、
同様に青潜像B1は第3現像器20bのシアントナーC
Tと第2現像器20aのマゼンタトナーMTによって青
色に可視像化され、最後に黒潜像BLIが第4′IIt
像器20cの黒色トナーBLTにより可視像化されるが
、この場合も第1の現像器2oについて考えてみると、
先ず第1現像器20のイエロートナーYTを潜像のいか
なる部分に、しかも他の色のトナーに対していかなる割
合で付着させるべきかに関してのイエロー情報を呼び出
し、これに基く正のパルス電圧を第1現像器2oの電極
針にドライバ28を介して選択的に印加し、ドナーロー
ラ21上のトナ一層に電荷を注入し、電荷分布を形成す
る(第5図(d))。この例では、第5図(d)に12
6を付した2つの電極針と、同じく226を付した1つ
の電極針にパルス電圧が印加され、電極針126の下を
通るトナ一層の4つの色指定単位CUIと、同様に電極
針226の下を通るトナ一層の1つの色指定単位CU2
が正極性に反転され、その帯電量は+10μc/g程度
とする。
上述の如く帯電されたトナ一層が感光体表面に摺接ない
しは接近すると、正に帯電したトナ一層が鰺潜像R1と
線潜像G!に対応し、これら潜像と逆極性に帯電したド
ナーローラ上のトナーがこれら潜像に静電的に移行し、
潜像R1,Glがイエロートナーによって可視像化され
る(第5vR(e))。その外は先の実施例における赤
潮像の可視像化動作と変りはない。
しは接近すると、正に帯電したトナ一層が鰺潜像R1と
線潜像G!に対応し、これら潜像と逆極性に帯電したド
ナーローラ上のトナーがこれら潜像に静電的に移行し、
潜像R1,Glがイエロートナーによって可視像化され
る(第5vR(e))。その外は先の実施例における赤
潮像の可視像化動作と変りはない。
全く同様にしてマゼンタ情報を呼び出し、第5図(f)
に示す如く第2現像器20aの電極針にパルス電圧を選
択的に印加しくこの場合は126と326の電極針)、
赤潮像R1を可視像化し得る4つの色指定単位CUIの
トナ一層をたとえば+15μc/g、青潜像B1を可視
像化し得る3つの色指定単位CU3のトナ一層をたとえ
ば+10μC/gに帯電し、両温像R1,Blに、その
表面電位とトナーの帯電量により定まる量のマゼンタト
ナーMTを付着させる。これによって赤潮像R1には先
のイエロートナーYTと今回のマゼンタトナーMTとが
重ねて付着し、赤色可視像R2化される(第5図(g)
)−以下同様にして第3現像−器20bでシアントナー
CTを線潜像G1と青潜像Blに、既に付着しているイ
エロートナーとマゼンタトナーの上からそれぞれ重ねて
付着し、緑色可視像と青色可視像を得1次いで第4現像
器20Cにて、黒色潜像BLIに黒色トナーBLTを付
着させ、原稿6の画像R,G、B、BLと同一ないしは
近似した多色画像を得る。この多色画像も、先の実施例
と同じく転写紙30に転写・定着される。得られた多色
画像の濃度および色あいは、現像時に潜像に付着するト
ナーの量によって定まり、この付着量はドナーローラ上
のトナーの帯電量に左右されるので、上に例示したよう
にトナーの帯電量を制御することによって、原稿画像に
忠実な画像を再現できる。第6図はドナーローラ上のト
ナーの帯電量と可視像の濃度の関係の一例を、静電潜像
の表面電位(−100V乃至−700V)をパラメータ
として表わしたグラフであり、とのグツから潜像の表面
電位とトナー帯電量により可視像濃度が定まり1表面型
位が同じであるときは、トナーの帯電量によって濃度が
定まることをよく理解できる。
に示す如く第2現像器20aの電極針にパルス電圧を選
択的に印加しくこの場合は126と326の電極針)、
赤潮像R1を可視像化し得る4つの色指定単位CUIの
トナ一層をたとえば+15μc/g、青潜像B1を可視
像化し得る3つの色指定単位CU3のトナ一層をたとえ
ば+10μC/gに帯電し、両温像R1,Blに、その
表面電位とトナーの帯電量により定まる量のマゼンタト
ナーMTを付着させる。これによって赤潮像R1には先
のイエロートナーYTと今回のマゼンタトナーMTとが
重ねて付着し、赤色可視像R2化される(第5図(g)
)−以下同様にして第3現像−器20bでシアントナー
CTを線潜像G1と青潜像Blに、既に付着しているイ
エロートナーとマゼンタトナーの上からそれぞれ重ねて
付着し、緑色可視像と青色可視像を得1次いで第4現像
器20Cにて、黒色潜像BLIに黒色トナーBLTを付
着させ、原稿6の画像R,G、B、BLと同一ないしは
近似した多色画像を得る。この多色画像も、先の実施例
と同じく転写紙30に転写・定着される。得られた多色
画像の濃度および色あいは、現像時に潜像に付着するト
ナーの量によって定まり、この付着量はドナーローラ上
のトナーの帯電量に左右されるので、上に例示したよう
にトナーの帯電量を制御することによって、原稿画像に
忠実な画像を再現できる。第6図はドナーローラ上のト
ナーの帯電量と可視像の濃度の関係の一例を、静電潜像
の表面電位(−100V乃至−700V)をパラメータ
として表わしたグラフであり、とのグツから潜像の表面
電位とトナー帯電量により可視像濃度が定まり1表面型
位が同じであるときは、トナーの帯電量によって濃度が
定まることをよく理解できる。
上記第2の実施例では、シアン、マゼンタ、イエロー、
および黒色トナーを用いるので、第5図(a)に示した
如く各色の画像R,G、B、BLが独立した場合だけで
なく、たとえば写真の如き原稿から、フルカラーの多色
画像を得ることができ、この場合も再現された色は各ト
ナーの配合比率で決まり、濃度は感光体の表面電位によ
り定まる。また黒色トナーを用いずに、シアン、マゼン
タ、イエロートナーを重畳して黒色可視像を得るように
してもよいが、独立した黒色トナーを用いれば、異色画
像を鮮明にすることができ有利である。
および黒色トナーを用いるので、第5図(a)に示した
如く各色の画像R,G、B、BLが独立した場合だけで
なく、たとえば写真の如き原稿から、フルカラーの多色
画像を得ることができ、この場合も再現された色は各ト
ナーの配合比率で決まり、濃度は感光体の表面電位によ
り定まる。また黒色トナーを用いずに、シアン、マゼン
タ、イエロートナーを重畳して黒色可視像を得るように
してもよいが、独立した黒色トナーを用いれば、異色画
像を鮮明にすることができ有利である。
複数の現像器を用いて潜像を多段階に可視像化すると、
現像条件が同一の場合には後段の現像器の方が現像効率
が低下することもあるが、かかる場合はドナーローラに
対する現像バイアスや、トナーの帯電量を制御すること
により、この事態に対処することができる。
現像条件が同一の場合には後段の現像器の方が現像効率
が低下することもあるが、かかる場合はドナーローラに
対する現像バイアスや、トナーの帯電量を制御すること
により、この事態に対処することができる。
また第1図に示した現像器を用いた場合、既に感光体上
に形成されている可視像が乱されないように、ドナーロ
ーラと感光体の周速を同一に設定し、ドナーローラと感
光体をトナーを介して軽く接触させてもよいし、ドナー
ローラと感光体をわずかに離間させ、非接触現像を行う
ことも有利である。また、現像自体は接触現像とし、そ
の際、ドナーローラ上の全体にトナ一層を形成するので
はなく、必要な部分(図示した実施例の正に帯電したト
ナ一層に相当する部分)にのみトナーを送り出すように
した現像器を用いてもよい。たとえばドナーローラ自体
をパルス電圧の印加されたマルチスタイラスによって帯
電し、ここに必要なトナ一層を形成させることができる
。要するに感光体上の潜像を各色指定単位毎に現像でき
る現像器であれば、LIST方式以外の適宜な現像装置
をも適宜用いることができる。また感光体上に形成する
静電潜像を、実施例で示したようにアナログ的に形成す
るのではなく、レーザ、LEDアレイ、静電記録方式に
よって形成することもできる。
に形成されている可視像が乱されないように、ドナーロ
ーラと感光体の周速を同一に設定し、ドナーローラと感
光体をトナーを介して軽く接触させてもよいし、ドナー
ローラと感光体をわずかに離間させ、非接触現像を行う
ことも有利である。また、現像自体は接触現像とし、そ
の際、ドナーローラ上の全体にトナ一層を形成するので
はなく、必要な部分(図示した実施例の正に帯電したト
ナ一層に相当する部分)にのみトナーを送り出すように
した現像器を用いてもよい。たとえばドナーローラ自体
をパルス電圧の印加されたマルチスタイラスによって帯
電し、ここに必要なトナ一層を形成させることができる
。要するに感光体上の潜像を各色指定単位毎に現像でき
る現像器であれば、LIST方式以外の適宜な現像装置
をも適宜用いることができる。また感光体上に形成する
静電潜像を、実施例で示したようにアナログ的に形成す
るのではなく、レーザ、LEDアレイ、静電記録方式に
よって形成することもできる。
各現像器におけるマルチスタイラスの各電極針は、感光
体の移動方向に沿う同一平面状に位置するのが普通であ
るが、これらの位置を適当にわずかだけずらすと、画像
のハイライト部を滑らかに仕上げることが可能となる。
体の移動方向に沿う同一平面状に位置するのが普通であ
るが、これらの位置を適当にわずかだけずらすと、画像
のハイライト部を滑らかに仕上げることが可能となる。
カラースキャナ16による画像読取り単位の大きさと、
これに基いてトナ一層に電荷を注入する色指定単位の大
きさは必ずしも一致している必要はなく、たとえば色指
定単位の大きさを読取り単位の倍数にすることもでき、
またこれら単位の大きさは先に例示した0 、 5 m
”以外の適宜な大きさに設定してもよい。通常は各電極
針の幅Wを0.2乃・至1.OOma+程度にし1色指
定単位をこれに基く大きさに定めればよい。もちろん色
指定単位をこれよりも小さく、たとえば0.2mn2
よりも小さくし、完成した可視像のシャープ性を高める
ようにしてもよいが、通常は人間の目の色に対する解像
力はあまり高くないため1色指定単位をあまり小さくし
ても左程効果は上がらないのが普通である。ただ、原稿
上の異色画像が互いに接近、あるいは接しているような
とき、1つの色指定単位中に異色トナーで可視像化すべ
き潜像が共存することがあり、かかる場合、色指定単位
が大きいと、完成した可視像のシャープ性が著しく低下
することがある。同−色指定単位内の各潜像に異色トナ
ーをそれぞれ付着させることはできず、1つの色指定単
位内の可視像の色は一定しているためである。たとえば
第7図(a)に示すように黄色の地肌、すなわち黄色画
像Yに丸状の赤色画像Rが形成されている原稿部分6a
を複写する場合、この部分6aから得られる感光体l上
の静電潜像は第7図(b)に示す如くなり、赤色画像R
に対応する赤潜像R1の表面電位の方が黄色画像Yに対
応する黄潜像Y1よりも高い。今、第7図(b)に実線
で16等分したそれぞれが個々の色指定単位であり、そ
の個々の単位が第7図(C)に示すように判定されてい
るものとする。Yは黄色、Rは赤色と判断されたことを
示し、同一色指定単位中に黄潜像Ylと赤潜像R1が共
存したときはOで示した橙色と判断される。この色判定
と、潜像の表面電位の高低とに応じて各色指定単位毎に
潜像が可視像化され、第7図(d)に示す如き可視像が
得られる。この場合、この可視像は一番粗い斜線で示し
た黄色部分Y2と、次に粗い斜線で示した薄い橙色部分
02と、一番細かい斜線で示した濃い橙色部分022と
、二重の斜線で示した赤色部分R2から成り、各々の色
指定単位内では同一色となる。したがって、色指定単位
の大きさPXQがたとえば先の実施例で示したようにP
=Q=0.5■の如く比較的大きいと、第7図(d)に
示した可視像の輪郭が不鮮明となり、シャープ性の低い
画像とならざるを得ない。
これに基いてトナ一層に電荷を注入する色指定単位の大
きさは必ずしも一致している必要はなく、たとえば色指
定単位の大きさを読取り単位の倍数にすることもでき、
またこれら単位の大きさは先に例示した0 、 5 m
”以外の適宜な大きさに設定してもよい。通常は各電極
針の幅Wを0.2乃・至1.OOma+程度にし1色指
定単位をこれに基く大きさに定めればよい。もちろん色
指定単位をこれよりも小さく、たとえば0.2mn2
よりも小さくし、完成した可視像のシャープ性を高める
ようにしてもよいが、通常は人間の目の色に対する解像
力はあまり高くないため1色指定単位をあまり小さくし
ても左程効果は上がらないのが普通である。ただ、原稿
上の異色画像が互いに接近、あるいは接しているような
とき、1つの色指定単位中に異色トナーで可視像化すべ
き潜像が共存することがあり、かかる場合、色指定単位
が大きいと、完成した可視像のシャープ性が著しく低下
することがある。同−色指定単位内の各潜像に異色トナ
ーをそれぞれ付着させることはできず、1つの色指定単
位内の可視像の色は一定しているためである。たとえば
第7図(a)に示すように黄色の地肌、すなわち黄色画
像Yに丸状の赤色画像Rが形成されている原稿部分6a
を複写する場合、この部分6aから得られる感光体l上
の静電潜像は第7図(b)に示す如くなり、赤色画像R
に対応する赤潜像R1の表面電位の方が黄色画像Yに対
応する黄潜像Y1よりも高い。今、第7図(b)に実線
で16等分したそれぞれが個々の色指定単位であり、そ
の個々の単位が第7図(C)に示すように判定されてい
るものとする。Yは黄色、Rは赤色と判断されたことを
示し、同一色指定単位中に黄潜像Ylと赤潜像R1が共
存したときはOで示した橙色と判断される。この色判定
と、潜像の表面電位の高低とに応じて各色指定単位毎に
潜像が可視像化され、第7図(d)に示す如き可視像が
得られる。この場合、この可視像は一番粗い斜線で示し
た黄色部分Y2と、次に粗い斜線で示した薄い橙色部分
02と、一番細かい斜線で示した濃い橙色部分022と
、二重の斜線で示した赤色部分R2から成り、各々の色
指定単位内では同一色となる。したがって、色指定単位
の大きさPXQがたとえば先の実施例で示したようにP
=Q=0.5■の如く比較的大きいと、第7図(d)に
示した可視像の輪郭が不鮮明となり、シャープ性の低い
画像とならざるを得ない。
上記欠点を除去するには色指定単位の大きさを小さくし
、たとえばP = Q =0.125m1程にすれば、
上述した欠点は目立たなくなり、自然な感じの可視像を
得ることが可能である。ところがこのように色指定単位
の大きさを小さくすれば、各電極針の大きさも小さくし
なければならず、電極針がトナーに所定量の電荷を付与
するのに必要な時間が長くなり、複写動作が低下する欠
点を生ずる。
、たとえばP = Q =0.125m1程にすれば、
上述した欠点は目立たなくなり、自然な感じの可視像を
得ることが可能である。ところがこのように色指定単位
の大きさを小さくすれば、各電極針の大きさも小さくし
なければならず、電極針がトナーに所定量の電荷を付与
するのに必要な時間が長くなり、複写動作が低下する欠
点を生ずる。
たとえば、通常行われているように1つのマルチスタイ
ラスを第8図(b)に模式的に示す如くドナーローラの
軸線方向に8つの部分n1乃至n8に8分割した場合に
ついて考えてみる(一部のみを模式的に示した電極針2
6の総数を424本(2本/ rttn )とすると、
個々の分割部分の電極針は53である)。このようにマ
ルチスタイラスを分割した場合には、たとえば第1の分
割部分n1から順次第2.第3の分割部分を作動させ、
最後に第8の作動させた後、再び第1の分割部分n1を
作動させ、かかる動作を連続して行う。今、色指定単位
の大きさが0.5 n1nX0.5 mnとなるように
、個々の電極針26の幅Wとドナーローラの周方向の長
さD(第3図)を共に比較的大きな値の0.5 +nm
とし、ドナーローラ、したがって感光体1の周速Vを2
00 TIn/secに設定したとすると1分割部分n
1からn8までの作動を行うのに必要な時間(1ライン
の作動時間)は、0.5 am÷200 mm/qec
=2.5m5ecとなり、個々の分割部分に電圧が印加
され得る時間、換言すれば1ラインにつきトナーが電荷
を注入される時間はその1/8の約0.31m5ecで
ある。但し、個々の電極針が、1ライン当りにトナーに
接触する時間はD+vであるから、2.5 m5ecと
なる。
ラスを第8図(b)に模式的に示す如くドナーローラの
軸線方向に8つの部分n1乃至n8に8分割した場合に
ついて考えてみる(一部のみを模式的に示した電極針2
6の総数を424本(2本/ rttn )とすると、
個々の分割部分の電極針は53である)。このようにマ
ルチスタイラスを分割した場合には、たとえば第1の分
割部分n1から順次第2.第3の分割部分を作動させ、
最後に第8の作動させた後、再び第1の分割部分n1を
作動させ、かかる動作を連続して行う。今、色指定単位
の大きさが0.5 n1nX0.5 mnとなるように
、個々の電極針26の幅Wとドナーローラの周方向の長
さD(第3図)を共に比較的大きな値の0.5 +nm
とし、ドナーローラ、したがって感光体1の周速Vを2
00 TIn/secに設定したとすると1分割部分n
1からn8までの作動を行うのに必要な時間(1ライン
の作動時間)は、0.5 am÷200 mm/qec
=2.5m5ecとなり、個々の分割部分に電圧が印加
され得る時間、換言すれば1ラインにつきトナーが電荷
を注入される時間はその1/8の約0.31m5ecで
ある。但し、個々の電極針が、1ライン当りにトナーに
接触する時間はD+vであるから、2.5 m5ecと
なる。
上述のように各電極針を0.5 nwnXo、5 rr
rnの如く大きくすれば、通常のマルチスタイラスと同
じ作動形態を採用して、感光体を200 +nm/se
cの高速で作動させることができ、たとえば30枚/m
in程度の複写速度を達成できる。ところがかかる電極
針を用いると、各色指定単位の大きさも0.5 mmX
0.5mとなり、完成した画像のシャープ性が低下する
虞れがある。
rnの如く大きくすれば、通常のマルチスタイラスと同
じ作動形態を採用して、感光体を200 +nm/se
cの高速で作動させることができ、たとえば30枚/m
in程度の複写速度を達成できる。ところがかかる電極
針を用いると、各色指定単位の大きさも0.5 mmX
0.5mとなり、完成した画像のシャープ性が低下する
虞れがある。
そこで1色指定単位の大きさを小さくし、これが0.1
25 +a Xo、125 +nmとなるように、電極
針の総数が1680本、各分割部分の電極針数が210
本のマルチスタイラス(以下、第2スタイラスと記す)
を用いた場合を考えてみる(この場合、カラースキャナ
17のCCDはたとえば8本/mmの解像力を有するも
のを用いる)。各電極針の幅Wは0.125 nwaと
なり、これに伴っての長さDも小さくなるので、これを
0.125 nynとすると、トナーを確実に正に帯電
させ所定の帯電量を付与するには、既述の2本/mのマ
ルチスタイラス(以下第1スタイラスと記す)と同じ時
間、すなわち2.5 m5ecを必要とするので、ドナ
ーローラないしは感光体の周速Vは、0.125÷2.
5 msec=50mm/seeとなり、感光体の周速
は先の例に比べ1/4にしなければならず、複写速度は
7枚/min程と大幅に低下する。
25 +a Xo、125 +nmとなるように、電極
針の総数が1680本、各分割部分の電極針数が210
本のマルチスタイラス(以下、第2スタイラスと記す)
を用いた場合を考えてみる(この場合、カラースキャナ
17のCCDはたとえば8本/mmの解像力を有するも
のを用いる)。各電極針の幅Wは0.125 nwaと
なり、これに伴っての長さDも小さくなるので、これを
0.125 nynとすると、トナーを確実に正に帯電
させ所定の帯電量を付与するには、既述の2本/mのマ
ルチスタイラス(以下第1スタイラスと記す)と同じ時
間、すなわち2.5 m5ecを必要とするので、ドナ
ーローラないしは感光体の周速Vは、0.125÷2.
5 msec=50mm/seeとなり、感光体の周速
は先の例に比べ1/4にしなければならず、複写速度は
7枚/min程と大幅に低下する。
上述した観点から、本発明の第3の実施例においては、
各現像器20 、20 a 、 20 b 、 20
cにおいて、既述の第1および第2のスタイラスの如く
解像力の異なる2以上のマルチスタイラスを用い、これ
らを選択的に使用できるように構成されている。たとえ
ば第9図に示すように第1現像器20のドナーローラ2
1に第1のスタイラス23aと第2のスタイラス23b
を対置させ、原稿上の異色画像間隔が大きく、たとえば
0.5 wta以上のときは、低解像力2本/圓の第1
のスタイラス23aを用い、高速複写を可能とする。異
色画像間隔が大きければ、低解像力のマルチスタイラス
を用いても完成した可視像の画質が低下することはない
。逆に原稿の異色画像間の距離が小さく、たとえばこれ
が0.5 an未満のときは、8本/anの高解像度の
第2スタイラス23bを用いる。これにより、複写速度
は遅くなるが高品質な複写画像が得られる。
各現像器20 、20 a 、 20 b 、 20
cにおいて、既述の第1および第2のスタイラスの如く
解像力の異なる2以上のマルチスタイラスを用い、これ
らを選択的に使用できるように構成されている。たとえ
ば第9図に示すように第1現像器20のドナーローラ2
1に第1のスタイラス23aと第2のスタイラス23b
を対置させ、原稿上の異色画像間隔が大きく、たとえば
0.5 wta以上のときは、低解像力2本/圓の第1
のスタイラス23aを用い、高速複写を可能とする。異
色画像間隔が大きければ、低解像力のマルチスタイラス
を用いても完成した可視像の画質が低下することはない
。逆に原稿の異色画像間の距離が小さく、たとえばこれ
が0.5 an未満のときは、8本/anの高解像度の
第2スタイラス23bを用いる。これにより、複写速度
は遅くなるが高品質な複写画像が得られる。
第2乃至第4現像器においても全く同じく構成する。
いずれのマルチスタイラスを用いるのかは、オペレータ
がその都度判断し、複写機に付設されたスイッチ(図示
せず)を操作してその切換えを行うようにしてもよいが
、コンタクトガラス5(第1図)上に原稿6を載置しこ
れをプレスキャンして、カラースキャナ16によって異
色画像間隔がこの例では0.5m以上かあるいはこれ未
満かを判断し、使用するマルチスタイラスの切換えを自
動的に行うようにしてもよい。
がその都度判断し、複写機に付設されたスイッチ(図示
せず)を操作してその切換えを行うようにしてもよいが
、コンタクトガラス5(第1図)上に原稿6を載置しこ
れをプレスキャンして、カラースキャナ16によって異
色画像間隔がこの例では0.5m以上かあるいはこれ未
満かを判断し、使用するマルチスタイラスの切換えを自
動的に行うようにしてもよい。
また、高解像度の第2のスタイラス23bだけを用い、
ドナーローラの周速を低速の、たとえば50mm/se
eとし、個々の電極針に独立して電圧を印加できるよう
にする第1のモードと、互いに隣接する複数の、たとえ
ば4本の電極針をまとめてこれらを電気的に接続し、こ
れら複数の電極針を1本の電極針として使用できるよう
にすると共に、ドナーローラの周速を高速、たとえば2
00 m/secとする第2のモードとを、選択できる
ようにしてもよい。第2のモードでは、マルチスタイラ
スが低解像力のスタイラスとして機能する。したがって
複写速度を優先すべきときは第2のモードを選択し、逆
に画質を優先すべきときは第1のモードを選択する。こ
の場合、第2モード時には長さD=0.1251m1の
小なる各電極針がドナーローラ上のトナーに接する時間
が、0.125 m÷200 m/5ec=0.625
wsecとなり、第1モード時の2.5 tssec
よりも短かくなるので、電極針に印加する電圧を高め。
ドナーローラの周速を低速の、たとえば50mm/se
eとし、個々の電極針に独立して電圧を印加できるよう
にする第1のモードと、互いに隣接する複数の、たとえ
ば4本の電極針をまとめてこれらを電気的に接続し、こ
れら複数の電極針を1本の電極針として使用できるよう
にすると共に、ドナーローラの周速を高速、たとえば2
00 m/secとする第2のモードとを、選択できる
ようにしてもよい。第2のモードでは、マルチスタイラ
スが低解像力のスタイラスとして機能する。したがって
複写速度を優先すべきときは第2のモードを選択し、逆
に画質を優先すべきときは第1のモードを選択する。こ
の場合、第2モード時には長さD=0.1251m1の
小なる各電極針がドナーローラ上のトナーに接する時間
が、0.125 m÷200 m/5ec=0.625
wsecとなり、第1モード時の2.5 tssec
よりも短かくなるので、電極針に印加する電圧を高め。
トナーの帯電量が不足する不都合を防止する(第10図
参照)。
参照)。
上記第1および第2のモードの選択、ないしは第1のス
タイラスと第2のスタイラスの切換えを原稿毎に設定し
、1枚の原稿についてはその全体についていずれかのモ
ードないしはスタイラスで処理するようにしてもよいが
、原稿画像をプレスキャンすることによりカラースキャ
ナによって原稿を読取り、原稿中のどの部位の異色画像
間距離が大、あるいは小かを予め判断し、必要な部分、
すなわち異色画像間の距離がたとえば0.5 na未満
のところ、ないしはこの部位を含む適当な領域について
は第2のスタイラス23bあるいは第1のモードで作像
し、他の部位については第1のスタイラス23a、ある
いは第2のモードで作像するようにし、高品質かつ高速
な複写を可能にすることもできる。この場合、スタイラ
スあるいはモードの切換えに伴って、第1図に示した帯
電チャージャ13、光源7、転写チャージャ31、定着
装置32の温度等を連動して切換え、複写速度が変化し
ても確実に複写画像が得られるようにする。
タイラスと第2のスタイラスの切換えを原稿毎に設定し
、1枚の原稿についてはその全体についていずれかのモ
ードないしはスタイラスで処理するようにしてもよいが
、原稿画像をプレスキャンすることによりカラースキャ
ナによって原稿を読取り、原稿中のどの部位の異色画像
間距離が大、あるいは小かを予め判断し、必要な部分、
すなわち異色画像間の距離がたとえば0.5 na未満
のところ、ないしはこの部位を含む適当な領域について
は第2のスタイラス23bあるいは第1のモードで作像
し、他の部位については第1のスタイラス23a、ある
いは第2のモードで作像するようにし、高品質かつ高速
な複写を可能にすることもできる。この場合、スタイラ
スあるいはモードの切換えに伴って、第1図に示した帯
電チャージャ13、光源7、転写チャージャ31、定着
装置32の温度等を連動して切換え、複写速度が変化し
ても確実に複写画像が得られるようにする。
高解像力のマルチスタイラスを用い、あるいは第1のモ
ードを選択したときも、同一色指定単位に異色トナーで
可視像化すべき潜像が共に含まれるときは、第7図に示
した如くこの色指定単位内の潜像を複数の色のトナーで
可視像化し、中間的な色の可視像を得ることが画質向上
の上で有利である。
ードを選択したときも、同一色指定単位に異色トナーで
可視像化すべき潜像が共に含まれるときは、第7図に示
した如くこの色指定単位内の潜像を複数の色のトナーで
可視像化し、中間的な色の可視像を得ることが画質向上
の上で有利である。
上述の如く高解像力の第2のスタイラス23bを使用し
、あるいは第1のモードを実行するときは、複写速度が
低下するが、次の如く対処することにより速度の低下を
防止することが可能である。
、あるいは第1のモードを実行するときは、複写速度が
低下するが、次の如く対処することにより速度の低下を
防止することが可能である。
第8図(a)に示すように異色画像、たとえば赤色画像
Rと青色画像Bとが接近ないしは接触し。
Rと青色画像Bとが接近ないしは接触し。
その間隔がたとえば0.5m未満の原稿6を複写すると
きは高解像力の第2のスタイラス23bが用いられる。
きは高解像力の第2のスタイラス23bが用いられる。
この場合、第2のスタイラス23bが第8図(b)の如
くたとえば8等分されているときは、先の実施例では第
1の分割部分n1から第8の分割部分n8まで順次スタ
イラスが作動する。
くたとえば8等分されているときは、先の実施例では第
1の分割部分n1から第8の分割部分n8まで順次スタ
イラスが作動する。
ところが原稿中に形成された画像が第8図(a)のよう
に一部だけであり、これがたとえば第7の分割部分n7
に対応しているようなとき、第1乃至第6および第8の
分割部分を作動させることは無駄である。そこでこの実
施例では不要な分割部分の作動をやめ、換言すれば第1
乃至第6の分割部分n1〜n6を飛ばして第7の分割部
分n7のみ作動させ、第8の分割部分n8も飛ばすよう
にする。このようにすればドナーローラの周速を下げず
、この例では200 m/seeの高速度を保ちながら
作像を実行できる。ここでも具体的な数値を挙げて説明
すると、先の例では各電極針26の長さくD=0.12
5 m)に対して、ドナーローラを50m+/seeの
速さで回転させ、第1から第8の分割部分まで順次作動
させ、各電極針が1ライン当たりにトナーに接する時間
を2.5 m5ec、各分割部分の電極針に電圧を印加
する時間を2.5 tssec÷8 =0.31m5e
cとしたが、本例では第7の分割部分n7のみを作動さ
せるので、ドナーローラないしは感光体の周速を200
m/seeに上げても、電極針がトナーに接する時間
を、0.125 rm÷200■/5ec=0.625
m+secにすることができ、第7の分割部分の電極針
に先の例と同程度(0,31m5ec)ないしは最高で
0.625 l1secまでの時間、パルス電圧を印加
できる。
に一部だけであり、これがたとえば第7の分割部分n7
に対応しているようなとき、第1乃至第6および第8の
分割部分を作動させることは無駄である。そこでこの実
施例では不要な分割部分の作動をやめ、換言すれば第1
乃至第6の分割部分n1〜n6を飛ばして第7の分割部
分n7のみ作動させ、第8の分割部分n8も飛ばすよう
にする。このようにすればドナーローラの周速を下げず
、この例では200 m/seeの高速度を保ちながら
作像を実行できる。ここでも具体的な数値を挙げて説明
すると、先の例では各電極針26の長さくD=0.12
5 m)に対して、ドナーローラを50m+/seeの
速さで回転させ、第1から第8の分割部分まで順次作動
させ、各電極針が1ライン当たりにトナーに接する時間
を2.5 m5ec、各分割部分の電極針に電圧を印加
する時間を2.5 tssec÷8 =0.31m5e
cとしたが、本例では第7の分割部分n7のみを作動さ
せるので、ドナーローラないしは感光体の周速を200
m/seeに上げても、電極針がトナーに接する時間
を、0.125 rm÷200■/5ec=0.625
m+secにすることができ、第7の分割部分の電極針
に先の例と同程度(0,31m5ec)ないしは最高で
0.625 l1secまでの時間、パルス電圧を印加
できる。
このように高速で、しかも高解像度の複写画像が得られ
る。
る。
原稿画像が複数の分割部分に対応し、したがって作動さ
せる分割部分の個数が複数であるときも、これらに電圧
を印加する総時間数が1ラインにつき各電極針がトナー
に接する時間以下であれば上記構成を採用できる。すな
わち1作動させる分割部分の個数をn、1つの分割部分
の電極針に電圧を印加する時間をt、電極針がトナーに
接する時間をTとしたとき、nXt≦Tを満足すれば個
数nは複数であってもよく、上の例ではt = 0.3
1m5ec、 T=0.625 m5ecであるから、
n=2まで可能である。
せる分割部分の個数が複数であるときも、これらに電圧
を印加する総時間数が1ラインにつき各電極針がトナー
に接する時間以下であれば上記構成を採用できる。すな
わち1作動させる分割部分の個数をn、1つの分割部分
の電極針に電圧を印加する時間をt、電極針がトナーに
接する時間をTとしたとき、nXt≦Tを満足すれば個
数nは複数であってもよく、上の例ではt = 0.3
1m5ec、 T=0.625 m5ecであるから、
n=2まで可能である。
原稿画像がいかなる形態に形成されているか、そしてこ
の形態に基いてどの分割部分だけを作動させればよいか
等の判断も、オペレータの目視による外、プレスキャン
動作により自動的に行うこともできる。また、この構成
は複数のスタイラスを選択的に使用する場合に限らず、
既述の如き複数のモードを使い分ける場合にも適用でき
ることは当然である。
の形態に基いてどの分割部分だけを作動させればよいか
等の判断も、オペレータの目視による外、プレスキャン
動作により自動的に行うこともできる。また、この構成
は複数のスタイラスを選択的に使用する場合に限らず、
既述の如き複数のモードを使い分ける場合にも適用でき
ることは当然である。
モードを切換える場合も含めて高解像度のスタイラスを
使用するとき、各電極針に印加するパルス電圧の高さを
大きくすることによって、複写速度を下げることなく、
トナーに所定量の電荷を注入するようにしてもよいこと
は当然である。第1θ図に参考として、電極針に印加す
るパルス電圧の高さと、トナーの帯電量との関係の一例
を、パルス電圧の幅(時間)をパラメータとして示して
おく。
使用するとき、各電極針に印加するパルス電圧の高さを
大きくすることによって、複写速度を下げることなく、
トナーに所定量の電荷を注入するようにしてもよいこと
は当然である。第1θ図に参考として、電極針に印加す
るパルス電圧の高さと、トナーの帯電量との関係の一例
を、パルス電圧の幅(時間)をパラメータとして示して
おく。
第8図乃至第10図に関連して示した構成は。
感光体上にアナログ的に静電潜像を形成する場合に限ら
ず、感光体ないしは誘電体を含む潜像担持体に画信号に
基きレーザ、LEDアレイ等によってディジタル的に潜
像を形成する場合にも適用できる。
ず、感光体ないしは誘電体を含む潜像担持体に画信号に
基きレーザ、LEDアレイ等によってディジタル的に潜
像を形成する場合にも適用できる。
羞果
本発明によれば従来よりも高速で高品質な多色画像を、
小型構造の装置によって得ることが可能である。
小型構造の装置によって得ることが可能である。
第1図は本発明に係る方法を実施する複写機の一例を示
した概略説明図、第2図(a)乃至(g)は本発明に係
る方法によって多色画像を得る手順を模式的に示した説
明図、第3図はマルチスタイラスの一例を示す底面図、
第4図はその側面図、第5図(a)乃至(g)は他の実
施例における、第2図と同様な説明図、第6図はトナー
の帯電量と可視像の濃度の関係の一例を示すグラフ、第
7図(a)乃至(d)は原稿上の異色画像が互いに接し
ている場合の複写動作を示す説明図、第8図(a)は画
像が片寄って形成された原稿の一例を示し、第8図(b
)は8分割されたマルチスタイラスを示す模式図、第9
図は他の実施例における第1現像器の一部を示す斜視図
、第10図は電極針への印加電圧とトナーの帯電量の関
係の一例を示すグラフである。 6・・・原稿 16・・・カラースキャナ CUI、C1J2・・・色指定単位 R1,Gl、Bl、BLI・・・潜像 RT、GT、BT、BLT、YT、MT、CT・・・ト
ナー 第1図 第2図 第3図 第5図 (a
した概略説明図、第2図(a)乃至(g)は本発明に係
る方法によって多色画像を得る手順を模式的に示した説
明図、第3図はマルチスタイラスの一例を示す底面図、
第4図はその側面図、第5図(a)乃至(g)は他の実
施例における、第2図と同様な説明図、第6図はトナー
の帯電量と可視像の濃度の関係の一例を示すグラフ、第
7図(a)乃至(d)は原稿上の異色画像が互いに接し
ている場合の複写動作を示す説明図、第8図(a)は画
像が片寄って形成された原稿の一例を示し、第8図(b
)は8分割されたマルチスタイラスを示す模式図、第9
図は他の実施例における第1現像器の一部を示す斜視図
、第10図は電極針への印加電圧とトナーの帯電量の関
係の一例を示すグラフである。 6・・・原稿 16・・・カラースキャナ CUI、C1J2・・・色指定単位 R1,Gl、Bl、BLI・・・潜像 RT、GT、BT、BLT、YT、MT、CT・・・ト
ナー 第1図 第2図 第3図 第5図 (a
Claims (1)
- カラースキャナによって原稿の読取り単位毎にその色を
判断し色情報を得る工程と、原稿画像に対応する静電潜
像を潜像担持体に形成する工程と、前記色情報に基いて
、色指定単位毎に静電潜像を1または複数の色のトナー
で現像する工程を包含して成る多色画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16083484A JPS6139060A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 多色画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16083484A JPS6139060A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 多色画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6139060A true JPS6139060A (ja) | 1986-02-25 |
Family
ID=15723416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16083484A Pending JPS6139060A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 多色画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6139060A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346068A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 | Canon Inc | カラー画像再生装置 |
US5164087A (en) * | 1988-03-03 | 1992-11-17 | Terumo Kabushiki Kaisha | Leukocyte separator |
US5234593A (en) * | 1989-09-18 | 1993-08-10 | Terumo Kabushiki Kaisha | Filter for purification of platelets |
US5476587A (en) * | 1993-06-27 | 1995-12-19 | Terumo Kabushiki Kaisha | Leukocyte-separating filter and leukocytes remover |
US5707520A (en) * | 1993-06-27 | 1998-01-13 | Terumo Kabushiki Kaisha | Remover unit for use in filtration circuit for removing at least leukocyte |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16083484A patent/JPS6139060A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346068A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-26 | Canon Inc | カラー画像再生装置 |
US5164087A (en) * | 1988-03-03 | 1992-11-17 | Terumo Kabushiki Kaisha | Leukocyte separator |
US5234593A (en) * | 1989-09-18 | 1993-08-10 | Terumo Kabushiki Kaisha | Filter for purification of platelets |
US5476587A (en) * | 1993-06-27 | 1995-12-19 | Terumo Kabushiki Kaisha | Leukocyte-separating filter and leukocytes remover |
US5707520A (en) * | 1993-06-27 | 1998-01-13 | Terumo Kabushiki Kaisha | Remover unit for use in filtration circuit for removing at least leukocyte |
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