JPS61297A - オレイン酸の製造法 - Google Patents
オレイン酸の製造法Info
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- JPS61297A JPS61297A JP59119170A JP11917084A JPS61297A JP S61297 A JPS61297 A JP S61297A JP 59119170 A JP59119170 A JP 59119170A JP 11917084 A JP11917084 A JP 11917084A JP S61297 A JPS61297 A JP S61297A
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- acid
- oleic acid
- crystals
- oleic
- fatty acids
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11C—FATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
- C11C1/00—Preparation of fatty acids from fats, fatty oils, or waxes; Refining the fatty acids
- C11C1/08—Refining
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Microbiology (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)産業上の利用分野
本発明は、オレイン酸を含んでいる脂肪酸混合物から高
純度でかつ高度に精製されたオレイン酸を製造する方法
に関する。
純度でかつ高度に精製されたオレイン酸を製造する方法
に関する。
(2)従来の技術および問題点
オレイン酸はほとんどの天然油脂に含まれている代表的
なモノ不飽和脂肪酸であり、シス−9−オクタデセン酸
として知られている。
なモノ不飽和脂肪酸であり、シス−9−オクタデセン酸
として知られている。
十分に精製された純度の高いオレイン酸は、無色無臭で
あり、安定性に優れ、安全性が高いだけでなく、物理的
、化学的、生理的性質など多くの優れた特性を持ってい
ることが近年判明しつつある。それに応じて、医薬品、
香粧品、バイオケミカルズ々どのファインケミカル分野
における応用が注目されだしている。
あり、安定性に優れ、安全性が高いだけでなく、物理的
、化学的、生理的性質など多くの優れた特性を持ってい
ることが近年判明しつつある。それに応じて、医薬品、
香粧品、バイオケミカルズ々どのファインケミカル分野
における応用が注目されだしている。
しかし、従来の市販オレイン酸は、炭素鎖長や不飽和度
の異なる脂肪酸同族体を含んでいて、その純度が60〜
90係と低く、さらに各種の微量不純物をも含有してい
る。そのために、従来の市販オレイン酸は、色、におい
、要定性、安全性などの品質が不十分であるばかりでな
く、オレイン酸固有の機能を十分に発揮することができ
ていない。
の異なる脂肪酸同族体を含んでいて、その純度が60〜
90係と低く、さらに各種の微量不純物をも含有してい
る。そのために、従来の市販オレイン酸は、色、におい
、要定性、安全性などの品質が不十分であるばかりでな
く、オレイン酸固有の機能を十分に発揮することができ
ていない。
一般に脂肪酸の純度を高める方法としては、溶剤分別、
乳化分別、尿素分別など各種の方法が古くから知ら九て
おり、また近年では吸着剤、イオン交換樹脂などを利用
するクロマトグラフ法が応用されたりしている。しかし
、これらの方法は純度の高い脂肪酸の工業的生産手段と
しては、分離精製度、処理能力、製造コストなどの点で
適当でない。
乳化分別、尿素分別など各種の方法が古くから知ら九て
おり、また近年では吸着剤、イオン交換樹脂などを利用
するクロマトグラフ法が応用されたりしている。しかし
、これらの方法は純度の高い脂肪酸の工業的生産手段と
しては、分離精製度、処理能力、製造コストなどの点で
適当でない。
1だ、リノール酸、リルン酸などのポリ不飽和脂肪酸を
部分水添してオレイン酸の純度を高める方法もあるが、
位置異性体および立体異性体が生成してくるという問題
点がある。
部分水添してオレイン酸の純度を高める方法もあるが、
位置異性体および立体異性体が生成してくるという問題
点がある。
(3)発明の目的
オレイン酸の用途が多様化して需要が増大してくるとと
もに高純度でかつ高品質のオレイン酸が要求されるよう
になってきた。
もに高純度でかつ高品質のオレイン酸が要求されるよう
になってきた。
本発明は巾広い原料から簡易な方法で、位置な。季
らび“立体異性体を生成することなく・高
純度1かつ高度圧精製されたオレイン酸を得ることを目
的とするものである。
らび“立体異性体を生成することなく・高
純度1かつ高度圧精製されたオレイン酸を得ることを目
的とするものである。
(4)発明の構成
本発明は、(イ)オレイン酸を含有する脂肪酸混合物と
尿素とを有機溶剤に溶解したのち冷却して析出した結晶
を分離除去し、(ロ)有機溶剤溶液中に含丑九る脂肪酸
混合物を部分けん化したのち再結晶により結晶全分取し
、H得られた結晶を酸分解することを特徴とするオレイ
ン酸の製造法である。
尿素とを有機溶剤に溶解したのち冷却して析出した結晶
を分離除去し、(ロ)有機溶剤溶液中に含丑九る脂肪酸
混合物を部分けん化したのち再結晶により結晶全分取し
、H得られた結晶を酸分解することを特徴とするオレイ
ン酸の製造法である。
(イ)工程はオレイン酸を含有する脂肪酸混合物から炭
素数16以上の高級飽和脂肪酸とオレイン酸より高級な
モノ不飽和脂肪酸を除去する工程であり、得られる有機
溶剤溶液中には必然的に少量の尿素が残留する。この有
機溶剤溶液を用いてつぎの(ロ)工程を行うと、残留尿
素がオレイン酸の酸性塩と伺加体を適度に形成して硬く
てさらさらした結晶を生bkするため、部分けん化した
脂肪酸混合物の結晶状態が改善さ−れで再結晶により得
られる結晶の濾過が容易となり、リノール酸などのポリ
不飽和脂肪酸、オレイン酸より低級なモノ不飽和脂肪酸
、低級飽和脂肪酸およびその他の不純物質の除去を効率
よく行うことができるので、高純度でかつ高度に精製さ
れたオレイン酸の製造が可能となる。
素数16以上の高級飽和脂肪酸とオレイン酸より高級な
モノ不飽和脂肪酸を除去する工程であり、得られる有機
溶剤溶液中には必然的に少量の尿素が残留する。この有
機溶剤溶液を用いてつぎの(ロ)工程を行うと、残留尿
素がオレイン酸の酸性塩と伺加体を適度に形成して硬く
てさらさらした結晶を生bkするため、部分けん化した
脂肪酸混合物の結晶状態が改善さ−れで再結晶により得
られる結晶の濾過が容易となり、リノール酸などのポリ
不飽和脂肪酸、オレイン酸より低級なモノ不飽和脂肪酸
、低級飽和脂肪酸およびその他の不純物質の除去を効率
よく行うことができるので、高純度でかつ高度に精製さ
れたオレイン酸の製造が可能となる。
原料として使用するオレイン酸を含有する脂肪酸混合物
としてはオレイン酸を含有するものなら伺でも使用可能
であり、オリーブ油、ゴマ油、米ヌカ油、大豆油、茶実
油、ツバキ油、コーン油、ナタネ油、パーム油、落花生
油、サフラワー油、牛脂、豚脂、鶏油、羊脂、魚油など
の油脂を加水分解して得られる脂肪酸やこれらの混合物
が使用でき、市販の不純物を含有するオレイン酸も原料
とすることができる。当然のことながら、オレイン酸の
含有率の高い原料はど、効率よく高純度のオレイン酸を
得ることができる。
としてはオレイン酸を含有するものなら伺でも使用可能
であり、オリーブ油、ゴマ油、米ヌカ油、大豆油、茶実
油、ツバキ油、コーン油、ナタネ油、パーム油、落花生
油、サフラワー油、牛脂、豚脂、鶏油、羊脂、魚油など
の油脂を加水分解して得られる脂肪酸やこれらの混合物
が使用でき、市販の不純物を含有するオレイン酸も原料
とすることができる。当然のことながら、オレイン酸の
含有率の高い原料はど、効率よく高純度のオレイン酸を
得ることができる。
(イ)工程で使用する有機溶剤としては、メタノール、
エタノール、n−プロパツール、インプロパツールなど
の低級アルコールや、これらを主成分とする混合溶剤が
使用される。有機溶剤の使用量は原料脂肪酸の組成、目
標とする純度と収率、結晶化回数の設定などによって一
概に決めることはできないが、原料脂肪酸の0.5〜1
0重量倍が好ましい。05重量倍より少ないと分離効果
が低下し、10重量倍より多くなると脂肪酸濃度が低く
なり製造効率が低下して不利である。
エタノール、n−プロパツール、インプロパツールなど
の低級アルコールや、これらを主成分とする混合溶剤が
使用される。有機溶剤の使用量は原料脂肪酸の組成、目
標とする純度と収率、結晶化回数の設定などによって一
概に決めることはできないが、原料脂肪酸の0.5〜1
0重量倍が好ましい。05重量倍より少ないと分離効果
が低下し、10重量倍より多くなると脂肪酸濃度が低く
なり製造効率が低下して不利である。
尿素の使用量は原料脂肪酸の組成、目標とする純度と収
率、結晶化温度、溶剤量などによって決まるものである
が、原料脂肪酸中に含まれている炭素数16以上の飽和
脂肪酸とオレイン酸よシ高級なモノ不飽和脂肪酸との合
計量の3〜50重量倍が好ましい。3重量倍よシ少ない
と炭素数16以上の飽和脂肪酸やオレイン酸より高級な
モノ不飽和脂肪酸の除去が不十分となり、5o重量倍よ
り多いとオレイン酸収量が低下する。
率、結晶化温度、溶剤量などによって決まるものである
が、原料脂肪酸中に含まれている炭素数16以上の飽和
脂肪酸とオレイン酸よシ高級なモノ不飽和脂肪酸との合
計量の3〜50重量倍が好ましい。3重量倍よシ少ない
と炭素数16以上の飽和脂肪酸やオレイン酸より高級な
モノ不飽和脂肪酸の除去が不十分となり、5o重量倍よ
り多いとオレイン酸収量が低下する。
(イ)工程は有機溶剤に尿素とオレイン酸を含有する脂
肪酸混合物を加えて加温溶解し、ついで徐々に冷却し、
通常30”C以下、好ましくは20〜−20’Cの範囲
にする。炭素数16以上の飽和脂肪酸、オレイン酸よシ
高級なモノ不゛飽和脂肪酸などは尿素と付加体を形成し
て結晶化するので、この結晶をP別、遠心分離などの通
常の手段で除去する。
肪酸混合物を加えて加温溶解し、ついで徐々に冷却し、
通常30”C以下、好ましくは20〜−20’Cの範囲
にする。炭素数16以上の飽和脂肪酸、オレイン酸よシ
高級なモノ不゛飽和脂肪酸などは尿素と付加体を形成し
て結晶化するので、この結晶をP別、遠心分離などの通
常の手段で除去する。
通常、(イ)工程は1回の操作で十分であるが、炭素数
16以上の飽オロ脂肪酸やオレイン酸よシ高級なモノ不
飽和脂肪酸の分離が不十分な場合圧はくり返してもよい
。
16以上の飽オロ脂肪酸やオレイン酸よシ高級なモノ不
飽和脂肪酸の分離が不十分な場合圧はくり返してもよい
。
(ロ)工程は、まず(イ)工程で得られた脂肪酸混合物
の有機溶剤溶液に、リーチ′ウム、ナトリウム、カリウ
ム、アンモニアなどの水酸化物や炭酸塩などの塩基性化
合物を加えて部分的に中和する。この部分けん化により
オレイン酸は酸性塩を形成し、冷却するとオレイン酸の
酸性塩と(イ)工程において残留した少量の尿素とが付
加体を適度に形成して全体として濾過じやすい結晶とな
り、ポリ不飽和脂肪酸などの除去成分の分離が容易であ
る。この場合の中和率は、含有されるオレイン酸の20
%か中オロ率がオレイン酸の20tl)未満では得られ
るオレイン酸の収率が低く、全脂肪酸混合物の60%1
をこえると分離効果が低下すると共
に結晶化したオレイン酸の酸性塩の結晶状態が悪くなっ
て濾過しに<<、得られるオレイン酸の純度が低下する
。
の有機溶剤溶液に、リーチ′ウム、ナトリウム、カリウ
ム、アンモニアなどの水酸化物や炭酸塩などの塩基性化
合物を加えて部分的に中和する。この部分けん化により
オレイン酸は酸性塩を形成し、冷却するとオレイン酸の
酸性塩と(イ)工程において残留した少量の尿素とが付
加体を適度に形成して全体として濾過じやすい結晶とな
り、ポリ不飽和脂肪酸などの除去成分の分離が容易であ
る。この場合の中和率は、含有されるオレイン酸の20
%か中オロ率がオレイン酸の20tl)未満では得られ
るオレイン酸の収率が低く、全脂肪酸混合物の60%1
をこえると分離効果が低下すると共
に結晶化したオレイン酸の酸性塩の結晶状態が悪くなっ
て濾過しに<<、得られるオレイン酸の純度が低下する
。
オレイン酸の酸性塩を結晶化させるために冷却する温度
は10〜−30’C,好ましくは5〜−20°Cである
。10°Cより高いとオレイン酸の収率が低下し、−3
0’Cより低いとオレイン酸の純度が低下する。
は10〜−30’C,好ましくは5〜−20°Cである
。10°Cより高いとオレイン酸の収率が低下し、−3
0’Cより低いとオレイン酸の純度が低下する。
生成したオレイン酸の酸性塩の結晶は通常の方法でポリ
不飽和脂肪酸などを含む溶液から分離される。
不飽和脂肪酸などを含む溶液から分離される。
なお、オレイン酸の酸性塩の結晶は、再結晶をくり返す
ことによりさら如純度を向上させることができる。
ことによりさら如純度を向上させることができる。
オレイン酸の酸性塩の再結晶のくり返しに用いる溶剤と
しては、メタノール、エタノール、インブタノール、n
−ブタノール、インブタノール、アセトン、メチルエチ
ンレケトン、ジエチルエーテル、酢酸エチル、アセトニ
トリルなどの極性溶剤や、これらを含有する混合溶剤が
用いられる。この場合のオレイン酸の酸性塩の濃度はl
O〜50重量係、重量温度は5〜−20°Cが好ましい
。
しては、メタノール、エタノール、インブタノール、n
−ブタノール、インブタノール、アセトン、メチルエチ
ンレケトン、ジエチルエーテル、酢酸エチル、アセトニ
トリルなどの極性溶剤や、これらを含有する混合溶剤が
用いられる。この場合のオレイン酸の酸性塩の濃度はl
O〜50重量係、重量温度は5〜−20°Cが好ましい
。
(ハ)工程はオレイン酸の酸性塩に酸を加えて酸分解し
、オレイン酸を得る工程である。
、オレイン酸を得る工程である。
酸分解に用いる酸としては、硫酸1.塩酸、硝酸、リン
酸、亜リン酸、次亜リン酸、炭酸、ホウ酸などの無機酸
や、酢酸、シュウ酸、マロン酸、コノ・り酸、リンゴ酸
、酒石酸、クエン酸などの有機酸が使用できる。酸の使
用量は、オレイン酸の酸性塩を形成する塩基の当量以上
であシ、好ましくは12当量以上である。
酸、亜リン酸、次亜リン酸、炭酸、ホウ酸などの無機酸
や、酢酸、シュウ酸、マロン酸、コノ・り酸、リンゴ酸
、酒石酸、クエン酸などの有機酸が使用できる。酸の使
用量は、オレイン酸の酸性塩を形成する塩基の当量以上
であシ、好ましくは12当量以上である。
酸分解した後、オレイン酸に残存する酸分解に用いた酸
を水洗により除去する。この水洗の際に少量のシュウ酸
、クエン酸などの多塩基酸を添加すると水洗時の乳化を
防止することができ、壕だオレイン酸の酸性塩の酸分解
も完全に行われる。
を水洗により除去する。この水洗の際に少量のシュウ酸
、クエン酸などの多塩基酸を添加すると水洗時の乳化を
防止することができ、壕だオレイン酸の酸性塩の酸分解
も完全に行われる。
このようにして高純度のオレイン酸が得られるが、さら
に微量の不純物を除去するために、通常の脂肪酸の精製
に用いられる吸着剤処理や蒸留を行うこともできる。
に微量の不純物を除去するために、通常の脂肪酸の精製
に用いられる吸着剤処理や蒸留を行うこともできる。
吸着剤処理に用いる吸着剤としては、白土、活性白土、
活性炭、シリカゲル、アルミナ、シリカアルミナ、イオ
ン交換樹脂、合成吸着剤などがあり、単独あるいは混合
物として用いられる。吸着剤の使用量はオレイン酸の精
製度や目標とする品質によって異なるが、オレイン酸に
対して01〜5重量係重量る。吸着剤処理の温度はオレ
イン酸の融点以上、好ましくは30〜80°Cである。
活性炭、シリカゲル、アルミナ、シリカアルミナ、イオ
ン交換樹脂、合成吸着剤などがあり、単独あるいは混合
物として用いられる。吸着剤の使用量はオレイン酸の精
製度や目標とする品質によって異なるが、オレイン酸に
対して01〜5重量係重量る。吸着剤処理の温度はオレ
イン酸の融点以上、好ましくは30〜80°Cである。
処理時間は約20分〜2時間である。
蒸留は通常オレイン酸の蒸留に用いられる条件で、不活
性ガスの雰囲気下に減圧蒸留される。真空度はできるだ
け低圧で、蒸留温度はできるだけ低い方がよい。
性ガスの雰囲気下に減圧蒸留される。真空度はできるだ
け低圧で、蒸留温度はできるだけ低い方がよい。
(5)発明の効果
本発明の方法により、巾広い原料から簡易なプロセスに
よって、酸(?、% 、酸や塩基等の薬剤などに対する
安定性、生体に対する安全性など全ての品質面において
、従来技術では到達困難であった水準に1で品質を向上
させた高純度精製オレイン酸を得ることができる。
よって、酸(?、% 、酸や塩基等の薬剤などに対する
安定性、生体に対する安全性など全ての品質面において
、従来技術では到達困難であった水準に1で品質を向上
させた高純度精製オレイン酸を得ることができる。
こうして得られた高純度精製オレイン酸はつぎのような
特性をもっている。
特性をもっている。
■高純度で無色、無臭である。
■劣化の原因となる酸化生成物などの微量不純物を含ま
ない。
ない。
■熱、酸素および薬剤に対する安定性が優れている。
■生体に対して安全性が高い。
■シャープな結晶長型現象などオレイン酸固有の物性を
示す。
示す。
本発明の方法で得られたオレイン酸は、このような特性
を生かして、医薬品、香粧品、バイオケミカルズ、エレ
クトロニクスなどをはじめとする巾広い分野で利用する
ことができる。
を生かして、医薬品、香粧品、バイオケミカルズ、エレ
クトロニクスなどをはじめとする巾広い分野で利用する
ことができる。
(6)発明の実施例
本発明を実施例により説明する。なお、実施例において
係は、特に規定しない場合は、重量%を示す。
係は、特に規定しない場合は、重量%を示す。
実施例1
メタノール(000、Pに尿素1242j?を加え、う
て加温溶解後50’CK加温したオレイ
ックサフラワー油蒸留脂肪酸1000J’を加えて溶解
した。
て加温溶解後50’CK加温したオレイ
ックサフラワー油蒸留脂肪酸1000J’を加えて溶解
した。
次いで攪拌しなから10“C迄冷却し、生じた結晶を遠
心濾過してpi5212.1’(脂肪酸含量652y:
酸価198.5.尿素含量232P)を得た。
心濾過してpi5212.1’(脂肪酸含量652y:
酸価198.5.尿素含量232P)を得た。
このP液に水酸化ナトリウム41.5J’(含有脂肪酸
の45係当量)を含む水溶液576yを加えて浴解し、
攪打しながら−7’C迄冷却してp別後、オレイン酸の
酸性塩結晶427 、F (酸性塩含量370j)を得
た。この結晶にリン酸93ノ(酸性塩の15当量)を含
む水溶液1856ノを加え、加温して酸分解した。得ら
れた油層を05チクエーン酸水溶液で十分に洗浄した後
、脱水して高純度精製オレイン酸(A)356.1’を
得た。
の45係当量)を含む水溶液576yを加えて浴解し、
攪打しながら−7’C迄冷却してp別後、オレイン酸の
酸性塩結晶427 、F (酸性塩含量370j)を得
た。この結晶にリン酸93ノ(酸性塩の15当量)を含
む水溶液1856ノを加え、加温して酸分解した。得ら
れた油層を05チクエーン酸水溶液で十分に洗浄した後
、脱水して高純度精製オレイン酸(A)356.1’を
得た。
実施例2
実施例1と同様に操作して得たオレイン酸の酸性塩結晶
を10%含水メタノール1280/に加温溶解した後、
攪拌し゛ながら一5°Cに冷却し、戸別して結晶357
yを得た。この結晶に5 % IJン酸氷水1690J
’加え、加温して酸分解し、得られた油層を0.5%ク
エン酸水で十分に洗浄した後、脱水して高純度精製オレ
イン酸(B’)324.J’を得た。
を10%含水メタノール1280/に加温溶解した後、
攪拌し゛ながら一5°Cに冷却し、戸別して結晶357
yを得た。この結晶に5 % IJン酸氷水1690J
’加え、加温して酸分解し、得られた油層を0.5%ク
エン酸水で十分に洗浄した後、脱水して高純度精製オレ
イン酸(B’)324.J’を得た。
実施例3
実施例2と同様に再結晶化して得たオレイン酸の酸性塩
結晶を13係含水メタノール1071/に加温溶解した
後、攪拌しながら−5’Cに冷却し、戸別して結晶31
71を得た。この結晶に5 eI)IJン酸氷水157
41加え、加温して酸分解し、得られた油層を0.5%
クエン酸水で十分【洗浄した後、脱水して高純度精製オ
レイン酸(C)302!を得た。
結晶を13係含水メタノール1071/に加温溶解した
後、攪拌しながら−5’Cに冷却し、戸別して結晶31
71を得た。この結晶に5 eI)IJン酸氷水157
41加え、加温して酸分解し、得られた油層を0.5%
クエン酸水で十分【洗浄した後、脱水して高純度精製オ
レイン酸(C)302!を得た。
実施例4
実施例1〜3で得た高純度精製オレイン酸に活性炭0.
596’を添加して窒素ガス雰囲気下に50゛Cで1時
間攪拌した後、濾過して吸着剤処理した高純度精製オレ
イン酸(AI)、(Bl)、(CI)を得た。
596’を添加して窒素ガス雰囲気下に50゛Cで1時
間攪拌した後、濾過して吸着剤処理した高純度精製オレ
イン酸(AI)、(Bl)、(CI)を得た。
実施例5
実施例1〜3で得た高純度精製オレイン酸を窒素ガス吹
込み下、’2mHJ’、230°C以下で蒸留して高純
度精製オレイン酸(A2)、(B2)、(C2)を得た
。
込み下、’2mHJ’、230°C以下で蒸留して高純
度精製オレイン酸(A2)、(B2)、(C2)を得た
。
以上の実施例1〜5で得られた本発明の高純度精製オレ
イン酸および比較として市販オレイン酸疋ついて組成な
らびに品質特性をまとめて表1に示す。
イン酸および比較として市販オレイン酸疋ついて組成な
らびに品質特性をまとめて表1に示す。
試験項目■はキャピラリーカラムを用いた漣スクロマト
グラフィーによる。オレイン酸はC10゜1ω9で示し
た。
グラフィーによる。オレイン酸はC10゜1ω9で示し
た。
ル
■は代表的な微量不純物であるカルボニに化合物の含有
量を示す値(ミリ当量/〜)。
量を示す値(ミリ当量/〜)。
■は無臭を0点とし、市販オレイン酸(イ)の臭いの強
さを10点として官能検査で評価した点数。
さを10点として官能検査で評価した点数。
■〜■において、色相の数値の太きいものほど着色度が
大きくて品質が悪いことを示す。
大きくて品質が悪いことを示す。
■はオレイン酸を窒素気流中にて、205°Cで1時間
加熱した後の色相で、熱に対する色相安定性を示す。
加熱した後の色相で、熱に対する色相安定性を示す。
■はオレイン酸を大気下にて、150°Cで3時間加熱
した後の色相で、熱酸化に対する色相安定性を示す。
した後の色相で、熱酸化に対する色相安定性を示す。
■はオレイン酸に等モルのジェタノールアミン邊
を加え、窒素ガスにより攪拌しながら、150
°Cで2時間加熱した後の色相で、塩基性薬剤に対する
色相安定性を示す。
を加え、窒素ガスにより攪拌しながら、150
°Cで2時間加熱した後の色相で、塩基性薬剤に対する
色相安定性を示す。
■はオレイン酸にパラトルエンスルホン酸ヲ005係加
えて、窒素ガスにより攪拌しながら、150°Cで1時
間加熱した後の色相で、酸性薬剤に対する色相安定性を
示す。
えて、窒素ガスにより攪拌しながら、150°Cで1時
間加熱した後の色相で、酸性薬剤に対する色相安定性を
示す。
■はオレイン酸に通気(3’00 ml 7分)攪拌し
ながら、60°Cで5時間加熱した後の過酸化物価(ミ
リ当量/Kv)で、数値の大きいものほど酸価安定性が
悪いことを示す。
ながら、60°Cで5時間加熱した後の過酸化物価(ミ
リ当量/Kv)で、数値の大きいものほど酸価安定性が
悪いことを示す。
膚刺激性試験の結果で、陰性は無刺激、陽性は刺激の強
いことを表し、生体に対する安全性を示す。
いことを表し、生体に対する安全性を示す。
実施例6
メタノール5000J’に尿素1640J’を加えて加
温溶解後60°Cに加温した茶実油分解脂肪酸]、 0
00 J’を加えて溶解した。次ちで攪拌しなから8°
C迄冷却し、生じた結晶を戸別してF液6196F(脂
肪酸含量5127’:酸価192.2、尿素含量225
1 )を得た。このF液に水酸化ナトリウム35.11
(含有脂肪酸の50%当量)を含む水溶液7031を
加えて溶解し、攪拌しながら−10°C迄冷却してr別
後、オレイン酸の酸性塩結晶418.f’(酸性塩含量
361P)を得た。この結晶に3ot)塩酸水1535
J’を加え、加温して酸分解した。得ら几た油層f:0
.5 % IJンゴ酸水溶液で十分に洗浄した後、脱水
して高純度精製オレイン酸(D)3477を得た。
温溶解後60°Cに加温した茶実油分解脂肪酸]、 0
00 J’を加えて溶解した。次ちで攪拌しなから8°
C迄冷却し、生じた結晶を戸別してF液6196F(脂
肪酸含量5127’:酸価192.2、尿素含量225
1 )を得た。このF液に水酸化ナトリウム35.11
(含有脂肪酸の50%当量)を含む水溶液7031を
加えて溶解し、攪拌しながら−10°C迄冷却してr別
後、オレイン酸の酸性塩結晶418.f’(酸性塩含量
361P)を得た。この結晶に3ot)塩酸水1535
J’を加え、加温して酸分解した。得ら几た油層f:0
.5 % IJンゴ酸水溶液で十分に洗浄した後、脱水
して高純度精製オレイン酸(D)3477を得た。
実施例7
実施例6と同様にして得たオレイン酸の酸性塩結晶を1
2%含水メタノール1254Fに加温溶解した後、攪拌
しながら一5°Cに冷却し、戸別して結晶350!を得
た。この結晶て3%塩酸水1230!を加え、加温して
酸分解し、得られた油層′If:0.5%リンゴ酸水溶
液で十分に洗浄した後、脱水して高純度精製オレイン酸
(E)3181を得た。
2%含水メタノール1254Fに加温溶解した後、攪拌
しながら一5°Cに冷却し、戸別して結晶350!を得
た。この結晶て3%塩酸水1230!を加え、加温して
酸分解し、得られた油層′If:0.5%リンゴ酸水溶
液で十分に洗浄した後、脱水して高純度精製オレイン酸
(E)3181を得た。
実施例8
実施例6および7で得た高純度精製オレイン酸にシリカ
ゲル3係を添加して窒素ガス雰囲気下に40度で1時間
攪拌した後、濾過して吸着剤処理した高純度精製オレイ
ン酸(Dl)および(El)を得た。
ゲル3係を添加して窒素ガス雰囲気下に40度で1時間
攪拌した後、濾過して吸着剤処理した高純度精製オレイ
ン酸(Dl)および(El)を得た。
実施例9
実施例6および7で得た高純度精製オレイン酸を実施例
5と同様に蒸留して高純度精製オレイン酸(D2)およ
び(E2)を得た。
5と同様に蒸留して高純度精製オレイン酸(D2)およ
び(E2)を得た。
実施例6〜9で得られた本発明の高純度精製オレイン酸
の組成ならびに品質特性を1とめて表2に示す。
の組成ならびに品質特性を1とめて表2に示す。
実施例10
メタノール3000J’に尿素106−0.Pを加えて
加温溶解後60’Cに加温したオリーブ油分解脂肪酸1
000.Pを加えて溶解した。次いで攪拌しなから15
°C迄冷却し、生じた結晶’cF別して得らnたろ液に
尿素7501を加えて再度溶解した後攪拌しながら10
°C迄冷却し、生じた結晶を炉別して戸液34BBt<
脂肪酸含量447t:酸価192.8J’、尿素含量1
58 、P)を得た。このp液に水酸化カリウム38.
8/(含有脂肪酸の45多当量)を含む水溶液372j
を加えて溶解し、攪拌しながら一10°C迄冷却して炉
別後、オレイン酸の酸性塩結晶342J’(酸性塩含量
2891)を得た。この結晶に10安クエン酸水溶液1
8941を加え、加温して酸分解した。得られた油層を
05係酒石酸水溶液で十分に洗浄した後、脱水して高純
度精製オレイン酸CF)278j’を得た。
加温溶解後60’Cに加温したオリーブ油分解脂肪酸1
000.Pを加えて溶解した。次いで攪拌しなから15
°C迄冷却し、生じた結晶’cF別して得らnたろ液に
尿素7501を加えて再度溶解した後攪拌しながら10
°C迄冷却し、生じた結晶を炉別して戸液34BBt<
脂肪酸含量447t:酸価192.8J’、尿素含量1
58 、P)を得た。このp液に水酸化カリウム38.
8/(含有脂肪酸の45多当量)を含む水溶液372j
を加えて溶解し、攪拌しながら一10°C迄冷却して炉
別後、オレイン酸の酸性塩結晶342J’(酸性塩含量
2891)を得た。この結晶に10安クエン酸水溶液1
8941を加え、加温して酸分解した。得られた油層を
05係酒石酸水溶液で十分に洗浄した後、脱水して高純
度精製オレイン酸CF)278j’を得た。
実施例11
実施例10と同様にして得たオレイン酸の酸性塩結晶を
8係含水アセトン1026J’に加温溶解した後、攪拌
しながら一2°Cに冷却し、炉別して結晶276J”i
得た。この結晶に10係クエン酸水溶液1716J’を
加え、加温して酸分解し、得られた油層を0.5係酒石
酸水溶液で十分に洗浄した後、脱水して高純度精製オレ
イン酸(G)2521を得た。
8係含水アセトン1026J’に加温溶解した後、攪拌
しながら一2°Cに冷却し、炉別して結晶276J”i
得た。この結晶に10係クエン酸水溶液1716J’を
加え、加温して酸分解し、得られた油層を0.5係酒石
酸水溶液で十分に洗浄した後、脱水して高純度精製オレ
イン酸(G)2521を得た。
実施例12
実施例10および11で得た高純度精製オレイン酸に活
性白土2係を添加して窒素ガス雰囲気下に40°Cで3
0分間攪拌した後、r過して吸着剤処理した高純度精製
オレイン酸(Fl)および(Gl)を得た。
性白土2係を添加して窒素ガス雰囲気下に40°Cで3
0分間攪拌した後、r過して吸着剤処理した高純度精製
オレイン酸(Fl)および(Gl)を得た。
実施例13
実施例10および1′1で得た高純度精製オレイン酸を
実施例5と同様に蒸留して玩純度精製オレイン酸(F2
)および(G2)を得た。
実施例5と同様に蒸留して玩純度精製オレイン酸(F2
)および(G2)を得た。
実施例10〜13で得られた本発明の高純度精製オレイ
ン酸の組成ならびに品質特性をまとめて表3に示す。
ン酸の組成ならびに品質特性をまとめて表3に示す。
以上の結果より、本発明によって、反別脂肪酸中に含捷
れている飽和脂肪酸、オレイン酸以外のモノ不飽和脂肪
酸、リノール酸などのポリ不飽和脂肪酸やその他の不純
物質をほとんど完全に除去できることが門らがである。
れている飽和脂肪酸、オレイン酸以外のモノ不飽和脂肪
酸、リノール酸などのポリ不飽和脂肪酸やその他の不純
物質をほとんど完全に除去できることが門らがである。
才だ、本発明によって得られる高純度精製オレイン酸は
、はぼ100係まで高純度化が達成されていると共にほ
とんど無色無臭であシ、さらに熱、酸化および薬品に対
する安定性および生体に対する安全性も抜群に優れてい
ることが判る。
、はぼ100係まで高純度化が達成されていると共にほ
とんど無色無臭であシ、さらに熱、酸化および薬品に対
する安定性および生体に対する安全性も抜群に優れてい
ることが判る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(イ)オレイン酸を含有する脂肪酸混合物と尿素と
を有機溶剤に溶解したのち冷却して析出した結晶を分離
除去し、(ロ)有機溶剤溶液中に含まれる脂肪酸混合物
を部分けん化したのち再結晶により結晶を分取し、(ハ
)得られた結晶を酸分解することを特徴とするオレイン
酸の製造法。 2(ロ)工程の再結晶をくり返す特許請求の範囲第1項
記載のオレイン酸の製造法。 3、(ハ)工程ののち、吸着剤処理または蒸留を行う特
許請求の範囲第1項または第2項記載のオレイン酸の製
造法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59119170A JPS61297A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | オレイン酸の製造法 |
US06/803,219 US4601856A (en) | 1984-06-12 | 1985-12-02 | Method of purifying oleic acid |
MYPI87001322A MY100171A (en) | 1984-06-12 | 1987-08-13 | Method of producing oleic acid |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59119170A JPS61297A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | オレイン酸の製造法 |
EP19850308858 EP0225946B1 (en) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | Method of producing oleic acid |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61297A true JPS61297A (ja) | 1986-01-06 |
JPH0257120B2 JPH0257120B2 (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=26099662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59119170A Granted JPS61297A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | オレイン酸の製造法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4601856A (ja) |
JP (1) | JPS61297A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0240990A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回路基板 |
JPH03154396A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回路用ホーロー基板の製造方法 |
WO1993005755A1 (en) * | 1991-09-27 | 1993-04-01 | Nof Corporation | Cosmetic composition and emulsion composition |
JPH05246948A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-09-24 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 界面活性剤および化粧料 |
JP2005068105A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 高純度カルボン酸リチウム結晶とその製造方法 |
JP2005523931A (ja) * | 2002-04-29 | 2005-08-11 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 種子油の工業的利用のための統合化学プロセス |
JP2006502224A (ja) * | 2002-10-07 | 2006-01-19 | クロンプトン コーポレーション | ポリグリセリンエステル類を助剤として用いる脂肪酸混合物から飽和脂肪酸類を分離するための方法 |
JP2006291204A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Dongbu Hannong Chemical Co Ltd | 不飽和脂肪酸の製造方法 |
JP2017510698A (ja) * | 2014-04-07 | 2017-04-13 | イーパクス ノルウェー アーエス | 長鎖一価不飽和脂肪酸組成物、及びその製造方法 |
JPWO2016002868A1 (ja) * | 2014-07-02 | 2017-04-27 | 日本水産株式会社 | 水産物由来遊離1価不飽和脂肪酸又はその低級アルコールエステルの製造方法 |
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NL8901578A (nl) * | 1989-06-22 | 1991-01-16 | Suiker Unie | Werkwijze voor het zuiveren van produkten met esters van een niet-reducerende suiker en een of meer vetzuren. |
KR100307839B1 (ko) * | 1995-07-13 | 2002-11-22 | 토넨제네랄세키유 가부시키가이샤 | 세라믹스질물질형성용조성물및세라믹스질물질의제조방법 |
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-
1984
- 1984-06-12 JP JP59119170A patent/JPS61297A/ja active Granted
-
1985
- 1985-12-02 US US06/803,219 patent/US4601856A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0257120B2 (ja) | 1990-12-04 |
US4601856A (en) | 1986-07-22 |
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