JPS61295986A - 乗客コンベア装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエスカレータ、トラベータのような乗客コン
ベア装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の乗客コンベア装置を第２図、第３図によって説明
する。

第２Ｎ、ｍ３’ｆ／Ｊにおいて、１はエスカレータのよ
うな乗客コンベア装置の主枠、２は主枠１内に設けられ
レールを主体として構成された循環路であり、循環路２
ば主枠１上面側の往路２ａと主枠１下面側の帰路２ａと
これらの間の反転部２ｃとから構成されている。３は上
記循環８！８２に配置された多数のステップであり、こ
れらのステップ３は、踏板３ａとライザ３ｂとを有し、
ステップチェーン４によって無端状に連結されている。

５は主枠１内に配設された駆動装置であり、この駆動装
置５によってステップ３がステップチェーン４を介して
循環路２を循環移動されるようにしてある。６はステッ
プ３の両側に配置され主枠１上に立設された欄干であり
、この欄干６上にはステップ３と同期駆動される移動手
摺７が支持されている。８ば欄干６内の上部に設置され
、欄干６の透明パネル６ａを通してステップ３が照射さ
れるようにした螢光灯などからなる光源である。

以上のように構成された乗客コンベア装置では、従来、
例えば実公昭４８−８８７７号公報に示されているよう
に、ステップ３の踏板３ａＪｅ軽合金ダイカストライザ
３ｂを合成Ｖ！！脂によって構成し、デザインをよくす
ることがなされている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のような従来の乗客コンベア装置は、ステップの踏
板と、ライザの色彩、材質を異ならせると共に、ライザ
の着色を種々異ならせるだけであったため、単調なもの
であり、デザインの一層の向上が要望されるという問題
点があった。

この発明は、上述した問題点を解決して、乗客に光源を
見せることなく、乗客にステップの少なくとも一部を浮
び上がらせて見せることができ、デザイン的にすぐれた
乗客コンベア装置を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る乗客コンベア装置は、ステップの表面の
一部または全部に蓄光性面を形成し、循環路の帰路側に
上記蓄光性面を照射する光源を配設したものである。

〔作　用〕

この発明における乗客コンベア装置は、循環路を循環移
動する多数のステップ表面に、主枠内の乗客には見えな
い位置に配設した光源により循環路の帰路側で順次光を
照射することで、ステップ表面に蛍光塗料の塗着などに
よって形成した蓄光性面部に蓄光させ、蓄光したステッ
プが循環路の反転部を経て往路を移動する際に蓄光性面
が発光することで、ステップ表面の少なくとも一部を、
乗客に光源を見せることなく、浮び上がらせて見せるこ
とができ、また蓄光性面は任意の色彩に着色できろこと
で、発光と着色との併用でデザインの向上が図られる。

− 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を第１図によって説明する。

第１図において、第２図、第３図と同一符号（よ相当部
分を示し、９ａ、９ｂはステップ３の踏板３ａ、ライザ
３ｂの表面に蛍光塗料のような蓄光性塗料の塗着によっ
て形成した蓄光性面、８は循環路２の帰路２ｂ側のステ
ップ３下方に配置した光源であり、光源８は主枠（第１
図では図示省略）内に収容されている。なお、この実施
例の上述した以外の構成は、第２図、第３図に示す従来
の乗客コンベア装置と同様である。

以上のように構成された実施例の乗客コンベア装置では
、循環路２を移動する多数のステップ３の表面に、循環
路２の帰路２ｂ側で光源８から光が順次照射され、ステ
ップ３の蓄光性面９ａ、Ｏｂ部に蓄光される。蓄光され
たステップ３は、循環路２の反転部を経て往路２ａを移
動する際に、蓄光性面９ａ、９ｂが発光するので、ステ
ップ３０表面全体が浮び上が−って見える。その後、ス
テップ３は反転部を経て再び帰路２ｂに移動し、光源８
によって蓄光性面９ａ、９ｂ部に蓄光される。

したがって、ステップ３の蓄光性面９ａ、９ｂは帰！Ｒ
ｊ２ｂでの蓄光と、往路２ａでの発光を繰返すことによ
り、発光が継続して行われることになる。

なお、この発明において、光源は適宜の反射板などによ
り、ステップの蓄光性面に光を集めて照射するようにす
ることが好ましく、また螢光材のような蓄光性材料を含
む合成！ＭＩ１１などの材質で、ステップの踏板の表面
部、ライザの全体など構成して、ステップの表面部に蓄
光性面を形成してもよく、蓄光性面は蓄光性塗料の塗着
、蓄光性材料を含む材質のどちらによって形成した場合
にも任意の色彩に着色することができ。

さらに、この発明において、蓄光性面は、隣接ステップ
またはスカートガードと隣接するステップ周縁部のみに
形成するようにしてもよい。そして、このようにすると
、安全表示のために、ステップ周縁部のクリート、デマ
ケーシ９ンコムを黄色に塗装した従来のものに比べ、蓄
光性面が発光することで乗客に注意を強く与えることが
できるので、安全性を強調できろ。

〔発明の効果〕

以上説明したとおり、この発明によれば、ステップの表
面に蓄光性面を形成し、循環路の帰路側に蓄光性面を照
射する光源を配設したので、乗客からは見えない帰路側
の上記光源で蓄光性面部に蓄光させ、往路側で蓄光され
た蓄光性面の発光によりステップを浮び上らせて見せる
ことができ、蓄光性面が任意の色彩に着色できることで
、発光と着色との併用によるすぐれたデザインの乗客コ
ンベア装置を提供できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による乗客コンベア装置を
示す要部の側断面図、第２図は従来例の乗客コンベア装
置を示す概略側断面図、第３図は同ステップおよび欄干
の部分側断面図である。 １・・・主枠、２・・・循環路、２ａ・・往路、２ｂ・
・−帰路、３・・ステップ、３ａ・・・踏板、３ｂ・・
・ライザ、４・・・ステップチェーン−１５・・・駆動
装置、８・・・光源、９ａ、９ｂ　　蓄光性面。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄（外２名） 手続補正書（自発） 昭和　　４１　角　届

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）主枠に設けた循環路に多数のステップを配置し、
   これらのステップを無端状にステップチェーンで連結し
   、駆動装置によってステップチェーンを介してステップ
   が循環路を循環移動するようにした乗客コンベア装置に
   おいて、上記ステップの表面の一部または全部に蓄光性
   面を形成し、上記循環路の帰路側に上記蓄光性面を照射
   する光源を配設したことを特徴とする乗客コンベア装置
   。
2. （２）蓄光性面は、隣接ステップまたスカートガードと
   隣接するステップ周縁部のみに形成した特許請求の範囲
   第１項に記載の乗客コンベア装置。
3. （３）蓄光性面は蓄光性塗料のステップへの塗布によっ
   て形成した特許請求の範囲第１項または第２項に記載の
   乗客コンベア装置。
4. （４）蓄光性面は蓄光性材料を含む材質でステップの少
   なくとも一部を構成して形成した特許請求の範囲第１項
   に記載の乗客コンベア装置。