JPS61275401A - 吸水性パツド - Google Patents
吸水性パツドInfo
- Publication number
- JPS61275401A JPS61275401A JP60113694A JP11369485A JPS61275401A JP S61275401 A JPS61275401 A JP S61275401A JP 60113694 A JP60113694 A JP 60113694A JP 11369485 A JP11369485 A JP 11369485A JP S61275401 A JPS61275401 A JP S61275401A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ammonia
- lactic acid
- water
- pad
- acid bacteria
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
未発明は1紙おむつや生理用ナプキン等に使用するため
の吸水性パッドに関するものである。
の吸水性パッドに関するものである。
[従来の技術1
例えば、紙おむつを使用する場合に問題となるものにお
むつかぶれがある。これは、−次刺激性接触皮膚炎と呼
ばれるもので、 a、肌の表面がむれて傷のりき烏い状態になってている
。
むつかぶれがある。これは、−次刺激性接触皮膚炎と呼
ばれるもので、 a、肌の表面がむれて傷のりき烏い状態になってている
。
b、おむつの風合が悪く、しかも肌に窮屈に当っている
。
。
C9肌に細菌や尿素、アンモニア等が付着している。
という条件が重なったときに、体を動かすことによって
肌に細かい傷がつき、これにアンモニアの刺激が加わる
ことによって発生するものである。
肌に細かい傷がつき、これにアンモニアの刺激が加わる
ことによって発生するものである。
そこで、このようなおむつかぶれを防止するため、従来
より各種研究がなされており、例えば。
より各種研究がなされており、例えば。
d1通気孔入り防水層素材を使用することにより紙おむ
つに通気性をもたせ、これによってむれを防止する。
つに通気性をもたせ、これによってむれを防止する。
e、尿中のアルカリを中和する特殊な高吸収性ポリマー
を紙おむつの吸水層中に含ませる。
を紙おむつの吸水層中に含ませる。
f、殺菌剤を吸水層中に添加し、細菌の活動を抑制する
。
。
等の方法が提案されているが、dの場合には、細菌や尿
素、アンモニア等の作用を抑制するのは不可能であり、
またeの方法では、アンモニアの中和だけで細菌の活動
までを抑制することはできず、ざらにfの方法は安全性
の点で問題があり、結局いずれの方法においてもおむつ
かぶれを安全且つ確実に防止することは困難であった。
素、アンモニア等の作用を抑制するのは不可能であり、
またeの方法では、アンモニアの中和だけで細菌の活動
までを抑制することはできず、ざらにfの方法は安全性
の点で問題があり、結局いずれの方法においてもおむつ
かぶれを安全且つ確実に防止することは困難であった。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、アンモニア(N H) )がおむつかぶれ等
の接触皮膚炎の要因であり、しかもこのアンモニアは、
その生成に腸内細菌特にプロテウスが関与し、このプロ
テウスから産出される尿素分解酵素であるウレアーゼの
触媒作用により、尿素[co(Na2)2]が下式の如
くアンモニアと二酸化炭素とに加水分解されることで生
成されるものであるという点に着目し、 CO(N H2)2 + H20→2 N H,+ C
O。
の接触皮膚炎の要因であり、しかもこのアンモニアは、
その生成に腸内細菌特にプロテウスが関与し、このプロ
テウスから産出される尿素分解酵素であるウレアーゼの
触媒作用により、尿素[co(Na2)2]が下式の如
くアンモニアと二酸化炭素とに加水分解されることで生
成されるものであるという点に着目し、 CO(N H2)2 + H20→2 N H,+ C
O。
この腸内細菌によるウレアーゼ産出機能を抑制すること
によって、安全且つ確実におむつかぶれ等の接触皮膚炎
を防止できるようにすることを技術的課題とするもので
ある。
によって、安全且つ確実におむつかぶれ等の接触皮膚炎
を防止できるようにすることを技術的課題とするもので
ある。
[問題点を解決するための手段]
上記課題を解決するため、本発明においては。
人体に有益なある種の乳酸菌が上記腸内細菌に対する有
効な抗菌性とアンモニアの中和機能とを保有しているこ
とを見出し、この乳酸菌を吸水性素材からなるパッド本
体に保持させたことを特徴とするものである。
効な抗菌性とアンモニアの中和機能とを保有しているこ
とを見出し、この乳酸菌を吸水性素材からなるパッド本
体に保持させたことを特徴とするものである。
[作 用]
乳酸菌の腸内細菌(プロテウス)に対する抗菌作用によ
ってウレアーゼの産出が抑制され、このウレアーゼの触
媒作用によるアンモニアの生成が抑えられる。しかも、
上記乳酸菌はアンモニアに対する中和機能をも有してい
るため、アンモニアが生成されてもそれが直ちに中和さ
れることになり、アンモニアによるおむつかぶれ及び異
臭の発生が有効に防止される。
ってウレアーゼの産出が抑制され、このウレアーゼの触
媒作用によるアンモニアの生成が抑えられる。しかも、
上記乳酸菌はアンモニアに対する中和機能をも有してい
るため、アンモニアが生成されてもそれが直ちに中和さ
れることになり、アンモニアによるおむつかぶれ及び異
臭の発生が有効に防止される。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第1図は本発明の吸水性パッドを紙おむつに適用し
た場合の断面構造を例示するもので、1は吸水性パッド
、2はポリエチレン等のプラスチック製表面シート、3
は柔軟性を有し且つべとつかない不織布等からなる裏面
シートである。
に、第1図は本発明の吸水性パッドを紙おむつに適用し
た場合の断面構造を例示するもので、1は吸水性パッド
、2はポリエチレン等のプラスチック製表面シート、3
は柔軟性を有し且つべとつかない不織布等からなる裏面
シートである。
上記吸水性パッドlは、高吸水性素材、例えば綿状バル
ブ、紙綿、吸水紙、吸水性ポリマー等を所望により一種
または二種以上混合または積層することにより形成した
パッド本体1aに、アンモニア生産菌に対する抗菌性と
アンモニア中和機能とを有する乳酸菌、例えばラクトバ
チルスヘルベティカスB−1を保持させたものである。
ブ、紙綿、吸水紙、吸水性ポリマー等を所望により一種
または二種以上混合または積層することにより形成した
パッド本体1aに、アンモニア生産菌に対する抗菌性と
アンモニア中和機能とを有する乳酸菌、例えばラクトバ
チルスヘルベティカスB−1を保持させたものである。
上記乳酸菌は、腸内細菌のうち特にウレアーゼ活性の強
いプロテウスに対して高い抗菌性を示し、このウレアー
ゼの産出を有効に抑制する機能を有していることが確認
されており、その他も、アンモニアの中和機能と、酵母
の一種であるカンシタ菌に対する抗菌性とを有すること
が分っている。
いプロテウスに対して高い抗菌性を示し、このウレアー
ゼの産出を有効に抑制する機能を有していることが確認
されており、その他も、アンモニアの中和機能と、酵母
の一種であるカンシタ菌に対する抗菌性とを有すること
が分っている。
また、上記乳酸菌をパッド本体1aに保持させる方法と
して各種方法が考えられるが、例えば、乳酸菌を凍結乾
燥させ、その粉末を直接パッド本体laの内部または表
面に層状や点状に分布させる方法や、乳酸菌をプルラン
やアルギン酸ナトリウムなどの多糖類からなる担体に保
持させ、この担体をパッド本体1aに保持させる方法な
どがあり、後者のように担体を使用する場合には、第1
図に示すように、この担体4をカプセル化してパッド本
体1aの内部に層状に配置したり、ランダムな点状に分
布させるとか、あるいは、担体をフィルム化してパッド
本体1aの内部または表面に一層または多層に積層する
などの手段を採用することができる。あるいは、必要に
応じて上記乳酸菌の粉末と担体によるカプセル及びフィ
ルムとを二種以上併用してもよい。また、担体中に乳糖
、ブドウ糖等の糖類やアミノ酸、脱脂粉乳等を配合する
と乳酸菌の安定化、活性化に有効である。 ・上記構
成を有する紙おむつにおいては、乳酸菌の腸内細菌(プ
ロテウス)に対する抗菌作用によってウレアーゼの産出
が抑制され、このウレアーゼの触媒作用によるアンモニ
アの生成が抑えられる。しかも、上記乳酸菌はアンモニ
アに対する中和機能をも有しているため、アンモニアが
生成されてもそれが直ちに中和されることになり、アン
モニアによるおむつかぶれ及び異臭の発生が有効に防止
される。
して各種方法が考えられるが、例えば、乳酸菌を凍結乾
燥させ、その粉末を直接パッド本体laの内部または表
面に層状や点状に分布させる方法や、乳酸菌をプルラン
やアルギン酸ナトリウムなどの多糖類からなる担体に保
持させ、この担体をパッド本体1aに保持させる方法な
どがあり、後者のように担体を使用する場合には、第1
図に示すように、この担体4をカプセル化してパッド本
体1aの内部に層状に配置したり、ランダムな点状に分
布させるとか、あるいは、担体をフィルム化してパッド
本体1aの内部または表面に一層または多層に積層する
などの手段を採用することができる。あるいは、必要に
応じて上記乳酸菌の粉末と担体によるカプセル及びフィ
ルムとを二種以上併用してもよい。また、担体中に乳糖
、ブドウ糖等の糖類やアミノ酸、脱脂粉乳等を配合する
と乳酸菌の安定化、活性化に有効である。 ・上記構
成を有する紙おむつにおいては、乳酸菌の腸内細菌(プ
ロテウス)に対する抗菌作用によってウレアーゼの産出
が抑制され、このウレアーゼの触媒作用によるアンモニ
アの生成が抑えられる。しかも、上記乳酸菌はアンモニ
アに対する中和機能をも有しているため、アンモニアが
生成されてもそれが直ちに中和されることになり、アン
モニアによるおむつかぶれ及び異臭の発生が有効に防止
される。
なお、本発明の吸水性パッドは、上記実施例に示した紙
おむつばかりでなく、生理用ナプキンにも適用すること
ができる。
おむつばかりでなく、生理用ナプキンにも適用すること
ができる。
[発明の効果]
本発明の吸水性パッドによれば、人体に有益な乳酸菌を
使用し、この乳酸菌によってアンモニア生産菌の活性を
抑制すると共に、生成されたアンモニアを中和するよう
にしたので、アンモニアが要因で発生する接触皮膚炎と
異臭とを安全且つ確実に防止することができる。
使用し、この乳酸菌によってアンモニア生産菌の活性を
抑制すると共に、生成されたアンモニアを中和するよう
にしたので、アンモニアが要因で発生する接触皮膚炎と
異臭とを安全且つ確実に防止することができる。
第1図は本発明の実施例を示す部分断面図である。
。 l・・吸水性パッド、 16e拳パッド本体。
。 l・・吸水性パッド、 16e拳パッド本体。
Claims (1)
- 1、吸水性素材からなるパッド本体に、アンモニア生産
菌に対する抗菌性とアンモニア中和機能とを有する乳酸
菌を保持させたことを特徴とする吸水性パッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113694A JPS61275401A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 吸水性パツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60113694A JPS61275401A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 吸水性パツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61275401A true JPS61275401A (ja) | 1986-12-05 |
Family
ID=14618809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60113694A Pending JPS61275401A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 吸水性パツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61275401A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1118342A1 (en) * | 2000-01-18 | 2001-07-25 | The Procter & Gamble Company | Articles comprising a spore-forming lactic acid-producing micro-organism |
EP1118343A1 (en) * | 2000-01-18 | 2001-07-25 | The Procter & Gamble Company | Articles with spores exhibiting antagonistic properties against pathogens |
WO2001052913A1 (en) * | 2000-01-18 | 2001-07-26 | The Procter & Gamble Company | Articles with spores exhibiting antagonistic properties against pathogens and/or spores forming micro-organisms |
JP2002532153A (ja) * | 1998-12-16 | 2002-10-02 | エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 吸収物品 |
WO2002076363A1 (en) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Sca Hygiene Products Ab | A panty liner |
US6710219B2 (en) | 2001-03-23 | 2004-03-23 | Sca Hygiene Products Ab | Panty liner |
JP2004510502A (ja) * | 2000-10-03 | 2004-04-08 | エレン・アクチボラゲット | 乳酸生産性細菌を含む吸収性衛生用品の製造方法 |
US6967025B2 (en) | 2000-01-18 | 2005-11-22 | The Procter & Gamble Company | Articles with spores exhibiting antagonistic properties against pathogens and/or spores forming micro-organisms |
JP2007502900A (ja) * | 2003-05-27 | 2007-02-15 | エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 新規な製品 |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP60113694A patent/JPS61275401A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002532153A (ja) * | 1998-12-16 | 2002-10-02 | エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 吸収物品 |
JP4671508B2 (ja) * | 1998-12-16 | 2011-04-20 | エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 吸収物品 |
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US6967025B2 (en) | 2000-01-18 | 2005-11-22 | The Procter & Gamble Company | Articles with spores exhibiting antagonistic properties against pathogens and/or spores forming micro-organisms |
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US6710219B2 (en) | 2001-03-23 | 2004-03-23 | Sca Hygiene Products Ab | Panty liner |
AU2002239209B2 (en) * | 2001-03-23 | 2006-05-11 | Sca Hygiene Products Ab | A panty liner |
JP2007502900A (ja) * | 2003-05-27 | 2007-02-15 | エスシーエー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー | 新規な製品 |
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